実写ドラマ化もされた不朽の名作マンガ『お茶にごす』。
この記事では、『お茶にごす』の最終回・結末はどうなったのか？について分かりやすく簡潔にまとめていきます！
また『お茶にごす』を1巻から最終11巻まで無料で読みたい！という方に『お茶にごす』を合法的に全巻無料で読む方法も併せてご紹介していきます。
最終回のネタバレの前に『お茶にごす』を全巻無料で読む方法です。👇
『お茶にごす』は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』で読める
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『お茶にごす』最終回のネタバレの前に『お茶にごす』とはどんな話なのか？を簡単に振り返ります。
また主要な登場人物をおさらいします。
『お茶にごす』はどんな話？ あらすじ紹介！
主人公の船橋雅矢（ふなばし まさや）は通称「悪魔マー君」と呼ばれる超危険人物。
しかし船橋は売られた喧嘩を買っているだけで、本当は暴力をふるわずにみんなと仲良くして暮らしたいのです。
高校入学を機に平和に過ごすと決めた船橋は、部活動勧誘で唯一声をかけてくれた茶道部の姉崎部長に興味を持ち茶道部に入部することになります。
茶道部に入った船橋ですが、今まで喧嘩で倒してきた不良からたびたび喧嘩を売られます。
暴力をふるわず姉崎部長のように優しく生きていくと決めた船崎は、徐々に周りの人たちにも認められ成長しつつ高校生活を過ごしていくのでした。
『お茶にごす』主な登場人物紹介！
船橋 雅矢（ふなばし まさや）
開架高校1年生。
極悪な風貌と喧嘩の強さから「悪魔マーくん」の異名を持つ男です。
一度決めたことは曲げない性格で、そのためには手段を択ばない。
高校入学を機に平和な生活を送ると決意するがなかなかうまくいきません。
そんな時唯一声をかけてくれた茶道部部長の姉崎にあこがれて茶道部に入部し、姉崎と関わっていくうちに憧れは恋心にかわりました。
基本的に無表情で何があっても動じないが、クモだけが大の苦手。
山田 航（やまだ わたる）
開架高校1年生。
小学生時代からの船橋の親友です。
イケメンでノリが軽く、船橋よりも好戦的で不良らしい性格。
姉崎を意識する船橋に興味を持ち、船橋が姉崎にフラれるところを見るために茶道部に入部しました。
小学生の頃は昆虫博士といわれていたが、船橋のせいで虫が嫌いになってしまいました。
姉崎 奈緒美（あねさき なおみ）
開架高校3年生。
船橋が入学したときの茶道部部長。
船橋を茶道部に誘った張本人ではじめは船橋の噂を聞き少し恐怖心を持っていましたが、徐々に打ち解けました。
心優しく他人思いで礼儀正しい開架高校の良心といわれる人物。
船橋と夏帆から部長のように優しい人になりたいと尊敬されています。
天然ボケな一面や、明らかな嘘を信じてしまうなど危なっかしい部分もあります。
浅川 夏帆（あさかわ かほ）
開架高校1年生。
入学初日の登校中トラブルに巻き込まれ、船橋と出会います。
負けん気が強く曲がったことが嫌いで許せないことであれば不良にも向かっていくが、実は優しい性格の持ち主。
すぐ人にかみつくので陰で船橋に「狂犬」と呼ばれているが、部長のやさしさを少しでも手に入れられたらと思い茶道部に入部しました。
飯倉 智花（いいくら ちか）
開架高校1年生。
親友の夏帆を茶道部に誘う。
夏帆とは対照的におとなしい性格で、夏帆をなだめる役回りが多い。
樫沢 光輝（かしざわ こうき）
軽挙高校1年生。
美形で成績優秀、正義感があり喧嘩も強く、金持ちという完璧な男。
姉崎に惚れてアプローチをしたことで船橋と険悪になるがのちに和解。
あごのひげが濃いことを船橋に指摘され、ブルーというあだ名がついてしまう。
『お茶にごす』最終回までのおさらい！
【3年生の引退】
文化祭を最後に茶道部の三年生は引退となります。
部長が引退することを受け入れられずに放心状態の船橋でしたが、夏帆に気合を入れられ部長たちを喜ばせるべく立ち上がります。
そして外部の不良が乱入するなどのトラブルがありつつも文化祭は夏帆の活躍で終わり、夏帆が次の副部長に任命されました。
【船橋のやさしさ】
部長のように優しくなりたい船橋は「強くなければ優しくなれない」と様々なトラブルを解決していきます。
そして困ったことがあれば助けてくれるとうわさが広まり、直接助けを求めてくる人も出てきたのでした。
人助けをすることでさらに悪者に狙われる船橋達、その矛先は一緒にいた夏帆と智花にも及びました。
狙われた夏帆はうまく逃げ切りましたが自分の周りの人間が狙われたことを船橋は気にするようになります。
そんな時に以前茶道部と関りがあり船橋が改心させた不良たちのトラブルに姉崎が巻き込まれてしまいます。
姉崎を船橋の仲間だと思い彼らは頼ってきたのでした。
船橋が現れたおかげで事なきを得ますが、船橋は「姉崎は自分みたいなやつが近づいていい人じゃない」と考え、姉崎と距離を置くようになります。
『お茶にごす』最終回の結末は？最後やその後はどうなる？
【感謝】
以前夏帆と智花が不良に狙われたときに、助けてくれようとした樫沢にお礼ができていないことを悩む智花は船橋に相談します。
なかなかお礼が言えない智花の気持ちがわからない船橋は、無理やり樫沢を連れてこようとしますが、気の弱い智花は困ります。
そこで気の小さい人の気持ちがわかるアニメ研の部員に相談をします。
すると智花の気持ちがわかるアニメ研の部員たちは自然にお礼が言えるように計画を立て、智花のおぜん立てをしてくれました。
山田と夏帆が偶然通りかかったことで予定通りいきませんでしたが、お礼ができた智花は満足しました。
そして過去にお礼が言えなかった経験のあるアニメ研の部員は、船橋に無理やり感謝の気持ちを伝えに行かされるのでした。
【船橋の考え】
今日も人助けをしようとしていた船橋は以前倒した不良に不意打ちで殴られます。
武器を持った複数の不良にボコボコにされながらも全員を倒しますが、周りの人から冷たい目で見られます。
怪我をした船橋を見つけた夏帆は公園のベンチで船橋を消毒をしますが、船橋にはいつもの元気がありません。
そんなある日の帰り道、船橋達は姉崎と偶然会います。
喜んで飛びつく夏帆とは対照的に姉崎のことを避ける船橋。
姉崎も自分が船橋に避けられていることに気づいています。
すると雪が降ってきて船橋以外の4人ははしゃいで雪を食べようとします。
船橋が視界から消えたことに気づき探そうとした姉崎は足を滑らせますが、転ぶ前に船橋が受け止めて助けます。
船橋は姉崎が滑ってもすぐに助けられる位置に移動していたのです。
いい雰囲気になりますが、船橋は姉崎に気を付けるように言うと何事もなかったかのように歩いていきます。
その様子から姉崎にも船橋の考えは伝わりますが、船橋の譲れないモノを尊重して姉崎は何も言いません。
【卒業式】
そしていよいよ卒業式の日、人気者の姉崎はいろんな人から声をかけられます。
一方屋上で船橋は最近の姉崎に対する態度について、夏帆に問い詰められていました。
船橋は姉崎が自分の知り合いだと思われてトラブルに巻き込まれないよう距離を置いていると夏帆に話します。
結局、船橋はその後姉崎と話をしないまま卒業式を終えます。
翌日誰もいない学校の前を船橋が通りがかると姉崎と遭遇します。
姉崎は「あまり無理しないでね。」と声をかけ、自らのマフラーを船橋の首に巻いて去っていったのでした。
【姉崎卒業後の船橋】
姉崎が卒業した後、いつも通りの日常を過ごす船橋。
夏帆は船橋の様子が変わらないことを不思議に思いますが、山田は一度決めたことを変えない船橋の性格をわかっていました。
それから夏帆は船橋の様子が気になって目で追うようになります。
日々困った人を助ける船橋は暴力も使わず、たくさんお礼を言われるようになりました。
順調に優しい人になれていると思う船橋でしたが、姉崎と似た風貌の女性とすれ違うと動揺してしまいます。
そんな自分が許せない船橋は川面に映った自分の顔を殴りつけます。
それを見ていた夏帆は川に船橋をけり落とすのでした。
【船橋と夏帆と姉崎】
いきなり夏帆に川へけり落とされ戸惑う船橋。
夏帆は「自分にも優しくできない奴は人にやさしくできない」と船橋を怒鳴りつけます。
それを聞いて自分の想いを優先していいか迷う船橋に夏帆が背中を押します。
夏帆にお礼を言い、船橋は走って姉崎のもとへ向かいます。
姉崎に会えることがうれしくて笑顔で姉崎の通う大学に向かう船橋でしたが、会った時の姉崎の反応が怖くなります。
そして大学の前で友人と談笑しながら歩いている姉崎の姿を見て、船橋は思わず隠れてしまいます。
覚悟を決めて飛び出した船橋を待っていたのは、満面の笑みで手を広げ船橋を迎える姉崎の姿でした。