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『ゾン100』7巻は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』『マンガワン』で読める
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『ゾン100』6巻ふりかえり
『ゾン100』6巻のネタバレは、👇こちらのブログ記事に詳しく記載しています。
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『ゾン100』第7巻 ネタバレ&感想
第23話 スパルタスロンオブザデッド
アキラたちは、力を合わせアキラの実家・群馬でヒグラシたちとの争いに勝利し、村を救いました。
「親孝行する」という目的を果たしたアキラは、このパンデミックを終息させることを目的にケンチョやシズカ、ベアトリクスと再び旅をすることを決意します。
村人たちに見送られ、キャンピングで走り出した4人の目的地は北海道!
北海道に着くまでの道中を楽しみにながら、遂に北海道に到着します。
新鮮な海の幸や富良野のラベンダー、ススキノの歓楽街など、4人とも目を輝かせて、北海道を満喫しようと目論んでいます。
4人は、まず日本の最北端の地「稚内」を目指すことに決め、車を走らせます。
アキラは、車を運転しながら思います。
”世界を救う”なんて大それたことを言ってはみたものの、なんの才能も特別な知識もない自分に何が出来るのだろうか?と不安を抱き始めるのです。
そんな時、ガクガクという音と共に、車が突然停止してしまいます。
ガス欠です。
アキラたちは、北海道の広さが想像以上だと改めて認識します。
アキラは、”稚内246km”と書かれた案内標識に目が留まり呟きます。
「スパルタスロン…!」
スパルタスロンとは、アキラが”やりたいことリスト”に書いたもので、アテネのパルテノン神殿からスパルタのレオニダス像まで246kmを36時間以内に走破するという世界で最も過酷なウルトラマラソンのひとつです。
目を輝かせながら「走りたい!」というアキラに、「さすがにそれはない」と拒否するケンチョとシズカ。
しかし、ベアトリクスの後押しもあり、4人は残り246kmの極寒の稚内まで走ることになってしまいます。
自然に囲まれた広大な一本道を軽快に気持ちよく走る4人でしたが、そんな状態がずっと続くはずもなく、120km地点で、疲れ果て倒れこんでしまいます。
ゾンビに襲われることなく朝を迎えた4人ですが、すでに満身創痍。
走るどころか、立ち上がることすら困難な状態でした。
「もうやめてもいいんじゃないのか?」とケンチョはアキラに言いますが、「一人でも走る。これくらい完走しないと世界なんて救うことができない」と意思を固めてしまうのです。
アキラにつられるように再び走り始めた4人。
雪が降り注ぎ、遂に200km地点へ到達します。
しかし、限界が来たのか4人は再び倒れこんでしまいます。
言い出しっぺのアキラまで力尽きてしまったため、「こんなんで本当に世界を救うことができるのか?自分はただの元ブラック企業勤務の社員ではないか…」と自責の念に駆られ始めます。
そんな時、アキラにスパルタスロンの起源であるアテネ軍の使者・フェイディピデスの幻覚が見えるのです!
このアテネ軍のフェイディピデスが、その昔に246kmを走り切り援軍を呼んだためアテネ軍は勝利した、ということからスパルタスロンが始まったとされています。
フェイディピデスは、「自分の限界や可能性を制限しているのは体ではない心です」とアキラを励まします。
幻覚のフェイディピデスの助言で息を吹き返したアキラは、完走を目指し再び走り始めます。
そんな時、アキラたちの後ろからゾンビの大群が押し寄せてきます!
泣き言を言いながら、シズカ、ベアトリクス、ケンチョは、アキラに続き走り始めます。
ZARDの名曲が流れ始め、遂にアキラたち4人は、日本最北端の地に辿り着いたのです!
空を見上げると、そこにはオーロラが見えました。
4人は途中で諦めなくてよかった!とオーロラを見ながら心から思うのでした!
そして、車もないアキラたちはこれからどうするのか!?という話になりました。
安全な場所を探さねば、ゾンビたちに追いつかれてしまいます。
そんな時、アキラは少し離れた場所に明かりのついている建物を見つけます。
4人はその場所へと向かうと、「リゾートホテルAI」と書かれていました。
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第24話 スイートルームオブザデッド①
見るからに不気味な外観のホテルにたじろぐアキラたち。
ケンチョは、ラブホだと言い切って、1人興奮しています。
ゾンビも後から押し寄せてきて、後がありません。
そんな時、空にドローンがアキラたち方へ向かって飛んできます。
そして閉まっていた門が開いたので、アキラたちは中に入ります。
恐る恐るホテルの中に入ったアキラたちに待ち受けていたのは、5つ星はありそうな豪勢な内装のホテルだったのです!
受付には、3人の女性が立っていましたが、何か様子が変です。
よく見ると、人間そっくりに作られているロボットだったのです。
リゾートホテルAI(あい)ではなく、リゾートホテルAI(エーアイ)という意味でした。
驚く暇もなく、アキラたちの元に、羊の顔をした執事ロボット「ラムダ・チョップ」が現れます。
ラムダ・チョップが言うには、このホテルは人工知能だけで管理されておりすべてがオートメーション化された完全無人のホテルだというのです。
なんでも世界的に名の知れたAI研究の第一人者・江戸川勝一郎博士なる人物がこのホテルのオーナーであり、試験的に運営されていた施設だと言うのです。
北海道の広大な土地を利用したソーラー発電で電力を賄い、ホテル内で植物を育て、オホーツク海の海水を直に引いた巨大水槽に養殖などでホテルを完全無人で運営出来ていたのです。
執事・ラムダ・チョップの提案もあり、最上階のスイートルームを無料で提供してもらえるようになったアキラたち。
豪勢な食事や豪華な浴槽、ふかふかのベッドと、アキラたちはスイートルームを満喫します!
ベアトリクスは、ハーブの入った浴槽につかり疲れをいやし、ケンチョはホテルのバーに佇むロボットAIにナンパ。
シズカは、高級マッサージチェアで疲れをとり、アキラは、食事前にも関わらずケーキをたらふく平らげ、苦しそうにしています。
シズカとベアトリクスはドレスアップし、美しく着飾り、それを見たアキラは息をすることを忘れるほど見惚れてしまったのでした。
そして、4人で超豪華な食事を堪能します。
数時間後、アキラたちは酔いが回ったのか熟睡。
そこで、場面が変わり、執事のラムダ・チョップとリゾートホテルAIのオーナー江戸川勝一郎が何やら会話をしています。
どうやら、江戸川勝一郎の命により、ラムダ・チョップはアキラたちを薬で眠らせたのです。
江戸川勝一郎は、女性だけ研究施設に運ぶようにラムダ・チョップに命令します。
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第25話 スイートルームオブザデッド②
腕も足も拘束されていてベッドの上で寝ているベアトリクスとシズカ。
ここはどこ・・・?といい目を覚まします。
あれ?あれ?と身動きが取れないことに気づき、なんなのよコレぇ!?と焦っている二人。
どうやら念願のスイートルームで騒いでいた間に、いつの間にか眠ってしまい攫われてしまったようです。
「うんうん、どちらの日検体も前頭前野の細胞が多い。」と怪しげな謎の人物が語ります。
目を覚まし未だ混乱しているシズカはその様子を見て毛玉が動いてる・・・!?と一言
ですが少しすると「あなたはもしかして・・・」とシズカは意外にもその人物を知っている様子。
二人を攫った怪しげな人物の正体はなんと、リゾートホテル「AI」オーナーのAI開発者である江戸川勝一郎(えどがわ しょういちろう)博士でした。
一方その頃、シズカさーん!ベアさーん!とケンチョ、アキラはスイートルームから消えた二人を探しています。
「チョップさん、知りません?」とアキラ、ですがチョップは謎の沈黙です。
ケンチョは「バーラウンジにでもいるんじゃねーか?だったら俺も一杯やるか。」とまさか二人が攫われているとは思ってもいないケンチョ
「今日こそベアちゃんとドイツソーセージについて熱く語り合って、その後更に熱い夜を」と言い、ドアを開けようとするケンチョ。
ですがドアは鍵がかかっているようで、開きません。
「あれ?あれ?」と焦るケンチョ。
「側からロックかかってんだけどチョップさん開けてくんない?」と一言。
またもや、返事をしないチョップさん。
さすがにケンチョも不思議に思ったようで「・・・チョップさん?」と一言
ここでチョップが話を切り出します。
「アキラ様、ケンチョ様、実は・・・あなた方にひとつ、隠していたことがございました・・・・・」
アキラは「隠してたこと?」と質問します。
アキラの話には答えずに、チョップは話を続けます。
「当ホテルがお客様をお迎えしていた、本当の目的は・・・江戸川博士の最後の研究実験にふさわしい被検体を、ずっと探していたのでございます。」と衝撃の事実を告げるのです。
場面は戻り、江戸川博士に拘束されている、シズカとベアトリクス。
シズカは「生き残ってた人がいたのは嬉しいんですけど・・・これはいったい、どういうことでしょうか・・・?」と質問します。
そこで江戸川博士は答えだします。
「僕が今、こんなことをしているのはひとえに・・・この歳で僕が、初めて人を愛してしまったからだね。」と頬を赤く染めながら言う江戸川博士
場面は変わりチョップの説明が続きます。
「このホテルの地下にはAIの研究施設が併設(へいせつ)されており、かつては大勢の研究員が新たな技術開発に勤しんで(いそしんで)おりました。
江戸川博士には一人の優秀な助手がおりました。
彼女は若くして聡明(そうめい)で、優しくて美しく、人類を愛し、この世の真理を知りたい好奇心と情熱に溢れていました。
博士は、自分に無い物を全て持つそんな彼女に、いつしか恋心を抱いてしまったのです。」と博士の過去について語るチョップ
「ですがパンデミックはこのホテルにまで及び、研究員は次々とゾンビに・・・感染の魔の手はついに彼女にも伸びてしまいました。」
江戸川博士の説明も続きます。
「悲しかったね。うんうん。辛かったね。うんうん。このままウイルスが脳にまで広まれば、じきに彼女はゾンビと化してしまう・・・世界が終わった。真の孤独を知った。生きる目的を失った。そう思ったね。うんうん。」と江戸川博士は言います。
そして「彼女がまだ彼女であるうちに・・・彼女の脳の神経信号をモデル化して、このサーバーにアップロードしたんだね。」と驚きの発言をします。
これには「ヒトの脳のデータを・・・アップロード!?」と驚くシズカとベアトリクス。
どうやらチョップも同じ説明をしたようで、「そんなことが・・・出来んのかよ・・・!?」とケンチョも驚きます。
チョップが続けて「後はそのデータを私のようなボディにダウンロードすれば、彼女の思考と記憶を持ったAIロボットを作り出すことができる・・・」と言います。
そこでアキラが意見を言い始めます。
「けど・・・それってあくまで、彼女と同じ考え方をするロボットなんですよね・・・?それでも、残された人にとっては、大切な彼女が生きてることになるんでしょうか?人とAIの違いって、なんなんだろう・・・?」
チョップは答えます。
「それは、幸福や愛情を感じることが出来るか出来ないかです。」
「私たちAIは、人の役に立てば嬉しい感情をしたりと、それらを感じたように見える仕組みをプログラムすることが出来るだけなのです。
AIは、どこまでも完成豊かなふりはできますし、心温まる出力も可能ですが、AI自身が高揚(こうよう)したり、幸福を感じることはできません。
人が幸福を感じているだろうことは判断できても、
脳と生体組織は不可分なのです。
脳と血管や心臓は神経を連携することで、記憶や感情を形作る。
脈拍が上がり、体温が上がり、脳神経信号が活性化することで、高揚感(こうようかん)や充足感(じゅうそくかん)を感じられる。
それこそが生命の特権なのです。
彼女が生体組織を持たない限り、どれだけ彼女を愛しても、彼女自身がその愛情を感じる日は来ない、
そのことに気づいた博士は、僕は・・・」と江戸川博士が続けます。
「彼女の脳を、生体組織を持つ生きた人間にダウンロードすることにしたんだね!」
シズカとベアトリクスは驚きます。
どうやらシズカとベアトリクスの脳と生体特性が博士の愛した助手と酷似(こくじ)していたようで
「彼女の肉体となるコピーパーソンとして最適でございました。」とチョップは言います。
「君たちの脳にナノマシンを注入して、脳の接続や状態を書き換える手術を行うね。
君たちの体はそのままに、脳は彼女の人間が出来上がるね。」と江戸川博士
シズカとベアトリクスはつまり・・・と状況を理解したようです。
「AI技術が遂には死んだはずの人間をも蘇らせる!僕の最後の研究成果がもうすぐ試されるね!」と二人のことは何も考えない江戸川博士
アキラ、ケンチョ、シズカ、ベアトリクスは揃って「超マッドサイエンティストじゃないすかあああ!!」と叫びます。
アキラは2人を助けなきゃ!と駆け出します。
ドアに体当たりしますがドアはビクともしません。
ケンチョは開けやがれチョップ!と呼び捨てで叫びますが
チョップは「江戸川博士のご指示が最優先ですので、研究の邪魔をしていただくわけにはいかないのです。」と言います。
江戸川博士に作られたAIなので博士には逆らえないようですね。
なんとか2人を助けに行こうと窓を割ろうとしますが窓も割れません。
どーすりゃいいんだよォ!?とピンチの二人。
「イクラ、愛する人を失ったカラといって、コンナ実験が成功するハズないし、許されるワケがありマセン!!」
実験の準備をする江戸川博士に向かい、ベアトリクスは叫びます。
考え直してただけませんか!?と懇願(こんがん)するシズカとベアトリクス
ギリシャ神話の王ピュグマリオンは、自ら彫った彫刻の女性ガラテアに恋をしたんだね・・・
美の女神アフロディーテは、その願いを叶えてガラテアに命を与えたね。
自らの手で理想の女性を具現化したいという欲望は・・・
古代から変わらぬ人の性(さが)かもしれないね。」と言う江戸川博士。
アキラは本当にこれが、チョップさんのやりたいことなんですか?と質問します。
チョップは質問の意図を明確にしていただけますか?と返答します。
「ホテルに泊まりに来た人を幸せにしたくて作られたあなたが、その人達を不幸にしようとしてる」
「それでも博士の命令に従うことが、本当にチョップさんのやりたいことなんですかッ!?」
チョップは言います。
「博士のご指示に背く行為は取れないようプログラムされておりますので・・・ですが・・・緊急事態が発生すれば、ホテルからの避難を優先させることができます。」
アキラは緊急事態?と質問します。
チョップ「例えば、ゾンビの群れがこのホテル内に侵入してしまった場合などでしょうか。」
アキラは外を見て、ゾンビがさっきより増えていることに気づきます。
ゾンビはスイートルームでの騒ぎの音で集まってきたようです。
「もっとゾンビを集められれば、あの門を壊せるかもしれない・・・!」
アキラはチョップに確かオプションサービスに、記念日の打ち上げ花火ってありましたよね!
「それ!お願いできますか!?」と言うとチョップは「喜んで。」と笑顔で答えます。
どのような、記念日にしましょうか。というチョップに対し
アキラは迷ってしまいます。
するとケンチョが「こいつ、シズカちゃんと婚約したんすよっ!!」と伝え
チョップは、「お2人の末永い幸せを願って当ホテルからささやかな祝福を。」と打ち上げ花火を打ち上げたのでした。
すると、花火に惹かれてゾンビが次々と集まってきます。
アキラとケンチョは花火をみて「たまや~!!かぎや~!!」とゾンビを呼びつつも楽しんでいる様子。
あと、もう少し!というところで、ドドドという音と共に、群がっているゾンビが吹き飛ばされていきます。
二人はその正体に気づき、焦ります。
「ヒ・・・ヒグマのゾンビだああああッ!!」
そして突き破られる門。
ヒグマのゾンビと他のゾンビが次々にホテルに侵入してきます。
とにかくこれで、緊急事態ですよね、チョップさん!とアキラが言います。
チョップは嬉しそうに「そのようです。こうなってはお客様と博士の生命を守ることが最優先事項・・・急ぎ博士とお2人を救出し、ここから脱出しましょう!!」と声を上げます。
急いで部屋を出るアキラ、ケンチョ、チョップの3人
駆け出しながらケンチョはアキラにこっからどうするんだ?と質問しますがもちろん次のさくはないッ!!とアキラは元気に答えます。
だろうなッ!!と叫ぶケンチョに対し、ご心配には及びません。とチョップは冷静に一言。
「パンデミック以降、ゾンビの生態や習性についての様々なデータを集め、対策に勤めてまいりました。
そして、その末に開発したのがこの・・・ドローン部隊でございます!」とと無数のドローンを用意します。
どうやらゾンビは飛んでいるドローンが気になる様子で一斉にドローンに群れだします。
チョップは、「ゾンビが人の生命活動の何に反応して襲ってくるかのデータを分析しました。」
「それをドローンに擬態させて混乱させたのです。」と伝えます。
今のうちにロビーを抜けて研究施設へ!とチョップは言います。
目の前の扉が開き、地下へ続く道は、この奥でございます!と案内するチョップとその時、走っているアキラの後ろでぶじゅ、ぐるると音が聞こえます。
アキラはそれに気づき振り返ります。
そこには涎を垂らしながら立ち上がるヒグマのゾンビが!
アキラとケンチョは涎まみれになり、アキラはチョップに、このゾンビだけドローン全然気にしてないみたいだけど?と質問します。
チョップは冷静に「おそらく人のゾンビとは反応するモデルが異なるのでしょうね。」と答えます。
そこにケンチョがのんびり言うことじゃねーっすよー!!とツッコミ
ドアを閉め切り逃げ切ったかと思いましたがヒグマのゾンビにドアは効かず、既に破られそうです。
ですがアキラは、「そんなことより今は・・・2人を助けるのが先だ!」
ケンチョは「ここに入られたらどこにも逃げ場が・・・」と焦りますが「そんなこと!入られてから考えりゃいいだけだッ!待ってろよ!シズカさん!ベアさんッ!」と今にもドアを破られそうですが、研究室へ二人を助け出すため駆け出すのでした。
第26話
ホテル内に大量のゾンビが侵入し、ヒグマのゾンビは今にも扉を破りそうです。
江戸川博士は身動きのできないシズカとベアトリクスに
「この注入器の中には、君たちの脳を分析して、ニューロンの動きをキャッチアップした情報がプログラムしてある、ナノマシンが入っているね。
これを今から、君たちの鼻の粘膜に噴射注入するね。」と鼻の穴に注入器を入れようとします。
嫌がる二人ですがその部屋には待ってろよ!シズカさんベアさん!と急ぐアキラ、ケンチョ、チョップが向かっています。
ここで、江戸川博士の回想に入ります。
「まさに心や感性を持ったともいえる、世界で最先端のホテルマンAIロボットだね!」と完成したチョップをみて喜ぶ江戸川博士。
そこに「どうして、羊なのですか?」と質問する一人の助手。
それに対して「それは執事だからに決まっているね。うんうん。」と江戸川博士は答えます。
助手は「どうして皆、AIで疑似人間を作りたがるのでしょう?
例えば足、ロボットに2足歩行が必要かしら?昆虫のように6本足の方が安定するし、荷重分散(かじゅうぶんさん)できるのに。」と言います。
博士は「君は、人と共に暮らすAIに、心も感性も持つ必要がないと?」と質問します。
助手は「私が、完成の研究をしているのは、あくまでも人の領域を明らかにして、AIに踏み込ませないため。
人が人らしく生きていくためには、AIに何をさせないか考えることも、AI研究の大事な一翼だと思いますよ。」とリゾートホテルAI 研究助手 西園寺 瑠衣(さいおんじ るい)は言います。
回想が終わり、博士は説明を続けます。
「鼻から注入されたナノマシンは脳に散らばり、プログラムに従って特定のニューロンに電気信号を発するね。
それによってニューロンやシナプスの状態、グリア細胞を書き換えれば、彼女のアップロードが完了するね。
西園寺くん・・・もうすぐ、君に会えるね。」
徐々に迫ってくる注入器
シズカは「い・・・嫌・・・!誰でもいいから・・・!誰か・・・!助けて・・・!
誰か・・・アキラ君ッ・・・!!」と鼻の穴に注入器が入ってしまいます。
すると「どりゃせいッ!!」という掛け声と共にアキラ、ケンチョ、チョップが窓を割り、侵入します。
なんだね君たちは~ッ!?と焦る博士に対してケンチョはそっちこそ、なんのプレイだよそれは~!?と返します。
博士はチョップくん!君まで・・・!?と驚きますがチョップはそれに対し「緊急事態ですので、急ぎここから脱出するべく、お迎えにあがりました。」と報告します。
ゲンヂョさんっ・・・アギラぐん・・・!!と涙を流し喜ぶシズカとベアトリクス
シズカとベアトリクスを拘束から解放するケンチョとチョップ
博士は僕の被検体を勝手に・・・!と言いますがアキラは「あなたが・・・江戸川博士ですね・・・?よくも・・・!シズカさんとベアさんを・・・!!」と怒りながら博士に歩み寄ります。
ひいいいいッ!!と完全にビビっている博士。
ですがアキラは悲しい表情で「残念ですけど、あなたの愛する人はもう、亡くなってしまったんです。」と一言
アキラは続けます。
「PC(そこ)に残っているのは、彼女の意識のデータだけ・・・彼女はもう、どこにもいないんです。それなのに、シズカさんやベアさんの命を犠牲にしてまで、彼女のような何かにもう一度会いたいと願うのは、あなたが悲しいから。あなたが寂しいから。それはあなた自身に向いた想いです。」と博士に言います。
アキラは恥ずかしいのか赤面しながら続けます。
「俺はもう24にもなるくせに、ろくに恋愛経験もなくて・・・恋とか愛とかこれっぽっちもわかんないで、偉そうなことは言えないんですけど・・・!愛ってのは、ただ純粋に・・・その人の幸せを願う事なんじゃないでしょうか?」
「本当に彼女を愛していたのなら、こんなことが彼女の望む幸せなのか、もう一度考えてみませんか?」
再び博士の過去に戻ります。
「嫌だ・・・!嫌だ・・・!死なないでくれ西園寺くん・・・!」
博士の助手の西園寺は「もう・・・いいんです・・・やめてください江戸川博士・・・」と江戸川博士に話しかけます。
対する江戸川博士は「君がいなくなったら僕はこの先、なんのために生きていいのかわからないね・・・」
西園寺は「私の脳の神経信号だけを取り出したAIロボットを作っても、それはもう私じゃありません・・・このまま人として死なせてください・・・」とウイルスに体を侵され、弱りながら想いを伝えます。
博士は「人であるためには、脳のデータと生体組織は不可分・・・そうか、だったら・・・!君のデータを生きている人間にダウンロードすればいいんだね・・・!僕が必ず、君を生き返らせてあげるからね・・・!」と泣きながら愛する助手、西園寺に伝えます。
すると西園寺は「命は一期一会。 AIごときがその領域に踏み込んでいいはずがない・・・そんなこと私は、少しも望んでいませんからね。」と博士に微笑みます。博士はアキラの言葉で今の出来事を思い出したようです。
手を地面につき、泣き出してしまいました。
シズカはアキラに助けてくれてありがとう。といいます。
アキラはだけじゃないです。と答えます。
「綺麗なのは・・・ドレスだけじゃ、ないです・・・!」と目を逸らしながらシズカに伝えるアキラ。
シズカは「遅いのよ!そんなこと今更言われたって!だいたい助けに来るのも全部遅すぎ!」と怒ります。
続けて「ホント!間の悪い男ッ!」アキラは「そんな俺だって頑張ってここまで・・・えええ~!?」と困っていますがシズカは満更でもない様子です。
そこにヒグマのゾンビの叫びが聞こえます。
シズカが「何!?今の音!?」と言うとケンチョは「きっとヒグマゾンビがドアをブチ破ったんだッ!」と答えそれに対しチョップは冷静に「すぐにここに来るでしょうね。」と答えます。
ドコニモ逃げ場がありマセンっ!どーすりゃいいんだよー!!と焦る皆ですが
チョップはなにやら布で覆われているものを見つめ、「そう言えば、確かこのラボには・・・テレロボティクス研究の、レスキュー用の試作品が・・・」と布を外します。
目を輝かせながらおおおおおおおおお!!と喜ぶアキラ
そこにヒグマのゾンビがやってきます。
どこからでもかかって来やがれヒグマゾンビーっ!!と叫ぶアキラ
隣にはアキラと同じポーズをしたロボットがいます。
「テレロボティクスは簡単に申しますと、ロボットの遠隔操作のことでございまして。」と説明するチョップ
「スゲエ!これスゲエよチョップさんッ!まるで俺・・・!!
ス〇ンド使いになったみたいだああぁぁ!!」と喜ぶアキラ
そのままヒグマのゾンビに向かい
「メガトンギガトンロボロボラッシュパーンチッ!!」とヒグマのゾンビをやっつけるアキラ
やっぱお前は、スーパーヒーローだあ!と褒めるケンチョに対し、相変わらず、ネーミングセンス悪すぎー!!と言うシズカ、サスガロボット大国、日本ッ!!と褒めるベアトリスでしたが全員目は輝いています。
「俺、このロボットも連れてく!!アキライガー2号って名付ける~ッ!!」と決めポーズをするアキラとアキライガー2号
そしてやりたいことリストの「65.ロボットを操縦する。」が達成されました。
ですが、ホテルの周りにはまだゾンビが沢山いるので困る全員です。
そこで全員は何か思いついたように
「・・・そうだ!!あれよ!!」と言うと「チョップさん!!オプションサービスのヘリでの送迎お願いしますッ!!」とチョップにお願いします。
チョップは「かしこまりました。」と言い、ヘリコプターに乗りホテルを後にします。
爆睡するケンチョとベトリクスに対し、シズカとアキラは暗い様子です。
「本当に、あれでよかったんでしょうか・・・?博士の最後の決断は、ゾンビだらけのホテルに残って、最後に自分の脳のデータをアップロードするなんて・・・」というアキラに対し「愛する人を失ったゾンビだけの世界で、1人孤独に生きていくくらいなら、せめてデータになれば、永遠に彼女と同じサーバーにいられる・・・
それも不器用なマッドサイエンティストなりの、精一杯の愛情なのかもしれないね・・・」というシズカ
もしこの先AIに全ての仕事が奪われ、もし人が働かなくてよくなったら、俺たちは、何をすればいいんだろう・・・?と質問するアキラですがそれにチョップは「幸せになる権利が残ります」と一言。
「私どもには、人を幸せにすることはできても、幸せになる機能は持ち合わせておりません故に。
なのでそこは、あなた方にお任せいたします。
幸せになること、自らの人生を楽しむことこそが、あなた方人類に残される、最後の仕事になるのかもしれませんね。」と伝えるチョップでした。
「ところで、シズカ様、この度はご婚約おめでとうございます。」と続けて報告するチョップ
「誰が?誰と?」と質問するシズカに対しわ!わわわ!と聞こえないようにするアキラ
そんなこんなでやりたいことリスト「63.最上階のスイートルームに泊まる。」も達成されるのでした。
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