今回は食糧人類の敵キャラ、天人についての記事になります。
残虐で人間を捕食し続ける天人にはどんな過去があるのでしょうか
その隠された真実について紹介しますのでぜひ閲覧してみてください！
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人類を捕食する怖い巨大生物！天人の初登場は？気持ち悪い？
食糧人類の天人様 pic.twitter.com/7eHw7ZPO8C
— たしゅみんちゅ~趣味多き人~🌳🌸 (@keyasaku322) July 20, 2022
天人の初登場は第1巻2話になります。
天人は伊江が物音を立てたことに反応して人間の飼育室に入ってきました。
そして、触手を使い周辺にいた人間を切り裂き捕食していきます。
姿は芋虫のようで数多くの触手を持ち非常に巨大です。
彼らが捕食しているのは、特別な飲み物で太った人間です。
太った人間は体つきからして100kg以上はあり、それを軽々持ち上げる天人の力は人間の比ではありません。
そして姿もそうですが、人間を捕食するシーンはかなり気持ち悪いです。
そんな天人ですが、初登場時の姿は幼虫でした。
幼虫から成長して行くと目が大きく大きな鎌を持ったカマキリのような姿となります。
このカマキリ姿の天人が初登場したのはさらにその後で一巻の第5話になります。
一巻の5話では伊江達が謎の部屋に迷い込んでいるシーンになります。
実はこの部屋は天人のさなぎが保管されている部屋でした。
この部屋の一体が羽化したことで成体の天人が初登場しました。
天人は成体になった瞬間周りにいた人間を殺し捕食してしまいます。
初登場シーンからでも天人の残虐性や凶暴性が分かります。
そして伊江たちはなんとかこの窮地を逃げ切り、天人について様々な情報を獲得していきます。
天人の正体は？ネタバレ注意！
そういえば食糧人類に出てくる天人様、なんか既視感あるなあと思っていたんやけど、秘密結社鷹の爪外伝に登場した、M87星雲の右隣のマカロン星人じゃん
和夫を爪先からじっくり食べることでお馴染みの pic.twitter.com/irtSzzDXxj— 風呂屋のビッチー (@mange009) April 12, 2022
天人の正体は、知的外生命体つまり宇宙人です。
彼らは地球から遠く離れた星で生まれ地球にやってきました。
天人は人間が到底及ばない知能と身体能力を併せ持ち、人間では天人に逆らうことはできません。
人間が天人に逆らえない理由は地球温暖化にあります。
天人は地球に襲来後、海底に拠点を構え地中深くのメタンハイドレートを発掘します。
そのため大量のメタンガスが放出され、地球では温暖化が進行していました。
3月で30℃以上も当たり前です。
天人は、地球温暖化の進行停止を条件に食糧を差し出すように提案してきました。
そのため人類はなすすべなく、天人に人肉を提供していたのです。
地球上の食物連鎖の最高位に位置する存在こそが天人なのです。
そして天人に飼われている生物が人間です。
また天人は、優れた知能を生かし人類では不可能なモノを数多く生みだす研究を行っています。
その最たるモノが増殖種の研究です。
その他にも、人を恒常的に発情状態にする薬や非常に中毒性の高い液体なども生みだしています。
このような技術全てが人類を増やすためのものであり、天人の食糧を生みだすための技術でした。
つまり、食糧人類の中では天人は人類を養殖している存在になります。
天人とクイーンの関係とは？クイーンは天人の母？
天人を語るうえで重要になるのがクイーンの存在です。
クイーンとは天人の女王的存在になります。
しかし生体の天人の姿とは異なり、無数のつぼみを持つ球体のような姿をしています。
クイーンが初登場したのは、2巻の9話です。
内閣総理大臣などの要人と話をする際に登場します。
このシーンではクイーンは自分の触手を通訳と呼ばれる人間に挿入することで会話をします。
クイーンは、他の天人とは異なり自ら話すことができません。
一方で他の天人よりも知能が高く、さらには天人の中で唯一繁殖機能を持っています。
つまり全ての天人はクイーンから生まれており、クイーンが天人の中でも中心的な存在である理由になります。
実は地球に降り立つ前の天人達は、自ら生殖機能を有していました。
しかしあまりの繁殖能力の高さが自分たちの絶滅に繋がると考え、クイーンのみに生殖能力を与え繁殖能力を自制するようになったのです。
そんなクイーンですが、人間との共存こそが種の繫栄に繋がると考えていました。
天人は人間を食糧とするため、人間の絶滅が種の絶滅に繋がります。
そのためクイーンは人間を養殖・飼育することで人間との共存を考えていました。
最終的には、天人の欲望を抑えることができず共存は叶いませんでした。
天人の目的とは？ナツネは天人が求めて生まれてきた… ！？
食糧人類のこれ、裸のランチのまさにこのシーンなんよ。
天人(カマキリ)が喋ったりするのだって、喋る虫の幻覚タイプライターからのオマージュなのかなーって勝手に思ってる。 pic.twitter.com/2kjhL7oyjs— 物欲 (@Hinkon_Tactics) April 16, 2022
天人が地球を訪れた理由は自分たちの種を存続させるためです。
ここで、天人が地球に来ることになった経緯について紹介します。
天人は遥か昔から地球より遠く離れた惑星で暮らしていました。
その頃は昆虫のような姿ではなく、人間に羽が生えた姿でした。
人類を遥かに凌駕する知能を持つ彼らは非常に高度な文明を築いていました。
しかし知能が高すぎることでエネルギー消費が激しく食欲旺盛、さらには独占欲も強く最終的にはその星の資源全てを使い果たしてしまいます。
このままでは種の絶滅に繋がると考えた彼らは宇宙進出より新たな移住先を探すことになります。
そこで、天人のうち1人が発見したのが母性に似て生物が多く生存する創世記の地球でした。
その頃の地球には知能が高い生物はおらず、文明などもありませんでした。
そこで天人が、自分達の移住先として地球を選択し自分たちの食糧として猿に知恵を与え人間に進化させました。
つまり人間は、天人の食糧となるため天人によって生み出された種族でした。
そして多くの天人が信号を追って地球に襲来し人間を支配することになりました。
これが天人が地球にきた目的でした。
クイーンは自分たちの食糧のために進化した人間を収穫にきたと考えていました。
しかし、彼らの食欲は地球上の人間を食べつくしても足りません。
そこで天人の技術を使って生みだされたのが増殖種であるナツネでした。
ナツネは天人にとって自分たちの問題を解決させることが可能な存在でした。
種の存続のための食糧確保こそが天人が地球にやってきた理由でした。
天人の最後は？ナツネにより天人は死亡した？
ストーリー終盤、天人は世界中に拡散し人類を捕食し続けました。
そんな時、クイーンの元に山引の能力でクローン化したナツネが登場します。
クイーンはナツネが増殖種だと知った途端、天人達をゆりかごに戻しました。
結果、天人達はゆりかごの地下でナツネとともに閉じ込められることになります。
また数が多くゆりかご内に入ることができなかった天人は、共食いを始め滅びました。
最終的にはゆりかご内に残った天人のみがナツネを捕食し続けて生き残ることになりました。
そして、3年後天人達は完全に絶滅しました。
これは、ナツネと山引によるモノです。
天人が滅びた理由はプリオン病を発症したためでした。
遺伝子疾患の病気であるプリオン病は、共食いにより広まっていきます。
強いストレス下で再生を繰り返したナツネが遺伝子疾患を引き起こし、これを捕食した天人がプリオン病となり連鎖的に種を絶滅させました。
最終的には天人は自分たちが生み出した増殖種によって滅ぼされてしまいました。
続編「食糧人類Re」で天人は登場する？柚が出荷される理由について紹介
続編の「Re」でも天人が登場します。
しかし、前作とは天人の立場が大きく異なります。
前作では天人は人間にとって強敵であり、倒すべき相手でした。
しかし「Re」では天人は神様であり、天人に捕食されることが最高の誉だと考えています。
そのため、人類は教育を受け自分を最上級の食糧として出荷できるようにテストなどを受けます。
「Re」は、主人公天沢大輝(あまざわ ひろき)の友人である蓮沼柚(はすぬま ゆず)が天人に出荷されるところから始まります。
この世界の価値観に疑問を持つ主人公が人々・天人に抵抗していく、そんなストーリーになっています。
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