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『ドメスティックな彼女』は漫画アプリ『マガポケ』で全巻無料で読める？
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『ドメスティックな彼女』読者の評価や感想は？
ドメスティックな彼女かなり面白い
— むさ@おじさんだお (@mf17_musa) May 29, 2022
ドメスティックな彼女にはまってて超面白い（特に単行本は絶品❤）んだけど、作者が女性なんで三角関係とか、四角関係とか、スクランブル交差点みたいなのぶっこんでくるだよね😅
主人公やヒロインがうまくいきそうになると必ず別の女や別の男ぶっこんでくる😅
もはや病気だなこの作者の女性ーwww— ゆき厳選垢 (@iddCszyTZehFU28) May 27, 2022
アマゾンプライムで「ドメスティックの彼女」を見だしたら、引き込まれて止められない。いかん！面白いじゃないか。何事も、食わず嫌いはいけない。
先々どうなるのか楽しみなアニメの一つだわ。#ドメスティックな彼女— Mihiro (@Mihiro58965103) May 22, 2022
ドメスティックな彼女見始めたけどめっちゃ面白い
やっぱドロドロ系好きなんだよなー— Astaroth (@Astaroth1151) April 24, 2022
ドメスティックな彼女 ドロドロすぎて面白い
— 森香穂💋. #よーよーよー (@mori_kaho0601) April 9, 2022
恋愛モノの漫画すぐ飽きるけど
ドメスティックな彼女面白い完結してるのは尚更100点
— ヴぁろやれよゴミ共 (@gaiji723) April 5, 2022
『ドメスティックな彼女』あらすじ紹介！
主人公の藤井 夏生（ふじい なつお）は学校の教師である橘 陽菜（たちばな ひな）に叶わぬ恋をしていました。
彼女を諦める為に、合コンで出会った橘 瑠衣（たちばな るい）と関係を持ってしまいます。
それでもナツオは陽菜を諦められませんでした。
そんなある日父親が再婚します。
相手には連れ子がおり、なんと陽菜と瑠衣でした。
ナツオは突然、好きな人である陽菜と初体験の相手である瑠衣と家族になってしまったのです。
『ドメスティックな彼女』見どころ紹介！
見どころ① 先の読めない展開と続出するトラブル
冒頭の展開もそうですが、とにかく先が読めません。
突然女の子と家族になってしまうだけで衝撃の展開ですが、しかもそれが好きな相手と初体験の相手です。
どう考えてもただでは済まないですよね。
読めない展開はそれだけでなく、陽菜は既婚男性と付き合っており、それが元で様々なトラブルに発展します。
ナツオや仲間達とその問題にどう立ち向かっていくのかも見どころの一つです。
見どころ② 陽菜、瑠衣との三角関係
物語の最初、ナツオは陽菜に惹かれていますが、瑠衣との生活を続けていく内に二人は徐々に惹かれ合っていきます。
陽菜も最初は生徒であるナツオを本気で恋愛対象にしていませんでしたが、色々なトラブルを解決していく内に、ナツオを男性と意識するようになります。
ナツオも陽菜とくっついたり、瑠衣とくっついたり、かと思えば陽菜を思ったりと少しぶれぶれな所があります。
陽菜も瑠衣は恋のライバルですが、大切な家族でもあるのです。
家族の幸せを願いながらも、ナツオに対する気持ちは抑えられない。
そんな２人の葛藤は読んでいてとても切なくなります。
はっきりしないナツオに怒りすら覚える時もあります（笑）
読んでいて歯がゆい所もありますが、そんな３人の恋の行方が見どころの一つです。
見どころ③ 社会問題へ一石を投じる内容
本作は単なる青春ラブコメディではありません。
ナツオ、陽菜、瑠衣を始めとして登場人物は様々な問題を抱えており、彼・彼女らのエピソードにフォーカスが当てられた時、淫行・不倫と言った少年誌に似つかわしくない要素が出てきます。
それだけでなく、巻が進むにつれ多くのキャラクターが登場し、育児放棄・薬物依存・性的マイノリティを含むエピソードもあります。
ナツオが解決する物もあれば、そうでない物もあります。
この漫画を読む年齢層には難しいテーマかもしれませんが、社会の事を知るきっかけとして素晴らしい試みだと思います。
見どころ④ 登場する女の子たちが可愛い！そしてちょっとエッチ
ドメスティックな彼女には陽菜や瑠衣だけでなく、色々な女の子が登場します。皆、漏れなく美少女です。
絵が可愛いのは勿論、恋に進路に悩む女の子達の心理描写が巧みに描かれており、読んでいるとどんどん物語に引き込まれて行きます。
最初は「可愛くて好き」という感情でも最終的には彼女たちが愛おしい存在になっていると思います。
少年誌掲載というだけあって、直接的な描写はないですが、コミックスでは隠さずに書かれてます。
描きおろしのおまけ漫画は更に攻めた内容になってます。
シリアスもいいけど、ナツオと女の子達のイチャイチャ・ラブラブなシーンも見たい！ という方は満足できると思います。
見どころ⑤ 魅力あるキャラクターと主人公の成長
物語はナツオ・陽菜・瑠衣の三人を中心に進んでいきますが、他にも主役級の活躍をするキャラクターが多く登場するのもこの漫画の特徴であり、見どころでもあります。
様々な年代、職業、思想を持ったキャラクターが登場し、ナツオ達と交流します。彼・彼女らの考え方、生き方に触れる中で、ナツオ達は少しずつ成長していきます。
とはいえ、どれだけ賢くなっても感情的な行動をとってしまうのが恋愛ですが。
『ドメスティックな彼女』登場人物紹介！
藤井 夏生（ふじい なつお）
主人公、小説家を目指す高校生です。
教師である陽菜に片思いをしているが、叶わぬ恋を忘れる為に合コンで出会った瑠衣と関係持った矢先に、二人と家族になってしまいます。
橘 陽菜（たちばな ひな）
橘陽菜
HAPPY BIRTHDAY🎉🎂#ドメスティックな彼女 #ドメカノ#橘陽菜#4月6日は橘陽菜の誕生日#橘陽菜誕生祭2019#祝ってくれる人RTかいいね pic.twitter.com/RTh4yTpXeN— 制御不能なカリスマ パレオ△ (@vBMI7p2FxUvJCk5) April 5, 2019
物語のヒロイン。ナツオの通う高校の英語教師です。美人で巨乳の為、生徒からの人気も高いです。
萩原 柊（はぎわら しゅう）と不倫関係であり、その所為で度々傷ついています。
真っ直ぐに自分を愛してくれるナツオに惹かれていくが、教師と生徒であり、弟でもあるという禁断の関係に葛藤します。
橘 瑠衣（たちばな るい）
9月5日は橘瑠衣の誕生日
🎉🎊Happy Birthday!!🎂🎉💕#9月5日は橘瑠衣の誕生日#橘瑠衣誕生祭2019#橘瑠衣生誕祭2019#ドメスティックな彼女#祝う人RTかいいね#RTした人全員フォローする#いいねした人全員フォローする#RTかいいね押した人全員フォローする
フォロバ無きはリムでして💦🍼 pic.twitter.com/ObB79RjUR3— らんち💗≫2代目🔄ぽにゅ～🍼💦 (@58nda) September 4, 2019
物語のもう一人のヒロインです。
「経験として知っておきたい」という冷めた理由からナツオと男女の関係になります。
その冷めた性格から周りと衝突する事もあったが、ナツオの努力もあり、次第に友達が増えていきます。
誠実で優しいナツオの性格に触れ、ナツオの陽菜に対する気持ちに気付きつつも惹かれていきます。
藤井 昭人（ふじい あきひと）
ナツオの父親で、中年のサラリーマンです。
優しい性格だが、ナツオに相談せずに再婚や引っ越しを決めているなど、少々突飛な所があります。
先立たれた前妻の純（じゅん）の事は再婚した後でも大切に思っており、月命日には必ず墓参りをしています。
橘 都樹子（たちばな つきこ）
陽菜と瑠衣の母親。一流企業に勤めるキャリアウーマンです。
品があり、気丈な性格をしています。
前夫と別れてから男性不信になるも、昭人との出会いで笑顔を取り戻し、再婚に至ります。
栗本 文哉（くりもと ふみや）
ナツオの幼馴染です。
幼稚園の頃から付き合いがあり、中学時代まで一緒でした。
今は別の高校に通っているが、ナツオは時々彼の元を訪れており、良好な関係が続いています。
喫茶店「ラマン」でアルバイトしており、ナツオは度々ここで悩みを吐露しています。
小林 昌樹（こばやし まさき）
喫茶店「ラマン」のマスター。長身・長髪で口ひげを生やしたオネエです。
皆にはマリーという愛称で呼ばせており、本名で呼ばれると怒ります。
相談には真摯に向き合い、口が固い為皆からの信頼も厚いです。
ナツオを始め、自分たちの関係性に悩む陽菜や瑠衣の良き理解者でもあります。
『ドメスティックな彼女』アニメ化情報！
ドメスティックな彼女キメたけどめちゃ面白い。物語が美しくて切なくて退廃的なのに紡ぐ言葉が綺麗で心摘まれる。OPの美波の曲が素敵すぎる。瑠衣も柏原も美雨も選べないけど僕はぶっちぎりで陽菜推し。橘姉妹が美人すぎてD.C.2の朝倉姉妹以来の衝撃だけど単行本全巻欲しい。ねよ pic.twitter.com/pxOZbPYmFf
— しゅん (@shunchandayo96) April 21, 2022
そんな波乱万丈のラブストーリーが描かれるドメスティックな彼女ですが、アニメ化もされています。
2019年1月12日から3月30日（冬アニメ１クール・全12話）で放送されていました。
原作では8巻前の内容です。
藤井 夏生役を八代 拓（やしろ たく）さんが演じています。代表作は「ダーウィンズゲーム」のリュージ、「かくしごと」の志治仰が有名です。
橘 陽菜役を日笠 陽子（ひかさ ようこ）さんが演じています。代表作は「けいおん!」の秋山澪、「はたらく細胞BLACK」の白血球が有名です。
橘 瑠衣役を内田 真礼（うちだ まあや）さんが演じています。代表作は「ご注文はうさぎですか?」のシャロ、「約束のネバーランド」のノーマンが有名です。
どなたも演技力のある声優さんで、３人の恋と家族という葛藤と、切ない気持ちを素晴らしく表現されてます。
命を吹き込むとはよく言ったもので、漫画のキャラクターである３人が本当に生きているとすら感じました。
『ドメスティックな彼女』作者・流石景とは？
「ドメスティックな彼女」は週刊少年マガジンで2014年4月23日から2020年6月10日まで連載され、全276話・全28巻で構成されています。
原作者の流石景先生はこの作品の他に「GE〜グッドエンディング〜」が有名ですね。こちらも週刊少年マガジンで連載されていました。
ドメスティックな彼女以降は長期連作が無く、週刊少年マガジンでいくつか読み切りを書いているようです。連載が始まるのが待ち遠しいですね。
『ドメスティックな彼女』序盤ネタバレ紹介！
第一話
薄明りの中、一組の男女が話をしています。
女の子は「エッチはしたけど、付き合う気はない、連絡先の交換もしないから、勘違いしないでね」と冷たく言い放ちます。
男の子はこれが初体験でした。
この物語は、衝撃の初体験から始まる物語です。
場所は変わり、主人公の藤井 夏生（ふじい なつお）は友人の栗本 文哉（くりもと ふみや）の家に来ていました。
そして、件の女の子との初体験の経緯を話し始めました。
全ての始まりは、友人から合コンに誘われた事でした。
時を少し遡り、学校の時間まで戻ります。
クラスメイトが、藤原という教師が前の学校で女子生徒に手を出して転勤させられたという話をしています。
ナツオは興味なさげにしていましたが、そんな時教師である橘 陽菜（たちばな ひな）が会話に割り込んできます。
「くだらない話に毒されないでね」
陽菜はナツオにウインクしてその場を去っていきましたが、クラスメイトは若く美しい教師である陽菜の話題に夢中です。
クラスメイトが盛り上がっている間も、ナツオは俯いて何も言いません。
そして、クラスメイトから合コンに誘われます。
その時ナツオの脳裏には陽菜の後姿が浮かんでいます。
ナツオは、陽菜の事が好きでした。
しかし、クラスメイトの話を聞いて、陽菜を諦める為に合コンに参加したナツオは、そこで冒頭の女の子、橘 瑠衣（たちばな るい）と出会います。
少し二人で会話をした後、中抜けを提案されたナツオは二人で街を歩きます。
「お願いがある」と言われたナツオは妄想したり不安になりながらも言われるがまま着いて行きました。
着いた場所は瑠衣の家でした。
意図が読めないナツオに、瑠衣はあるお願いをします。
「エッチしてくれない？」
一目ぼれした訳でもなく、嫌なことがあって自棄になっている訳でもありません。
理由は「ただ経験として知っておきたかったから」ただそれだけでした。
ナツオは納得していませんでしたが、経験豊富なクラスメイトをうらやむ気持ち、陽菜を忘れようとする気持ちから、しぶしぶ了承したのでした。
そして場面は、再び文哉の家に戻ります。
初体験後の瑠衣は、特に感傷に浸る事は無く去っていきました。
ナツオは最初こそ高揚感がありましたが、直ぐに虚しい気持ちになっていました。
結局、陽菜の事を忘れる事は出来なかったのです。
家に帰ると、父親は誰かと電話していました。
最近電話の多い父を訝しげながら、ナツオは自室に戻ります。
机には書きかけの原稿用紙が置かれていました。
翌日、ナツオは学校の屋上で原稿用紙とにらめっこをしていました。
そこへ陽菜がやってきます。
下記途中の小説を見せようとしないナツオにむくれる陽菜ですが、ナツオはこの屋上で陽菜と出会った日の事を思い出していました。
結局ナツオは、陽菜の事を諦められていませんでした。
休み時間中、執筆を進める為屋上になってきたナツオは、一人佇む陽菜を見かけます。
陽菜は涙を流していました。
衝撃のあまり、ナツオは固まります。
陽菜は男女関係の悩みであることをごまかしますが、ナツオ陽菜の力になりたいが故に、話を聞こうとします。
しかし、陽菜はあくまでナツオを子ども扱いし「大人には大人の事情がある」とあしらいます。
ナツオは好きな人である陽菜の力になりたいのに、大人と子供の世界で分けられてしまったことに声を荒らげます。
そして告白してしまう寸前、着信音に阻まれ、ナツオは陽菜に気持ちを伝えられずに終わりました。
結局、ナツオは瑠衣と同じく、初体験を経ても大人になれる訳ではなく、子供のままであることを悟ったのです。
家に帰ったナツオは父親から衝撃の事実を聞かされます。
何と父親は近々再婚する予定であり、相手とその連れ子が時期に家に来るというのです。
そんな中玄関のチャイムがなり、そこに居たのは想い人である橘陽菜、そして初体験の相手である橘瑠衣でした。
第一話感想
いきなりベッドシーン（かつお互い初体験）から始まる衝撃的な漫画です。
教師と生徒と言う叶わぬ恋を忘れる為に瑠衣と関係を持ちましたが、結局ナツオは陽菜の事を忘れられないでいます。
童貞らしいSEXへの信仰と言うか……妄想に近い感じがします。
経験する事でいきなり大人になれるのではないか？って奴ですね。まあそんなことありません。
逆に、ありもしないのに自分の事を過信して、変に自信がついてしまって拗らせるだけです。
そして、大好きな陽菜と初体験の相手である瑠衣が家族になるという、これまた衝撃的な一話から、この物語は始まります。
教師と生徒という禁断の関係に、姉と弟と言う更に禁断の関係が追加されてしまった訳です。
この先の展開が全く予想が付かず楽しみ過ぎるので、雑誌で読んでいたら１週間悶えていたと思います。
第二話
ナツオはあまりの衝撃に気を失いかけます。
ナツオは今後の生活に不安を覚えますが、二人が本当に愛し合っている事を知り、受け入れる事にしたのです。
そしてそれは瑠衣も同様でした。
瑠衣の母は元夫とは喧嘩別れをしており、いつも元夫の文句ばかり言っていましたが、ナツオの父と知り合ってから元気になっていった姿を見ていたのです。
状況を文哉に報告したナツオですが、そこである事に気付かされます。
それまでは教師と生徒という陽菜との関係に、姉弟であることも追加され、ますます諦めざるを得ない事になってしまったのです。
姉弟になったということで敬語の禁止を言い渡され、距離感が急に縮まった陽菜との関係に、ナツオは戸惑いを隠せません。
一方で瑠衣には初体験の事を忘れて、何もなかったかのように接しろと言われ、ナツオは更に戸惑います。
頭の中で整理が追い着かず、夕飯も碌に味わえませんでした。
その後、陽菜は風呂上がりに晩酌して、部屋着のままソファで寝てしまいます。
戸惑いながらもナツオは陽菜を起こそうと、先ほどの言いつけを守り、「陽菜ちゃん」と呼びます。
陽菜はばっと飛び起きますが、まだ酔っぱらったままで、かつ寝ぼけたまま言います。
「これからいい姉になるのでよろしくおねがいします」そして、再度眠ってしまいます。
ナツオは、忘れないといけない、諦めないといけないと思いつつも、好きな気持ちが溢れてしまいます。
そして、寝ている陽菜にキスしようとしている所に、瑠衣がやってきます。
第二話感想
やっぱりキスしたくなっちゃうよね。
といった感じです。
多感な時期に、大好きな人と一つ屋根の下で暮らすことになって、風呂上りのあられもない姿を見ちゃって、平常心で居られるわけがありません。
ちょっとナツオが気の毒になってきました。
普通なら寝られないと思います。
でもちゃんと親の幸せを願っているなんて、ナツオも瑠衣も良い子ですね。
第三話
瑠衣に、何をしようとしていたのかと聞かれたナツオは咄嗟にごまかします。
特に疑われもせず、見られてなかったと安心しますが、結局バレていました。
翌朝、瑠衣が学校に転校してきますが、噂を立てられるのが嫌なナツオは、二人の事は秘密にしようと瑠衣に提案します。
瑠衣はそれを「学校では話しかけるなってことね」と解釈し、二人の間が少しギクシャクします。
昼休み、ナツオ独りでご飯を食べる瑠衣を見かけます。
瑠衣に悪気はありませんでしたが、言葉の選び方が下手な所為でうまくコミュニケーションが取れず、孤立していました。
誰とでもすぐ仲良くなる姉を羨ましいと思いつつも、上手く出来ない事を悔しく思っていたのです。
そんな瑠衣に、ナツオは「手ほどきをしてやる」と言います。
ふたりの掛け合いはやがてコントの様になり、クラスメイトの爆笑を誘います。
瑠衣が意外にノリが良い事、友達を作りたがっていたことを知ったクラスメイトは、瑠衣に「仲良くしよう」と提案します。
赤くなりながらも、陽菜は受け入れます。
帰宅後、ナツオは風呂に入ろうとしますが、既に瑠衣が入っていました。
慌てて出ていきますが、瑠衣はナツオに「一緒に入ろう」と誘います。
第三話感想
人を寄せ付けない瑠衣の性格もあって少しギクシャクしますが、
自分の為に行動してくれるナツオの姿を見て、二人の関係はここから一気に進展していく様子が見て取れます。
体の関係から始まっているので、若干距離感がバグっている感じもしなくは無いです。
ナツオは事あるごとに不埒な妄想をしてますが、まあ仕方ない事かと思います。
第四話
恐る恐る、瑠衣の姿を見ないようにナツオは浴室に入り背を向けて座ります。
瑠衣は、寝ている陽菜にキスしようとしているナツオを見て、一度は幻滅したが、学校での一件で考えを改めた事を伝えます。
その上でナツオに、どういうつもりでキスをしようとしたのか質問します。
「慰めるつもりだったのか？」瑠衣の発言に、意味のわからないナツオはどういうことかと問います。
しかし、瑠衣にはぐらかされ、ナツオは余計に頭を抱えます。
翌日、ナツオは陽菜の晩酌に付き合い、彼氏との関係について聞きます。
「上手く行っていないのか」という質問に「答えたくない」と、陽菜ははぐらかします。
そんな時、陽菜の携帯に「萩原 柊（はぎわら しゅう）」という男から電話がかかってきます。
陽菜が外で電話を始めて20分程経過した頃、ナツオは陽菜の事が心配になり外に出て行こうとした矢先に、陽菜は「もういいっ！」と声を荒らげて電話を切り、家の中に戻ってきます。
何があったのか聞いても、陽菜は何も答えません。
そして、玄関のチャイムが鳴ります。
ナツオの脳裏には、萩原柊の名前が浮かんでいました。
第四話感想
陽菜が交際相手と上手く行っておらず、深刻な悩みを抱えている事が分かります。
何が原因で上手く行っていないのか、陽菜の力になる事が出来ずもやもやとしているナツオを見ると、読者としても心配になってきますね。
勿論現実ではこういうのはややこしくなるのと、大体悲惨な結末を迎えるので、生半可な覚悟で首を突っ込まない方が吉です。
ハッピーエンドにはまずなりません。
第五話
結局、家のチャイムを鳴らしていたのは、外食して帰ってきた父と母でした。
もやもやした気持ちのまま、ナツオは眠りにつきます。
翌日、ナツオは文哉のバイト先のカフェで、昨日の事を相談する事にしました。
文哉は「相手の男は陽菜の近くに別の男の気配を感じた事で嫉妬している」と分析します。
実際に店に不倫カップルが来たのを見たことが有るという文哉でしたが、帰り道偶然その女性を見かけます。
それはなんと陽菜でした。
「陽菜が付き合っている相手が既婚者で、それが原因で独り泣いていたのではないか」ナツオの中で、嫌なパズルが組みあがっていきます。
帰宅して、ナツオは陽菜に問いただします。
しかし陽菜は「これは大人の世界だから、ナツオには関係ない」と冷たく突き放します。
気持ちが抑えられなくなってしまったナツオは、たまらず陽菜にキスします。
陽菜に突き飛ばされて平手打ちされますが、今度は陽菜の方からキスされ、ナツオはベッドに押し倒されます。
第五話感想
以前から様子がおかしかった陽菜が、実は不倫していたことが発覚します。
読者としてはこの時点でもう面倒くさいから瑠衣のルートに行こうよ、とか思ってしまいます。
それでも陽菜の支えになりたいと思っているあたり、ナツオは本当に彼女の事が好きなんでしょうね。
ここまで真っ直ぐだと、応援したくなっちゃいますね。
もうたまらずキスしちゃう所とか、盛り上がりは最高潮です。
陽菜からもキスされて、ベッドに押し倒された所で終わるなんて、本当にこの作者は幕切れがお上手です。