王室教師ハイネ漫画の最後の結末は?その後の最終回はどうなる?ラストは?レオンハルト

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「月刊Gファンタジー」にて連載されていた人気マンガ王室教師ハイネ

 

この記事では、『王室教師ハイネ』の最終回・結末はどうなったのか?について分かりやすく簡潔にまとめていきます!

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  • ひるなかの流星
  • メイちゃんの執事
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  • 悪魔とラブソング
  • 雛鳥のワルツ
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  • オオカミ王子の言うとおり
  • 京都寺町三条のホームズ
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  • クラス転移で俺だけ…
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  • 魔王様、リトライ
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『王室教師ハイネ』ってどんな話?あらすじ紹介!

主人公の、ハイネ・ヴィトゲンシュタインは、グランツライヒ王国の4人の王子を、立派な国王候補に成長させるため「王室教師」に任命されます。

 

4人の王子たちは個性豊かで、さらには「貴様を王室教師とは認めない」と拒絶します。

 

そんなハイネと次期国王を目指す4人の王子が、様々な出来事を通して絆を深め、共に歩んで成長する王室コメディです。

 

『王室教師ハイネ』の主な登場人物紹介!

『王室教師ハイネ』の主な登場人物を簡単に解説します!

ハイネ・ヴィトゲンシュタイン

時期国王候補カイ、ブルーノ、レオンハルト、リヒトの王室教師です。

 

大学には進学していないが、頭脳明晰かつ運動神経まで優れた文武両道で、国王のヴィクトールの勅令で王室教師になります。

カイ・フォン・グランツライヒ

グランツライヒ王国の第2王子。

 

寡黙で、気性が荒く、暴力事件を起こし軍学校を停学中です。

 

しかし実際は、穏やかな性格で家族思いで心優しい、他人と接するのが苦手な人です。

 

ブルーノ・フォン・グランツライヒ

グランツライヒ王国の第3王子です。

 

頭脳明晰で数々の論文を発表するなど勉強家で学者の卵として活躍してます。

 

しかし、あまりにも優秀すぎるため今までの王室教師たちでは力不足で、自分より学力が劣っていると言って、相手を見下す態度をとっています。

 

ハイネの優秀さを目の当たりにし、ハイネを師匠と慕います。

レオンハルト・フォン・グランツライヒ

グランツライヒ王国の第4王子です。

 

「グランツライヒの白百合」と称されるなど、父親譲りの美貌の持ち主です。

 

 しかし、気位が高くかなりの勉強嫌いで、かつての王室教師から居残り勉強をさせれるなど、目をつけかれたことをきっかけに教師を毛嫌いします。

 

勉強から逃げていたために体力がつくなど、かなりの高い運動能力を持っています。

 

一方で、その日の反省を日記に書くなど繊細な心の持ち主です。

 

リヒト・フォン・グランツライヒ

グランツライヒ王国の第5王子です。

 

甘いマスクと人懐っこい明るい性格で、そのコミュニケーション能力の高さから、諸外国の王族とも親交が深いです。

 

しかし、街にお忍びで行ったり、女性たちと遊ぶなどチャラいところもあるが、不良がかっこいいと思っているだけで、実際は真面目なところもある普通の子です。

ヴィクトール・フォン・グランツライヒ

現在のグランツライヒ国王で4人の王子の父親です。

 

史上最年少の18歳で王位につき、その後すぐに軍隊を西大陸最強の軍隊にするなど、その甘いマスクと美貌とは裏腹に軍神王と呼ばれています。

 

第1王子に万一のことがあった場合を危惧して、他の王子たちにも次期国王候補となる教育をするため、ハイネを王室教師に任命します。

 

アインス・フォン・グランツライヒ

グランツライヒ王国の第1王子です。

 

成人しているため、カイたちがいるヴァイスブルク宮殿ではなく、自分の宮殿を持っていてシュバルツ宮殿に住んでいて、周囲からは天才と称され、その能力の高さから次期国王と言われています。

エルンスト・ローゼンベルク

通称ローゼンベルク伯爵です。

 

第1王子アインスの侍従長を務めていて、アインスとは幼なじみです。

 

普段は物腰の柔らかい青年だが、アインスを国王にするために、他の王子達の妨害を企てるなど強引な一面もあります。

 

『王室教師ハイネ』最終回までおさらい!4人の王子との対面

『王室教師ハイネ』の最終章までのあらすじを分かりやすく解説します!

4人の王子との対面

ヴィクトールは、第1王子の身に万が一の事態が起こることを危惧し、残りの4人の王子達が立派な国王候補となるように教育することをハイネに命じます。

 

初めて顔を合わせた時、王子たちは「貴様を王室教師とは認めない」と言いハイネを拒絶しますがハイネはそんなことを気にすることなく王子一人一人と面談を行います。

 

面談を通して、王子達の人となりとそれぞれの強みと弱みを見抜いたハイネは、それそれに合わせた授業をしていきます。

王子たちのトラブル

ある日、カフェ・ミッターマイヤーにハイネが立ち寄ると、店員として働くリヒトがいて、ハイネは、リヒトの王という立場を考えて王宮に戻ってからリヒトと話をしようと思います。

 

しかし、ハイネが話をする前にヴィクトールにこのことが知られ、リヒトは強制的に連れ戻されてしまいます。

 

リヒトはヴィクトールと話をしますが、「今も昔も俺のこと何もわかろうとしないくせに!」と言って王宮を飛び出してしまいます。

 

リヒトの追いかけて カフェに向かったハイネとヴィクトールでしたが、そこでヴィクトールは、なんとカフェの店長に少しの間自分を働かせてほしいと頼みこみます。

 

仕事を終え、ヴィクトールは国王としての面目など関係なく、父親としてリヒトが不利な立場に立たされることを心配していたのだと話し、「働き続けるかどうかは好きにしていいと言います。

 

リヒトは最初仕事をやめようと思うが、ハイネに「本当にやりたければやり方を変えてみては?」と言われ、ハイネがカフェにいる間だけ働くという条件で店員を続けることになります。

 

カイとブルーノの過去の暴力事件

軍学校に在籍していたカイとブルーノが王族という立場を利用して悪さを行い、カイが暴力事件を起こしたというニュースが新聞に載ってしまったため、ハイネとカイ、ブルーノはヴィクトールに呼び出されます。

 

事件の真相は、カイは帰りの待ち合わせに来ないブルーノを心配になり、校内を探していると、他の生徒に暴力を振るわれているブルーノを発見します。

 

カイはブルーノが暴力を振るわれているのを見て、怒りのあまり相手に暴力を振ってしまい、カイは停学処分、相手は退学処分を受け、ブルーノも休学します。

 

そしてカイは、記者に証言したという生徒に記事の内容を訂正してもらうために、ハイネや護衛達と一緒に証言した生徒ラルフ・フォン・フックスの家を訪れます。

 

しかし、ラルフはカイを恨んでおり、カイたちを罠にはめて拘束し、王家に身代金を要求します。

 

カイのピンチにハイネは自力で拘束を解き、ラルフたちならず者を蹴散らし、やってきた衛兵にならず者たちとラルフは逮捕されことにより、記事の訂正をされカイの誤解も解け、事態が収まり事件は一件落着します。

 

その後、ハイネの前に第1王子アインスの侍従長である、ローゼンベルク伯爵が現れハイネが昔教会で子供たちに勉強を教えていたことを突き止めたこと、それ以前の経歴は知ることはできなかったと言い、「つまり貴方は、こちら側の人間ではないのですね」とハイネに言います。

 

このやり取りを見てしまったリヒトは、ハイネが何者なのか疑問を抱きます。

第1王子の帰還

海外公務から帰国した、第1王子アインスが、明日王宮に帰ってくるという知らせが来ます。

 

しかし、王子達は長兄のアインスを苦手としていて、ヴィクトールも次期国王として最も有力なアインスを国王にふさわしくないと言う始末です。

 

翌日、王宮へやってきたアインスは弟達にはない風格の持ち主で、ヴィクトールや弟達に対して事務的な態度を取り、家族への愛情は感じられず、騒がしい弟たちの様子にアインスは、彼らは一生自分に追いつくことはできないと断言します。

 

王子達はアインスに追いついて国王になって見せると宣言し、ハイネと共に、各々の欠点を補う勉強を始めました。

 

リヒトの選んだ道

ブルーノに、リヒトがカフェで働いているということがバレてしまいます。

 

ブルーノはリヒトを怒鳴りつけ喧嘩になりますが、ハイネの制止で喧嘩はおさまり、ハイネはリヒトに今後についてもう一度見つめ直すように声をかけます。

 

そんな時、カフェ・ミッターマイヤーの2号店を作ることが決定します。

 

「この店は俺の命そのものなんだよ!生半可な覚悟でこの道を選んだんじゃないんだからな!!」というオーナーの言葉を聞いたリヒトはある答えに至ります。

 

それは、 オーナーと同じ、自分の好きな仕事で、ヴィクトールのようになりたい、というものです。

 

リヒトは王宮を出て暮らすことを計画し、大体の計画を立て終えると、リヒトはヴィクトールに許可をもらえるように話をしに行き、話を聞いたヴィクトールは 3日かけて検討します。

 

リヒトの真剣さを理解し、引き続きハイネの授業を受けるという条件つきで、ヴィクトールは許可を出します。

 

出発の日、ブルーノは見送りには来なく、リヒトは自分の選んだ道を後悔していないが、ブルーノと喧嘩別れになったままということもあり、少し複雑な気持ちで王宮を出て行きます。

ブルーノの旅立ち

リヒトが出ていった後、自分のやりたいことに向き合うリヒトに触発され、ブルーノはハイネや兄弟たちに国際交流の一環として、ドミトリー教授のいるオロス国に留学したいと話をします。

 

ブルーノも自分に与えられた学びのチャンスを最大限活かして、国王候補として成長したいと考え、 1週間後、ブルーノはオロス国へ旅立ちます。

 

カイの旅立ち

カイもハイネに王宮を離れて、軍学校の遠方訓練に参加したいと相談しますが、リヒト、ブルーノと立て続けにいなくなり、元気のないレオンハルトが気がかりで、訓練への参加を諦めます。

 

カイとハイネの会話を聞いてしまったレオンハルトは、みんながいなくなり寂しい気持ちを我慢して、カイに訓練に参加するよう背中を押します。

 

1週間後、カイは訓練に出発し、王子達はそれぞれの目標に向かって旅立って行ったのです。

王子達の帰還

ブルーノは、3ヶ月の留学を終えて帰って、 留学中ブルーノは精力的に学んで帰ってきました。。

 

カイもまた、訓練で軍学校の生徒達と共にたくさんのことを経験して帰ってきました。

 

レオンハルトは、ヴィクトールと共に他国の国賓をもてなしたり、語学の勉強に力を入れるようになりました。

 

一方リヒトは、王宮を出て半年が経った頃、勤め先のカフェ・ミッターマイヤーに頻繁に嫌がらせを受けるようなりました。

 

そんな中2号店のオープンを祝うパーティーを開催したのですが、パーティーの最中に、窓の外から石が投げ込まれ、リヒトを庇った護衛のマクシミリアンが怪我をし、クベル人であるオーナーを批判する張り紙もあり、オーナーは2号店のオープンの中止、本店の休業することを決めます。

 

クベル人というのは、はるか昔滅亡した国の民族で、偏見の目で見られることの多い人々です。

 

翌朝、リヒトはオーナーに自分が王子であることを打ち明け、人種や民族に関係なく平等に暮らせる社会を作るという王子としての役割を果たすため、王宮に戻ることを決意します。

 

こうして、一度は王宮を出た王子達全員が、再び集結したのです。

 

ハイネの秘密

ローゼンベルク伯爵はハイネを排除するため、ハイネの経歴について調べ。拘置所の収容者リストにハイネ・ヴィトゲンシュタインの名前を見つけます。

 

ローゼンベルク伯爵からハイネは国王を殺そうとしたことがあると聞いた王子達は、ハイネとヴィクトールに真実を確かめます。

 

ハイネは、カフェ・ミッターマイヤーのオーナーと同じクベル人でした。

 

そしてなんとハイネは、クベル人達のマフィアの首領だったのです。

 

人殺しはしない、という決まりはあったものの平気で法を犯しており、表では経済を動かし、裏では武力によって虐げられている人々を助けることでクベル人や移民全員の扱いを変えたいと考えていました。

 

しかし、マフィアの中には国王を害そうと考える者達もいて、ハイネは表立って反対することはできずにいたのです。

 

その一方で、国王に即位したばかりのヴィクトールは、街の様子を見るために度々王宮を抜け出していて、そんなある夜、マフィア達は1人で街を歩くヴィクトールを襲撃されます。

 

ハイネは止めようとしたがヴィクトールは背中から切り付けられしまい、犯人達は逃走、その場に残ったハイネが犯人として、拘置所に収容されます。

 

数日後、怪我が回復したヴィクトールがやってきて、「ハイネ、私の先生になってくれないだろうか」と言い、国の現状や人々の暮らしをよく知るハイネに、教えを乞います。

 

ハイネはクベル人の現状をヴィクトールに知ってもらおうと、要求に応じます。

 

それからヴィクトールは毎日ハイネの元に通い、クベル人の歴史や現状を学び、グランツライヒ王国を民族や人種に関係なく、誰もが平等で幸福な生活ができる国にすることが2人の理想になったのです。

 

その後、ヴィクトールが国民は全て平等だという声明を発表したことにより、表面的な蔑視は無くなったのです。

 

ハイネは、これからもクベル人の未来を良くするため、次代を担う王子たちに関わりたいと考え、王室教師になることを決意します。

 

しかし、ずっと後ろめたい気持ちを抱えており、マフィアであった過去を持つ自分に教わりたくないと王子達が言うのであれば、その時は王宮を出ていくと言います。

 

「昔は悪い奴でも今のお前はそうじゃない!僕は今のお前にここにいてほしい!!」 という王子達の訴えを聞き、ハイネは王室教師を続けることになります。

 

漫画アニメ『王室教師ハイネ』漫画の最後の結末は?その後の最終回はどうなる?ラストは?レオンハルト

スピーチの練習

グランツライヒ王国の建国記念日が近くなり、ヴィクトールは5人の王子の中から次期国王を指名すると宣言します。

 

そして、建国記念式典で王子達がそれぞれスピーチをして、そのスピーチの内容や出来を国王選定の判断材料にすると言います。

 

アインスは、これまで何度も第1王子としてスピーチを行ったことがあったが、他の王子たちは行ったことがないため、ハイネはスピーチを行うための授業をします。

 

まず、リハーサルとして1週間後に王宮の人々の前でスピーチをする場を用意して、それに向けて原稿を考えて発声練習もします。

 

その授業はとても地道で、王子達も口々に「疲れた」と言い出しますが、ハイネと初めて対面したときのひねくれた態度とは違い、素直にまっすぐに練習を1人ずつしていきます。

 

自分達の力でリハーサルのスピーチは成功しましたが、各々に改善点が見つかり、改善点を直し、改めて本番のためのスピーチを練ろうとするが、ハイネは本番のスピーチの手伝いはしない。自分自身の力で頑張るよう王子たちに言います。

 

以降、王子達はスピーチにかかりきりになり、建国記念日の1週間前にはひどく疲弊し、情緒が不安定になるほどです。

 

そこでハイネは、1日スピーチ作りをやめて思いっきり遊ぶことを提案します。

 

王子達は、本番までの残された時間を惜しむが、ハイネは心に余裕のない状態ではいいものは作れないし、当日全力を出すこともできなくなる、と王子達を諭します。

 

「心身を休める時間は、決して無駄ではありませんよ」と言われ、自分達が焦って空回りしていることを理解した王子達は、一旦肩の力を抜き全力で遊び、リフレッシュしました。

 

そして心身ともに健康な状態で建国記念日当日を迎えます。

 

王子達の晴れ舞台

式典の開始時刻が迫り隣国からの来賓も次々とやってきました。

 

式典を見にきた民衆の中には、王子達がこれまで関わってきた人々の姿もあり、賑わっていました。

 

その様子に王子達は緊張を抱えそれぞれに不安を吐露し始めます。

 

そこでハイネは、それぞれの成長した部分を話して勇気つけます。

 

「貴方達は私の自慢の生徒です。貴方達ならできる。私はそう信じています」とハイネは言い、王子達はそのハイネの言葉で自信持ってスピーチの舞台へ立ちました。

王子達のスピーチ

くじ引きによって、スピーチの一番手はレオンハルトに決定します。

 

好調な滑り出しで、レオンハルトはスピーチをしていたが、突風で原稿が吹き飛ばされ、やらかしてしまったと、本人も他の王子達も絶望的な気分になりますが、レオンハルトは今まで行ってきた練習を信じてスピーチを続け、父・ヴィクトールを超えるような国王になりたいと語ります。

 

そして、ヴィクトールと比べると、力不足だが兄弟全員で力を合わせれば、ヴィクトールよりも優れた国王になれる、と語ります。

 

すると、レオンハルトの後にリヒト、ブルーノ、カイ、そしてアインスまでもが考えていた原稿など関係なく、心から思っていることを各々語り始めます。

 

それぞれに目指す理想の国王があり、そして兄弟全員で協力すれば成し遂げられる、と。

 

「ここで僕達は宣言します。誰が国王になろうと、僕達兄弟は手を取り合い、力を合わせていきます!僕達の大好きなグランツライヒ王国のために!!」と声高らかに宣言します。

 

そのスピーチを聞いたハイネは気づけば涙し、ヴィクトールと共に掲げた理想の未来が、ハイネの辛い過去が全て無駄ではなかったと、王子達の姿に希望を見出したのです。

 

次期国王

王子達のスピーチは、大喝采を受け、さらには新聞にも大きく取り上げられ、高く評価されます。

 

そして、ヴィクトールは大事な話があると5人の王子達を呼び出し、国王を指名します。

 

「私が指名する次の国王は・・・アインス、お前だ」とアインスを次期国王に指名し、 アインスは能力、人格ともに申し分なく、兄弟皆で助け合うなら長兄が適任だと言います。

 

すぐに承諾するアインスでしたが、長く王座につくつもりはないと言い出し、アインスは全ての責任を捨て、命を絶とうとしたそんな自分に国王になる資格はないと考えていたのです。

 

そこで、国の土台作りをした後には次の王へ譲ることを決めます。

 

さらに、その場でアインスの次の国王にレオンハルトを指名します。

 

兄弟全員がその決定に賛成し、全員で支えることを誓います。

 

その後、ヴィクトール国王の退位後、第1王子アインスが国王となり国を治め、7年後、アインスは第4王子のレオンハルトへ王位を譲りました。

 

アインスは退位後も王族として外交や政治に携わり、大きな影響力を持っていて、国に一生を捧げた生涯だったが、妻を娶ることはなかったです。

 

第2王子のカイは、後に陸軍の大佐になり、従軍経験で得た天候や地形の知識を防災にも役立てようと「地政学」という新たな学問を取り入れ国民の安全な生活を守っりました。

 

第3王子のブルーノは、オロス国へ長期留学の後、グランツライヒ国立大学で教授に就任しました。

 

王宮からは離れた立場になったが、兄弟達との交流は続き、地方農村の教育環境を改善した功績は、後に賢公と讃えられたました。

 

第5王子のリヒトは、成人後にしばらく放蕩生活を送って周囲を呆れさせたが、突然食品会社を設立し、カフェ・ミッターマイヤーとの提携後、多様な人種の雇用を進めていき事業を拡大、後には希代の経営者として名を残しました。

 

第4王子のレオンハルトは、即位後実直な性格と美しい容姿で、国民に親しまれ、晩年には、これからの政治は民が行うべきと考え、国民投票の結果グランツライヒ王国は共和国へとなり、王国最後の王となったのです。

 

兄弟達は年月がどんなに経とうと常に志を共にし、その傍らには、人生の師というべき王室教師の存在がありました。

 

『王室教師ハイネ』読者の感想や反応は?

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