ドラマ化・映画化もされた人気マンガ『ライアーゲーム』。
今回は、そんな『ライアーゲーム』に登場する天才詐欺師・秋山ついてご紹介します。
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『ライアーゲーム』は漫画アプリ『ヤンジャン！』で読める
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- 東京喰種
- バトゥーキ
- キングダム
- 久保さんは僕を許さない
- TIEMPO－ティエンポー
- リクドウ
- サラリーマン金太郎
- 息子がかわいくて仕方がない魔族の母親
- 群青戦記
- 元ヤン
- 地獄先生ぬーべー
- ハチワンダイバー
- ジョジョの奇妙な冒険
- 干物妹！うまるちゃん
- シャドーハウス
- 少年のアビス
- 明日ちゃんのセーラー服
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- YAIBA
- MAJOR（MAJOR2nd)
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- からかい上手の高木さん
- 銀の匙
- ドロヘドロ
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- 境界のRINNE
- うる星やつら
- MAO
- 今日から俺は
- お茶にごす
- 天使な小生意気
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- 焼きたて!!ジャぱん
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秋山はなぜ刑務所に入っていたの？秋山の過去を紹介！母親についても
ライアーゲーム主人公のひとり、秋山深一(あきやま しんいち)の初登場は第１話のラストです。
ライアーゲームのもうひとりの主人公である神崎直(かんざき なお)は、バカ正直で他人をすぐ信用してしまう性格をしており、ある日家に届いた不審な箱を開けてしまったことから、謎のゲーム「ライアーゲーム」に巻き込まれてしまいます。
どんな手を使ってでも対戦相手からマネー(１億円)を奪い、逆に自分のマネーを奪われてしまった場合は多額の借金を負ってしまうというとんでもないルールのライアーゲームで、直は対戦相手の藤沢に簡単に騙されてマネーを全て奪われてしまいます。
絶望した直が藁にもすがる思いで頼ったのが、元天才詐欺師と世間を騒がせていた秋山深一でした。
秋山は戦後最大の巨大なマルチグループを逆に騙して大金を奪い破綻させ、その罪により刑務所へと収監されており、ようやく刑期を終えて出所を迎えたところでした。
実は秋山が刑務所に入っていたのは、秋山の母親がこの巨大マルチグループに騙されて、多額の借金をかかえて自殺してしまったことが原因でした。
正直な性格のせいで人を疑う事をせず、ついには騙されて自ら命を絶ってしまった母親の復讐のために、秋山は巨大マルチグループを壊滅させていたのでした。
直に助けを求められ最初は断った秋山でしたが、自分の母親と同じで正直な性格をしている直を助けるためにライアーゲームに協力することになります。
秋山は大学院で有名な教授のもとで犯罪心理学を専攻しており、人の心を操ったり心の隙をつくのを得意としています。
直に協力する事になった秋山は、藤沢からいとも簡単に１億円を取りもどしてみせます。
しかしこの１億円奪い合いゲームはライアーゲームのほんの序章でしかなく、ここから直と秋山の二人は泥沼の戦いへと身を投じていくことになるのでした。
ライアーゲーム秋山の名言を紹介！有名な最終回のあの言葉も！？
疑うことは「悪」じゃない。本当の「悪」は、他人に無関心になることだ
ライアーゲーム3回戦に進む前に、不安が消せない直に秋山が言った言葉です。
他人をなんでも簡単に信じようとする直に秋山が言います。
「人は疑うべきだよ。多くの人は勘違いしているけれど、人を疑うとはつまりその人間を知ろうとする行為なんだ」
「信じる。多くの人がその名の元にやっている行為は、他人を知る事の放棄。無関心」
「疑うことは決して悪じゃない。本当の悪は他人に無関心になることなんだ」
人の心の奥底を見るのが得意な秋山らしい言葉です。
捨てたもんでもないな、人間って
敗者復活戦「入札ポーカー」で強敵ハリモトグループとの勝負に勝った後、ハリモトから「最も大切なことを気づかせてくれた」と秋山は言われます。
そして秋山の背負った負債までも自分が得た賞金で穴埋めするとハリモトは言います。
秋山は他のプレイヤーの負債を肩代わりしていて、マイナスのまま次のゲームに挑まなければいけない状況でしたが、改心したハリモトにより負債が無くなることになりました。
その時に秋山が言ったセリフが、「あのハリモトがねえ・・捨てたもんでもないな、人間って」でした。
この言葉は、母親が自殺してしまってから、今まで人を信じられなくなっていた秋山の心の変化を表すものでした。
「闇」は俺たちの想像より遥かに深いってことだ
ライアーゲーム最終回のラストで秋山が言った言葉で、続編に続くような含みのあるセリフです。
何年も動く気配の無かった闇の権力者たち。ライアーゲームが開催される発端になった恐ろしい勢力です。
しかしライアーゲームの動画を世界で公開すると同時に、動画はどのサイトからも見ることができなくなってしまいます。
闇の力を感じる秋山は、驚く直に言いました。
「圧力をかけて消させたな。あの闇の権力者が。闇は俺たちの想像よりも遥かに深いってことだ」
ライアーゲームは終わったものの、闇の権力者たちとの戦いはまだ続いている・・そんなラストのセリフです。
秋山の最大のライバル、ヨコヤとの手に汗握る騙し合い！二人の勝負の結末はどうなる？
ライアーゲーム最強の敵で、秋山のライバルとなる横谷憲彦(よこや のりひこ)。
ヨコヤはライアーゲーム第３回戦の密輸ゲームから登場し、ライアーゲームの決勝戦最終ゲームまでずっと秋山や直の前に立ちふさがる壁となります。
恐怖や金の力によって人を支配し、自らの駒として使って戦う事をヨコヤは得意とします。人の心理の隙をついてゲームを進めていく秋山とは全く違うタイプのプレイヤーとなります。
ここでは元天才詐欺師と言われた秋山と、絶対的な支配者ヨコヤとの勝負を紹介します。
ライアーゲーム第３戦「密輸ゲーム」
ライアーゲームの第３回戦「密輸ゲーム」で、ヨコヤは敵チームの北の国の一員として登場します。
密輸ゲームのルールは、北の国と南の国のふたつのチームに別れてお互いに相手の国のATMからお金を引き出し、敵の国の検査官にバレない様に第三国にある自分の国のATMへとお金を運んでいくというゲームです。
秋山たちがいる南の国の相手チームである北の国は、すでにヨコヤによって支配されており独裁状態となっていました。
さらにヨコヤは南の国チームのひとりキクザワを裏切らせて、自分の思い通りにゲームを支配します。
キクザワの裏切りを秋山が見破り、危うく南の国は一命を取り留めますが、裏切りを見破られることさえもヨコヤの作戦の内でした。
ヨコヤの作戦により仲間割れをして崩壊寸前だった南の国でしたが、直の仲裁によりなんとかチームがバラバラになるのを防ぎます。
秋山は逆転の策として、北の国チームのメンバーのふたりに裏切りを提案します。
ヨコヤの恐怖と不安から逃れたいと思っていた北の国チームのふたりは秋山の提案に乗り、ヨコヤを裏切ることになります。
北の国チームのふたりの説得に成功した秋山でしたが、その作戦はヨコヤに気付かれて逆に利用されてしまいます。
密輸ゲームはそのまま進み、作戦を利用されていると知らない南の国チームは北の国チームによって大量のお金を運ばれて敗北してしまいます。
密輸ゲームそのものは北の国の勝利となりましたが、裏切りがヨコヤに気付かれていると知っていた秋山の作戦により、ゲーム内で獲得した賞金額で秋山と直はヨコヤに勝利します。
しかしヨコヤに勝利したかに思えた秋山でしたが、ヨコヤは北の国のメンバーにも隠して密かに自分のお金を増やしており、勝負は引き分けに終わります。
ヨコヤと引き分けになり、さらに密輸ゲームに敗北してしまった秋山と直は、そのままライアーゲーム敗者復活戦へと進んでいくのでした。
ライアーゲーム本戦「イス取りゲーム」
敗者復活戦を勝ち抜いた秋山と直は、ライアーゲーム四回戦の予選・感染(パンデミック)ゲームをクリアして本戦のイス取りゲームへと挑むことになり、そこでまたもやヨコヤと戦うことになります。
イス取りゲームではヨコヤの他にも、カルト教団を率いる強敵ハリモトが登場して三つ巴の戦いとなります。
ルールは広い島にバラバラに置かれたイスを探し、ゲーム開始から10分の合図の時点でイスに座っていないと敗北、その後投票によって「親」を決め、親が指定した番号のイスが無くなっていくというものでした。
このゲームは個人でイスを奪い合う個人戦かと思われましたが、実はチームを組んで「国」としてまとまっていくことが勝利につながるチーム戦でした。
秋山はもちろんヨコヤとハリモトもそれに気づいており、秋山のチームを潰そうとヨコヤはハリモトと部分的に手を組み、秋山を追い詰めます。
窮地に立たされた秋山でしたが、親決めに参加しないという奇策を講じ、その結果ヨコヤチームとハリモトチームの分断を図ります。
泥沼の戦いとなったイス取りゲームは秋山の策によって、プレイヤーではないが好きに行動が可能なライアーゲーム敗退者たちの「ガヤ連合」が力を持ち、ゲームの状況が変化していきます。
三つ巴の騙し合いはさらに激しくなりますが、最初に追い詰められたのはハリモトグループでした。
ハリモトはヨコヤの策に嵌まりピンチになり、秋山に共闘を申し出ますが「信用できない」という理由で秋山に拒否されます。
秋山とハリモトの交渉決裂により、ヨコヤチームの勝利が確定となりましたが、肝心のヨコヤはガヤたちにイスへの移動の妨害をされ、ゲーム開始10分間の合図の時にイスに座ることができず敗退してしまいます。
イス取りゲームの勝者はヨコヤチームのイケザワ(デブ)でしたが、ゲーム終了後に換金するはずのメダルを一枚も持っておらず賞金を得ることはできませんでした。
こうしてイス取りゲームは終了し、秋山とハリモト、そしてヨコヤもまた敗者復活戦へと駒を進めることになります。
秋山のライアーゲームでの活躍を紹介！天才詐欺師は負け知らず？
ここではライアーゲームでの秋山の活躍を紹介します。
ライアーゲーム第１回戦「1億円奪い合いゲーム」
ライアーゲーム１回戦で、藤沢にマネーをだまし取られた直。
直に助けを求めらた秋山は藤沢から直のマネーを取り戻すために策略を巡らせます。
まず秋山がとった行動は、藤沢に対して常に監視されていると精神的プレッシャーを与えることでした。
直と秋山にずっと監視され、直には「絶対に勝つ」、秋山には「マネーを奪う策がある」と宣言された藤沢は気が気ではなく、マネーを隠している自宅にずっとひきこもります。
マネーのありかが自宅だということも秋山に知られた藤沢は、頑丈な金庫にマネーを保管し、ゲーム終了日まで金庫を守り抜こうとします。
そして藤沢の自宅のポストに届くライアーゲーム事務局からの手紙。終了時間は「６月１４日 午後5時」と書かれていました。
藤沢と同じ手紙を受け取っていた直は、秋山に聞きます。
「4日後・・私は何をすれば・・」
ライアーゲームの終了日時が迫り、不安を隠せない直に秋山は言いました。
「大丈夫。あの金庫には俺が魔法をかけてある。時間が来たらパカッと開くよ」
時間は流れ、ゲーム終了まであと1時間。このままでは負けてしまうと、直は藤沢に自分のマネーを返してと泣きながら言います。
しかし藤沢は直を追い出し、時計を見ながら勝利を確信します。
そしてついにゲーム終了時間となる午後5時がやってきます。藤沢の家にはライアーゲームの事務局が現れ、マネーを回収していくと言います。
事務局の人間にマネーを渡すため、金庫を開く藤沢。事務局はマネーの確認作業に入ります。
藤沢と直のマネーの合計2億円を確認するために少し時間がかかると事務局の人間が言います。
藤沢は賞金の使い道を嬉しそうに思い浮かべます。
午後6時、藤沢の家のチャイムがなってまたもや事務局の人間がやってきます。
藤沢は後から来た事務局の人間を家の中に招き入れます。
「どうぞどうぞ。先にひとり来て、マネーの照合をしていますよ」
という藤沢に、事務局はこのゲームの回収人は自分たちだけだと言いました。
藤沢は焦って最初に来た事務局の人間のところに行きます。
そこにいたのは事務局の回収人に変装した秋山でした。
「藤沢、お前の負けだ。ずいぶん頑張ったが最後でヘマをしたな。偽の回収人の俺にマネーを渡すとは」
秋山はそのままマネーを本物の回収人へと渡して、ゲームを終了させます。
藤沢は本物の事務局の回収人に来るのが遅いと怒ります。秋山にマネーを奪われたのは回収人が遅れてきたからだと、事務局に詰め寄ります。
「何をおっしゃってるんですか。私たちは予告どおり6時きっかりに来たじゃないですか」
それをきいて藤沢は驚きます。
「違うんだよ藤沢。そのハガキは偽物。俺が出した」と秋山は笑いながら言いました。
藤沢と直のところに届いた終了時刻の書いてあった手紙は偽物で、秋山がだしたものだったのです。
騙された藤沢は、直から奪ったマネーと自分のマネーの両方を失います。
藤沢をじわじわと精神的に追いこんで正常な判断をさせず、最後は勝利を確信した時の油断を利用するなど、人の心を操る秋山ならではの方法を使った勝利となりました。
ライアーゲーム第２回戦「少数決」
１回戦終了後、秋山に迷惑をかけないようにと、ひとりでライアーゲームの２回戦に進んだ直を追って秋山も２回戦の「少数決」に挑むことになります。
少数決とは抽選で選ばれた出題者が出す質問にYESもしくはNOで答えを投票して、少数派が勝つというルールのゲームです。
秋山は必勝法があると言い、チームを組んで投票していく作戦を立てますが、運悪く選んだチームメンバーの中には裏切り者が潜んでいるのでした。
裏切り者「X」は、秋山のチーム以外にも３つのチームに入っており、すべてのチームメイトを騙して賞金を総取りしようと企みますが、秋山は裏切り者の存在に気が付いており逆に「X」を利用します。
最終投票者４人のうち、「X」以外のひとりと組んでいた秋山は少数決を完勝します。
人を見ることが得意な秋山の前では、ちょっとした仕草で嘘を見抜かれる事になります。
漫画版ライアーゲームの秋山と、TVドラマ・映画版の秋山との違いは？どちらの方がかっこいい？
ライアーゲームは2007年にTVドラマ化がされています。
ドラマはシーズン2まであり、ライアーゲームの準決勝までが描かれます。
ドラマ放映終了後には映画化もされており、映画ではライアーゲームの決勝戦が行われています。映画は第2作まで制作されてますが、2作目は秋山以外の出演者は変更となっています。
TVドラマ版、映画版とも秋山役は俳優の松田翔太で、放映時も秋山のイメージにピッタリだと好評だったようです。かっこよさではどちらも負けてはいないと思います。
実はライアーゲームは漫画版もドラマ・映画版もどちらも同じくらいの人気があり、漫画原作の実写化の中ではかなりの高評価ですので、漫画版しか読んでいない人にはぜひ実写版を、実写版しか観ていない人にはぜひ漫画版を読んでいただきたいと思います。
ハマること間違いなしですよ。