満州アヘンスクワッド最終回完結した？結末や最後ラストを予想ネタバレ！勇リーファ漫画アニメ

『満州アヘンスクワッド』は、週刊『ヤングマガジン』にて連載中の裏社会・アングラ漫画です。

さらに『満州アヘンスクワッド』は、2020年最高の第１巻を決める「新刊マンガ大賞2021」において第８位に入賞した大人気の漫画になっています。

あらすじは、第二次世界大戦中の満州国を舞台に日本人の日方勇(ひがた いさむ)が麗華(リーファ)とともに阿片を密造して大金を稼ぐ物語になっています。

単行本は現在17巻まで刊行されており、主人公たちは上海での戦いを終え、新たな都市である斉斉哈爾(チチハル)を舞台に活動しています。

今回はそんな、『満州アヘンスクワッド』の最終回や結末予想をご紹介します。

『満州アヘンスクワッド』は漫画アプリ『マガポケ』で無料で読める？

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『満州アヘンスクワッド』は完結した？最新巻は何巻？

原作は完結している？

結論から述べますと、『満州アヘンスクワッド』はまだ完結していません。 

2024年9月時点で、コミックス17巻まで刊行されています。

アヘンを密売するために多くの都市を訪れてきた中で秘密結社青幇(チンパン)や日本の関東軍と激戦を繰り広げてきました。しかしまだ決着はついていません。そのため原作完結はもう少し先になると思います。

最新巻は何巻？

2024年９月現在、単行本は17巻まで発売されています。

次巻18巻は2024年10月4日発売予定となっています。

何巻くらいまで続きそう？

結論から述べますと、完結までは10巻以上かかると思われます。

上海編では単行本12巻から17巻にわたる長大なストーリーが展開されました。

そして現在のチチハル編においても同等かそれ以上のストーリーが描かれると思われます。

さらに青幇(チンパン)のボスである杜月笙(とげつしょう)との闘いが控えていることを考えるとまだまだ完結には時間がかかりそうです。

「満州アヘンスクワッド」の最終章までのネタバレ

青幇との因縁！！決着はもうすぐ？

読みたい漫画発見(^.^)
「満州アヘンスクワッド」これ青幇の話です。 pic.twitter.com/ps4g62oPwT

— ヒカル (@abwhNlOL6xbYvXN) May 13, 2022

青幇三大ボスの1人杜月笙はリーファの父親です。

リーファは組織の呪縛から逃れ自由に生きるために勇と協力してアヘンを密売しています。そしてアヘンを支配した者が満州国の王になると言及しています。

青幇との最初の戦いは満州映画協会で活躍していた李姚莉(り やおりー)を青幇の周(しゅう)から日本に逃がすために新京(しんきょう)で繰り広げられました。

勇たちは周の魔の手からなんとか脱しますが、周は怨念深く追跡を続けており因縁が深い相手です。

さらに哈爾濱(はるぴん)において青幇とロシアンマフィアとの三つ巴の戦いをした際に、青幇幹部馮英九(ふぉん いんちゅー)を倒したことにより青幇の恨みを根深いものにしています。

日方勇は成長した？ボスとしての自覚

勇は関東軍の兵士として戦うために満州国にやってきました。しかし、軍事作戦中に右目を負傷し前線を離脱せざるを得なくなりました。

当初の勇は兵士としては気弱で、決してボスとしての風格はありませんでした。

しかし、上海の秘密結社紅幇(ほんぱん)の女首領宋蘭玉(そう らんゆー)から手を組もうと言われた際に、「お前のようなたった1人のチンピラと組む理由が・・僕には何もない！」と言い放ちボスとしての風格を纏うようになりました。

そして、上海で知り合った女性春鈴(ちゅんりん)を殺された敵討ちから宋蘭玉と車上で一騎打ちを行い機関銃で撃退することに成功しています。

その後、勇にはお金を稼ぐことに対する執着が強くなり、ボスとしての風格とともに闇深い面が見え隠れするようになりました。

関東軍とは戦うのか？それとも協力するのか？

関東軍総司令本部の阿片王と呼ばれる里山柾(さとやま まさき)は阿片密売商社「里山岐機関」のトップに君臨しています。

青幇のボス杜月笙と手を組み、満州国のアヘンの製造から販売に至る実権を握っています。

つまり勇たちの商売敵のような存在になります。

そんな里山は勇に対して世界を獲るために手を組もうと提案します。しかし勇はリーファたち家族を捨てることはできないとして提案を断ります。

里山はそれに対し、交渉は粘り強さが肝心とし、次は必ず首を縦に振らせてみせようと言い残し帰っていきました。

よって今後里山とは何らかの形での協力関係を結ぶことも考えられます。

「満州アヘンスクワッド」最終回結末や最後ラストを予想ネタバレ！勇リーファ漫画アニメ

日方勇が満州国の裏の皇帝に？

結論から申し上げますと勇は満州国を裏から牛耳る闇の皇帝になると考えられます。

その理由は１巻冒頭において満州国最後の皇后婉容(えんよう)が監獄の中で満州国の闇の皇帝である勇に会いたいと叫び続けたという描写があるためです。

その時の勇の姿は負傷した右目に眼帯を付け、軍服を身に着け日本国旗とともに街を見下ろすように描写されています。

現在満州国の裏の支配者は青幇のボス杜月笙です。

つまり勇は杜月笙を倒し、満州国の裏の皇帝の地位に就くことが考えられます。

さらに冒頭の勇が日本国旗とともに街を見下ろす描写から関東軍とは敵対せずに共生の道を選んだとも考えらえます。

アヘン売買は世界まで拡大する？

勇たちは満州だけでなく上海にもアヘン事業の拡大に成功しています。そして更なる事業の拡大を目指しています。

上海において静(じん)は妻メアリーについた嘘を本当にするために世界一の貿易会社を作り、本物の貿易商人になりたいという動機から勇の仲間になることを志願しました。

それに加えて勇たちは阿片を加工する大規模な生産工場や物流体制を確保するために斉斉哈爾(チチハル)を拠点にして活動しています。

以上のことからアヘンの大量生産を可能にしたうえで貿易会社を通して世界にアヘンの売買を行っていくことになると考えられます。

つまり勇は満州国だけでなく世界を裏から支配する王になることも考えられます。

満州国 皇后 婉容との関係は？

前述したように1巻冒頭において満州国最後の皇后婉容があの人に会いたいと叫び続けた描写がありました。

婉容は満州国の皇帝溥儀(ふぎ)の正妻です。

史実によれば婉容と溥儀との夫婦仲はあまりよくなかったそうです。そしてそんな陰鬱な気分を晴らそうと婉容はアヘンに手を出してしまいました。

よって溥儀との夫婦仲は良くなく、アヘンに魅了されていた婉容にとって満州国を裏から支配する勇の存在は得難いものになるはずです。

勇は満州を裏から支配していたため表の皇帝である溥儀の中枢にも通じていたと考えられます。

つまり婉容にとって勇は愛人のような存在になっていたと考えられます。

したがって婉容が最後に勇に会いたいと叫び続けていたということにも納得できます。

「満州アヘンスクワッド」の主要キャラクターを紹介！

日方勇

本作の主人公。母親をペストから救うためにお金が必要になり、阿片を製造したがそこから人生が大きく変わってしまう。

勇の製造する阿片は純度が高く中毒性が他の阿片の比ではない。そのため真阿片と呼ばれる。

勇は妹セツと弟三郎(さぶろう)と一緒に日本で平穏に暮らすために阿片を売買し１万圓(えん)を稼ぐことを目標にしている。

リーファ

秘密結社青幇のボス杜月笙の娘。頭がキレるため阿片の販路拡大の作戦を取り仕切っている。

また並外れた美貌の持ち主でもあり、仲間であるバータルからも好意を寄せられている。

青幇の呪縛から逃れ、自由に生きるため、勇に阿片の売買を持ち掛けた。

リン

親の事業が失敗し、青幇に売り飛ばされた日本人の少女。勇に対して助けてもらった恩から好意を抱いている。

瞬間記憶能力を駆使し、青幇の売り子としてアヘンを売りさばいていた。

勇とともに日本に帰ることを目指して阿片の売買に協力している。

バータル

母国であるモンゴル語に加えて、日本語、中国語、ロシア語を話すクァドリンガル。

満州の大学を卒業するほどに優秀ではあるが、女好きという欠点を持っている。

また武術にも長けており、紅幇の用心棒である雕(でぃあお)と戦った際、柔道を駆使して勝利している。

キリル・メドヴェージェフ

ソビエト連邦内務人民委員会の元秘密警察。粛清されそうになった思い人であるナターシャを助けるためにロシアから哈爾濱(ハルピン)に逃亡した。

哈爾濱では逃がし屋として活動しており、その運転技術は一流。

ナターシャとともにロシアに帰ることを目標に阿片売買に協力している。

關志玲(くわん しーりん)

吉林で闇医者を営んでいた女性。

負傷した人は絶対に見捨てない理念を持ち合わせており、金のない患者からは一切お金を取らず、反対に金持ちに対しては多額の請求を行う。

師匠のノーマンから医学を教わり、ノーマンが関東軍に連れていかれた後は独学で医療を学んでいる。

満州一の大病院を開くことを目標に勇の阿片売買に協力している。

李静(りーじん)

英国の諜報員。阿片関係者の調査を命じられ、勇たちに近づいてきた。

貿易公司、密航屋などいろいろな顔を持ち合わせており、紅幇のボス宋蘭玉とも関係を持っていた。

妻のメアリーに貿易商として仕事をしていると嘘をついていることにうしろめたさを感じており、その嘘を本当にするために世界一の貿易会社を作ることを目的に勇の仲間に加わった。