ハチミツとクローバー3巻無料ネタバレ!タダで漫画読む方法解説!浜田山美術大学の文化祭が始まる

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悩んでいる人
『ハチミツとクローバー』3巻を無料で読む方法やネタバレが知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

今回ご紹介する『ハチミツとクローバー』を無料で読む方法は、登録不要もちろん合法です。

 

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『ハチミツとクローバー』3巻を無料で読む方法は?

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『ハチミツとクローバー』前巻のあらすじ紹介!

浜田山(はまだやま)美術大学の建築科に通う竹本 佑太(たけもと ゆうた)。

 

同じく建築科の先輩・真山 巧(まやま たくみ)や、彫刻科で留年を繰り返している森田 忍(もりた しのぶ)と共に、貧乏ながらも楽しい大学生活を送っていました。

 

そんな竹本が2年生に進級した春、美術史の教師である花本 修司(はなもと しゅうじ)のいとこの娘、花本 はぐみ(はなもと はぐみ)が油絵科へ入学してきます。

 

出会った瞬間、一目ではぐみに恋をした竹本と森田。

 

一方、アルバイト先である原田デザインの社長・原田 理花(はらだ りか)に想いを寄せる真山。

 

そして、真山に片想いしている陶芸科の山田 あゆみ(やまだ あゆみ)。

 

誰もが誰かに恋をしながら、時に課題に追われ、就職活動に苦しみ、大学生活の中で少しずつ絆を深めていきます。

 

しかし、そんな5人の間にも、2巻で少しずつ変化が訪れます。

 

真山は大学を卒業し、有名建築デザイン事務所・藤原デザインに入社。

 

就職活動に失敗した山田は、研究生として浜田山美術大学に残ることに。

 

そして修司は、大学時代の先生・徳大寺(とくだいじ)から本作りに誘われ、1年以上に渡る調査旅行と研究へ出発することになりました。

 

これまでは家でも学校でも、常に修司と一緒だったはぐみ。

 

3巻は、修司と離れ離れで暮らすようになって数ヶ月が経った頃から物語が始まります。

『ハチミツとクローバー』3巻ネタバレ紹介!

chapter16

浜田山美術大学の文化祭本番まで、残すところ8日。

 

はぐみは修司の研究室に籠(こも)り、作品作りに明け暮れています。

 

傍らに開いた本を参考に、慎重に作業を進めるはぐみでしたが、中々思うようにはいきません。

 

「ダメだっっ、また割れちゃったよっ。修ちゃん、いったいどーやったら……」

 

泣きっ面で背後を振り返るはぐみ。

 

しかし、修司は研究のためモンゴルに長期滞在中で、そこに姿はありません。

 

思わず名前を呼んでしまったは良いものの、はぐみは茫然と口を噤(つぐ)みます。

 

誰もいない空間を見つめていると、修司とは別の教授とのやりとりが脳裏によみがえってきます――。

 

「肩の力を抜いて、いつも通りのものを創ってくれればそれでいい。いいかい? 『いつも通り』でいいんだよ?」

 

しかし、はぐみは「はぐ、今日はここまでにしな。また明日やろう?」という優しい言葉を同時に思い出し、「大丈夫、いつも通りやれば……もう一度っ」と自分を奮い立たせます。

 

いつも通り、いつも通りと繰り返し呟きながら作業を進める内に、外はとっぷりと暗くなっていくのでした。

 

場面は陶芸科の研究生・山田へと切り替わります。

 

ゴミ出しと雑巾の洗濯のため、浜美際の準備で大忙しの学内を歩いていく山田。

 

昨年まではそこにあった真山の姿も、修司と同様、今はもう見当たりません。

 

ふと足を止めてしまった山田は、気を紛らわせるように「………おなかへったな…はぐちゃんまだいるかな?」と小さく呟いて、はぐみが作品作りを進めている研究室へと向かいます。

 

するとそこには……。

 

「おう山田ァ。ひさびさっ」

 

なんと真山の姿が。

 

突然のことに、「な…なんでいるの!?」とバクバク胸を高鳴らせ、動転する山田。

 

教室の中には、真山が差し入れに持ってきたロールケーキや蒸しパンを手にはしゃぐはぐみ、竹本、そして森田まで揃っていました。

 

ロールケーキの取り合いで騒いでいる最中、森田は不意に、ここのところはぐみの作品の進みが滞っていること、いつもの勢いを失っていることを指摘します。

 

図星を突かれ、何も言えなくなってしまうはぐみ。

 

しかし、森田がその隙を狙ってはぐみのロールケーキを掠め取ると、再び教室の中に騒がしさが戻ってきます。

 

ロールケーキや蒸しパンで大騒ぎする面々に、出前を奢ってくれると言う真山。

 

すると竹本、森田、はぐみは感激して、一斉に真山に抱きつき、口々に好き、好きと連呼し始めました。

 

それを見た山田は、今なら大手をふって自分も抱きつける、と考え付きます。

 

しかし、緊張して中々言葉に出せず、顔を赤くしてまごつく山田。

 

そんな山田の様子に、何かを察したように目を向ける真山。

 

気づかれた、と、涙ぐむ山田でしたが、次の瞬間。

 

「真山ァっっっっ」

 

森田が突如として大声を上げ、驚く真山を問答無用で抱き上げて、山田に向かって思いきり投げ飛ばしました。

 

ぶつかった衝撃で山田は目を回し、倒れ込んだところを真山が慌てて抱き起こします。

 

山田はすぐに気が付き、目を開けますが、真山との急接近に内心クラクラ。

 

混乱する2人をよそに、森田は大量のロールケーキを抱え、豪快な笑い声を上げながら教室をあとにするのでした。

 

ほどなくして、先に食事を済ませた竹本は森田が忘れていった資材室の鍵を返しに、はぐみは廃材をもらいに、真山と山田を残して教室を出ていきます。

 

山田は食べるのが遅いことを真山に詫びますが、真山は「ゆっくり食べなさい」と笑います。

 

2人きりの教室の中は急に静かになってしまいますが、そこには先ほどのような気まずさはもうありませんでした。

 

一方、資材室に向かって歩いているはぐみと竹本。

 

竹本から作品の進捗を尋ねられると、はぐみはやはり浮かない様子です。

 

しかし、資材室の中で1人作品づくりに打ち込む森田の背中を目の当たりにすると、それに触発されて急にやる気を取り戻します。

 

脇目も振らず走っていってしまうはぐみ。取り残される竹本だけが、今ようやく気が付いた様子の森田から声をかけられました。

 

森田は木片のたくさん入った箱の中から、堅めでよく乾いていて、白っぽいものを探していると言います。

 

「これなんてどうです?」と、目的も分からないまま、小さな木片を森田へと差し出す竹本。

 

森田は「うん、いいなコレ」と頷きます。

 

そして翌日。

 

はぐみは研究室に置いてある愛用のマグカップの中に、小鳥の模様のブローチが入っていることに気が付きます。

 

タイミングを同じくして研究室にやってきた竹本は、ブローチの贈り主が森田であることにすぐに気が付きましたが、それをはぐみには教えず、声もかけないまま踵(きびす)を返します。

 

その頃、外で居眠りをしていた森田のもとへ、山田がやってきていました。

 

風邪ひいても知らないよ?と小言を漏らす山田でしたが、森田は穏やかに微笑んでいます。

 

「ねえ森田さん、この間は……ほんと、ありがとう」

 

「何の事だい?」

 

「いいのよ、ありがとね」

 

何かと真山との仲を気にしてくれている森田に礼を言い、山田も静かに目を閉じて、微笑むのでした。

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chapter17

浜田山中央通り商店街の酒屋の娘である山田は、竹本とはぐみに手伝ってもらいながら、クリスマス商戦に向けて準備を進めていました。

 

駅の向こう側にオープンした大きなスーパーを敵対視しながらも、小さな商店街は活気で勝負、と意気込む山田。

 

そこでふと、今年はクリスマス会やらないの?と尋ねるはぐみ。

 

すっかり忘れていた、と返す山田の言葉に被せるように、「えっ今年はクリスマスやらないのか!?」と、サンタクロース姿をした森田が突然教室へと飛び込んできます。

 

はぐみは驚いてオロオロしながらも、意を決して森田へブローチのことを尋ねようとしますが、森田は他科の女子生徒からお菓子のタダ食いを咎められ、逃げるように教室から出ていってしまいました。

 

嵐のように去っていった森田の後ろ姿を見送り、再びクリスマスの話題に戻る竹本、はぐみ、山田の3人。

 

はぐみは山田から誘われ、商店街でクリスマスケーキを販売するアルバイトをすることになりました。

 

当日、初めてのアルバイトで緊張するはぐみでしたが、パン屋の店主・一平(いっぺい)や山田に支えられ、何とか仕事をこなします。

 

しかし、今年は例年よりぐんと客足を落ちていることを実感し、危機感を覚える商店街の面々。

 

薬局のおばあさんや花屋のおじいさん、不安がるお年寄りたちの姿に、わたしたちが何とかしないと!と立ち上がったのは、山田を筆頭とする各店の若き3代目たちです。

 

その夜、山田たちは店の倉庫に集まり、予算も時間もない中、ここにある物だけで何とか集客を図ろうと動き出します。

 

チラシの下に引換券を付け、綿飴と甘酒を振る舞うことに決まりましたが、これでは地味だと悩む山田。

 

行き詰ってしまった山田の力になりたいはぐみは、何かないのかと倉庫の中を再び探し始めます。

 

すると、ある物を見つけたはぐみは、山田に「あのね、自転車屋さんってある?」と尋ねるのでした。

 

翌朝、山田の父親が店のシャッターを開けると、店先には華やかなバルーンアートが。

 

小さな子どもたちは声を上げはしゃぎ、山田から引換券付きのチラシを受け取ると、喜んで走り去っていきます。

 

徹夜で作業した3代目たちはみんな疲れ果て、床に転がり、その中には当然のように駆り出されている竹本の姿もありました。

 

ふらふらと起き上がり、これからバイトだと言う竹本に抱きついて感謝するはぐみと山田。

 

「せっかくのクリスマスなのにごめんね、でもありがとう」

 

はぐみからそう言われると、竹本は嬉しそうに笑います。

 

クリスマスが苦手な竹本でしたが、昨晩、はぐみから電話で呼び出されたことで居場所を得た気持ちになり、今年はさびしさを感じずに済んだのです。

 

その後、はぐみと山田も無事にケーキを売り切りました。

 

一平からご褒美のケーキとチキンを受け取った2人は、竹本と森田、真山を呼んでクリスマス会を開くことにします。

 

その最中(さなか)、はぐみが森田を見つめていることに気付くと、見かねた竹本は遂にブローチの贈り主について話そうと口を開きます。

 

しかし、またも森田の突拍子もない行動によりうやむやに。

 

はぐみが飲み物の用意のためにその場を離れると、見送る竹本の頬を、森田がムニッとつねりながら言います。

 

「ケーキくおうぜ」「はい」と笑い合いながらも、竹本は内心、みんなで過ごすクリマスはこれが最後だと感じるのでした。

 

ホールケーキに丸ごとかぶりついて幸せに耽る山田、傍らで微笑む真山。

 

「竹本くんも、はいっ」とケーキを勧めるはぐみ。

 

chapter18の最後は、竹本のモノローグで締め括られます。

 

「そして僕は、まばたきをくり返す。まるでシャッターを切るように、心のどこかに焼き付けばいいと、そんなコト考えながら何回も」

 

chapter18

12月29日、竹本、真山、森田、はぐみ、山田の5人は、水上バスに乗って短い船旅に出ていました。

 

森田が作ったブローチは、今日もはぐみのマフラーの上にそっと留まっているものの、竹本はまだ何も言えないままです。

 

1人甲板に出て、空を見上げる竹本。

 

そこへやってきた真山が「お前、何かあったのか?」と尋ねると、竹本はしどろもどろに取り繕うとしますが、「はぐちゃんと」と付け加えられればヘロヘロと撃沈してしまいます。

 

竹本は、森田がはぐみにブローチを贈ったことを、真山にだけ打ち明けることにしました。

 

すると真山は、「で…竹本は? 負ける気まんまんなワケだ」と竹本をけしかけます。

 

「………勝つとか負けるとか、オレはいやなんです。そーゆーの」

 

「で、だからリングには上がらない。『試合自体を放りだす』ってわけだぁね」

 

真山の容赦ない言葉が、竹本の胸に突き刺さります。

 

竹本が恋に落ちた初日からそれに気づき、人知れず見守ってきた真山は、真剣な表情で竹本の背中を押そうとします。

 

しかしその直後、船酔いでダウンしてしまい、いまいち締まらない真山。

 

みんなで真山を介抱したあと、呆れた山田は大きな溜め息を吐きます。

 

今度は竹本、森田、山田の3人で甲板に出ると、森田は山田へ「何だってあんなヤツをまだスキなんだ?」と疑問を投げかけます。

 

「『ダメだ』って言われたけれど、そんなあっさりキライにはなれないわ」

 

付き合う対象になれなかったからといって、すぐに気持ちが消えてしまうほど簡単なものではないと、山田は語ります。

 

複雑な顔で山田を見つめる竹本。

 

その視線に気が付くと、山田はハッとして「恥ずかしい………私ったらカッコワルイね」とばつが悪そうな表情を見せます。

 

そんな山田の姿を見て、竹本は内心「恥ずかしいのは僕だ、カッコ悪いのも…」と自らを恥じるのでした。

 

やがて、水上バスが目的地へと到着します。

 

海風が吹きすさぶ広大な公園の中には、見渡す限り誰もおらず、あるのは全国2位の大きさを誇る観覧車だけです。

 

チケットを見ると、観覧車は4人乗り。

 

真山のことが好きな山田、お互いに好意を持っていると思われるはぐみと森田――唐突な疎外感を抱いた竹本は、高いところが苦手だからと適当な理由を付けて遠慮しようとしますが、真山に止められてしまいます。

 

はぐみと山田、竹本は、それぞれ女性同士、男性同士で乗ることを提案しますが、森田は問答無用で真山の背中を蹴り飛ばし、山田と2人きりでゴンドラを送り出してしまいました。

 

そして結局、竹本、森田、はぐみの3人で後続のゴンドラに乗り込むことに。

 

「結局一番気まずいチーム分けだったのでは!?」という竹本の心の叫び通り、沈黙に包まれるゴンドラ内。

 

黙って外の風景を見下ろしながら、竹本は再び心の中で「――いったい、恋って何なんだ? どうしてボクら、ずっと笑っているだけでいられない?」と物思いに耽(ふけ)ります。

 

小さな頃は観覧車が何のためにあるのか分からず、ジェットコースターやループスライダーに夢中だった――しかし、今なら何となく分かるような気がする、と竹本のモノローグは続きます。

 

「この観覧車という乗り物は、好きな人と一緒に、ゆっくりと空を横切ってゆくためにあるのだ。多分」

 

そこまで語られたところで、竹本の向かいに座っていた森田が音もなく立ち上がりました。

 

そして、沈黙に耐えかねたように急にゴンドラを激しく揺らし始めます。

 

ギョエーッッと悲鳴を上げ、大パニックに陥るはぐみ。

 

竹本は自分自身も取り乱しながらも、何とかはぐみを宥め、森田を叱りつけます。

 

竹本から諫められ、はっっと我に返って再び着席する森田。

 

ぐったりするはぐみと竹本に、森田はらしくもなく「……す、すまん」と居た堪れなさそうに謝罪の言葉を口にします。

 

そんな森田の姿を見て、竹本は思わず吹き出しました。

 

もしかして、不安なのは自分だけではなく、森田も同じなのかもしれない――そう考えると、竹本は急に気が抜けて、おかしくなってきてしまったのです。

 

ゴンドラが地上へと戻っていきます。

 

貸し切り状態の水上バスに乗り、帰路に着く5人。

 

最後は全員で甲板に出て、美しい夕暮れの空を見上げたところでchapter18は終わります。

chapter19

森田は普段から、同じアパートに住む真山の部屋へと勝手に転がり込み、電気を使ったり、シャツを借りたり好き放題しています。

 

その日も、真山のシャツを着て浜田山美術大学へと登校する森田。

 

見かねた山田に咎められてもどこ吹く風です。

 

森田に振り回される真山を心配する山田は、せっかく社会人となり、お金が入るようになったのに、どうしてアパートを出ないのかと疑問に思います。

 

以前に同じ疑問を抱き、本人に直接尋ねたという竹本曰く、「欲しいもんがあるから」と語った真山。

 

目標を定め、前に進み、大人になっていく真山を想い、山田は「………ついこないだまで、うにゃうにゃメソメソしてたくせに」と小さく笑ったのでした。

 

ほどなくして、竹本、森田、山田のもとへ、成人式の写真を持ったはぐみがやってきました。

 

着物姿を嬉しげに自慢するはぐみでしたが、森田はその手からひょいっと写真を取り上げ、パソコンへ取り込み七五三風に加工して遊び始めました。

 

怒って森田を追いかけ回すはぐみを横目に、竹本は「そっかあ…はぐちゃんももう成人かあ…」と呟きます。

 

初めてアルバイトをしたり、1人で大きな作品に挑戦したり、より良い方向へ変わり始めたはぐみの姿に、一抹のさみしさを覚える竹本。

 

最初の頃は修司と竹本としか話さなかったのに、と山田は感慨深げです。

 

「最初はこう、だまーってみんなのコトを見てるだけでしたよね」

 

「じーっと、こう先生の影から…――って…え!?」

 

竹本が不意に顔を上げると、突如教室の入り口に、モンゴルへ行っているはずの修司の姿が。

 

「ただいまニッポン!!」

 

「先生!?」

 

げっそりとやつれ、フラフラになりながらも、修司が帰ってきたのです。

 

あまりにも突然の帰国に、再会を喜ぶよりも驚きが勝ってしまう一同。

 

修司は事前に帰国を知らせる手紙を送っていましたが、まだ日本には届いておらず、誰も空港まで迎えに来てくれなかった、1年ぶり近い再会にもかかわらず全然嬉しがってくれない、と意気消沈する修司。

 

はぐみは涙ぐみながらも、気丈に笑顔を浮かべて「お帰りなさいっ。お仕事ごくろうさまでした」と修司を迎えます。

 

「は…はぐ、なんて…立派な大人になっちまって……」

 

はぐみの成長に感動し、目に涙を浮かべる修司。

 

しかし、修司がはぐみに向かって両腕を広げると、それまで涙をこらえていたはぐみも遂に我慢が利かなくなってしまいます。

 

はぐみは勢い良く修司の腕の中へ飛び込み、強く抱きしめ合う2人――大人になったかと思いきや、はぐみは一瞬でコロボックルに逆戻りしてしまったのでした。

 

そしてその晩、一緒にモンゴルに行っていた修司の大学時代の先生・徳大寺(とくだいじ)も交(まじ)え、みんなで帰国のお祝いをすることに。

 

モンゴル土産を披露している最中、徳大寺はモンゴルでの修司の醜態をみんなへ面白おかしく話して聞かせます。

 

「徳大寺先生ひどい、それは言わない約束って!!」と慌てる修司は、まるで子どものようです。

 

「――なんかおかしい。徳大寺先生といると、花本先生が子供っぽく見えちゃうね」

 

竹本、真山、森田はその日の帰り道、自分たちが修司の年齢に追いつく頃、どんな大人になっているのだろうと想像します。

 

そして、急に不安に駆られた3人。

 

振り払うように、アパートまで競争しようと言って走り出したのでした――。

 

その翌日、場面は修司の研究室にやってきたはぐみへと移ります。

 

課題の材料を買いに行くのに、修司についてきてもらいたいはぐみでしたが、修司は溜め込んだ仕事に追われてそれどころではありません。

 

手伝いに駆り出された竹本も同様に、疲労困憊した様子。

 

すると、丁度今研究室を訪ねてきた森田が、はぐみの背後から「オレが一緒に行くよ」と声をかけます。

 

意外そうに目を見開く竹本と修司。

 

はぐみは戸惑い、言葉に詰まって森田を見つめますが、「ホラ早く用意して」と支度を促されると、結局2人で出掛けていきます。

 

2人の後ろ姿を見送る竹本の表情は晴れず、ふと、水上バスに乗った日の真山の言葉が脳裏によぎります。

 

「お前、『戦うのがイヤだから』とか言って全部放り出そうとしてないか?」

 

一方、涙ながらにガクガクと震え、はぐみと森田の仲を勘ぐる修司でしたが――。

 

しばらくして、研究室に帰ってきたはぐみ。

 

黙りこくり、浮かない表情です。

 

修司から楽しかったかい?と尋ねられると、楽しくなかった、と答えます。

 

はぐみは俯きながら、森田の前では何が欲しいものだったのかも思い出せず、材料を買ってこられなかったことや、何故か食事も喉を通らなかったことなどを、矢継ぎ早に打ち明けます。

 

「だってなんだか、ずっと早く帰りたくって。あんなのやだ、修ちゃんといる方がずっとずっといい」

 

そう言って、はぐみは遂に泣き出し、修司に抱きつきます。

 

修司はただ「仕事終ったら一緒に行こーな」とはぐみは慰め、あたたかいココアを淹れてやるのでした。

 

chapter20

夜桜の下で花見を満喫する一同。

 

今年で遂に竹本と同級生になってしまった森田でしたが、そんなことはお構いなしに、毎年恒例のリサイタルのためスピーカーやスポットまで持参して花見会場を盛り上げています。

 

一方、山田は竹本や真山、修司たちの集まりから抜け、浜田山中央通り商店街の面々と乾杯をするところでした。

 

25分後、あっという間に酔っぱらい、眠りこける山田。

 

山田に思いを寄せる商店街の男たちは、遠巻きに真山の姿を睨み付けています。

 

「俺たちのかわいいあゆ様にこんなにも思われてるっつーのに」

 

「この神をも恐れぬぜいたく者めっ」

 

酒を片手に恨み節を唱える男たち。

 

しかし、パン屋の3代目・一平は「まあ待て諸君。オレは買うね、ヤツの心意気」と一同をたしなめます。

 

山田からの好意に揺らがず、4年間、一切手を出さなかった真山――熱弁する一平の言葉によって、男たちの態度は一転。

 

真山を称賛するように、酒の入った紙コップを高く掲げ、2度目の乾杯で盛り上がります。

 

場面は再び竹本、真山、修司のもとへ。

 

リサイタルを終えた森田が、ファンからの貢物を山ほど抱えて3人に合流しました。

 

森田ははぐみのために用意した特注のコスチュームを手に、辺りを見回しますが、はぐみの姿は見当たりません。

 

真山から「森田さんて…小さい頃、ネコとか犬かわいがりすぎてノイローゼにさせたりとかしてませんでした?」と呆れられると、拗ねた森田は1人で去っていってしまいます。

 

しかし、小柄なはぐみは修司の背に隠れ、実はその場にちんまりと座っていたのです。

 

気を取り直して、はぐみが手作りしてきたおにぎりを食べ始める修司や竹本、真山。

 

はぐみはこの日もずっと元気がありませんでしたが、修司はあえて何も聞かず、次々おにぎりへと手を伸ばしていきます。

 

竹本もまた、はぐみが森田と2人で出掛けた日以来、様子がおかしいこと、小鳥のブローチをあまり身に付けなくなったことに気が付きながらも、黙っておにぎりを口に運び続けるのでした。

 

――その翌日。

 

はぐみが道端で1人、野良猫を撫でながらぼーっとしています。

 

そこへやってきた森田に背後から声をかけられると、はぐみは声を失うほど驚いて飛び上がります。

 

動揺するはぐみにはお構いなしに、頭を撫でまわす森田。

 

「何だよ、何かしゃべれよ。元気ないな、今日寒いもんな」

 

森田は楽しそうに笑いながら、自分のマフラーをはぐみの首にぐるぐると巻き付け始めます。

 

グエーッッと呻きながらも、はぐみは相変わらず言葉の1つも出てきません。

 

やがて、ふと黙り込む森田。

 

静かな目で、はぐみを見つめます。

 

次の瞬間、言葉もなく、森田ははぐみにキスをしました。

 

何が起こったのか分からないような顔で、目をいっぱいに見開くはぐみ。

 

しばしの沈黙のあと、はっっ、と我に返る森田。

 

「わーーーー!?」

 

森田自身も、自分でしたことに驚きを隠しきれず、顔は見る見る内に真っ赤に染まっていきます。

 

そしてとてつもない勢いで悲鳴を上げると、脱兎の如くはぐみの前から逃げ去ってしまいました。

 

取り残されたはぐみは言葉を失ったまま、やがて知恵熱で目を回し、その場に倒れ込んでしまいます。

 

はぐみを探しにやって来た山田によって発見され、修司のもとへと運ばれるところまでが、chapter20の内容です。

chapter20

桜がすべて散ってしまう頃、竹本は4年生に進級。

 

新入生に間違えられ、サークル勧誘の嵐に巻き込まれながらも、今日も修司の研究室へとやってきました。

 

花見の翌日以来、はぐみの知恵熱は続き、すでに1週間も寝込んだままです。

 

このところ創作ペースも落ちていたことから、心配する竹本と修司でしたが、原因も分からないために何の対処も取れず、眠り続けるはぐみを眠り姫に例えて冗談を言い合います。

 

「ハハハじゃああれがなきゃ起きんか、ホラ。王子様の………」

 

「ああ、王子さまのキ……」

 

「キ…………!?」

 

その瞬間、突如として2人の間に稲妻のような直感が働きます。

 

とてつもない勢いでガクガクと震え出し、口から魂が抜けてしまいそうなほどの断末魔の叫びを上げる修司。

 

森田との間に何かあったに違いない、と勘付き錯乱しますが、竹本に諫められ、しばらくしてようやく落ち着きを取り戻しました。

 

目元を腫らしながら、語り出します。

 

はぐみと森田が2人で出掛けた日、はぐみは森田の前では食事を取ることも、トイレに行きたいと言い出すこともできませんでした。

 

修司は机の上に頬杖をつき、どこか遠い目をして呟きます。

 

「…………バカだな、そんなの、好きだからにきまってるじゃないか」

 

竹本の脳裏に、おいしそうに肉やプリンを頬張るはぐみの姿が浮かびます。

 

はぐみが、自分の前で自由にしていてくれることが嬉しかった竹本。

 

「一緒にいると胸がつまって、ものを飲み込むのも苦しいような……そんなキモチを恋というのなら――ほんとに」

 

オレばっかり恋してたんだな、と考えながら、竹本は自宅への帰路を辿ります。

 

そして場面は、竹本や真山、森田の自宅アパートへ。

 

竹本が帰宅すると、アパートの廊下にはボロボロに疲れ果てた真山の姿が。

 

しばし会話を交わす2人――するとそこへ、森田の兄・馨(かおる)がものすごい勢いで飛び込んできます。

 

馨は2人を突き飛ばすようにしながら、一直線に森田の部屋へ。

 

面識のない男の姿に動揺する竹本、突き飛ばされた拍子に床へ倒れ込み、そのまま意識を失った真山。

 

しかし馨は脇目も振らず、森田の部屋の扉を蹴破り、中からパスポートを持ち出します。

 

窓からパスワードを放り投げ、階下で待機してたバイクの男がそれをキャッチ。

 

間髪入れずに、馨はどこかへ電話をかけ始めます。

 

「今、山本がパスポートを持ってバイクで出た。オレも一応そっちへ向かう」

 

電話の会話を聞いていた竹本は、思わず馨へと詰め寄ります。

 

そして、馨の車の助手席に勝手に乗り込み、自身も空港へと向かうのでした。

 

しかし、車は空港に到着する直前で渋滞に捕まり、竹本は車を降りて走って向かいますが、離陸には間に合わず。

 

展望デッキから、森田が搭乗したと思われる飛行機を見上げ、怒鳴るように叫びます。

 

「何考えてんだよ、わけわかんないよっ。いつもいつも、そーやって勝手ばかり…………」

 

寝込んだままのはぐみを置いて行ってしまった森田に、心の中で「オレの欲しいモノ全部、手のひらにのせて」「その手を閉じもしないで、乱暴に振り回して………」と憤りを吐き出します。

 

「――今に無くすからな、そんなんじゃ。わかってんのかよ!?」

 

飛行機の影は遠ざかっていき、竹本の叫びは森田には届きません。

 

その後、しばらく展望デッキで立ち竦む竹本。

 

はっっ、と我に返ると、思わず手ぶらで飛び出してきてしまったこと、帰りの交通費も携帯電話もないことに今更のように焦り始めました。

 

慌てふためく竹本でしたが、その背後で待っていた馨が、アパートまで車で送ってくれると言い出します。

 

帰路に着く車の中でようやく、男の顔が森田そっくりであることに気が付く竹本。

 

自宅アパートまで帰り着くと、竹本は、森田はいつ帰ってくるのかと馨へ尋ねます。

 

いつになるかは分からない、しかし引き受けた仕事の寮から言って、そう簡単には帰ってこられないだろう――。

 

そして、馨は最後に、「帰って来て欲しい? 帰って来て欲しくない?」と逆に竹本へと問いかけました。

 

言葉に詰まる竹本。

 

頭の中を、森田が乗った飛行機のジェット音が、ゆっくりと横切っていきます。

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