本記事はこんな疑問を解決します。
ご紹介する方法は、登録不要でもちろん合法です。違法手段ではないので、安心してください。
『藍より青し』は漫画アプリ『マンガPark』で全巻無料で読める?
いきなり、結論です。
『藍より青し』はこちらの白泉社が運営する漫画アプリ『マンガPark』にて全巻無料で読むことができます。
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『マンガPark』は、大手出版社の白泉社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
『マンガPark 』では『藍より青し』1巻から最終巻に収録されているすべてのエピソードを無料で配信してくれています。
安心安全に、そしてタダで『藍より青し』を全巻読破したい方は『マンガPark』を使う方法が最もお得です。
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『マンガPark』は課金してもお得に読める!
『マンガPark』では基本的に無料で読める作品が多いですが、最新刊が発売されたばかりの作品などはアプリ内で購入できる『コイン』が必要です。
↓『コイン』が必要な作品。
実は、この『コイン』はアプリ内でお得に、そして簡単に購入することができます!
例えば、1100円分の『コイン』を購入した場合、1100円分の『コイン』に加えて、アプリ内で使用できるボーナスコインが200円分付与されます!
つまり課金しても、お得に漫画を読めるのです!
購入方法もキャリア決済で簡単に購入できるため、わざわざ書店に行って漫画本を購入する手間が省けます。
『マンガPark』では1日に無料で読める話数に限りがあるので、うまく『コイン』を購入して読む方がストレスなく読み進められますよ!
オススメ漫画アプリ紹介
上記で紹介した『マンガPark』以外にも双葉社が運営する漫画アプリ『マンガがうがう』や小学館が運営する『マンガワン』も特にオススメです。
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『マンガPark』の基本的な使い方
『マンガPark』に掲載されているマンガを無料で読むには、アプリ内アイテムである『FREEコイン』と『ボーナスコイン』を活用することになります。
(左がFREEコイン、右がボーナスコイン)
簡潔に言うと『FREEコイン』『ボーナスコイン』などを使うことで、1日1作品において、13話分以上のマンガを無料で読むことが可能です。
『藍より青し』も例外なく1日に13話分以上の話数を読み進めることができます。
以下では『マンガPark』で使うアプリ内アイテム『FREEコイン』『ボーナスコイン』のそれぞれの使い方、取得方法を詳しく説明していきます。
『マンガPark』のFREEコインとは?取得方法と使い方を解説
- FREEコインとは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
- 朝6時、夜9時に120FREEコインずつ配布される(1日に計240FREEコイン)
- 30FREEコイン消費で好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る
以上が簡単なFREEコインの取得方法と使い方の説明です。
1話につき30FREEコインが消費されるということは、
1日に配布される240FREEコイン÷1話につき消費される30FREEコイン=8話分
つまり毎日、配布される計240FREEコインを使って1日に8話分の作品をタダで読めるシステムがFREEコインです。
但し1点だけ注意があり、FREEコインを120以上貯めこむことは出来ません。
朝6時に120FREEコインが配布され、その120FREEコインを使わずに夜9時を迎えたとしても新たに120FREEコインが加算されることはありませんので注意が必要です。
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『マンガPark』のボーナスコインとは?取得方法と使い方を解説
- ボーナスコインとは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
- FREEコインがなくなってしまった場合でもボーナスコインを使うことで好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る
- 『マンガPark』新規ダウンロード特典で900ボーナスコイン(30話分)が付与される
- 毎日、短い広告動画を見るだけで30ボーナスコイン(1話分)が付与される(1日に2回このシステムが使える)
以上が簡単なボーナスコインの取得方法と使い方の説明です。
下の画像のように『マンガPark』新規ダウンロード特典では、900ボーナスコイン(30話分)が無料配布されます。
そして毎日、短い広告動画を視聴することで30ボーナスコイン(1話分)を取得することが出来ます。
毎日0時と12時の2回、広告動画を見てボーナスコインを獲得できます。つまり毎日、60ボーナスコインを取得できるということです。
短い広告動画の見方は、アプリを起動すると画面右下にピンク色のプレゼントマークが出てくるので、それをタップします。
すると「CMを見てコインをGET」というボタンが表示されるので、タップして短い広告動画を視聴します。(広告を見ずに流してるだけでもOK!)
たったこれだけの労力で、30ボーナスコイン(マンガ1話分)が手に入ります。
やらない手はありませんよね(^^)/
短い広告を見てボーナスコインを獲得できるシステムは毎日、夜0時と昼12時に回復します。
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『FREEコイン』『ボーナスコイン』以外で1日3話分のマンガを読む方法
先ほど紹介した『FREEコイン』『ボーナスコイン』が0ポイントになってしまった場合でも1日に3話分のマンガを無料で読むアプリ内システムがあります。
その仕組みがコチラ。
読みたい”話(はなし)”のページへ飛ぶと、「CMを見て無料で読む」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで新たに1話分のマンガを無料で読むことが可能となります。
3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。
以上の事から『マンガPark』は、1つの作品において、1日に最低でも13話分以上ののマンガを無料で読むことのできるかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります!
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『藍より青し』あらすじ紹介!
財閥の跡取りの花菱薫(はなびしかおる)は、現在は家出をしてアパートで生活する大学生。
薫は学校の帰りに和服の少女、桜庭葵(さくらばあおい)に出会い手助けすることになります。
しかし、葵が探している幼いころに出会った許嫁とは薫自身でした。
薫の許嫁として育てられた葵は、婚約を破棄された理由を知るために会いにきたのです。
婚約を知らなかった薫ですが、けなげな葵にひかれて、一緒に暮らすことになります。
『藍より青し』は面白い?見どころ紹介!
先に結論、『藍より青し』は全巻読む価値アリに面白いです!
『藍より青し』の見どころを4つご紹介いたします!
見どころ① 丁寧に描かれた魅力的な表情
作者である文月晃(ふみづきこう)は、女性の魅力的な表情を描くことを何より得意としている作家です。
好きな人を語るときのこぼれるような笑顔。
褒められたときの恥ずかしげな表情。
別れを告げるときの涙をこらえたほほ笑み。
どの表情も繰り返して、何度も見たくなる魅力にあふれています。
この作品は、女性の魅力を引き出すために作られていると言ってもよいでしょう。
見どころ② 純愛ストーリー
純和風、けなげ、いちずな大和撫子による純愛ストーリーです。
許嫁のことは知らされず、財閥の次期党首として虐待まがいに育てられた花菱薫。
薫は母を亡くし、思い出を燃やされ、傷だらけになるほど殴りつけられます。
すべてを捨て家を飛び出した薫は、心を閉ざしていきます。
対して、初恋の相手のために16年間許嫁として厳しく育てられた桜庭葵。
葵は薫を追いかけ、癒やすために自分も家を出て二人で暮らしていくこと決意するのです。
薫の傷だらけの背中によりそい涙を流している姿がいじらしいですね。
後半では家族に反対されて引き離されてしまいますが、二人とも真っすぐに突き進んでいきます。
傷ついた薫をけなげな葵が付きそい、癒やしていく姿が秀逸に描かれています。
見どころ③ 恋人とのイチャイチャ
この作品の半分くらいは恋人とのイチャイチャでできています。
作者の文月晃はデビューから女の子のいちゃつく様子を描き続けてきたのです。
仲睦まじい恋人同士を描くことにかけては最高の漫画家でしょう。
本編では、ヒロインの葵が薫に寄りそいながら支えていく姿が描かれています。
手をつなぐこと、待ち合わせをすること、手料理を食べさせること。
葵は薫と暮らす間に一つ一つ夢をかなえていくのです。
葵の笑顔からは、恋人と触れあうことが本当にうれしいと伝わってきます。
誰もが読んでいるだけで幸せな気持ちになることでしょう。
2巻からはスキャンダルを防ぐために許嫁であることを隠すことになります。
そのため、葵がやきもちを焼く場面が増えていきます。
おしとやかな葵が嫉妬する姿はかわいらしく、何度も読み返したくなります。
葵が人気投票でも圧倒的人気で1位だったのも納得できますね。
見どころ④ 女友達とのイチャイチャ
この作品は女性の登場人物が多いのですけれど、ハーレムではありません。
薫と葵は財閥のスキャンダルを防ぐために恋人であることを隠すようにと命じられます。
そのため、恋人がいないように見える薫に女性たちは積極的に距離を縮めようとします。
薫は葵一筋なのですが、隠しているためハーレムに見えているだけなのです。
あいさつのように抱き付いてくる美女。
いきなりキスしてくるお嬢様。
メイド服で転んで押し倒してくる後輩。
恋人未満な関係によるうれしくも恥ずかしげな女性の姿が、魅力的に描かれています。
特に金髪美女のティナ・フォスターは丁寧に描かれています。
男友達のように接しながらも、女性として扱われると照れて何も言えなくなる姿はかわいらしいですね。
『藍より青し』登場人物紹介!
『藍より青し』の主な登場人物を紹介します!
ネタバレも多少含みますので、ご注意ください!
花菱薫(はなびしかおる)
本作の主人公で写真部所属の大学生2年生。
一見すると物静かな礼儀正しい青年です。
実は大財閥の跡取りとして育てられてきた優秀な人なのです。
物語の始まりでは、虐待まがいの教育を受けて家を飛び出し、安アパートで独り暮らしをしています。
母のために生きてきた薫は、母を亡くしたことで目標を失っていました。
やる気をなくしていた薫を、ティナが心配して関わるようになります。
ティナの強引な勧誘で写真部に入れられて流されるままに暮らしていると、ヒロインである桜庭葵に出会うのです。
葵に出会ってからの薫は、別人のように明るくなります。
薫は今まで苦しんできたため、寂しさに敏感になり、まわりの面倒をみるようになります。
結果として多くの女性を引きつけることになりました。
薫のよいところは、葵一筋で他の女性の誘惑に揺らがないところでしょう。
桜庭葵(さくらば あおい)
公式人気投票では圧倒的な大差で1位に選ばれた本作のヒロインで、由緒ある桜庭デパートの跡取り娘です。
葵の普段から着物を着ておしとやかに歩く姿は、まさに大和撫子という言葉が似合います。
葵は幼いころに薫と出会ってから、妻になれるように厳しい花嫁修業を続けてきました。
そのため、普段から和服を着こなす家事万能で礼儀正しい女性に育ちました。
おしとやかな葵ですが、実は甘えん坊で隙を見ては薫と触れあおうとします。
普段は上品な葵が子どものように甘える場面はほほ笑ましく感じることでしょう。
2巻からは、スキャンダルを防ぐために薫と恋人であることを隠すことになります。
人前では甘えられず、嫉妬している様子が増えていきます。
葵の頬を膨らませる姿が普段とのギャップでとてもかわいらしい場面です。
ストーリーが終盤に入ると葵は家族に反対され、薫と引き離されることになります。
葵は家族との関係に悩みながらも、薫へのいちずな思いを貫いていきます。
「すべてを捨ててでも薫さまと一緒にいたい」
葵が両親へ向けて涙ながらに語りかける面持ちが、ヒロインの最高の見せ場となるでしょう。
まさに、純愛ストーリーの魅力がつまったヒロインです。
ティナ・フォスター
博多育ちのアメリカ人、1年休学したため薫の後輩になってしまった写真部所属の金髪美人です。
陽気で積極的な性格をしていて、無邪気な笑顔がよく似合う女性です。
女性の胸をもむのが大好きな人ですが、意外と女らしい姿も垣間見えます。
ディナが薫と関わり始めたのは、やる気をなくした薫が心配で放って置けなくなったからでした。
ティナは昔の自分のように孤独な薫を無理やり写真部に入部させてしまいます。
からかい、けんかして、騒いでいるうちにいつしか薫を好きになってしまいました。
しかし、初めて人を好きになったことで嫌われることの怖さに気づいてしまいます。
薫の顔を見ることさえ怖くて、海外へ逃げ出してしまいます。
ティナは1年もの間世界中を旅しましたが、薫への恋心を忘れることはできませんでした。
覚悟を決めて日本に帰ると、薫は別人のように明るくなっていたのでした。
一目見て薫と葵の関係に気づいたティナは、心を隠して男友達のように付きあおうとします。
抱きついてきたり、からかってきたり、恋人未満な関係でじゃれあう二人が本当に楽しそうです。
ティナとの触れあいを見れば、こんな女友達が欲しかったとうらやましくなること間違いありません。
また、ティナは一見がさつに見えて、実は寂しがりで怖がりなのです。
停電や、お化け屋敷などが何より苦手としている様子が描かれています。
その中でも、ティナが恥ずかしがって薫にすがりつく姿が最高にかわいいです。
ラブコメのお手本のようなストーリーは、つい読み返したくなります。
美幸繭(みゆき まゆ)
薫を追いかけて、飛び級で留学先から帰ってきた社長令嬢。
幼く見える体としぐさに反して、プライドの高さが表情に垣間見えます。
繭は幼いころから両親が忙しいため、寂しい思いをしていました。
けれども、誕生日に泣いているところを薫に慰められて慕うようになりました。
薫へ積極的にアプローチしつつ、ティナをライバル視して張りあうことになります。
留学していた繭は、4年ぶりに日本に帰ってきて大学に入学すると偶然薫と出会いました。
あまりにも感激した繭は、ティナの前で飛びついてキスをしてしまいます。
また、薫が行くところには全力で追いかけて、ティナと口げんかを繰り返すことになります。
最初のころは、わがままなだけのお嬢様に見えてしまうかもしれません。
しかし、ストーリーが進むと自分の思いを全力で示そうとしているだけだと気づけるでしょう。
特に繭がティナをしかりつける姿が印象に残っています。
「さみしさをごまかして、自分をだましている姿が一番腹が立つ。私は絶対に逃げたりしない。諦めたりしない」
16歳のため幼い一面を持ちながらも、誇り高く自分に正直に生きる姿はかっこよく見習いたいですね。
水無月妙子(みなづき たえこ)
写真部の後輩で巨乳メガネっ娘。
大人しい雰囲気でおどおどしているドジっ子ですが、実はマイペースな一面を持つ女性です。
地味な見た目で大人しく見えますが、実はオカルト好きな酒豪でメシマズなのです。
妙子は母子家庭で貧しいため、常にバイトをしています。
しかし、大きなミスをしてしまい、仕事を首になってしまいました。
困った妙子は、葵に頼んでハウスキーバーとして雇われることになります。
葵たちの屋敷に住み込みで働くため、薫との距離が近づいてしまいます。
普段から全力で頑張る妙子ですが、なぜか転んで薫を押し倒してしまうことが多いようです。
不器用でドジを繰り返しますが、一生懸命に頑張る姿は誰しもが応援したくなることでしょう。
薫のことが気になりながらも奥手なので行動できず、一歩引いたところから薫を見ていることが多いようです。
何とか近づこうと頑張る姿がいじらしく、かわいらしいですね。
水無月ちか(みなづき ちか)
小麦色の肌をした妙子の従妹で中学3年生。
元気でおませな子猫のような女の子です。
ちかは、妙子が薫にひかれていることに気がつき、妙子を応援しようとします。
しかし、ちかは空回りして薫に裸を見られてしまいます。
薫の顔を見るだけで真っ赤になるほど、男として意識するようになります。
薫に近づきすぎて恥ずかしがる姿は、保護欲を誘いますね。
時には開き直って、恋人に甘えるように触れ合う姿も見られます。
どんな場面でも、非常に愛らしい少女です。
神楽崎雅(かぐらざき みやび)
桜庭家に仕える使用人であり、葵の後見人。
ストレートロングの髪形をしている、りんとした表情の有能な女性です。
雅は両親を早くに亡くし、桜庭家に引き取られることになりました。
使用人の立場でありながらも、家族のように育てられた雅は、桜庭家に恩を感じていました。
葵とは姉妹のように育てられたため、何よりも葵を大事にしています。
人にも自分にも厳しく、感情的に怒鳴ることもよくありますが、実はやさしさの裏返しのようです。
雅は家族に反対された葵を止めようと厳しく引き止めます。
しかし、最後は葵の意思を支えようと桜庭家に反してでも全力を尽くします。
一見クールですが、優しく感動すると涙が止まらなくなる熱血ぶりは、頼りになるお姉さまとして魅力的です。
『藍より青し』アニメ化情報!
2002年に第1期、2003年に第2期がアニメ化されています。
第1期は『藍より青し』全24話です。
桜庭葵を中心とした純愛ストーリーが描かれています。
家族に反対された葵のりりしさとかわいらしさが堪能できます。
第2期は『藍より青し~縁~』全12話です。
前作の2年後、ティナ・フォスターを中心としたラブコメが描かれています。
お色気を増量して楽しく騒いでいますので、ティナのファンなら必見でしょう。
私は大好きです。
『藍より青し』作者・文月晃とは?
作者の名前は文月晃(ふみづきこう)、福岡県出身の漫画家です。
同人で活動したのち、1995年より成年向け漫画でデビュー。
1999年より「ヤングアニマル」で『藍より青し』の連載を開始します。
アニメ化はもちろん、ゲームまで発売される人気作となりました。
その後は、青年誌を中心に活動しています。
『頂!』『僕とルネと青藍』などの作品があります。
代表作に『海の御先』という『藍より青し』をもっとエッチにしたハーレム長編があります。
『藍より青し』が好きなら気に入ると思います。
ぜひ、読んでみてください。
『藍より青し』読者の評価や感想は?
藍より青し20年前のアニメだけどかなり面白い。もう12話まで見ちゃった
— ハムカツ (@Nysskyo) July 29, 2022
やっぱり藍より青しは面白いなぁ
— タオ (@timetoliveforev) May 13, 2022
藍より青し二期も面白いなぁマジで
— アキ (@nozoyoshi67913) August 22, 2021
藍より青し 面白いですね!
オススメしてくれた友人に感謝
普段は見ないけどこういう恋愛ものもたまにはいいね
大切な栄養素を摂取してる気分になれる! pic.twitter.com/PSe3hRIRIM— やわかわ (@trpgmegane) July 30, 2021
藍より青し5億回くらい読み直してるけど一生面白い…
— よーえーたろー (@yoetarotcg) July 29, 2021
体調不良からの逃避として漫画読んでた
藍より青しって言うんですけど、面白いですねこれ— Fish (@Fishproducer) May 18, 2021
『藍より青し』序盤ネタバレ紹介!
ここでは『藍より青し』の序盤のあらすじを紹介します!
ぜひ、ごらんください。
第一話 縁―えにし―
物語は、着物姿の桜庭葵(さくらばあおい)が駅の改札口で戸惑っている場面から始まります。
「どうして改札が通れないのかしら?」
切符を片手に悩んでいると人にぶつかり、鼻緒が切れてしまいました。
通りがかった花菱薫(はなびしかおる)が鼻緒を直しつつ話を聞くと、道に迷っている様子です。
薫は簡単に説明しますが、あまりにも駅に慣れていない様子のため、道案内を申し出ます。
葵の丁寧な言葉遣いや、深々とお辞儀をする姿が着物姿に似合っていて、まさに大和撫子そのものでしょう。
目的地に近づくと、葵は幼いころに出会った好きな人に会いに行くことを語りました。
「あの人のことを考えると、この世に生まれてきて本当によかったって思えるんです」
しかし、たどり着いた場所は撤去された空き地でした。
「やっと会えると思ったのに……こんなことって」
葵は崩れ落ち、涙を流しました。
あまりの様子に薫は葵を自分の部屋へ連れていき、慰めます。
落ち込む葵に、薫は他に手がかりはないのかと尋ねます。
葵が取り出した幼い頃の写真を見て、薫は写っているのは幼い自分であることに気づきます。
探していた相手は薫だと言われて、感極まって抱きつく葵。
「親切にしてくださった方が薫さまだったなんて……運命というものをこれほど強く感じたことはありません」
説明を求める薫に葵は姿勢を正し、三つ指をついて一言で言い表しました。
「私は薫さまのもとへ嫁ぎに来ました」
第二話 許嫁―いいなずけ―
嫁ぎに来たと言われて驚く薫に、葵はもう一度自分の思いを語りました。
「私と一緒に花菱家へ帰りましょう」
にこやかな笑顔の葵とは反対に、薫はこわばった顔で厳しく拒絶します。
「花菱家には帰らない!! 今すぐ帰ってくれ」と葵を追い返しました。
薫は仕組まれていると思い込み、追い返せば花菱家が迎えに来るはずだと考えていたのです。
しかし、追い出された葵は、怪しげな男たちに絡まれます。
薫は急いで駆けつけて、葵を背にかばいながら怒鳴ります。
「おれの女だ。文句あるか」
うつむき震える葵は、うれしさのあまり泣き出してしまいました。
「うそでも……薫さまの女だって言ってもらえて……うれしくて」
幼い子供のように泣く姿に、葵のけなげさと愛らしさが伝わってくるようです。
部屋に戻り、冷静になった二人は詳しい事情を話しました。
薫は許嫁の話を知らなかったのです。
嫌われていなかったことを知り、葵はうれしさに涙を流しました。
「ホッとしたら、涙が出てきちゃいました……」
泣いている姿に戸惑う薫は、夜も遅くなってしまったので休むよう勧めます。
薫は風呂を準備しながら、ふと思いついて確認します。
「家の人にはちゃんと断って来たんだろ?」
葵は動揺しながらも答えます。
「もちろんです。連絡しなくても大丈夫ですから」
薫は葵の様子には気づかず、風呂に入るように勧めます。
風呂に入った葵は脱衣所を探したり、お湯の出し方が分からなかったりと世間知らずのお嬢さまのようです。
薫は、女の子に好かれることや、着替えの音、下着などに慣れていないために落ち着かない様子でため息をつきます。
「まいったなぁ……突然すぎて浮かれる気分にもなれないよ……」
第三話 褥―しとね―
風呂上りの葵に薫が見とれる様子から始まります。
「とってもいいお湯でした」
ぬれた髪と無邪気な笑顔が色っぽくて、薫は目を合わせることもできません。
薫は布団が一つしかないので使うように勧めますが、葵は不満なようです。
「薫さまに悪いです……ご一緒でもかまいませんので……その……」
顔を真っ赤にする葵を見て、薫は慌てて断り、布団へ押し込むことになりました。
眠ろうと横になった葵に、薫は明日には帰るように勧めます。
「家の人が心配するだろうし、話も急すぎて……お互いのことも知らないし」
葵は薫に飛びつき、必死になって訴えます。
「今からでも私を知ってください。そして、薫さまのことを教えてください」
近づいてくるきれいな顔に動揺して、薫は強引に早く寝るよう勧めます。
深夜になり薫は一日を振り返りますが、葵の無防備な色っぽさに落ち着かないようです。
頭を冷やすためにジュースを買いに行って戻ってくると、葵が起きて待っていました。
「薫さまがいなくなってしまうのではと心配で……」
すがるような表情で話しかけてきます。
葵をなだめて眠った薫は、幼いころの夢を見ます。
母に置いていかれ、祖父にしかられる薫。
「泣いているんじゃない。おまえは花菱を継ぐ者なのだ」
祖父に反抗するところで目が覚めると、葵の胸に抱きしめられていることに気づきます。
胸に顔が埋まり、頬ずりまでされてもだえてしまいます。
強く抱きしめられて離れられず、気持ちよすぎて一睡もできずに過ごすことになりました。
起きてきた葵に、薫はなぜ自分の布団に入ってきたのかと尋ねます。
「薫さまが寒そうにしていたので一緒に添い寝を……」
葵は恥ずかしそうに頬を染めて、詳しく話し始めます。
「寝ると何かに抱き付く癖があるみたいで……、でも薫さまも私に抱きついてきましたので、おあいこという事でいいですよね」
小悪魔のようないたずらな笑顔で見つめられて、薫は赤面して困ってしまいました。
第四話 夕餉―ゆうげ―
薫は大学の講義に出席しながら、葵との朝ご飯の様子を思い浮かべます。
葵は見事な料理を並べながら、実家に許してもらったので夕食ももてなしたいと話します。
講義が終わり、薫は友達の誘いを断りながら帰ると、駅の改札口に1時間ほど待っていた葵の姿がありました。
「少しでも早く薫さまと一緒にいたかったんです……」
赤面する二人は初々しく並んで家へと向かいました。
葵が手をつなぎたいと願い、薫の手を取ると昔とは違う大きな手に驚きます。
しかし、葵も変わったと薫は答えます。
「葵ちゃんはすごくきれいになったよ!!」
葵は急な言葉に驚きと喜びを隠せず、照れながら帰るのでした。
家に帰り着いてみると、10品以上もの料理が並べられています。
あまりのおいしさに喜ぶ薫ですが、よく見ると自分の好物ばかりが並べられていることに気づきます。
「小さいころ、ずっと薫さまを見ていましたから」
手をつないだり、手料理を食べさせたりしたいと思っていたと、葵は子供のころからの夢を語り始めます。
「薫さまが望むなら、葵は何だってしてあげたいんです」
最高の笑顔で語る葵に、薫は赤面して何も言えなくなってしまいます。
食事を終えて風呂に入ると、薫は葵が裸で風呂に入ってくる姿を想像してしまいます。
ありえないだろうと考えていると、葵の声が聞こえてきました。
「お背中お流しいたしますので……私も一緒に入っていいですか?」
第五話 湯殿―ゆどの―
一緒に風呂に入っていいかと尋ねる葵に、薫は大慌てで風呂から飛び出してしまいます。
風呂場の外には着物をたすき掛けにした葵がいて、薫はいやらしい勘違いをしていたことに気づきました。
薫の裸を見た葵は顔を真っ赤にしてうつむきます。
「やだっ薫さまったら……下が……」
慌てた薫は転んで葵を押し倒してしまいます。
葵の悲鳴が響くと、いきなり外から飛び込んでくる見知らぬ女性。
「このけだもの!葵お嬢様に何てことを!」
薫を投げ飛ばし蹴りつける女性を、葵は必死に止めようと抱き付きます。
時間をおいて落ち着いた3人は、お互いに誤解を解こうと話し始めます。
女性の名前は神楽崎雅(かぐらざきみやび)、小さいころから葵のお世話をしてくれている人でした。
近くにいた理由を聞いてみると、無断で家を出ていた葵を探しに来たようです。
雅は葵には何千という桜庭の社員への責任があるとしかります。
さらに、薫が花菱家に勘当され、桜庭との関係も断たれていると語ります。
「何の力もない人間など葵さまと釣り合うはずはありません。花菱と関係ない男などもっての外です」
強引に連れ出そうとする雅に葵は反抗し、薫にすがりつきながら願います。
「花菱家に戻りさえすれば、一緒になれるんです。戻ってはいただけませんか」
第六話 理―ことわり―
花菱家に戻るよう願う葵に、薫は悩んだ末に答えます。
「だめだ……花菱家には戻れない」
泣きながら崩れ落ちる葵に、雅は帰るように促します。
葵はうなずきますが、一晩だけ一緒にいさせてほしいと願います。
雅が眠った深夜に、葵は薫を起こして公園へと誘いました。
「薫さまとお会いできて本当に幸せでした。このまま一緒にいられたらどんなに幸せかって……」
悲しみをこらえて語る葵に、薫は花菱家を出た理由を語り始めます。
花菱家に反対されて母・本条久美(ほんじょうくみ)は結婚できず、薫は本条薫として育てられました。
しかし、跡取りである父が死んだために花菱家に引き取られたのです。
花菱家の祖父は、薫を次期当主にするため虐待のような教育を繰り返しました。
薫が大人しく従っていたのは、母が亡くなるまででした。
「おまえの母は半年も前に死んだんじゃ。あの女のことなど早く忘れることじゃ」
祖父は母の写真を破り、手紙を燃やし、最後にお守りをかばう薫の背中を、ひたすら殴りつけます。
「貴様には花菱財閥次期当主としての自覚が足らん!」
祖父の言葉に自分にはもう家族はいないと感じた薫は、花菱家を出ようと決意しました。
すべてを聞いた葵は、泣きながら薫を抱きしめます。
「薫さま……おつらかったのですね……」
抱きしめられた薫は、葵の温かさに母親を思い出しながら涙を流しました。
第七話 別離―わかれ―
朝になり、二人は玄関で向き合います。
元気な振りをする葵と、何も言えない薫。
「そんな心配そうに見ないで……ください」
涙をこらえる葵の頬に手をあてながら、薫は何も言えずに見つめ続けます。
「私……大丈夫です」
葵はついに涙をこぼしながらも、笑顔を作って胸の内を語り始めます。
「薫さまは、私の大好きな薫さまのままだったから……これからも今のままの薫さまでいてください」
葵は最後にもう一度ほほ笑んで別れを告げました。
葵の一言ずつに合わせた表情が丁寧に描かれ、最後の涙ながらのほほ笑みは何度見ても心を打たれることでしょう。
薫は普段の生活に戻りましたが、部屋に戻ると無意識に葵を探して涙が流れます。
しかし、朝起こされると目の前には葵がいて、自分たちは結婚していると告げてきました。
何かおかしいと思いながらも、ただ抱きしめて「このままでいてほしい」と本音がもれてしまいます。
抱きしめ続けていると、少しずつ大きくなる電話の音に、結局夢だったことに気づきました。
ふて腐れながら電話にでると、葵の声が聞こえてきます。
「助けてください」
第八話 逢瀬―おうせ―
「私、薫さまにもう一度会いたくて……逃げてきたのですが、道に迷ってしまって……」
薫はすぐに行くから絶対に動かないように伝えると、家を飛び出します。
もう一度会えることだけを思いながら、薫は雨の中傘もささずに走り続けます。
葵は薫に何を話せばよいのか悩み、今までを思い返していました。
勝手に会いに行って、勝手に呼び出して、迷惑を掛けてばかりだと落ち込みます
「私は、薫さまに嫌われたかも……」
駅で葵を見つけた薫は、無言で近づいていきます。
葵は混乱して言葉がまとまらずに、それでも何とか伝えようとします。
「どうしても言いたいことがあって……だけどご迷惑じゃないかって……でもやっぱり言わなきゃって」
薫は葵をただ抱きしめて一言。
「帰ろう……」
二人は肩を寄せながら手をつなぎ、雨にぬれながら家に向かいました。
家に着いて風呂に入るように促す薫に、葵は自分の決意を告げます。
「すべてを捨ててでも薫さまと一緒にいたい! お願いです……妻として契りを交わしてください。」
予想外の言葉に真っ白になる薫をおいて、葵は風呂へと向かうのでした。
第九話 契―ちぎり―
風呂に入った葵は、とんでないことを言ってしまったと混乱していました。
はしたないかもしれない、けれども前から決めていたことだと、決意を新たにしていました。
「私の体は気に入ってもらえるかな……薫さまは受け入れてくれるかな」
風呂の中で悩む姿はいじらしく、葵の好きな人への気持ちがあふれているかのようです。
風呂から出て胸を高鳴らせながら葵が声をかけると、薫は高熱のために倒れてしまいます。
大丈夫だとうそぶく薫に、葵は必死な顔で休むように詰め寄ります。
薫を休ませた後、葵は自分のせいだと落ち込んでしまいました。
高熱に苦しみながらも、薫はほほ笑みながら伝えます。
「そんなことはないよ……いてくれるだけで、すごくうれしいから……」
勇気づけられた葵は汗を拭こうと薫の服を脱がすと、傷だらけの背中が見えてしまいました。
気持ち悪いだろうからと服を着ようとする薫に、葵はそっと抱きつきます。
「薫さまは葵が時間を掛けて癒やしますから……」
深夜になっても熱が下がらない薫に、葵は服を脱いで静かに薫の背中に寄りそいます。
「私にはこのぐらいしかできませんから……」
驚いた薫はとっさに振り向こうとしますが、恥ずかしがる葵に必死に止められて無理やり落ち着こうとします。
裸で抱きつかれ、温かくて気持ちよいにもかかわらず、大事な夜に男性として機能しないことを謝る薫。
「いいのですよ……時間はたくさんあるのですから」と葵はほほ笑みます。
第十話 後朝―きぬぎぬ―
朝起きた薫は、目を閉じて顔を近づけてくる葵にキスされると勘違いしてしまいます。
実際はおでこで熱を測ろうとしているだけだったと気がつき、つい本音が漏れてしまいます。
「熱が下がったのは、体を張って看病してくれたおかげだよ」
二人は裸で抱き合った夜を思い出して赤面して、何も言えなくなってしまいました。
「もぉ……薫さまったらぁ……」
甘えるようにささやく葵に、薫はまるで新婚生活のようだとにやけます。
ですが、幸せな時間は短く、葵の母親と雅が訪れました。
母親は無断で飛び出すとは何を考えているのかと、葵に尋ねます。
葵はどうしても忘れられない、すべてをなくしても手放せない大切なものを見つけたと話し始めます。
「薫さまのお側にいること、ともに生きてゆくこと、妻としての幸せを見つけたんです」
雅は反対しましたが、母親は従順で弱々しかった娘が別人のように変わっていることに驚きました。
そして、このままでは何かと不便だろうからと、一度戻って準備するように説得します。
母親は二人を認め、葵を抱きしめて話しかけます。
「葵、大人になりましたね」
認められたことに驚いた葵は、うれしさで涙が止まらなくなるのでした。
場面は変わり3カ月後、駅で待ち合わせた二人は夫婦のようにあいさつを交わしました。
「ふつつか者ですが、よろしくお願いします」
「こちらこそよろしく」
二人はにっこりとほほ笑んで新居へと向かうのでした。