テニスの王子様 幸村精市の病気は完治？能力 五感剥奪の技の強さは弱い？名言や越前との戦績ネタバレ！過去も

1999年から2008年まで連載されていた「テニスの王子様」とその続編「新テニスの王子様」。

奇抜な必殺技と個性豊かなキャラクターにより人気を博すこの作品はアニメやゲームなど多くのメディアミックスを行い、多くのファンを獲得しています。

数々の登場人物の中から今回は「幸村精市（ゆきむら　せいいち）」について解説します。

シリーズにおいて大きな存在感を発揮しており、特に無印よりも続編の活躍が華々しく、テニヌと称されるバトル漫画さながらのテニスを代表する象徴的な存在です。

ここまで明かされた情報を整理していきましょう。

ラジプリFLBありがとうございました。
そして
幸村の新曲「OVERCOME」の歌詞を書かせて頂きました。作曲はテニプリ主題歌「shining」を歌われたり皆大好き「恋の激ダサ絶頂！」の作詞をされたりと大活躍の白井裕紀さんと、2011年の幸村ライブでお世話になったミラクルバンドのベース前田逸平さんです☆ pic.twitter.com/mCKN91rxZV

— 永井幸子（さちん） (@nagaisachiko) February 12, 2023

『テニスの王子様』をお得に読む方法はあるの？

昨今、各出版社が漫画アプリに力を入れており、連載中のマンガでも漫画アプリを通して無料で読むことができます。

例えば、小学館が運営する漫画アプリ『サンデーうぇぶり』では、サンデー系列で連載中のマンガや過去の名作マンガに至るまで幅広く無料で読むことができます。（←1番オススメの漫画アプリ）

サンデーうぇぶり

SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ

しかし、『テニスの王子様』に関しては今現在、無料で読める漫画アプリはありません。

見つけ次第、追記いたします。

オススメ漫画アプリ紹介

漫画アプリに関していうと、講談社が運営する『マガポケ』や小学館が運営する『マンガワン』も特にオススメです。

マガポケ – 人気マンガが毎日楽しめるコミックアプリ

Kodansha Ltd.無料posted withアプリーチ

マンガワン-小学館のオリジナル漫画を毎日配信

SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ

「無料でマンガを楽しみたい！」という方は、ぜひダウンロードしてみてはいかがでしょうか？

もちろん、ダウンロードする際もお金はかかりません。

マガポケ – 人気マンガが毎日楽しめるコミックアプリ

Kodansha Ltd.無料posted withアプリーチ

マンガワン-小学館のオリジナル漫画を毎日配信

SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ

サンデーうぇぶり

SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ

幸村精市はどんな人物？“神の子”と呼ばれた最強の存在！

幸村精市は立海大附属中学校の三年生であり、テニス部の部長です。

立海大附属中学校は運動教育に熱心で、硬式テニス部は関東大会15連覇、全国大会2連覇を果たしており、そのテニス部において最も強い選手として知られています。

幼少期から頭角を現していて、全国大会2連覇の立役者である立海三強（ビッグスリー）の1人となります。

作中においては全国大会決勝まで1ゲームすら落としていない強さを誇り、中学テニス界最強のプレイヤーだという認識から“神の子”という異名をつけられています。

外見は一見すると女性に見間違えそうな、儚げな印象を与える線の細い美形。

平時は穏やかな性格ですが、最強と称される立海テニス部を統括する立場の人間として、何よりも勝利を優先する冷酷な側面が存在します。

作中では自分なりのテニスに拘りを見せる真田弦一郎を相手に、私情を無視して勝つことを優先してポリシーに反する指示をするなど、時としてぞっとするような顔を見せる場面がありました。

その性格や強さから「テニスの王子様」においてはラスボスのような存在として扱われ、主人公の最後の対戦相手として登場しています。

登場は遅かったものの、最後の戦いで見せた彼自身のテニスや、冷酷な指示や判断、部員たちを叱責するセリフなどで読者に大きなインパクトを与えて人気を得ています。

一部読者の間で“魔王”などと呼ばれるのは、勝つために仲間の拘りを捨てさせる、有無を言わさない物言いをするなど、儚げな印象とは裏腹な強気な態度が知られたためでした。

こいつ、絶対、中学生じゃない！
テニプリは蔵リンが1番好きだけど、幸村くんが使いやすい…というか、セリフが好き pic.twitter.com/SacXzP33Op

— 粒餡 (@tubuan_12) March 1, 2018

幸村精市は重い病気だった？完治した？過去と登場回のエピソード紹介！

初登場回は中盤に位置する関東大会からで、作中で行った試合は1試合のみです。

そうなったのは初登場時、幸村はギラン・バレー症候群に似た免疫系の難病にかかって入院していたからでした。

中学2年の冬に突如発覚した後、部長の役目は副部長の真田弦一郎に任せて、幸村自身は療養生活を送っています。

関東大会は出場どころか会場に駆けつけることすらできていなくて、立海大附属の部員たちが決勝戦を行っている頃、幸村は覚悟を決めて手術へ挑みます。

手術は無事に成功し、リハビリを経て、全国大会の頃には回復しました。

作中に登場しない顧問に代わってベンチコーチを務め、試合に登場した際には病気をしていたとは思えない実力を発揮しました。

幸村精市の強さは？越前や真田に見せた五感剝奪の能力や技を紹介！

幸村は中学テニス界最強と目されている存在であり、“神の子”という異名をつけられるほど高いテニスの実力があるとされています。

本作には青春学園の手塚国光や、氷帝学園の跡部景吾、立海の真田弦一郎など全国レベルの実力者が多数登場しているため、彼らと同等か、それ以上に強いと目されます。

現実に実現可能なものから、分身や鉄柱を折るパワーショットなど非現実的な技が数多く登場する本作において、幸村の存在は一際異質だと言われています。

また作品内における一つの到達点とされる覚醒状態“無我の境地”に目覚めた一人として紹介されているものの、本人は無駄な体力消費を嫌って使うことはありません。

必殺技はある？幸村の能力

幸村には他の選手のように派手な必殺技はありません。

全国大会決勝、シングルス1で臨んだ越前リョーマとの対戦においては、これまで対戦してきたプレイヤーの技を次々に模倣する彼に対し、幸村がしたのは至って普通のテニス。

少年漫画としてインフレしていった必殺技の数々に対して、全て真っ向から普通のテニスのみで打ち返し、必殺技の存在を否定するプレーはネット上で“マジレス”などと表現されています。

高い技量と身体能力があってこそですが、幸村の現実的なプレーは華麗な必殺技が人気を呼んだテニス漫画としては斬新とも言える衝撃を与えて、ラスボスに相応しいとの評価を受けました。

一方で「テニヌ」と称される技を一つも使えないというわけではありません。

幸村のテニスは五感を奪う？唯一で最強の能力

幸村の代名詞である技は“五感剥奪”です。

完璧とも言えるプレーで相手の打球を的確に返し続けることで、対戦相手は次第にどこへ打ち返せばいいのかわからなくなり、必ず打ち返されてしまうというイメージが脳裏に焼き付けられます。

テニスはメンタルによって結果が左右される競技なので、プレー中に精神的に追い込まれてしまい、その心情が五感を徐々に奪っていきます。

目が見えなくなったり、耳が聞こえなくなったりすることでまともにプレーすることもできなくなって、やがてテニスをするのも嫌になる心境になるのです。

披露したのはこの技のみとはいえ、相手を心理的に徹底的に追い詰め、普段のプレーを封じるのでこれさえあれば勝てるという技でもあります。

お望みなら視覚以外も奪おうか

王者立海の部長『神の子』幸村精市が不破鉄人に言ったセリフ。
イップスで相手の五感を奪うテニスをする幸村が視覚を奪った後に言った恐怖の言葉。
テニスやれ。 pic.twitter.com/wvSmyunqzd

— かるぴすa.k.a.たね (@tane_yeah_66rp) May 23, 2020

幸村精市は弱い？登場が遅かった？「テニスの王子様」での戦績紹介！

幸村にまつわる噂の一つに「弱い」という言葉があるようです。

中学テニス界最強という設定や、いわゆる「テニヌ」を完封してしまいかねない圧倒的なプレーの描写などがあってなぜそうした噂が立ってしまうのか。

これはひとえに活躍したシーンの少なさに原因があると思われます。

先述したように幸村が「テニスの王子様」において試合を行ったのはたった一回。

全国大会決勝のシングルス1に登場しましたが、詳しく描写された試合がここのみであるため、読者に明かされた情報や試合の内容などはこれだけです。

その内容に関しても派手な必殺技を使用するわけではなく、現実に則していると言っても過言ではない真っ当なテニスを行い、主人公の越前リョーマが使う技を堂々と否定するというもの。

これまでのインフレに真っ向から抗ったからこそラスボスに相応しいという評価がある一方で、どんどん派手になりネタにされることも少なくなかった漫画であるため、どうしても地味な印象は否定できません。

たった一戦の試合描写と地味な能力、この二つが大きな理由となって「実は弱いのではないか」という疑念が生まれてしまったのでしょう。

本当に幸村が強いのか否か、その答えは続編まで待つこととなります。

唯一の試合出場！越前リョーマとの対戦

幸村の試合出場描写は極端に少なく、最初で最後の試合を行ったのは主人公である越前リョーマとの対戦でした。

“無我の境地”を駆使して、これまで出会ったライバルたちの技を使って攻めてくるリョーマに対し、幸村はその全ての技を平然と返します。

圧倒して4ゲームを先取すると、試合を楽しもうとしていた彼を絶望させて五感を奪いました。

立海が王者と呼ばれている事実や部長としての責任、克服したとはいえ二度とテニスができなくなるかもしれない病気にかかったこと、過酷なリハビリをして復帰したことまで重圧になり、テニスを楽しめなくなっていた幸村は容赦なくリョーマを追い詰めます。

その時、五感を失いながらプレーする中で、なぜテニスをやるのかと自問自答したリョーマは「テニスが楽しいから」だと気付き、“天衣無縫の極み”に目覚めます。

今までになくのびのびとプレーし始めたリョーマに押されて、一時は持ち前の実力で抵抗するものの、最終的には6ゲームを取られて敗北しました。

テニスの楽しさを思い起こしたリョーマと、テニスの楽しさを捨ててまで勝利に拘った幸村。

対照的な想いを抱いた対決はリョーマに軍配が上がりました。

続編で幸村精市は活躍した？「新テニスの王子様」での戦績ネタバレ！

続編となる「新テニスの王子様」でU-17合宿が行われると、立海メンバーと共に幸村も参加しました。

印象的な人物でありながら出番の少なかった前作とは異なり、こちらでは主人公の前に立ち塞がる最後の敵という立場から解放され、成長しながら格上の高校生をはじめとしたライバルたちに挑み続ける中学生の一人として活躍しています。

脱落をかけたタイブレークマッチでは立海ナンバーツーの真田弦一郎と対戦。

真剣勝負を行い、彼の必殺技をグリップで打ち返すという技量を見せると、容赦なく五感を奪って圧倒し、完勝します。

これ以降、合宿参加を認められた幸村はますますの成長を見せると共に試合に出る機会を得ています。

今度こそ活躍？「新」での戦績

一軍下位メンバーの一人、不破 鉄人（ふわ てつひと）との対戦では、自分に受けた現象を相手に返す“鏡像の瞳”を使われるものの、五感を奪い返して勝利しました。

No.11のバッジを獲得したことで中学生にしてW杯日本代表選手に選出されます。

プレW杯では徳川カズヤとダブルスを組んで出場し、ドイツ代表のボルクとフランケンシュタイナーによるペアと対戦。

一時はフランケンシュタイナーの五感を奪うものの、復活した後は逆に自分が奪われて劣勢になり、テニスの楽しさを思い出したことで自分のイップスを克服します。

徳川が持つ“予感”と幸村の“五感剥奪”が“能力共鳴（ハウリング）”を起こしたことにより、新たに相手の打球を予測する“第六感（ゼクステジン）”に目覚めて状況を好転させました。

しかし最後にはデビュー以来無敗のプロ選手ボルクの“渦巻きの洗礼”を返せず、敗北してしまいます。

続くW杯グループ予選のオーストラリア戦で、2年ぶりに真田とダブルスを組み、ジャンとクリスのペアと対戦。

“鉄壁の守備（アイアンウォール）”を繰り出すジャン・クリスペアがゲームを優勢に進めたものの、防御を破るのではなく最強の盾に最強の盾をぶつけて対抗したことにより、幸村・真田ペアが逆転勝利を決めました。

ファンが待ち望んだ組み合わせ？手塚との対戦

決勝トーナメントの準決勝、ドイツ戦のシングルス2にて、ドイツに留学した手塚国光と幸村の対戦が実現します。

中学テニス界最強と言われる幸村と、主人公リョーマが属する青春学園テニス部で最強と目されていた手塚、どちらが強いのか注目する読者にとって念願の組み合わせです。

試合が始まると幸村は手塚が得意とする“手塚ゾーン”を封じるために編み出した技、“蜃気楼の鏡（ミラージュ・ミラー）”を駆使して有利に進め、2ゲームを先取します。

手塚が“天衣無縫の極み”を発動したことにより流れを変えられて手も足も出ませんでしたが、自分のため、後輩の切原赤也のため、“天衣無縫の極み”対策の技“零感のテニス”を使い、自分自身の五感を奪うことで対抗しました。

再び盛り返して第1セットを制し、第2セットも序盤からこの技で試合を優勢に進めます。

今度は手塚が“手塚ゾーン”と“手塚ファントム”を進化させた“至高の(アルティメット)ゾーン”を完成させて“零感のテニス”に対抗すると第2セットを奪います。

最後となる第3セットは手塚がゲームを連取して追い詰められますが、幸村が新技“未来剥奪”を完成させて追い上げるものの、最後には“零式ロブ”を打ち返せずに幸村が敗北します。

幸村は手塚に感謝の意を告げ、自分自身の未来を塗り替えることを誓います。

意外と毒舌？幸村精市の名言や印象的なセリフ紹介！

真田、苦労かける

初登場時、入院している幸村の下へ立海テニス部のレギュラーメンバーが見舞いに来て、トラブルが起きたと連絡を受けた際に副部長の真田に声をかけます。

容姿や表情を含めて儚げな印象を決定づけたシーンとセリフです。

皆動きが悪すぎるよ

病気を克服して復帰した後、ベンチコートを務める幸村が部員を叱責します。

入院していた頃の儚げな印象を覆す意外な姿を見せました。

ボールは分身などしない　常に1つだよ

バトル漫画と化した原作を真っ向から否定する衝撃的なセリフ。

「ボールは決して消えたりしない」とも言っていて、越前リョーマが繰り出す必殺技を平然と打ち返しました。

テニスの話をしないでくれと言ってるんだ！もう帰ってくれないか！

関東大会の報告をする真田に対して発言します。

難病にかかって入院することになり、二度とテニスができないかもしれないという話を聞いてしまったこともあって、その事実は幸村に重くのしかかっていたことがわかります。

立海3連覇に死角はない

テニスを楽しむことを否定する幸村は勝利に固執し、最強のチームを率いて大会に臨んでいます。

試合を通して、王者の貫禄を見せつける姿は圧巻です。

みんなの動きが悪すぎる日の幸村精市 pic.twitter.com/OYF2IyhUCG

— さかす (@s2z3k3) March 18, 2020