あの子の子ども最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画ドラマ】福と宝その後の最後はどうなる?

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人気マンガ『あの子の子ども』。

 

この記事では、そんな『あの子の子ども』の最終回・結末はどうなったのか?について分かりやすく簡潔にまとめていきます!

『あの子の子ども』は漫画アプリ『マガポケ』で無料で読める?

『あの子の子ども』はこちらの講談社が運営する漫画アプリマガポケにて無料読むことができます。

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『マガポケ』は、講談社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

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『あの子の子ども』あらすじ紹介!

高校生の予期せぬ妊娠をめぐる物語。

 

家族や友だち、学校を巻き込み、周りの反対や理解が得られない状況を乗り越えて、出産をします。

 

妊娠に対する様々な考えや見解が描かれますが、誰かを否定したり責めたりする描写はありません。

 

現役助産師や産婦人科医が正しい性や出産の知識を解説しており、本を読みながら自然と身につくでしょう。

 

何も分からなかった高校生の2人が、生(いのち)と懸命に向き合い、成長していく姿が丁寧に描かれています。

 

『あの子の子ども』主な登場人物紹介!

『あの子の子ども』の登場人物を解説します。

川上 福(さち)

高校2年生の女の子。

 

あだ名はフク。

 

温厚でふわふわした印象だが、芯の強さを持つ。

 

家族は、単身赴任中の父、穏やかな母、しっかり者の兄。

月島 宝

福の幼なじみ。

 

福とは別の高校に通っている。

 

陸上部に所属し、有名大学からスカウトが来るほどの実力を持つ。

 

努力家で包容力がある。

 

両親が離婚しており、母親と2人暮らし。

 

近くに頼りになるおじいちゃんがいる。

 

『あの子の子ども』最終章までのおさらい!

幼なじみの高校生カップル 福と宝

小学生の頃、福は近所に捨てられている猫を見つけます。

 

家で飼いたいとお母さんに訴えるも、断られてしまい、外で泣いていました。

 

その様子を見た宝は、おじいちゃんに頼み込み、猫はおじいちゃん家で飼うことに。

 

喜ぶ福を愛おしく思う宝。宝の優しさに救われた福。

 

高校生になり、2人は初恋を実らせ付き合うのでした。

 

好きでもっと近づきたいという気持ちが溢れ、身体の関係を持つようになります。

 

それ以降、2人きりになれば愛を確かめ合うのでした。

身体の変化

ある日、福は食欲不振になり、お母さんが作る大好物な唐揚げにも食欲が湧きません。

 

様々な匂いに吐き気を感じ、グミなどのお菓子をよく食べるように。

 

電車に乗っていても体調が悪くなり、福のお兄ちゃんも様子が変だと察します。

 

福は夜中にこっそり「妊娠 初期症状」と検索し、自分に当てはまる項目が多いことに気づきます。

 

翌日、妊娠検査薬を使って調べると陽性反応が。

 

宝にも相談し、産婦人科医で検査すると、モニターに小さな点が写し出されます。

 

高校2年生の福のお腹には小さな命が宿っていたのです。

 

宝の母、福の母

宝のお母さんは福の赤ちゃんのエコー写真を見つけ、福の妊娠を知ります。

 

すぐに謝罪をし、中絶費用を払おうとします。

 

宝のお母さんは、大学時代に子どもを授かりましたが、中絶を経験しています。

 

その後、別の方と結婚し、宝を産みますが、離婚しています。

 

宝にも福にも、まだまだやりたいことをやってほしい、自分たちの自由を捨てて苦労して欲しくないという想いがありました。

 

一方、福のお母さんは、「自分たちで決めなさい」と2人に決断を委ねるのでした。

 

どのような選択をしても、子どもが選んだことに責任を持とうと覚悟を決めます。

 

最終的に産みたいと訴えた福の気持ちを優先し、出産をサポートする姿勢を見せます。

 

宝のお母さんは、福の出産を許すことができず、宝に絶縁を言い渡します。

クリスマスプレゼント

福はお母さんと病院を訪れ、出産する意志を伝えます。

 

赤ちゃんは手足が見て分かるほどに成長していました。

 

先生に妊娠証明書を発行してもらい、市役所で母子手帳と受診券をもらうのでした。

 

病院のあと、宝と待ち合わせてクリスマスデート。

 

福は当たりくじ付きのアイスキャンデーを宝にプレゼントしますが、宝は「なんも用意してないや…」と申し訳なさそうな表情を見せます。

 

すると、桜のような雪が降る中、福は宝に「名前ください」と母子手帳を渡すのでした。

 

通信制高校

福が通う高校では、妊娠したことが女子生徒にばれて、悪い噂が広がっていました。

 

すれ違う生徒が福を見てはこそこそ話をしたり、男子生徒からは下ネタでいじられたり。

 

そして福の机の中からは「避妊しろ」と書かれたコンドームが出てきます。

 

唯一の理解者は親友の矢沢でした。

 

彼女だけは福の味方であり、妊娠を心から祝福してくれたのです。

 

担任は福を今の学校で卒業させたいと考えますが、福を守るために、学年主任は通信制高校への転入を提案します。

 

妊娠中や出産後のことを考え、福とお母さんは紹介された通信制高校に見学に行きます。

 

みんなそれぞれ事情があって、色んな人が通っていることを知ると、福は”自分の居場所”にふさわしいと前向きに考えます。

福の家族

はじめは福の決断に納得できなかったお兄ちゃんもいつしか福の味方に。

 

ですが、福のお父さんは一筋縄では行きませんでした。

 

無理やり産婦人科医に連れていき、中絶手術をさせようとした後も諦めず、福の説得を試みます。

 

養子縁組や里親制度を勧め、宝と福が子育てすることを認めようとしません。

 

お父さんは福に、”父”か”宝”を選ぶよう差し迫ります。

 

見かねたお母さんが離婚届を突きつけ、宝と福の子どもの親権は自分が持つと主張。

 

福の家族は崩壊していきます。

 

福の部屋でエコー写真を見つけたお父さん。

 

「なんでこんなことに」と涙ぐみながら自分を責めます。

 

福はお父さんに、「離婚してほしくない、お父さんに”私”を選んでほしい」と必死に訴えます。

 

福の本心に触れたお父さんの心も、次第に揺れ動いていきます。

 

祝福の鐘

福はお父さんとの関係を断ち切ることなく、家族の結び付きが強くなったことを嬉しく思います。

 

その一方で、絶縁となった宝とお母さんを仲直りさせようと、宝のお母さんを訪れます。

 

「子ども(宝)なんていない」と拒絶され、宝が子どもの頃の写真を受け取ります。

 

陸上で表彰され、笑顔の宝と日傘にサングラス姿のお母さん。

 

福は宝の18歳の誕生日をお祝いします。

 

2人で夕日を眺めながら、宝が自分の生い立ちを話し始めます。

 

中学で両親が離婚してから、お母さんが一人で支え続けてくれていたこと。

 

初めて聞く宝の過去を受け止める福。

 

最後に宝から誕生日プレゼントを要求されます。

 

「名前下さい」

 

そう言って宝は婚姻届を差し出します。

 

ちょうどその時、まるで2人の結婚を祝福するかのように、夕刻を知らせる鐘が鳴り響くのでした。

 

そんな2人の幸せを遠くから見守る母がいたことは誰も知りません。

初めてのママ友

出産を控え、母親学級に参加する福。

 

しかし、同じ年代の友達はおらず、心細さを感じていました。

 

ある時、SNSで妊娠中で出産時期も近い10代の女の子「ライム」を見つけました。

 

親友矢沢のすすめで、直接連絡をとります。

 

ライムは、専門学校に在籍中、同級生の子を妊娠し、中退。

 

両親から見放され、彼氏の家で暮らしていることを語っています。

 

福とライムは、生まれ育った環境も周りの人間関係も全く異なるものでしたが、同世代のママ友として心強い存在でした。

 

ライムは彼氏と上手くいっていないと福に相談をし、2人はカフェで直接会おうとやりとりをします。

 

ですが、福はスマホをトイレに落とした上、体調を崩し、待ち合わせに行けませんでした。

 

ライムは裏切られたと深く傷つき、後に最悪の結末を迎えます。

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『あの子の子ども』最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画ドラマ】福と宝その後の最後はどうなった?

いよいよ出産へ

妊娠35週を過ぎ、正産期を迎えた福。

 

福は宝が暮らすおじいちゃんの家でまったりとした時間を過ごしていました。

 

すると、福のワンピースからぽたぽたと水滴が流れ落ちています。

 

それが破水だと気づき、慌てて出産ノートを見返す宝。

 

どうすれば良いのか、誰に連絡をすれば良いのか、予習をしていても2人の頭は真っ白。

 

落ち着いて病院に電話し、陣痛タクシーで産院に向かいます。

 

福は病室に案内されると、出産までの経緯をノートに記入していきますが、だんだんと陣痛がひどくなり、宝に託します。

 

腰の骨がめきめきする感覚に襲われた福は、分娩室へと移動します。

 

子宮口が全開になり、助産師さんの合図で上手に息を吐き、いきみを繰り返します。

 

宝はずっと福の手を握っています。

 

先生は生(いのち)と向き合った福に温かい言葉を掛けられ、「わたしが産む」と覚悟を決める福。

 

そしてついに、 宝と福の赤ちゃんが産まれます。

 

真(まこと)

7月2日午前5時47分。元気な女の子が産まれました。

 

福のお母さん、お父さん、お兄ちゃん。

 

宝おじいちゃん、お母さん。

 

それぞれが様々な想いを抱えていましたが、赤ちゃんが無事に誕生したことへの安心感と喜びに包まれます。

 

宝は自分の子どもを初めて抱いた瞬間、「重い」、「あったかい」と言葉をもらし、「真(まこと)」と呼びかけるのでした。

 

“ありのまま、嘘いつわりのないこと”

 

2人にとっての赤ちゃんそのものが、真であることを現しています。

命名

真の1ヶ月検診を終え、福は元高校に向かいます。

 

そこでは親友矢沢だけでなく、養護教諭や学年主任も出迎えてくれました。

 

福は妊娠してから出産までのことを書き記した1冊のノートを取り出し、誰でも読めるようノートを保健室に置いてほしいと頼みます。

 

そして、養護教諭に質問します。

 

「養護教諭ってわたしでもなれますか?」

 

「なれます」

 

そう真っ先に答えたのは、福の元担任でした。

 

一緒に働こうと励まされ、次の道が切り開かれたのです。

 

学校からの帰り道、宝と真と散歩していると、猫に出会います。

 

フクと呼ばれる猫に、福は自分の名前を教え、宝と真も紹介します。

 

「名前をつけてあげたい」

 

妊娠がわかった時に福が一番に願ったこと。

 

名前を呼んでもらえる喜びと、名前を呼べる感謝の気持ちで物語は幕を閉じます。

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