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『ヒノワが征く！』2巻を無料で読む方法は？
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引用：Youtube.com
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『ヒノワが征く！』2巻ネタバレ紹介！
第6話『涙（前編）』
ヒノワとヨミヒメは、一騎打ちをすることになりました。
お互いに名前を名乗りながら刃を交えます。
一方ヒサメは、マルゲ武将を狙う敵兵と対峙していました。
足軽大将のカヘイは、マルゲ武将が漏らしたことに気が付きます。
ヒサメは敵兵を速攻で切り伏せます。
その光景に、マルゲ武将とカヘイは驚きの表情を浮かべます。（マルゲ武将はなぜ頬を染めているのでしょうか？）
敵兵を倒したことにより、ヒサメはマルゲ武将に気に入られます。
なお、空気は読めない模様。
ところ変わり、ヒノワはヨミヒメと切り結んでいました。
ですがやはりヨミヒメの方が地力は上のようです。
じわじわと追い詰められていきます。
そこにクメハチが弓で援護に入ります。
お調子者ですが、決めるときはしっかり決める男です。
ですが実力差はまだ埋まりません。
そこに、ヨミヒメにわき腹を斬られ、倒れていたトバリが刀を投げて援護します。
さらにスズマルが合流し、これで4対1。
「勝てる！いや勝つ！」と意気込み、ヒノワはヨミヒメに切りかかります。
ですが、いきなりヨミヒメが叫び、一太刀でヒノワとスズマルを吹き飛ばします。
「気迫だけでは超えられぬ壁があると知れ」と、膝立ちで刀を手放してしまったヒノワを相手に、ヨミヒメが気迫たっぷりの表情で言葉をぶつけます。
「白刃どりしかない！」と、覚悟を決めるヒノワ。絶体絶命です。
そこに颯爽とアカメが助けに入ります。
流石前作主人公。いい所に現れます。
第7話『涙（後編）』
ヒノワを助けに来たアカメは、そのままヨミヒメとの一騎打ちに応じます。
目の前で圧倒的な戦闘を見せつけられ、ヒノワは悔しそうな表情を見せます。
膠着状態を抜け出すため、ヨミヒメは大技「隼振り」を繰り出します。
ですがアカメの強さは別格でした。
ヨミヒメの大技をかいくぐり、ヨミヒメの右腕に傷をつけることに成功します。
自分の大技を防がれた上に反撃をくらい、ヨミヒメは一瞬呆然としますが、すぐに形勢を不利と悟り、逃走します。
アカメに追いかけたほうがいいのでは？と、スズマルが提案しますが、アカメはそれを「難しいな」と否定します。
問題なく撃退したと思われたアカメでしたが、実は結構ギリギリだったそうです。
呪いにより、身体がいつもよりも重く感じるようです。
そんな状態にもかかわらず、一国の武将を撃退するアカメさんマジぱないです。痺れますね。
自分の実力不足、母の仇をとれなかった悔しさで、ヒノワは涙を流します。
トバリもヒノワの涙を見て泣き出します。
そんなふたりを「この戦を生き延びて鍛錬すればいい。泣くのも家に帰ってからだ」と、アカメが咤激励します。
ヒノワはアカメの言葉を受け、ヨミヒメへのリベンジを誓います。
一方その頃。ヨミヒメも涙を流していました。
大技「隼振り」をアカメに返されたこと、策を看破されたことがとても悔しかったようです。
ヒノワとアカメを必ず黄泉路に送ると、ヨミヒメは強く決意します。
絶対黄泉路送るお姉さんの爆誕です。
マルゲ武将の元に、伝令が届きます。
どうやら敵兵が逃げ始めたようです。
ホッと一息つくマルゲ武将ですが、そんな彼に「マルゲ様。安堵する前にやることが」と、カヘイが助言します。
部下として非常に優秀です。
カヘイのアドバイスを受け、マルゲ武将は勝鬨の声をあげます。
こうして、蒼海国の勝利で、今回の戦は幕を閉じました。
戦が終わり、恩賞授与の機会が兵に与えられました。
そこで、今回の功績によりヒノワとヒサメが足軽小頭に昇進します。
足軽小頭は、足軽一隊を任される役職です。よって、ヒノワ隊とヒサメ隊が編成されることになりました。
トバリ、スズマル、クメハチも多くの敵兵を倒した功績で報酬を増額されました。塾生無双が止まりません。
八重波村の若者の活躍に、他の足軽たちがざわつきます。
これにはヒノワたちの先生である仙人もにっこりです。
恩賞授与が終わって、しばらく経ち、ヒノワは川で顔を洗っていました。
そこに4人の男たちが声を掛けます。そのうちの一人は、ヒノワの母の形見の耳飾りを届けてくれたフミオです。
どうやらヒノワに命を助けられたようで、次の戦、ヒノワの隊で戦いたいと思い、声をかけたみたいです。
ヒノワは笑顔で快く了承します。
ヒノワの天真爛漫ぶりに鼻の下を伸ばす男性陣。
気持ちは痛いほどわかります。
一方、誰からも声をかけられなかったヒサメは静かに傷ついておりました。ガンバ！です。
第8話『冥宝』
戦が終わり、塾生たちは八重波村へと帰ってきました。
ヒノワとアカメが買い物をしていたところ、またもや組合員がヒノワにちょっかいをかけてきます。（アカメは子供から貝を買っています）
組合員の皮肉に対し、ヒノワはお礼を言いながら頭を下げます。天使かな？
組合員たちもヒノワのまぶしさを直視できず、思わず目をつむります。
「なんでちょっと寂しさを感じてんだろ俺達」
「馬鹿！それを言うな！」と、組合員は言い合います。素直になりなさいよ！おっさんのツンデレとか需要ないから！と心の中で全力で突っ込みを入れました。
ところ変わって、スズマル宅。
スズマルは兄と談笑していました。
お前が欲しいのは愛なのか？と質問され、スズマルはしどろもどろになってしまいます。この子は本当に男の子なのでしょうか？可愛すぎます。
その後、塾に全員が集合して、仙人に報告をしていました。
今回の戦でヒノワたちは、これから戦っていくためには、より強い武器が必要だと痛感したそうです。
そこで仙人の提案で、「冥宝」という、異形の素材を利用した武器を作ろうということになります。
八重波村には、月が満ちた夜に「海坊主」と呼ばれる、強力な異形が出るみたいで。素材を得るため、塾生たちは海坊主討伐を決意します。
冥宝を作成するには、異形の素材だけでなく、お金も必要になります。ですが、戦の恩賞でお金は問題なく、あとは素材を手に入れるだけ、と思われたのですが、
「恩賞を女の子がいる店でわりと使っちゃって」と、クメハチは暴露します。気持ちはわかります。
何やってんだと、クメハチはみんなから突っ込まれてしまいます。
ですが仙人の提案で、みんなにお金を出してもらう代わりにクメハチが海坊主を呼び出すための、おとりに任命されました。
夜の海にて。
クメハチはしっかりと、おとりの役割を果たし、海から海坊主を誘い出すことに成功します。
塾生たちの連携により、見事ヒノワが海坊主の脳天を一刺しにします。
素材を鍛冶屋に持ち込み、ヒノワたちは無事冥宝を手に入れることができました。
ヒノワはこの冥宝とともに、もっと上を目指すことを、天国の母に誓います。
第9話『新たなる戦』
天狼国にて。
天狼国武将キョウコツは、蒼海国に攻めたくてウズウズしていました。殿に気に入られたくてしょうがないようです。
ですが部下は止めに入ります。もっと確実な手を思いついてからの方がいいのではないかと。
そんな部下をキョウコツはあっさり殺してしまいます。ブラック極まりない職場です。
翌日。キョウコツはヨミヒメの所にやってきました。昨日殺した部下の体で作った小タンスを持って。怖すぎです。
キョウコツは手柄をたてるため、どうしても蒼海国に攻め入りたいようです。ヨミヒメは、キョウコツの熱意、策、お菓子を買い、ともに攻め入ることを了承します。
一方蒼海国。
ヒノワとアカメが次の戦のために訓練をしていました。
そこにヒサメが野菜のおそそわけに来てくれました。できた男です。
そのまま三人でご飯を食べることになりました。
そこで、ヒサメが功を立てたい理由を話してくれました。
「惚れた女性と絶対に結婚したい。そのためには地位が必要だ」と、ヒサメは語ります。無口ですが、本当は誰よりも熱い男だったんですね。
そこにトバリが乱入してきて、募兵の高札がたったことを教えてくれます。
新たな戦の幕開けです。
マルゲ武将の元に、再びヒノワたちは集まりました。そこで、ヒノワ隊の面々とも再開します。
「今日は朗報がある」
軍師シオンがみんなの前でそう言います。
どうやら戦前の兵を鼓舞するために、蒼海国の姫、リンズ姫がやってきたようです。
なんとヒサメが結婚したいと言っていたのは、リンズ姫のことだったのです。
一介の農民ではどうあがいても、姫と結婚なんて不可能です。
だからヒサメは地位が欲しかったんですね。本当に熱い男です。
各々それぞれの思いを胸に秘め、戦に身を投じます。
第10話『不知火砦の戦い』
不知火砦でヒノワたちは敵襲に備えていました。
手柄を立てたくて仕方がないヒサメでしたが、前回の活躍を買われ、マルゲ武将の近くに配置されてしまい、これでは先陣がきれないと、困ってしまいます。
そこでスズマルが、「僕がなんとかしてみるよ」と宣言。何か策があるようです。
マルゲ武将に山の偵察をしたいと、ヒノワが進言します。最初は渋られますが、側近の足軽大将のカヘイの機転で、ヒサメ以外ならという制限付きですが、許可を得ることに成功します。
カヘイに感謝するヒノワですが、もちろんカヘイも善意からの行動ではありません。これから出世しそうなヒノワたちに恩を売っておこうという考えからの行動でした。
「誰彼構わず威張り散らしている奴は、私から言わせれば二流よ！」と、カヘイは胸中で独白します。これには、ほんまそれなと思いました。
アカメは山で天狼国の忍者を倒して、捕虜にしていました。ヒノワを近くで助けるだけでなく、こういう仕事もしていたんですね。流石です。
不知火砦にて。
キョウコツは不知火砦の前で自分との一騎打ちを提案します。
そこに蒼海国の武将、ブアクが現れます。武将だけあり、かなり強そうです。
ですがキョウコツの強さは圧倒的で、ブアク武将は瞬殺されてしまいます。キョウコツは残忍なだけでなく、しっかり実力もあるようです。
キョウコツは、ブアク武将の死体を足蹴にしながら、蒼海国を挑発します。ですが冷静に考えて、蒼海国には一騎打ちをするメリットがありません。マルゲ武将もまともに取り合うつもりはありません。
ですが手柄を立てたいヒノワたちには、この一騎打ちは千載一遇のチャンス。どうにかものにしたいところです。
渋るマルゲ武将に、スズマルがこう提案します。
「足軽の僕だったら出撃していいですか？」と。
失敗しても足軽が一人死ぬだけ。うまくいけば大戦果、と説得され、マルゲ武将は許可を出します。
こうしてスズマルはキョウコツとの一騎打ちに向かうことになりました。
第11話『想い』
スズマルはキョウコツと互角に渡り合っていました。作った冥宝が早速大活躍しています。
キョウコツは形勢を傾けようと、冥宝の能力を発動します。
どうやらキョウコツの冥宝は、槍を伸ばしたり、蛇のように操ることができるみたいです。
負傷したふりをして油断を誘うスズマルですが、キョウコツにあっさり看破されてしまいます。ですが、勝つためにあがく姿勢を気に入られ、天狼国に勧誘されます。スズマルはこれを秒で断ります。
軍師シオンが引き上げの太鼓を鳴らすよう部下に指示し、今回の一騎打ちはひとまず幕引きとなります。
砦に戻ってきたスズマルを、他の足軽たちが褒めちぎります。
それもそのはず。ヒノワたち以外からみたスズマルは一足軽にすぎません。しかも子供です。そんな彼が敵国の武将相手に大健闘したのですから、度肝を抜かれたことでしょう。
そこに軍師シオンもやってきて、名前を教えてくれと、スズマルに言います。
スズマルは自分とヒサメ隊のアピール、マルゲ武将へのゴマすりという大役を見事果たしたのでした。
ところ変わって、天狼国陣地。
キョウコツは槍の鍛錬、ヨミヒメはお菓子を食べながら、今後について話し合っていました。
どうやらキョウコツには何か策があるようです。
不知火砦にて。
ヒノワは、敵の忍者を始末してきたアカメを出迎えます。そんなヒノワは初めての部下を率いての戦に不安を覚えているようです。
そんなヒノワにアカメは、「危なければ私が隣で守る」と、ヒノワを励まします。
ふたりの絆はどんどん深まります。
翌日。天狼国が再び攻めてきました。
不知火砦は堅牢で守りやすいですが、兵の練度、数は天狼国が圧倒的です。
蒼海国は何が何でも砦への侵入を防がなければいけません。
天狼国側では、ヨミヒメとキョウコツが砦への侵入方法について話し合っています。
すでに策は三段構えで実行されているようです。
キョウコツの作戦をいかに看破し、防ぐか。蒼海国の勝敗はここにかかってくると思います。