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ハニーレモンソーダ三浦界はいつから羽花を好き?過去や秘密・家族や元カノ芹那との関係紹介!
ハニーレモンソーダ高嶺友哉の好きな人は石森羽花?何者?実写は誰?界や悟・奈乃との関係紹介!
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『ハニーレモンソーダ』2巻を無料で読む方法は?
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『ハニーレモンソーダ』2巻ネタバレ紹介!
5話
今日は新入生歓迎遠足の日です。
羽花は当日の服装の欄に制服かジャージと記載されていたので、動きやすいジャージで参加しました。
しかし他の生徒は皆、制服での参加だったため一人だけ浮いています。
しかもリュックは登山用。
周りの生徒も羽花の気合の入った格好を見て、驚きを隠せずにいました。
そんな中、一人の女子生徒が「木の抜け方で空がハートに見える所がある」「それを好きな人と見ると願いが叶う」などと恋のジンクスについて話しているのが聞こえてきました。
悟のことが好きなあゆみは、その話につい耳を傾けてしまいます。
その様子を見て、「そういうジンクス好きだよね」「一緒に探そう」と悟はあゆみを誘いますが悟は鈍感なため、あゆみの気持ちには気がついていない様子。
それでも同じ場所に好きな人といること自体が羨ましいなと思う羽花でした。
そんなことを考えていると、遠くから界を呼ぶ女子生徒の声が聞こえてきます。
界に構ってもらいたくて、いつも界が被っている帽子を奪ったのに全然界が取りに来ないことを不満に思っているようです。
「そもそもなんで界はいつも帽子かぶってるんだっけ?」とクラスメイトが疑問を抱き始めました。
その理由を知っている羽花が答えようとすると、界が後ろから羽花の口を塞ぎました。
「誰にもいうなよ」と界に言われた羽花は2人だけの秘密ができた感じがして、なんだか恥かしくもあり、嬉しい気持ちになりました。
一人でお弁当を食べようと思っていた羽花のところに、あゆみがやってきました。
あゆみが作ってきたお弁当に目を向けるとそこにはあゆみのイメージ通りカラフルで可愛いお弁当が広がっていました。
羽花のお弁当はというと、全体的に茶色く女の子のお弁当と呼ぶには程遠いもので、とても恥ずかしくなり、うつむいてしまいます。
そこへ界や悟たちもやってきて、空がハートに見える恋が叶うジンクススポットの話題になりました。
界は相変わらず、「くだらねー」というような表情で話を聞いていましたが、悟に「界は女の子と昔そういうスポットに行ったことがある」と暴露されてしまいます。
一瞬そのことを暴露をされて迷惑そうにする界でしたが、否定はしませんでした。
そんな界の姿を見て、界にも彼女がいた過去があるということに傷心する羽花。
お昼ご飯も食べ終わり、再び羽花たちは歩き出しました。
しばらくすると目の前に進行方向を示す看板が見えてきました。
しかし示されている進行方向はなんだか険しい道へと続く方。
みんなは疑いながらも、示されている道の方に歩いて行くことに決めました。
思った通り、そこは足場の悪い道です。
文句を言いながら歩いていると、なんと雨が降ってきてしまいました。
まさかの非常事態に、クラスメイトが「あんなに登山する前にマップ読み漁っていたのに、道に迷うなんて最悪!しっかりしてよ!」と羽花を責め始めます。
そのことを言われて責任を感じた羽花は「道、探してきます」と言って、走り出して何処かへ行ってしまいました。
心配になった羽花を界が追いかけます。
羽花を見つけて界がそばへ近付くと、羽花はひどく自分を責めていました。
そんな羽花を見ていられなくなった界はぎゅっと羽花を抱きしめ、「大丈夫だから」と落ち着くように言葉をかけました。
しばらくして落ち着きを取り戻し、目線をあげると目の前に地図に載っていた道が広がっていることに羽花は気がつきます。
そのことを界に伝えると、「ここで待っとけ」と言われ、頭をポンっと撫でられました。
界のその安心感を与える行動に、胸のトキメキが抑えられなくなる羽花でした。
登山中に道に迷い、挙げ句の果てに雨に濡れたクラスメイトたちは、寒くてくしゃみが止まらなくなったり、喉が渇いて元気が無くなってきていました。
そこへすかさず羽花が話しかけにいき、タオルや水をクラスメイトに配り始めたのです。
それを見たクラスメイトは「なんか石森って頑張ってるよな」と羽花のことを高く評価し始めました。
みんなのために一生懸命頑張っている羽花のもとに、界が飲み物を持ってやってきます。
みんなに水を分け与えていて、羽花が飲む分がないのではないかと心配してくれたようです。
しかし羽花は、界から飲みかけの飲み物をもらうなんて贅沢だと思い、なかなか水を受け取ろうとしません。
そんな羽花を相変わらずだと感じ、笑い出す界。
その笑い声に引き寄せられて羽花が界の顔を見上げると、そこにはみんなが探していた木漏れ日がハートに見えるスポットを見つけました。
クラスメイトも羽花が上をずっと見つめているのに気がつき、みんなで幸運になれると大騒ぎしました。
しばらくして担任の先生が迷子になった羽花たちを見つけて飛んできました。
大きな声で「石森!」と先生に呼ばれた羽花はてっきり怒られるのかと身構えます。
しかしその後に続けられた言葉は、「無事にみんなを連れて帰ってきてくれてありがとう」というものでした。
まさか自分が褒められるとは思ってもみなかった羽花は涙がこみ上げて来ました。
そんな羽花を見た界は、羽花の目の前に手を持っていき「泣き顔隠してあげようか?」と聞きますが、羽花は涙をこらえ、とびきりの笑顔を見せながら首を横に振ります。
帰りのバスの中。
羽花はいつも通り、目立たない席に1人座りました。
後ろの席では悟やあゆみが賑やかに話をしています。
界も後ろの席に座るのだろうなと羽花は思っていましたが、なんと界は羽花の隣の席に座ってきたのです。
そして羽花の肩を借りて、ぐっすりと眠り始めました。
さっきから嬉し涙を我慢していた羽花でしたが、この幸せな状況に思わず涙を堪え切れなくなり、バスの中でひっそりと涙を流すのでした。
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6話
遠足がとても楽しかった羽花は、次の日に学校へ行くのが楽しみで仕方ありませんでした。
教室に入ると、何やら羽花の机の上に物が散乱しているようです。
今までの羽花の経験からすると、ゴミや落書きをされているということを連想させますが、今回は違う様子。
そこにはゴミではなく、大量のお菓子がありました。
1人のクラスメイトが羽花に気づき、「遠足のお礼にみんなからプレゼント」ということを知らされます。
まさかの展開に、毎日こんなに幸せでいいのかなとこの瞬間を噛みしめる羽花でした。
「みんな見てー!」と1人のクラスメイトが注目を集めるよう呼びかけます。
そのクラスメイトが手にしている携帯の画面には界の中学校の時の卒業アルバムに載っている写真が写っていました。
相変わらずぶっきらぼうな表情の界にみんな盛り上がり、全員の卒業アルバムを見せ合うことになりました。
帰宅した羽花は急いで自分の卒業アルバムを部屋から探し出し、次の日学校に持っていくことにします。
翌日羽花が学校に着いたころには、もうすでにクラスメイトは卒業アルバムの見せ合いを行なっている最中でした。
羽花も自分の卒業アルバムを片手に、その輪の中に入ろうとしたとき、みんなの中学生のときのキラキラとしたエピソードを話しているのが聞こえて来ました。
羽花の中学生の時のエピソードはほとんどなく、ただそこに存在していただけのようなもの。
それなのにウキウキ気分でみんなに自分の卒業アルバムを見せようと思っていたことが急に恥ずかしくなり、そのまま教室を飛び出してしまいます。
卒業アルバムをみんなに見せようと思っていた自分が恥ずかしくなった羽花は、屋上にひとまず避難しました。
そこへ界がやって来て、羽花から卒業アルバムを奪い取り、中学生の頃の羽花の写真に目を通します。
そして「みんなに見せずに屋上に逃げたりしているから、てっきり変な写真しか載ってないのかと思ったけど普通じゃん」と羽花に言いました。
しかし羽花がみんなに卒業アルバムを見せるのを拒んだ理由は、「みんなのように行事ごとに楽しい思い出がないから見せたくない」「忘れたい」ということだと界に伝えます。
それを聞いて界は「忘れんなよ」と羽花に言いました。
中学生の頃の羽花があるから、遠足の時のようにみんなに親切になれる羽花が今存在するのだということを界は羽花に教えてくれました。
そのことを聞いて、今の自分ならみんなに全てをさらけ出せると確信し、羽花は再び卒業アルバムを持ってクラスメイトの元へ向かいます。
教室の前に着き、クラスメイトの話し声が聞こえてきました。
「この卒業アルバムに写ってる菅野芹那って界の元カノなの!?」という声と、その問いに対して否定しない界の声。
その会話を聞いて羽花は、界は自分が好きになってはいけない存在の人だと改めて実感したのでした。
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7話
日頃の疲れが出てきたのか久々に風邪を引いてしまった羽花。
ベッドで横になっていると、友達から電話がきたとお母さんに声をかけられました。
しかも相手はあゆみちゃん。
まさかの電話の相手に嬉しさを隠し切れずに電話に出た羽花だったが、その電話越しに聞こえて来たのは界の声でした。
休日に羽花を遊びに誘おうと思ったが、風邪ならゆっくり休んだ方がいいと言って電話を切ろうとする界。
「お休みの日にお話できてとても嬉しかったです」と素直な気持ちを伝える羽花。
すると界が「石森の家から駅ってどうやっていくの?」と意味深なことを羽花に聞いて来ます。
それを聞いた羽花はもしかしたら界が家のそばにいるのではないかと考え、すぐに部屋の窓を開け、外を覗きました。
するとそこには界、あゆみ、友哉、悟の姿があったのです。
友達が迎えに来るという経験がなかった羽花は喜びを隠せずにいました。
そして追い討ちをかけるように「明日学校こいよ」という界の一言に、嬉しさがピークを迎え、恥ずかしくなり羽花はその場でしゃがみこんでしまいます。
次の日の学校では、この前クラスメイトにお披露目できなかった卒業アルバムを見せる決心をし、羽花は女子生徒に話しかけに行きました。
羽花の過去を知っている女子生徒は一瞬気まずそうな反応を見せましたが、「見せて」と言って、羽花の卒業アルバムを見始めました。
「なんかこの石森ちゃん違和感あるね」と女子生徒の中の1人が言いました。
「確かに他の生徒と比べるとおかしいよね」と笑ってごまかそうとする羽花でしたが、その後女子生徒が続けたセリフは羽花が予想していたものとは違います。
「もっと石森ちゃんニコニコしているのに、卒業アルバムの石森ちゃんは違和感がある」ということだったのです。
まさかの発言に驚きを隠せない羽花。
そんな会話をしていた最中、遠足の写真が出来上がったという知らせを持って来た生徒がいたため、みんなでその時の写真を見てみることにしました。
羽花の表情にはやっぱり笑顔はなく、なんで写真だとこういう表情になってしまうのか、クラスメイト全員が不思議に思いました。
そして話題は界の写真写りの話で持ちきりに。
界は羽花と一緒に写っている写真だけとてもよく笑っているとみんなが言い出します。
確かに写真を確認してみると、羽花の隣にいる時だけ界はよく笑っていました。
そのことをあゆみにも指摘された羽花は恥ずかしくなり思わず顔を赤らめてしまいます。
そんな羽花を見てあゆみは、羽花の界への恋心に気がつき、「全力で応援する!」とエールをくれました。
自分の恋心について知られてしまい顔の火照りが治らない羽花は、水で顔を冷やそうと水道に向かいました。
すると女子生徒の叫び声とともに、階段から携帯が落っこちて来たのです。
羽花はなんとかその携帯をキャッチすることができ、ふと画面に目を向けました。
そこにはなんと中学生の時の界の写真が表示されていたのです。
「ごめんね!当たらなかった?」という声とともに、携帯の持ち主が階段から降りてくる気配を感じてそちらに視線を向けると、そこには界の元カノの菅野芹那が立っていました。
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8話
朝から何やら男子生徒が菅野芹那について可愛いと噂しています。
昨日芹那と階段ですれ違った羽花は、芹那と界の関係について気になってしまい、あゆみに聞いてみました。
あゆみ曰く、中学3年生の頃2人は付き合っていましたが、気がついたら別れていて、その後何となく気まずい関係になってしまったようです。
美術の時間。
羽花はいつも通り1人で景色のデッサンをしていました。
すると遠くの方で、あゆみたちが羽花を探している声が聞こえてきます。
羽花が思い切り声を出して、自分が居る場所をみんなに知らせようとしました。
その時、界が「俺たちが居るから、もう1人で行動しなくていいって、そろそろ覚えろよ」とボソッというのが羽花の耳にはっきりと聞こえてきました。
羽花はどうしようもなく界たちのことが大好きなんだと実感し、このメンバーで過ごす時間が永遠に続けば良いと切に願うのでした。
中間テストが近づいて、勉強が間に合ってないと嘆くあゆみ。
何かあゆみの助けができないかと考えた羽花は、「一緒に勉強しない?」と誘います。
初めての羽花からの誘いに思わずニヤケが止まらないあゆみでしたが、すぐにファミレスに行き一緒に勉強することを提案しました。
放課後。
てっきりあゆみと2人でファミレスに行けると思っていた羽花は、界たちも一緒についてきたことを気まずく思います。
しかも界の顔をみると思い出すのは元カノの芹那のこと。
実際に2人が付き合っていたのかどうか本人に聞いてみたい気持ちもありますが、その答えが怖くて羽花ははっきりと聞くことができません。
その時、聞き覚えのある声がしました。
声の方へ視線を向けるとそこには芹那が友達とファミレスに入ってくるのが見えました。
芹那と界は一瞬目が合いましたが、やはりお互い気まずいのかすぐに目をそらします。
しかし芹那の友達が界の存在に気がつき、界たちが居る席のそばに座ろうとしてきました。
話題はもちろん芹那と界の過去の話について。
断固無視を貫く界でしたが、その状況に耐えられなくなった羽花が仲裁に入りました。
案の定、そんな羽花の態度が気に食わなかったのか、芹那の友達は羽花のことを馬鹿にし始めます。
突然、水がぶちまけられる音が店内に響き渡りました。
なんと芹那が羽花を馬鹿にした友達に向かって水をかけたのです。
惨めな格好になった芹那の友達は、芹那を置いて店を出て行きました。
もともとあの友達たちには良い印象を感じてなかったのか、芹那はなんともスッキリしたという感じで清々しい表情を浮かべています。
羽花に対しても「失礼なこと言ってごめんね」と謝りました。
そんなカッコ良い芹那を見て、自分は到底敵わないなと思う羽花だったのです。
次の日、学校ではファミレスで恥をかかされた仕返しに、芹那の友達が芹那に水を浴びせ返すという事態が発生していました。
謝罪するどころか強気に出る芹那に怒りを感じた芹那の友達は、芹那に平手を喰らわせようと手を振り上げます。
その時、芹那をかばうように羽花が芹那の前に立ちはだかり、芹那の代わりに平手打ちを受けたのです。
それに驚く芹那をよそに、芹那の友達に言い返す羽花。
そこへ通りかかった界がガツンと芹那の友達に一括入れたところで、この騒動はお開きとなりました。
女子に囲まれて責められていた芹那の元に界が寄り添い、「今度何かあったら俺を呼べ」と言ったのを羽花は聞き逃しませんでした。
そのセリフを言われた芹那の頬も少し赤く染まっています。
そんな2人のやり取りをみた羽花は自分が界たちのそばにいたいと思ったことを恥ずかしく感じました。
あのメンバーの一員にふさわしいのは自分ではなく、芹那なのではないかと思い始める羽花だったのです。