青のフラッグ全巻無料で読む方法を紹介!漫画バンクzip,rarは危険|太一と双葉と桃真(トーマ)の新感覚純愛物語!

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悩んでいる人
『青のフラッグ』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

ご紹介する方法は、登録不要もちろん合法です。

 

違法手段ではないので、安心してください。 

『青のフラッグ』は漫画アプリ『マンガMee』で全巻無料で読める?

いきなり、結論です。

 

『青のフラッグ』はこちらの集英社が運営する漫画アプリマンガMeeにて全巻無料読むことができます。

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『マンガMee』では、『青のフラッグ』第1巻から最終8巻までを惜しげもなく無料で公開してくれています。

 

安心安全に、そしてタダで『青のフラッグ』を最終8巻まで読みたい方は『マンガMee』を使う方法が最もお得です。

 

『マンガMee』は、集英社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

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また他にも『マンガMee』では、以下のようなメディア化された有名マンガをタダで楽しむことができます。

  • この音とまれ!
  • ヒロイン失格
  • 美食探偵 明智五郎
  • ダメな私に恋してください
  • 雛鳥のワルツ
  • 虹色デイズ
  • 高校デビュー
  • ごくせん
  • 椿町ロンリープラネット
  • NANA
  • 青空エール
  • 素敵な彼氏
  • デカワンコ
  • G線上のあなたと私
  • センセイ君主
  • シュガーズ
  • 僕に花のメランコリー
  • ひるなかの流星
  • メイちゃんの執事
  • 初×婚(ういこん)
  • ハニーレモンソーダ

などなど…

 

半端ない量の有名マンガを随時、無料配信してくれるので、マンガ好きの私は、とても重宝しているアプリです!

 

ここまでのまとめ
  • 『青のフラッグ』は漫画アプリ『マンガMee』にて全巻無料で読める
  • 『マンガMee』は集英社が運営する漫画アプリなので安心安全
  • マンガMee』をダウンロードする際にも一切お金はかからない

以上がここまでのまとめです。

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また漫画アプリに関して言うと、小学館が運営する公式漫画アプリサンデーうぇぶり』『マンガワンも特にオススメです。

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以下のような有名作品が随時、更新され無料で読むことができます。

 

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  • 名探偵コナン
  • YAIBA
  • MAJOR(MAJOR2nd)
  • switch(スイッチ)
  • からかい上手の高木さん
  • 銀の匙
  • ドロヘドロ
  • だがしかし
  • 犬夜叉
  • らんま1/2
  • 境界のRINNE
  • 今日から俺は
  • 今際の国のアリス
  • 焼きたて!!ジャぱん
  • うえきの法則
  • からくりサーカス
  • マギ
  • 烈火の炎
  • H2
  • タッチ
  • 信長協奏曲
  • 結界師
  • トニカクカワイイ
  • 魔王城でおやすみ

などなど…

 

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  • 闇金ウシジマくん
  • 土竜の唄
  • アイアムアヒーロー
  • ケンガンアシュラ
  • ケンガンオメガ
  • 今際の国のアリス
  • アフロ田中
  • ブラックジャック
  • 火の鳥
  • 薬屋のひとりごと
  • からかい上手の(元)高木さん
  • ダンベル何キロ持てる?
  • めぞん一刻
  • 青のオーケストラ
  • おやすみプンプン
  • 灼熱カバディ
  • 送球ボーイズ
  • 出会って5秒でバトル
  • モブサイコ100

などなど…

「無料でマンガを楽しみたい!」という方は『マンガMee』と併せて使ってみてはいかがでしょうか?

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こちらの記事では、特にオススメする漫画アプリを厳選してランキング形式でご紹介しています「無料で多くの有名漫画を読みたい」と思っている方はぜひ一読してみてください。

完全無料!おすすめ漫画アプリをランキング形式で紹介!【お金がかからない読み放題のマンガアプリ!知らなきゃ大損!】

 

次に『マンガMee』の使い方(システム)を簡単にご説明します。

 

『マンガMee』の基本的な使い方

『マンガMee』では、アプリ内アイテムであるチケットボーナスコインを使用して読むことになります。

 

簡潔に言うと、『チケット』『ポイント』などを使って1作品、1日に最大5話まで無料で読むことが可能です。

 

『青のフラッグ』も1日に最大5話まで読み進められます。

 

ここでは『マンガMee』で使うアプリ内アイテムチケット』『ポイントのそれぞれの使い方を簡単に説明します。

『マンガMee』のチケットとは?

チケットはチケットアイコン(↓ピンク色の線で囲んである)が表示されている話に使うことが出来ます。

各作品ごと1日1枚使用することができ、チケット使用後23時間で、新たなチケットが配布され各作品をまた1話無料で読むことが出来るというシステムです。

つまり、ほとんどの作品を1日1話無料で読むことのできるシステムがこの『チケット』なのです

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『マンガMee』のボーナスコインとは?

『ボーナスコイン』は毎日、5~15秒程度の広告動画を視聴することで30ボーナスコイン(作品1話分に値する)を取得することが出来ます

 

マンガMeeに掲載されている作品は、すべてこの『ポイント』の対象です。(※ポイントを使って読むことができるという意味)

 

↓『マンガMee』アプリを起動すると「短い動画を見て30ボーナスコインをGET!」と書かれた以下の画面が表示されます。

「動画を見る」ボタンをタップし、短い広告動画を視聴することで、マンガ1話分を読むために必要な30ボーナスコインを獲得することができます。

 

1日1回必ずこのシステムが使えるので、活用しましょう。(※広告動画をしっかり見る必要はありません。適当に流しておくだけでOK!)

 

また、今なら『マンガMee』を新規ダウンロードした際の特典として500ボーナスコインが手に入ります!

1話につき、30ボーナスコインを消費するので、500ボーナスコインは、約16話分に値します。

 

単行本にすると1~2冊分です。

 

このお得な特典をゲットできる今のうちに『マンガMee』をダウンロードしてしまいましょう!

アプリのダウンロードは、もちろん無料です。安心してください。

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『チケット』『ボーナスコイン』以外で1日3話分の漫画を読む

『チケット』『ボーナスコイン』以外に1日3話分の漫画を無料で読める仕組みがあります

 

その仕組みがこれ、

 

見たいエピソードの漫画のページへ飛ぶと、「動画を見て無料で読む 残り3回」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで1話分のエピソードを新たに無料で読むことが可能となります。

3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。

 

ここまでのまとめ
  • チケットを使い1日1話無料で漫画を読む
  • 短い広告動画を見て毎日30ボーナスコインを獲得し1話分の漫画を無料で読む
  • 短い広告動画を毎日最大3本見て、3話分の漫画を無料で読む

以上の事から『マンガMee』は、1つの作品において、1日に最大で5話分のエピソードを無料で読むことができるかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります。

 

遠慮なく無料で読ませていただきましょう!!(^^)/

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『青のフラッグ』の世間の評価は?

青のフラッグ本当に面白いので、まだ読んでいない人は読んでほしいです。全8巻完結なのでとても読みやすいです。作者のKAITOさんが生きた人間を描きたくて描いた漫画でそれが本当によく出ていると思います。買って後悔なしです!

 

1巻を無料で読んで非常に続きが気になりすぎたので、その日の内に最終巻まで一気にまとめ買いしました。1日で読破しましたが、何度も読み返したくなる素敵な漫画です。愛の形はひとそれぞれ。近々、読み返す予定です!

 

何度読んでも最高にすばらしい漫画です。うまく全8巻にまとまっていて読みやすい。私が今まで出会った漫画の中で1番好きな作品です。1巻の空勢ちゃんの可愛さは異常です!(笑)

 

ユーモアのあるギャグが多々あって面白いですw 特に1巻の魚のストラップのくだりがツボに入りましたw からのシリアス展開も驚かされると思います。最終回は必見です。

 

最初は、ただの単純な青春学園系の漫画かな?って思って読み進めましたが、読み進めていくうちに友達や恋人のあり方とか性に関する偏見とかめっちゃ考えさせられる。絵もとても上手くて、話の進め方とか心情描写の表現の仕方とかがずば抜けてます。

 

本当に良い。ただの恋愛漫画じゃない。学校生活、人間関係、恋愛、進路、これを読んで自分に何か響くものがあると思う。

 

「青のフラッグ」本当に面白い!私自身、思春期の悩んでる時期に特に読みたかった漫画です。

 

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『青のフラッグ』見どころ紹介!

見どころ① 同性愛の新しい描き方が心に刺さる

本作は同性愛をテーマに登場人物たちの成長を描いている作品です。

 

しかし、同性愛作品に興味がなくても抵抗があっても誰もが心を動かされるのがこの作品であると言えます。

 

BL作品の新しい形を生み出した作品なのです!

 

高校生たちが愛の形や幸せとは何かを考えながらもがく姿が美しくも切なく、多くの人たちの心に刺さります。

 

忙しい日々の中で自分の思いやこれからのこと、考えなければならないことが多くて苦しくなる高校生を繊細にまた明確に描いているところが読む人を魅了していきます。

見どころ② 登場人物のキャラクター性

この物語に登場する人物たちのキャラクター性に愛が芽生えること間違いなし!

 

主人公たちに敵対する人物も何人か登場しますが、いろいろなものを抱えながら彼らたちなりの意思をしっかりと持っているなんとも憎めないキャラクターばかりなんです。

 

一人一人が自分なりの考えを持ち、それが正しいのかどうするべきなのか迷いもがき苦しむ姿に青春の輝きを感じます。

 

全8巻と少なめの巻数でありながら、その中に様々なキャラクターの人生が詰まっているので読み応えバッチリです!

見どころ③ 1巻から心揺さぶられる展開!

青年漫画の「青のフラッグ」は少年漫画・少女漫画よりもサイズも容量も大きいため、読み応え抜群なのですが、、

 

この作品は1巻から引き込まれる要素が多いんです!

 

初めて読み終わった時の印象はやはりラストシーンが強いと思います。

 

ラストまで読み終わってまた1巻最初から読み直したくなるほどの描写の細かさとストーリーの展開が本当に面白いです。

 

全8巻どの巻も最初から最後まで目が離せない内容で何度も読み直して、キャラクター1人1人に着目してもらいたいです。

見どころ④ 太一と二葉、トーマの三角関係がたまらなく切ない

この物語は何といっても、切ない関係性が読者の心を強く打つのです。

 

二葉がトーマに恋をし、太一が二葉の手伝いをすることから始まる3人の関係ですが、話が進むにつれてトーマが太一に好意を寄せていることや、太一が二葉に対する恋心に気づいていきます。

 

さらに二葉の親友の真澄が加わることによって、ますます切ない展開に・・。

 

真澄は二葉に恋をする冷静でクールな女の子ですが、トーマの気持ちを知り今まで蓋をしてきた二葉に対する気持ちに少しずつ変化が生まれてきます。

 

最終的に4人の関係性はどうになるのか、誰も傷つかない道はあるのか・・

 

静かに大きく変化していく登場人物たちの関係性にぜひ注目して読んでみてください!

見どころ⑤ 主要人物たち以外のキャラクターの働きがすごい!

主要キャラクターの太一たちを引き立てる役割も果たし、さらに自らも強いエピソードを持つのが、他の作品と一味違うところです。

 

特に八木原舞美は4人の関係性を動かすキーパーソンです。

読むたびに憎むにも憎めなくなっていく不思議な人物です。

 

最初はよく見るいじめっ子かなと思うけれど、話が進むにつれて女の子らしい一面を見せたり、実は彼女なりのコンプレックスを抱えていたりと様々な面が見えてきます。

 

他にも主人公たちの背中を自分たちなりに様々な形で押してくれたり、主人公たちの成長を見て同じように変化していく人たちがこの作品を大きく支えてくれます。

 

読み進めていく中で、ぜひ彼らの心情やそれを踏まえた行動にも注目してみてください。

見どころ⑥ 様々な「愛」の形が見られる

恋心による「愛」や友に対する「愛」、家族への「愛」そして同性に対する「愛」

 

様々な気持ちが入り混じり、どのように整理するのが正しいのか。

 

登場人物が悩む姿を見てとても考えさせられます。

 

いろいろな「愛」があり、それに対して様々な考え方があり

 

その全てが正しいものであることを教えてくれます。

 

自分なりの「愛」の形を、愛し方を本作を読むことで見つけて欲しいです。

『青のフラッグ』登場人物紹介!

一ノ瀬太一(いちのせ たいち)

この物語の主人公で、少し暗めのごく普通の高校2年生。

 

無愛想なイメージがあるけど、実は他人を思いやる心優しく少しお人好しな一面を持っています。

 

言葉にすることが苦手なだけで、本当は人のことを1番に考えていてすごく純粋で素直なんです!

 

進級した春、幼なじみのトーマと1年生の頃から苦手意識を持つ二葉と同じクラスになることで少しずつ自分の中にある殻を破っていきます。

 

地味で、弱さを見せる部分が多い太一ですがそんな姿が自分と重なったり、共感できたりします。

 

気持ちの面で大きく強く成長していく彼と共にこの作品と出会った人たちが自分の考え方だったり、物語に入って自分なりの答えを出していただけるのではないかと思います。

 

少しずつだけど確かに一歩踏み出そうとする主人公だからこそこの作品は切なく儚いけれど、暖かい作品なのです。

空勢二葉(くぜ ふたば)

柔らかく優しい雰囲気を持った高校2年生。

 

ちょっと鈍臭くて引っ込み思案、自分に自信がないところがたまに傷。

 

1年生の時にトーマと出会い密かに恋をします。

 

自分なんかと何もすることができなかったけれど、2年生になって一歩踏み出すことを決めます。

 

太一に助言され思い切ってショートカットにしてからはさらに自分の中の殻を破っていきます。

 

物語の最後まで彼女の心は変化し続けます。

 

小さなことで不安になったり、嬉しくなったりする気持ちは共感できるものが多いのではないでしょうか。

 

ぜひ最後まで温かく見守ってあげてください。

 

実は努力家の頑張り屋さんで、本作では恋の力でどんどん成長していきます。

 

微力ながらも、いろいろなところから自分を見つめ直す二葉はたくさんの人に希望と勇気、そして優しさを届けてくれる存在です。

三田桃真(みた とうま)

スポーツ万能で人気者。太一とは幼馴染みだけど、太一とは正反対の性格です。

 

野球部に所属し、甲子園の出場を目指し将来はプロ野球選手という夢を持つ好青年です。

 

太一はそんなトーマといることに引目を感じて中学の頃から少しずつ距離を置いて行きますが、トーマは太一との関係を大事にし続けます。

 

そこには特別な感情が・・・。

 

トーマが何を思い、どう行動するのか

 

抱えるものがどんなものなのか、もし自分だったらどうするか

 

トーマの経験を通して様々な感情を知ることができると思います。

 

本作品では彼の表情が特に細かく描写されています。

 

読者が思わず共感してしまう、トーマの言動がとても繊細に描かれていてこの作品の「切なさ」を生み出している人物といえます。

伊達真澄(いたち ますみ)

二葉の親友で太一たちの同級生の女子生徒。

 

クールで冷静な態度をいつもとっているけれど、本当はとても繊細で他人のことをとても思いやる人物です。

 

特に親友の二葉に対しては、強い感情を持ち誰よりも大切に思っています。

 

太一とトーマ、二葉の関係性を少し客観的視点からいつも見ている彼女ですが、誰かが困っているときそっと相談に乗ったり、背中を押してくれるような存在です。

 

周りよりも少し大人な一面を持っているからこそ、考えすぎてしまう部分や自分の気持ちに蓋をしてしまうような部分があります。

 

強く装う外見の中に秘める弱さや、優しさ儚さなど彼女の中での葛藤もぜひ見守ってほしいです。

八木原舞美(やぎはら まみ)

主人公たちとはまた別の視点に立つ人物の1人です。

 

気が強いタイプの女の子で、自分の意見をしっかり持っています。

 

自己主張が強いため、女の子同士の関係があまりうまくできず日常的にトーマをはじめとする男子生徒と一緒にいることが多いです。

 

また彼女もトーマに恋心を寄せる人物の1人。

 

対立関係と捉えられる面が多々ある中でも、主人公たちと同じように共感する部分が存在することが彼女の魅力です。

 

トーマと仲良くしている場面が序盤で多く見られますが、それぞれの関係性が変化していく中で、マミも徐々に動きを見せ始めます。

『青のフラッグ』序盤ネタバレ紹介!

第一話

春、主人公・一ノ瀬太一は高校3年生の新学期を迎えます。

 

新クラスの貼り紙が掲示されていますが、友達のモンちゃん、ヨーキー、オメガとはクラスが離れ離れになってしまいます。

 

友達と話している太一の背後から小学校からの幼なじみ三田桃真が脅かしてきます。彼とは中学3年生ぶりに同じクラスになりました。

 

その後すぐに桃真の側にはイケイケ系の友達が集まってきます。

 

その日の昼食の時間。ヨーキーがふと疑問に思っていたことを太一にぶつけます。

 

「何で太一三田桃真と仲良いの?」

 

完全に人種が違うのに関係を持っていたことを不思議に感じていたようです。

 

野球部で運動神経抜群、器用で何をやらせても平均以上、高身長で人当たりも良くユーモアも持ち合わせる人気者のトーマの噂話で盛り上がる一方でーーー

 

教室で大きな音が鳴り響きます。

 

「ちょっと何すんのよ」

 

男子生徒の悪ふざけから女子生徒のお弁当が落ちてしまいました。

 

その女子生徒は1・2年の時から同じクラスではあるが一度も話したことはない空勢二葉でした。

 

教室の片隅で揉めている彼らを見ながら太一は「あいかわらずどんくせえよな空勢さん」と呟きます。それを聞いたヨーキーが

 

「三田のことも疑問だったんだが、も一個さ」

 

「何でお前空勢二葉のこと嫌いなの?」と聞きます。

 

太一はヨーキーたちとの昼食を終え、教室に戻る中投げかけられた疑問について考えています。

 

トーマとの関係性は太一自身が疑問に思っている様子です。人種が違うことは一番自分がよくわかっているなどと考えながら歩

 

いていたところ、二葉と同じように持っていたお弁当を落として中身をばらまいてしまいます。

 

話したことはないけど、目の端にうつる二葉はどんくさくていつも俯いていてそんな彼女を太一は自分と重ねていたのでした。

 

そんなことを思いながら窓にうつる自分を見つめていると、またも背後からトーマが現れます。

 

二人で教室に戻ると、

 

「三田くーん、さっきのすごかったー。サッカーもうまいんだねー。」

 

と女子生徒がトーマに話しかけてきます。その様子を目にした太一はそっとトーマの側から離れるのでした。

 

何も言わず自分から離れていった太一を少し切ない表情でトーマは見つめています。

 

放課後、太一は図書館に向かいます。

 

目的の本が高い位置にあり届かないため、踏み台を探しているとー

 

二葉が踏み台を使って本棚の本を取ろうとしていました。

 

二葉の作業が終わるのを隠れながら待っていましたが、なかなか終わらないため太一は少し複雑な思いで話かけに行きます。

 

「大丈夫?」

 

突然現れた太一に二葉は慌てます。

 

「どいて」「どれ?」「・・・とるから」

 

不器用ながら二葉の力になろうとしますが、

 

手を伸ばした先にあった本には背表紙に「恋愛術」と書かれていました。

 

結局は二葉と1cmしか身長が違わない太一には本を取ることができず、気まずい空気の中二人で帰ります。

 

二葉と身長の差がほとんどないことに気づき落ち込んでいると、

 

「一ノ瀬くんってさ、」二葉が話しかけてきます。

 

「相談したいことがあります!!」

 

「相談?」「俺に?」急な二葉の発言に太一は戸惑います。

 

「三田くんって、、どんな人ですか?」

 

太一がトーマと仲良くしている様子を見ていた二葉はトーマのことが知りたいようで聞いてきます。

 

そこで、図書室で取ろうとした本のタイトルを思い出した太一は、

 

「空勢さんもしかして、トーマのこと好きなの?」

 

太一の発言に顔を真っ赤にする二葉。わかりやすい反応を見せる二葉に太一は意外だなと感じながら、つまり「相談」というこ

 

とは「恋愛相談」になるのではと思い、

 

「そういう相談なら無理だぞ!」と断りを入れます。

 

トーマとは小学校からの幼なじみであることを打ち明け、しかし現在はそんなに話さないし仲良くもないことを二葉に伝えます。

 

二人の関係性の情報を得た二葉は、

 

「小学生の三田くんってどんなだったの?」と質問してきます。

 

「変わんねーよ。今と同じクラスの中心で人気者」当時のトーマの様子を話していると、太一は「バトル鉛筆」のことを思い出します。急に懐かしくなった太一は相手が二葉だということを忘れて夢中になって当時の思い出を話します。

 

《オレの人生で1番友達がいた瞬間だったな》

 

と噛み締めたところで我に帰ります。恥ずかしくなった太一はその場から立ち去りたくなり、急いで二葉に別れを告げます。

 

翌日。

 

二葉は昨日太一が話していたバトル鉛筆を兄から借りて持ってきたのでした。鉛筆を太一に見せながら、

 

「どうかな?」という二葉に対して、どうかなと言われてもと太一が戸惑いを見せていると、

 

「あっなにそれ、なっつかしー」

 

背後からトーマが現れたのでした。突然の憧れの人の登場に二葉は固まってしまいます。そんな様子をみた太一は固まったハムスターみたいだなと同時に、本当にトーマのことが好きなんだなと思います。

 

「どうしたのこれ、タイちゃんの?」とトーマに聞かれ濁した返事をすると、「え?じゃあ空勢さんの?」とトーマが二葉に話を振ると緊張のせいか、大きく首を横に振り二葉はとっさに嘘をついてしまいます。

 

二人の様子を目の当たりにした太一は別に協力する気ではありませんでしたが、もどかしさを感じます。

 

「そういえば」とトーマがバトル鉛筆に関する過去の太一のエピソードを持ち出そうとしたところで、恥ずかしくなった太一は
「そんなことより、これやんねえ?」と話を逸らしたつもりが加えて協力する形になってしまいました。

 

その後3人でバトル鉛筆を楽しみ、休み時間が終わります。

 

授業中に隣の席の二葉から手紙を渡され、そこには《さっきはありがとう》と書かれており、嬉しそうにする二葉の様子を見て太一も良いことをしたなと感じている表情を浮かべます。二人の間の壁が少しずつ解消されていく様子を教室の隅で、トーマは眺めているのでした。

 

さらに翌日には昨日よりも多い数のバトル鉛筆を持って二葉はまた3人でできるタイミングを伺いますが、なかなかうまくいきません。

 

勇気を出せずにいる二葉の様子を見ながら、そんな状況にどうアドバイスしたら良いかわからない太一は気まずくなりその場から離れようとします。

 

すると、「あっ、一ノ瀬くん」「今日はその、」と二葉に話しかけられ「やりたいのはトーマとだろ?オレじゃなくてトーマ誘えよ」と助言します。

 

一度は勇気を出して誘いに行こうとしますが、やはりどのように話しかけるべきかわからず、座り込んでしまいます。

 

お互いトーマにどのようにアプローチしたら良いかわからないと話していると、ふと太一が二葉の髪型の変化に気づきます。

 

「今日って体育あったっけ?」

 

「いや、ないと思うけど。」

 

太一は体育の授業がある日だけ二葉が髪の毛を結んでいることを知っていたため、自分が体育の授業の存在を忘れていたと思ったのでした。

 

たまたま、なんとなく結んでいるだけだと二葉は伝えます。

 

「男の子ってどんな髪型が好きかな・・・」と呟く二葉に、「トーマの好みは知らねーけど、俺そんな意味ないと思うんだよね。」

 

「正直ちょっとした違いじゃ気づかないし、バッサリショートぐらいにすれば印象も変わるだろうけど。」と太一は言います。

 

その後太一はモンちゃんに呼ばれ、二人の会話はここで終わります。

 

翌日。

 

教室に入ると、太一の席の隣にはバッサリショートカットになった二葉が座っていました。

 

衝撃を受ける太一に気づき、照れながらも二葉が挨拶をしてきます。

 

太一の後ろからはトーマが現れ、彼もまた二葉の髪型に驚きを見せます。

 

「すっげーばっさり切ったなー。」「いいじゃん似合うよ。」と言うトーマ。

 

トーマから褒められ嬉しくなった二葉は昨日太一がアドバイスしてくれたおかげだと、感謝します。しかし、「そんなこと言ってなかっただろ!!!」

 

急に大きな声をあげ太一は教室を飛び出していきます。

 

二葉は急いで後を追いかけて行きます。

 

「一ノ瀬くんどうしたの?」「ごめんね。私何か気に触ること、、」

 

「俺ショートにしろなんて言ってなかっただろ!責任なんてとんねーぞ」

 

似合っているが責任は取らないと矛盾した発言をする太一に二葉は戸惑いを見せます。褒めてもらえたのに、どうしてと不思議に思う二葉に、「俺、トーマの好み知ってんだ。」「というか、トーマの好きな人」と太一は言います。そこで二葉とは正反対の条件を次々と述べて行きます。

 

最後には「黒髪ロングのストレート」トーマの好みを知りながら、二葉に黙っていたことを申し訳なさそうにしながらトーマが片思いする相手について話す太一に対して、二葉は「じゃあやっぱりありがとう」

 

「絶対無理だって思ったのに頭ごなしに否定しないでくれたから」

 

「頑張るね」二葉は溢れる涙を必死に押さえながら言います。

 

「変わるって決めたから」「諦めちゃうのもやらないのも、やる前から無理と思うのもやらないで後悔するのも、嫌いな自分でいるのもいやだから」

 

必死で溢れる涙を抑えようとしながら、変わろうとしている二葉を見て太一は心を動かされます。

 

そして、彼女の姿を見て何も特別なことをせず普通のことをしていれば後悔することもない、自分を知り分を弁えていれば自分を嫌いになることもないと安心していた自分に気づきます。

 

「泣きたくないなら口をちょっと開くといいらしいよ。」

 

二人で口を開けながら、そんなお互いの姿を見て思わず吹き出してしまいます。

 

二人で話しているところに珍しく声を荒げた太一のことが気になり探しにきたトーマがやってきます。太一と二葉が話している様子に気づき、「邪魔した?」とトーマが言います。

 

揉めていた原因について二人が言い合っている様子をトーマは微笑ましく見守っています。

 

人生は選択の連続。

 

高校3年。彼らは迷いの中で生きています。進路や受験、この先の未来のことで忙しいこの時期に、彼らは同じクラスになってしまいました。

 

親友か、恋人が、切なく儚い物語ここから始まります。

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第二話

変わりたいとなく二葉を見て何かしてあげたいと思った太一はトーマとのことを協力することに決めました。

 

しかし、協力するとは言ったものの具体的に何をするべきなのかわからないでいると、

 

「タイちゃん、英文和訳やった?」とトーマが話しかけてきます。

 

ここだと思った太一は自信がないと言い、二葉に話を振ります。

 

しかし、うっかり和訳をしたノートを忘れてしまった二葉。

 

結局太一のノートをトーマと二葉が写すことになりました。

 

その後二葉は一緒にノートを写しただけで満足してしまいます。

 

太一はもっとアピールしたほうがいいと提案します。

 

すると、前日の太一の発言を気にしていたのか

 

「三田くんの好きな人のこと聞いてもいい?」と二葉に聞かれます。

 

しかし、

 

「あーそのことなんだけど」「俺の推測なんだよね」

 

「タイプは直接聞いたけど、好きな人はいるとしか聞いてないんだ」

 

と太一は言います。

 

そこで、太一は紙にトーマの好きなタイプを書き出します。

 

まず改善すべきは喋り方となり、二人で滑舌を良くするトレーニングをします。

 

少しずつ頑張る方向性が定まり、心なしか二人の前向きな表情が感じられます。

 

滑舌はコツコツ頑張ることで改善するとわかったところで、別の改善点に手をつけることにした二人は、タイプの一つにあった

 

「巨乳」に悩みます。

 

「揉むと大きくなるっていうの本当なのかな」と二葉が呟きます。

 

まさかの展開に驚く太一。

 

「揉み方が違うのかなあ、、」と呟く二葉。

 

《揉んでいるのか!?》とさらに太一が驚きます。

 

結果悩んでも答えが出なかったため、

 

「トーマは人を見た目で判断するような奴じゃない。」と太一がまとめます。

 

あとは趣味をトーマ好みのものに近づけることが必要だと考えた二人は、スポーティーな要素を求めようと全速力のタイムを測りますがあまりに遅かったため、野球観戦ができるようにルールを覚えるかという方向に考え直します。

 

書店で野球のルール本を買いながら帰っていると、

 

「ありがとう一ノ瀬くん」

 

「私ちゃんと頑張れてる気がする」と嬉しそうに二葉が言います。

 

少しずつトーマに近づけそうな予感を感じている二葉は以前よりも前向きな表情を浮かべるようになっていました。

 

トーマの存在が二葉を変えるきっかけになっているのだと感じた太一は、嬉しそうな二葉の表情を見て少しモヤッと感じるのでした。

 

そこで、

 

「空勢さんはなんでトーマのこと好きになったの?」と二葉に質問します。

 

二葉が今まで話したことなかったきっかけについて話します。

 

ある日園芸部だった二葉が育てていたトマトの苗に野球部から飛んできたボールが当たってしまいました。

 

ボールを探しにトーマがやってきて、二葉のトマトの苗を見て

 

「こいつ育ち悪いね」と言います。

 

二葉は

 

「気にしないでください。ボールのせいじゃないから。私が育てるといつも育ち悪いの。」「みんなと同じにやってるつもりなんだけど、」と俯きながら答えます。

 

「植物にも才能ってあんの?」

 

「心があるっていうのはよく聞くけど、」

 

「こいつも周りと違って歯がゆく思ったりすんのかなあ、、」

 

切ない表情を浮かべ、二葉の苗を見ながらトーマは言います。

 

それから、トーマは毎日毎日二葉の苗を見にきました。

 

すると育ちが悪くなかなか実がならなかった二葉の苗に花が咲いて実がつきました。

 

それを見たトーマは自分のことのように喜んでくれたのでした。

 

この出来事が嬉しかったことがきっかけだと二葉は言います。

 

太一は複雑な気持ちになります。モヤッとした気持ちが太一の心を包み込みます。

 

「ふーん」「空勢さんって園芸部だったんだ」「知んなかった」

 

イラつきをを覚えた太一は、なぜ自分がイラついているのかわからなくなります。

 

「なんかごめんね。」「つまんない話しちゃったかなって」と二葉は申し訳なさそうに言います。

 

「オレが聞いたんじゃん」

 

「そうなんだけど、、」また二葉は俯いてしまいます。

 

太一は二葉をまた自分が俯かせてしまっていると感じ、嬉しそうに楽しそうにする二葉を思い出しそんな表情が見たいと思ってしまっていることに気づきます。

 

しかしこれはそんなんじゃない、(恋なんかじゃない)ありえないと気づかない振りをします。

 

「空勢」「今度の日曜って暇?」

 

ここで第二話が終わります。

第三話

「にしても、二人で遊ぶのなんて超久しぶりだなー」

 

太一がトーマを映画に誘います。友達に振られたからという理由でトーマを誘ったようです。

 

しかし、実はこの日二葉と待ち合わせて偶然あったことを装って映画デートしようという作戦だったのですが二葉がなかなか現れません。

 

すると遠くの方で「何してんの?行かないの?」という声が聞こえます。

 

二葉は緊張してなかなか踏み出せないでいました。

 

友達の伊達真澄を連れて偶然を装って2組は遭遇します。

 

合流して、一緒に映画をみることになります。

 

映画館の席も二葉がトーマの隣になるように太一は真っ先に一番端の席をとります。しかし、トーマは二葉の前の席の人が背が高い人が座っているから交換したほうがいいと提案をし、左から太一・二葉・トーマ・真澄の順に座ります。

 

映画が始まり、ホラーが苦手な太一とビビリな面がある二葉はびっくりするシーンで同時に驚いてしまったりとありますが、無事(?)映画を見終わります。

 

このデートの最終目標は二葉がトーマのラインをゲットするところにあるので、まだ目標は達成できていません。

 

映画を見終わり売店を各々見ていると、太一は二葉とトーマが話している様子を目撃します。

 

ここだ!と思った太一は真澄に飲み物を一緒に買いに行って欲しいと二人でこの場を離れようとします。

 

察しがついた真澄は二葉に飲み物を買いに行くことを伝えて二人でその場を離れます。

 

うまくいったと安堵する太一に対して、真澄が胸ぐらを掴んで突き飛ばします。

 

「アンタ何様?」

 

二葉を振り回すなと怒る真澄。

 

「オレは相談に乗ってくれって言われたから、」と太一は答えます。

 

「言われたからやってるだけ?オレは悪くないって?」

 

「いいご身分だね。安全圏で指示出して、傷つくのは二葉だけ」

 

「的外れなのよ」

 

真澄の言葉に太一は圧倒されます。

 

一方売店では二人が作ってくれたチャンスを無駄にしないようにと二葉は勇気を出してトーマに声をかけようとしますが、「ねえ空勢さん。これ4人分買ってみんなでつけない?」とトーマが先に提案してきます。

 

おそろいのものを買えることにテンションが上がる二葉。

 

「空勢さんからタイちゃんに渡して」とトーマが言います。

 

「二人ともつけてくれるかな」と自分は嬉しいがトーマ以外の二人が喜んでくれるか不安に思う二葉でしたが、

 

「タイちゃんは意外と可愛いもの好きだからつけてくれると思うよ。」とトーマが太一のことについて饒舌に語り出します。

 

「好きな子もかわいい系だし、」

 

「タイちゃんてさ彼女とかできたらすっげー大事にすると思うんだよね。」

 

「浮気とか絶対しないだろうし、」

 

「そんくらいとにかくめちゃめちゃいい奴なんだよ」

 

それを聞く二葉も少しずつ太一と話すことが増えて、いい人だと感じていたのか「うん」と答えます。

 

「空勢さんさあ」「タイちゃんのこと好きだったりしねえ?」

 

嬉しそうに聞くトーマに二葉は戸惑いを見せます。

 

ここで第三話は終わります。

 

トーマは二葉の好きな人が太一だと勘違いして、映画館の席に気を使ったり仲良くなり始めていた二人の背中を押そうとしていたのでした。

 

売店を離れた二人は揉めたその後どうなってしまうのか。第四話へと話が展開していきます。

第四話

「オレ的にはいい感じだなーって思ってたんだけど。違った?」

 

「タイちゃんのこと嫌い?」

 

戸惑う二葉の様子に気づき、トーマは慌てて聞きます。

 

「ううん、、そういうわけじゃ、、」

 

自分が好きなのはトーマだと言うこともできず、俯いてしまいます。

 

そこで太一が戻ってきます。

 

俯きながら暗い様子で戻ってきた太一は、「オレ帰るわ」と足早に映画館を後にします。

 

「ごめんね空勢さんオレも行くね」とトーマは後を追います。

 

二葉は結局今回のデートの目的であったライン交換を行うことはできませんでした。

 

二人が去った後、真澄も二葉の元へ戻ってきます。

 

「待ってよタイちゃん。何かあった?」

 

「何でもない。用事思い出しただけだ」

 

「嘘つけよ。伊達さん?」

 

「これ以上二葉を傷つけるようなことしたら承知しないから」

 

トーマと二葉を売店に二人きりにした裏で太一たちは揉めていました。

 

「ふざけんなよ、何でお前にそんなこと言われなきゃなんねえんだよ」

 

「オレはムリだって言ったんだ」

 

「でもあいつがそれでも頑張るっつーから、協力してやっただけで、」

 

「それであいつが傷付いたって、、知るかよ、、」

 

「あんた三田桃真に好きな人がいること知ってんでしょ?」

 

「三田桃真の気持ちは?それもあんたには関係ないわけ?」

 

『あんた何したいのよ』

 

帰りの満員電車に揺られながら、太一は真澄に言われたことを思い出していました。満員電車でも人に揉まれ、トーマにしがみ付いていました。

 

《惨めだ》太一はつくづく感じていました。

 

別れる間際までトーマは急いで帰ってきた理由を話すまで帰さないと粘り続けます。二人が改札口の手前でやりあっていると、「トーマ早いじゃーん」「映画どうだったー?」

 

そこには「黒髪ロング」の美人が買い物袋を両手に持ち、現れました。

 

「あ・・アキさん?」

 

「タイくーん?久し振りーいつぶりー?やだ、変わんないねー」

 

アキさんと呼ばれるその女性は明るく話しかけてきます。

 

「アキコなんだよその荷物」

 

「今日ね誠也が珍しく早く仕事あがれそうって言うからさ」「ちょっとフンパツ」

 

重い荷物を運ぶのをトーマが手伝おうとすると、「はいっじゃあタイくんも」とアキコが太一に荷物を渡してきます。

 

「そーだついでにうち寄ってきなさいよ」

 

すぐに家に帰る予定だった太一の計画はアキコの登場によって阻止されてしまいました。

 

「ありがとーほんと助かっちゃったー」

 

「今お茶いれるねー」

 

「おかまいなく、、」

 

「やだーそんなこと言えるようになっちゃってー」

 

そんなやりとりを交わしながら太一はトーマの家にあがっていました。

 

「あの、線香あげても、、」

 

「なあに遠慮してんのさ。よく遊びにきてたんでしょーあげてあげてー」

 

「きっと待ってらしたわよー」

 

太一は仏壇に線香をあげます。

 

トーマの家庭は少し複雑でした。

 

明希子はトーマの兄誠也の妻であり、トーマは現在その兄とアキコと3人で暮らしています。

 

父親と母親は太一たちが小6の頃事故で亡くなりました。

 

アキコは当時トーマの家庭教師をしていて、そしておそらくトーマの好きな人だと太一が考える女性でした。

 

中学の頃好きなタイプについてトーマに聞いた時、「好きなタイプ?」

 

太一が二葉に教えたタイプの女性を述べていきます。そして最後には「叶いっこないだろうけど・・・」とトーマは空を仰ぐように見ていました。

 

突然太一の携帯が鳴ります。

 

二葉からの連絡でした。

 

「アキさんすんませんやっぱオレ帰ります。」

 

「ごめんトーマまた明日」

 

足早にトーマの家を去っていきます。

 

《オレはただ、オレと同じように何やってもダメなあいつが頑張りたいって言ってるのを見てらんなくて、助けてやりたくて、あいつのために》

 

《違う》

 

《あいつのためなんかじゃない。ましてやトーマのことなんて考えてもなかった》

 

真澄に映画館で言われたことについて考えながら自分の部屋まで一直線に帰っていきます。

 

《最低じゃねーか。あいつをけしかけて、結局オレは》

 

《玉砕を期待していたんだ》

 

太一は自分の真意に気づき、床に倒れ込みます。

 

一方で急に帰ってしまった太一のことを心配した二葉は何通もメッセージを送ってきていました。

 

ここで第四話は終わります。

第五話

二葉のラインにも返信せず、太一は気まずい気持ちを抱えながら翌日登校していきます。

 

教室に近づくと二葉とトーマが楽しそうに話しているのを見かけ、自分が行くことで空気が悪くなると思ったのか、別のクラスのヨーキーたちのところへ行こうとします。

 

すると廊下で真澄と遭遇します。俯きながら通り過ぎようとしますが、すれ違い様に真澄が「昨日はごめん。言い過ぎだった、、ごめん。」と言います。

 

急な謝罪に太一は戸惑いますが、「別にもういいよ」と一言言って立ち去ろうとします。

 

しかし真澄が去っていく太一を見て、「二葉のことまだ手伝う?」と聞いてきます。

 

「ごめんそういう意味じゃなくて」もう責めるつもりはないことを付け加えて、「手伝うなら気をつけてやってよ。昨日三田桃真にあんたらのことお似合いだって言われたらしいから」とトーマが勘違いしていることを伝えられます。

 

チャイムと同時に太一は教室に入り、二葉の方を見ずに自分の席に座ります。

 

その後も二人は会話をせず時間が過ぎていきます。

 

そこで二葉は机に置き手紙をしておきます。

 

『一ノ瀬くんへ』と書かれた手紙の内容は「昨日はごめんなさい。真澄ちゃんにちゃんと説明しました。私のわがままで嫌な思いさせてごめんなさい。せっかくチャンスを作ってくれたのにラインの交換もできませんでした。次こそは頑張るので、また相談に乗ってくれませんか。」

 

太一に対する謝罪の文面でした。

 

この手紙に対し、太一も手紙で返事をします。

 

「もうオレ必要ないだろ。トーマに勘違いされたみたいだし、オレはもう関わんないよ」「がんばれ。」と書いた手紙を二葉の机に置いて立ち去ります。

 

その手紙を読んだ二葉は急いで太一を追いかけます。

 

「一ノ瀬くん!」

 

名前を呼ばれ二葉と目があった太一は全速力で廊下を走り逃げていきます。

 

二葉も必死でそれを追いかけてますが、階段で転んでしまいます。

 

そんな二葉を見た太一は心配になり声をかけます。

 

「だ、大丈夫か?」

 

歩み寄る太一に二葉はしがみつき、改めて謝罪します。

 

「ごめんなさい」

 

「いやいーからもう」

 

自分の足にしがみ付いて謝罪をする二葉に戸惑いを見せます。

 

「一ノ瀬くん、嫌だ?」「私と・・話したり・・するの・・」「も・・やだ?」

 

「そういうわけじゃ、、」

 

太一は二葉のことを嫌いになったわけではなく、トーマに勘違いされることを恐れていることを伝えようとしますが、二葉は泣き出してしまいます。

 

「私やだよぉ」「避けられるのやだよぉ」「友達でいたいよぉ」

 

突然泣きじゃくる二葉を前に太一は茫然と立ち尽くします。

 

溢れる涙を堪えながら、二葉はお揃いで買ったキーホルダーを太一に差し出します。

 

「昨日ね買ってね、4人でおそろいでつけようって」

 

「これ一ノ瀬くんに似ててね」二葉はそう言って魚のキーホルダーの腹の部分を押し、

 

「内臓が出るの」と言って内臓を飛び出させます。

 

太一は思わず吹き出し、

 

「なんだそれぇ」と今まで張り詰めていた思いが一気に柔らかくなったように大きな口を開けて笑い出します。つられて二葉も

 

笑顔になるのでした。

 

太一は自分が二葉に恋心を抱いていることに気づきます。

 

それでも、二葉の近くにいる口実になってしまっても、自分が傷つくことがわかっていても、そばにいるために二葉の恋を応援することを許してほしいと願います。

 

このまま好きでいたいと思い始めるようになります。

 

一方トーマはその頃真澄がいるクラスへと足を運んでいました。

 

「伊達」普段とは違う顔つきで真澄を屋上へと呼び出します。

 

「昨日のこと一ノ瀬太一には謝ったわよ」真澄はトーマの呼び出しの意味に気づいて淡々とそのことを伝えます。

 

「何したんだよ」

 

詳しいことを何も知らないトーマは原因を突き詰めます。

 

しかし真澄はその質問には答えず、逆に質問を返します。

 

「あんたの好きな人ってさ」

 

「背が高くて年上でスポーツできて?明るくて思ったことはっきり言える黒髪ロングのストレートな巨乳」「だっけ?」

 

真澄は太一から伝わったトーマの好きな女性のタイプを並べます。

 

「なんだよそれ」

 

「それってさ『黒髪』しかあってないでしょ」

 

だってあんたの本当の好きな人ってーーーーーーー

 

「ま、、まさかそれ言ったのか?」

 

「太一にオレが・・」

 

トーマは顔を赤くして力強く真澄を問い詰めます。

 

「言ってない」

 

「でもやっぱりねあんた」

 

『私と一緒だね』切なく微笑みながら真澄はトーマに言いました。

 

これで1巻は終わります。

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