ハイパーミディ中島ハルコ全巻無料で読む方法紹介!面白い?漫画アプリでタダで読める?作者:東村アキコ

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悩んでいる人
『ハイパーミディ中島ハルコ』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

ご紹介する方法は、登録不要もちろん合法です。

 

違法手段ではないので、安心してください。 

『ハイパーミディ中島ハルコ』は漫画アプリ『マンガMee』で全巻無料で読める?

いきなり、結論です。

 

『ハイパーミディ中島ハルコ』はこちらの集英社が運営する漫画アプリマンガMeeにて全巻無料読むことができます。

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『マンガMee』では、『ハイパーミディ中島ハルコ』第1巻から最終巻までを惜しげもなく無料で公開してくれています。

 

安心安全に、そしてタダで『ハイパーミディ中島ハルコ』を最終巻まで読みたい方は『マンガMee』を使う方法が最もお得です。

 

『マンガMee』は、集英社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

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また他にも『マンガMee』では、以下のようなメディア化された有名マンガをタダで楽しむことができます。

  • この音とまれ!
  • ヒロイン失格
  • ハニーレモンソーダ
  • 美食探偵 明智五郎
  • ダメな私に恋してください
  • 雛鳥のワルツ
  • 虹色デイズ
  • 高校デビュー
  • 俺物語
  • 青空エール
  • 素敵な彼氏
  • ごくせん
  • アシガール
  • 椿町ロンリープラネット
  • NANA
  • アオハライド
  • センセイ君主
  • シュガーズ
  • 僕に花のメランコリー
  • 乙女椿は笑わない
  • ひるなかの流星
  • メイちゃんの執事
  • 初×婚(ういこん)
  • これは経費で落ちません
  • ハル×キヨ
  • 悪魔とラブソング
  • 雛鳥のワルツ
  • きょうは会社休みます
  • ストロボエッジ
  • デカワンコ
  • G線上のあなたと私
  • ママレード・ボーイ
  • 菜の花の彼-ナノカノカレ-
  • 花より男子
  • 消えた初恋
  • 銀魂
  • 宇宙を駆けるよだか

などなど…

 

半端ない量の有名マンガを随時、無料配信してくれるので、マンガ好きの私は、とても重宝しているアプリです!

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オススメ漫画アプリ紹介

上記で紹介した『マンガMee』以外にも講談社が運営する漫画アプリマガポケや小学館が運営するマンガワンも特にオススメです。

マガポケ - 人気マンガが毎日楽しめるコミックアプリ

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マンガワン-小学館のオリジナル漫画を毎日配信

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『マガポケ』で無料で読める主な作品一覧
  • 進撃の巨人
  • フェアリーテイル
  • 新宿スワン
  • ドメスティックな彼女
  • ダイヤのA
  • DAYS
  • ザ・ファブル
  • 頭文字D
  • ベイビーステップ
  • ホームルーム
  • ちはやふる
  • トモダチゲーム
  • カイジ
  • Dreams
  • 十字架のろくにん
  • 可愛いだけじゃない式守さん
  • お願い、脱がシて。
  • 復讐の教科書
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~
  • デスティニーラバーズ
  • 島耕作
  • はじめの一歩
  • 食糧人類
  • 神さまの言うとおり
  • 監獄学園(プリズンスクール)
  • ランウェイで笑って
  • 七つの大罪
  • カメレオン
  • ドラゴン桜
  • 砂の栄冠
  • のだめカンタービレ
  • 亜人
  • ジパング
  • 天空侵犯
  • ハレ婚。
  • マイホームヒーロー
  • ナニワトモアレ
  • 満州アヘンスクワッド
  • 僕たちがやりました
  • カッコウの許嫁
  • ライアー×ライアー
  • GIANT KILLING
  • コウノドリ
  • PとJK
  • 彼岸島
  • エリアの騎士
  • いぬやしき
  • シャーマンキング

などなど…

 

『マンガワン』で無料で読める主な作品一覧
  • 闇金ウシジマくん
  • アフロ田中
  • 土竜の唄
  • アイアムアヒーロー
  • ケンガンアシュラ
  • ケンガンオメガ
  • 今際の国のアリス
  • 青のオーケストラ
  • 薬屋のひとりごと
  • からかい上手の(元)高木さん
  • ダンベル何キロ持てる?
  • めぞん一刻
  • プロミスシンデレラ
  • おやすみプンプン
  • 灼熱カバディ
  • 送球ボーイズ
  • バトルグラウンドワーカーズ
  • 出会って5秒でバトル
  • チ。地球の運動について
  • モブサイコ100
  • 教え子がAV女優、監督がボク。
  • 釣りバカ日誌
  • ゾン100
  • 裏バイト逃亡禁止
  • 美味しんぼ
  • 医龍
  • イキガミ
  • 闇金ウシジマくん外伝 肉蝮伝説
  • 九条の大罪

などなど…

 

「無料でマンガを楽しみたい!」という方は、ぜひダウンロードしてみてはいかがでしょうか?

 

もちろん、ダウンロードする際もお金はかかりません。

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こちらの記事では、特にオススメする漫画アプリを厳選してランキング形式でご紹介しています「無料で多くの有名漫画を読みたい」と思っている方はぜひ一読してみてください。

完全無料!おすすめ漫画アプリをランキング形式で紹介!【お金がかからない読み放題のマンガアプリ!知らなきゃ大損!】

 

実写ドラマ『最高のオバハン中島ハルコ』を無料で見る方法は?

悩んでいる人
実写ドラマ『最高のオバハン中島ハルコ』を無料で見たい。

 

そんな方もいると思います。

 

調べたところ、動画配信サービス『FOD』にて『最高のオバハン中島ハルコ』が独占配信されていることが判明しました。

 

『ハイパーミディ中島ハルコ』は、『最高のオバハン中島ハルコ』というタイトルで実写映画化されました。

配信サービス配信状況無料期間

FOD

独占配信中!14日間

Hulu

14日間
TSUTAYA TV30日間
Paravi14日間
U-NEXT31日間

 

FOD』には、2週間間の無料体験(トライアル)がついてくるので、タダで『最高のオバハン中島ハルコ』を視聴することが可能です

 

今すぐ『最高のオバハン中島ハルコ』を安心安全に、そして高画質・高音質で楽しみたい方は絶対に公式な動画配信サービス『FOD』がお勧めですよ。

無料期間中(30日間以内)に解約すればお金は一切かからないので、気軽に無料トライアルしてみてくださいね。

 

次に『マンガMee』の使い方(システム)を簡単にご説明します。

『マンガMee』の基本的な使い方

『マンガMee』では、アプリ内アイテムであるチケットボーナスコインを使用して読むことになります。

 

簡潔に言うと、『チケット』『ポイント』などを使って1作品、1日に最大5話まで無料で読むことが可能です。

 

『ハイパーミディ中島ハルコ』も1日に最大5話まで読み進められます。

 

ここでは『マンガMee』で使うアプリ内アイテムチケット』『ポイントのそれぞれの使い方を簡単に説明します。

『マンガMee』のチケットとは?

チケットはチケットアイコン(↓ピンク色の線で囲んである)が表示されている話に使うことが出来ます。

各作品ごと1日1枚使用することができ、チケット使用後23時間で、新たなチケットが配布され各作品をまた1話無料で読むことが出来るというシステムです。

つまり、ほとんどの作品を1日1話無料で読むことのできるシステムがこの『チケット』なのです

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『マンガMee』のボーナスコインとは?

『ボーナスコイン』は毎日、5~15秒程度の広告動画を視聴することで30ボーナスコイン(作品1話分に値する)を取得することが出来ます

 

マンガMeeに掲載されている作品は、すべてこの『ポイント』の対象です。(※ポイントを使って読むことができるという意味)

 

↓『マンガMee』アプリを起動すると「短い動画を見て30ボーナスコインをGET!」と書かれた以下の画面が表示されます。

「動画を見る」ボタンをタップし、短い広告動画を視聴することで、マンガ1話分を読むために必要な30ボーナスコインを獲得することができます。

 

1日1回必ずこのシステムが使えるので、活用しましょう。(※広告動画をしっかり見る必要はありません。適当に流しておくだけでOK!)

 

また、今なら『マンガMee』を新規ダウンロードした際の特典として500ボーナスコインが手に入ります!

1話につき、30ボーナスコインを消費するので、500ボーナスコインは、約16話分に値します。

 

単行本にすると1~2冊分です。

 

このお得な特典をゲットできる今のうちに『マンガMee』をダウンロードしてしまいましょう!

アプリのダウンロードは、もちろん無料です。安心してください。

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『チケット』『ボーナスコイン』以外で1日3話分の漫画を読む

『チケット』『ボーナスコイン』以外に1日3話分の漫画を無料で読める仕組みがあります

 

その仕組みがこれ、

 

見たいエピソードの漫画のページへ飛ぶと、「動画を見て無料で読む 残り3回」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで1話分のエピソードを新たに無料で読むことが可能となります。

3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。

 

ここまでのまとめ
  • チケットを使い1日1話無料で漫画を読む
  • 短い広告動画を見て毎日30ボーナスコインを獲得し1話分の漫画を無料で読む
  • 短い広告動画を毎日最大3本見て、3話分の漫画を無料で読む

以上の事から『マンガMee』は、1つの作品において、1日に最大で5話分のエピソードを無料で読むことができるかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります。

 

遠慮なく無料で読ませていただきましょう!!(^^)/

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『ハイパーミディ中島ハルコ』読者の評価や感想は?

 

『ハイパーミディ中島ハルコ』あらすじ紹介!

菊池いずみ、職業はフードライター、複数の雑誌に連載を持つまずまずの売れっ子。

 

それでも若い子に仕事は取られるし、このままでいいのかなって思っています。

 

ちなみに38歳、独身、10年ものの不倫をあたためています…

 

そんな彼女にパリで運命的な出会いが。

 

口をきかなければ美人なのに口を閉じられない、有無を言わせぬ嵐のような毒舌、恋愛も仕事も人生も少しもブレない、ハイパーなおばさん。

 

ハイパーミディ中島ハルコと出会ってしまうのです。

 

いずみはこの出会いにより不倫に終止符を打つこととなり、それがきっかけでハルコさんを慕うようになります。

 

ういろう屋の社長も、東大卒のエリートも、料理研究家も、歌舞伎役者の妻も、フグ料亭の女将も、なぜかみんなハルコさんに相談したがる…相談せずにはいられない。

 

「あんたはそうやってぐしゃぐしゃ悩むのがすきなのよ」

 

そしてみんな完膚なきまでに叩きのめされ、その後は必ず前を向く…。

 

読んだ後はあなたもハルコさんに相談したくなるはず。

 

そんなお話です。

 

『ハイパーミディ中島ハルコ』見どころ紹介!

見どころ① 止まらないハルコ節!

ハイパーミディ中島ハルコの見どころはなんといっても登場人物の様々な悩みをぶった斬るハルコ節!

 

一見ハルコさんは天上天下唯我独尊なように見えますが、実は物事や人の本質を見抜き、相談者の悩みをズバッと一刀両断してくれるのです。

 

寄せられる相談の内容は「離婚歴のある男性との結婚を親に反対された」、「日韓関係の悪化で仕事がなくなった」など「それはもうしょうがないよね」と思われるものも多いのですが、それで済まさないのがハルコさん。

 

「親から逃げなさい」「日韓関係の悪化を逆手にとってエッセイを書きなさい」など奇想天外なアドバイスをし、私たちの常識をヒールで蹴散らします。

 

相談者は蹴散らされて初めて、「常識」で考えるのをやめ「自分」で考え始めるのです。

 

「人っていうのは自分の人生を生きるために生まれてきたのよ」

 

この漫画を読めばあなたもハルコ節で、自分の人生に目覚めるかもしれません。

見どころ② ハルコさんのお金と恋愛の哲学

ハルコさんに出会ってから垢抜け、二人の男性から言い寄られるいずみ。

 

しかし年齢の事もあり、どちらと正式にお付き合いをするのか決められません。

 

そんな時にハルコさんはいずみに「お付き合いの記念だと言って八十万の宝石をおねだりしなさい」と言い付けるのです。

 

「百万だと男はちょっと引くけど、あなたのことを本気で考えているなら八十万ならなんとかしようとするはず」「あなたも宝石を買ってもらうことで迷いがなくなって男の胸に飛び込めるかも」と。

 

いずみはハルコさんに言われたとおりに八十万のリングをおねだりし、見事玉砕。

 

そして「私は八十万の価値もないと判断されたんだ」と落ち込みます。

 

「もう一人の男性なら、きっと買ってくれるわよ」「あれこれ考えるのはやめてもう一人の彼に決めなさい」

 

その言葉でいずみははっと目を覚まします。

 

たしかにもう一人の彼なら八十万くらい貯金から出してくれたはず。

 

もう一人の彼になら卑屈にならず、プライドを捨ててかわいく堂々といられる…。

 

「いつもと違うことをして男の性根をとことん見てみなさい」

 

愛はお金で測れないなんて綺麗事なのです。

 

ハルコさんのお金と恋愛の哲学はちょっとばかり荒療治ですが、恋愛で迷う人は迷い道から脱出するドアが見えてくるかも?

見どころ③ 悩み相談の中で垣間見えるセレブの世界

ハルコさんに寄せられるセレブの世界のドタバタや悩みは新鮮で興味深いものばかり。

 

ゴージャスタワーマンションで繰り広げられる男女関係のもつれ、東大卒エリートの悩み、歌舞伎の世界における人間関係のややこしさなど…。

 

そのお金持ちやエリート、旧家の悩み相談の中で垣間見える「普段の生活では触れられないセレブの世界」に、いずみと一緒にわくわくしてしまいます。

 

そんなセレブの世界へ度々いずみを誘い出すハルコさん。

 

ある日ハルコさんはフードライターを生業としているのに茶道もやってないなんて信じられない、と着物をチャチャっと着付け、いずみをセレブのお茶会へ連れ出します。

 

そこでいずみは二百万もするお茶碗をひっくり返し、「ハルコさんに怒られる」と怯えるのですが、ハルコさんは一切怒りませんでした。

 

「あなたが失敗したことが向こうの経験になり、あなたの経験にもなるの」

 

ハルコさんは気安く人を誘い、分不相応な場所に強引に連れ出してしまう。

 

それはハルコさんが失敗を恐れないからできる事なのです。

 

この漫画を読んだ後は、ハルコさんにセレブの世界へ連れ出されたくなるはず。

『ハイパーミディ中島ハルコ』登場人物紹介!

中島ハルコ

「ビュー・コンシュルジュ」というIT関連の会社の女社長、年齢は52歳。

 

遠慮のないハルコ節で、登場人物の悩みを次々と一刀両断します。

 

ハルコさんの父は名古屋で寒天や蜜をお菓子屋に卸す会社を経営しており、ハルコさんは地元の有名な中高一貫校に通うお嬢様でした。

 

しかし父の他界により「女も手に職をもたなきゃいけない」と気づき、美容師になることを決意。

 

26歳でお見合い結婚をしましたがエステの経営にはまり離婚、その後再婚するも若い女と浮気をされ離婚し、自分の人生に結婚なんか不要なのだと気づきました。

 

そして7年前に美容関係の情報サイトを立ち上げ、セレブが通う有名サロンやエステを携帯から予約できるシステムで会社は急成長し、話題の美人社長として雑誌に取り上げられるほどになったのでした。

 

広い人脈を持ち、昔から多くのセレブの相談に乗ってきたハルコさんに頭のあがらない人も多く、日本全国にファンがいるのだとか。

 

いずみにたびたび「ケチだ」と言われるハルコさんですが、本人曰く「ケチなのではなく、理不尽なことが許せないだけ」「人生損したら負け、財布を開いたら負け」なのだそう。

 

寄せられる相談を有料化し「10万円であなたの背中を押します」という商売ができないかと画策するシーンもありました。

菊池いずみ

フリーのフードライターをしている38歳、独身。

 

雑誌に複数の連載を持つ売れっ子ですが、原稿料は安く、本を出しても大して売れていません。

 

28歳から10年ほど既婚男性との不倫を続けていましたが、ハルコさんとの出会いにより不倫に終止符を打ちます。

 

いずみはそれをきっかけにハルコさんを慕うようになり、ハルコワールドへ足を踏み入れることとなります。

 

度々ハルコさんに誘われセレブたちの悩みを聞く中で、いずみ自身も自らの人生を「常識」ではなく「自分」で考えるようになっていきます。

熊咲雄介

熊咲産業という大企業の息子で40歳、バツイチ。

 

そして一流広告代理店に勤める傍ら、「トミー・山田」というペンネームで「食って悪いか」というコラムを執筆しています。

 

いずみが雄介に抱いた第一印象は「純日本人のデブ」。

 

そんな最悪な第一印象でしたが、結婚相手を探していた雄介はハルコさんの提案でいずみとお付き合いを始めることとなります。

 

それからも家柄のことで悩み結婚に踏み出せなかった雄介ですが、「いずみの婿になればいい」というハルコさんの言葉で、自らの重りになっていた「熊咲」の名字を捨てることを決断し、自由に生きる人生を選択するのでした。

『ハイパーミディ中島ハルコ』作者は誰?

ハイパーミディ中島ハルコの作者は東村アキコ。宮崎県串間市出身の漫画家です。

 

原作は林真理子著の「最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室」で、東村アキコと林真理子との対談がきっかけで漫画化することとなりました。

 

林真理子に中島ハルコのモデルとなった奥谷禮子を紹介された際、奥谷に選んでもらったインドシルクの着物は東村アキコの宝物となったそうです。

 

東村アキコの代表作には「東京タラレバ娘」「海月姫」「ママはテンパリスト」「主に泣いています」などが挙げられます。

 

漫画を描く上でのこだわりは「楽しく暗くないものを描くこと」で、ネガティブな主人公などは描かないようにしているのだとか。

 

最新作はピッコマで連載されていた縦スクロール漫画「私のことを憶えていますか」。

 

2022年5月11日に第9巻が発売されます。

 

『ハイパーミディ中島ハルコ』序盤ネタバレ紹介!

第1話

「私には、高級すぎる…」

 

とあるパリの高級ホテルのベッドで居心地悪そうにつぶやく彼女の名前は菊池いずみ。

 

職業はフードライター、雑誌に連載をもつまずまずの売れっ子…なのに編集長の経費の使い込みがバレて今回のパリ取材は自腹で来ていたのでした。

 

キャンセルしようと思えばできたのですが、彼女には「自腹を切ってでもパリに来る理由」があったのです。

 

翌朝、ホテルを出ようとするいずみは見知らぬ女性に声をかけられました。

 

そして「ホテルの朝食が高すぎる」と文句を言う女性の勢いに押され一緒に朝食をとることに。

 

顔も小さいし足も長い、肌もきれいだし美人、ただし口をきかなければ…。

 

3ユーロのクロワッサンを頬張りながらえんえんとおしゃべりを続ける彼女のプロフィールをまとめると、中島ハルコ、年齢は52歳、バツ2の独身、このパリでも恋人と待ち合わせをしている、やり手の女社長。

 

話は自慢話ばかりなのに全く嫌な感じはしない爽快なおばさん…。

 

そんなハルコさんにいずみは旅の恥はかき捨てと、「自腹を切ってでもパリに来る理由」を話し始めます。

 

その理由は「もうなんだか自分の持っているお金をすべて遣いたくなったから」。

 

いずみは28歳のころから38歳に至る現在まで不倫をしています。

 

「不倫なんて期間限定付きの恋愛。だからこそ楽しい」と割り切れていたはずが、京都で紅葉、北海道で流水、夜中の歩道橋で別れる別れないの押し問答…そんな不倫のド定番イベントでこの10年を潰していたのです。(現在進行形)

 

そんな彼女は2年前、予期せず父の遺産を二千万受け取っていました。

 

そして半年以内に返す約束で三百万を不倫相手に借用書もなく現金で渡してしまいます。

 

それからお金は返済されることもなく、会う回数は減っていきました。

 

父の遺産の二千万がなければお金も貸さなかったし、彼の事を信じられなくなることもなかったのに…お金のことでこんなに嫌な思いをするのならばいっそのことパーッと遣ってしまおうと思い、いずみは自腹でパリに来て分不相応な高級ホテルに宿泊していたのでした。

 

そんないずみの赤裸々な告白をきいたハルコさんは服に落ちたクロワッサンのカスを払いながら一言「男の事はどうでもいいけど、三百万は惜しい」と言い放ちます。

 

「普通男とはきっぱり分かれて三百万はあきらめろと言うのでは…」と動揺するいずみに、「不倫相手は女にお金を遣った」と断言するハルコさん。

 

「私一人であっぷあっぷしている仕事の忙しい彼にもう一人愛人をつくれる精神的余裕はないはず…」と反論するいずみに、「一人愛人がいる男は二人三人と作ることが出来る」と断言するハルコさん。

 

いずみは不倫相手がお金を借りたのにはきっと深い理由があるはずだとハルコさんを睨みつけます。

 

そんないずみにハルコさんは「日本に帰ったらまず請求書を不倫相手に送り様子を見ること、返済の期限は今月中、払えないのならばマチ金からお金を借りてでも返せといえ」と言い付けます。

 

いずみは不思議な説得力に押され、それを了承したのでした。

 

その八日後…ハルコさんの言い付けを守ったいずみは、興奮しながらパリから帰国中のハルコさんに電話を掛けます。

 

お金はあっさり返ってきました。

 

奥さんが返しに来たのです。

 

別の封筒に二十万の利子までつけて…。

 

不倫相手はハルコさんの言う通りもう一人愛人がいました。

 

それがさらにタチの悪い女でバックに怖い男がいてお金をせびられており、にっちもさっちもいかなくなり奥さんに泣きついたらしいのです。

 

しかしいずみはお金が返ってきたことよりも、不倫相手の奥さんが普通のさえないおばさんであったことにショックを受けていました。

 

ハルコさんによると不倫を思いきる一番いい方法は相手の奥さんを見ること、たいてい自分より落ちる女だからがっかりするものなのです。

 

馬鹿な女はわざわざ自宅に行って奥さんを見るけどみじめになるから絶対にダメ。

 

今回は奥さんが向こうからやってきて、しかもお金のことがあるから下手にでていますが、お金のことがなかったらさんざん上から嫌味を言ってきたはず。

 

ハルコさんは言いました。

 

「お金というのはこういう時に利用したいもんね」と。

 

彼の事を忘れられるのだろうか…と涙するいずみ。

 

空港まで向かうタクシーの運転手にもっと飛ばせと喧嘩するハルコさん。

 

この出来事を機にいずみはハルコさんを慕うようになります。

 

ハルコさんは普通のおばさんではない。

 

普通を超越したハイパーなおばさん、人呼んでハーパーミディ中島ハルコなのです。

第2話

名古屋での仕事の帰り道でいずみは新幹線のホームで雑誌を立ち読みするハルコさんと再会し、追加料金を払ってまでハルコさんとグリーン車に乗り込みます。

 

そこでハルコさんがいかにしてのし上がったのか、ハルコさんの半生を聞く事になったのです。

 

名古屋で社長令嬢として生まれたハルコさんは蝶よ花よと育てられました。

 

しかし突然の父の他界により、「習い事をしておしゃれをしてエリートのお嫁さんになる」という人生設計が音を立てて崩れてしまったのです。

 

そのときハルコさんは「女も手に職をもたなきゃいけない」と思い、美容専門学校へ入学し、卒業後は栄の美容室へ入りました。

 

しかしやっぱりハルコさんはブレません。

 

美容室の内装や経営方針に物を申さずにはいられなかったのです。

 

しかし美容室のオーナーは「お店の事は僕が考えるで首を突っ込まんでいいがね」「そんなかりかりしとらんで、両口屋是清でも食べときゃー」とまともに取り合いませんでした。

 

そして仕事に失望したハルコさんは26歳の時に「ういろうのパッケージを手掛ける印刷会社のひょろっとした典型的なぼんぼん」とお見合いで結婚しました。

 

旦那さんは悪い人ではありませんでしたが「女が働くなんてとんでもない」という考えの人であったため、ハルコさんは社長夫人としてゴルフやエステに精を出しました。

 

しかしやっぱりハルコさんはブレません。

 

エステの内装や施術の値段に納得できず「私のほうが安くていい施術ができる」と思わずにはいられなかったのです。

 

それから三年たったら家庭に戻るという条件で旦那さんの資金援助を受け、サロンを開店しました。

 

そしてエステの経営をすることで仕事の面白さを知り、普通の奥さんに戻りたくなかったハルコさんは、一度目の離婚をしたのでした。

 

その離婚で結婚も子供も望んでいなかったのだと気づいた…なのにその後ハルコさんは二度目の結婚をします。

 

相手は「シャンプーを売る会社の社長」でした。

 

ハルコさんはこの時、自分の人生に結婚なんか不要だということに気づいていなかったのです。

 

そして旦那さんと二人三脚でサロンの経営を頑張り、三号店を出すまでになりました。

 

しかしあっさりとサロンで雇っていた若いだけのつまらない女と浮気され二度目の離婚をしたのでした。

 

いずみは昔から少しもブレないハルコさんを尊敬します。

 

そして「フードライターとして自分の舌や文章力に自信はあるけれど、若いライターに仕事を取られるし、今の仕事にしがみついても仕方ないんじゃないかって思って…」とぼやきます。

 

いずみのぼやきをハルコさんは「あなたってやることが中途半端よね」「あなたみたいな中途半端な女に男はよってこないわ」「だからその歳で結婚もできないのよ」と切り捨てます。

 

ハルコさんにどうして男が寄ってくるのか、どうして結婚をしたがるのか…それはハルコさんがいつも仕事に夢中だったからなのです。

 

そして男は自分の好きな女と仕事が三角関係になると燃え、「仕事」というもう一人の男から女を奪いたくなるものなのだとか…。

 

ハルコさんは「だからこれから半年間仕事を一心不乱にやる、できないと思ったこともやる、そして仕事に夢中になること」と言い付け、「二回も私に相談できるなんてあなた強運の持ち主よ」と付け加えました。

 

そうしている間に東京につき、別れ際に「ハルコさんに会えてよかった、なんだか元気が出ました」と言ういずみ。

 

「でしょ。みんなそういうのよね」

 

やっぱりハルコさんはブレないのでした。

第3話

「こっちよ!こっち!早く!」と伝統の帝国ホテルラウンジで立ち上がって手をぶんぶん振るハルコさん。

 

ハルコさんは紫風堂(しふうどう)の社長である三島昭宏(みしまあきひろ)を紹介するためにいずみを呼び出したのです。

 

三島はハルコさんの大学の同級生。

 

そして紫風堂は大正元年から続く名古屋のういろうの老舗であり、ハルコさんの印刷会社を経営する元夫の得意先です。

 

ハルコさんはかつて紫風堂の運動会にも毎年出席をし、注目をかっさらっていたのだとか…。

 

三島はそんなハルコさんに心酔しており、「ういろうを売っても明日はない」「紫風堂の東京支店はういろうをやめてひつまぶし専門店にするべき」などハチャメチャなことを言っても、うんうんと話を聞いています。

 

「菊池いずみ先生は東京で有名なジャーナリストなの」「この子の書いた本は東京のグルメたちのバイブルになってるのよ。だからアンタも菊池いずみ先生にひつまぶし専門店をプロデュースしてもらいなさい」という言葉にもころっと騙され「ありがとうございます!」という始末…。

 

社長と名のつく男はたいていMなのです。

 

強気に出てくる女が現れると言いなりになってしまう…他人に服従することの快感を知ってしまうのです。

 

ハルコさんの生まれつきの大胆不敵さと厚かましさは、時に男を喜ばせるのでした。

 

しかしハルコさんのういろうの老舗をひつまぶし専門店にするという案に奥さんが反対しているから、少し待ってくれないかという三島に、「臆病さがなさけない!」怒り心頭のハルコさん。

 

「臆病になっているのには理由があるんです…」と三島は悩みを話し始めました。

 

その悩みは三島の長男、隆行(たかゆき)のことでした。

 

御曹司として産まれた隆行は先代に甘やかされ、少々気が弱く中学生時代は不登校になりかけたこともありました。

 

しかし高校生になってから友達も増え、よく勉強もし、順調に名古屋大学へ進学。

 

「このまま紫風堂の後継ぎとして立派な男になってくれたら」と思っていた矢先…。

 

「俺、ういろう屋は継がない。ギタリストになる」と言い始め、大学もやめてしまったのです。

 

ハルコさんは「あなた子供の育て方間違えたわ」「父親が音痴なのに息子に音楽の才能があるわけがない」「浮ついた夢をみてるんじゃない」と言いたい放題。

 

三島は「隆行にも叱咤激励をしてほしい」と言い、隆行を帝国ホテルの地下にある「吉兆(きっちょう)」へ呼び出すことになったのです。

 

「一番高いコースで。シャンパンも抜きましょ」と手をならし、おじさん臭い仕草で店員を呼びつけるハルコさん。

 

しかし隆行が現れた瞬間ハルコさんの態度は一変します。

 

隆行はいずみも驚くほどのとんでもないイケメンだったのです。

 

さらにハルコさんは隆行の「ギタリストになる」という夢を応援し始めます。

 

焦る三島をよそに「隆行に会ったら考えが変わった。この顔なら女が隆行を食べさせてくれる。絶対路頭に迷うことはない。」と断言するハルコさん。

 

さらに「この先隆行がギタリストになれるかはわからない、二十年後隆行は奥さんが経営するスナックで弾き語りをしているかもしれない…だけどそれも隆行の選んだ人生なんだから、いいじゃない。」と諭します。

 

三島は予想外の出来事に、呆然としています。

 

「じゃ、隆行の夢に乾杯!」

 

ハルコさんを思った通りに動かすことなんて、誰にもできないのです。

第4話

ある日いずみはハルコさんと六本木のゴージャスタワーマンションの最上階で開かれたホームパーティーに参加していました。

 

コンシェルジュが3人いるエントランス、何万円もするシャンパンがフリードリンクとして配られている、著名人がたくさん…そんな非日常空間に圧倒されるいずみ。

 

そんないずみの横でバブルを経験し派手な生活をしていたハルコさんは平然としています。

 

そして当時からパーティーに参加し名刺を配り歩き、一流企業の社長が言い寄ってきても相手にしなかった、今の自分があるのは女を使わず「きちんと」していたからだ、といつもの調子でえんえんとしゃべり倒していたところにパーティーの主催者である大貫(おおぬき)があいさつに来ました。

 

ハルコさんは「料理が少ない」「ちょっとやせてかっこよくなったからってまた女の事でごちゃごちゃしちゃダメよ」「若い再婚したと思ったらまた不倫して…彼女の事はどうするのよ」と凄みますが、弟分である大貫はなにも言い返せないのでした。

 

そしていい機会だからとクミ(彼女)を紹介する大貫。

 

奥さんがいないのをいいことにやりたい放題のクミにハルコさんは「愛人が調子に乗ってんじゃないわよ!謙虚になりなさい!」と一喝し、会場は一気に修羅場と化します。

 

さらに走り去るクミを追いかけようとする大貫を止め、「あんたが甘やかすからつけあがるんだ」と説教します。

 

大貫は「僕にもいろいろあるんですよ…」と言い訳を話し始めました。

 

大貫がクミと知り合ったのは八年前、大貫が二回目の結婚をして間もないころでした。

 

いろいろと相談を聞いているうちに仲良くなり二年ほど付き合いましたが、大貫に子供ができたことがきっかけで破局。

 

その直後、クミは当てつけかのようにクリニックを経営する医者と結婚したのでした。

 

しかしクミは新婚旅行先のハワイから大貫に「あなたのことが忘れられない。爬虫類顔の男に抱かれるかと思うと死にたくなる」と電話をし、それを結婚相手に聞かれてしまったのです。

 

それからはもう大騒ぎで結局クミの親が結婚式のキャンセル料から慰謝料まで支払いやっと和解しました。

 

「…ということで僕はクミの人生を狂わせた責任があるんですよ。」

 

ハルコさんは相談中に赤ワインを三杯も飲み「大貫は男女のことは優柔不断だ」と吐き捨てました。

 

ハルコさんは女で失敗した何十人という男を見てきたのです。

 

周りも公認の愛人と何十年も付き合って…そしてよろよろのお爺さんになったころに最後は奥さんに見てもらおうと帰ってくる、そんな男の末路は哀れなものです…。

 

そしてクミが女主人としてふるまいたいがためにパーティーをやりたいと言い出したこと、料理の少なさはクミがケチったせいだということ、でもケチと思われたくない大貫は高いシャンパンをおろしていることを言い当てました。

 

「クミとは別れなさい。愛人が本妻顔するようになったら、その男はお終いよ。周りからコケにさせるだけ。」「この会場の女から新しいのを選びなさい。そっちのほうがあなたのためになる。」

 

断言してもいいわ、と付け加えるハルコさんに、大貫はうなだれるばかりなのでした。

 

パーティーの帰り道にいずみは「ハルコさん、さすがに今日は言いすぎなんじゃ…」と遠慮がちに言いました。

 

ハルコさんは大貫の会社の株を持っていて女性問題で躓かれた困るという個人的な理由で特別きついことを言ったのでした。

 

「それに人間その時の気分でいい加減なことをいうものなのだから、人の忠告なんていちいち本気でとることない」「私だってもっとおいしいものが出たら優しいこと言ったかも…」と言うハルコさんにドン引きするいずみ。

 

それからハルコさんはお腹がすいたと近所のお店を案内させ、うどんをすすりながらつぶやきます。

 

「ケチな愛人ほど腹の立つものはないわ」と。

 

ハルコさん、結局そこなんですね。

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