骨が腐るまで最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画】信太郎や椿・遥・明のその後の最後はどうなる?

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人気マンガ『骨が腐るまで』。

 

この記事では、そんな『骨が腐るまで』の最終回・結末はどうなったのか?について分かりやすく簡潔にまとめていきます!

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『骨が腐るまで』あらすじ紹介!

『骨が腐るまで』は、内海 八重先生により制作された連載漫画になります。

 

単行本は全7巻であり、可愛らしい絵柄とは裏腹に、1話から衝撃の展開を迎えます。

 

高校生の仲良し5人組が、夏祭りの際に集まった場所には、一人の人間の白骨化した死体が埋められていました。

 

なんと、その死体は、5人が殺害した人間だったのです。

 

手に汗を握る青春サスペンスを覗いてみませんか?

あらすじ

高校1年生の信太郎は、椿、竜、明、遥と幼馴染であり、毎年夏休みには必ず5人で集まっていました。

 

というのも、彼らは仲が良いだけでなく、とある秘密を共有していたのです。

 

それは、小学5年生の時にある人物を5人で殺害し、裏山に埋めたことがきっかけでした。

 

彼らは、お互いに裏切り合わないように、血判状を書き、毎年5人で円状になって手を握り宣誓し合うことを約束したのです。

 

ある日、信太郎が同級生の住所を確認しようと卒業アルバムを開くと、何者かによって「神崎 明に気を付けろ」という文言が書かれていることに気が付きます。

 

そして、夏休みのある日、信太郎たちは明から裏山まで来るように頼まれます。

 

理由は、死体を埋めていた裏山がゴルフ場になるため、死体を移動させたいという理由からでした。

 

5人が死体を掘り起こそうとすると、中に死体がなく、携帯電話が埋まっていました。

 

罪がバレる恐怖に絶句する5人に対し、埋まっていた携帯電話の着信音が鳴り響きます。

 

電話に出た信太郎へ、謎の男は気さくに話しかけてきました。

 

「やあ、殺人者諸君。はじめまして、こんばんは。君たちの大切な秘密は、ボクが預からせてもらったよ。」

 

死体を返してもらうため、取引に応じる5人ですが、そこには、ついこの間殺されたばかりであろう一人の男性の死体が転がっていたのです。

 

信じていたはずの仲間ですら信用できない緊張感と本来ならば抱えなくてよかったはずの罪と嘘―――かけがえのない日常を取り戻すために奔走する青春サスペンスストーリーとなっています。

 

『骨が腐るまで』主な登場人物紹介!

『骨が腐るまで』の登場人物を解説します。

中村 信太郎(なかむら しんたろう)

椿に片思いをしていましたが、5年前の事件をきっかけに自ら気持ちを抱え込んでしまいます。

 

普段は冴えないスケベチビですが、母親を早くから病気で亡くし、実の父親からは虐待も受けていたという悲しい過去もあります。

 

かなりのサイコパス気質であり、自分にとって大事な人を過剰に守ろうとする傾向があります。

 

もしも、大切な人を傷つけられたら、相手を殺すことも厭わない考えの持ち主です。

 

また、様々な事件に関わっていく中で、遥から「抱いてくれなければ、自首をする」と脅され、竜の気持ちを知っているにも拘わらず体の関係を持ってしまいます。

 

誕生日は9月27日のてんびん座で、趣味は変わった柄のTシャツを集めることです。

豊島 椿(とよしま つばき)

明の恋人になります。

 

同中の山本曰く、振られた男の数は3ケタを超えるという才色兼備の美少女だそうです。

 

信太郎のことをシンちゃんと呼び、まるでお姉さんの様に振舞います。

 

朝に起こしに来たり、着替えを手伝おうとしたりする様子は少し異常です。

 

また、彼女自身もサイコパス気質であり、5年前の事件の実行犯は彼女でした。

 

誕生日は2月4日のみずがめ座で、趣味は敵討ちものの小説を読むことです。

 

神崎 明(かんざき あきら)

信太郎達が通う高校の生徒会長。

 

同中の山本曰く、全国模試は常にトップ10入りのイケメン秀才だそうです。

 

父親は市議会議員かつ町内会長であり、遺体を埋めていた裏山がゴルフ場になる情報を得て、遺体を移すことを提案します。

 

5年前の事件の提案をしたのは、明でした。

 

また、過剰に信太郎を崇拝しており、椿に対しては当たりが強い一面もあります。

 

誕生日は8月31日のおとめ座で、趣味はタロットカード占いです。

二枚堂 竜(にまいどう りゅう)

同中の山本曰く、30人の暴走族を一人で蹴散らした八ツ森中の凶犬だそうです。

 

しかし、意外と小心者であり、情に厚い男でもあります。

 

信太郎とはなんでも包み隠さず話し合うことを誓い合いますが、その結果、自分が思いを寄せていた遥と信太郎が性的な関係を持ったことを聞かされてショックを受けます。

 

本作では一番マトモなキャラクターかもしれません。

 

誕生日は3月14日のうお座で、趣味は料理とバイクに乗ることです。

永瀬 遥(ながせ はるか)

同中の山本曰く、キュートな見た目と高度なテクニックで数多の男をシビれさせた最強小悪魔だそうです。

 

ですが、見た目とは裏腹に、恥ずかしがり屋で純情な一面もあります。

 

しかし、様々な事件に関わるにつれて、自分の貞操を想い人である信太郎に奪ってほしいという願望が出現し、信太郎を脅すような形で提案します。

 

小学生の頃はおてんばで、ボーイッシュな見た目でした。

 

誕生日は11月11日のさそり座で、趣味は子犬の動画を見ながらゴロゴロすることです。

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『骨が腐るまで』最終回までのおさらい!白骨化した死体の正体とは?

『骨が腐るまで』の最終章までのおさらいです。

信太郎の日常

開始1ページ目は、かなり不穏な状況でした。

 

うつろな目をした男性のこめかみに、顔の1/3はありそうな大きな蛾が止まり、子ども達5人が手を繋いで円を描いています。

 

「宣誓。我々5人はいかなる時も友情を裏切ることなく―――大罪の秘密を守り抜くことを誓います。」

 

一体何が起こったんだろうとページを捲ると、高校生になった信太郎が寝ぼけて椿の左胸を揉んでいるシーンへ飛んでいます。

 

急展開に加え、全く動じない椿に対し、驚きを隠せない読者も多かったのではないでしょうか?

 

こういったシーンでは信太郎のような冴えない男性キャラは、ドキドキしたりびっくりしたりする印象ですが、一切動じない信太郎の様子から椿が毎日のように信太郎を起こしに来ているのが伺えます。

 

また、開始10ページ目にして信太郎の口から驚きの情報が手に入るのですが、椿には彼氏が存在します。

 

しかし、過剰に信太郎の世話を焼こうとしてみたり、一緒に登下校をしないかと誘ってくるのです。

 

そして、意味深に「今夜の集まりも忘れちゃダメよ」と釘を刺して出ていきます。

 

学校に向かった信太郎は屋上に向かい、サボっている竜と会います。

 

この日は全体朝礼があり、校長先生の話が終わると生徒会長である明が朝礼の挨拶を始めます。

 

その堂々たる姿を見て、信太郎も竜も卑屈になります。

 

信太郎が屋上から降りてくると、廊下で椿と明が楽しそうに会話していました。

 

信太郎と目が合った明は、にこやかに信太郎の方へ駆け寄っていきます。

 

信太郎は居心地の悪さを隠せませんが、明は一切お構いなしです。

 

信太郎が劣等感を感じている中、明は信太郎に「信太郎は俺のヒーローさ」と伝えます。

 

しかし、椿のことが好きな信太郎は、椿に選らばれた明からの言葉を上手く受け入れられません。

 

場面は放課後に変わり、信太郎は下駄箱で椿の靴にいたずらしようとしている明の取り巻きたちを見かけます。

 

信太郎が取り巻きたちに注意すると、逆ギレされ殴られてしまいます。

 

その様子を遠くから見ていた遥は、椿に経緯を伝えます。

 

場面は裏山に変わり、5人は小さな欠片と懐中電灯を持って洞穴へと向かいます。

 

そして、シャベルを持ち、何やら土を掘り返し始めます。

 

そこには白骨化した人の死体が埋まっていたのです。

 

ここまでが第1話になります。

 

壊れる日常

5人が持ち帰っていた小さな欠片は、死体の右手に当たる骨の一部でした。

 

この手の骨に関してや白骨化した死体に関しては、解剖学の知識がある人は違和感を覚えるかも知れませんが、本編には一切関係がないので興味のある方だけ調べてみていただければと思います。

 

さて、5人は白骨化した死体の前で椿以外の4人は特に取り乱す様子もなくふざけ始め、椿がそんな4人を制します。

 

そして、死体と血判状を中心に5人は手をつなぎ、1ページ目と同様の宣誓が始まります。

 

宣誓し、慣れた手つきで死体を隠した5人は何事もなかったかのように夏祭りを楽しみ始めます。

 

その最中、5人は中学の同級生だった山本と出会います。

 

山本は、裏山に入っていく5人の姿を見ていたのです。

 

信太郎は、その場で思いついた下ネタでその場をごまかしますが、遥を家に送り届けた後、ポケットからナイフを取り出し、裏山へと戻ります。

 

そして、洞穴の前に足跡が残っているのを見つけます。

 

中に山本が居ると思った信太郎は、持ってきたナイフで山本を殺す決意を固めます。

 

しかし、洞穴の中にいる人の方が、いち早く信太郎の殺気を感じ、信太郎を蹴り倒してしまいます。

 

実は中に入っていたのは竜だったのです。

 

信太郎は竜から本気で山本を殺すつもりだったのか問いただされますが、何も言わず笑うだけです。

 

この時点で、信太郎の偏った思考が伺えます。

 

竜はなぜ洞穴に戻っていたのかというと、毎年眠れなくなり、死体が動いていないか確かめに来ていたのでした。

 

竜と別れた信太郎は、念のために山本の住所を確認しようと卒業アルバムを開きます。

 

そこには、何者かによって「神崎 明に気を付けろ」という文言が書かれていたのです。

 

場面は移り変わり、信太郎たちは終業式を終え、夏休みを迎えます。

 

そして、終業式の後、信太郎たちは明から裏山に集まるよう連絡をもらいます。

 

理由は、死体を埋めていた裏山がゴルフ場になるため、死体を移動させたいという理由からでした。

 

死体を掘り起こそうと5人はシャベルで土を掘り返しますが、一向に死体は出てきません。

 

5人は死体がないことに対して、パニックとなってしまいます。

 

その時、その場に着信音が鳴り響き、椿が土の中に携帯電話が埋まっていることに気が付きます。

 

信太郎が着信に出ると、電話越しの男はフレンドリーに話しかけてきました。

 

男は信太郎たちのフルネームを知っていたのです。

 

信太郎が要件を催促すると、男は癇癪を起します。

 

椿、竜、明、遥が萎縮してしまう中、信太郎は再度要件を催促します。

 

男は次の日に5人でとあるアパートへと来るように告げると、そのまま電話を切ってしまいます。

 

信太郎はいつものように遥を家まで送り届けると、遥から家に泊めて欲しいと頼まれます。

 

その晩、信太郎は実の父親から虐待を受けていた頃の夢を見ます。

 

電話の男の口調が父親と似ていたからでした。

 

そして、目を覚ますと隣に遥が寝ていることに気が付きます。

 

結局、信太郎は遥を家に泊めていたのです。

 

集合場所に指定されていたボロアパートへ信太郎と遥が揃ってきたことに竜は違和感を覚えますが、あえて追求せず、指定された部屋へと5人で移動します。

 

5人が部屋の中に入るとバスタブの中に男性の死体が浮かんでいました。

 

5人は驚きを隠せない状態でいると、男から電話がかかってきます。

 

男の依頼は、男性の死体をバラバラにすることでした。

 

部屋の中には死体解体手順書やナタ、ノコギリなども準備されています。

 

信太郎は盗聴器や監視カメラがないことを確認し、死体の特徴を把握すると、率先して解体を始めます。

 

5人は死体を解体した後、しばらく放心します。

 

そこに男から着信があり、今度はバラバラにした死体を5つの指定した場所に埋めて来いと指示が下ります。

 

信太郎は埋めに行く途中、おまわりさんと遭遇し、呼び止められます。

 

理由は自転車のライトが点灯していないからでした。

 

後ろめたさから信太郎は慌ててその場を離れます。

 

信太郎が死体の一部を埋め終えると、そこに椿がやって来ます。

 

集合場所に行こうとする信太郎を椿は引き止め、泣き出してしまいます。

 

そんな椿を見て、信太郎は思わず椿を抱きしめます。

 

椿は信太郎に「秘密にしていたことがあるの」と告げますが、そこに残りの3人がやって来てしまい、結局何も聞けずにその場は解散してしまいます。

 

次の日、不安感から5人は信太郎の家に集まります。

 

信太郎以外の4人は電話の男を探そうと考えていますが、信太郎は卒業アルバムのことが気になって明を疑い始めていました。

 

5年前の事件

携帯電話に着信がないため、5人は夏休みを満喫するべく海へと遊びに来ていました。

 

そのまま旅館で泊まる5人は、各自好きなように過ごします。

 

風呂にのぼせた信太郎は夜の海に涼みに出ていました。

 

そこへ椿がやってきます。

 

そして、信太郎の回想シーンへと移ります。

 

5年前、信太郎は日常的に父親から虐待を受けていました。

 

それを見かねた他の4人が信太郎の父親を殺す計画を立てます。

 

そこでトドメを刺したのが椿でした。

 

しかし、信太郎は思わず死んだ父親の元へ駆け寄ってしまいます。

 

回想シーンが終わり、信太郎は椿に告白しますが、椿は死んだような目で「私もよ」とだけ答えます。

 

そして、明から電話がかかってきた椿はその場を離れてしまいます。

 

椿は明の元へ向かうと、明から頬を打たれます。

 

それから、「これ以上信太郎に近づいたら殺すよ?」と釘を刺され、二人の情事が始まります。

 

その様子を何者かが覗いているシーンで第1巻は終わります。

 

海から帰ってきた信太郎の家には相変わらず遥や竜が入り浸っていました。

 

遥がアイスを買いに出かけると、信太郎と椿の様子がおかしいことに気付いた竜が信太郎に対し、何があったのか問いただします。

 

信太郎は椿に告白したことを竜に告げ、竜にも遥に告白しないか質問します。

 

竜は、遥が信太郎に思いを寄せていることに気付いているため、自分は思いを告げないことを伝えます。

 

遥が戻ってくると、竜と信太郎に対し、椿と明が付き合ってない旨を説明し始めます。

事件発覚

場面は変わり、散歩中の犬が、5人がバラした死体の一部を発見してしまいます。

 

そして、全国的なニュースになってしまいます。

 

椿、竜、明、遥は戸惑いますが、信太郎は自分たちが捕まることはないとメンバーに伝えます。

 

理由は死体と自分たちが無関係だから、という理由でした。

 

並行して、警部である藤井は、バラされた死体にためらい傷があることに気付き、死体を解体した人間が誰かに指示されてやったド素人であることに勘付きます。

 

信太郎は、他の4人に対し、電話の男を見つけ出して殺害する提案をします。

 

人を殺すことになんのためらいもない信太郎に竜と遥は恐怖を覚えます。

 

しかし、椿もまた信太郎の案に賛成します。

 

残りの3人も信太郎や椿の案に流されていきます。

 

5人は再び電話の男から呼び出され、頭蓋骨を返してもらいます。

 

そして、男は次の依頼が終われば、骨と血判状を返すことを約束してくれます。

 

ですが、信太郎は骨と血判状が帰って来ても、電話の男が警察に捕まり、自分たちの存在を告げられると捕まってしまうのではないかと危惧します。

 

電話の男は依頼の前に、全員が裸になるように指示します。

 

途中で脱げなくなってしまった遥を脱がすように指示を受けた信太郎は、しぶしぶ遥の下着を脱がせます。

 

また、次の依頼は3日後に伝えると告げると、そのまま電話を切ってしまいます。

 

連絡がないまま3日経ち、信太郎の元に遥が訪れます。

 

そして、海へ旅行に行った時に林の中で見た椿と明のやり取りを伝えます。

 

その後、遥は信太郎に告白します。

 

信太郎は答える代わりに遥を抱き締めます。

 

遥は照れくさそうに、次の依頼が終わったら二人でデートをしないかと提案します。

 

しかし、ページの下部に「それが果たされることはなかった」と綴られます。

 

新たな依頼

新しい依頼は二手に分かれて行動するように指示がありました。

 

信太郎と椿はボロアパートへ、残りの3人は城山にあるハイキングコースの中腹にある物置小屋へ行くように伝えられます。

 

アパートの部屋にあるバスタブの中には、首のない若い男の死体が入っていました。

 

信太郎と椿は慣れた様子で体をバラしていきますが、解体作業を終えた椿は嘔吐してしまいます。

 

そして、作業を終えた信太郎の元に竜から電話がかかります。

 

取り乱した様子の竜に信太郎が問い詰めると、明の首だけが置かれていたことを告げられます。

 

信太郎は、自分と椿がバラした相手が明だと分かると、その場で泣き崩れてしまいます。

 

その様子を見た電話の男は連絡を取っていた携帯電話を破壊してしまいます。

 

竜と遥は、ひとまず信太郎と椿が居るアパートへと向かいます。

 

ですが、遥も椿も信太郎でさえ精神が崩壊してしまっており、竜は自分がなんとかしなければと自分自身を奮い立たせます。

 

取り乱す信太郎に、竜は「今のお前、父親にそっくりだぞ」と告げます。

 

その言葉を聞いて我に返った信太郎は、4人で裏山の洞穴に行くことを提案します。

平穏を取り戻すために

竜は明の死体を倉庫へ隠すと洞穴へと向かいます。

 

そして、警察へ自首することを提案します。

 

椿はもっと早く自首すれば明は死ななかったのではないかと泣き崩れ始めます。

 

しかし、そんな椿に対し、遥は「本当に悲しんでる?」と問いただします。

 

また、遥は椿と明が本当は付き合っていなかったのではないかということを、その場の全員に告げます。

 

信太郎も卒業アルバムの件を椿に問いただします。

 

卒業アルバムに書き込みが出来たのは、毎朝起こしに来る椿にしか出来なかったからです。

 

椿が明と付き合ったのは、5年前の事件を自首しようとしていたからでした。

 

その頃、警察では最初に5人がバラバラにした男性の身元が割れたところでした。

 

男性は行方不明扱いのホームレスであり、3年前に死亡したことになっていたのです。

 

並行して、5人は明が死んだ理由を、自殺の名所である崖で遊んでいて、誤って転落したことにします。

 

その崖は死体が上がりにくいことで有名な場所でした。

 

警察に自首しに行った4人は、明の親からなじられます。

 

そして、明の件は事故として警察で処理され、4人は再び平穏を取り戻します。

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『骨が腐るまで』最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画】信太郎や椿・遥や明その後の最後はどうなった?

『骨が腐るまで』の最終章を解説します。

遥の単独行動

骨は全て帰って来ませんでしたが、4人は普通に日常を過ごしていました。

 

しかし、遥は一人で捜査を続け、最初にバラした死体がホームレスだったことを知ります。

 

4人はホームレスの一人に聞き込みを始めますが、なんとホームレスと連絡を取っていたのは明だったのです。

 

信太郎は儀式の時に携帯電話が埋まっていなかった点、そして、例年通りであれば携帯電話に気が付くのは来年の夏になる点から、あの日洞穴を掘り返そうと信太郎たちを集めた明が怪しいことに気が付きました。

 

ホームレス側と利害が一致した4人は犯人の捜索行うことにします。

 

ですが、ホームレスの元で情報を整理している最中、椿と遥は暴漢に襲われそうになります。

 

なんとかホームレスたちが応戦し事なきを得ますが、ホームレスの元から帰った遥は、自分の想い人である信太郎に貞操を奪ってほしいと迫ります。

 

竜の気持ちを知っている信太郎は最初こそ躊躇いますが、遥に自首すると言われ体の関係を持ってしまいます。

 

一方、竜と椿も二人で話し合っていました。

 

そして、椿が5年前の罪の意識から泣きわめく姿を見て、信太郎に苛立ちを覚えます。

竜の単独行動

竜はというと、椿と別れた後に明の母親に会い、とある情報を入手します。

 

明は家の金庫から20万円をくすねたというのです。

 

信太郎はやる気に満ちている竜を見て苦笑しますが、竜は信太郎に「仕方ねぇだろ、お前が動かねぇんだから」と告げます。

 

ホームレスに情報を提供すると、最初に解体したホームレスが、明から貰ったであろうお金を持っていたことを情報としてもらいます。

 

また、電話をかけただけで大金が手に入ったと自慢していたことも分かります。

 

最初は4人とも電話の相手が彼かと思いますが、それ以降の電話の説明がつかなくなり、振出しに戻ってしまいます。

 

家に帰った信太郎は一つの仮説にたどり着きます。

 

信太郎の仮説

信太郎は、明が5年前の事件を5人全員で自首すべきと考えていたのではないかと推察しました。

 

骨を隠し、ホームレスの男を金で雇い、自首する電話をかけさせようとしたのではないかと考えたのです。

 

ですが、途中で別の人物に乗っ取られてしまいます。

 

信太郎は、5人全員に対し、やけに馴れ馴れしかった電話の相手に違和感を覚えていました。

 

そして、小児性愛者でクビになった学校教師の北浜の存在を思い出します。

 

様子のおかしい信太郎に気付いた竜は、何かあったのか問いただすと、信太郎は遥と体の関係を持ったことを吐露します。

 

竜は驚きを隠せませんが、信太郎の発言を受け止めます。

 

そして、北浜が電話の相手ではないかということも伝えます。

 

2人は直接、北浜の家まで向かいますが、中で見つかったのは首つり自殺をした北浜の死体でした。

 

PCの中には死体解体手順書などのフォルダも入っており、電話の男が北浜であることは間違いありませんでした。

 

しかし、肝心の骨と血判状は見当たりませんでした。

 

2人は最初にバラした相手を殺した犯人である北浜の死体が見つかったことをホームレスに伝えます。

 

ですが、そのホームレスの一味の中に警察官である藤井が潜入していたのです。

 

警察官に明らかにされる前に、信太郎は全てを明らかにするため、全員を家に呼び出します。

 

そして、椿に「お前がやったんだな?」と問いかけます。

椿の真実

椿は潔く罪を認め、全てを洗いざらい話始めます。

 

北浜は元々、遥をターゲットにしていましたが、それに気が付いた椿が遥を守るために、自分の体を差し出します。

 

そこから椿と北浜は繋がっていました。

 

しかし、明が自首をしたいと言い出し、椿は明とも付き合うようになります。

 

ですが、体を捧げ続けても自首をしようとする明に憤りを感じた椿は、明の計画を北浜と乗っ取ります。

 

北浜は仕事をクビになった腹いせから、この計画をオーバーにします。

 

元々明の計画で電話をかける予定だったホームレスを殺害したのです。

 

無茶なことをさせた北浜を椿は問いただしますが、北浜は八つ当たりするように5人に裸になるよう電話を掛けます。

 

いよいよ北浜に嫌気が差した椿は、ホームレス殺しの事件の自首をすると脅します。

 

北浜は信太郎たちと連絡を絶つために電話を破壊する旨を伝え、また、これ以上明が自首しないように殺すことを提案します。

 

そして、北浜は条件として2つ要求します。

 

一つは、全員で明をバラせば罪の意識から自首しなくなるだろうと考え、椿に提案します。

 

しかし、椿が遥と竜は耐えられないだろうから信太郎と二人でやらせてほしいと再提案します。

 

もう一つの条件として、北浜は頭蓋骨以外の骨を返さないことを提案します。

 

返さないことで、4人をゆすることが出来ると思ったからです。

 

椿はその条件を飲み、自首しないことを誓います。

 

ですが、遥が動き出したことで、徐々に警察は北浜に近づいてきます。

 

椿は、情緒不安定になった北浜を殺すほかありませんでした。

 

4人は意見を固め、警察の元に骨を持って自首しに行きます。

 

まとめ

以上が『骨が腐るまで』のネタバレでした。

 

今回は、話の大筋を伝えていきましたが、男性漫画のためムフフな展開が多く、あえてこの記事の中では省いていきました。

 

そういったシーンを見たい方は、是非とも本編を直接覗いていただけたらと思います。

 

他のレビューではツッコミどころ満載などと言われていますが、初連載で7巻に渡る漫画を連載したことも凄いと思いますし、その次の作品であるなれの果ての僕らもまた面白い作品となっています。

 

また、単行本内には分かりやすい時系列や死体解体手順書なども載っており、読者を楽しませること間違いなしです。

 

是非、皆様も『骨が腐るまで』を直接読んでいただければと思います。

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『骨が腐るまで』読者の感想や反応は?

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