漫画『薫る花は凛と咲く』は、三香見サカ(みかみ さか)先生によって「マガジンポケット」で連載されている人気ラブストーリーです。
累計発行部数は620万部を突破(2025年7月時点)しています。
ネット上では「学生時代を思い出させるような爽やかであたたかい物語」「純粋な恋愛要素で心が浄化される」といった声が多く見られます。
また2025年7月からアニメ化もされており、注目度の高い作品といえるでしょう。
『薫る花は凛と咲く』は、底辺男子校の千鳥高校(ちどりこうこう)に通う紬 凛太郎(つむぎ りんたろう)と、隣接するお嬢様校の桔梗女子高校(ききょうじょしこうこう)に通う和栗 薫子(わぐり かおるこ)を中心とした物語です。
今回は『薫る花は凛と咲く』の完結情報や最新刊の状況、結末の予想をまとめました。
『薫る花は凛と咲く』は漫画アプリ『マガポケ』で無料で読める?
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『薫る花は凛と咲く』は完結した?最新巻は何巻?
原作は完結した?
結論から言うと、まだ完結していません。
2021年10月に連載がスタートして以来、物語は丁寧に積み重ねられてきました。
凛太郎と薫子はお互いの立場の違いを超え、少しずつ心の距離を縮めていきます。
完結していないながらも、ここまでのストーリーで描かれるのは恋愛だけではありません。
たとえば対立関係にあった凛太郎の通う「千鳥高校」と薫子の通う「桔梗女子」が、ふたりの交流を軸に少しずつ理解し和解していきます。
そのように周囲の人間関係の構築やひとりひとりの成長、心の変化が丁寧に描かれており「ただの学園恋愛もの」には収まらない作品へと進化しています。
特に最新巻では「卒業」や「将来」という人生の分岐点に踏み込み、読者に強い共感を与える展開になっています。
最新巻は何巻まで発売されている?
2025年8月時点で最新刊は第18巻(2025年8月7日発売)です。
これまでの傾向として2~3か月に1巻のペースで発刊されていますが、公式発表によると18巻~20巻は3か月連続で発売されるそうです。
第19巻は2025年9月9日発売と発表されているので、発売が待ちきれませんね。
あと何巻で完結しそう?
多くの読者は「20巻前後での完結」を予想しています。
舞台が高校生活である以上、卒業が物語の大きな区切りになることは間違いありません。
卒業はふたりにとっても「未来への選択」を迫られる瞬間であり、家族や友人との関係をどう整理するかも問われる重要な節目だからです。
ストーリーには凛太郎や薫子だけでなく、ふたりの友人の人間関係や進路についても残されています。
さらに最新話(161話)では桔梗高校の先生も登場し両校の対立が表面化することで、より一層盛り上がりを見せています。
このペースで進むと25巻前後での完結が自然といえるでしょう。
『薫る花は凛と咲く』最終章に至るまでのネタバレまとめ
薫子と凛太郎の関係はどう深まっていった?
ふたりの関係は凛太郎が実家のケーキ屋「Patisserie Plain」で、美味しそうにケーキを食べる薫子との出会いから始まります。
当初は「桔梗女子のお嬢様」というレッテルで見ていた薫子を、やがて「和栗薫子というひとりの人間」として見るようになる凛太郎の変化がこの作品の見どころです。
ふたりは勉強を一緒にしたりデートをしたりする中で徐々に距離を縮めます。
特に水族館での迷子の少女とのエピソードは印象的で、凛太郎が自分の気持ちを自覚するきっかけとなりました。
そして友人たちと遊びに行った夏の海では、なんと凛太郎が思わず告白してしまいます。
その場は突然のことでギクシャクしてしまいますが、改めて凛太郎が想いを伝え直し、ふたりはついに交際をスタートさせます。
その後もクリスマスや誕生日、バレンタインのチョコ作りなど誰もが経験するようなイベントを重ねることでふたりの絆はさらに強固になっていきました。
毎日薫る花の好きなシーン(23日目)
水族館でイルカショー見てる時のワンシーン😊(凛太郎が薫子ちゃんへの恋心に気づくシーン!!!)
なんだこの尊い空間は…#薫る花 pic.twitter.com/Ae01bbrHt0— たなっち (@Tanatti_9422) May 15, 2023
ふたりを支える友人たちの物語はどうなる?
凛太郎の周囲には明るく盛り上げ役の宇佐美翔平(うさみ しょうへい)、冷静で成績優秀な夏沢朔(なつさわ さく)、そして温厚で仲間思いの依田絢斗(よりた あやと)といった友人がいます。
彼らの存在があるからこそ凛太郎は心を開き、自分の弱さを人に見せられ本音で向き合えるようになりました。
一方、桔梗側では薫子の幼なじみ保科昴(ほしな すばる)が重要な役割を担います。
男性に苦手意識を持つ昴は当初凛太郎を警戒し、ふたりの交際に反対しました。
しかし凛太郎の誠実さや仲間たちの真っ直ぐな姿に触れる中で少しずつ心を開き、やがて千鳥側の友人たちとも打ち解けていきます。
また薫子の桔梗の友人たちも同様に交際に反発しますが、昴たちの仲介で千鳥の仲間と接する経験を通じて千鳥に対する偏見を解いていきました。
こうした「対立から理解」への過程が描かれることで、物語は恋愛だけでなく友情や人間関係の成長物語としても厚みを増しています。
家族や周囲との関係性がどう変化した?
家族や周囲との関わりの変化も見どころです。
薫子の母は千鳥高校の生徒という先入観ではなく、凛太郎が作ったケーキを通して「優しい人」だと認めてくれます。
この出来事は凛太郎にとって大きな支えとなり、卑下しがちだった気持ちを克服する一歩につながりました。
こうしたエピソードを通じてふたりの恋愛はただの「甘い関係」ではなく、家族や友人の理解を得ながら成長していく「周囲を巻き込んだ青春ストーリー」として深みを増しています。
薫子さんがどれほどお母さんを
大切にしてるかわかる…😌 https://t.co/BcDSW9dYjM— Ysu (@Ysu2223) September 14, 2024
『薫る花は凛と咲く』最終回結末やラストを予想ネタバレ!薫子と凛太郎どうなる?
薫子と凛太郎は最後に結ばれる?恋の行方はどうなる?
テーマが「立場を超えて惹かれ合う」ことである以上、最終的にふたりが結ばれる未来は非常に濃厚です。
ただしここまでの物語が示す通り、それは決して順調なものではありません。
まわりからの偏見や進路の選択といった現実的な障壁を1つずつ乗り越えていくことで、ようやく手を取り合う展開になるでしょう。
困難を超えた末の結ばれる瞬間こそ、読者にとって最も心を打たれる場面になるはずです。
ふたりの卒業後の進路は?
凛太郎は薫子の誕生日に手作りケーキを贈ったことで「自分のお菓子で人を笑顔にできる」と確信を持ちます。
その後も友人たちの誕生日にケーキを振る舞い、笑顔を見て「自分の作るものが誰かの喜びにつながる」ことを実感します。
こうした経験から凛太郎は、単なる憧れではなく進路としてパティシエを志す決意を固めました。
一方薫子は、弟が誕生したときに目にした温かな光景が、彼女へ命の誕生に立ち会う尊さを強く意識させ、幼いころから産婦人科医に興味を抱いていました。
しかし同時に母親が倒れて救急搬送されたときの恐怖が命を扱うことへの強い不安を抱かせ、進路を口にすることをためらわせました。
そんな彼女が夢に対する迷いを振り切れたのは、凛太郎の存在があったからです。
彼の励ましに背中を押され、恐怖を抱えながらも命と向き合う覚悟を固めた薫子は、明確に産婦人科医を目指していきます。
以上の経緯から卒業後ふたりの進路は別々になるといえます。
ただそれぞれが異なる未来を選びながらも、互いの決意を尊重し支え合える存在であり続けることは間違いないでしょう。
千鳥高校と桔梗女子の対立はどう決着する?
ここまでの話では桔梗の生徒や先生は千鳥の生徒に対して、なにかしらの偏見を持ち嫌っているため、千鳥の生徒が反発するように描かれています。
ただ両者の溝は偏見や噂によるものであり、実際に交流を重ねれば誤解が解けることが示されています。
そのため、最終的には両校の偏見が解け歩み寄る可能性が非常に高いでしょう。
凛太郎と薫子の関係はその象徴となり「ふたりの恋が両校の和解を導く」という形で物語が締めくくられるのではないかと予想されます。
『薫る花は凛と咲く』主要キャラクターを紹介!
紬 凛太郎(つむぎ りんたろう)
千鳥高校に通う男子高校生で、本作の主人公です。
190cmの高身長に金髪とピアスという不良風の外見ですが、実際は心優しく誠実な性格です。
母親に頼まれて実家のケーキ店「Patisserie Plain」の店番を任されるときは、めんどくさがりながらも手伝っています。
人をよく見ており、友人の些細な変化に気づける一面もあります。
勉強は大の苦手で赤点常習者です。
幼少期は孤立しがちで自己評価が低く何事もすぐに諦める癖がありましたが、薫子や友人と接していくなかで前向きな性格になっていきます。
友人や彼女のためにケーキを作る経験をとおして人を喜ばせる喜びを知り、本格的にパティシエを目指すようになります。
和栗 薫子(わぐり かおるこ)
桔梗女子に通う女子高校生で、本作のヒロインです。
身長148cmの小柄な体格で、普段は緩いウェーブの髪にカチューシャを付けています。
明るく人懐こい性格で、凛太郎の見た目や学校を気にせず接し、やがて彼と交際を始めるのです。
特待生として成績首位を維持し続ける努力家ですが、辛いことを抱え込んで弱音を吐けない一面もあります。
高3になると凛太郎に誰よりも早く「産婦人科医を目指している」ことを打ち明け母の搬送の恐怖を乗り越え、命と向き合う覚悟を固めます。
宇佐美 翔平(うさみ しょうへい)
千鳥高校の生徒で、凛太郎の親友の1人です。
赤っぽい髪に学ランの下の山吹色パーカーが特徴で、明るく人懐こい性格をしています。
勉強は大の苦手で、アプリのグループ名を勝手に「赤点回避」にするほどの赤点常習者です。
しかし友人思いで交友関係も広く仲間をつなぐムードメーカーとしての存在感があるため、周りからも「一番すごいやつ」など評価されています。
隠し事が苦手で思ったことを口に出しやすいものの、その率直さが人の心を動かすことも多く、凛太郎と薫子の関係を温かく見守り支えています。
夏沢 朔(なつさわ さく)
千鳥高校の成績優秀な男子高校生です。
クールで負けず嫌いな性格ですが、口下手で素直になれない一面があります。
かつて進学校を志望していましたが、人間関係に疲れた過去から千鳥に進学しました。
勉強が得意で仲間を支えながら、朔自身も友情を通して変化していきます。
特に昴を気にかけるようになり、彼女に対して特別な感情を抱き始めます。
理性的な努力家でありながらも、仲間を思いやる繊細さを併せ持つ人物です。
依田 絢斗(よりた あやと)
千鳥高校に通う男子高校生で、末っ子気質の四男です。
平和主義者ですがケンカが強く、理不尽に誰かが傷つけられることを許さない正義感を持っています。
普段は柔らかい物腰で人当たりが良く、友人からも信頼される存在です。
趣味はスノーボードで、幼い頃の夢は恐竜を飼うことでした。
かつて兄に憧れて警察官を志しましたが迷いを抱え、一時は就職を考えるものの、事件を機に再び警察官になる決意を固めます。
保科 昴(ほしな すばる)
薫子の幼馴染で、桔梗女子に通う女子高校生です。
長身で銀髪のポニーテールが特徴で、大人びた容姿を持ちますが男性への強い苦手意識があります。
幼少期にいじめを受けた経験が原因で男性を避けるようになりましたが、凛太郎らとの交流を通じて少しずつ克服していきます。
真面目で心優しい性格の持ち主で、薫子を長年支えてきた存在です。
高3では朔との勉強会を通じて距離を縮め、第一志望であるT大学を目指して努力を続けています。