
本記事はこんな疑問を解決します。
ご紹介する方法は、登録不要でもちろん合法です。
違法手段ではないので、安心してください。
『ふたりで恋をする理由』は漫画アプリ『マンガMee』で全巻無料で読める?
いきなり、結論です。
『ふたりで恋をする理由』はこちらの集英社が運営する漫画アプリ『マンガMee』にて全巻無料で読むことができます。
『マンガMee』では、『ふたりで恋をする理由』第1巻から最新巻までを惜しげもなく無料で公開してくれています。

安心安全に、そしてタダで『ふたりで恋をする理由』を最新巻まで読みたい方は『マンガMee』を使う方法が最もお得です。
『マンガMee』は、集英社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
また他にも『マンガMee』では、以下のようなメディア化された有名マンガをタダで楽しむことができます。
- この音とまれ!
- ヒロイン失格
- ハニーレモンソーダ
- 美食探偵 明智五郎
- ダメな私に恋してください
- 雛鳥のワルツ
- 虹色デイズ
- 高校デビュー
- 俺物語
- 青空エール
- 素敵な彼氏
- ごくせん
- アシガール
- 椿町ロンリープラネット
- NANA
- G線上のあなたと私
- センセイ君主
- シュガーズ
- 僕に花のメランコリー
- ひるなかの流星
- メイちゃんの執事
- 初×婚(ういこん)
- ハル×キヨ
などなど…
半端ない量の有名マンガを随時、無料配信してくれるので、マンガ好きの私は、とても重宝しているアプリです!
また漫画アプリに関して言うと、小学館が運営する公式漫画アプリ『サンデーうぇぶり』や白泉社が運営する『マンガPark』も特にオススメです。
- 名探偵コナン
- YAIBA
- MAJOR(MAJOR2nd)
- switch(スイッチ)
- からかい上手の高木さん
- 銀の匙
- ドロヘドロ
- だがしかし
- 犬夜叉
- らんま1/2
- 境界のRINNE
- うる星やつら
- MAO
- 今日から俺は
- お茶にごす
- 天使な小生意気
- 今際の国のアリス
- 焼きたて!!ジャぱん
- うえきの法則
- からくりサーカス
- マギ
- 烈火の炎
- H2
- タッチ
- 信長協奏曲
- 結界師
- トニカクカワイイ
- 魔王城でおやすみ
- よふかしのうた
- 葬送のフリーレン
- BE BLUES(ビーブルーズ)
などなど…
- ベルセルク
- ウロボロス
- フルーツバスケット
- あそびあそばせ
- 高嶺と花
- 桜蘭高校ホスト部
- 自殺島
- 無法島
- ホーリーランド
- 暁のヨナ
- ハチミツとクローバー
- ギャルごはん
- ふたりエッチ
- 神様はじめました
- 学園アリス
- 狼陛下の花嫁
- 赤髪の白雪姫
- 覆面系ノイズ
- それでも世界は美しい
- 当て屋の椿
- 鬼門街
- 3月のライオン
などなど…
「無料でマンガを楽しみたい!」という方は『マンガMee』と併せて使ってみてはいかがでしょうか?
こちらの記事では、特にオススメする漫画アプリを厳選してランキング形式でご紹介しています。「無料で多くの有名漫画を読みたい」と思っている方はぜひ一読してみてください。
次に『マンガMee』の使い方(システム)を簡単にご説明します。
『マンガMee』の基本的な使い方
『マンガMee』では、アプリ内アイテムである『チケット』と『ボーナスコイン』を使用して読むことになります。
簡潔に言うと、『チケット』『ポイント』などを使って1作品、1日に最大5話まで無料で読むことが可能です。
『ふたりで恋をする理由』も1日に最大5話まで読み進められます。
ここでは『マンガMee』で使うアプリ内アイテム『チケット』『ポイント』のそれぞれの使い方を簡単に説明します。
『マンガMee』のチケットとは?
『チケット』はチケットアイコン(↓ピンク色の線で囲んである)が表示されている話に使うことが出来ます。

各作品ごとに1日1枚使用することができ、チケット使用後23時間で、新たなチケットが配布され各作品をまた1話無料で読むことが出来るというシステムです。

つまり、ほとんどの作品を1日1話無料で読むことのできるシステムがこの『チケット』なのです。
『マンガMee』のボーナスコインとは?
『ボーナスコイン』は毎日、5~15秒程度の広告動画を視聴することで30ボーナスコイン(作品1話分に値する)を取得することが出来ます。
マンガMeeに掲載されている作品は、すべてこの『ポイント』の対象です。(※ポイントを使って読むことができるという意味)
↓『マンガMee』アプリを起動すると「短い動画を見て30ボーナスコインをGET!」と書かれた以下の画面が表示されます。

「動画を見る」ボタンをタップし、短い広告動画を視聴することで、マンガ1話分を読むために必要な30ボーナスコインを獲得することができます。
1日1回必ずこのシステムが使えるので、活用しましょう。(※広告動画をしっかり見る必要はありません。適当に流しておくだけでOK!)
また、今なら『マンガMee』を新規ダウンロードした際の特典として500ボーナスコインが手に入ります!

1話につき、30ボーナスコインを消費するので、500ボーナスコインは、約16話分に値します。
単行本にすると1~2冊分です。
このお得な特典をゲットできる今のうちに『マンガMee』をダウンロードしてしまいましょう!
アプリのダウンロードは、もちろん無料です。安心してください。
『チケット』『ボーナスコイン』以外で1日3話分の漫画を読む
『チケット』『ボーナスコイン』以外に1日3話分の漫画を無料で読める仕組みがあります。
その仕組みがこれ、
見たいエピソードの漫画のページへ飛ぶと、「動画を見て無料で読む 残り3回」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで1話分のエピソードを新たに無料で読むことが可能となります。

3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。
- チケットを使い1日1話無料で漫画を読む
- 短い広告動画を見て毎日30ボーナスコインを獲得し1話分の漫画を無料で読む
- 短い広告動画を毎日最大3本見て、3話分の漫画を無料で読む
以上の事から『マンガMee』は、1つの作品において、1日に最大で5話分のエピソードを無料で読むことができるかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります。
遠慮なく無料で読ませていただきましょう!!(^^)/
『ふたりで恋をする理由』世間の評価は?
ふたりで恋をする理由って少女漫画めっちゃ面白いから読んで
絵が可愛くてなにより美園くんが可愛い— んぢこ (@loY7df) May 14, 2019
少女マンガからは遠ざかってたけど、たまたま読んだ「たまのごほうび」と「ふたりで恋をする理由」は面白いな。ニヤニヤしちゃう。
— 雪見だいふく (@tomatoebifry) February 11, 2021
あと、瞬間グラデーションのひろちひろさんの新作 ふたりで恋をする理由もめっちゃ面白いかっこいい綺麗
— 花丸 (@kichikame516) December 5, 2018
ふたりで恋をする理由
面白いんだけど展開がわりとつらい
— まるしぇいちご🍓(少) (@dorinco_chos) May 1, 2021
ふたりで恋をする理由
やっと読み始めた!面白い~😭❤❤
キュンじゃなくて、
心臓鷲掴みされてる感じのギュン🙄💕
美園きゅん、がんばれ、、、、っ🥺💕💕💕 pic.twitter.com/qBhNGdaLfU— あーみん(仮) (@a_min_324) September 26, 2020
最近ふたりで恋をする理由って漫画読んでんだけど、めちゃ面白いっていうか、どっちも最高すぎじゃない?私は美園くんルート選びます()
— ことぽ♧ (@k_topo_02) June 4, 2021
ふたりで恋をする理由って漫画の絵柄が可愛すぎて読んだんだけどめっちゃ面白いし絵可愛いしイケメンだしキュンキュンしたんだけどその何百倍も胸糞悪
— (圧倒的あ)〜〜〜る! (@a___ruri) August 2, 2020
そういえば少女漫画なんだけどふたりで恋をする理由ってやつと極妻デイズってやつめっちゃ面白い……
漫画買おうか悩むくらいにはすき。まず絵がすき……話もとてもいいと思うの🥰— しろた (@siromamis) August 23, 2019
あと、瞬間グラデーションのひろちひろさんの新作 ふたりで恋をする理由もめっちゃ面白いかっこいい綺麗
— 花丸 (@kichikame516) December 5, 2018
『ふたりで恋をする理由』ってどんな話?
高校一年生の安堂うららは、ある日電車で老人に絡まれたところを高校の先輩・岡庭愛慈に助けられます。
愛慈に恋をしたうららは積極的にアプローチをかけますが、うららの同級生で愛慈の幼馴染である美園純がうららを妨害。
しかしうららは負けずに立ち向かいます。一生懸命なうららを知るにつれ、美園は少しずつ態度を軟化させ、次第にうららを異性として意識するようになります。
さらに愛慈もうららの真っ直ぐな気持ちを受けて、思わせぶりな態度を取るように…。三角関係の恋が始まります!
『ふたりで恋をする理由』は面白い?見どころ紹介!
見どころ①恋するヒロインうららの一生懸命さを応援したくなる!
主人公のうららは、友達と同じ人を好きになったものの、それが言い出せずに友達に協力して何もせずに失恋してしまったという苦い過去を持っています。
誰でも一度は経験のありそうなことですが、うららが偉いのはその後悔を生かして、次の恋では絶対に自分の気持ちを優先させて行動しようと決意しているところです。
さらに、美園にどんな妨害を受けてもめげずに立ち向かい、愛慈への気持ちを絶対に諦めません。そして悩んで不安になりながらも、愛慈にアプローチし続けます。ほんわかした見た目とは裏腹に、うららめっちゃ強い!です。
恋する女の子は無敵ですね。愛慈に想いを伝えるシーンも、うららはもう…すごく強い。
愛慈と元カノ・真綾のことに悩みながらも、諦めずにとにかく真っ直ぐに気持ちを伝えるうららを応援したくなります。このあたり、愛慈の方がめちゃくちゃウジウジしてますよ。詳しくはぜひ本編をご確認くださいね!
見どころ②無理だ!登場する男の子がみんなかっこよすぎて選べない!
うららが恋する愛慈、うららに恋する美園とオビ。正直、出てくる男の子がみんなそれぞれにかっこよすぎて、推しが決まらない状態になります!
愛慈はイケメンで大人、コミュニケーション能力が高くて誰からも慕われる人気者の男の子。そしてやることがいちいち王子様並みにカッコイイです。
視野が広くて空気が読めるタイプなので敵を作りにくい人ですね。美園は毒舌家でクールな印象の男の子。しかし徐々にその世話焼きで優しい性格を見せるようになり、うららを陰で支えるようになります。
弱ったうららの傍には常に美園が寄り添っていて、騎士のような雰囲気。ちなみに、うららを意識するようになってからの美園の照れ具合には思わず「かわいい」の声が漏れます(笑)。
ツンツンしているくせに、実はすごく優しくて、そのギャップにやられます。そして物語の後半で登場するオビは、天然っぽい見た目とは裏腹にとても積極的なイケメン男子。
今時珍しいくらいにうららにグイグイ迫りますが、気遣いのできるスマートな性格なので全然嫌な感じじゃない。
むしろ、こんな迫られ方をしたいと望む女子は多いでしょう。ぜひ彼らのかっこよさを見てください!
見どころ③絡み合う三角関係と恋の切なさに涙する
自分の好きだという気持ちが相手に通じ、相手も自分を好きだと言ってくれたら最高に幸せですよね。けれどその時、もしかしたら別の誰かは悲しんでいるかもしれません。
自分が幸せだと忘れがちですが、それが恋愛だと思います。この作品は、さまざまに形を変える三角関係を描きながら、その恋の複雑さを味わわせてくれます。
うらら、愛慈、美園の三角関係、うらら、愛慈、真綾の三角関係、うらら、美園、オビの三角関係。どの三角関係も、誰かの恋が叶えば誰かが悲しむ構造です。
その中でも特に見てほしいのは美園の恋。うららのことを想いつつ、うららの気持ちを考えて傍で見守り続けます。うららが愛慈の言動に一喜一憂する姿を切なくも優しい表情で見つめる姿は読者の胸が締め付けられるほど。
この切なさを味わってください!
見どころ④果たしてうららと幸せになるのは誰なのか???
うららの相手が誰になるのか、予測がつかないというのが正直なところです。愛慈に恋をして、うまくいかなくて、美園が攻めるかというところでオビにアタックされて、うららの気持ちはどこへ向かうのか、全く分かりません。
現段階では、美園とオビに取り合いをされるという女子的にはキャーキャーしてしまうシチュエーションですが、美園が攻めればオビも攻め、交互にアプローチをするので読者も気持ちが揺れます(笑)。
どちらも魅力的なのでうららが決めきれないのも当然と言えば当然ですよね。
また、もしかしたらあの一件以来、全く出てこなくなった愛慈が再び登場してうららの心を乱すなんていう展開もあるかもしれません。とにかく、うららがどんな答えを出すのか、結末が待ち遠しいですね!
『ふたりで恋をする理由』登場人物紹介!
安堂うらら(あんどううらら)
お人好しで困っている人を放っておけない性格の高校一年生。
中学のときに、友達と同じ人を好きになってしまったことを言い出せず、何もせずにその恋を諦めたことを後悔しています。そのため、次に好きな人ができたら絶対に行動しようと決めていました。
電車で助けてくれた愛慈と学校で運命的に再開し、知れば知るほど愛慈のことが好きになっていきます。
うららは愛慈に振り向いてもらうべく一生懸命に行動を起こすのですが…。
また、初めは美園のことを恐いと思っていましたが、愛慈のことを相談し、元気付けてもらう中で、一緒にいると安心できる人だと思うようになります。
美園純(みそのじゅん)
うららと同じクラスで、愛慈とは幼馴染の男の子。表向きはクールで不愛想な毒舌家ですが、本当は心優しく世話焼きな性格です。母子家庭に育ち、母親が海外勤務で現在は1人暮らしをしています。
初めはうららの気持ちを浮付いたものだと決めつけて、愛慈を傷つけたくないとの思いから、うららを牽制していました。
しかし、次第にうららの内面を知って意識するようになります。
そして、うららを守りたいと思い、一番近くで支える存在となっていきます。
岡庭愛慈(おかにわあいじ)
うららと同じ高校の二年生。電車で助けたことがきっかけでうららと知り合います。
コミュニケーション能力が高く、非常にスマートで大人な対応ができるイケメン男子。
美園とは同じマンションに住む幼馴染で、本当の弟のように可愛がっています。真綾と付き合っていた時の苦い経験から、恋愛とは距離を置いていました。
しかし、うららの真っ直ぐなアプローチにまんざらでもない様子。ところがまだ真綾を忘れられないようで…。
有坂真綾(ありさかまあや)
星泉女子高校に通う高校二年生。愛慈と同じ中学出身で、愛慈の元彼女です。
たいへんな美少女ですが人と話すのが苦手で、慣れない人の前だと怯え顔になってしまうほど話下手。ハロウィンイベントのアルバイトでうららと一緒に売り子をすることになります。
愛慈のことを避け、嫌っているようにも見える一方で、愛慈のことを忘れられないような素振りも見せます。
帯解一(おびとけはじめ)
通称オビくん。他校の生徒ですが、合コンでうららを一目で気に入り、アプローチを始めます。
うららと同様に大学2年と小学2年のきょうだいがおり、それをきっかけにうららと打ち解けるようになりました。
天然っぽい見た目とは裏腹に、はっきりした性格で好意を一切隠そうとせず、真っ直ぐにうららへの気持ちを伝え続ける男前。
デートに誘ったり待ち伏せをしたり、グイグイ攻めます。美園とはもちろん犬猿の仲です。
『ふたりで恋をする理由』序盤ネタバレ紹介!
reason1
安堂うららはお人好しな高校一年生。ある日、電車でおじいさんに席を譲ったら「偽善者!バカにするな!」と怒鳴られてしまいます。
あまりの剣幕に声が出ないうらら。しかしその時、ある男性が非常にスマートな対応でうららを助けてくれました。うららは雷に打たれたみたいに恋に落ちたのでした。
ところが、咄嗟のことだったのでお礼だけを言って、名前も連絡先も聞かずに男性とは別れてしまいます。
後日、急用ができた友達の代わりに委員会に出席することになったうらら。同じ委員の美園純と隣り合って座っていると、美園に親しげに話しかけてくる男子生徒がいます。
うららは一目で分かりました。電車で助けてくれたあの人です。うららは咄嗟に彼の名前や美園との関係を聞き出そうと美園に詰め寄りますが、「一個上の幼なじみ…」と言ったところで美園は口をつぐんでしまいます。
委員会が始まっても彼の背中をうっとりと見つめるうららなのでした。
委員会後、懲りずに美園に話しかけるうららですが、美園は個人情報だと言って教えてくれません。するとそこへ再び彼が現れます。
そしてうららに「純はクラスでうまくやれてる?」と話しかけてきたのです。答えようとしたその時、階段の上の方からプリントが散らばって落ちてきました。
拾おうとしたうららはうっかり足を踏み外します。しかし、それを彼が受け止めてくれたのでした。
「愛慈くん!大丈夫!?」と駆け寄る美園。愛慈と呼ばれた彼は大丈夫だと笑い、うららを助け起こします。ところがうららはポロポロと涙を流して泣いていました。
慌てる愛慈にうららは「二度も助けてもらって申し訳なくて」と言います。「やっぱあの時の電車の子だよね?」と微笑む愛慈。覚えていてくれたことと気付いてくれたことが嬉しくてさらに泣いてしまううららでした。
帰りの電車はなんと愛慈、美園、うららの三人。愛慈とうららが楽しく会話していると美園の凍り付いた視線がうららを刺します。愛慈は美園を弟のように可愛がっているようでした。
うららの下車する駅が近付きます。このまま終わらせたくないうららは勇気を出して愛慈の連絡先を聞こうとしますが、突然美園に口をふさがれ、聞くことができません。さらにそのまま美園と一緒に下車することになってしまうのでした。
駅のホームで、「あんた愛慈くんの事好きなの?」と美園はうららに尋ねます。戸惑ううららに美園は、電車で助けてくれたイケメンと高校で再会したのは運命ではなくただの偶然だから勘違いするなと釘を刺します。
さらに「あんたに愛慈くんは渡さない」と牽制されるうらら。どうやらこの恋は前途多難の様子です。
reason2
電車で助けてくれたのが同じ高校の先輩だったと友達の萌と由花子に打ち明けたうらら。みんなで先輩を見に行くことになります。
2年生の岡庭愛慈先輩は、誰からも気さくに話しかけられる人気者でした。あんなに人気者でイケメンなら彼女がいるのでは?と萌と由花子は心配します。
その時、愛慈はうららの姿に気付き、微笑みます。身の程知らずな恋かもしれないけれど、何もせずに終わりたくないと強く思ううらら。美園に何を言われても諦めないと誓うのでした。
うららは放課後、愛慈と会話するために待ち伏せします。しかし、そこへ現れる美園純。先生がうららを捜していたと言うのです。
職員室へ急ぐと、捜していないと言う先生。愛慈からうららを引き離す美園の策略でした。教室にいた美園を問いただすうらら。
とぼける美園にうららは「愛慈先輩の事好きなの?」と尋ねます。呆れたように勘違いするなと言う美園は、うららを邪魔する理由を説明します。
愛慈は昔から相手のわがままでもなんでも叶えてあげようとする優しい人で、振り回されるたびに傷付いてきた姿を美園は側で見てきたのだそうです。
もうそんな姿を見たくない、うららのように単純に人を好きになる女は別に他の男でもいいだろうと美園は言います。しかしうららは負けません。
うららは中学のときに好きな人に告白できず、友達と好きな人が付き合うことになって、自分の恋心を自分で無いもののように扱ってしまったことを後悔しているのだと言い、今度好きな人ができたら絶対に行動すると決めていたのだと告白します。
「へぇ、あっそ」と答える美園ですが、うららの気持ちは理解してくれたようです。しかし、愛慈を好きになることは認めないと言うのでした。まだまだ前途多難です。
reason3
後日、再び待ち伏せ作戦を決行するうらら。愛慈は美化委員で花壇に水をやっていました。
声を掛けようとすると、愛慈は突然振り向き、うららに盛大に水がかかってしまうのでした。
うららに謝り、そのままじゃ帰れないからとジャージを貸してくれる愛慈。うららは愛慈の優しさや照れた仕草にときめきます。
使用済みジャージの香りにドキドキするうらら。そしてジャージの大きさに愛慈が男性であることを意識するのでした。
後日、ジャージとお礼のお菓子を用意して愛慈に会いに行こうとするうららですが、美園に見つかってしまいます。「盗んだのか?」と言う美園に「借りたんです!」と言ううらら。
返しておいてやると言う美園に、自分で返しに行くと言ううらら。小学生みたいなケンカをする二人です。
美園を振り切ってうららは愛慈の教室に行きます。ジャージと一緒にお菓子を渡すと、愛慈は突然うららに「鍋、好き?」と尋ねます。
そして、今日、鍋をする予定だけどよかったら来ないかとうららを誘ったのです。わけも分からないまま、愛慈に連れられて愛慈の家に行くうらら。
突然のお宅訪問でご家族にどう挨拶したら…とうららはドキドキします。しかし、出迎えてくれたのはなんと美園だったのです。
reason4
実はここは美園の家で、鍋は大人数で食べた方がおいしいと言う愛慈のサプライズでした。ひとまず中に入れてもらううらら。美園の両親は海外で仕事をしており、一人暮らしだと言います。
畳の部屋に仏壇を見つけたうららは、美園にお線香をあげてもよいかと尋ねます。驚く美園に、家の人がいないならご先祖様に挨拶しようと思って…とうららは言います。
「好きにすれば」と言いつつ、静かにお線香をあげて目を閉じるうららの姿を美園は黙って見つめるのでした。
美園、愛慈、三人で囲む鍋はとても美味しく、美園と愛慈は本当の兄弟のように仲良しでした。そして、愛慈が母親からの呼び出しを受けて少しだけ席を外すことに。
その間に食器の片付けを手伝ううらら。しかし、うっかりお箸を落としてしまいます。呆れる美園と一緒にテーブルの下を探していると、思いの外近くにあった美園の額にうららの唇が当たってしまいます。
しばらくの沈黙ののち、我に返って、うららはすごい勢いで謝りながら美園の額をごしごし拭きます。
美園は「事故だろ」と言い、うららに今日は線香をあげてくれてありがとうと伝えるのでした。
そこへ戻ってきた愛慈。うららは線香のことを疑問に思いつつ、愛慈に送ってもらうために美園の家を後にするのでした。
reason5
帰り道を愛慈に送ってもらうことになったうららは、緊張しながら愛慈の隣を歩きます。すると愛慈は美園のことを話し始めました。
うららが美園にお線香をあげさせてもらって、それについて改まってお礼を言われたことが不思議だったと言うと、愛慈は美園が母子家庭であることを明かします。
そして、母親が海外勤務になってからは祖母と二人暮らしで、その祖母が中学生になった時に亡くなり、あの仏壇は美園にとって大切なものであると言うのです。
うららがお線香をあげたことが本当はすごく嬉しかったのに、美園は感情表現が苦手だから上手く伝えられないのだと愛慈は言います。
優しい顔で美園ことを語る愛慈を見て、二人の間には強い絆があると再認識するうらら。美園のいいところを知ってくれる子が増えて、彼女でもできれば安心だと言う愛慈の話を聞きながら、うららはついに「先輩はいないんですか。…お付き合いしてる人」と聞きます。
ドキドキしながら答えを待つうらら。愛慈は「いないよ」と微笑みます。
いないいない、モテないモテないと卑下する愛慈に、うららは「先輩みたいに優しくてかっこよくて人望もあって…」と褒めちぎります。すると、愛慈は「俺はきみが思っているようなやつじゃないよ」と呟くのでした。
愛慈は突然うららを景色のよい高台の道へ案内します。この風景が好きだと言う愛慈。そして、冬にはもっと綺麗に見えると言います。うららは意を決して、その時期にまた見たいと愛慈に告げるのでした。
翌朝、学校で美園に会ったうららは、お鍋のお礼を言おうと美園に接近。すると、なぜか美園はびっくりしたように離れます。そして、「あんま近づくなよ」と言い、うららから距離を取ろうとするのでした。
reason6
球技大会のくじ引きで、うららは大の運動音痴であるにもかかわらず、バスケを引いてしまいます。
そして、男子のバスケメンバーには美園がいました。先日言われたことを思い出し、気まずくて思わず避けるうらら。さらに、男子は球技大会1位の景品、学食ランチの無料券を狙うとやる気です。
この球技大会では前半を女子がおこない、その点数を引き継いで後半は男子が試合をするため、景品のためには女子も頑張らなくてはならないのです。
足を引っ張らないため、公園で自主練をするうららですが、先生もおらず全く上達しません。しかしそこへ偶然にも愛慈が通りかかります。
うららが経緯を説明すると、美園は運動神経が良いし、同じバスケのチームなら教えてもらうといいと愛慈は提案します。それに対し、美園は自分のことをよく思っていないのだとうららは打ち明けます。
すると愛慈は、実は自分も球技大会はバスケに出るので練習したいと思っていたと言ってくれます。そしてなんと、うららは個人レッスンを受けることになるのでした。
後日、愛慈と一緒に帰宅する美園は、愛慈からうららのバスケの練習に付き合うことを知らされます。そこまでする必要はないと苦言を呈する美園に、言いたいことがあるならはっきり言えという愛慈。
しかしその時、突然愛慈が歩みを止めます。目線の先には美園も見覚えのある制服を着た女子たちでした。「愛慈くん!」と腕を引っ張る美園。
はっとしていつもの様子に戻る愛慈でしたが、美園は「やっぱ全然忘れてないじゃん」と呟くのでした。
バスケの練習初日、学校の昇降口で愛慈と待ち合わせをしたうららは、ウキウキ気分で集合場所へ急ぎます。
すると、廊下で人とぶつかってしまいました。しかも相手は美園。気まずいうららですが、そこへ愛慈からのLINEが届いて思わずにやけます。そんなうららに美園は突然、「行くなよ」と言い出して…。