「週刊少年ジャンプ」にて連載され、アニメ化や実写映画化もした人気マンガ『デスノート』。
今回は、そんな『デスノート』の最終回・結末はどうなったのか？について分かりやすく簡潔にまとめていきます！
また『デスノート』を全巻無料で読みたい！という方に『デスノート』を合法的に全巻無料で読む方法も併せてご紹介していきます。
最終回のネタバレの前に『デスノート』を全巻無料で読む方法です。
結論！電子書籍『コミックシーモア』を利用して『デスノート』を実質全巻無料で読める
昨今、各出版社が漫画アプリに力を入れており、連載中のマンガでも漫画アプリを通して無料で読むことができます。
例えば、小学館が運営する漫画アプリ『サンデーうぇぶり』では、サンデー系列で連載中のマンガや過去の名作マンガに至るまで幅広く無料で読むことができます。（←1番オススメの漫画アプリ）
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- ドロヘドロ
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しかし、『デスノート』に関しては今現在、無料で読める漫画アプリはありません。
そこで漫画アプリではなく『デスノート』を配信しているすべての電子書籍を調査すると、１つの電子書籍サービスを使って『デスノート』を実質無料で全巻読む方法が見つかりました！
電子書籍サービス『コミックシーモア』には、新規ユーザーに対して2つの超お得な特典を用意しています。
それが以下の特典です。
特典①は、『コミックシーモア』に無料登録した方、全員に「50％OFFクーポン」を配布しています。
1冊どの漫画でも半額で購入できます。もちろん『デスノート』も1冊半額で購入可能です。
50％OFFクーポンだけなら、他の電子書籍も特典として配布しているところが多いですが、『コミックシーモア』の超お得な特典は②の「月額メニュー登録で最大20000ポイントを後日お返し！」です。
簡単に説明すると、月額メニューを2ヶ月継続することで1ヶ月分のポイントが全額返ってくるという特典です。
月額メニューとは、毎月定額で『コミックシーモア』内のマンガを購入するために必要なポイントを買うシステムです。
普通に現金で購入するよりお得になるシステムです。
作品購入の時には、ポイントと現金の価格が表示されています。
「デスノート」を1巻〜最終12巻まで普通に購入すると・・・4452pt（税込4896円）となります。
月額メニューは、月額5000円のコース（コミックシーモア5000）に加入すれば6200ptがもらえて、さらに翌月には特典②により5000ptが返ってきます！
使ったはずの4452ptが5000ptになって返還されるので実質全巻無料というわけですね！
『デスノート』を実質全巻無料でお得に読みたい方は、月額メニュー「コミックシーモア5000」がオススメです。
筆者は、このシステムを使って、『鬼滅の刃』を実質全巻無料で読みました。
新規ユーザー限定の特典ですので、まだ『コミックシーモア』を利用したことない人は、活用することをオススメします。
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また漫画アプリでいうと先ほど紹介した『サンデーうぇぶり』以外にも『ヤンジャン』や『マンガワン』が特にオススメです。
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『デスノート』ってどんな話？あらすじ紹介！
名前を書くだけで人を殺す事が出来るノート「DEATH NOTE（デスノート）」。
そのデスノートを全国模試一位の天才高校生の夜神月（やがみ らいと）が拾います。
犯罪者がいない世界「新世界の神」になるべく、夜神月はデスノートを使い世界中の犯罪者の名前をデスノートに書き闇へと葬っていきます。
しかし、犯罪者のみが連続で不審な死を遂げる怪事件に、ある人物が動きます。
世界の迷宮入りの事件を全て解決し全世界の警察を動かすことができる謎の人物、通称Lです。
彼はテレビを使いこの事件の犯人に「お前を探し出して始末する」と宣戦布告します。
夜神月とL。
お互いに顔と名前が分からない者同士の壮絶な知識戦が繰り広げられます。
『デスノート』主要キャラクターを紹介！
夜神 月（やがみ らいと）
偶然デスノートを拾った全国模試一位の天才高校生です。
犯罪者がいない世界の神、「新世界の神」になるためにデスノートを使い犯罪者を次々と世の中から消していきます。
今回の凶悪犯連続殺人事件、通称「キラ事件」の犯人です。
容姿端麗（ようしたんれい）で文武両道、常に冷静な判断をし、いつも計画通りに物事をすすめていきますが、プライドが高く思い通りにいかないと我慢が出来ないという面もあります。
リューク
退屈しのぎのために人間界に死神のノートである「デスノート」をわざと落とした死神です。
そのデスノートを拾った夜神月に憑き行動を共にしますが、基本的には何もしません。
リンゴが好きです。
L（エル）
世界の迷宮入りの事件を解決してきた謎の人物です。
今回の「キラ事件」の犯人を捕まえるため日本警察と共に捜査をします。
天才的な頭脳と大胆な行動力がありますが、社交性はありません。
「キラ事件」の犯人であるキラの正体を暴くことだけに興味があり、そのためには命をかけて捜査します。
弥 海砂（あまね みさ）
別のデスノートを拾ったもう一人の人物です。
雑誌の人気モデルですが、徐々に女優・歌手と活動の幅を広げていきます。
キラの信奉者であり夜神月がキラだと分かるとひとめぼれをしてしまい、彼のためなら命も惜しまない行動をします。
かなり思い込みの激しい頑なな性格をしています。
レム
デスノートを拾った弥海砂に憑いている死神です。
冷静沈着な性格ですが、弥海砂に好意をいだいていています。
弥海砂の幸せのためLの名前を自分のデスノートに書いてLを殺しますが、デスノートの掟に反した行動だったため、自分も砂になって死んでしまいます。
ニア
Lが育った孤児院ワイミーズハウスにいた天才少年です。
キラ対策機関「SPK」の中心人物です。
Lが死んでしまった後、Lの代わりにキラを捕まえるため捜査をします。
Lにも匹敵する頭脳と推理力と冷静さを持っていますが、L以上に協調性がありません。
キラに真っ向勝負を挑み、追い詰めていきます。
メロ
Lが育った孤児院ワイミーズハウスにいたもう一人の天才少年です。
ニアとは同世代ですがLが死んでしまったと分かると孤児院を出ます。
ニアをライバル視していて、ニアより先にキラを捕まえようとします。
ニアとは違い強い自己顕示欲があり感情優先で行動をします。
夜神 総一郎（やがみ そういちろう）
夜神月の父です。
警察庁刑事局長で今回の「キラ事件」特別捜査本部の指揮官でもあります。
非常に正義感が強くまじめな性格です。
息子の夜神月にキラの疑惑が向けられる中で、最後まで息子の無実を信じていました。
正義感と使命感が強すぎるせいで、犯人逮捕のためならテレビ局に護送車で突っ込んだり、自分の寿命の半分を犠牲にして死神と取引したり、かなり過激な行動もとります。
松田 桃太（まつだ とうた）
今回の「キラ事件」の日本捜査本部の中で一番若い刑事です。
周囲の流行や噂に流されやすい性格で、凶悪事件の犯人だけを裁くキラに一部共感する気持ちもあったりします。
ノリもよく短絡的な行動もしますが、周囲の刑事が夜神月にキラ疑惑を向ける中、最後まで何の疑惑も持たずに夜神月と共に行動します。
相沢 周市（あいざわ しゅういち）
日本捜査部の刑事です。
自分の家族のために、常にキラから命を狙われる日本捜査部から一度離れます。
その後復帰しニアとも協力し事件の真相に迫ります。
模木 完造（もぎ かんぞう）
日本捜査部の刑事です。
寡黙で実直な性格ですが、データ収集などの目立たない裏方の仕事を黙々とこなします。
ニアに接近した事をきっかけに夜神月に疑惑をいだくようになります。
伊出 英基（いで ひでき）
日本捜査部の一員です。
事件の結末まで行動を共にします。
夜神 粧裕（やがみ さゆ）
夜神月の妹です。
非常に純粋で明るい性格の持ち主です。
事件の真相を知らない彼女は非常に兄のことを慕っています。
しかし、メロに拉致されて心に傷を負い、ふさぎ込んでしまいます。
火口 卿介（ひぐち きょうすけ）
大企業ヨツバの新技術開発室室長です。
夜神月にキラの疑惑を向けられた時に、夜神月の代わりにデスノートを手にしてキラになります。
ヨツバの実績をさらに伸ばすためライバル企業の重要人物をデスノートによって殺していきます。
非常に強欲で自分勝手な性格をしています。
高田 清美（たかだ きよみ）
キラの代弁者として、キラ信者から崇拝されている人気の女子アナです。
夜神月とは大学時代の同級生で交際もしていました。
彼女自身もキラの信奉者です。
魅上 照
夜神月により選ばれた、キラの代行者です。
キラを絶対的な神として崇拝しています。
崇拝するあまり独断で行動してしまう事もしばしばあります。
『デスノート』最終回までのおさらい！
キラ VS Lの壮絶な知識戦
全国模試一位の天才高校生、夜神月が偶然名前を書くだけで人を殺せる死神のノートである「デスノート」を拾うことから物語が始まります。
夜神月はデスノートを使い犯罪者のいない優しい世界である「新世界」を作ろうとして、凶悪犯罪者の名前をデスノートに書いていきます。
凶悪犯罪者が連続不審死する事件が多発し、世界中の警察が手を出せない状況のなか一人の人物が犯人逮捕のため動き始めます。
数々の迷宮入りの事件を解決し、世界中の警察を動かすことができる正体不明の謎の人物である通称Lです。
一方インターネット上や世間では、凶悪犯罪者のみを標的に殺していく連続不審死事件の犯人を「キラ」と名前をつけて、キラをまるで教祖のように崇拝する動きがみられるようになります。
Lはこの事件の犯人であるキラを日本の関東圏に住んでいると断定し、日本に捜査本部をおいてキラを追っていきます。
警察庁刑事局長の父である夜神総一郎をもつ夜神月は、キラ事件に捜査協力しつつLの正体へ迫っていきます。
Lが夜神月をキラだと疑い調査を進める最中に第二のキラが登場します。
第二のキラである弥海砂は本物のキラの信奉者です。
そして、本物のキラである夜神月にひとめぼれし密かに行動を共にします。
ですが、弥海砂の大胆な行動により夜神月と弥海砂をキラだと確証をもったLは、二人を24時間監禁そして監視下に置き、その間もキラ事件が起きるかどうかの検証をします。
しかし、事前に監禁されることを予想していた夜神月は、自分のデスノートと弥海砂のデスノートの所有権を放棄し、ノートを所有していた時の記憶を完全に失います。
夜神月と弥海砂はデスノートを所有していた時の記憶を完全に消失したおかげで、Lたちの調査を攪乱（かくらん）します。
また、放棄したデスノートを使い新たな人物が連続不審死事件を起こし、夜神月と弥海砂は条件付きながらも疑惑が晴れる事になります。
そして夜神月とLの二人は協力しながら新たなキラを追求する事になります。
大企業ヨツバとLの死
夜神月とLは、様々なデータから大企業ヨツバと他の巨大企業を分析します。
するとヨツバ以外の企業の重役に不審死が多発し、ヨツバの株価のみ上がっていました。
ヨツバとキラの関係に疑惑をいだいていた夜神月とLは、捜査官の松田による強引な潜入捜査によりヨツバとキラの関係に確証を得ました。
さらに弥海砂をヨツバのイメージキャラクターとして売り込みをさせ、ヨツバ内部に潜入させることにより、ヨツバの新技術開発室長の火口卿介がキラであることを突き止めます。
さらに松田がテレビの生放送でヨツバとキラの関係を暴露します。
焦った火口卿介は死神と「相手の寿命と名前が見える」が「自分の寿命が半分になってしまう」死神の目の取引をして、生放送が行われているテレビ局へと向かいます。
しかし、テレビ放送自体が実は罠でそこには松田はおろか誰一人いません。
警察に完全に包囲され火口卿介は銃で自殺を試みますが阻止されます。
逮捕される火口卿介。
そして彼が所持していたデスノートも警察の手に渡ることになります。
デスノートを触った人は死神を見る事が出来ます。
夜神総一郎そしてLがデスノートに触り死神を見ます。
そしてLの隣にいた夜神月もデスノートに触ります。
すると夜神月はその瞬間に失われていたデスノートに関する記憶を全て取り戻します。
そして不敵な笑みを浮かべて思います。
「計画通り」
夜神月はデスノートに関係する記憶を無くした時に、自分がどう行動するかを全て計算に入れて、あえてデスノートの所有権を放棄し記憶を失くしたのです。
全てを思い出した夜神月は時計に仕込んでいたデスノートの切れ端を使い、火口卿介を殺します。
そしてその後、弥海砂にもう一つのデスノートのありかを密かに告げ、弥海砂も記憶を取り戻します。
Lたちは手に入れたデスノートの検証や見えるようになった死神と話をし、徐々にデスノートに関する謎を解明していきます。
デスノートの謎が解明するにつれてLは再び夜神月と弥海砂に疑いの目を向ける事になります。
デスノートを使い検証を続けようとするL。
このままではやがて弥海砂と夜神月が容疑者として再度浮上してくることは明らかです。
そのことを悟った弥海砂に憑いている死神のレムは、自分のデスノートにLの名前を書きます。
椅子からゆっくりと崩れ落ちるL。
崩れ落ちるLの肩を受け止める夜神月。
しかし夜神月はLにだけ見えるように不敵な笑みを浮かべます。
Lは死んでしまい、弥海砂の寿命を延ばしてしまった死神のレムも、死神の掟に反した行動のために砂になって死んでしまいます。
Lの後継者 ニアとメロ VS キラの壮絶な知識戦
Lが死んでしまい夜神月は日本の捜査部を完全に掌握します。
また常に正体不明のままだったLの代わりにLになりきり、夜神月はLとキラのいたちごっこを見事に演出し続けます。
しかし四年後、アメリカ合衆国はLとつながりを持たない独自のキラ対策機関、通称SPKを創設します。
その一員にLと同じ孤児院で育った天才で、真のLの意思を受け継ぐニアも加わります。
またLと同じ孤児院で育ったがいつもニアに後れを取っていたメロは、マフィアに入り独自にキラを追い詰めようとします。
メロは夜神総一郎の娘で夜神月の妹、夜神粧裕を誘拐し監禁します。
取引の条件は日本の警察が所有しているデスノートです。
夜神総一郎はＬＡまで行き無事娘の夜神粧裕を保護しますが、デスノートはメロの手に入ってしまいます。
デスノートを使いＳＰＫの主要メンバーを次々と殺すメロ。
デスノートを奪われた夜神月と主要メンバーを殺されたニアは、一時休戦しお互いの情報を教えあいます。
メロに脅されていたアメリカ大統領の情報によりメロの居場所が確定します。
そして夜神月は自分が持っていたデスノートを自分がキラだとばれない方法で、日本の捜査本部へと渡します。
そして夜神総一郎は死神の目の取引をし、メロのアジトに突入します。
無事デスノートを奪還し夜神総一郎はメロを追い詰めます。
死神の目とデスノートを持っている夜神総一郎はすでにメロの本名は把握していますが、人を殺したことが無い夜神総一郎にはデスノートにメロの本名を書くことができません。
そのすきを見てメロの仲間が夜神総一郎をマシンガンで掃射、メロは建物ごと爆破させ何とか逃げます。
その後夜神総一郎は病院に運ばれ、メロの名前をデスノートに書くことなく死んでしまいます。
ニアによる日本捜査官への揺さぶり
無事デスノートを奪還した夜神月と日本捜査部ですが、実際にデスノートを使ったメロにより、多くの情報がニアの元に集まる事になりました。
そのうちでも夜神月によってデスノートに書き込まれた嘘のルールである「13日以内に次の人を書き込まないと、自分が死ぬ」というルールがあります。
このルールが嘘ではないかと怪しんだニアは、直接今のLである夜神月に連絡を取り、日本の捜査本部に揺さぶりをかけます。
もしこの「13日のルール」が嘘であれば、監禁されていた夜神月と弥海砂に再度疑惑が向けられることになるからです。
日本の捜査部の主要メンバーの模木と相沢と直接連絡をとり、今のLの夜神月の情報を得ようとするニア。
模木と相沢は「13日のルール」が嘘であるならば、今のLである夜神月がキラである可能性が高いとして、夜神月を疑う様になります。
疑いの目を向けられ常に監視されている夜神月は、新たな協力者を作ります。
キラを狂信的に信奉している魅上照です。
夜神月は魅上照にデスノートを密かに送り、自由に動けない夜神月の代わりにキラの代行者になるよう指示を送ります。
指示に従い日々凶悪犯の名前をデスノートに書いていくキラの代行者の魅上照。
しかしいつまでもキラから連絡が来ない魅上照はついにしびれをきらし、ある人物をキラからの言葉の代弁者として選ぶことになります。
その人物は人気アナウンサーであり、大学時代に夜神月と交際していた高田清美です。
毎日キラからの言葉をテレビで発信していく高田清美は、キラ崇拝者から女神かの如くに扱われるようになります。
常に監視され自由に動けない夜神月は高田清美に接近し、密かに自分がキラであることを告げ、彼女を通して魅上照に命令を下すようになります。
一方、魅上照の動きを不審に感じたニアたちも、徐々に魅上照と高田清美に捜査の手を広げていきます。
頻繁に高田清美に会いに行く夜神月に疑惑の目を向けた相沢は、二人が部屋のなかで何やら筆談している事に気が付きます。
また同じく夜神月がキラではないかと疑う模木は弥海砂を連れてニアのもとへ、あえて軟禁されに行きます。
そして、ついにニア側から今のLである夜神月のもとに連絡が来ます。
「お会いしたい」
ニアはSPKのメンバーとL側の捜査官全員がお互いに会うのを望んでいます。
そして三日後の午後1時横浜の倉庫で会う約束をします。
しかし、約束の三日後が来る前に高田清美がメロにより拉致されてしまいます。
拉致された高田清美は密かに隠し持っていたデスノートの切れ端を使い、メロを殺害します。
ですが、もう用済みとなってしまった彼女は夜神月が時計の中に隠し持っているデスノートにより、焼身自殺してしまいます。
漫画完結『デスノート』最終回結末ネタバレ！その後の最後は？ライトの運命は？
ついにニア含むSPKの四人のメンバーと、L＝夜神月・松田・模木・相沢・伊出のメンバーが対峙します。
ニアが言っていた「キラ事件に関して見せたいもの」とは一体何だったのか？
夜神月はその「見せたいもの」を見せるように促しますが、ニアは「すみません、待ってください。すべてを解くもう一人がくるのを」と言って夜神月たちを待たせます。
ニアは既に夜神月と魅上照の関係に気が付いていて、魅上照がこの場所へ来てデスノートを使い、この場所にいる夜神月以外のすべての人間の名前をデスノートに書くことを予想していました。
その言葉の意味を知り焦るL側のメンバー。
この場所にいれば自分たちはデスノートに名前を書かれて死んでしまうかもしれません。
一方冷静な夜神月。
そしてすでにその場所には死神の目を持った魅上照がいて、入口のドアの隙間から覗いて全員の名前を確認します。
デスノートに夜神月以外の名前を書き込む魅上照。
しかし、そのような状況でもニアは「大丈夫です。名前を書かれても死にません。そしてこれで誰がキラかはっきりします」と言います。
ニアは実は今魅上照が持っているデスノートに細工をしてページを差し替えた、というのです。
つまり、今魅上照が書いているデスノートを押収し、そこに名前が書きこまれていなかったものがキラである…という事になります。
そこまでニアの話を聞いた夜神月は思います。
「思い通り！」
夜神月はニアがデスノートを差し替えることまで予想していました。
その為、普段は魅上照には偽のデスノートを持たせていて、高田清美がデスノートの切れ端を使い凶悪犯の名前を書いていたのです。
ニアが差し替えたのは偽物のデスノート…。
そして、魅上照が今書いているノートは本物のデスノート…。
デスノートに名前だけを書かれたものは40秒で心臓麻痺を起こし死んでしまいます。
魅上照がドアを開けて中に入り死のカウントダウンをはじめます。
36、37、38、39…。
「ニア僕の勝ちだ」
夜神月は言います。
そして40…。
しかし40秒以上経過しても誰も死にません。
そして魅上照は取り押さえられ、名前が書かれたノートを押収されてしまいます。
ニアはそのノートを夜神月に見せます。
ニアが説明したように「夜神月」の名前だけ書いてありません。
「唯一名前がないのが夜神月。魅上はあなたを神と呼び、言われた通りにしましたと言った…。決まりです」
ニアはそう説明します。
それに対して混乱した夜神月は無茶な論理を言いますが反論になっていません。
ニアはさらに説明します。
当初ニアたちはデスノートの一部をすり替えようとした…
そしてその動きに気が付いていた夜神月は、魅上照の持っているデスノート自体を偽物にすり替えた…
しかし、魅上照の動きに不信を感じたニアたちは、魅上照が銀行に保管してある本物のデスノートを使い高田清美の名前を書き殺したところを確認…
本物のデスノートは既に押収してあり、今魅上照が持っているのは偽のデスノート…
「言い逃れられるのなら、言い逃れてみてください」
そうニアに言われた夜神月はついに自供する。
「そうだ。僕がキラだ」
そして自分はこの腐った世の中をあらためて、真の平和、理想の世の中を創生する新世界の神だ、とその場にいる全員に告げます。
そんな夜神月にニアは言い放ちます。
「あなたはただの人殺しです。そしてこのノートは史上最悪の殺人兵器です」
ニアと夜神月が話をしている途中で、夜神月はさりげなく全員と距離を置きます。
そして隙を見て自分の時計に仕掛けておいたデスノートにニアの本名を書こうとします。
しかし、初めから夜神月の事を信じて疑わなかった松田に銃で撃たれて阻止されてしまいます。
銃で撃たれながらも這いつくばって逃げる絶体絶命の夜神月。
夜神月は死神のリュークに言います。
「そうだ、リューク。書け。おまえのノートにこいつらの名前を書くんだ」
死神のリュークは言います。
「ああ…。書こう。死ぬのはライト、おまえだ」
リュークは自分のデスノートに夜神月の名前を書きます。
夜神月は最後まで抵抗しようとします。
「うわーーーーーっ死にたくない‼逝きたくないーーーー」
夜神月は心臓麻痺で死んでしまいます。
一年後。
世界はキラが現れる前のような犯罪者がはびこる世界に戻っています。
ニアはLとして世界の凶悪犯罪に立ち向かっています。
松田・相沢・伊出はいまだにキラ事件について気持ちの整理がつかないながらも、新たなLに従い業務を続けます。
そして未だにキラを信じ続ける信奉者たち‥‥。
信奉者たちはキラを信じ続け、祈りを捧げ続けます。