逃げ恥ゆりのその後は病気？家や車・ファッション調査！風見や同級生・名言も紹介

漫画『逃げるは恥だが役に立つ』は、2012年〜2020年にかけてKC Kissで連載されていたラブコメ漫画です。

主人公、森山みくりが派遣切りにあったことをきっかけに、真面目サラリーマンの津崎平匡の家で家事代行をすることになり、互いの利害一致のために周りに秘密で契約結婚をする、というストーリーになっています。

2016年にはドラマ化され、特に女性から熱い支持を受けた人気ドラマとなり、2019年には続編のスペシャルドラマが放映されました。

今回は、そんな『逃げるは恥だが役に立つ』の主要キャラクターの中から、主人公森山みくりの叔母である土屋百合について紹介していきます。

『逃げ恥』は漫画アプリ『マガポケ』で無料で読める？

『逃げ恥』はこちらの講談社が運営する漫画アプリ『マガポケ』にて無料で読むことができます。

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オススメ漫画アプリ紹介

また漫画アプリに関していうと、小学館が運営する公式漫画アプリ『サンデーうぇぶり』や集英社が運営する『ヤンジャン』も特にオススメです！

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ゆりの基本情報を紹介！年齢は？仕事は？どんな家に住んでるの？

土屋百合（つちやゆり/以下、ゆり）は、漫画『逃げるは恥だが役に立つ』に登場するキャラクターで、主人公の森山みくり（以下、みくり）の母方の叔母です。

「歳だから…」そんな言い訳をして、人生楽しめないのはもったいない

確かに、朝まで飲むのは辛くなるし、シワが増えたような・・・それは【変化】であって、【劣化】ではない。

逃げ恥のゆりちゃんの言葉を思い出して！！！
(c)海野つなみ／講談社『逃げるは恥だが役に立つ』9巻 pic.twitter.com/sx3QD2dgBx

— ゆかぴん🗼 (@britton_sh55022) January 10, 2025

年齢は52歳で、仕事は化粧品会社に勤務しています。

独身で、家族は妹の桜と姪のみくりだけと語っています（一応甥（みくりの兄）もいますが、馬が合わないため家族にカウントしていないようです）。

横浜のマンションに住んでおり、車も所有しています。

ゆりは50代独身でバリバリのキャリアウーマン！コンプレックスは高齢処女？

化粧品会社に勤めており部下からも慕われている

ゆりは化粧品会社『ゴダール』の室長として勤務しています。

頻繁に海外旅行をしていたり、宝物というカッシーナのソファは高いものだと500万円以上するブランドものであること、みくりの歯科治療費（10万円以上）を支払うと即答しているところなどを見るに、相当高収入で羽振がよく独身生活を謳歌しているようです。

一人暮らし歴30年。彼氏はいたしモテたけれど…？

ゆりは22歳から一人暮らしをしており、現在は横浜のマンションに住んでいます。

みくり曰くゆりが住んでいる所は立地がとても良く、それ相応に値段は高いとのこと。

ゆりには結婚歴はありませんが、ゆり曰く「彼氏はいたしモテていた」とのこと。

みくりの幼少期の記憶でも、男性二人を侍らせているイメージがあり、20代のゆりは相当モテていたことが分かります。

処女のまま閉経した“高齢処女”

ゆりは「怖い話してあげようか。あたし処女のまま生理上がったからね」と作中で語っている通り、バリキャリである一方高齢処女として描かれています。

本人に結婚願望がなかったわけではなく、そのうちいつかはと思っているうちに50代になったとのこと。

ゆり自身は未婚であることを後悔はしておらず、現状の生活に満足していると語っています。

しかし、「誰からも一度も選ばれないってつらいじゃない？」と寂しそうに語っています。

苦手なものはイケメンと豪語するゆり！25歳年下でイケメンの風見も最初は嫌いだったけれど…？

第一印象は最悪だった？風見との出会いとは

みくりの夫である津崎平匡の同僚である風見涼太（以下、風見）とは、顔を合わす前に知らず知らずのうちに出会っています。

ゆりが部下とレストランでランチをしていたとき、後ろの席で別れ話をしていたのが風見と彼女でした。

風見が彼女に対して、「結婚のメリットが分からない」と語ったうえで、君と結婚する意味ってあるの？というような言葉を浴びせて店を去っていきます。

その光景を見ていたゆりは、「あたしダメあーゆー正論言うイケメン！」「男前だから余計腹立つのよ言い返せないし」と文句を垂れています。

後日、悪天候により津崎家に泊まり駅から帰ろうとする風見が、みくりに「ちゃんと年とってましたね叔母さん」と耳打ちしているのを聞いて「何あのどっかで見たようなイケメン超失礼じゃない？」と激怒するゆり。

風見が言った「年とってた」というのは、無理な若作りをしていないという意味だったのですが、少なくとも第一印象は最悪だったと言わざるを得ませんね…

知人の分譲貸しマンションの仲介役、そして大家代理に

風見に最悪な第一印象を抱いたゆりは、以降風見に『風見鶏』とあだ名をつけてみくりに愚痴をこぼすなどしていました。

本来なら二度と会うことがないくらい関係性が希薄な二人でしたが、欠席者の穴埋めで参加したイチゴ狩りで再会し、流れでゆりの知人が分譲貸ししているマンションに風見が住むことになります（当初、ゆりはこのマンションに津崎夫妻を住まわそうとして話に出しましたが、平匡から条件が合わないと断られ、代わりに風見が立候補した形になります）。

大家の女性から気に入られた風見は即入居を許可され、近所に住んでいて仲介役をしたからという理由でゆりが大家代理に指名されます。

少しずつ距離が縮まっていく二人。しかしゆりに恋愛感情はない？

それ以降、近所であるが故に度々顔を合わせる二人。

そんなある日、ゆりが家の鍵を落としてしまい途方に暮れているところを風見が発見します。

一緒に探すと申し出て、最終的に風見のおかげで家の鍵が見つかり、ゆりの中で風見の印象が変わります。

それからというもの、鍵のお礼にと食事に行ったのを発端に、愚痴や相談で二人で飲みに行くようになります。

だんだんと距離が縮まり、風見はゆりに惹かれていきますが、当のゆりは25歳も年下の風見を恋愛対象として見ていませんでした。

風見からの告白に怖気付くゆり。しかし、風見の同僚に発破を掛けられたことでもう一度風見と向き合う

風見は年の離れた友人。

そう認識していたゆりに、風見は思わず「あなた僕が絶対自分に欲情しないと思ってるでしょう」「あなたは男というものを甘く見過ぎですよ」と自身の本音を吐露します。

突然の告白に動揺したゆりはその場を逃げるように離れ、どうしたらいいか分からないと悩んだ末に、年齢差を理由に風見との交際を断ります。

こうして二人の関係は終わったかのように思われましたが、そんなゆりの前に突然現れたのが風見の同僚である五十嵐安奈（以下、五十嵐）でした。

五十嵐は合理的な思考を持ち人並外れた行動力を持つ、風見曰く『ポジティブモンスター』で、風見がゆりのことを好いていることを聞き付けてゆりに忠告しにきたと言います。

五十嵐はゆりに対し「若さに執着してる」「彼の若さをただ消費しているだけ」とズバズバと自分の正直な意見をぶつけてきます。

そんな「若さというのは価値の一つ」と言う五十嵐に対して、ゆりは老いを恐れるその心を「呪い」と表現し、いずれ自身にも訪れる未来に呪いをかけるな、と忠告し返します。

そう言いながら、ゆりは自分が一番年齢や周りの目を気にしていたことに気が付きました。

そして後日、五十嵐の粗相を謝りたいと風見から連絡が来て再会する二人。

そこで、風見から改めて「振られたあともまだゆりさんのことが好きでした」と告白を受けます。

そんな風見に対し、ゆりは『周りに遠慮せず自分の判断で生きる』というなりたかった大人の自分を思い出し、風見の告白を受け入れます。

こうして、25歳差という年齢差を乗り越えゆりと風見は交際することになりました。

続編では風見と破局し独り身に戻るも同級生からの忠告で病気が見つかる？その後を紹介！

1年半の交際の末破局。理由は年齢差によるもの？

めでたく風見と交際することになったゆりですが、交際してから1年半後にはすでに破局していることが分かります。

破局理由は、ズバリ風見とのジェネレーションギャップでした。

出かける時のスケジュールに体力さを感じたり、風見にとっての未来は希望であってもゆりにとっては老後の心配しかなく、風見の若いからこその思い切りや感性がゆりとは合いませんでした。

逃げ恥でゆりちゃんと風見さんが最終回で結ばれたけど、スペシャルドラマでは既に体力差が原因で別れてて、ええー！ってなったけど、それってリアルよな…。25歳差でゆりちゃん更年期迎える訳で、いくら外見磨いたところで、そーいうところで年の差感じざるを得ない。

— もじゃもじゃピエロ (@mj_pierrot) September 30, 2025

そんな風見に対して、年上として嫉妬や束縛をするのも気が引けてしまい、いつしか窮屈に感じてしまい破局に至りました。

しかし、破局した後もお互いに好意は抱いている様子が見てとれます。

高校の同級生と再会し、ある相談をしたことで大病が発覚！？

ある日、ゆりは映画館で隣に座るという偶然によって高校時代の同級生である花村伊吹（以下、伊吹）と40年ぶりの再会を果たします。

意気投合した二人は、後日再度集まって会話に花を咲かせます。

そんな中、ゆりは「シモの悩みがある」と言い、看護師長である伊吹に下血があることを相談しました。

すると、伊吹は真剣な表情で婦人科で検査するようゆりに促してきます。

伊吹の勧めで婦人科を受診したゆりは、医師から『子宮体がん』であると宣告されました。

甘えられる人がいないと嘆くゆり。風見の顔が過るも連絡は取れず…

病状について詳しく説明するため次回は家族と来るように、と医師から言われたゆりは、妹の桜に電話をしました。

しかし、桜はぎっくり腰で動けない状態で、また姪のみくりもつわりで外出もままならない状態になってしまっていました。

妹と姪という唯一の家族が同行不可となってしまい途方に暮れるゆり。

甘えられる人がいない…と嘆きながら、思い浮かんだのは元カレの風見でした。

しかし、別れた女に病気の告白されても困っちゃうよね…と気持ちに蓋をしたゆりは伊吹に連絡し、病院へ同行してもらうことにしました。

退院後に久しぶりに風見と再会！二人はヨリを戻した？

ゆりの子宮体がんはステージ2で、子宮全摘出手術を受けることになりました。

入院直前にみくりと会い、お互いに激励を送り合う二人。

そして、手術当日を迎えます。

手術は無事成功しほっと胸を撫で下ろすゆりでしたが、突然みくりから『ごめんなさい風見さんにゆりちゃんの入院のことバレてしまいました』との一報が！

風見の策士によって情報が漏れてしまい困惑するゆりでしたが、では何故お見舞いのメールを一つも寄越さない風見に対して悶々とした気持ちを抱えます。

悩んだゆりは思い切って風見に連絡を取ると、久しぶりに電話で話すことに。

そして、退院したらデートする約束を半ば無理矢理取り付けられ、退院後にゆりの家で再会することになりました。

そこで、風見から「好きな人ができた」と告げられショックを受けたゆりでしたが、沼田が主催する『大沼田会』で色々な人の意見を聞く中で、風見の新しい恋を祝福する覚悟が決まり、再び風見に電話を掛けます。

風見の新たな恋は失恋という形で既に終わっていましたが、結局二人がヨリを戻すことはありませんでした。

しかし、以前の恋人になる前のような良い友人関係に戻ることができ、また一緒に飲みに行こうと笑顔で約束を交わすことができたのでした。

実写ドラマの女優は誰？原作とドラマでは年齢設定が違う？ファッション・衣装の他、部屋や車も注目！

実写ドラマでゆりを演じたのは石田ゆり子さん

逃げ恥は2016年に実写ドラマ版が放映され、契約結婚を通した結婚感や夫婦の在り方、女性の社会進出などの社会問題の他、完成度の高いパロディやエンディングの『恋ダンス』も人気の要因となり、絶大な人気を博しました。

そんなドラマ版でゆりを演じたのが、女優の石田ゆり子さんです。

原作のゆりが強気なハキハキとした女性であるのに対して、ゆるふわな雰囲気がある石田ゆり子さんですが、芯のあるバリキャリというキャラクターは原作のゆりそのもので、ドラマ版でも核心をつくようなゆりの名言は数多く見受けられています。

ゆりの年齢は原作では52歳。でもドラマでは48歳になっている？

ゆりは原作では52歳ですが、ドラマ版では48歳に設定が変更されています。

この理由は公式からは明かされていませんが、考えられる理由としてはゆりを演じた石田ゆり子さんの実年齢にあると思われます。

ドラマが放映された当時、石田ゆり子さんは47歳でした。

実年齢と原作設定年齢の乖離から、ドラマでは年齢の引き下げが検討されたと考えられます。

正直、キャラクターの見た目や年齢は原作とドラマでは異なっているゆりですが、真のあるキャラクター性や演技力の高さから、石田ゆり子さんがキャスティングされたものと思われます。

ドラマ版でもゆりはカッコいい女性として描かれる！気になるファッションや乗っている車の車種を紹介！

ゆりはバリキャリという設定のため、身に付ける衣装やジュエリーには高級ブランドが多く見受けられますが、一方で真似しやすいプチプラコーデもあるため、女性視聴者からはゆりのファッションも注目されていました。

今逃げ恥見るとゆりちゃんの持ってるジュエリーが全部ハイブラだ…とかあの頃はなかった視点で見れて面白い。ヴァンクリ一式持ってた

— 日日是好日 (@g_yika) November 13, 2025

ゆりは基本オフィスのシーンが多いため、ジャケットやパンツスーツなどカッコいい大人ファッションが多いですが、ピアスなどのジュエリーは可愛いデザインのものにしたり、白系や暖色系にして柔らかい雰囲気を出したりもしています。

また、ドラマ版では日産の『ジューク』がゆりの愛車として登場しています。

運転が好きだから仕事でドライバーをしているけど、自分の車はまだ買えない

いつか欲しい憧れの車🚖
逃げ恥のゆりちゃんが乗ってたやつ！ pic.twitter.com/OHFvjwBH6y

— 蘭子45歳　2人のママ　都内タクシードライバー2年目 (@yamu_yamu_cha_) November 19, 2025

色は目を引くイエローカラーで、ゆりのキャリアウーマンとしてのイメージによく合っていますね！

『逃げ恥』ゆりの名言を紹介！

「未婚よりせめてバツ1のほうがまだ生きやすかったって思うのよね…」

このセリフは、第1話に登場します。

全文は以下の通りです。

「言っとくけどあたし別に不幸じゃないから。毎日それなりに楽しくやってるし。ただ未婚よりせめてバツ1のほうがまだ生きやすかったって思うのよね…世間的にも心情的にも。何が原因だとか周りにあれこれ言われたりするし。それに誰からも一度も選ばれないってつらいじゃない？」

姪のみくりの目から見ても、仕事ができて趣味を楽しみ豊かな生活を送っているゆりは充実した人生を送っているように映っています。

実際、ゆりは自身の人生に満足していると語っています。

しかし、世間的に見れば未婚＝何か本人に問題がある、と考える人が一定数存在するのも事実で、恐らくゆりも今までにそのような言葉を浴びせられてきたのではないのでしょうか。

昨今は結婚をするしないは自由で結婚歴のない人も増えてきています。

未婚だから、バツ1だからと個人を決めつけることなく、その人の本質を見るのが当然の社会になることが望まれますね。

「誰かが知っていることを誰かは知らなくて、そうやって世界は回っているんじゃないかしら」

このセリフは、ドラマ版の第9話に登場します。

全文は以下の通りです。

「私の場合はみくりがいたからね。娘がいる気分を味わえちゃったのよね。最高よ。責任取らないでひたすらかわいがるだけ。でもその代わり、深い喜びは知らないのかもしれない。

誰もがすべてのことを深く知るのって無理だと思わない？誰かが知っていることを誰かは知らなくて、そうやって世界は回っているんじゃないかしら。」

ゆりの言う『深い喜び』というのは、子育てで言えば四六時中そばにいて、大変なことや苦しいことも数多く乗り越えながらその先に見出すもの、と言えます。

ゆりには結婚歴も子育て経験もないため、それらを知らなくて当然ではあるのですが、その代わりゆりにはその他で得られる『深い喜び』というものを知っているはずです。

例えば『働く女性としての喜び』であったり、『独身としての喜び』など。

逆を言えば、それらの喜びは専業主婦であったり既婚者の人には経験し得ないものになります。

地位や立場などは人によって異なっていて、誰かが持っているものを自分は持っていなくて、自分が持っているものを誰かは持っていない、なんてことは往々にしてあります。

ゆりのこのセリフは、そんな社会の縮図を表していますね。

「あの人がいるじゃないって安心するような存在になれたらなって」

このセリフは、第34話に登場します。

全文は以下の通りです。

「あたしは独身で子供もいないけど、楽しく暮らしてるしそれで安心する人もいるんじゃないかって思ったりね。

なら年取って一人なのが怖いっていう人にあの人がいるじゃないって安心するような存在になれたらなって。

そう言う人も社会に必要でしょ。

結婚しないと子供がいないと不幸っていう強迫観念から若い女の子たちを救ってあげたいなって。」

バリキャリで上司であるゆりは、部下や後輩に背中を見せて生きてきたのではないでしょうか。

そんなゆりに染みついた感覚はプライベートまで侵食していて、独身女性の先輩として後に続く女性の手本にならなければ、という使命感が芽生えたのだと思います。

そんな使命感から出た言葉に対して、風見は「他人の手本になる必要はない」と諭して、ゆりの中にある『呪い』の一つを消してくれていました。

「自分で自分に呪いをかけているようなものよ　そんな恐ろしい呪いからはさっさと逃げてしまうことね」

このセリフは、第41話に登場します。

全文は以下の通りです。

「呪いね。自分で自分に呪いをかけているようなものよ。

あなたが価値がないと思っているのはこの先自分が向かっていく未来よ。それって絶望しかないんじゃない？

自分が馬鹿にしたものに自分がなるのはつらいわよ。『かつての自分みたいに今周りは自分を馬鹿にし

てる』と思いながら生きていくわけでしょ。

そんな恐ろしい呪いからはさっさと逃げてしまうことね。あなたがこの先楽しく年を取っていきたい

と思うなら楽しく生きている年上の人と友達になるといいんじゃないかな。

あなたにとっての未来は誰かにとっての現在であったり過去だったりするんだから」

若さを価値あるものと言う五十嵐に対して、ゆりが投げ掛けた言葉になります。

人を見下したり馬鹿にすればするほど、自身が同じ立場になった時に辛い思いをする、それを『呪い』と表現しました。

老いは誰にでも等しく訪れるものです。

確かに、五十嵐の言う通り若さは価値あるものではありますが、だからといって逆の老いを価値がないものとしてしまっては、いつか必ず来るであろう未来の自分の首を絞めているようなものです。

ゆりのこのセリフは、特にゆりと同じ独身女性から大きな共感を浴び、そして勇気を与えたと言われており、逃げ恥屈指の名言と語る人も少なくないようです。