アニメ化・実写映画化もされた人気マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』。
今回は、そんな『ジョジョの奇妙な冒険6部』に登場する・フーファイターズ（FF）の最後の結末やスタンド能力などについてご紹介します。
ジャイロツェペリの最後は死亡？スタンド能力の強さやシーザーの生まれ変わりか調査！
エンポリオの最後やその後のラストはどうなった？スタンド能力や名言紹介！
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- ジョジョの奇妙な冒険 1部 ファントムブラッド
- ジョジョの奇妙な冒険 2部 戦闘潮流
- ジョジョの奇妙な冒険 3部 スターダストクルセイダース
- ジョジョの奇妙な冒険 4部 ダイヤモンドは砕けない
- ジョジョの奇妙な冒険 5部 黄金の風
- ジョジョの奇妙な冒険 6部 ストーンオーシャン
- ジョジョの奇妙な冒険 7部 スティール・ボール・ラン
- ジョジョの奇妙な冒険 8部 ジョジョリオン
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- 名探偵コナン
- YAIBA
- MAJOR（MAJOR2nd)
- switch(スイッチ)
- からかい上手の高木さん
- 銀の匙
- ドロヘドロ
- だがしかし
- 犬夜叉
- らんま1/2
- 境界のRINNE
- 今日から俺は
- 今際の国のアリス
- 焼きたて!!ジャぱん
- うえきの法則
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- マギ
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- H2
- タッチ
- 信長協奏曲
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- 魔王城でおやすみ
- アオアシ
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- 闇金ウシジマくん
- アフロ田中
- 土竜の唄
- ケンガンアシュラ
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フーファイターズFFのプロフィール紹介！
ジョジョ第六部『ストーンオーシャン』の登場人物、フー・ファイターズ。
彼であり彼女でもあるこの存在の正体は、スタンド能力を有した微細なプランクトンの集合体です。
『ストーンオーシャン』のラスボスであるプッチ神父は、「敵の記憶とスタンド能力をディスクの形に実体化させて抜き取る」というスタンド能力を持っています。
この力によって、本編には登場しなかった誰とも知れぬスタンド使いの記憶と力を与えられ、知性に目覚めたプランクトンこそがフー・ファイターズの正体なのです。
知性を貰った恩義に報いるため、フー・ファイターズはプッチ神父のディスクコレクションを隠し、守る任務を引き受けました。
『ストーンオーシャン』の主人公・空条徐倫は、そのディスクの中のひとつに自分の父親の記憶とスタンドを封じたディスクが混ざっていることを突き止め、これを奪取しようとします。
かくして徐倫とその仲間のエルメェスは、フー・ファイターズと相対することになります。
自らの「知性」をフル活用して激闘を繰り広げたフー・ファイターズですが、「水がなければプランクトンは生きていけない」という弱点を突かれ、善戦空しく徐倫たちに屈服してしまいます。
しかし、ディスクを守るという使命のためならば明らかな自殺行為すらも躊躇なく実行するフー・ファイターズの行いに、どこから高潔なものを感じとった徐倫は、命を奪わずに取引を持ち掛けます。
「これからもディスクを守って欲しい」
「ただしそれは敵のためではなく自分たちのために」
完膚なきまでに敗北した事実を認めたフー・ファイターズは、その提案を飲み、徐倫たちのために戦い始めます。
そして死亡した女囚「エートロ」の肉体に入り込んで成りすまし、徐倫たちと一緒に刑務所暮らしをしはじめるのです。
これ以降、フー・ファイターズは愛称として「F・F」と呼ばれるようになります。
フーファイターズFFの最後は死亡？ラストはどうなる？
徐倫、エルメェス、エンポリオ、アナスイ、ウェザーリポートら仲間たちと共に数々の戦いを潜り抜け、F・Fはさまざまな体験をし、人間という存在について学びました。
それらは、徐倫と出会う前とは比較にならないほど鮮烈で輝かしい記憶として「知性」に刻まれています。
ゆえに、その最期は人間を救うための自己犠牲的なものになりました。
プッチ神父の攻撃によって女囚エートロの肉体を破壊され、プランクトンの集合体としての本性が露出したまま逃走せざるを得なくなったF・F。
なんとか水を確保しようと水道に急ぎますが、プッチ神父の追撃によって肉体をバラバラにされてしまいます。
追い詰められたF・Fはプッチ神父との会話を引き延ばして時間を稼ぎ、引き千切れた自分の下半身だけを脱出させます。
プランクトンの集合体ゆえに、人間のような意味での「急所」は存在しないのです。
無事水道までたどりついたF・Fは水を浴びて復活した――かに思えました。
ところがそれ自体が神父の罠でした。
いつの間にかプッチ神父はF・Fの取り残された上半身に一枚のディスクを差し込んでいました。
「水を熱湯に変える」能力のディスクです。
これによってF・Fに触れた水が望まぬ能力によって次々と熱湯と化してゆきます。
地球上の水棲生物が生息可能な水温は摂氏３２度以下。
F・Fを構成しているプランクトンたちはどんどん煮殺されてゆきます。
F・Fの全身が絶叫と共に砕け散り、「水を熱湯に変える」ディスクだけがその場に残されました。
ところがそこへ唐突に激しい雨が降り注ぎます。
仲間の一人であるウェザーリポートが天候を操るスタンド能力によってF・Fの危機を救ったのです。
ほんのひとかけらだけ生きていたF・Fは、豪雨に紛れてまんまと脱出に成功します。
ウェザーリポートとも合流し、別の場所で戦っている徐倫のもとへと向かいます。
ほどなく合流が叶いますが、なんとここでウェザーリポートがその場にいる仲間全員を攻撃しはじめました。
全員が負傷し、特に仲間の一人であるアナスイは致命傷を負います。
実は、F・Fと合流したウェザーリポートは、スタンド能力の応用による幻覚でプッチ神父が化けていたものだったのです。
さらにそこへ神父は一枚のディスクを死にゆくアナスイへと投げ刺しました。
瞠目する徐倫。
それは、徐倫の戦いの動機となっている、実父の記憶を固めたディスクでした。
これを得るために、今まで徐倫は必死に戦ってきたのです。
「ディスク化されているかぎり記憶は永遠に保存されるが、死にゆく者の中に差し込むと、その死にディスクは引っ張られ、消滅する」
残酷な宣告。しかし徐倫にはなすすべもありません。
F・Fは、そのさまを見ていました。
自分のせいで神父の接近を許し、今この事態を招いた責任を痛感していました。
心臓も止まり、息絶えるばかりとなったアナスイの内部に入り込み、ディスクを体外に排出させるとともに、アナスイ自身のスタンド能力を利用して彼の致命傷を治療します。
しかし、その代償として、F・Fの命は尽きました。
「知性」に強い執着を見せた彼女は、「知性」ゆえに生存本能を乗り越え、仲間を救うために命を散らせたのです。
スタンド能力「フー・ファイターズ」とはどんな能力？強い？
F・Fがプッチ神父から与えられたスタンド能力「フー・ファイターズ」。
それはF・Fの正体であるプランクトンそのものと一体化しており、一般人にも見ることができる「実体化型スタンド」です。
いわばスタンドそのものがF・Fと言ってもよいでしょう。
特筆すべきはそのしぶとさ。
プランクトンの一個体でも生き残っていれば元の姿と知性を取り戻せるため、まっとうな手段ではF・Fを殺すことは極めて困難です。
また、手指をピストルのような形にしてプランクトンの一部を弾丸として敵に撃ち込むこともできます。
威力は本物の拳銃と何ら遜色なく、侮れない攻撃力を持ちます。
さらに「自由に形を変えられる有機体」としての性質を利用し、仲間が負った傷をプランクトンで埋めることで治療してしまうことも可能です。
回復役でありながら、あらゆるスタンド使いの中でもぶっちぎりに高い不死性を併せ持つF・Fは、パーティに一人は欲しい人材と言えるでしょう。
フーファイターズFFと徐倫たちとの関係性紹介！
F・Fは、登場当初こそ冷徹で無感情な性格でしたが、女囚エートロの死体を乗っ取ってなり替わってからは一転無邪気なキャラクターに代わってゆきました。
それまでの、ただディスクを機械的に守り続けるだけの無味乾燥な時期よりも、徐倫たちと一緒に刑務所暮らしをしていた時期のほうが遥かに鮮烈で輝かしい日々だったようです。
人間としての生活は、F・Fにとって初めて見るものばかり。
子供のように何にでも興味を示すさまは、徐倫にとってはなんだか妹ができたような気分にさせられたことでしょう。
一緒にキャッチボールに興じる姿は、『ストーンオーシャン』の数少ないほのぼのパートと言えます。
フーファイターズFFの「知性」と「思い出」への執着
プランクトンの集合体という性質ゆえに、死とは縁遠い存在であるF・F。
そんな彼女にも恐れているものはあります。
F・Fにとって徐倫と出会う前の時代は何年も続いたにもかかわらず、機械のように冷たく軽く無味乾燥な記憶しかありません。
しかし、徐倫と出会ってからのほんの数日間は、まったく比較にならないほど色鮮やかで重みをもった「思い出」に満ちていました。
生きると言うことは、人と関わり、思い出を作ってゆくことなのだという思想が彼女の中に培われたのです。
しかし、「思い出」の前提となっている「知性」は、プッチ神父によって後付けで植え付けられたものです。
彼の気まぐれ如何で、いつでもF・Fはそれを失いうる。
死への恐怖が薄いF・Fにとって、それは最も恐ろしいことでした。
そうであるにも関わらず、彼女はプッチ神父に敢然と立ち向かいました。
それは徐倫たちの生き方をそばで見ていたから。
徐倫たちが他者のために命を懸けることを厭わないのは、きっとよい思い出が彼女らの中に満ちているためなのだろう。
「思い出」はF・Fに恐怖を与えましたが、同時に勇気を与えもしたのです。
『ジョジョ』フーファイターズFFの名言紹介！
「フレッド・ホイルという天文物理学者は言った。『この自然界で確率的にも生命が偶然誕生したと考えるのは間違っている……この宇宙には「知性」という「力」がすでに存在していて「生命のもと」を形作った…』……と。つまり「知性」という力はビッグバンより先に存在していて全ての物質や生物は「知性」に導かれ、その「知性」をすでに保有しているのだ」
初登場時の冷徹な頃のセリフ。
この時点から「知性」こそが自分のアイデンティティだと強く自認していたことが伺えます。
「でも楽しいねェここ！ 湿地帯と違ってさぁ――っ ね！ ボールがあるぞ！ あたしたちも運動しよーッ ホレッ！」
人間としての肉体を手に入れ、一変して無邪気な性格に変わるF・F。
エートロの記憶を取り込んだせいか、元居た湿地帯では見られないものに囲まれたせいか、これ以降マスコット枠としての道を進んでいきます。
「あたしの一番怖い事は……友達に「さよなら」を言う事すら考えられなくなる事だった。でも……最後の最後にそれを考える事ができた。徐倫……アナスイが目を醒ましたら伝えといて……体はあんたのもの。あんたの「知性」と「生命」を使って傷をうめといたって……」
「あたしを見て徐倫。これがあたしの「魂」……これが、あたしの「知性」……あたしは生きていた」
「最後にさよならが言えて良かった…徐倫。これでいい徐倫。これで…いいのよ。DISCを取り戻せてよかった…」
最期の言葉。