人気マンガ『アフターゴッド』
そんな『アフターゴッド』は本当に面白いのか?オススメで買う価値があるのか?などについてまとめました!
『アフターゴッド』は漫画アプリ『マンガワン』で読める?
『アフターゴッド』は、こちらの小学館が運営する漫画アプリ『マンガワン』にて無料で読むことができます。
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『アフターゴッド』あらすじ紹介!
オホーツク海沖から正体不明の巨大生命体が確認されてから30年。
北海道と東北地方全域が「危険区域」に指定されてから10年。
人類を脅かす原因となったそれらの出来事から少しばかりの時間を経て、2020年代の東京を舞台に物語の幕は上がります。
時が経つにつれそれらの巨大生命体は「神」と呼ばれ始めました。
埼玉までもが危険区域に指定された頃、「神」の研究組織の一員として警戒にあたっていた研究員・時永 倖幸(ときなが さちゆき)は区域内を覗き込んでしまっている少女に遭遇します。
神は目が合うと身体が硬直し、口に息を吹き込まれると身体は水に変えられてしまい、最後には絶命すると言われていました。
そんな危機的状況から彼女を遠ざけ、「ここへ何をしにきたのか」と問い掛ける時永。
彼女は自らの名前を神蔵 和花(かみくら わか)と名乗り、友達に会うために佐賀から来て東京で家を探すつもりだと話します。
彼女の身を案じた時永は一刻も早く家に帰るように伝えると同時に、「もしその友達が神の近くにいるのなら既にその子は亡くなっている」と残酷な状況を口にします。
しかし、その言葉を受けた和花の返事は意外なものでした。
「それでも構わないから、来た。」だから自分に構わないで欲しい、と彼女は顔を背けてしまいます。
実は神は人々に畏怖されている反面、対峙する最期の一瞬で人生において一番の幸福を感じられるとの噂で一部の自殺願望を持つ人々からは敬愛に近い感情を向けられていたのです。
そして和花の探している友人・しをんもその1人でした。
次の瞬間、突如大きな音を立てて空から降ってきた女に驚く2人。
驚異的な身体能力で圧倒的な力の差を見せつけながら、女は和花の耳元へそっと耳打ちをします。
「神様に会わせてあげる」と。
宇月(うづき)よんと名乗るその女の誘いに躊躇いなく乗った和花を試すように、女は時永を殺害することを神への謁見の条件とします。
しかし時永を殺害すると見せかけて、女の不意を突く形で反撃に出た和花。
それも虚しく逆上した宇月の残虐な猛攻で致命傷にも見える傷を負った和花ですが、そんな状況でも頭に浮かぶのは親友のしをんのことでした。
神が死を魅力的にしたから親友は死んだ、私は神を許さない。神を信仰する人間も全て許さないと宇月の顔を覗き込んだ和花の顔は別人のようで、その瞳は神と同じ瞳をしていました。
身体が硬直し、身体の一部を水に変えられてしまう宇月を見て時永は和花を後ろから羽交締めにし動きを妨げます。
親友、しをんの夢を見る和花。目を覚ました場所は時永の勤める研究所のベッドの上で、その身体は頑丈な拘束具に覆われてしまっていました。
神蔵和花とは一体何者なのか?依然侵攻を止めない神たちの目的とはなんなのか?考察をしながら読み進めていくのが楽しい作品です。
漫画『アフターゴッド』は面白い?つまらない?おすすめなの?見どころ紹介!
先に結論、『アフターゴッド』は全巻読む価値アリに面白いです!
『アフターゴッド』の見どころを3つご紹介いたします!
面白い理由① とにかく言葉と画力による迫力がすごい!
作者である江野朱美先生はこれまでの著書でも綿密に描き込まれたイラストに定評のある漫画家さんの1人ですが、それに加えてキャラクターが発する言葉の一言一言にその人らしさの表れるような台詞回しや言葉の選び方がとてもお上手な方です。
ですからギャグシーンのような明るい場面からシリアスなシーンまでのメリハリがしっかりと設けられており、読み手はグッと「アフターゴッド」の世界観に惹きつけられのめり込むこと間違いなしなのではないでしょうか。
面白い理由② それぞれのキャラクターの魅力がすごい!
主人公サイドである時永や和花に関してはもちろんですが、敵対する「神」サイドのキャラクターが一人一人魅力的なところもまたこの作品の見どころだと考えられます。
それぞれのキャラクターがどのように物事を捉え、考えて、その上でどう動いていくのかという所にありがちな矛盾がないので物語を読み進めていて途中で引っかかることが少なく、テンポ良く読み進められることに繋がっていると思います。
面白い理由③ アクションシーンの描写がすごい!
この点も作者である江野朱美先生の人並外れた画力のなせる技ではありますが、アクションシーンが多い作品であるにも関わらず毎度驚かされるほどの戦闘描写も必見です。
人間の書き込みに関してはもちろんのこと、異形めいた「神」に関してもグロテスクさと美麗さが複雑に入り混じった本作特有の描写が活かされていると思います。
動きの多いシーンであるにも関わらず読みづらさを少しも感じさせない辺り、さすがの描写力です。
『アフターゴッド』の主な登場人物を解説!
『アフターゴッド』の登場人物を解説します。
神蔵 和花
佐賀から東京へ、親友のしをんを探しに来た女の子。
神について無知な少女であったと思いきや、その片目は神の持つものと全く同じものでした。
そのことを知った時永に研究所へと引き入れられ、研究所の仲間たちと共に神へ立ち向かおうとしますが、彼女の中には本人とは別の人格の神が居座り、和花はその神をコントロールする方法を未だに見つけられずにいます。
時永倖行
左目に眼帯をしているのが特徴の男性。対神科学研究所所属の獣医です。
人情に厚い性格で和花や研究所の仲間たちからの信用も厚いですが、独断で無茶をしたり自身より仲間の安全を優先したりと自分のことを顧みず突き進んでしまうような所があります。
しかしそこが彼の魅力で、和花のみならず「神」にまでも懐かれる人望に関しては彼の強みであるとも言えるでしょう。
しをん
和花の親友の女子高生です。
認知症の祖父母をたった1人で世話していたりと家庭環境が様子が度々感じられ、いつも怪我をして学校に来ていました。
「神」を見るだけで幸せになれるという噂を信じて東京まで足を運び、その犠牲者となります。
宇月よん
「神」の部下を自称する若い女性です。
家庭環境に悩まされ、親に裏切られて自殺願望を抱いたのをきっかけに神に近づきます。そこで出会った女性に導かれて髪の部下になった、と話しています。
人間離れした身体能力を持っており、それらの力は神から分け与えられたもののようです。
『アフターゴッド』最終回は完結したのか?
「アフターゴッド」は現在もマンガワンで掲載されており、まだ完結はしていません。
神の中にも友愛に近い感情を持つ者がいたり、また神の中にも仲の良さや派閥のようなものがあったりする中で、神を倒したい人間側に協力する神も現れます。
神サイドVS人間サイドの戦いになるものとばかり考えていましたが、それだけを理由に陣営分けができるほど神も人も単純ではなかったり、逆に単純であるからこそといったシーンも見られます。
簡単には読めそうにない今後の展開にも期待が膨らみますね。
『アフターゴッド』アニメ化情報!
残念ながらアフターゴッドのアニメ化についての話などはまだ出ていないようです。
残酷な描写も多い作品ですのでどこまで映像化できるかがアニメ化の鍵になりそうですよね。
『アフターゴッド』作者・江野朱美とは?
作者の江野朱美先生は女性の漫画家さんで、「美少年ネス」「たびしカワラん‼︎」「亜獣譚」などが有名な代表作として挙げられます。
「亜獣譚」では次に来るマンガ大賞で入賞を果たしていたりと根強いファンも多い印象で、特筆すべきはその画力です。
繊細な描き込みは漫画の一コマとして読み流すには惜しいほど。思わずページを捲る手を止めてしまうほどの魅力があります。
また、感情や状況に対する言葉の選び方がとっても特徴的で、言語化が難しいような気持ちを文字にすることにも全作を通して長けていらっしゃるように感じます。
没入感の味わえる江野朱美先生の他の作品にもこの機会に是非触れてみてはいかがでしょうか。
『アフターゴッド』読者の評価や感想は?
マンガワンのアフターゴッドっていう漫画バチボコに面白い、というかドストライク。
— ヤオ (@baaaksgr) May 12, 2023
アフターゴッド、いつ読んでもめちゃくちゃに面白い…。
— 325 (@y_325_y) May 11, 2023
アフターゴッドめちゃくちゃ面白いし、作画が凄い
— きーちゃん (@kisaragi_takara) May 11, 2023
アフターゴッドはいいぞ。
めちゃくちゃ面白いからこの機会に読んでみてくれよな!!!!— 月時 (@moon_water_star) May 10, 2023
アフターゴッドを読んでます
面白いです— ⿻蟻塚うき⿻ (@Ariduka_Uki129) May 4, 2023