人気マンガ『ノラガミ』。
この記事では、そんな『ノラガミ』の最終回・結末はどうなったのか?について分かりやすく簡潔にまとめていきます!
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『ノラガミ』とは?
『ノラガミ』は、あだちとか先生による現代和風ファンタジー漫画で、月刊少年マガジンで2010年~2024年まで連載されました。
「人間の信仰によって存在する神」と「この世に未練を残した霊魂」の世界を描きながら、人間と神の関係、絆、そして「存在意義」が問われる壮大な作品です。
『ノラガミ』主な登場人物紹介!
『ノラガミ』の登場人物を解説します。
夜ト(やと)/夜卜(やぼく)
本作の主人公で、「デリバリーゴッド」を名乗る無名の神です。5円でどんな依頼も引き受け、携帯番号を街中に貼って地道な布教活動を続けています。
普段は明るくガサツで、だらしない性格ですが、仲間思いで根は誠実です。
実はかつて人を斬るために生まれた戦神「夜卜神」であり、父・藤崎の「人を間引け」という願いから誕生しました。本当の名前は「夜卜(やぼく)」です。
神器・雪音やひよりとの出会いを通して、自分の過去と向き合い、誰かに必要とされる神を目指して成長していきます。
物語終盤では、正式な神として自立し、念願だった自分の神社も手に入れます。
壱岐ひより(いき ひより)
中学3年生の少女で、事故をきっかけに魂が抜けやすい「半妖」となります。体質を治すため夜トに依頼し、行動を共にするようになります。
優しく行動力があり、格闘技好きの一面も。半妖としての力で妖と戦うこともあります。
夜トや雪音との絆を深める中で、神々の世界に深く関わっていきます。
物語後半では家族を守るため藤崎と対立し、医師を目指すことを決意。夜トたちを支える存在として物語の鍵を握る重要人物です。
雪音(ゆきね)
14歳で亡くなった少年の霊で、夜トの神器となった存在です。
当初はわがままで反抗的でしたが、夜トの導きで改心し、信頼できる仲間へと成長していきます。
精神的な成長を経て、「祝の器」として覚醒し、夜トの唯一無二の神器として活躍します。
その後は術の修行にも励み、夜トを福の神にするため日々尽力しています。
生前の記憶には苦しい過去があり、自分の存在意義に悩むこともありますが、仲間との関わりを通して「人として生きる」ことを学んでいきます。
毘沙門天(びしゃもんてん)
七福神の一柱で、金髪の美しい女神です。多くの神器を武装として身につけ、「歩く武器庫」と呼ばれるほどの戦闘力を誇ります。
かつて神器たちを妖化で失った過去があり、その事件で彼らを斬った夜トを長らく恨んでいました。
神器たちを家族のように大切にしていますが、管理が行き届かず、知らず知らずに彼らを苦しめてしまっていた面もあります。
夜トとの戦いを経て、自らの過ちを認め、再び信頼できる主として歩み始めます。強さと優しさを兼ね備えた、情に厚い神です。
野良(のら)/緋(ひいろ)ほか
かつて夜トの神器だった少女で、現在は複数の神に名を与えられた「野良」として活動しています。
夜トが与えた名「緋器(ひき)」を大切にしており、彼の神器であり続けることを望んでいます。
冷酷な性格で、多くの事件で暗躍しますが、父様には従順で素直な一面もあります。
特殊な出自を持ち、生前の記憶を保ちながら存在する稀な神器です。
父様の命令で夜トを拉致し、恵比寿の謀殺に関与しましたが、夜トに放たれた後は雪音に匿われるようになります。
その後はひよりのおさがりの制服を着て共に過ごし、新たな一歩を踏み出しはじめます。
父様(ととさま)/藤崎浩人(ふじさき ひろと)
夜トを生み出した「術師」であり、真の黒幕。元は人間ですが、「言の葉」を手に入れたことで黄泉から現世へ戻り、何百年も生き続けています。
冷酷で神々に強い憎悪を抱いており、夜トや毘沙門の神器を自ら使役。
夜トを人斬りとして利用し、恵比寿の死にも関与するなど、多くの事件の裏で暗躍しています。
雪音を「祝の器」として狙い、ひよりとも敵対関係に。ひよりの家族に危害を加えるなど、非道な行動を繰り返しています。
『ノラガミ』最終章までのおさらい!
「無名の神」夜トと少女ひよりの出会い
どこにも祀られず、神社も持たない神・夜ト(やと)。
5円でどんな依頼でもこなす「デリバリーゴッド」として、今日も小さな仕事をこなしていた彼の前に現れたのが、女子中学生・壱岐ひよりです。
不注意で交通事故に遭ってしまったひよりは、魂が抜けやすい「半霊」となり、幽霊や霊的存在が見える体質になってしまいます。
体質を治すため、ひよりは夜トと行動を共にし、次第に神と人の狭間にある世界に足を踏み入れていきます。
少年の霊・雪音と夜トの試練
夜トは、武器として仕える存在「神器」として、わずか14歳で亡くなった少年の霊と出会います。
少年は夜トに「雪音(ゆきね)」という名前を与えられ、彼の神器となります。
雪音は、優しく接してくれるひよりを慕う一方で、だらしなく神らしからぬ夜トの振る舞いに反発し、心を閉ざしていきます。
また、生きていた頃への未練から、万引きなどの盗みを繰り返してしまいます。
しかし、それらの悪事は夜トの体に「穢れ」として蓄積され、やがて命の危機を招くまでになります。
さらに雪音自身も、心の闇に飲まれかけ、妖になりかけてしまいます。
それでも夜トは、「若くして命を落とした雪音に、人としてもう一度生きるチャンスを与えたい」と願い、彼を見放すことはありませんでした。
夜トの想いを知った雪音は、激しい苦痛を伴う「禊(みそぎ)」を受け入れ、自らの心を浄化していきます。
そしてようやく、夜トを「主(あるじ)」として心から認めるようになります。
強大な神・毘沙門との因縁
最強の武神として知られる七福神・毘沙門天は、かつて自身の神器「麻」の一族を皆殺しにした夜トを仇として付け狙っていました。
実際には、神器たちが不浄を抱え疑心暗鬼に陥ったことで妖化し、それを止めるため夜トが討ったという経緯がありました。
罪悪感を抱いた毘沙門天は、死霊を無差別に神器として迎え入れ、新たに「巴」の一族を増やし続けていましたが、その過剰な召し上げは神器たちの孤独を深めてしまっていました。
そんな中、毘沙門の神器・陸巴が、夜トとひよりを利用して主神の代替わりを企てます。霊体を拉致されたひよりを救うため、夜トは高天原に乗り込みます。
誤解から夜トと毘沙門が戦いを始めますが、陸巴の策略で神器たちが次々と妖化し、事態はさらに混乱します。
最終的に、監禁されていたひよりたちが駆けつけて誤解を解き、夜トはひよりと共に下界へ戻ります。
毘沙門天は陸巴と妖化した神器たちを自らの手で討ち、夜トとの長い因縁に終止符を打ちました。
神々の頂点「天」と夜トの父・藤崎の登場
物語が進むにつれ、「天(あまつかみ)」という神々の統治機関が暗躍を始めます。
夜トの実の父である藤崎は、この天の中核であり、人間や神器、神さえも「支配すべき道具」とみなす冷酷な存在でした。
藤崎の目的は、「自由意志を持つ神」の否定。夜トを利用し、最強の存在へと変えようと画策していきます。
雪音の成長と“神器の独立”
雪音は夜トの神器として数々の戦いを共にしながら、次第に精神的にも大きく成長していきます。
かつては夜トに反発し、心の穢れによって妖化しかけたこともあった雪音ですが、「人として生きる」ことの意味を学びながら、やがて「神になる」という大きな決意にたどり着きます。
これは単なる変化ではなく、「死んだ少年の魂が、神として新たな役割を得る」という特別な進化でした。
神器が神になるという前代未聞の道を選んだ雪音の姿は、夜トにとっても誇らしく、そして少し寂しさを感じさせるものでした。
雪音はその後、術の修行や神議の知識も学び、夜トに頼るばかりでなく、自分の信仰を築こうと一歩ずつ前へ進んでいきます。
天の統治と神々の反乱
「天」は神々を統制する組織であり、長らくその絶対的な支配体制が続いていました。
しかし、術師(藤崎)の存在や恵比寿の粛清を経て、多くの神々が天に対する不信感を抱くようになります。
毘沙門をはじめとする神々は、次第に天のやり方に疑問を持ち始め、「神は人間の願いを叶えるだけの道具でいいのか?」という問いを共有しはじめます。
一方、夜トは自ら天に属する立場に置かれながらも、その方針に従うことを拒み、自分の信念に従って行動します。
やがて神々の間に緊張が高まり、天への反乱とも言える大きな動きが起こります。
夜トは、神々に「感情があること」「意志を持つこと」こそが、人と共にあるために必要だと訴えかけていきます。
父・藤崎との対峙
夜トを生み出した存在であり、術師として暗躍していた藤崎と、ついに直接対決の時が訪れます。
藤崎は「神に感情はいらない」「人間も神も支配すべき」という思想のもと、夜トを操り戦神として使い捨てようとしてきました。
かつては父の影響から逃れられなかった夜トですが、ひよりや雪音との出会いを経て、「誰かを守る神」としての道を見出します。
戦いの中で夜トは、自分の弱さや過去の罪を受け入れ、それでも「人と共に生きる神」として立ち向かうことを選びます。
この決断が、神としての真の強さとなり、藤崎との激しい戦いに終止符を打つ大きな鍵となります。
『ノラガミ』最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画アニメ】夜ト雪音その後の最後はどうなった?
夜トvs藤崎、最終決戦
最終章では、夜トと藤崎の決戦がついに描かれます。
藤崎は、「無にして完全な神」を創ることで神の在り方を正そうとしており、夜トはその道具として生み出された存在でした。
しかし夜トは、自らの意思でその道を拒みます。「不完全だからこそ、人の苦しみに寄り添える」「誰かのために生きたい」という思いを胸に、命を削りながら戦い続けます。
神器たちの献身、ひよりの呼びかけ、雪音の存在——そのすべてが夜トを支え、彼の“信仰”を形にしていきます。
そして最後には、藤崎の支配から解き放たれた夜トが勝利し、「天」の絶対的な支配体制にも終焉が訪れます。
神社と信仰、夜トの願い
物語の冒頭から「自分の神社を持ちたい」と夢見ていた夜トは、ついにその願いを叶えます。
それは大きく立派な神社ではありませんが、自分を信じてくれる誰かが建ててくれた、小さくても温かい居場所でした。
夜トは、もう“名前も社もない無名の神”ではありません。
ひとりの人間に祈られ、信じられ、祀られる「本当の神」として、その場に立つことができたのです。
長く孤独だった夜トが、ようやく「帰る場所」と「祈られる意味」を得る場面は、物語全体を通してもっとも感動的な瞬間のひとつです。
それぞれの未来へ
最終決戦の後、登場人物たちはそれぞれの道を歩みはじめます。
雪音は、自らの意志で「神」として独立し、新たな信仰のもとに生きる決意を固めます。
ひよりは、夜トとの思い出を胸に、人間としての日常を取り戻しながら、医師を目指す道へ進みます。
彼女の中で、夜トたちの存在は「忘れ去られるもの」ではなく、「今も心にあるもの」として大切にされています。
そして夜トは、今日もどこかで誰かの願いを叶えるために走り続けています。
もう一人ではありません。信じてくれる人たちと繋がりながら、神として、人として、自分の道を歩み続けているのです。
ノラガミが教えてくれたもの
『ノラガミ』は、「神」と「人」、「信仰」と「孤独」、「存在意義」という重いテーマを、時にユーモラスに、時にシリアスに描き続けてきました。
夜トの成長は、まさに“誰かに必要とされる”ことの大切さを象徴しています。
最終的に夜トが得たのは、「戦う力」ではなく、「信じてくれる人の存在」だったのです。