週刊少年ジャンプで連載されて人気を博したバトルスポーツ漫画「テニスの王子様」。
その続編としてジャンプスクエアで連載されている「新テニスの王子様」。
どちらも漫画的表現に富んだ必殺技とイケメン揃いのキャラクターで高い人気を誇ります。
今回はその中で序盤から登場し、長く活躍する「不二周助」について解説します。
主人公が属する中学校の先輩としてだけでなく、他校に存在を知られた強い選手として注目を集めており、優しげな風貌と意外なギャップで高い人気を誇っています。
なぜ不二周助は人気があるのか、どういった人物なのか。
これまでに明かされた情報をまとめていきます。
🎾#テニラビ🎾
🎂HAPPY BIRTHDAY 不二周助くん🎂
2/29は、辛い物全般が好きな不二周助くんが生まれた日です✨
今年は28日にお祝いです。お誕生日おめでとうございます🎉✨
2/28 4:00～3/1 3:59の間で誕生日限定イベントを開催✨ pic.twitter.com/sVrp2K9Ddd— 新テニスの王子様 RisingBeat シリーズ公式 (@risingbeat_app) February 27, 2023
『テニスの王子様』をお得に読む方法はあるの？
昨今、各出版社が漫画アプリに力を入れており、連載中のマンガでも漫画アプリを通して無料で読むことができます。
例えば、小学館が運営する漫画アプリ『サンデーうぇぶり』では、サンデー系列で連載中のマンガや過去の名作マンガに至るまで幅広く無料で読むことができます。（←1番オススメの漫画アプリ）
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しかし、『テニスの王子様』に関しては今現在、無料で読める漫画アプリはありません。
見つけ次第、追記いたします。
オススメ漫画アプリ紹介
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目が印象的？弟がいる？不二周助のプロフィール紹介！
不二周助は青春学園中等部の3年生であり、テニス部に所属しています。
部内では部長の手塚国光に続いてNo.2の実力だと目されていて、“天才”の異名を持つと共に、全国レベルのプレイヤーとして他校にも知られている有名人です。
中性的な容姿を持ち、温厚な性格で普段は細目の微笑みが似合う人物として描かれます。
ですが時として目を開く場面があって、凛々しくかっこいい場面もあれば、冷酷さを感じさせて恐れられるシーンもあります。
シングルスが強いと評価される青学では珍しくシングルス・ダブルス両方を得意とするプレイヤーです。
ダブルスで出場する際、多くは河村隆とペアを組み、六角戦では菊丸英二と組みました。
全国レベルの実力を認められていて、ダブルスが弱点と言われる青学の貴重な人材ということもあって、試合に出場する機会は多い人物です。
その実力は本物で、シングルスで出場した試合はほとんど勝利していました。
ただしあくまでも得意なのはシングルスなのか、ダブルスに出場すると全勝とはいかずに負ける描写もあります。
データが取れない天才プレイヤーとして不二周助を警戒する人物は多く、優しそうな外見とは裏腹に油断ならない相手として、多くの人が注目しています。
読者からの人気も高く、過去に行われた人気投票では3度1位に輝いています。
本当に強い？不二周助のゲームカウントに関する疑問とは
不二周助は作中で描かれたほとんどの試合で勝利しています。
ダブルスで出場すると負けることもありますが、シングルスにおいてはほぼ全勝でした。
不二周助が全国レベルのプレイヤーであり、その噂に違わない実力を持っていることがわかります。
しかし一方で不二周助の試合結果を見てみると、強いと言われている割にはゲームカウントに大差がついていないことが珍しくありません。
これには理由があります。
不二周助は勝負に熱くなれない性格で、試合結果よりも試合中に感じるスリルに関心があるのです。
それと同時に心優しいせいで大差をつけて勝つのは相手に悪いと思ってしまい、無意識的に手を抜いてゲームカウントを並べようとする癖があります。
真剣勝負ができないことは本人も自覚していて、手塚国光に「お前の本気はどこにある」と言われた際には迷いを見せ、仮に邪魔になるならレギュラーメンバーから外すよう彼に頼みました。
強いことは間違いないのですが、不二周助が本気で戦った試合は限られます。
不二周助には弟がいる？不二裕太を溺愛する兄の姿を紹介！
不二周助には父・母・姉・弟がいることが明かされています。
中でも弟の不二裕太はストーリーの中で大きく取り上げられる登場をしています。
青春学園に入学した不二裕太は兄であり天才と呼ばれる不二周助と比べられることに嫌気が差して、テニス部には入部せず、外部のテニスクラブで練習していました。
そこで聖ルドルフ学園の生徒である観月はじめに出会い、兄と比較しない彼に騙される形で聖ルドルフ学園へ転校していきます。
不二裕太は観月はじめの言いなりになり、成長期の中学生には厳しい、肘に大きな負担を与える技を習得して、青学戦では越前リョーマと対戦しました。
観月はじめが不二裕太を利用していたことを知り、不二周助は珍しく怒りを見せます。
聖ルドルフ学園との試合、不二周助はシングルス2で観月と対戦。
不二周助は敢えてデータを取られたふりをして観月はじめに5ゲームを先取させ、データが間違っていないと思わせて油断させた後、本当の実力を発揮します。
そこからは1ポイントも与えずに観月はじめを一方的に負かしました。
全ては不二裕太を利用した彼への怒りによる行動です。
不二周助の弟への溺愛ぶりは周囲が引いてしまうくらいで、観月はじめとの対戦はその一端でした。
不二周助、弟くんの前ではブラコン発揮する激かわお兄ちゃんなのスコい。
完璧人間で怖いけど意外とおちゃめ(^^) pic.twitter.com/8u2cvLmr7Z— のりぴ (@maruinorip) December 15, 2020
不二周助の強さとは？羆落としや星花火など必殺技を徹底解説！
不二周助の強さを象徴する必殺技は数多くあります。
地区予選における不動峰戦で存在が明かされたのは、不二周助の代名詞と言える“三種の返し球（トリプルカウンター）”です。
プレイスタイルがカウンターパンチャーである不二周助は、相手の力を利用するカウンターが最も得意なのです。
華麗な技は多くの人々を驚かせ、データは取れなくてもその技は広く知られていました。
全国大会に出場する頃には既存のカウンターを進化させるだけでなく、新たな必殺技を披露しています。
この必殺技の存在によって、不二周助自体が「テニヌ」と称される作品の代表と言っても過言ではありません。
必殺技の名前にインパクトがあるものも存在するため、常識人に見られがちな不二周助のギャップが感じられるとして愛されています。
不二周助の『テニスの王子様』での華麗なる美技！必殺技の一覧！
つばめ返し
“三種の返し球（トリプルカウンター）”の一つ目。
相手のトップスピンをスライスで打ち返して、地面に触れた打球が全く弾まなくなります。
羆落とし（ひぐま）
“三種の返し球（トリプルカウンター）”の二つ目。
遠心力を使って相手のスマッシュを無効化し、頭上を越えてベースライン上にボールを落とします。
白鯨（はくげい）
“三種の返し球（トリプルカウンター）”の三つ目。
逆風を利用する技で、地面に触れるとボールが強烈なスピンで自陣へ返ってきます。
蜉蝣包み（かげろうづつみ）
第四の返し球（フォースカウンター）。
どんな回転の球も包み込むように無効化して無回転にします。
百腕巨人の門番（ヘカトンケイル）
第五の返し球（フィフスカウンター）。
ガットの両面を使って二乗の回転をかけ、相手の打球がネットを越せなくさせます。
百腕巨人（ヘカトンケイル）の名付けの衝撃で大きな話題を呼びました。
星花火
第六の返し球（シックススカウンター）。
相手のコードボールを上空へ打ち上げ、会場に吹く風がボールに不規則な回転を与えます。
不二がここが一番かっこいい。百腕巨人の門番(ヘカトンケイルの門番)二重の回転を与えることで相手のレシーブがネットを超えなくなる。 #不二先輩 #不二周助 pic.twitter.com/Gd88gqEHmS
— リィン☆デレステ藍子P (@kiririn_meruru) August 26, 2022
不二周助は強いけど負けたことがある？越前リョーマ・切原赤也などとの戦績紹介！
不二周助は全国レベルの実力を持つプレイヤーで、シングルスのほとんどで勝利しています。
一方で一度も負けたことがないというわけではありません。
特にダブルスでは度々敗北する描写が見られます。
不動峰戦ではダブルス2として河村隆とペアを組んで出場。
初めて“三種の返し球（トリプルカウンター）”つばめ返しを使用して優位に立ちますが、石田鉄の“波動球”を打ち返した河村隆が手首を痛めたことで棄権負け。
山吹戦でもダブルス2で河村隆とペアを組んで出場。
山吹中がダブルスが強いという評判もあって、詳しい描写がなく敗北しています。
六角戦では菊丸英二とペアを組んで、菊丸の成長も手伝って勝利しています。
反面、シングルスでは印象的な試合を繰り広げて勝利しています。
VS越前リョーマ
練習の一環で主人公の越前リョーマとも対戦しました。
序盤から“ドライブB”を使って攻め込み、チャンスを作ったリョーマでしたが、スマッシュを打ったことで状況が変わります。
作中では不二周助が初めて羆落としを使用してスマッシュを無効化しました。
ムキになったリョーマは何度もスマッシュで羆落としを破ろうと挑み、不二周助が何度も打ち返します。
スマッシュをネットに強引に掠らせることでガットで受ける位置をずらさせ、羆落としをアウトにさせたことで、リョーマは初めて羆落としを破りました。
試合は雨が降ったことで中断され、決着はつかずに終了します。
不二周助はこの試合を心から楽しみ、自分を脅かす越前リョーマにスリルを感じていました。
VS芥川慈郎
直前に河村隆が自分の体を顧みずに樺地崇弘と引き分けたため、河村のラケットを借りて試合に出ると珍しく本気を出します。
ボレーのスペシャリストである芥川慈郎を一方的に翻弄し、“消えるサーブ”や“白鯨”の初披露で一方的に試合を決めました。
結果は6－1の大差をつけて勝利。
不二周助の本気が底知れないことを知らしめた一戦です。
VS切原赤也
関東大会決勝において、立海大附属の2年生エース切原赤也と対戦。
攻めを得意とする赤也に対して、この時は不二周助が果敢に攻めて有利になります。
自分もみんなみたいに本気で勝負がしたい。
そう思う不二周助が一瞬の隙を見せた時、赤也のスマッシュが頭にぶつけられ、一時的に目が見えなくなります。
その状態で試合続行した不二周助は、気配だけでボールを打ち返して思わぬ姿を見せました。
切原赤也は“無我の境地”に覚醒してさらに強くなりますが自分の力を扱い切れず、越前リョーマの応援もあって、試合は不二周助が勝利しました。
VS白石蔵ノ介
全国大会準決勝、四天宝寺戦のシングルス3で部長の白石蔵ノ介と対戦。
派手な必殺技を使う不二周助に対して、白石蔵ノ介はテニスの基本を用いて戦います。
“百腕巨人の門番”の初披露などありましたが、この試合が不二周助にとって公式戦唯一の黒星となりました。
望んでいるのは手塚との勝負？不二周助の「新テニスの王子様」での活躍紹介！
続編「新テニスの王子様」ではU-17合宿に青学レギュラーメンバーと共に参加。
最初に行われた脱落を賭けたタイブレークマッチでは弟の不二裕太と対戦して勝利します。
その後は合宿に参加していましたが、ドイツ留学を決めた手塚国光が合宿を去る際、自ら勝負を挑みます。
不二周助は1年生の頃から手塚を意識していて、彼が肘を痛めたまま約束通り自分との試合をしようとした際に珍しく怒声を発したほどです。
この時、もしも手塚に負けたら不二周助はテニスをやめるつもりでいました。
しかしその意思を察し、手塚は勝負を中断。
行動で諭された不二周助は自分で道標を見つけることを決意して、再びテニスと向き合います。
その後はW杯中学生日本代表に選ばれ、試合に出場していきます。
プレW杯ではデュークとペアを組んでダブルスに出場して、不二周助の初めての攻撃技“風の攻撃技（クリティカルウインド）”を披露して勝利します。
オーストラリア戦ではダブルス1に出場して跡部景吾とペアを組み、“風の攻撃技（クリティカルウインド）”で彼の戦術を手助けして勝利しました。
決勝戦のスペイン戦の前には出場を賭けたトーナメントにシングルス2で参加します。
ドイツ戦の疲労を残す切原赤也との対戦では圧倒して勝利。
続いてかつて雨で試合が中断された越前リョーマと決着をつける運びとなり、あらゆる技を使って追い詰めますが、最終的には不二周助が敗北しました。
技が多いのが特徴？不二周助の名言紹介！
断ち切る‼
不動峰戦ダブルス2にて、調子付く相手を止めてゲームの流れを変えるべくつばめ返しを繰り出します。
“三種の返し球（トリプルカウンター）”初披露の衝撃と共に、この一打で本当に流れを変えて青学優勢の空気を作り出しました。
弟が世話になったね…
圧倒的な実力で観月はじめを負かした後、ぞっとするような目つきで言い放ちます。
普段は温厚な不二周助がどれだけ怒っていたのかよくわかるシーンです。
その打球、消えるよ
氷帝戦シングルス2にて、芥川慈郎に対して初めてアンダーサーブを披露します。
急角度で曲がって視界から消えてしまうサーブに一同は驚愕。
どれほど技を持っているのだと作中人物のみならず読者にまで衝撃を与えます。
この試合だけは退く訳にはいかないんです！
立海大附属戦シングルス2にて、切原赤也の打球を頭に受けた不二周助は一時的に目が見えなくなります。
それでも試合をやめようとはせず、これまでとは違って勝利への執念を見せました。
Happy Birthday、不二周助😊❤関東立海の不二くんの試合が大好きです😊❤ pic.twitter.com/Y5LHOq0RBr
— さやこ (@smsayasm) February 28, 2016