ユピーの最後は死亡？いいやつで前世は？念能力やオーラ量を調査！ハンターハンター後藤

HUNTER×HUNTER屈指の長編として知られるキメラ＝アント編。

メルエムを筆頭にさまざまな魅力的なキメラ＝アントが誕生しました。

中でも王直属護衛軍であるネフェルピトー、シャウアプフ、モントゥトゥユピーは戦闘力や個性もあり、特に印象に残っているのではないでしょうか。

本記事では、モントゥトゥユピー（ユピー）を少しばかり深堀して、どのようなキャラクターであるのか、そしてどれほどの強さなのかを紹介していこうと思います。

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見つけ次第、追記いたします。

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ユピーはどんなキャラ？能力やオーラ量を徹底解説！

ユピーは王直属護衛軍のひとり

ユピーは女王から生まれた王直属護衛軍のひとりです。

王直属護衛軍はネフェルピトー、シャウアプフ、モントゥトゥユピーの三匹で構成されています。

ユピーは三匹目に生まれた王直属護衛軍で、三匹の中では唯一人間ではなく魔獣との混生型です。

赤色の体色に大柄の体が特徴で、荒々しい性格に強靭な肉体を備えています。

ユピーは変化系能力者

ユピーは巨大な肉体と圧倒的な破壊力から強化系能力者のようにも見えますが、実は「変化系能力者」です。

これは2022年開催の「冨樫義博展」にて公開された作者のメモによって判明しました。

変化系というのは、念能力の系統のひとつで、「オーラの“性質”や“形状”を変化させる」系統であり、具現化系の「オーラで別の物質を作り出す」系統とは異なります。

ヒソカの「伸縮自在の愛（バンジーガム）」やキルアのように電気に変化させる能力がこの系統に属します。

ユピーのオーラ量はどれくらい？

ユピーのオーラ量はナックルの見立てによると、モラウの10倍の推定70万以上とされています。

度重なる討伐軍との戦闘でオーラをガンガン消費していったにもかかわらず、オーラ残量は40万7752以上あることが確認されています。

しかも、怒りのエネルギーを利用することで、オーラの量を増大させ、大爆発や変身を遂げることができるのがユピーの特徴です。

ユピーはなぜナックルを見逃したのか？本当はいい奴である可能性を考察

ユピーはナックルを殺すことができる機会がありましたが、見逃しています。

そのことからユピーは、本当はいい奴である可能性が示唆されています。

なぜナックルを見逃したのか

結論から申し上げると、ユピーがナックルを見逃した理由は戦いを通じて敵に敬意を表するようになったからだと考えられます。

ユピーにとって、シュート、ナックル、モラウ、そしてキルアまでもが取るに足らない敵でした。

しかし、彼らとの戦闘を通じて冷静な戦術とオーラのコントロール方法、オーラの奥深さを知り、戦闘の楽しさを覚え、格下ながらも自身を成長された敵に敬意を抱くようになったのです。

また、ナックルたちとの戦闘によって、怒りを別個に蓄積する術を覚えたことで、冷えた感情が逆に物事を単純に考えられなくさせていたことも重なり、ナックルたちを逃がす結果になったのではないでしょうか。

ユピーは心優しい一面がある

ユピーは瀕死のモラウを早く医者に連れていかないと交換条件の意味がなくなってしまうとナックルに提言しています。

ユピーにとってモラウは無関係の人間であり殺すべき対象であるはずが、モラウの命を心配しているようにも見える発言には、心優しい一面があるようにも思わされます。

ユピーは自分の使命を優先したためにナックルたちを殺さなかった？

ユピー並びに護衛軍の一番の使命は王の護衛です。

ナックルやモラウはいつでも殺すことができましたが、一秒でも早くメルエムのもとに向かう必要がありました。

それゆえ、不必要に体力と時間を消費する必要がないと判断した可能性も考えられます。

ユピーの最期と死因は？死亡したのは何話？

ユピーの死因はミニチュアローズの毒

ミニチュアローズ（貧者の薔薇）は、ネテロの体に埋め込まれた超小型の時限爆弾です。

自身に心臓が止まることで作動し、その爆発はメルエムの肢体すら吹き飛ばし黒焦げにする凄まじい威力を誇ります。

このミニチュアローズはさらに恐ろしいことに、毒を含んでおり、その毒に感染した者の近くに一定時間いることで感染する恐れがあります。

ユピーはメルエムから毒に感染してしまい死に至ります。

ユピーがミニチュアローズの毒に侵された理由

ユピーがミニチュアローズの毒に犯された理由は、毒に侵されて瀕死のメルエムを救うために、爆心地に向かいメルエムに接触したためです。

毒は即効性があるわけではないため、ユピーは自らの体細胞とオーラをメルエムに献上したのち、徐々に体に異変が表れ一定時間後に吐血して死亡しました。

ユピーの死亡は何話？

ユピーが死亡する回は、単行本は29巻、アニメは第133話「セイゾン×ノ×キゲン」です。

死の前兆には咳き込みや鼻血が描写されています。

ユピーの前世やモデルは？寄生獣の後藤に似ている理由

護衛軍に前世は存在する？

キメラ＝アントの中には人間だった頃の記憶があるものも存在しますが、護衛軍には一切その記憶がありません。

キメラ＝アントの女王は捕食した動物や人間の遺伝子を取り込み子孫の遺伝子に反映させるという摂食交配という方法を取っており、師団長・兵隊長には前世の記憶が残っている者も数多く存在します。

例えば、コルト、メレオロン、イカルゴなどがその例です。

ユピーのモデルとは？

護衛軍並びにユピーのモデルは、フランスの絵本「カロリーヌ」シリーズに登場するキャラクターだとされています。

その理由は、登場人物の中に「ひょうのピトー」「しろねこプフ」「こげちゃのユピー」という名前が一致するキャラクターが登場しているからです。

「ネフェル」「シャウア」「モントゥトゥ」というのはそれぞれエジプト神話の神のことを表し、【ネフェルテム＋ひょうのピトー＝ネフェルピトー】【シャウ＋しろねこプフ＝シャウアプフ】【モントゥ＋ユピー＝モントゥトゥユピー】になっていると考えられています。

エジプト神話が根拠になっている理由に関しては、冨樫先生が過去にエジプトに旅行されていることが影響されている可能性が高いです。

寄生獣の後藤に似ている？

ユピーは「寄生獣」という漫画に出てくる「後藤」というキャラクターに似ているという説があります。

冨樫先生は「寄生獣」を好まれているという話があり、「幽遊白書」にも「寄生獣」のとあるシーンと同じようなシチュエーションが描かれていることが根拠です。

ユピー誰かに似てると思ったら後藤だ。…以前何となく言ってた冨樫先生、寄生獣大好き説が結構ホントに濃厚になりつつあるな？ pic.twitter.com/CJ8VwpqIA9

— ふとてつ (@37ofoh) November 16, 2019

ユピーの強さをナックル戦やキルア戦から考察してみる

VSシュート

最初にユピーと相対したのはシュートです。

ナックルが神の共犯者を利用してハコワレを発動させたあと、利息を課していくためにシュートはユピーの時間稼ぎに徹します。

シュートはユピーにダメージを与えることは全くできませんでしたが、ホテル・ラフレシアを発動させることでユピーの心理的動揺を誘うことに成功しました。

VSナックル

ユピーの猛攻を受けて瀕死のシュートに代わり、ユピーを引き付けたのはナックルでした。

ナックルは冷静な思考と判断でユピーの隙を突いて、底知れないユピーのオーラ量に対して着実にオーラを貸し付けていきます。

対するユピーはナックルに殴られはするものの、ほぼノーダメージでした。

格下の相手にいいようにやられてしまうことに怒りを露わにし、オーラを爆発させる場面も見られました。

そんなナックルとの戦闘を通じて、ユピーは冷静な戦術とオーラをコントロールする術を知ります。

例えば、怒りを爆発させると見せかけて、ナックルにフェイントをかけるという頭脳戦を仕掛けるようになったのです。

VSキルア

ユピーにフェイントにより死を覚悟したナックルを救ったのはキルアでした。

神の共犯者を使用しての落雷（ナルカミ）でユピーの動きを一時的に封じます。

その後も神速（カンムル）によって電気を纏った攻撃でユピーを殴り続けて自由を奪います。

これまでに受けたダメージの中で一番大きいと思われますが、それでもかすり傷にもならず、キルアが電気切れで逃亡したあとには、何事もなかったようにキルアを追おうとしています。

ユピーに対し死を悟ったナックル、からの落雷（ナルカミ）でブチギレキルア登場の高揚感！#好きな助っ人登場シーン#HUNTERXHUNTER pic.twitter.com/K9RDSCNp2J

— かうまん (@kau_man9) July 17, 2023

VSモラウ

モラウはプフとの駆け引きのあと、ナックルとわずかな紫煙機兵隊（ディープパープル）との連携で、ユピーに発動しているハコワレを破産間近まで追いつめました。

モラウは宮殿突入時時点で、本調子の35%で、プフに煙管（きせる）を奪われた状態だったため、ユピー戦では恐らくモラウは本調子の35%を遥かに下回ると考えられます。

本調子の100%であれば、ナックルらとの連携でユピーを倒すこともできたかもしれません。

ユピーに勝てるのはゴンかネテロ

キルアは神速を使用している間、一方的にユピーを圧倒していましたが、ほとんどダメージを受けていないため、キルア一人では勝つことはできないと考えられます。

ユピーを倒せるとすれば、ユピーを二発で瞬殺した強制的に成長したゴン、またはメルエムに一定時間抗うことができたネテロが最有力候補です。