「週刊少年サンデー」にて連載されていた人気マンガ『H2』。
この記事では、そんな『H2』の最終回・結末はどうなったのか？について分かりやすく簡潔にまとめていきます！
また『H2』を全巻無料で読みたい！という方に『H2』を合法的に全巻無料で読む方法も併せてご紹介していきます。
『H2』は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』で全巻無料で読める
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『H2』あらすじ紹介！
『H2』はあだち充先生によって1992年から1999年まで『週刊少年サンデー』で連載されていた長編野球漫画です。
主人公である国見比呂(“H”iro)と橘英雄(“H”ideo)、さらには雨宮ひかり(“H”ikari)と古賀春華(“H”aruka)のイニシャルに”H”を持つ二人のヒーローと、二人のヒロインをメインにしながらストーリーは展開していきます。
中学時代、ボーイズチームのチームメイトであった比呂と英雄は野球の地区大会で二連覇を達成しますが、その後比呂は医師から肘に爆弾を抱えていることを宣告されて野球を続けることを断念します。
しかし実はその時の医者がヤブ医者であり、本当は肘になんの異常もないことを後に知った比呂が再び野球を始めることで物語は動き始めます。
『H2』主な登場人物紹介！
『H2』の主な登場人物を簡単に紹介します。
国見比呂(くにみ ひろ)
千川高校野球部の投手兼中堅手。『H２』の主人公でひかり、野田(後述)とは幼なじみで英雄を加えた三人とは同じ青南中学出身。
中学時代から有名な野球選手でしたが、肘の故障を告げられたことで一度野球から離れますが、誤診が判明すると当時野球部のなかった千川高校で一からの甲子園出場を野田たちと目指すようになります。
野球漫画は子供の頃から
今も色々と読んでるけど
『H2』本当に好きだなぁ♪国見くんは自分にとっての
ヒーローであり青春です☺️誕生日おめでとーヽ(´▽｀)/#国見比呂 #H2#ヒーローの日 pic.twitter.com/yzPXK55zll
— だぁすま。 (@dasumaru_) January 16, 2020
橘英雄(たちばな ひでお)
明和第一高校野球部四番の三塁手。比呂とは中学時代からの親友でありライバルです。
一度野球を離れた比呂とは異なり英雄はエリートコースを突き進み、甲子園出場を目指して高校野球の名門校である明和第一へと進学します。
#確信歩き#オオタニサーン#大谷翔平#橘英雄 pic.twitter.com/lS7RiA09Qa
— 白カメ (@gao_came) May 19, 2021
雨宮ひかり(あまみや ひかり)
明和第一高校の弓道部所属。比呂と野田とは幼なじみで英雄とは中学時代に比呂から紹介されて以来、恋人関係になります。
あだち充描いてみたシリーズ②
もうマフラーもおしまいですね#あだち充 #h2 #雨宮ひかり #漫画 #描いてみた pic.twitter.com/HakwPHMj4o— 新井理玖 RikuArai (@kospms11471) March 14, 2021
古賀春華(こが はるか)
千川高校野球部のマネージャー。千川高校に野球部を設立させた立役者であると同時に、比呂にもう一度野球を始めさせるきっかけを作ったキーマンでもあります。
#H2#古賀春華
青春漫画の金字塔。この作品の正ヒロインは春華だと思っている。
あだち充作品のなかでは珍しく、かなりおっちょこちょいな性格。
ひかりよりも真っ直ぐで芯が強い。
千川高校が甲子園を制した後。比呂とのラストシーンが大好きです。
顔が同じっつったな、屋上。 pic.twitter.com/K1OMXRFfWZ— 花橋ばがら (@bagara_h) February 28, 2020
野田敦(のだ あつし)
千川高校野球部のキャッチャー。比呂とは中学時代から長年バッテリーを組んでいます。
医師からの誤診によって比呂同様野球から離れますが、再びバッテリーを結成し甲子園出場を目指します。
『H2』最終回までのおさらい！
『H2』の最終章までのあらすじを紹介します。
千川高校野球部始動まで
比呂と英雄、そして野田の三人はチームメイトとして中学野球の地区大会で二連覇を達成します。ですがその後医師から比呂は肘、野田は腰に爆弾を抱えていることを宣告されます。
比呂と野田は野球を一度断念し、二人の進学当時野球部のなかった千川高校に進学。比呂はサッカー部、野田は水泳部に所属することを決めます。
一方の英雄はひかりと共に、高校野球の名門校である明和第一へと進学します。
比呂と野田が入学した千川高校に野球部はありませんでしたが、実は野球部愛好会なるものが細々と活動していました。
そしてとあるきっかけによって比呂たちサッカー部と同好会とで野球の試合をすることになるのですが、その際のサッカー部の言動に嫌気がさした比呂は部を退部し同好会へと入会。(ちなみに野田もこの時一緒に入会しました)
その後二人の診断を行った医師が無免許のヤブ医者であったことが判明すると、比呂と野田は正式に野球同好会へと入会し、甲子園出場を目標に掲げて活動を始めます。
千川野球部の躍進、そして甲子園での敗退まで
まずは千川高校の“野球部”昇格を目指した比呂たちでしたが、実は学校長が高校野球嫌いのために長年部の設立が叶っていないことを知ります。
“明和第一との試合に勝つこと”という無理難題を部創設の条件として校長から提示された比呂たちは学校の実力者たちを集め、名門の明和第一に対して善戦します。
結果は惜しくも敗れてしまったのですが、この試合が学校長の心を動かすきっかけとなり春華をマネージャー、春華の兄の古賀富士夫を監督に迎えて千川高校の野球部は本格的に始動します。
『H2』の中でライバル関係にある比呂と英雄の所属する千川高校と明和第一はそれぞれ北東京と南東京の地区に属しているため、お互いが甲子園に出場するまで直接対決は実現しません。
甲子園での対決という目標を実現するため、比呂や英雄たちは日々奮闘します。
そして高校2年の夏の大会で、千川高校と明和第一はともに甲子園出場を果たします。
ですが千川高校は明和第一と対決する3回戦まであと一歩に迫った2回戦・伊羽商業高校戦でエースの比呂が足を負傷。比呂を怪我で欠いた千川高校は試合に敗れてしまいます。
その後は英雄たちの明和第一が躍進し、最終的にこの夏は明和第一が全国制覇を達成する結果となりました。
二人のヒーロー、二人のヒロインの関係性の変化
『H2』では比呂と英雄の二人のヒーローと、ひかりと春華の二人のヒロインの関係性も見逃せません。
比呂とひかりは昔からの幼馴染でした。比呂は中学で英雄と出会い、ひかりに紹介したことで二人は付き合うようになります。
ですが実は比呂の初恋はひかりであり、初恋では英雄に敵わなかった分、せめて野球では勝負したかったことを先述の2回戦敗退後にあかりに告げます。
隠されていた気持ちを知り比呂を抱き留めたあかりですが、そんな二人の様子は比呂に想いを寄せていた春華に目撃されてしまいます。
伝説の野球漫画
Ｈ２を再び読み出したが…
やっぱり最高すぎる。。。#国見比呂 #橘英雄#H2の中で誰が好きか語ろう pic.twitter.com/IkddXrgvCo— 野球YouTuber向@ベースボールサウナ伝承者 (@89muko) April 21, 2018
『H2』漫画の最後やその後の結末解説！最終回ラストをネタバレ！比呂やひかり英雄や春華はどうなる？
『H2』最終章のネタバレです。
千川vs明和第一、比呂vs英雄
2年夏の甲子園を終えた千川高校と明和第一はチームも代替わりし、お互い秋季東京都大会に出場します。
明和第一はこれからの全国での戦いを見据え新エース候補の1年生石本を起用し続けます。
明和第一は大会途中で敗退する一方で、比呂たちの千川高校は秋季大会で優勝。その勢いのまま春の選抜甲子園に出場し、全国制覇を果たします。
前年の夏には英雄たちの明和第一が、そして春の選抜で比呂たちの千川高校がそれぞれ甲子園を制するほどの実力を有するチームに成長してきたことから、“甲子園での直接対決”という二人の夢が一気に現実味を帯びるようになってきました。
そして3年最後の夏、千川高校は北東京大会、明和第一は南東京大会でそれぞれ優勝し、ついには甲子園の準決勝でぶつかります。
試合結果、そしてひかりを巡った恋の行方は
死闘が繰り広げられる千川vs明和第一の甲子園準決勝の試合ですが決戦当日の前夜、比呂は英雄がひかりに告げた秘密を野田の失言から知ってしまいます。
それは“二人の対戦を見届けて、改めて自分か比呂を選ぶように持ちかけていこと”でした。
実は秋季大会の直後にひかりは自身の母を亡くしてしまっていました。
家族同然のように可愛がってもらっていた比呂がひかりとその悲しみを今共有できる一方で、英雄は二人のその姿を見てもどかしさを感じていました。
自分が割って入ることのできない二人の絆に嫉妬してしまったこともあり、英雄はひかりにそのような話を持ちかけてしまったのでしょう。
そのことを知った比呂は試合前、英雄にひかりのことが大好きだと宣戦布告します。
試合が始まり注目の比呂対英雄の対決ですが、第一〜第三打席は、比呂の勝利となります。
ただ、この三つの打席は二人が望んだ“真っ向からの勝負”ではなく、本当の意味での対決は千川高校が2点リードした9回の裏、ツーアウトで英雄に打席が回ってきた場面になります。
全てをかけた二人の真っ向勝負の結果は比呂の勝利。最後は比呂自身も二度と投げられないようなストレートで英雄から三振を奪い、試合にも勝利しました。
試合を終えた4人のラストは
千川高校が歓喜に包まれる中、比呂はチームメイトとは違う種類の涙を流し、悲しみに暮れていました。
英雄との真っ向勝負には勝ったものの、ひかりを巡った勝負は二人の結果がどうであっても、ひかりが英雄に惚れている事実が揺るぎないということを比呂は悟っていました。
英雄は敗戦後、比呂との真剣勝負を疑ってしまったことを一人後悔します。
ひかりはそんな英雄を見つけ、英雄の融通の効かない馬鹿正直さに惚れていることを伝えます。
英雄もひかりの気持ちを知り、千川高校との試合前に比呂が悪役に回った本当の意味を悟ります。
英雄とひかりはお互いがお互いを必要としていることを比呂のお陰で確かめ合うことができました。
試合翌日の決勝戦の朝、比呂は春華と紙飛行機を折りながら、大リーグに挑戦する比呂とCAの夢を叶えた春華が同じ飛行機に乗るという冗談を交わし合います。
甲子園に向かう千川高校野球部と、紙飛行機が真っ直ぐに飛ぶ様子が描かれながら物語は幕を閉じます。
あだち充作品らしい爽やかな展開が描かれながらも、二人のヒーロー、二人のヒロインが歩んだその結末から『H2』は特にほろ苦さの残る形となった名作と言えるかもしれません。
#古賀春華 #雨宮ひかり #H2 #あだち充 #mitsuruadachi #applepencil #drawing🎨 pic.twitter.com/U7IqC0ygcq
— 行橋メグロ (@yukuhashimeguro) May 3, 2020
『H2』読者の反応や感想は？
タッチ最高！あだち充アッパレ！！と読み終えた時は思っていたけど間違いなくあだち充の最高傑作はH2、、、、、、、、、
— 琴 (@eyezon6) December 19, 2022
配信やってない間何やってたかと言うとですねー、漫画読んでたんですよ、漫画。何読んでたかと言うと・・あだち充は天才やな、と。「クロスゲーム」読んでたんですよ。でもまぁ、あだち充の代表作は「H２」なんですけどｗｗ
— こぐまちゃんbot (@little_bear_bot) December 18, 2022
最近あだち充の漫画いろいろ読んだけど、やっぱH2が1番好きやな〜。
野球漫画でH2が1番好きまである。— ターナー (@taanaa520) December 17, 2022
H2を今更読んでて今佳境で心臓が痛い
あだち充は何でこんなに天才なの？— さゆき (@mainitimaemuki) December 16, 2022
あだち充の｢H2｣読み始めたら止まらなくなって一気に駆け抜けてしまった！🥺
あだち作品の中では1番好きでもう何周したかわからないけど、これまた新鮮に読めちゃうから不思議
メッチャ泣きました😭— あけ (@UMA_5656) December 3, 2022