魔女は三百路から全巻無料で読む方法を紹介「魔女はみおじから」黒川御影300歳!おひとり様コメディ!漫画バンクzip,rarは危険

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悩んでいる人
『魔女は三百路から』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

ご紹介する方法は、登録不要もちろん合法です。違法手段ではないので、安心してください。 

『魔女は三百路から』は漫画アプリ『マンガPark』で全巻無料で読める?

いきなり、結論です。

 

『魔女は三百路から』はこちらの白泉社が運営する漫画アプリマンガParkにて全巻無料で読むことができます。

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『マンガPark』は、大手出版社の白泉社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

『マンガPark 』では『魔女は三百路から』1巻から最終巻に収録されているすべてのエピソードを無料で配信してくれています。

 

安心安全に、そしてタダで『魔女は三百路から』を全巻読破したい方は『マンガPark』を使う方法が最もお得です。

ここまでのまとめ
  • 『魔女は三百路から』は漫画アプリ『マンガPark』にて全巻無料で読める
  • 『マンガPark』は白泉社が運営する漫画アプリなので安心安全
  • マンガPark』をダウンロードする際にも一切お金はかからない

以上がここまでのまとめです。

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『マンガPark』は課金してもお得に読める!

『マンガPark』では基本的に無料で読める作品が多いですが、最新刊が発売されたばかりの作品などはアプリ内で購入できる『コイン』が必要です。

 

↓『コイン』が必要な作品。

 

実は、この『コイン』はアプリ内でお得に、そして簡単に購入することができます!

 

例えば、1100円分の『コイン』を購入した場合、1100円分の『コイン』に加えて、アプリ内で使用できるボーナスコインが200円分付与されます

 

つまり課金しても、お得に漫画を読めるのです!

 

購入方法もキャリア決済で簡単に購入できるため、わざわざ書店に行って漫画本を購入する手間が省けます。

 

『マンガPark』では1日に無料で読める話数に限りがあるので、うまく『コイン』を購入して読む方がストレスなく読み進められますよ!

 


 

また漫画アプリに関して言うと、小学館が運営する公式漫画アプリサンデーうぇぶり』『マンガワンも特にオススメです!

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以下のような有名作品が随時、更新され無料で読むことができます。

 

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  • 名探偵コナン
  • YAIBA
  • MAJOR(MAJOR2nd)
  • switch(スイッチ)
  • からかい上手の高木さん
  • 銀の匙
  • ドロヘドロ
  • だがしかし
  • 犬夜叉
  • らんま1/2
  • 境界のRINNE
  • 今日から俺は
  • 今際の国のアリス
  • 焼きたて!!ジャぱん
  • うえきの法則
  • からくりサーカス
  • マギ
  • 烈火の炎
  • H2
  • タッチ
  • 信長協奏曲
  • 結界師

などなど…

 

マンガワン
  • 闇金ウシジマくん
  • 土竜の唄
  • アイアムアヒーロー
  • ケンガンアシュラ
  • ケンガンオメガ
  • 今際の国のアリス
  • アフロ田中
  • ブラックジャック
  • 火の鳥
  • 薬屋のひとりごと
  • からかい上手の(元)高木さん
  • ダンベル何キロ持てる?
  • めぞん一刻
  • 青のオーケストラ
  • おやすみプンプン
  • 灼熱カバディ
  • 送球ボーイズ
  • 出会って5秒でバトル
  • モブサイコ100

などなど…

「無料でマンガを楽しみたい!」という方は『マンガPark』と併せて使ってみてはいかがでしょうか?

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こちらの記事では、👇特にオススメする漫画アプリを厳選してランキング形式でご紹介しています。「無料で多くの漫画を読みたい」と思っている方はぜひ一読してみてください。

完全無料!おすすめ漫画アプリをランキング形式で紹介!【お金がかからない読み放題のマンガアプリ!知らなきゃ大損!】

 

次に『マンガPark』の使い方(システム)を簡単にご説明します。

 

『マンガPark』の基本的な使い方

『マンガPark』に掲載されているマンガを無料で読むには、アプリ内アイテムである『FREEコインボーナスコインを活用することになります。

 

(左がFREEコイン、右がボーナスコイン)

 

簡潔に言うと『FREEコイン』『ボーナスコイン』などを使うことで、1日1作品において、13話分以上のマンガを無料で読むことが可能です。

 

要するに1日に最低でも単行本1冊分に値する量のマンガを『マンガPark』にてタダで楽しむことができるということです。(かなり大盤振る舞い!)

 

『魔女は三百路から』も例外なく1日に13話分以上の話数を読み進めることができます。(もちろんタダで)

 

以下では『マンガPark』で使うアプリ内アイテム『FREEコイン』『ボーナスコイン』のそれぞれの使い方、取得方法を詳しく説明していきます。

 

※2分程度で読めるので、かるく目を通しておいてください。

『マンガPark』のFREEコインとは?取得方法と使い方を解説

FREEコインとは?
  • FREEコインとは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
  • 朝6時、夜9時に120FREEコインずつ配布される(1日に計240FREEコイン)
  • 30FREEコイン消費で好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る

以上が簡単なFREEコインの取得方法と使い方の説明です。

 

1話につき30FREEコインが消費されるということは、

1日に配布される240FREEコイン÷1話につき消費される30FREEコイン=8話分

つまり毎日、配布される計240FREEコインを使って1日に8話分の作品をタダで読めるシステムがFREEコインです。

 

但し1点だけ注意があり、FREEコインを120以上貯めこむことは出来ません

 

朝6時に120FREEコインが配布され、その120FREEコインを使わずに夜9時を迎えたとしても新たに120FREEコインが加算されることはありませんので注意が必要です。

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『マンガPark』のボーナスコインとは?取得方法と使い方を解説

MP+(マンガポイントプラス)とは?
  • ボーナスコインとは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
  • FREEコインがなくなってしまった場合でもボーナスコインを使うことで好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る
  • 『マンガPark』新規ダウンロード特典で900ボーナスコイン(30話分)が付与される
  • 毎日、短い広告動画を見るだけで30ボーナスコイン(1話分)が付与される(1日に2回このシステムが使える)

以上が簡単なボーナスコインの取得方法と使い方の説明です。

 

👇下の画像のように『マンガPark』新規ダウンロード特典では、900ボーナスコイン30話分)が無料配布されます。

 

そして毎日、短い広告動画を視聴することで30ボーナスコイン1話分を取得することが出来ます。

毎日0時と12時の2回、広告動画を見てボーナスコインを獲得できます。つまり毎日、60ボーナスコインを取得できるということです。

短い広告動画の見方は、アプリを起動すると画面右下にピンク色のプレゼントマークが出てくるので、それをタップします。

するとCMを見てコインをGETというボタンが表示されるので、タップして短い広告動画を視聴します。(広告を見ずに流してるだけでもOK!)

たったこれだけの労力で、30ボーナスコイン(マンガ1話分)が手に入ります。

 

やらない手はありませんよね(^^)/

短い広告を見てボーナスコインを獲得できるシステムは毎日、夜0時と昼12時に回復します。

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『FREEコイン』『ボーナスコイン』以外で1日3話分のマンガを読む方法

先ほど紹介した『FREEコイン』『ボーナスコイン』が0ポイントになってしまった場合でも1日に3話分のマンガを無料で読むアプリ内システムがあります。

 

その仕組みがコチラ。

 

読みたい”話(はなし)”のページへ飛ぶと、「CMを見て無料で読むと表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで新たに1話分のマンガを無料で読むことが可能となります。

3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。

 

ここまでを簡単にまとめると

ここまでのまとめ
  • FREEコインを利用して1日8話分のマンガを無料で読む
  • 新規ダウンロード特典で貰える900ボーナスコインを利用して30話分のマンガを無料で読む
  • 毎日、獲得できる60ボーナスコインを利用して2話分のマンガを無料で読む
  • FREEコイン、ボーナスコインがなくなった場合でも、短い広告動画を最大3本見て、毎日3話分のマンガを無料で読む

以上の事から『マンガPark』は、1つの作品において、1日に最低でも13話分以上ののマンガを無料で読むことのできるかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります!

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『魔女は三百路から』の世間の評価は?

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『魔女は三百路から』序盤ネタバレ紹介!

第1話「300年の孤独」

2人の女性社員が総務の黒川御影の噂をしています。

 

話題は御影の年齢に移り、「なんかあの人の経歴を調べようとすると高熱にうなされるって噂聞いたことあるけど…」と口にします。

 

一方、御影は「ハッピーバースディトゥ〜ミ〜!300回目の誕生日おめでとう〜 わ・た・し♡」と自身の300歳の誕生日を自宅で祝っていました。

 

17〜18世紀、”魔女狩り”はヨーロッパで猛威をふるいました。

 

迫害を恐れた多くの魔女は世界各地に逃げのびて、その末裔たちは隱遁の生活を送っていました。

 

御影は、「三百路(みおじ)かぁ 人生早いものねぇ…百代二百代は派手に遊んで楽しかったなぁ」と言って”月影の魔女”と恐れられていた過去を懐かしみます。

 

そんな御影の密かな趣味は、寂しい日常を恋人と過ごしたかのように撮ってSNSに投稿することです。

 

誕生日ケーキを2人分に切り分けた写真をSNSに投稿し、「架空の彼氏とのリア充をアピールする冒涜的快楽♡」とご満悦です。

 

投稿が済むとスマホのゲームアプリを開いて、「ハッピーバースデー 君の生まれたこの日に僕は感謝感激山嵐だよ」と微笑む推しキャラをうっとり眺めています。

 

御影は推しキャラに向かって「え?プレゼント何がほしいかって?ア・ナ・タの魂♡」と言いつつも、孤独を感じてしまいます。

 

次の日、御影が会社に行くと推しキャラそっくりの新入社員が入社してきました。

 

新入社員の小林に「でも278歳も年下だし…」と躊躇いながらも、「ううん!恋に歳の差なんて関係ないじゃない そう 魔女は三百路からよ--!」と前向きな姿勢をみせます。

 

早速小林を惚れさせるためにマンドゴラという引き抜くと死ぬ程大きな声で叫ぶ植物をネットで調達し、圧力鍋で煮て媚薬を完成させます。

 

御影は「こうやって好きな人を想いながら悪巧みをしていると魔女やってるなってテンション上がっちゃう♡」と浮かれた様子で、マンドゴラの叫び声はまるで聞こえていません。

 

媚薬が上手に出来たので自慢しようと魔女仲間の魔魅に電話しますが、「先輩まだ媚薬なんて使ってるんですかぁ〜?今時の魔女の流行はバーベナの樹液ですよ〜」と一蹴されます。

 

さらに魔魅は「でも先輩媚薬なんていらないでしょ?インスタ見ましたよ〜彼氏とお祝いしてたみたいだし」と続けます。

 

御影が「あ…あれはその…!?」とどもると、魔魅は「あれ?もしかしてただの見栄…」と彼氏の存在を疑い始めます。

 

嘘がばれてしまうと慌てた御影は電話を切ってしまいます。

 

御影は後に引けなくなり、「一人旅の時も彼氏に撮ってもらいました風な写真」などSNSに彼氏の存在を匂わせる投稿をしまくります。

 

段々と投稿を続けるうちに小林と付き合ってるような気分になり、遂には魔法を使って小林の寝室に忍び込んで写真を撮ってしまいます。

 

そしてその日以降、度々小林の家に忍び込んで隠し撮りをするようになってしまいました。

 

御影は「次はこの秘蔵の写真をアップしちゃおうかな」などとはしゃぎつつも、自身の常軌を逸した行動を誰かに止めてもらいたいと思うようになります。

 

一方、魔魅は御影の匂わせ投稿が嘘であると見抜いており「こじらせてるなー」と苦笑いしているのでした。

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第2話 「冒涜的夜会」

御影は会社の同僚から飲みに誘われますが、使い魔の猫を理由に断ってしまいます。

 

そして自宅に帰った後は晩酌を始め、「若い子とは話が合わなくて疲れちゃうのよね なんせ二世紀以上離れてるし」と独りごちます。

 

御影はお酒を飲んで高まったのか、「これより一人サバトを開催する…!」と唐突に宣言します。

サバトとは、魔女達が集まり酒池肉林の宴を繰り広げる冒涜的な夜会のことです。

 

御影は冷蔵庫からソーセージを取り出して、「今夜のために用意した生贄は…切り刻まれた血肉を自らの腸に詰め込まれた憐れなる小羊…!」とサバト風に語り始めます。

 

唐揚げは「全身の生皮を剥がれ地獄の業火で揚げられたブロイラーなる鶏…!」、漬物は「全身に塩を擦り込まれ 長時間重き石の下敷きになるという責め苦を受けた罪深き野菜たち!」などと終始テンション高くおつまみについて語って一人飲みを盛り上げます。

 

酔いが回ってきた御影は、自分と同い年のワインが欲しくなってネットで探し出します。

 

そして自分と同い年のワインが160万円という高額で売られていることを知り、「そりゃそうよね三百年だもの…早いもので私ももう三百路(みおじ)…人生色んな事があったわ…」としみじみします。

 

御影は「初めて恋をしたのは江戸時代も中頃 流行り病の天然痘で彼は帰らぬ人に--」などと初恋を振り返りますが、「ん?違うな…そうよ!梅毒よ!浮気しまくってたのよあのヤロ〜!?」と悲惨な結末であったことを思い出します。

 

他にも戦時中やバブルの頃の恋人を思い浮かべますが、どの男もダメンズばかりで怒りが湧いてきます。

 

御影は「みんな……今頃楽しく飲んでるんだろうなぁ」と寂しい気持ちになり、バフォメットという山羊の頭を持った悪魔を魔術で呼び出します。

 

しかし、召喚されたバフォメットは「何が好き好んで若くもなく生娘でもない女と…」と御影の飲みの誘いを断ってすぐに帰ってしまいます。

 

御影は「熟成の良さが分からないなんて…本当……悪魔なんて……」と怒りに震えますが、窓から見える満月を見て月見酒を楽しもうと気を取り直します。

 

そして箒に横乗りしながらワインを飲み、大都会の空を満喫します。

 

御影は改めて独り身の気楽さを痛感しますが、自身の重みで以前よりも高く飛べないことに気づき「やっぱり夜中は揚げ物はやめよう…」と反省します。

第3話 「憤怒の道」

御影は会社の付き合いで結婚式に出席していました。

 

清らかな聖域で執り行われる結婚式は、独り身の魔女である御影に心身共にダメージを与えていました。

 

御影は「ヤバイ…気を抜くと浄化されて一瞬で灰になる…」と必死に耐えますが、新郎新婦の誓いのキスで吐血してしまいます。

 

加えて、人間には見えない天使が”なんでお前ここにいんの?”と言いだけな表情で凝視してくることも魔女である御影を苛立たせます。

 

式は途中休憩に入り、御影は喫煙コーナーで新婦の友人たちによる新郎の批評を偶然聞いてしまいます。

 

満身創痍だった御影は、「嫉妬に満ちたこの空間…生き返るわ〜〜〜〜♡ 妬み嫌み嫉みは魔女の大好物…結婚式で一服の清涼剤ね♡」と息を吹き返します。

 

休憩が終わってブーケトスの時間になると、部長から「黒川くん!参加しなくていいのかい?このままじゃ本当に一生独身だよ〜〜?」とからかわれます。

 

ブーケトスに参加する気のない御影でしたが、意中の小林くんから「黒川さんウェディングドレス似合うと思うのに」と言われブーケトスへの参加を決めます。

 

御影は魔術を使って素早くブーケをゲットし、「うふふ…♡たまたまブーケゲットしちゃった♡」と微笑みます。

 

御影は自宅に帰ると早速結婚式についてスマホで調べ、「ソロウェディング」のホームページを見つけます。

 

「ソロウェディング」なんて痛々しいのではないかとためらう気持ちもありましたが、一人でも結婚式を挙げられる喜びが勝り見学を申し込みます。

 

見学では、ウェディングプランナーから黒いドレスがあることや自由に入場曲を選べることなどを聞いて気持ちが高まり挙式を決めます。

 

ウェディングドレスを着ることが痛々しくないか心配していた御影ですが、式場の美容師に「ウェディングドレスにはサイズも流行もありません 誰もが好きな時に着られるんです」と言われて前向きな気持ちになります。

 

そしてフォト撮影では、鉄板の上を歩いているような熱さを感じながらもバージンロードを歩ききります。

 

カメラマンの隣では天使たちがスマホを向けてくるので、御影は「何あんたらまで撮ってるのよ!?ちゃんと祝福しなさいよ!」とイライラします。

 

すると天使は御影の額を目掛けて矢を放ちます。

 

矢が額に命中した御影は、「健やかなる時も 病めるときも 喜びの時も 悲しみの時も 富める時も 貧しい時も 一人で生きること」を神に誓ってしまいます。

 

後日、御影は「それにしてもいい時代になったものね…一人で結婚式も挙げられるなんて」と言って出来上がったウェディングフォトをうっとり眺めています。

 

さらには、上機嫌な様子で旅行ガイドをめくって「新婚旅行はどこに行こうかしら…♡」と続けます。

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第4話 「生涯魔女宣言」

昔々、人里離れた山奥や洞窟では魔女たちが集い悪魔的儀式を行う夜会(サバト)が開かれていました。

 

時が経ち夜会は形骸化し、魔女による女子会のようなものとなっていました。

 

御影は夜会が開かれる廃墟を訪れ、魔魅と杏子に再会します。

 

他に魔女が来ていないことを不思議に思い2人に聞いてみると、杏子から昔の仲間たちの大半は魔女をやめてしまったと知らされます。

 

3人はチェーン店の焼き鳥屋に場所を移し、ため息をつきながら乾杯します。

 

杏子が「まさかみんな魔女やめちゃうなんてねぇ…昔は百人くらい集まって朝まで大騒ぎしてたのに薄情だよねぇ…」と切り出します。

 

御影は杏子に「魔女なんてやめて幸せな結婚生活をなんて思っちゃうのもわからなくはないわ」と返します。

 

魔女のやめ方を尋ねる魔魅に、御影は魔王の印を消せば魔女じゃなくなると伝えます。

 

魔王の印とは、悪魔と契約した時につけられる焼き印のことです。

 

御影はしんみりした空気を変えるように、「魔女界恒例裏切り者を探せ〜♡」と立ち上がって互いの近況報告を促します。

 

杏子は、「日本の歴史に影を落とすとまで言われた あの”月影の魔女”がねぇ〜!」と御影が地味なOLを続けてることに驚きます。

 

さらに「〜〜の乱とか〜〜の変とかつくのは大抵御影の仕業だもん!幕末に西洋文化が入り込んできてキリシタンが増えそうになった時も大暴れしたよね〜」と御影の武勇伝を語ります。

 

やがて話題は恋バナになり、御影は「私がとことん尽くして甘やかしちゃうからどんな聖人君子も数年でダメ男になっちゃうのよね…」と自身の恋愛を振り返ります。

 

そして魔魅には”ダメンズメーカー”の烙印を押され、杏子には「ほんとダメ男を量産して野に放つのやめてくれる?」と言われてしまいます。

 

御影は恋愛はこりごりといった様子で、「ともかくまあ…三百路(みおじ)を迎えて覚悟ができちゃったっていうか…これから先は私魔女として一人で生きてくわ」と宣言します。

 

魔魅に「あたしだったらずっとおひとり様なんて耐えられないな〜〜」と言われると、御影は「むしろ色んな楽しみ方ができるよ♡ 」と一人でかくれんぼをした時の話を始めます。

 

御影は「クローゼットに隠れてね…じっと待つの…当然誰も見つけてくれないんだけどね あきらめて外に出るとすっかり日が暮れてて自然と涙が溢れてきて清々しい気分になれるの」と恍惚とした表情で語ります。

 

御影の話を聞いて、魔魅と杏子は「痛い自分に酔いしれてる…!」と若干引いてしまいます。

 

杏子が「なんていうか…御影って根っからの魔女だよね…」と指摘していると、そこに同期と飲みに来た小林が通りかかります。

 

魔女姿の御影は小林に季節はずれのハロウィンをしてると説明します。

 

小林は御影の魔女姿を褒め、「こんなこと言うと変な奴だと思われるかもしれませんけどなんか黒川さんのこと昔から知ってるような気がして…」と続けます。

 

すると御影は150年前に男から、「黙れ月影の魔女!倒幕のためには近代化された西洋の文化が必要なのだ!」と言われたことを思い出します。

 

そしてその男こそが”高杉 晋作”であり、目の前の小林だということに気づきます。

第5話 「魔女の血」

御影は小林が”高杉晋作”の生まれ変わりと確信し、「おひとり様を誓ったばかりだけど運命には逆らえないわ…!」と勤務中にもかかわらず盛り上がっていました。

 

しかし長い間恋愛から遠ざかっていたことに不安を感じます。

 

御影はこのままではまずいと思い、リハビリとして新しい恋愛ゲームのアプリを始めることにします。

 

アプリのストーリーを多く読むには課金が必要となりますが、「おひとり様の財力をなめないでもらいたいわね」と課金する気満々です。

 

御影は早速アプリにハマってハイペースで課金し、「私…おひとり様でよかった… こうやって全力投球で男に貢げる 堪らないわ この感じ… か・い・か・んーー!」とご満悦です。

 

しかしアプリのサービスが終了してしまうと、「三百万円以上課金してるのに…!?もっと貢がせてよ〜〜!?」とパニックになってしまいます。

 

御影は代わりのシュミレーション相手を欲し、使い魔のノワールに魔法かけてイケメンに変身させてしまいます。

 

ノワールは普段通りに「シャァアアア!!」と御影を引っ掻きますが、「乱暴な男に振り回される…なんて冒涜的な快楽 魔女の血が騒いじゃう」と満足そうです。

 

エサが欲しいノワールに飛びかかられると、「どうせ抱くんなら…優しく抱いてよ!」と暴走が止まりません。

 

御影はDV彼氏から逃げる彼女というシチュエーションを模倣しているのか、「魔女にとっては自分の不幸も密の味!」とパジャマ姿のまま出て行ってしまいます。

 

そして地べたに座り込み、「昔はあんな猫じゃなかったのに 返してよ… 私のルノワールを返してぇ〜!!」と泣き叫んでいるところを小林が通りかかります。

 

御影は「やっぱり彼は運命の人…!?」と盛り上がりますが、小林にルノアールにエサをあげたときについたかつお節を指摘され一気に冷めます。

 

小林は「あっ…送りますよ!暗いですし…」と申し出ますが、御影は「ううん…大丈夫!かつお節つけた女を襲う男なんていないわよ…♡」と言って断ります。

 

そして御影は「三百年生きてきた中でも かなりやっちまった感…!」とダッシュで自宅へ帰ります。

第6話 「逢魔が時」

御影は「所詮 私はかつお節女よ…」と、小林にかつお節がついていると指摘されたことを引きずっていました。

 

加えて仕事でもストレスが溜まっており、何もかもめんどくさく感じます。

 

そこで御影は、「こんな時は…”儀式”でテンションをアゲるしかない!」と食前や入浴前の儀式をおこなうことにします。

 

食前の儀式としてパスタにチーズをおろしたり、唐揚げにレモンをかけたりしていると段々と気分も上向きになってきました。

 

御影は「なんせ魔女は儀式が大好き♡」と、入浴前の儀式に取りかかります。

 

音楽をかけて雰囲気を出し、「ふふふ…今日の憐れな生贄はお前ね…!」とバスボムをお風呂に入れます。

 

そして御影は、「オーホッホッ湯加減はどうかしら あとかたもなく溶けておしまい!この月影の魔女を裏切った罰よ! オーホッホ…」とバスボムに向かって言い放ちます。

 

しかし次の瞬間にはお風呂場に膝をついて泣き出し、「本当はあなたのことを愛していたの…でも私は魔女…こうするしかなかったの!」とバスボムに語りかけ始めます。

 

ひとり芝居を終えてお風呂からあがると、今度は寝る前の儀式に取りかかろうとします。

 

そこでアロマキャンドルを灯そうとしますが、魔術用のキャンドルしかありません。

 

アロマキャンドルを注文するためにネットを開くと、ついつい靴や服も買ってしまいます。

 

御影はハッとし、今が”逢魔が時”であることに気づきます。

 

“逢魔が時”とは満月の夜の真夜中のことで、魔物が現れ大きな災禍が降りかかると共に魔女の能力が最高潮となる時間帯のことです。

 

御影は自制心を保てなくなり、真夜中なのにお菓子が食べたくなります。

 

しかし、そこに擬人化したバスボムのジェームスが現れ「御影…欲望に負けてはダメだよ このままおとなしく寝るんだ…!僕の犠牲をムダにしないで御影…!」と御影を止めます。

 

御影はお菓子を食べるのをやめて、「あなたのぬくもりと香りに包まれて安らかな眠りにつくわ…」とジェームスを抱きしめます。

 

しかしジェームスは御影が生み出した幻なので、実際には抱きしめることはできずバランスを崩して地面に倒れてしまいます。

 

御影は虚しくなりますが、ふと窓の方に目を向けるとウィルオウィスプが見えます。

 

ウィルオゥイスプとは、青白い光を放ち浮遊する球体のことで日本で言うところの鬼火を指します。

 

御影は「逢魔が時に誘われて出てきたのね」と窓を開け、ウィルオゥイスプの光をキャンドルライトの代わりにします。

 

ウィルオゥイスプの光に包まれてハーブティーを飲む御影ですが、寝る前の1番大事な儀式を忘れていました。

 

急いでフェイスパックを取り出して顔に貼り付けると、真剣な様子で「スベスベにな〜れ〜」と念じます。

 

いくら老けないと言われる魔女といえども三百路(みおじ)なので、スキンケアはちゃんとしなければと思う御影なのでした。

第7話 「運命の悪戯」

御影は部屋着に着替えて、「さてと世の恨み辛みでも酒の肴にしますか♡」と缶ビール片手にネットを繫ごうします。

 

しかし、ネットが繋がらず途方に暮れます。

 

電化製品が苦手な御影は、以前も電子レンジを妖精たちに直してもらおうとして失敗したことを思い出します。

 

呪文を唱えてもパソコンが直らず苛立っていると、小林から電話がかかってきます。

 

小林は「仕事上でちょっとご相談したいことがあるんですが よろしいでしょうか?できたらお会いして直接…」と言います。

 

御影は「今ならパソコンをダシに呼び出せる…彼をモノにするチャンスかも…!」と高まります。

 

そして小林が家に来ると、「男を部屋に上げるなんて何十年ぶりかしら〜!?278歳年下の新入社員しかも彼は高杉晋作の生まれ変わり……!」と浮き足立ちます。

 

使い魔のノワールが小林にすり寄ると、「そういえば昔からそういう男だったわよね いつも真っすぐでたくさんの人を虜にして…」と過去を振り返ります。

 

そして高杉が亡くなった日、彼女ヅラして泣いたことを思い出し気恥ずかしくなります。

 

小林はパソコンを直し終えると、「……せっかくですから他に男出が必要なこととかありませんか?」と御影に尋ねます。

 

御影は、とっさに作り過ぎたシチューを一緒に食べてほしいと答えます。

 

しかし、「日和った〜!!だってこんなシチュエーション何十年ぶりすぎて…!」ともっと大胆なことを言えば良かったと後悔します。

 

御影はシチューを食べながら何気なく、ホールのケーキを食べたい時があっても1人だから手を出せないと話します。

 

すると小林は「じゃあその度に僕を呼んで下さいよ…!」と言います。

 

御影は「えっ?ちょ…ちょっと小林くんさっきからどうしたの?おばさんをからかわないでよ!」と動揺します。

 

しかし小林は「黒川さんとは初めて会った気がしなくて 何ていうか運命みたいなものを感じるんです!」と続けます。

 

御影は小林の気持ちを聞いて、小林と一生を添い遂げられるなら魔女をやめてもいいかもしれないと思い始めます。

 

しかし視線を感じて窓の方を見ると、顔をベッタリとくっつけてこちらを覗いている天使たちと目が合います。

 

さらに天使たちは、「魔女やめて」「結婚しろ」と書かれた貼り紙をこちらに向けます。

 

御影は天使が小林と自分を引き合わせたのではないかと疑いだし、「彼とくっつけて目の上のたんこぶだった私を魔女から引退させようって魂胆!?」と怒り出します。

 

天使が「このチャンスを逃すと後がないぞ」「いい歳 三百路(みおじ)」と書かれた貼り紙を続けて見せてきます。

 

御影の怒りは頂点に達し、窓を開けて天使を素早く始末します。

 

そして御影は「魔女としておひとり様を貫いてみせるわ!」と宣言します。

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