食糧人類ナツネの最後は死亡？生きている？最終回その後はどうなった？正体や過去・父母を紹介！続編reネタバレ

今回は「食糧人類」のメインキャラであるナツネについて紹介します。

圧倒的な力を有するラスボス・天人にナツネは果敢にも立ち向かっていきます。

ナツネの力なしに天人の絶滅は不可能でした。

どうしてナツネは戦うのか？ナツネは何者なのか？今回の記事ではナツネについて徹底的に解説していきます。

また漫画『食糧人類』を1巻から最終巻まで無料で読みたい！という方に『食糧人類』を合法的に無料で読む方法も併せてご紹介していきます。

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『食糧人類』ナツネの初登場は？山引との関係は？

隔週更新のため今週の『食糧人類Re:』はお休み。

🍖代わりに海外版のカバーをご紹介🍖

スペイン版１巻
ドイツ版３巻
イタリア版４巻
タイ版６巻

ドイツ版、「漫画」って漢字で書いてあってかっこいいですね！ pic.twitter.com/wfScTTcMkT

— 『食糧人類Re:』『食糧人類』公式アカウント@3巻発売中！ (@syokuryoujinrui) August 25, 2022

ナツネはコミックス1巻1話から登場します。

場所は、「ゆりかご」内の人間飼育室です。

飼育室に入れられた主人公・伊江の口を塞ぎ、手を拘束することで通信機器などを奪い取ろうとしました。

これが主人公・伊江とナツネの出会いでした。

結局伊江は意識がなくなる寸前までナツネに口を塞がれていましたが、山引(やまびき)がナツネに声をかけ解放してもらいました。

ナツネは初登場時から、山引と行動をともにしています。

山引は眼鏡をかけた男性で、伊江はナツネの名前とこの場が人間の飼育室であることを彼から教わりました。

彼らは、暑苦しい飼育室の中で3日間と11時間飲まず食わずの生活を送っていました。

3日間と11時間飲まず食わずの生活を送りながら、伊江を拘束できる力を持つナツネとそれをやめさせた山引は普通の人間ではないと推測できます。

ナツネは飼育室から抜け出すために清掃係を襲い、変装することで山引や伊江とゆりかごの中に潜入していきます。

ナツネの正体や過去とは？父母は誰？

ナツネは、見た目は20代の青年男性ですが実は年齢は6歳です。

彼は上記で書いたように普通の人間ではありません。

彼が何者か知るためには山崎さおり(やまざきさおり)について知る必要があります。

彼女は生殖種と呼ばれる人間で、ナツネの母親でした。

生殖種は天人が人肉を安定して手に入れるために、様々な薬物を投与され子作りを強要されている人間を指します。

優れた生殖種では、18歳で20人以上の子供を生みますがその中でも山崎さおりは特別でした。

なぜなら彼女のお腹の中にいる子供は、増殖種と呼ばれる人間だったからです。

増殖種とは、ゆりかご内で品種改良により開発された人種です。

特徴は、異常に高い再生能力で中枢神経を完全に破壊しない限り死なない事です。

人類を捕食する天人は、食欲旺盛かつ個体数の多さで常に食糧不足に陥っていたため人肉を半永久的に提供できる増殖種の誕生を望んでいました。

また他の人類を犠牲にせず済むため、ゆりかごで働く従業員にとっても増殖種の誕生は悲願でした。

しかし、さおりは増殖種でも自分の子供を守りたいと考えていました。

もし、増殖種としてゆりかご内で生まれれば永久的に自分の子供が捕食され続けてしまいます。

そう考えたさおりは増殖種を出産する前に、ゆりかごから脱走しました。

そして、さおりがゆりかごの外で出産したのがナツネでした。

ナツネの正体は、生殖種の母から誕生した人類初の増殖種です。

ちなみに、本編ではナツネの父は登場しません。

回想シーンでさおりの脱走劇が描かれますが、その時にはお腹にナツネが存在します。

しかし、さおりも生殖種であることから父も生殖種であると推測できます。

死んでも生き返るナツネの目的は？巨大生物との戦い方とは？

ナツネは、山崎さおりの脱走により、ゆりかごの外で生まれることができました。

母の決死の思いでゆりかごから逃げられたナツネでしたが、それでも彼はゆりかごに帰ってきます。

理由は、母を殺し自分を作った何者かに復讐するためです。

ナツネは警官等から自分が増殖種だということを教えてもらいましたが、他は何も分かりません。

母からも何も教わらなかった彼はその真相を知り復讐すると考えゆりかごに戻りました。

普通の人間なら逃げ続けるでしょう。

それでも、戻ってきたナツネには強い意思を感じます。

では、増殖種のナツネは天人に勝てるのでしょうか？

実は、増殖種であるナツネでも天人には簡単に勝てません。

ストーリーの初期で、ナツネは天人と戦っていますがすぐに捕まり食べられてしまいます。

その後、天人の腹部で再生し内臓を破壊することで倒すことができました。

しかし天人は無数に存在し、この戦い方では全滅させることができません。

そこでナツネは山引と考え、天人への対抗策を考案します。

それは、ナツネのクローンを作り天人に捕食され続けることです。

山引がナツネのクローンを生み出し無数の天人の食欲を抑える狙いです。

ナツネが捕食され続ければ、他の人類を救うことができます。

皮肉にも、母が避けたいと考えたシナリオをナツネと山引自身が選択しました。

ストーリー最終版で伊江は、ナツネのクローンと天人をゆりかごに閉じ込めるべきか悩んでいました。

ゆりかごを閉じるボタンは別室に存在し、山引とナツネは押すことができません。

伊江はナツネを犠牲にしていいのかと自問していましたが、最終的には画面越しにナツネが「閉めろ」と伊江に指示をしてゆりかごを閉鎖させます。

これにより、他人類は天人の捕食から救われました。

しかし、ナツネはただ捕食されるだけではありません。

彼は彼なりの方法で天人を全滅させるのでした。

ナツネの最後は死亡？最終回はどうなった？生きている？ネタバレ解説

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今回の表紙は微笑みのナツネと山引です🙂
9月14日（水）発売予定！ pic.twitter.com/ghmi07C8O4

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3年後、伊江は普通の生活を送っていましたがナツネを閉じ込めたことを後悔しており、ゆりかごにナツネを救出に行きます。

そこで伊江は、ゆりかごに閉じ込められたはずのナツネと再会し天人を全滅させたことを教えてもらいました。

その方法とは「プリオン病」を誘発させることです。

これは脳にダメージを与える病気で、原因は遺伝子の欠損だと知られています。

この遺伝子欠損は、強いストレスを受けることで誘発されやすくなります。

ナツネは捕食と再生を繰り返すことでストレスをかけ遺伝子欠損した固体を生み出し、天人に取り込ませることでプリオン病を誘発させ絶滅させることに成功しました。

ここまでのシナリオが、ナツネと山引の作戦です。

ナツネは伊江に真相を打ち明けた後、自分を助けに来てくれた伊江に感謝を伝え山引とともに去っていきました。

『食糧人類』続編reでナツネは再登場はする？その後は？

「食糧人類Re: -Starving Re : velation-」では、ナツネは登場しません。

続編では、前作とは異なる世界線での話になります。

Reの世界では、全人類は始めから天人を神と考え、食べられることが喜びと教えられています。

そんな世界に抗う人物たちのストーリーになっています。

興味のある方は是非購読してみてください。

ナツネはいいやつ？主人公のピンチに駆けつけるエピソード紹介！

ストーリー中盤で山引とナツネは、伊江と別行動を取ります。

なぜなら伊江はゆりかごからの脱走を、ナツネは天人への復讐を目的にしていたからです。

しかし、脱走を試みた伊江たちはすぐに捕まってしまいます。

彼らを捕まえたのは桐生　隆三(きりゅう　りゅうぞう)率いる「夕凪の会(ゆうなぎのかい)」でした。

夕凪の会のメンバーは過去に脱走やトラブルを起こしたメンバーで、桐生による人体実験で人を超越した力を有していました。

しかし、その影響で見た目は化け物と遜色はありません。

伊江たちはその超人達に捕まり、桐生の人体実験を受けることになりました。

人体実験を受ければ、死か化け物かです。

この絶体絶命の状況で、ナツネと山引が登場します。

実は伊江たちと別れる前に発信機を渡しており、彼らのピンチを知り駆けつけてくれました。

夕凪の会のメンバーがナツネに襲いかかりますが、増殖種である彼にはかないません。

さらに山引は桐生と知り合いで、桐生にとって山引はコンプレックスで非常に恐れていました。

最終的には桐生と夕凪の会を倒すことに成功し、伊江たちは人体実験を受けずに済みました。

ストーリー序盤では伊江達に冷酷な態度を取っていたナツネですが、彼らのピンチに駆けつけた優しさが滲み出るシーンでした。