のだめカンタービレ最終回結末ネタバレ【漫画ドラマアニメ完結ラスト】その後の最後はどうなった?千秋真一と野田恵の運命は?

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「Kiss」にて連載され、実写ドラマ&アニメ化もした人気マンガ『のだめカンタービレ』。

 

この記事では、そんな『のだめカンタービレ』の最終回・結末はどうなったのか?について分かりやすく簡潔にまとめていきます!

 

また『のだめカンタービレ』を全巻無料で読みたい!という方に『のだめカンタービレ』を合法的に全巻無料で読む方法も併せてご紹介していきます。

 

最終回のネタバレの前に『のだめカンタービレ』を全巻無料で読む方法です。

『のだめカンタービレ』は漫画アプリ『マガポケ』で全巻無料で読める?

『のだめカンタービレ』はこちらの講談社が運営する漫画アプリマガポケにて無料読むことができます。

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アニメ&ドラマ『のだめカンタービレ』を無料で見る方法は?

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そんな方もいると思います。

 

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『のだめカンタービレ』あらすじ紹介!

桃ケ丘音楽大学に在籍する千秋真一は,プロのピアニストの父と資産家の母を持つサラブレッドです。

 

ピアノ科に属しながら、ヴァイオリンの腕前もプロ級で、学内のスターです。

 

千秋はひょんなことから、同じ大学に在籍するピアノ科ののだめ(野田恵)と知り合います。

 

のだめから一方的に好意を寄せられ,部屋が隣同士ということもあり、のだめはしょっちゅう千秋の部屋に押しかけてきます。

 

しかし、のだめは単なる女子学生ではありません。

 

千秋も認めるほどのピアノの才能を持っているのですが,それに気づいている人は多くありません。

 

奇妙な学生生活が幕を開けます。

 

千秋の音楽的な実力は、今すぐ海外に進出してもおかしくないほどのものでしたが、飛行機恐怖症から、海外に留学することができず、仕方なく国内にとどまっているという状態でした。

 

そんな自分の状態が嫌で仕方ない千秋。

 

何のためにこの大学にいるのか?

 

ここにいていいのか?と自問する日々です。

 

千秋とのだめは、学内で峰龍太郎、真澄といった個性的な学生達と知り合いになっていきます。

 

そんななか、ドイツの世界的な指揮者であるシュトレーゼマンが大学に来ます。

 

シュトレーゼマンの前でベートーヴェンの交響曲第七番を振る千秋。

 

しかし、若さゆえに楽団をまとめきれません。

 

千秋の後を受けて指揮したシュトレーゼマンは、見事に楽団をまとめてみせます。

 

千秋は格の違いを実感しました。

 

千秋達は、シュトレーゼマンから、長野で行われるニナ・ルッツ音楽祭に招待されます。

 

ここで三木清良、黒木といった同世代の優れた音楽家の卵達と知り合いになります。

 

そして、ここで知り合った仲間達を核にライジングスターオーケストラを結成します。

 

千秋達は、三木清良や黒木ら,学内外の精鋭をメンバーに揃えて、満を持してライジングスターオーケストラの初公演を開催します。

 

プロの音楽家も認めるほどの好評を博し,千秋の名はクラシック業界に広まることとなります。

 

この成功を受けて,千秋は海外挑戦を決意します。

 

公演の成功により,千秋が海外に行くことになることを悟ったのだめは,自分も千秋に付いて行こうとマラドーナ・ピアノコンクールに挑戦します。

 

海外に行くことが決まっている千秋と離れたくないのだめは、賞金200万円と海外留学の援助という賞品に惹かれてマラドーナピアノコンクールに出場します。

 

しかし、本番までの期間が短かったため,十分な練習を積むことができなかったのだめは入賞できませんでした。

 

マラドーナピアノコンクールでの入賞を逃したのだめは、失意に沈みます。

 

頑張ったけどダメだった。

 

そんなのだめに対して千秋は一緒にヨーロッパに行ってピアニストとして高みを目指そうと誘います。

 

しかし、そんな千秋からの誘いに対して、自分はピアニストとして大成することは望んでいないこと、楽しく弾くだけで何が悪いのか?と言います。

 

のだめは、周囲が自分に対してピアニストとしての成功を望み、そのための修練を押しつけてくることに心底うんざりしていたのです。

 

のだめは、福岡の実家に帰ってしまいます。

 

千秋の大学生活最後の演奏会が終わりました。

 

曲目はベートーヴェンの交響曲第七番です。

 

かつてシュトレーゼマンの前で振って大失敗した曲です。

 

今度は大成功でした。

 

もう日本でやり残したことはありません。

 

ただ一つのだめのことを除いては。

 

のだめのことを諦めきれない千秋は、のだめの実家に行きます。

 

ピアノの練習もせず、ダラダラと過ごしていましたが、そこにハリセン江藤先生から、オクレール先生から試験を受けてみないかと誘いがあり、それにエントリーしておいたというメールが来ました。

 

千秋と一緒にいられる。

 

のだめは留学を決断します。

 

千秋はのだめの実家に向かうタクシーの中で、海辺を散歩しているのだめを見つけます。

 

その場で携帯電話をかける千秋。

 

千秋はのだめから、留学の決意を聞きます。

 

後ろから不意に現れて、のだめを抱きしめる千秋。

 

のだめは,散歩から戻り,留学する意向であることを家族に報告します。

 

のだめの父親は、千秋に娘であるのだめが、パリに留学することへの不安を口にします。

 

『あの子は本当に大丈夫やろか?』

 

『恵は、そういう世界には向いとらんじゃなかろうか?』

 

そんな父親の不安に対して、千秋は自分だって成功するかどうかわからない,それはのだめも同じだと言います。

 

でも、自分はのだめのピアノが好きで、もう少し聴いていたいのだと言います。

 

舞台は、コンセルトヴァールのあるパリに移ります。

『のだめカンタービレ』主な登場人物紹介!

千秋 真一(ちあき しんいち)1981年生まれ

本作の主人公です。180㎝の長身に,ハンサムな顔、父親は世界的なピアニスト,母親は資産家の令嬢です。ピアノ・ヴァイオリンはプロ級に上手く、料理も上手です。

 

過去のトラウマから飛行機恐怖症だったが、のだめの催眠術によりこれを克服し、海外へと拠点を移します。

 

パリに移ってからも、プラティニ国際指揮者コンクールで1位に輝き、ル・マルレ・オーケストラの常任指揮者に就任するなど、着実に実績を積んでいきます。

野田 恵(のだ めぐみ)1980年生まれ

もう1人の主人公です。ピアノ専攻で、一見純真なタイプに見えます。

 

楽譜を読みながら弾くのは苦手ですが、耳が異常によく、一度聞いた曲なら即座に覚えて弾くことができます。

 

千秋と千秋の料理が大好きです。私生活はズボラで掃除、洗濯はまるでダメです。

 

大きな手と天性の演奏センスに彼女を指導する人間は一様に彼女をプロのピアニストに育てようという夢を抱きますが、本人の希望は、音楽の楽しさを伝える幼稚園の先生とささやかです。

峰 龍太郎(みね りゅうたろう)1980年生まれ

桃ケ丘学園のヴァイオリン専攻の学生で本作の重要人物です。

 

学校の裏手にある中華料理屋「裏軒」の長男です。

 

金髪で髪は短く、一見してロックミュージシャンのような風貌をしています。

 

本人も当初は楽譜通りに弾くことを要求されるクラシックよりも,即興性のある音楽性を目指していた。

 

音楽を演奏する才能的には平凡で,読者に一番近い目線ですが、音楽を評価するという才能では正確で公平です。

 

のだめのピアノの才能が圧倒的なことを見抜き,恋人である三木清良よりもブッフォン国際音楽コンクール3位の高橋紀之を評価しました。

 

行動力に優れ,千秋たちが作ったライジングスターオーケストラのまとめ役として活躍します。

三木 清良(みき きよら)1980年生まれ

栗毛で髪の長い,美人ヴァイオリニストです。

 

恋人の峰いわく,「東洋の赤いルビー」。

 

ウィーンに留学していたが,桃ケ丘音楽大学の大学院に編入してきます。ライジングスターオーケストラの創設者の一人にして,初代コンサートミストレス。ヴァイオリンの腕は確かです。

 

後に,峰龍太郎と付き合うことになります。

黒木 泰則(くろき やすのり)1981年生まれ

才能のあるオーボエ奏者。黒髪で七三分け,万事控えめで常識人です。浮ついたところもその技量に思い上がったところもありません。分け隔てなく誰にでも優しいです。ある意味で千秋以上のパーフェクトマンなのですが,何しろ地味です。

 

当初は、のだめの素直さ,純真さに惹かれますが、最終的には,ターニャと結ばれます。

孫 Rui (ソン・ルイ)

中国出身の世界的なピアニストで、千秋達と同年代です。幼少の頃から神童と言われ,すでに世界的な名声を得ています。

 

マネージャーとして過保護な母親が常に付いています。

 

私生活はずぼらで,料理も洗濯もしません。のだめよりも一足先にひのき舞台で千秋との共演を果たしており,のだめは彼女の存在を強く意識しています。

ターニャ(タチヤーナ・ヴィシニョーワ)

のだめ,ユンロンと同じアパルトマンに住むコンセルヴァトワールの学生です。派手な服装を好み、情熱的な演奏をしますが、ピアノの練習には、あまり熱心ではなかった模様です。

 

ロシア出身ですが、ロシアに帰るつもりはありません。パリでお金持ちの男性を見つけて結婚してそのままパリ或いはロシア以外の外国に住むというのが目標でした。

 

最終的には,黒木と同棲することになり,周囲が公認の恋人として黒木のいるドイツで一緒に住み始めます。

ユンロン(李 雲龍)

のだめ,ターニャと同じアパルトマンに住むエコールノルマルの学生でピアノ専攻です。登場時は19歳です。

 

アパルトマンの仲間が傷ついた時や弱っているときには,そばにいてくれる優しい性格です。

 

母親思い。最終的には,夢破れて中国に帰ることになります。

セバスチャーノ・ヴィエラ

千秋の心の恩師です。千秋が指揮者を目指すきっかけとなった人です。

フランツ・フォン・シュトレーゼマン

70歳を超えた世界的に有名な指揮者ですが,セクハラ好きのキャバクラ好きで,普段の言動からはそうは見えません。

 

しかし,音楽的素養は千秋も認めざるを得ないものがあり,何よりも多数のオーケストラの人間をまとめる指揮者という役柄に必要な能力においてずば抜けています。

 

あるいは励まし,あるいはおどけて,オーケストラの人間をその気にさせます。

 

最終章では,のだめの野放図な演奏すらも懐に包み込み世界にデビューさせます。

シャルル・オクレール

コンセルヴァトワールの講師。

 

温和な風貌・口調だが,のだめへの要求は厳しいです。

 

本能的で即興(そっきょう)の演奏をしがちなのだめをたしなめ,基本に忠実に楽譜通りに演奏するように指導していきます。

三善 征子(みよし せいこ)

千秋真一の母です。のだめのことを気に入っています。

 

千秋をはじめとしてのだめ,ユンロン,ターニャらのパトロン的存在です。

千秋 雅之(ちあき まさゆき)

千秋真一の父で世界的なピアニストです。

 

ピアニストとしての才能は優れていましたが,家庭を顧みませんでした。

 

千秋が12歳の時に征子と離婚しています。

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『のだめカンタービレ』最終回までのおさらい!

パリのアパルトマン

桃ケ丘音楽大学を卒業した千秋は,活動の拠点をパリに移します。

 

因みにのだめは、桃ケ丘音楽大学中退です。

 

マラドーナ・ピアノコンクールでオクレールに見初められたのだめも試験に合格し,コンセルヴァトワールの1年生となります。

 

千秋は,プラティニ国際指揮者コンクールで見事1位を取り,シュトレーゼマンについて演奏旅行に行くことになります。

 

ル・マルレ・オーケストラの常任指揮者にも就任し,定期演奏会を開催し,着実に実績を積んでいく千秋。

 

一方、のだめも留学当初は,語学の壁や周囲の音楽的素養のレベルの高さに圧倒されていたものの,徐々に付いていくことができるようになってきました。

 

しかし,肝心のピアノの方では,一向にオクレール先生の評価を得ることができません。

 

のだめは,着実にキャリアを積んでいく千秋に焦りを感じ,「コンクールに出たい」と指導教官であるオクレール先生に伝えます。

 

しかし,オクレール先生は全く耳を貸しません。

 

「今がのだめの正念場」だと考えているのです。

初めてのブノワ家でのコンサート

コンセルヴァトワールでの初めての試験がありました。

 

のだめは,以前よりも基本に忠実な演奏をするようになったものの,まだまだ楽譜以上のことをする癖が抜けないようです。

 

他の講師陣から,「彼女をどう育てるつもりですか?」と聞かれた際,オクレール先生は,「考え中…。」と答えるのが瀬一杯でした。

 

のだめをもてあますオクレール先生は,のだめにサン・マロにあるブノワ家でリサイタルに行くことを提案します。

 

毎年,オクレール先生の一人を派遣しているのだそうです。

 

当主のブノワさんは,大変なモーツァルトマニアで衣装までモーツァルトの生きていた時代のものを揃えています。

 

のだめは,それを着てピアノを演奏します。

 

モーツァルトの他にも,ラベル,シューベルトなどを次々に演奏し,出席したお客さんたちを魅了します。

 

のだめは,来年もここでリサイタルをしてくれるように頼まれます。

 

初めてのリサイタルですでに固定客をつかむほどの演奏を見せたのです。

アパルトマンからの退去

のだめは,オクレール先生と千秋が指揮するル・マルレ・オーケストラの定期演奏会を聴きに行きます。

 

1曲目は好調であったものの,千秋は,会場に自分の父親:千秋雅之が来ていることに気づきます。

 

父親から愛されなかった千秋は,自分の力を認めさせたい,音楽家としての自分の成長を見てほしいという欲が出てしまいます。

 

その結果,公演は失敗してしまいます。

 

自分のふがいなさを痛感した千秋は,気の置けない仲間たちと一緒に過ごすアパルトマンではなく,より集中できる環境を変えることを決断します。

 

千秋が環境を変えた直後、かつてシュトレーゼマンとの演奏旅行で共演したことのある孫Ruiがパリにやってきます。

 

ニューヨークのコンサートで感性に乏しいと批評されたことから,自信を失い,自分探しに来たのです。

 

自分は早すぎる成功のゆえに人生で何かをおいてきてしまったのではないか?という思いにとらわれたのです。

 

同年代の子とたわいもないおしゃべり,恋,学生生活を通して,自分に足りないものが何かを見つけ,それを補おうとしたのです。

 

親離れ。

 

ピアノ離れ。

 

自分は本当にピアノがやりたいんだろうか?

 

彼女もまた,のだめとは違う意味でピアノをする意味を探しているのでした。

 

ついに母親に見つかり,パリから連れ戻されることになったRui。

 

ある程度、自分がやりたいことを試し終わっていたRuiは、中断していたコンサートを再開することを告げます。

 

喜ぶRuiの母親。

 

しかし,Ruiはコンサートに復帰する条件として千秋との共演を希望します。

 

すでに世界的な名声を得ている孫Ruiからの申し出に,まだ駆け出しの指揮者に過ぎない千秋が断れるはずがありません。

 

千秋にとっても大きなチャンスなのですから。

 

そんななか,のだめは夏のバカンスで行ったサン・マロのランベール家から頼まれていたリサイタルを開きました。

 

千秋もそれを聞きに行く予定でしたが,偶然からそれに行けませんでした。

 

リサイタルが終わって,聞きに行けなかったことを詫びる千秋に,のだめは少しも気を悪くするそぶりを見せません。

 

それがかえって千秋には気にかかります。

 

のだめの心が自分から離れて言っているのではないか?

 

一緒に学校に行こうというのだめの同級生からの電話にも嫉妬するそぶりを見せます。

カントナ国際コンクール

のだめのアパルトマンの友人であるターニャとユンロンはカントナ国際コンクールが近いため,必死に練習します。

 

二人にとっては,ここで目立った成績を上げられなければ,故郷に帰らなければならなくなるため,後がありません。

 

コンクールの1次予選。

 

ターニャは予選を通過しましたが,ユンロンは上がってしまって実力を発揮できず,通過できませんでした。

 

ユンロンは,「コンクールで弾くのは性に合わない」から,気にしないといいます。

 

しかし,皆が帰った後,ひとり故郷に向かって涙を流しながら手紙を書きます。

 

ユンロンの無念を背負い,ターニャは二次予選に挑みますが,ターニャも二次予選で敗退します。

 

普段の学校での成績があまり良くないターニャにとって,コンクールで好成績を上げて挽回しなければ,パリに残ることは難しい状況です。

 

国からの援助が打ち切られるからです。

 

将来の不安を口にするターニャに黒木君が一緒に住んで生活の援助を申し出ます。

 

周囲は凍りつきます。

 

そういう関係だったの?

 

もはやターニャもユンロンも残っていませんでしたが,のだめはコンクールの最終予選を聞きに行きます。

 

そこで運命の曲と出合います。

 

ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調です。

 

コンサートから帰ったのだめは,その曲に出会えた喜びと,いつかこの曲を千秋と一緒に演奏したいという夢をアパルトマンの仲間に口にします。

 

そして,一度聞いただけで覚えてしまったその曲を皆の前で演奏します。

 

その完璧な再現に日本から来ていた峰君は,「次元が違う」と驚きを隠せません。

 

再度,のだめは,オクレール先生にコンサートに出たいと頼みます。

 

しかし,またもその願いは聞き入れられませんでした。

 

目の前の音楽にちゃんと向き合えていないという理由で。

 

「いつまでやればいいですか…」

 

のだめは自分の努力が認められないことにうんざりしているようです。

 

周囲は,ピアノの演奏家としての成功を期待しますが,のだめ自身の望みはそんなに大それたものではありませんでした。

 

何のためにこんなに努力をしなければならないのか?

 

いつ終わるのか?

 

峰も日本に帰り,いつもの日常が戻ってきました。

 

のだめの様子を見て,千秋は,のだめがプロのピアニストとしての時間を早く終わらせたがっていると感じます。

 

千秋は,のだめがオクレール先生に求められている水準に達するのを手伝ってあげることにします。

 

のだめがオクレール先生から出されている課題曲を一緒に練習してあげます。

 

その中でのだめは「楽譜を読む楽しさがわかってきた。」と言います。

 

これこそがオクレール先生がのだめに望んだことなのです。

 

しかし,のだめの練習に付き合うあまり,自分の勉強をおろそかにする千秋に,のだめは「自分の勉強をしてください。」と千秋の助力を断ります。

 

練習の成果は着実に表れ,オクレール先生はついにのだめのことを「べーべちゃん」ではなく,「めぐみ」と呼んでくれます。

 

これは大きな前進でした。

千秋と孫Ruiの共演

孫Ruiは,自宅に千秋を招き,今度のコンサートで弾くラヴェルの仕上がり具合を見てほしいと頼みます。

 

孫Ruiの弾いたラヴェルは,千秋がのだめに弾かせたいと思っていた方向性と完全に一致していました。

 

すごくやりたいと思っていたけど,まだやりたくなかったという千秋に対し,

 

オーケストラの先輩は,出し惜しみするなとアドバイスします。

 

孫Ruiとのコンサート当日,客席にはのだめの師匠のオクレール先生も来ています。

 

のだめはショックを受けます。

 

自分にはコンクールの出場を許可してくれないのに、孫のコンサートには足を運んでいました。

 

のだめは改めて孫との差を意識してしまいます。

 

素晴らしい演奏を披露する二人。

 

客席は万雷(ばんらい)の拍手に包まれます。

 

孫Ruiは,再び国際的な評価を取り戻したのでした。

 

同時に,孫Ruiは千秋との甘く,楽しい時間が終わってしまったことを悟ります。

 

千秋への想いが淡い恋にも似た感情だったことも。

 

のだめはコンサートから帰った千秋を迎えます。

 

何かいつもと違います。

 

二人で過ごした翌朝,のだめは千秋の目をまっすぐ見て言います。

 

「結婚してくだサイ!」

 

「ばーか,寝ぼけてんじゃねーよ」

 

のだめの真剣な告白を千秋は,まともに受け止めませんでした。

のだめのデビュー

傷ついたのだめは,偶然シュトレーゼマンと会います。

 

そして,自分の現在の悩み,ピアノをやる気が起きないことを話します。

 

のだめが千秋とやりたかったことを千秋とRuiがやってしまったからです。

 

のだめにとってはピアノを続ける動機をあっさりと奪われてしまったのです。

 

腐るのだめに対して成長を見せてみろとシュトレーゼマンは言います。

 

のだめが弾いた曲は

 

ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第31番

 

それを聞いたシュトレーゼマンは言います。

 

「千秋のことなんか忘れて,一緒に来ますか?」

 

オクレール先生の方針に逆らう悪魔のささやきでした。

 

「かわいい娘の晴れ姿」

 

「美しい音が聞こえるうちに」

 

老いからくる自分の音楽家としての終わりが近いことを感じるシュトレーゼマンは,自分を踏み台にのだめを世界の舞台にはばたかせようというのです。

 

シュトレーゼマンのロンドン公演で,のだめは世界にデビューを飾ります。

 

その型破りな演奏とシュトレーゼマンと一流オーケストラをも引き回すスケールの大きな才能に対する反響は,素晴らしいものでした。

 

一夜にしてピアノ界の寵児(ちょうじ)となったのだめの元には,インタビューやリサイタルの依頼が殺到します。

 

しかし,のだめはそれらを一切断って行方をくらましてしまいます。

 

三日たっても,四日たってものだめは戻ってきません。

 

そんななか,オクレール先生は,偶然シュトレーゼマンと会います。

 

オクレール先生の口から出た言葉は,のだめを公演に出したシュトレーゼマンに対する非難の言葉でした。

 

「まったくなんてことをしてくれたんですか。」

 

「あの子はあと少しで本当のピアニストになれのかもしれないのに。」

 

その機会をシュトレーゼマンが奪ってしまったといいます。

 

「あの子は,音楽は好きでも,基本的にこの業界が嫌いです。」

 

「しかも,千秋と共演するという小さな目的のためにここまでやってきた。」

 

「それでも,少しずつ本当の喜びや楽しさを多くの作曲家や曲の中から見出すようになっていたのに。」

 

どう償えばいいのかというシュトレーゼマンに対して,オクレール先生は,

 

「何もするな。彼女が決めるしかない。」と言います。

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漫画ドラマアニメ完結ラスト『のだめカンタービレ』最終回結末ネタバレ!その後の最後はどうなった?

雅之への相談

千秋は,のだめから結婚してくれと言われたとき,のだめがピアノから逃げたがっていると感じました。

 

実際,のだめは逃げてしまいました。

 

そんなのだめとの関係をこれからどうしたらいいのか,千秋は父親の雅之に相談します。

 

「いい演奏をした後,これ以上の演奏は出来ないと思ってしまったのではないか。」と父は言います。

 

同じピアニストとしてのこの答えにある程度納得がいく千秋。

のだめ戻る

周囲の心配をよそにのだめは,アパルトマンに戻っていました。

 

そして,かねてからの希望である小さい子たちに音楽を教えていました。

 

その姿はとても生き生きしたものでした。

 

子供達から,難しい曲なんて弾けないんでしょう?と言われたのだめは,子供達にベートーヴェン ピアノ・ソナタ第31番を弾いて見せます。

 

圧倒的な演奏に驚く子供たち。

 

部屋の外から隠れてそれを聞いていた千秋は,涙します。

 

たとえ,のだめの望みが演奏者としての高みではないのだとしても,彼女をその舞台に連れて行きたいと思わずにいられないと。

二度目のブノワ家コンサート~終幕

場面は変わり,のだめは今年もサン・マロのブノワ家からのコンサートの依頼を受けて,古城にやってきました。

 

先日のシュトレーゼマンとのロンドンの公演で得た世界的な名声のため,例年よりお客さんが多いようです。

 

そんななか,のだめは19世紀の衣装に身を包み,集まってくれたお客さんに挨拶します。

 

「楽しんで弾くので,頑張って聞いてください。」

 

のだめカンタービレは,ここで終わります。

 

のだめがピアニストとして高みを目指す道に帰ってくるのかについては,描かれていません。

 

しかし,のだめは再びピアノを弾き始めます。

 

彼女のピアノを聞く人達を楽しませるために。

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