終末のワルキューレ アダムの能力は最強？最後は復活か死亡かネタバレ！技の強さやイヴとの関係・海外の反応も

終末のワルキューレは、人類の存亡を賭けて人間と神がタイマンで戦うバトル漫画です。

人類を代表して戦う人物は、呂布や佐々木小次郎など歴史的偉人達です。

対する神側も、ポセイドンやトールなど、神話に詳しくない人でも聞いたことがあるような有名な神々が登場します。

今回は、最終決戦(ラグナロク)第2回戦、アダムVSゼウスで登場するアダムにフォーカスを当てていきます。

アダムの能力や過去、アダムが人類最強と言われる由縁を紹介します。

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全人類の父アダムは何者？人物紹介！

アダムは漫画2巻第7話、最終闘争2回戦にて初登場します。

最終闘争1回戦では人類側が敗北してしまい、連敗を阻止するためにブリュンヒルデにより選出されました。

見た目は金髪の青年と言った感じで服は着ておらず、陰部には一枚の葉っぱが被さっています。

人類FILENo.00000000001と表記され、現在に至るまでの全人類の中で1番最初の人間だと言うことが分かります。

それ故、アダムは全人類の父と呼ばれているのです。

命を賭してまで神と闘う理由も、憎しみや怒りからではなく、全人類の父として人間(子供)を守る、と言う当たり前のことをしているだけでした。

アダムの誕生は、「神が自らのかたちに模し(コピー)、人を創造された」と伝承があり、アダムは神のコピーとも言え、それにより強力な能力を持っています。

戦乙女(ワルキューレ)七女のレギンレイブが神器錬成(ヴェルンド)した際には、武器は殴りに特化したメリケンサックとなりました。

アダムとゼウスは、己の拳を武器にして戦います。

『終末のワルキューレ』6巻まで読んだ。
呂布vsトールも面白かったが、アダムvsゼウスでアダムの一言で全人類が１つになるくだりが最高すぎて笑い転げてしまった。この漫画のスゴイところは妄想のスケール感のデカさｗ
そして神話の勉強になる。 pic.twitter.com/1KGm9USjHc

— taiki (@taiki_chk) October 9, 2021

アダムとイブの関係は？過去に何があった？

アダムとイブは夫婦の関係で、過去では「エデンの園」と呼ばれる天界に住んでおり、動物や植物に囲まれ何不自由なく暮らしていました。

しかしある日、神の一人、蛇神によってその日常が壊されてしまいます。

蛇神はイブを我が物にしようと近づきますが、それをイブに拒まれ、蛇神はイブに逆恨みします。

エデンの園には、決して食べてはいけない善悪の実(リンゴ)があり、それを食べた者はエデンを追放されてしまいます。

蛇神は自分でかじった善悪の実をイブがかじったと嘘の告発をし、イブは天界の裁判にかけられ、エデン追放の身となってしまいました。

エデン追放となり、アダムと離れ離れになってしまうと絶望するイブ、そこへ籠いっぱいに善悪の実を入れたアダムが裁判所に乗り込みます。

アダムは自ら罪を犯すように善悪の実をかじりながらイブに近づき、俺も一緒に行く、と言います。

泣いて喜ぶイブ、そしてアダムとイブの二人はエデンを追放され、地上に降りたのでした。

最終闘争第2回戦の序盤は、神にエデンを追放されたアダムが神々へ憎しみを持っていると思われていましたが、そのようなことは無く、人類の父として神と戦っています。

漫画の名シーン

「終末のワルキューレ」

あらゆる人類の父、アダム pic.twitter.com/7bW3PXuu62

— 船戸安治 (@hunacommand) October 20, 2020

アダムはかっこいいだけでなく人類最強？能力や技・強さを解説！

アダムは人類最強と呼び声高い人物であり、それはある能力によるものです。

その能力とは「神虚視(かみうつし)」、自身の目を媒介とし、神が繰り出す技を見切り、また完全コピーして逆に自分が神の技を繰り出すことができます。

例え相手の神が繰り出した技が奥義であっても躱し、返せる最強の能力と言えるでしょう。

ただし、神虚視の使用時には神経回路に大きな負荷が掛かり、連続して使用し続けるとオーバーヒート、最終的には目が見えなくなってしまうと言うデメリットがあります。

では何故、アダムがそのような能力を持っているか、それは彼の誕生に秘密がありました。

神が自身のコピーとして創った人間がアダム、それ故にアダムは神の技を完全コピーできるのです。

ブリュンヒルデ曰く、「神の驕り高ぶりをそのまんまクソぶち返す」能力です。

アダムの神虚視は神に対しては最強な技ではありますが、人間に対しては発動しません。

そのため、人間同士での戦闘では能力が奮えませんが、対神での戦いにおいては人類最強と言えます。

アダムは最後に死亡？復活する？ラストをネタバレ

最終闘争第2回戦に出場するアダム、対する神はあの全宇宙の父と呼ばれるゼウスです。

ゼウスの普段の見た目はヨボヨボなおじいちゃんですが、戦闘になると筋肉が肥大し、圧倒的なパワーとスピードで相手をねじ伏せに来ます。

果たしてアダムはゼウスに勝つことができるのでしょうか!?

ここではアダム対ゼウスの展開とラストをネタバレしていきます。

最終闘争第2回戦開始!圧倒的過ぎるアダム!

アダムは神器錬成によってメリケンサックを装備しますが、ゼウスは己の拳のみでアダムを倒すと言います。

試合が開始され、最初に攻撃を繰り出したのはゼウスでした。

1秒にも満たないパンチの連続、最終的には0.00000001秒の蹴りを放ちます。

しかしアダムはそれらの攻撃に掠りもせず躱し続けました。

攻撃を躱し続けるアダムに対して煽るゼウス、それに応えるようにアダムはゼウスが繰り出した攻撃の連続を完全コピーし、ゼウスは攻撃を食らってしまいます。

アダムの能力、神虚視によってゼウスの技は全て見切られ、コピーされていたのです。

ゼウスは繰り出す技すべてをアダムに躱され、そして返されてしまい一方的にやられてしまいます。

そこでゼウスは、速いと言う次元ではなく時を超える一撃をもってアダムを倒しにかかりますが、その技すらもアダムは見切り、コピーします。

技を返されたゼウスは攻撃を顔面にもろに食らい、首が180度捻じれて倒れました。

圧倒的なアダム、試合はアダムの勝利で終了すると会場の誰もが思っていました。

試合決着!衝撃のラスト、最後に立っていたのは!?

アダムの勝利で終わるかと思っていましたが、ゼウスはまだ生きていました。

問題ないように振る舞うゼウスでしたが、着実にダメージは効いており、このままではゼウスが負けてしまうところまで追い込まれます。

ゼウスは状況を覆すため、自身の膨大な筋肉を圧縮した最終形態「阿陀磨須(アダマス)」へと形態を変化させました。

この形態になったゼウスが放つ拳の一つ一つが必殺技となる最強の攻撃となります。

阿陀磨須状態となったゼウスの連撃を、アダムは神虚視によって躱し返し続け、状況は変わらないかと思われました。

しかし突然、アダムから鼻血が吹き出ます。

アダムは連撃一つ一つが必殺技となったゼウスの技を見切るため、神虚視を使い続けてオーバーヒートしてしまい、ギリギリの状態となっていたのです。

力技のゴリ押しによって神虚視を攻略したゼウスですが、阿陀磨須による肉体の負荷も限界間近となっていました。

お互い限界間近の中、それでも手を止めずに殴り合い続けますが、アダムの目にゼウスを殴った際の返り血が入ってしまい、アダムは失明してしまいます。

目が見えなくなったアダムは、わざとゼウスの攻撃を受けることによって相手を掴み、最終的にはお互い掴み合った状態で殴り合い続けます。

そして突如訪れる最後、つかみ合いがほどけてゼウスが膝から崩れ落ちました。

ゼウスの敗北、アダムの勝利かと思われましたが、ゼウスが一言、終わりじゃ、と言います。

アダムは殴り合いの途中で既に息絶えており、それでも拳を振るい続け、最後まで立っていたのでした。

こうして最終闘争第2回戦は、アダムが死亡しゼウスの勝利で幕を降ろします。

アニメ『終末のワルキューレ』の海外の反応は？

終末のワルキューレはNetfilにてアニメ化されており、海外からも注目がありました。

しかし、実際にアニメを見た海外の方の反応を見て見ると、静止画が多いことや、説明パートが長すぎて逆に戦闘パートが短いなど、良くない反応が多い印象です。

海外でも原作を知っている方が多く、戦闘パートに期待が膨らみ過ぎていたのかもしれませんね。

しかし、キャラクターデザインに関しては、原作通りに細かくデザインされており高評価な反応となっていました。

「終末のワルキューレ」第8話。限界を超えた2人が意地だけで殴り合いを続ける展開がまさに真骨頂…やはりバトルアニメはこうでなくっちゃってぐらいガチでぶつかり合ってて楽しい。最後はゼロ距離で殴り合いからの決着が熱いのです。人類を守ろうとしたアダムの執念が泣かせる…。#終末のワルキューレ pic.twitter.com/RRJzcIv2j3

— 鳴神 (@seimei7777) November 19, 2021