ストロボエッジ安堂拓海がかっこいい!元カノ真央や蓮とはどうなった?仁菜子と付き合う?漫画実写プロフィール

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別冊マーガレットにて連載されていた少女漫画「ストロボ・エッジ」。

 

作者の咲坂伊緒さんの代表作として知られています。

 

2010年に完結済みでありながら、今なお人気の衰えない名作です。

 

今回は、そのメインキャラクターの一人である、安堂拓海(あんどうたくみ)について解説します。

 

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安堂拓海のプロフィールを紹介!漫画でのビジュアルは?

安堂拓海は、主人公の木下仁菜子(きのしたになこ)が恋する一ノ瀬蓮(いちのせれん)の友達です。

 

大抵のキャラクターからは、下の名前か、下の名前にくん付けをして呼ばれています。

 

同い年の二人は中学校の同級生で、その頃からずっと仲が良いそうです。

 

拓海は、様々な面で蓮とは対照的な描かれ方をしています。

 

まず、黒髪の蓮に対し、拓海は茶髪です。

 

そのビジュアル通り、拓海はいわゆるチャラ男と呼ばれる性格であり、寡黙でクールな蓮とは正反対です。

 

次に、異性への態度についてです。

 

二人ともイケメンであるために、女子からの人気はとても高いです。

 

それゆえに言い寄ってくる人たちを、蓮は気にも留めません。

 

一方、拓海は、自分に気のある人たちと片っ端から連絡先を交換し合い、複数の女子と同時に付き合っているようです。

 

しかしながら、その中の誰とも真剣に交際している様子はありません。

 

女遊びで暇潰ししているような状態です。

 

仁菜子への接し方も、口数の少ない蓮と、明るく振る舞う拓海とで、はっきり分かれています。

 

そんな性格の拓海ですが、身長177cm、体重56kgと、かなり痩せた体型をしています。

 

あまりの細さに、仁菜子は拓海の余命があと僅かであると勘違いするエピソードがあるほどです。

 

しかしながら、球技大会にて獅子奮迅の活躍を見せ、体育祭ではリレーでアンカーを務めるなど、スポーツは得意であるようです。

 

ちなみに、152cmの仁菜子とは25cm、179cmの蓮とは2cmの身長差があります。

 

安堂拓海の初登場は5話!仁菜子との出会いとは?

それでは、安堂拓海の初登場について解説していきます。

 

安堂拓海の初登場は5話です。

 

物語は主人公の仁菜子が高校に入学して始まります。

 

同学年の中で一番のイケメンと噂される蓮のことは、何とも思っていなかった仁菜子。

 

しかし、同じ電車に乗り合わせたことがきっかけで、少しずつ距離が縮まり、やがて仁菜子は蓮に恋をします。

 

蓮に告白し振られた後も、友達として仲良くなりたい一心で、仁菜子は彼に話しかけようとします。

 

そこで、彼女が蓮と間違えて声をかけたのが、安堂拓海でした。

 

そのとき、仁菜子は拓海のことを知りませんでしたが、拓海は彼女を蓮に告白した女子として認識していました。

 

仁菜子に蓮への恋心がまだ残っていると見透かした拓海は、彼女を「かーわいー」とからかいます。

 

恥ずかしさから逃げ出した彼女を、拓海は追いはしませんでした。

 

しかし、その日また仁菜子と会った拓海は、蓮へ彼女の恋心をバラさない代わりに、彼女の連絡先を要求します。

 

拓海は、このときはまだ、仁菜子のことを遊び相手になるかもしれない人としてしか見ていなかったようです。

 

安堂拓海の過去とは?元カノにまつわるつらい記憶について紹介!

文化祭や中間テストといった学校生活の中で、安堂拓海は仁菜子に惹かれていく自分の気持ちに気づかされていきました。

 

仁菜子と蓮の関係に興味を持った拓海が、二人がアルバイトとして働くことになったカフェへ同じくアルバイトとしてやってきてからは、彼のアプローチはさらに激しくなっていきます。

 

蓮への想いを断ち切れずに悩む仁菜子へ、拓海が告白する場面も。

 

拓海は本気で仁菜子に迫りますが、その場では返事を貰えませんでした。

 

そんな曖昧な関係のまま、クリスマスが近づいてきたある日、同じカフェに勤めている人たちで、クリスマスパーティーを開くことになりました。

 

これ以前に突然アルバイトを辞めた蓮はいませんが、仁菜子と拓海は参加します。

 

パーティー当日、準備のための買い出し先で、ある女の子が拓海に声をかけてきました。

 

好意があるように振る舞う彼女に対し、拓海は敵意を剥き出しにします。

 

女の子はそれを見てすぐに離れて行きました。

 

あまりの豹変ぶりに驚く仁菜子に、拓海はクリスマス会に行きたくなくなったとだけ伝えて去っていきました。

 

暗い過去の存在を匂わせる拓海。

 

そこに深く関わっているのが、先ほど声をかけてきた女の子です。

 

彼女の名前は杉本真央(すぎもとまお)。

 

拓海の一つ年下です。

 

二人は中学生のときに付き合っていました。

 

拓海の、真央への気持ちは本物でした。

 

しかし、実は真央は蓮のことが好きだったのです。

 

彼女は、蓮に近づくために、彼と親しかった拓海を利用していたのでした。

 

これにより拓海は深く傷つき、真央との関係を解消します。

 

本気の恋を疎んじ、遊び歩くようになったのも、これがきっかけでした。

 

真央との再会と蓮との関係性の変化を紹介!

仁菜子に、自身のつらい記憶について知られた安堂拓海。

 

彼女の拓海に対する態度も少しずつ変わっていきます。

 

しかし、仁菜子が蓮を好きだと思う気持ちは、ますます高まっていきます。

 

仁菜子を振り向かせようと手を尽くす拓海ですが、どれも良い結果には繋がりません。

 

次第に蓮へ勝手に対抗心を燃やすようになっていきます。

 

冬休み明けに行われた球技大会で、その気持ちが爆発。

 

仁菜子への好意を誤魔化さなくなった蓮に負けたくない一心で動き続けた結果、拓海は倒れてしまいます。

 

保健室で目を覚ますと、枕元には蓮がいました。

 

介抱してくれたとすぐに分かったにもかかわらず、拓海は彼に素直に感謝できません。

 

恋のライバルである蓮に頭を下げたくなかったのでしょう。

 

お互いに素直になれないまま、二人は喧嘩してしまいます。

 

居た堪れなくなって部屋を飛び出した拓海と入れ違いにやってきた仁菜子は、蓮から事の顛末と彼の本心を告げられます。

 

それは、蓮は拓海と友達でいたいという、心からの思慕の気持ちでした。

 

肩を落とす彼を不憫に思った仁菜子が、二人の間を取り持ったことで、蓮と拓海は仲直りします。

 

仁菜子という同じ女の子を好きになった者同士であることを、忘れないまま。

 

新学期になり、進級とともに行われたクラス替えで、複雑な関係性ながらも親交を深めた仁菜子、蓮、拓海の三人は同じクラスになりました。

 

喜びも束の間、真央が三人の後輩となったことを拓海は知ります。

 

警戒する拓海をよそに、真央は蓮や仁菜子と接触します。

 

そして、校外学習が終わり、体育祭の準備が始まる頃、仁菜子は真央に、自分は拓海の元カノで、拓海を傷つけた張本人であると告げられました。

 

そのせいで、仁菜子が彼女にあまりいい印象を持てないまま、体育祭が始まります。

 

拓海と真央はリレーに出場し、真央が拓海へバトンを渡すことになっていました。

 

真央は速く走るものの、途中で転んで順位を落とします。

 

そこで気持ちが折れかかった真央を、拓海は下の名前で呼んで励まします。

 

これに応えた真央からバトンを受け取った拓海は、俊足を披露して一位でゴールしました。

 

リレー終了後、拓海は盛り上がりから離れた場所で泣いている真央に行き会います。

 

二人で話す中で好きだと告げられた拓海でしたが、どうせ嘘だろうと突き放します。

 

しかし、真央は、実は中学生の頃からずっと拓海が好きだったと明かされます。

 

彼女は、最初は確かに蓮目当てで拓海に近づきました。

 

しかし、拓海の彼女として付き合ううちに、本当に拓海のことが好きになってしまったのです。

 

その気持ちは高校生になった今も変わらないと言います。

 

本当に好きになった人を裏切る行為に手を染めたことが情けなくて泣いていると分かった拓海は、真央がそう思える人だと知ることができただけでよかったと告げました。

 

こうして、拓海は真央との間のわだかまりを少し解くことができました。

 

真央もようやく態度が和らぎます。

 

しかし自分の罪が消えることはないと考え、拓海と自分が付き合うことよりも、拓海が本当に好きだと思う人と結ばれて欲しいと願います。

 

そんな彼女に、拓海は諦めないでと背中を押されました。

 

拓海と深い関わりを持つ二人との関係性が変わり、物語も大きく動き出します。

 

物語のクライマックスで安堂拓海はどうなった?『ストロボエッジ』最終回をネタバレ解説!

真央に励まされ、仁菜子にもう一度告白すると決意する安藤拓海。

 

アルバイトが終わって帰る途中、彼女と二人きりになれるタイミングを狙います。

 

しかし、いざ話始めようとしたところで不良が現れ、難癖をつけてきます。

 

非力な仁菜子を守ろうとして、拓海は怪我をしてしまいました。

 

不測の事態とはいえ情けないところを見られてしまった拓海は、とても告白などする気持ちではなくなってしまい、その場を立ち去ります。

 

拓海は、その後しばらく学校を休み続けます。

 

彼を知る人物が皆心配する中、蓮はある日拓海の自宅を訪ねました。

 

仁菜子をどう頑張っても振り向かせられないことを嘆く拓海を、蓮は精一杯励まします。

 

蓮から初めてかけられた言葉ばかりで驚いた拓海でしたが、そこに嘘はないことも理解し、無事に立ち直りました。

 

そしてようやく登校するようになった拓海は、仁菜子と蓮が上手くいっていないことに気づきます。

 

その原因が、仁菜子の気持ちにあると見抜きます。

 

彼女が抱えている、好意を無碍にしてしまうことへの後ろめたさを振り払うために、拓海は嫌われ役を買って出ました。

 

仁菜子に、憐れむくらいなら付き合ってくれと言い放つ拓海。

 

それは、自分の気持ちに向き合う機会を作るための、嘘の告白でした。

 

この言葉でようやく仁菜子は拓海への遠慮を断ち切り、蓮のもとへ駆けていくのでした。

 

本気の恋が終わった衝撃でへたり込む拓海に、真央が声をかけます。

 

二人の関係に未来があることを窺わせた後、仁菜子と蓮が結ばれて物語は幕を閉じます。

 

安堂拓海のかっこいい行動やシーンを2つ紹介!

ストーリー上で重要な立ち位置にある安堂拓海。

 

かっこいい行動やシーンもたくさんあります。

 

その中から、今回は2つを抜粋して紹介します。

 

まずは、6話のシーンです。

 

仁菜子が一年生になってすぐのことです。

 

蓮に告白するも振られ、拓海には一方的に連絡先を掴まれてと、彼女にとっては踏んだり蹴ったりな日が続きました。

 

そんな彼女が蓮と拓海の両人と微妙な距離を保つつある中、文化祭が迫ってきました。

 

文化祭の実行委員となった三人で買い出しに行くと、その先で偶然、当時の蓮の恋人と出会います。

 

このとき初めて蓮の恋人と会った仁菜子は、二人の結びつきの強さに打ちひしがれてしまいました。

 

肩を落とす仁菜子に気づいた拓海は、彼女の手を取り強引にその場を離れます。

 

二人が話しているのを見ることさえつらく、逃げ出したくなっていた仁菜子の気持ちを察しての行動でした。

 

このときは、拓海はまだ仁菜子を何とも思っていませんでした。

 

それでも、悲しい顔の女の子を放っておけなかった拓海の優しさがよく表れているエピソードですね。

 

もう一つは、32話のシーンです。

 

仁菜子が二年生のときのことです。

 

彼女は体育祭にて、応援リーダーに指名されました。

 

同時に任命されたもう一人の応援リーダーは拓海です。

 

応援リーダーになった生徒は、体育祭の種目の一つである応援合戦で、一番目立つ場所でパフォーマンスをしなければなりません。

 

応援合戦に向けた練習でも、団員に振り付けを教えなければならず、非常に大変な立場にありました。

 

拓海はその重責に押し潰されそうな仁菜子を支え、ともに優勝を目指して練習を頑張りました。

 

迎えた体育祭の日、応援合戦のために、応援リーダーは専用の衣装に着替えます。

 

ここで拓海はまさかの学ラン姿に変身。

 

髪型も変えて、いつもとは違う雰囲気を醸し出していました。

 

そしてその姿で仁菜子と並んで立ち、堂々と応援を披露しました。

 

漫画でのコマ数は多くありませんが、とてもかっこいい場面だと思います。

 

実写版「ストロボ・エッジ」の安堂拓海のキャストは誰?

最後に、実写版「ストロボ・エッジ」について紹介します。

 

2015年に実写映画化されたとき、安堂拓海役を演じたのは山田裕貴さんでした。

 

2011年に「海賊戦隊ゴーカイジャー」で俳優デビューしてから今に至るまで数々のヒット作に出演してきた人気俳優です。

 

デビュー当時から黒髪の印象が強いですが、安堂拓海役を演じる際は茶髪でした。

 

かなり初々しく、幼ささえある山田裕貴さんの茶髪は一見の価値ありです。

 

個人的に、実写化されたことで漫画でのチャラい印象はやや薄れているように感じますが、本当の安堂拓海はそんな見た目とは裏腹に真摯な性格のキャラクターです。

 

山田裕貴さんの持つ可愛らしさと凛々しさを兼ね備えた雰囲気は、安堂拓海にぴったりだったのかもしれません。

 

この記事が、そんな安堂拓海のことを知るきっかけになれたのなら幸いです。

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