惡の華 最終回結末ネタバレ【完結ラスト悪の華漫画アニメ】春日と中村その後の最後はどうなる?

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この記事では、そんな『惡の華』の最終回・結末はどうなったのか?について分かりやすく簡潔にまとめていきます!

『惡の華』は漫画アプリ『マガポケ』で全巻無料で読める?

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『惡の華』あらすじ紹介!

漫画家の押見修造さんによって描かれた「惡の華」は、2009年から2014年にわたって別冊少年マガジンにて連載されました。

 

人間の内的な世界をテーマにすることが多い押見先生が「惡の華」で主題に選んだのは、思春期の苦しみや孤独でした。

 

思春期特有の激情に突き動かされて破滅的な行動に走る主人公たちが行きつく先はどこなのか。

 

本記事では、あらすじから結末まで一挙ネタバレします。

あらすじ

ごく普通の学生生活を送る中学2年生の春日高男は、一時の衝動でクラスのマドンナ佐伯の体操着を盗んでしまいます。

 

この犯行をたまたま目撃していたのが春日の1つ後ろの席に座る謎多き女子・中村。

 

犯行を秘密にしてもらう代わりに中村と契約を結んだ春日は、抵抗することもできず彼女の言いなりになります。

 

当初は嫌々関わっていた春日ですが、共に過ごすうちに少しずつ中村にシンパシーを感じるように。

 

共感しあった2人は思春期の鬱積した感情を間違った方向に放出し、さまざまな問題行動を起こし始めます。

 

『惡の華』最終回までのおさらい!春日と佐伯が接近!

『惡の華』の最終章までのおさらいです。

春日と佐伯が接近!2人は付き合う?中村に邪魔されてしまう?

中村に弱みを握られ不安な日々を過ごしていた春日ですが、そんな彼に予想外の幸運が訪れます。

 

思いを寄せる佐伯とたまたま話すきっかけを得て、そこからなんと古本屋デートに行くことになったのです。

 

しかし中村に予定を知られ、デート当日、春日は佐伯に会う前に体操着を持って集合させられます。

 

悪いようにはしないという中村の言葉を信じた春日ですが、結果的に洋服の下に佐伯の体操着を着てデートに臨むことに。

 

さらに、デートの途中でも呼び出され、今日中にキスをするように命令されます。

 

中村は春日に体操着を着せた状態でその持ち主とデートやキスをさせることで、春日の体操着を盗んだ時のような本性を見られると期待していたのです。

 

しかし春日はいつまでも自分を変態扱いする中村に反発するように、キスはしないで、佐伯に純粋なお付き合いをしたいと告白します。

 

本来なら釣り合うはずがないクラスのマドンナへの告白でしたが、まさかの成功。

 

春日のまっすぐな思いは、完璧であるがゆえに告白されたことがなかった佐伯の心を打ったのです。

 

春日と中村が仲良くなり始めたきっかけは?2人が起こした行動がやばい!

佐伯と付き合ったことで、春日は体操着の件を隠し続けることに罪悪感を覚え始めます。

 

しかし春日には自分の口から罪を白状する勇気はありません。

 

そこで春日は中村に頼ります。

 

「佐伯さんに言ってくれ、オレが体操着を盗んだこと……」

 

このお願いをあっさり聞き入れてくれた中村。

 

春日は言われた通り、夜中の12時に体操着を持って学校の裏門に向かいます。

 

中村の思惑が分からないまま後ろをついていくと、自分たちの教室につきました。

 

言われるままに体操着を渡すと、中村はそれを教卓に置き、黒板のチョークを持って一言「書け」と命令してきます。

 

クラス全員に罪を白状するつもりはなかった春日は、この命令に驚き拒絶します。

 

きれいな正しい人間になりたい、普通になりたい。

 

そんな春日の言葉を聞いて、中村は結局春日も普通の人間と同じなのだとがっかりし、突如怒りをぶちまけます。

 

一通り口にした中村は教室を去ろうとしますが、春日はとっさに引き留めます。

 

中村が吐いた言葉に自分と共通するものを感じたのです。

 

春日はチョークを手に取り、我を忘れて一心不乱に黒板に自身の罪を書き出します。

 

さらに、「それだけ?全部ぶちまけろよ、春日くんの中身」という中村の言葉で、春日のたがは外れ、さらに思いのままに書きつけます。

 

「もっと!そんなんじゃ全然つまんない!!」と煽る中村。

 

床に文字を書いたり、墨汁をぶちまけたりとやりたい放題の2人。

 

朝になるまで暴れまわり、気が付くと教室はめちゃくちゃに。

 

これを機に春日と中村の間には奇妙な連帯感が生まれました。

 

早朝に家に帰った春日は、寝ないでそのまま学校に向かいます。

 

「オレの「普通の人生」は終わるんだ」と覚悟を決めたものの、いつもよりざわつく教室に向かうにつれて鼓動はどんどん高鳴ります。

 

教室が騒がしかった理由は春日の想像通り、教室が荒らされていたからでした。

 

しかし変なことに春日を責める人は誰もいません。

 

黒板にしっかりと名前を書いたはずなのに。

 

黒板に目をやるとその理由が分かりました。

 

墨汁で春日の名前が見えなくなっていたのです。

 

そのため、騒動は臨時集会が開かれるまでに大きくなりましたが、春日と中村が犯人であることは明らかになりませんでした。

 

しかし1人だけ犯人に気づいた人物がいました。

 

それは春日の彼女である佐伯でした。

 

春日から小説「惡の華」を借りていた佐伯は、その表紙の絵が教室の床に書いてあったことから犯人に気づいたのです。

 

しかし驚くことに、佐伯は体操着の盗難や教室荒らしが春日の犯行であることを知っても別れようとしませんでした。

 

いい子を演じてきた佐伯にとって、春日は大切な存在だったのでしょう。

 

文学という自分の世界を持つ点において尊敬の対象であり、初めて思いを伝えてくれたという点では自分の中身を見てくれた人なのです。

 

春日は、佐伯が全て受け止めたいと自分を嫌いになってくれないことで、どうすべきかわからなくなってしまいます。

 

そんな状況で、墨のついた洗濯物が原因で母親にも罪がバレてしまった春日は、何も考えることができなくなり、家から逃げ出してしまいます。

 

「オレのいる場所はどこにもない」

 

そんな思いで走り続け、河川敷に出ると、そこには中村がいました。

 

家も学校も、どこにも帰る場所がない春日に、中村は「じゃ行こうか、あの向こう」と目の前に見える山を指さします。

 

一般社会に生きづらさを感じる中村と、どこにも居場所がない現状において、田舎特有の閉そく感や周りとの壁を強く再認識した春日。

 

2人はどこか居場所を求めて、自転車で山の方へと向かっていきます。

 

春日と中村、佐伯の三角関係の結末は?春日が下した決断は?

春日の母親は、家を飛び出していった春日を探すために後を追って外に出ます。

 

夕方に町でその姿を偶然見かけた佐伯は、事件を起こした後の春日のことが心配になったのでしょう。

 

夜になってから親に文房具を買ってくると嘘をついて、逃避行に出た春日と中村を探し始めます。

 

佐伯は夜中に2人のもとに辿り着き、全て受け止めたい、一緒に帰ろうと必死に春日を説得しました。

 

この言葉を聞いて、気持ちでは帰りたいと思う春日ですが、身体は自分を置いて山の奥に進みだす中村を追いかけてしまいます。

 

心の悩みを共有できる中村と自分たちの道を進むのか、佐伯とともに普通の生活に戻るのか。

 

決断を迫られた春日は心の内を吐き出します。

 

本を読んでいる自分に酔っていただけで本当は空っぽな人間であること、自分が心の中で作り上げた佐伯が好きなだけで、内面など見れていないこと。

 

かといって中村が望むような特別な内面も持っていないこと。

 

自身の内面を全てさらけ出した春日に対して、佐伯は「わかった、もういい」と泣きながらも諦めた様子を見せます。

 

中村は涙を浮かべ、佐伯が地面に落とした「惡の華」の本を春日の顔面に投げつけました。

 

その後、3人は佐伯の両親が出した捜索願で動いていた警察に補導され、春日と中村の逃避行から始まった騒動は幕を閉じます。

 

この一件から、春日は中村と話さなくなり、佐伯とは別れ、心の拠り所をなくします。

 

春日と中村の最後の計画とは?佐伯が止めに入るが……

孤独感と絶望感に打ちひしがれながら毎日を過ごす春日の頭の中に、ふと中村のことが浮かびます。

 

そして山で中村が怒った理由や、中村のほうが自分より生きづらいことに気づき、中村の味方になる決断をします。

 

しかし中村とは長いこと話していないし、中村は春日のことを見限って関わろうとはしてくれません。

 

そこで春日は、自身の変態性や特異性をアピールするために、プールの授業中に女子更衣室に忍び込み、全員のパンツを盗みます。

 

この犯行で中村からの興味を取り戻し、2人は再び関わるようになりました。

 

夏休みに入り、学校が休みになってからも、春日と中村は河川敷の秘密基地で毎日のように集まります。

 

2人の目下の目標は夏祭りです。

 

町の人々が一堂に集まるお祭りで普通に生きられない自分たちを表現するために、盗んだパンツを使った犯行を計画します。

 

中村と春日が仲良く準備を進める裏で、佐伯も動き始めます。

 

春日の後をつけて秘密基地の場所を知った佐伯は、誰もいないときにこっそりと侵入します。

 

そこで見つかった盗まれたクラスの女子全員のパンツや手作りの計画書ノート。

 

佐伯は中村の味方になろうとして間違った方向に進む春日の目を覚まさせようとしますが、春日はそれでも止まりません。

 

佐伯は説得を諦め、春日たちの河川敷の基地に火をつけます。

 

春日と中村は計画が白紙になり、絶望します。

 

さらにその後、燃え残った計画書が原因で春日の家には警察が訪れました。

 

その結果、プールの時の更衣室での犯行も親にバレ、春日は外出禁止になってしまいます。

 

春日と中村が夏祭りで自殺?2人の結末は?

夏祭り前日の夜、外出禁止になった春日は何もできず自分の部屋にいました。

 

しかし、中村のおかげでなんとか外に出ることに成功します。

 

廃墟のビルで2人は本音をぶつけ合い、お互いに空っぽであることを知ります。

 

それでも普通には馴染めない中村は自殺する意思を春日に伝えます。

 

そして春日も中村とともに自殺することを決めます。

 

2人が最後の場所に選んだのは、次の日の夏祭りでした。

 

2人はテレビ中継中のやぐらに刃物を持って乱入します。

 

灯油をかぶり、ライターを手に取って「クソムシどもッ」と叫ぶ2人。

 

春日は計画通りライターに火をつけようとします。

 

しかし突如中村にライターを奪われ、やぐらの下に突き落とされてしまいます。

 

中村は「私は一人で行く」と口にして自殺をしようとしますが、やぐらに飛び込んできた父親に止められてしまいます。

 

その後、2人は話す機会もないままに転校することになり、春日と中村の中学生時代は終わりました。

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『惡の華』最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画アニメ】春日と中村その後の最後はどうなった?

『惡の華』の最終章を解説します。

高校生編スタート!春日が仲良くなった常盤はどんな人物?

中村との自殺が未遂に終わり、物語は新たに春日の高校生活から始まります。

 

転校後、中村を忘れて普通に生きる決心をした春日。

 

高校では友達とのカラオケについて行ったりしますが、どうしても過去にとらわれて馴染めません。

 

かといってはみ出すこともできず、春日は自分の存在価値が分からないまま空気のように毎日を過ごしていました。

 

ある日の放課後、たまたま通りかかった古本屋の店内に同級生の常盤の姿を見つけます。

 

彼女が手に持つ本が目に入った途端、春日は我を忘れて声を掛けました。

 

「知ってるの!?惡の華!?」

 

この出来事をきっかけに、春日はただの顔見知りだった常盤から本を借りるようになります。

 

見栄を張って苦行のように本を読んでいた中学時代と違い、文学の純粋な面白さに気づいた春日。

 

すぐに本に夢中になり、共通の趣味を持つ友達として常盤と仲良くなります。

 

本をきっかけに仲良くなった2人は、お互いの生き方に共通するものがあることに気づき始めます。

 

小説を自分で書くほど文学が好きなのにそれを友達に隠す常盤と、過去にとらわれたままの春日。

 

今をありのままに生きられない幽霊のような2人は、内面が似ていることもあり、さらに親密になります。

 

佐伯と春日が再開!久しぶりに会った2人は何を話す?常盤との関係にも変化が!

ある日の放課後、常盤と町を歩いていた春日はライブで近くに来ていた佐伯とばったり再会します。

 

2人はその場で連絡先を交換し、佐伯からの誘いで翌日ランチに行くことになりました。

 

久しぶりに会った2人は、過去の話題をきっかけに取り繕うことなくお互いの本音をぶつけ合います。

 

「常盤さん?だっけ、あのコのこと好きなの?」

 

「…そんなんじゃない。僕は小説を読みたいんだ、あの人の」

 

春日にとって、常盤が書く小説は生きる理由になっていました。

 

春日のこの言葉に対して、「うそつき、あのコも不幸にするの?中村さんの代わりに自分をなぐさめる道具にして、めんどくさくなったら捨てるんでしょ?」と佐伯は返します。

 

佐伯はこの機会に本心を伝えたかったのでしょう。

 

言いたいことを全て言うと、別れを惜しむことなく1人で店を後にしました。

 

それから数日が経過しても、佐伯が放った言葉は春日の心を離れないままでした。

 

常盤に依存しているだけなのではないか――そんな思いを振り払うように、常盤の小説に感じた大切な何かを考えます。

 

そうして、春日はついに応えに辿り着きました。

 

常盤の小説は彼女自身であり、それを周りに隠している常盤は自分と同じく幽霊のように今を生きていることに気づいたのです。

 

そのことに気づいた春日は「僕と生きてくれ。僕がきみの幽霊を殺す」と常盤に告白します。

 

この告白が成功して春日と常盤は付き合うことになり、2人は自分をさらけ出して今を生きるようになります。

 

中村の居場所を知った春日がとった行動は?最後は中村と常盤のどっちを選ぶ?

常盤と幸せな日々を過ごす春日ですが、それでも完全に過去を忘れることはできません。

 

そんな中、祖父の葬式で故郷に帰ることになりました。

 

親は春日を故郷に連れていくことに反対していましたが、春日は自分の過去と向き合うためについていきます。

 

葬式ではかつてのクラスメイトに会い、春日は自分の罪と改めて向き合いました。

 

また、春日は葬式で中村の居場所という思いがけない情報を知ることもできました。

 

式が終わり、埼玉に戻ると、常盤の小説が完成していました。

 

ついに春日が待ちに待った小説が完成したわけですが、春日は今は読むことはできないと言い、小説を読むことを拒否します。

 

ここで春日は常盤に隠していた自分の過去を告白します。

 

そして、中村に会って過去と完全に決着をつけた上で小説を読みたいと伝えます。

 

これを聞いた常盤は、自分も一緒について行くという条件で、春日が中村に会った後に小説を読むことを許します。

 

こうして中村のもとに向かった2人。

 

中村は母の定食屋で働いていました。

 

春日は外に出て中村と話す機会を得ましたが、中村は一線引いているようで、昔のようには話してくれません。

 

しかし、春日は過去に決着をつけるためにも、このまま中途半端に終わるわけにはいきません。

 

そこで、春日は中村を砂浜に投げ飛ばし、「僕はうれしい、中村さんが消えないでいてくれて」と自身の気持ちを正面から伝えます。

 

中村も春日の言動で過去を思い出し、心を開いたのでしょう。

 

最後には、「二度とくんなよ、ふつうにんげん」と春日が常盤と普通に生きることを応援するように別れを告げます。

 

この再会を通して、春日はついに過去に整理をつけ、今を生きることができるようになりました。

 

その後、春日と常盤の大学生活が描かれ、物語は終了しました。

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『惡の華』主な登場人物紹介!

『惡の華』の登場人物を解説します。

春日高男

本作の主人公です。

 

性格は大人しく、特別に長けている点もないのでクラスではあまり目立ちません。

 

趣味は読書で、愛読書であるボードレールの小説「惡の華」は常に持ち歩いています。

 

ただ、100%純粋に文学を愛しているわけではなく、難しい本を読む自分に陶酔している面もあるようです。

 

時には本の魅力がわからない周りのクラスメイトを心の中で見下すこともありますが、露骨に態度に出すこともなく、物語冒頭では仲の良い友達と平穏な生活を送っていました。

 

しかし密かに思いを寄せる佐伯の体操着を盗んだことで中村と契約を結ぶことになり、彼の生活は変わっていきます。

 

中村の言動に翻弄されるうちに奇妙な共属意識が芽生え、次第に春日は問題行動を起こすようになります。

 

中村佐和

春日の犯行を目撃したクラスメイトの女子です。

 

教師に注意されても「クソムシが」と吐き捨てる問題児で、クラスでは怖がられて孤立しています。

 

中村は欲望のままに行動した春日を見て、空気を読んで取り繕う普通の人とは違う存在として興味を持ちました。

 

自分の抱える心の闇との共感を得た中村は、春日がありのままの内面をさらけだすようにさまざまな言動で揺さぶります。

佐伯奈々子

春日が密かに思いを寄せる人物です。

 

容姿端麗かつ成績優秀で、人望が厚い優等生。

 

周りからはそんな完璧というイメージを持たれていますが、本人はいい子を演じる自分に葛藤を感じているようです。

 

春日と中村と関わるなかで強い影響を受け、物語の後半では当初のイメージから想像もつかないような行動をとり始めます。

常盤文

春日と同じ高校に通う同級生で、物語の高校生編で登場します。

 

美人で活発な人物で、多くの友達がいます。

 

本をきっかけに春日と仲良くなり、趣味を共有できる友達として春日と仲良くなっていきます。

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