2002年に連載スタートし、アニメだけでなくドラマ化、舞台化、ミュージカル化と様々な形でメディア化された超人気少女漫画「桜蘭高校ホスト部」
この作品は、主人公である藤宮ハルヒが、訳あって男だらけのホスト部に入部させられてから物語がスタートします。
女性であることを隠すハルヒはどうなるのでしょうか？
主人公のキャラと物語の展開を紹介していきます！
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ハルヒはなぜホスト部に？性別を隠して過ごす背景をおさらい！
高額の壺を割りホスト部に借金800万！雑用係として入部することに！
勉強が出来るハルヒは、桜蘭高校の特待生として入学します。
この桜蘭高校は、上流階級のご子息・ご令嬢ばかりが集まる超がつくお金持ち学校です。
暇を持て余す生徒とは対照に、優秀な成績をキープしなければいけないハルヒ。
ある日勉強ができそうな静かな場所を求めて使われていないはずの第3音楽室の扉をあけます。
扉を開けるとそこは…
「暇をもて余す美少年が、同じく暇をもて余す女生徒をもてなし潤す」ホスト部だったのです。
そこでハルヒは飾られていた800万のルネの花瓶を不注意にも割ってしまい、「金がないなら体で払え」と弁償のため雑用係にさせられます。
ハルヒの素顔を見た皆の反応は？！そしてホストへ？！
ハルヒはもともと見た目に頓着がなく、登場時の姿はビン底メガネで指定の制服なんか買えるはずもなく私服。
中学時代はロングヘアだったものも、近所の男の子にガムを髪に付けられたため自分でカット、ボサボサのショートヘア。
さらにパンツスタイルのため見た目で冴えない男の子と勘違いされていました。
しかし、メガネを外すと整った顔をしており、それを見たホスト部はハルヒを全身コーディネート。
男子生徒の制服を着た中性的な美少年が誕生。
ノルマ100人の指名を集めることができたら800万の借金帳消しにすることを条件に、ホストとして入部することに。
女性だとバレてはホスト部を辞めなければならないため、借金返済のため正体を隠し奔走することになります！
ハルヒはなぜ父子家庭？父親はニューハーフ？母親は死亡？家族構成を紹介！
ハルヒのお母さんは女弁護士！父との出会いは？
ハルヒは現在父、藤岡涼二と二人暮し。母は3年前に他界しています。
ハルヒの母はどのような人物、また何故亡くなってしまったのでしょうか？
ハルヒの母、藤岡琴子は優秀な弁護士で、家族を養うため家事に仕事に奮闘していました。
そんな涼二との出会いは琴子が初めて任された傷害事件の捜査中でした。
涼二は貴重な事件の証人として会っていた二人。
裁判終了後も頻繁に会うようになりました。
そんな時、事件の犯人側の関係者が裁判で負けた逆恨みで琴子を突然襲います。
嫌な予感がしていた涼二が毎日夜道送り迎えをしてくれていたこともあって間一髪で涼二が琴子を助けます。
その後2人は結婚し、ハルヒを産み幸せな日々を送っていました。
しかし、ハルヒが幼い頃に病気になり、治らぬまま亡くなります。
その後は父と子2人、生活は裕福では無いものの、母が残したレシピや仕事を掛け持ちして働く父の努力もあり、穏やかに過ごしていました。
ニューハーフの父！ハルヒへの深い愛！
ハルヒの父、藤岡涼二は実はバイセクシャル。
以前は好きになるのは男性だけでした。
しかし、琴子と出会い、女性を初めて好きになり、女性は琴子しか愛さないと発言しています。
そんな父はニューハーフの仕事をしています。
娘のハルヒのことは溺愛しており、仕事で忙しい父を休ませるために授業参観を隠そうとするハルヒのためにサプライズで学校に迎えに行くこともありました。
初対面がハルヒを押し倒していた場面であった環のことは嫌っており
部員を預かる副部長として頻繁に連絡をとっている鏡夜や他のホスト部へは友好的。
ハルヒは誰と結婚！？鏡夜？光？環？気になる展開は？！
ハルヒと鏡夜
ホスト部の副部長兼店長として、営業や部員のマネジメントもこなす鏡夜。
冷静沈着で、頭脳明晰。
部や自分の利益の為には手段も選ばない徹底さもあります。
損得勘定で動くためメリットのない人間には冷たい対応をとることも。
そんな鏡夜ですが、ハルヒのことをどう思っているのでしょうか？
ハルヒと2人だけでショッピングセンターを訪れた時、アニメではハルヒが「先輩がわざとエゴイストとして振る舞うのは、実際エゴイストでは無い以上違和感を感じます」と鏡夜に言います。
「それなりに、面白い感想だ」と笑っていました。
ハニー先輩にハルヒのことを好きだったのではないか指摘されましたが、「俺はもっとかけがえのないものを得たから、それを壊すつもりなんてはなからありませんよ」と否定しています。
冷たく振舞っていますが、実は仲間思いであり、環のことは本人は言いませんが親友であり大切な人。
環にはハルヒが必要であることを分かっているため、2人を応援しています。
自分の気持ちはあえて気づかないようにしているのかもしれませんね。
ハルヒと光
ハルヒ、光、馨は同じクラス。ホスト部以外でもよく3人でいることが多く、自然と仲良くなっていきました。
また、ハルヒは双子を見分けることができ、個人として見てくれた初めての女性。
他人に心を開かない双子がハルヒをきっかけに他者との関わりに変化が出てくるようになり、同時にハルヒに対して恋愛感情を抱くように。
馨は自覚がありましたが、光はまだ恋心に無自覚。
環とハルヒが仲良さそうにしているのを見ると、何故だか不機嫌になる自分に困惑する光でした。
馨は「光がハルヒのことを好きだからだよ」とついに指摘します。
そのことをきっかけに、馨ハルヒのことは女性として好きだけど光のことがもっと大切であることに気づき、光の応援をすることに。
馨の言葉でハルヒのことが好きであること、環と恋敵になることに気づいた光。
ハルヒと同じくらい環を大切に思っている分、環に遠慮しそうになりましたが、スキー合宿で同室になり、そこでついにハルヒに告白。
光は大事な友達だから付き合えないと振られます。
ハルヒは環を意識していることは分かっていました。
ハルヒに告白して振られたことを環に伝えた光は、環にちゃんとハルヒと向き合うよう背中を押すのでした。
ハルヒと環
環は自分を父、ハルヒが娘、鏡夜が母など、家族設定で話すことがあります。
幼少期家族と離れ離れで過ごしたことで、「家庭に対して並外れた憧れ」を抱いているためでもありました。
そのせいかハルヒへの恋心を娘への親の愛情からくるものだと勘違いしていたり、光と馨がハルヒへわざとアプローチを仕掛けても大事な娘がとられると発言しています。
光がハルヒへ告白したことを受けてもなお頑なに家族設定から離れない環。
そんな彼の姿に部の皆は「無自覚のトラウマ」があるかもしれないと気づきだします。
そのトラウマとは、「自分が何かを選ぶことで大切な物が壊れるかもしれない」こと。
家族の事情や環の幼少期の経験が原因でした。
そんな中ある事件が起こります…。
ハルヒが留学！環とどうなる？最後をネタばれ！
解散？！ホスト部はどうなるの？
環は須王財閥総帥であり、桜蘭高校の理事長でもある須王譲の息子。
しかし母は正妻ではなくフランス人の妾、環が生まれたあと離婚しております。
しばらくはフランスで環は母のもとで過ごしていましたが、環1人、病弱な母をフランスに残し須王の家で暮らすため日本に。
環の祖母は環の母のことを嫌っており、実の母に会う事は禁止されていました。
須王家の跡取りとして、父の元で事業を学びたいと決意します。
しかし祖母から条件として言い渡されたのはホスト部を辞めること、そして特にハルヒとの関わりを絶つこと。
迷惑をかけたくない環は条件であることは言わずに退部することを告げます。
それまで環に対して親馬鹿であった父譲も、ホスト部の無期限停止を言い渡したりと態度を一変。
ホスト部の皆やハルヒは突然の環の変化に困惑します。
実は水面下では様々な思惑が動いていました。
環の父譲は環の祖母と仲が悪く、会長から失脚させようと裏で動きます。
そしてそれが成功し祖母は会長を辞任。
冷えきった祖母との関係を変えようと努力していた環は今回の父の行動に憤り、怒りをぶつけますが父の方針は変わりません。
そこでことの真相を知ったホスト部が環の父がいる本社へ。
あなたは母親への復習のために環を利用し、家族への憧れを抱いていた彼を馬鹿にするなと訴えます。
大事なことを見失っていたと気づいた環の父。ハルヒの言葉で祖母と父は和解します。
ホスト部も活動再開となり。
ハルヒが環へ告白し付き合うことに。
ボストンに留学？ついにハルヒの性別を打ち明ける時が…！？
ハルヒと環が付き合い出して初めてのデートで、ハルヒの母の墓参りに訪れます。
そこでハルヒがボストンへ留学することを環へ伝えます。
環も内緒で留学することを決め、ホスト部で盛大に送別会をすることに。
その送別会でハルヒは嘘をついたまま桜蘭を離れたくないと、お客様である女子生徒達に本当のことを打ち明けることにします。
そして当日、ドレス姿で皆の前に姿を現すハルヒ。
それを見た女子生徒達は「ハルヒが実はそういう格好が似合うことを知っていた」
「環との関係も気づいていた」と逆にサプライズを受けます。
暖かい応援を受け、2人はボストンへ旅立ちます。
(実は女子生徒達はハルヒを限りなく女子っぽい男子で、環と禁断の恋をしていると勘違いしており、空港でハルヒの父が「うちの娘に手だしたらただじゃおかないわよーー！」と環へ発言来た時にようやく女子生徒達がハルヒが女の子だったことが判明します)
ボストンでハルヒの留学生活開始！ホスト部のメンバーは？
ボストンにて環との同棲生活と留学生生活が始まったハルヒ。
ホスト部とは別れ寂しさを感じていたのもつかの間…
なんとホスト部全員が留学することに！
こっそり送別会の前日から大急ぎで手続きし、結局ハルヒ達と同じアパートに住むことになりました。
留学しても騒がしくなりそうな日々にハルヒは悲鳴をあげ物語は終わります。
ボストンでもホスト部をしている皆の様子は特別編で描かれています。