王室教師ハイネ最終回結末ネタバレ【漫画アニメ映画完結ラスト】その後の最後はどうなった?

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「月刊Gファンタジー」にて連載されていた人気マンガ王室教師ハイネ

 

この記事では、『王室教師ハイネ』の最終回・結末はどうなったのか?について分かりやすく簡潔にまとめていきます!

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そもそも『王室教師ハイネ』ってどんな話?あらすじ紹介!

『王室教師ハイネ』は、赤井ヒガサによる漫画作品で、2013年12月から2021年6月まで、スクウェア・エニックスの「月刊Gファンタジー」にて連載されました。

 

Gファンタジーコミックスにて全17巻が発売されています。

 

2017年4月からは、全12話のテレビアニメが放送され、2019年2月16日には、テレビアニメ最終回のその後を描いたオリジナルストーリーの『劇場版 王室教師ハイネ』が公開されました。

 

その他にも、多数の企業や他作品とコラボする人気作品です。

 

「王室教師」それは、王子を教育する専属家庭教師であり、国中から選りすぐられた最高の教師のみに与えられる役職。

 

主人公のハイネは、新しくグランツライヒ王国の4人の王子たちの王室教師に任命されます。

 

しかし、王子たちは皆個性豊かで、初対面で彼らの口から出た言葉は「貴様を王室教師とは認めない」でした。

 

王子と教師が次期国王を目指して共に歩み、共に成長するロイヤルコメディです。

 

『王室教師ハイネ』の主な登場人物紹介!

ハイネ・ヴィトゲンシュタイン

本作の主人公で、カイ、ブルーノ、レオンハルト、リヒトの王室教師です。

 

頭脳明晰で運動神経まで優れた文武両道ですが、大学は出ていません。

 

国王のヴィクトールに頼まれて王室教師になりました。

 

成人男性ですが、身長が低く、童顔であることから、子供と間違えられることが多くあります。

カイ・フォン・グランツライヒ

グランツライヒ王国の第2王子。

 

寡黙で滅多に人前に出ません。

 

以前は軍の軍学校に通っていましたが、暴力沙汰を起こして停学中であるという話が広まり、気性が荒いことで有名です。

 

しかし、実際はのんびりとした性格で他人と接するのが苦手なだけで、とても心優しい人物です。

 

家族のことをとても愛していて、喧嘩することも多い兄弟のまとめ役でもあります。

 

ブルーノ・フォン・グランツライヒ

グランツライヒ王国の第3王子。

 

頭脳明晰で、数々の論文を発表している学者の卵でもあります。

 

しかし、優秀すぎるがゆえに今までの王室教師たちでは力不足で、教師を見下すようになってしまいました。

 

ハイネの優秀さを知ってからは、ハイネを師匠と慕うようになります。

レオンハルト・フォン・グランツライヒ

グランツライヒ王国の第4王子。

 

「グランツライヒの白百合」と称される美貌の持ち主です。

 

しかし、気位が高く、勉強が嫌いなため、教師が大嫌いでした。

 

勉強から逃げていたために体力がつき、高い運動能力を持っています。

 

毎日書いている日記には、その日の反省が書かれており、普段の態度も虚勢を張っているだけの繊細な心の持ち主です。

 

リヒト・フォン・グランツライヒ

グランツライヒ王国の第5王子。

 

甘いマスクと明るい人柄で諸外国の王族とも親交が深く、国民からの人気を集めています。

 

街にお忍びで行くことが多く、女性たちと遊んでいます。

 

その反面で真面目なところもあり、ハイネの評価は「普通の子」です。

ヴィクトール・フォン・グランツライヒ

現在のグランツライヒ国王。

 

史上最年少の18歳で王位につき、即位後すぐに軍隊を西大陸最強へ変貌させました。

 

その功績から「軍神王」という異名がついています。

 

しかし、家族のことを深く愛しており、息子の立派な姿に涙を流すほどです。

 

第1王子に万一のことがあった場合を危惧して、他の王子たちにも次期国王候補となる教育をするため、ハイネを王室教師に任命しました。

 

アインス・フォン・グランツライヒ

グランツライヒ王国の第1王子。

 

他の王子とは歳が離れており、成人しているため、弟達のいるヴァイスブルク宮殿ではなく、シュバルツ宮殿に住んでいます。

 

周囲からは天才と称され、次期国王と目されています。

エルンスト・ローゼンベルク

ローゼンベルク伯爵。

 

第1王子アインスの侍従長を務めています。

 

アインスとは幼馴染で、アインスを国王にするために、他の王子達の妨害を企てます。

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『王室教師ハイネ』最終回までのおさらい!

4人の王子との対面

国王の勅命を受け、王室教師となったハイネ・ヴィトゲンシュタインは、グランツライヒ王家の居城・ヴァイスブルク宮殿へやってきました。

 

第1王子の身に万が一の事態が起こることを危惧した国王は、残りの4人の王子達が立派な国王候補となるように教育することをハイネに命じたのです。

 

初めて顔を合わせた王子達はハイネに「貴様を王室教師とは認めない」と言い放ちます。

 

それでもハイネはめげずに王子一人一人と面談を行います。

 

第2王子のカイは寡黙で滅多に人前に出ず、軍学校で暴力事件を起こして停学中とのことでしたが、実際はとてものんびりとした性格で、ただ他人と接するのが苦手なだけでした。

 

第3王子のブルーノは、非常に頭脳明晰で、優秀すぎるがゆえに、今までの王室教師では能力不足だったのです。

 

ハイネの優秀さを垣間見たブルーノは、ハイネを「師匠」と呼んで慕うようになります。

 

第4王子のレオンハルトは、気位が高く、最もハイネを拒絶していました。

 

勉強が嫌いで、教師を敵だと考えていたのです。

 

しかし、ハイネはレオンハルトが心の内にはとても繊細な悩みを抱えている、臆病な性格だということを知ります。

 

第5王子のリヒトは、やんちゃな明るい性格で周囲の人を振り回しますが、ハイネを探るような鋭い視線を向けてくる、侮れない相手でした。

 

全員の実力テストを返却すると、レオンハルトはまさかの全問不正解で、恥ずかしくなったレオンハルトは、部屋を飛び出します。

 

かつての王室教師は勉強嫌いのレオンハルトに目をつけ、授業で体罰まがいのことを行っていました。

 

それ以降、レオンハルトは教師というものを毛嫌いするようになってしまいました。

 

ハイネはレオンハルトを追いかけ、以前の王室教師と自分は違うと教えます。

 

ここまで追いかけてくれる教師は今までいなかったと、ハイネを見直したレオンハルトは、少しだけ勉強を頑張ろうと思うようになりました。

 

王子たちはハイネのために歓迎会を開き、ハイネを王室教師として認めるようになりました。

 

カフェ・ミッターマイヤーにて

ある日、ハイネが偶然見つけたカフェ・ミッターマイヤーに立ち寄ると、店員としてはたらくリヒトの姿がありました。

 

リヒトの立場を考え、ひとまず王宮に戻ってからリヒトと話をしようと考えるハイネでしたが、ハイネが話をする前にヴィクトール国王に知られ、リヒトは強制的に連れ戻されます。

 

リヒトは父親のヴィクトールと話をしますが、「今も昔も俺のこと何もわかろうとしないくせに!」と王宮を飛び出してしまいました。

 

カフェに向かったリヒトを追いかけてきたハイネとヴィクトール。

 

さらに、カフェの店長にヴィクトールは少しの間自分を働かせてほしいと頼みます。

 

国王にカフェの店員なんて務まるはずがないと思うリヒトでしたが、ヴィクトールの仕事は完璧で、あっという間に店の人気者になってしまいます。

 

仕事が終わると、ヴィクトールは国王としての面目など関係なく、リヒトが不利な立場に立たされることを心配していたのだと話し、働き続けるかどうかは好きにしていいと言います。

 

結局、リヒトはハイネがカフェにいる間だけ、という条件で店員を続けることになりました。

 

カイとブルーノの過去

ハイネがいつものように授業をしていると、ハイネとカイ、ブルーノはヴィクトールに呼び出されます。

 

一年前、軍学校に在籍していたカイとブルーノが王族の立場を利用して悪行を行い、カイが暴力事件を起こしたというゴシップニュースが新聞に載せられたからでした。

 

当時、カイは寡黙で目つきが悪いことから、誰も近寄ることなく、普通の学校生活を送っていました。

 

しかし、ブルーノは入学後しばらくすると度々怪我をすようになりました。

 

そんなことが続いたある日、帰りの待ち合わせに来ないブルーノを心配してカイが探していると、他の生徒に暴力を振るわれているブルーノを発見したのです。

 

カイは怒りで我を忘れて、相手に暴力を振るいました。

 

カイも相手も大怪我を負い、カイは停学処分、相手は退学処分となりました。

 

ブルーノも休学することになり、レオンハルトとリヒトの入学も見送られることとなったのです。

 

カイは証言したという生徒からも記事の内容を訂正してもらおうと、ハイネや護衛と共にラルフ・フォン・フックスの家を訪れます。

 

しかし、ラルフはハイネたちを罠にはめて拘束し、王家に身代金を要求しようとします。

 

カイのピンチに、ハイネは拘束を解き、ならず者たちを蹴散らしてしまいました。

 

その後、やってきた衛兵にならず者たちとラルフは逮捕され、事件は一件落着です。

 

ゴシップ記事の訂正記事も出され、事態が収まると、ハイネの前に第1王子アインスの侍従長、ローゼンベルク伯爵が現れます。

 

伯爵はハイネが王宮に来る前、教会で子供たちに勉強を教えていたことを突き止めましたが、それ以前の経歴を知ることはできなかったと言います。

 

「つまり貴方は、こちら側の人間ではないのですね」

 

伯爵の発言を聞いてしまったリヒトは、ハイネが何者なのか疑問を抱きます。

 

第1王子の帰還

第1王子アインスが海外公務から帰国し、明日王宮に帰ってくるという知らせが入ります。

 

しかし、王子達はアインスを苦手としている様子です。

 

さらに、ヴィクトールは現在最も有力な次期国王候補であるアインスを国王にふさわしくないと考えていると言うのです。

 

翌日、王宮へやってきたアインスは弟王子達にはない風格の持ち主でしたが、ヴィクトールにも弟たちにも事務的な態度で、家族への愛情は感じられません。

 

騒がしい弟王子たちに、アインスは彼らでは一生自分に追いつくことはできないと断言します。

 

しかし、王子達はそれを否定し、アインスに追いついて国王になって見せると宣言します。

 

王子達はハイネと共に、各々の欠点を補う勉強を始めました。

リヒトの選んだ道

ある日、リヒトがカフェで働いているということが、ブルーノにバレてしまいます。

 

ブルーノは国王を目指していながら、カフェの仕事を楽しいというリヒトを怒鳴りつけ、喧嘩になってしまいます。

 

ハイネの制止で喧嘩はおさまりましたが、ハイネはリヒトに今後の自分を見つめ直すように言います。

 

そんな時、カフェ・ミッターマイヤーの2号店を作ることが決定します。

 

「この店は俺の命そのものなんだよ!生半可な覚悟でこの道を選んだんじゃないんだからな!!」

 

オーナーの言葉を聞いたリヒトは、自問し、一つの答えに至ります。

 

オーナーと同じ、自分の好きな仕事で、ヴィクトールのようになりたい、と。

 

それからリヒトは王宮を出て暮らす計画を練ります。

 

カフェで働いた給料のみで生活する計画でしたが、問題は住む場所でした。

 

王子という身分を明かさずに部屋を借りることはできず、仕方なくリヒトはエルンストが所有する物件の一室を借りることになりました。

 

概ねの計画を立てると、リヒトはヴィクトールに許可をもらえるように話をしに行きます。

 

3日かけて検討したヴィクトールは、リヒトの真剣さが伝わり、引き続きハイネの授業を受けるという条件つきで、許可を出しました。

 

出発の日、ブルーノは見送りにはきませんでした。

 

リヒトは自分の選んだ道を後悔してはいませんでしたが、ブルーノと喧嘩別れになったままなので、少し複雑な気持ちで王宮を出て行きました。

 

旅立つ王子達

リヒトが出ていった後、ブルーノはハイネや兄弟たちに国際交流の一環もかねて、ドミトリー教授のいるオロス国に留学したいと話をします。

 

自分のやりたいことに向き合うリヒトに触発され、ブルーノも自分に与えられた学びのチャンスを活かして、国王候補として成長したいと考えたのです。

 

1週間後、ブルーノはオロス国へ旅立ちました。

 

その後、カイもハイネに王宮を離れて、軍学校の遠方訓練に参加したいと相談します。

 

しかし、カイの懸念はレオンハルトのことでした。

 

立て続けにリヒト、ブルーノがいなくなり、レオンハルトは元気を失っていたからです。

 

レオンハルトがリヒトやブルーノを恋しがって泣いているのを見たカイは、自分はずっと王宮にいると言って、訓練に参加することを諦めようとします。

 

その後、カイとハイネの会話を聞いてしまったレオンハルトは、寂しいのを我慢し、カイが訓練に参加するよう後押しします。

 

1週間後、カイは訓練に出発し、王子達はそれぞれに旅立って行きました。

王子達の帰還

ブルーノは、3ヶ月の留学を終えて帰ってきました。

 

留学中、ブルーノは精力的に学び、ドミトリー教授の助手であるスメルジャコフとも良き学友になることができました。

 

カイもまた、訓練で軍学校の生徒達とたくさんのことを経験して、帰ってきました。

 

レオンハルトは、他の兄弟がいなくてもヴィクトールと共に他国の国賓をもてなし、語学の勉強に力を入れるようになっていました。

 

リヒトが王宮を出て半年が経った頃、カフェ・ミッターマイヤーが頻繁に嫌がらせを受けるようになります。

 

そんな中で、2号店のオープンを祝うパーティーが開かれました。

 

パーティーの最中、突然窓の外から石が投げ込まれ、リヒトを庇った護衛のマクシミリアンが怪我をします。

 

オーナーは2号店のオープンを中止し、本店も休業することを決定します。

 

翌日、リヒトは街中に貼られた貼り紙を目にします。

 

そこには、クベル人のオーナーを中傷する内容が書かれていました。

 

クベル人ははるか昔に滅亡した国の民族で、グランツライヒ王国の王都でも約3%しかいないため、偏見の目で見られることの多い人々だったのです。

 

オーナーは2号店の開店を諦めることを決めました。

 

翌朝、リヒトはオーナーに自分が王子であることを打ち明けます。

 

リヒトは、人種や民族に関係なく平等に暮らせる社会を作る、という王子としての役割を果たすため、王宮に戻ることを決意したのでした。

 

こうして、一度は王宮を出た王子達全員が、再び集結することになりました。

 

ハイネの秘密

ハイネを排除するために、ハイネの経歴を探っていたエルンストは、拘置所の収容者リストにハイネ・ヴィトゲンシュタインの名前を見つけました。

 

ハイネの部屋で、ハイネが幼いアインスと写っている写真を見つけ、エルンストからハイネは国王を殺そうとしたことがあると聞かされた王子達は、ハイネとヴィクトールに真実を確かめます。

 

ハイネは、カフェ・ミッターマイヤーのオーナーと同じクベル人で、当時の市議会は、古くから金融業を営むクベル人が経済を独占することを危惧し、クベル人の排除に乗り出していました。

 

カフェ・ミッターマイヤーのオーナーと同じクベル人のハイネは、クベル人達のマフィアの首領だったのです。

 

人殺しはしない、という決まりではありましたが、それでも平気で法を犯していました。

 

ハイネは、表では経済を動かし、裏では武力によって虐げられている人々を助けることで、クベル人や移民全員の扱いを変えたいと考えていたのです。

 

しかし、マフィアの中には国王を害そうと考える者達もいました。

 

ハイネは表立って反対することはできず、警戒していました。

 

その一方で、国王に即位したばかりのヴィクトールは、街の様子を見るために度々王宮を抜け出していました。

 

ある夜、マフィア達は1人で街を歩くヴィクトールを襲撃したのです。

 

ハイネは止めようとしましたが、挟み撃ちにされ、ヴィクトールは背中から切り付けられました。

 

犯人達は逃走し、その場に残ったハイネが犯人として、拘置所に収容されました。

 

数日後、怪我が回復したヴィクトールがやってきます。

 

「ハイネ、私の先生になってくれないだろうか」

 

ヴィクトールは、国の現状や人々の暮らしをよく知るハイネに、教えを乞いました。

 

ハイネはクベル人の現状をヴィクトールに知ってもらうため、それに応じました。

 

それからヴィクトールは毎日ハイネの元に通って、クベル人の歴史や現状を学び、グランツライヒ王国を民族や人種に関係なく、誰もが平等で幸福な生活ができる国にすることが2人の共通の理想になりました。

 

その後、ヴィクトールが国民は全て平等だという声明を発表し、表面的な蔑視は無くなったのが現状です。

 

ハイネは、これからもクベル人の未来を良くするため、次代を担う王子たちに関わりたいと考え、王室教師になりました。

 

しかし、ずっと後ろめたい気持ちを抱え、マフィアであった過去を持つ自分に教わりたくないと王子達が言うのであれば、王宮を出ていくと言います。

 

「昔は悪い奴でも今のお前はそうじゃない!僕は今のお前にここにいてほしい!!」

 

王子達はこれからもハイネから学びたいと訴えました。

 

こうして、ハイネが王宮を出ていくことはなく、王室教師を続けることになりました。

アインスの悩み

第1王子のアインスに縁談話が持ち上がりますが、すぐに破談になってしまい、アインスは自室に閉じこもってしまいます。

 

エルンストは、ライバルである弟王子たちとハイネならば、閉じこもったままのアインスに変化をもたらせるのではないかと考え、シュバルツ宮殿に招待します。

 

しかし、鍵のかかったアインスの部屋に入ることはできず、エルンストは怒りを爆発させて扉を蹴破ります。

 

部屋にアインスの姿はなく、アインスが護身用に携帯していた銃も無くなっていました。

 

アインスが自殺する可能性を危惧し、アインスが向かったであろう王家の別荘に向かいます。

 

アインスを見つけたのは、まさに命を絶とうとしている時でした。

 

「アインス!昔の女に未練タラタラ引きずって、勝手に死のうとしてんじゃねぇよ、このクソボケ野郎!!」

 

アインスが引きこもった原因は、失恋だったのです。

 

5年前にいたアインスの婚約者は画家になることを望んでおり、婚約者が絵を描く時の純粋な笑顔を愛したアインスは、別れを告げて画家になるよう背中を押しました。

 

それ以降、女性を前にすると涙が止まらないようになってしまいました。

 

そのために結婚もできず、世継ぎを作るという国王の責務が果たせません。

 

先日の縁談も失敗に終わり、ヴィクトールの信頼も王位継承への道も失ったと、アインスは命を絶とうと考えたのです。

 

「第1王子として何の価値もないなんて・・・兄上が1人で全部諦めてるだけだよ!」

 

「あなたはもう十分苦しんだでしょう。もう、完璧ではない自分を許してあげてはいかがですか」

 

ハイネに諭され、アインスを尊敬する王子達に、兄弟なのだから欠けている部分は補い合えば言いと言われ、アインスは思いとどまりました。

 

年が離れていて今まで共に過ごすことが少なく、誤解していることもあったアインスと弟王子達でしたが、今回の一件で絆を深めることができました。

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漫画アニメ映画完結ラスト『王室教師ハイネ』最終回結末ネタバレ!その後の最後はどうなった?

スピーチの練習

グランツライヒ王国の建国記念日が近づき、ヴィクトールは5人の王子の中から次期国王を指名すると宣言します。

 

さらに、建国記念式典で王子達がそれぞれにスピーチを行い、スピーチの内容や出来を国王選定の判断材料にすると言うのです。

 

アインスは、これまで何度も第1王子としてスピーチを行ったことがありましたが、他の王子たちは行ったことがありません。

 

そこで、ハイネはスピーチを行うための授業をすることになります。

 

まずは1週間後に王宮の人々の前でスピーチをする場を用意し、それに向けて原稿を考えたり、発声練習を行います。

 

その授業はとても地道で、王子達も口々に「疲れた」と言い出しますが、ハイネと初めて対面したときのひねくれた態度とは違い、素直にまっすぐに練習をします。

自分達の力で

練習のスピーチは成功しましたが、各々に改善点が見つかりました。

 

その改善点を踏まえて、本番のためのスピーチを練ろうとしますが、ハイネは本番のスピーチの手伝いはしないので、自分自身の力で頑張るようにと言います。

 

以降、王子達はスピーチにかかりきりになり、建国記念日の1週間前にはひどく疲弊し、情緒が不安定になっているほどでした。

 

そこでハイネは、1日スピーチを考えることを禁止し、思いっきり遊ぼうと提案します。

 

王子達は、本番までの残された時間を惜しみますが、ハイネは心に余裕のない状態ではいいものは作れず、当日全力を出すこともできなくなる、と諭します。

 

「心身を休める時間は、決して無駄ではありませんよ」

 

自分達が焦って、空回りしていたことを理解した王子達は、肩の力を抜き、全力で遊びました。

 

そのおかげで、心身の健康を取り戻し、本番の建国記念日当日を迎えます。

王子達の晴れ舞台

式典の開始時刻が迫り、隣国からの来賓もやってきました。

 

式典を見にきた民衆の中には、王子達がこれまで関わってきた人々の姿もあります。

 

王子達は緊張を抱え、それぞれに不安を吐露します。

 

ハイネは、一人一人の成長した部分を話し、元気づけます。

 

カイは、人と関わるのが苦手でしたが、王宮や学校でたくさんの人との中を深め、苦手を克服しました。

 

ブルーノは、もともと優秀ですが、今回のスピーチでは今までの論文発表以上に練習を行い、努力を続けてきました。

 

レオンハルトは、語学を学ぶようになり、素直な言葉で人の気持ちを動かす力を持っています。

 

リヒトは、物怖じせず、王宮を出てカフェで働くほどの行動力を持っています。

 

「貴方達は私の自慢の生徒です。貴方達ならできる。私はそう信じています」

 

王子達はハイネの言葉で自信を持ち、スピーチの舞台へ立ちました。

王子達のスピーチ

くじ引きによって、スピーチの一番手はレオンハルトに決定しました。

 

レオンハルトは好調な滑り出しで、スピーチをしていましたが、突風で原稿が吹き飛ばされてしまいます。

 

やらかしてしまったと、本人も他の王子達も絶望的な気分になります。

 

しかし、レオンハルトは今まで行ってきた練習を信じてスピーチを続けました。

 

レオンハルトは父・ヴィクトールを超えるような国王になりたいと語ります。

 

ヴィクトールと比べると、力不足だけれど、兄弟全員で力を合わせれば、ヴィクトールよりも優れた国王になれる、と。

 

すると、レオンハルトの後にリヒト、ブルーノ、カイ、そしてアインスまでもが考えていた原稿など関係なく、心から思っていることを語り始めます。

 

それぞれに目指す理想の国王があり、兄弟全員で協力すれば成し遂げられる、と。

 

「ここで僕達は宣言します。誰が国王になろうと、僕達兄弟は手を取り合い、力を合わせていきます!僕達の大好きなグランツライヒ王国のために!!」

 

そのスピーチを聞いたハイネは、気づけば涙を流していました。

 

ヴィクトールと共に掲げた理想の未来が、ハイネの辛い過去が全て無駄ではなかったのだと、王子達の姿に希望を見出したのです。

次期国王

王子達のスピーチは、大喝采を受け、新聞にも大きく取り上げられ、高く評価されました。

 

ヴィクトールは、大事な話があると5人の王子達を呼び出します。

 

「私が指名する次の国王は・・・アインス、お前だ」

 

アインスは能力、人格ともに申し分なく、兄弟皆で助け合うなら長兄が適任だと、次期国王に指名されました。

 

すぐに承諾するアインスでしたが、長く王座につくつもりはないと言い出します。

 

アインスは全ての責任を捨てて、自分の命を絶とうとしたことから、自分に国王になる資格はないと考えていたのです。

 

そこで、皆の信頼を集めているヴィクトールの次期国王、という少なからず批判の出る立場で矢面に立ち、土台作りをした後には次の王へ譲ることを決めました。

 

さらに、その場でアインスの次の国王を指名します。

 

「レオンハルト、お前が国王になれ」

 

兄弟全員がその決定に賛成し、全員でレオンハルトを支えることを決めます。

その後

ヴィクトール国王の退位後、第1王子アインスが国王となり、国を治めました。

 

その7年後、アインスは第4王子のレオンハルトへ王位を譲ります。

 

アインスは退位後も王族として外交や政治に携わり、大きな影響力を持っていました。

 

国に一生を捧げた生涯でしたが、妻を娶ることはありませんでした。

 

第2王子のカイは、後に陸軍の大佐となり、従軍経験で得た天候や地形の知識を防災にも役立てようと「地政学」という新たな学問を取り入れ、国民の生活を守りました。

 

第3王子のブルーノは、オロス国へ長期留学の後、グランツライヒ国立大学で教授になりました。

 

王宮からは離れた立場になりましたが、兄弟達との交流は途切れることなく続き、地方農村の教育環境を改善した功績は、後に賢公と讃えられました。

 

第五王子のリヒトは、成人後にしばらく放蕩生活を送り、周囲を呆れさせます。

 

しかし、突然食品会社を設立し、カフェ・ミッターマイヤーとの提携後、多様な人種の雇用を進めて事業を拡大しました。

 

後には希代の経営者として名を残します。

 

第4王子のレオンハルトは、即位後実直な性格と美しい容姿で、国民に親しまれました。

 

晩年には、これからの政治は民が行うべきと考え、国民投票の結果、グランツライヒ王国は共和国となり、王国最後の王となりました。

 

兄弟達は年月が経とうと、常に志を共にしました。

 

そしてその傍らには、人生の師というべき王室教師の存在があったと言います。

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