異世界召喚は二度目です全巻無料で読む方法紹介!漫画rawは危険|wiki的登場人物紹介!著者:岸本和葉

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悩んでいる人
『異世界召喚は二度目です』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

ご紹介する方法は、登録不要もちろん合法です。違法手段ではないので、安心してください。 

『異世界召喚は二度目です』は漫画アプリ『マンガがうがう』にて全巻無料で読める?

『異世界召喚は二度目です』はこちらの双葉社が運営する漫画アプリ『マンガがうがう』にて無料で読むことができます。

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『マンガがうがう』は双葉社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

『マンガがうがう』では、『異世界召喚は二度目です』第1巻から最新巻までのすべてのエピソードを無料公開してくれています。

 

安心安全に、そしてタダで『異世界召喚は二度目です』を全巻無料で読破したい方は『マンガがうがう』を使うのがベストです。

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次に『マンガがうがう』の使い方(システム)を簡単にご説明します。

 

『マンガがうがう』の基本的な使い方

『マンガがうがう』に掲載されているマンガを無料で楽しむには、アプリ内アイテムである『がうポイントボーナスポイントを使用して読むことになります。

 

アプリ内アイテム『がうポイント』『ボーナスポイント』のそれぞれの使い方を詳しくみていきましょう!

『がうポイント』のフリーコインとは?取得方法と使い方を解説

がうポイントとは?
  • がうポイントとは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
  • 朝7時、夜9時に120がうポイントずつ配布される(1日に計240がうポイント)
  • 30がうポイント消費で好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る

以上が簡単ながうポイントの取得方法と使い方の説明です。

 

毎日、配布される計240を使って1日に8話分の作品をタダで読めるシステムが「がうポイント」です。

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『マンガがうがう』のボーナスポイントとは?取得方法と使い方を解説

ボーナスポイントとは?
  • ボーナスポイントとは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
  • がうポイントがなくなってしまった場合でもボーナスポイントを使うことで好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る
  • 『マンガがうがう』新規ダウンロード特典で900ボーナスポイント(30話分)が付与される
  • ボーナスポイントは、イベント・おまけ・外部のサービスの登録などで獲得することができる

以上が簡単なボーナスポイントの取得方法と使い方の説明です。

 

ここまでを簡単にまとめると

ここまでのまとめ
  • 「がうポイント」を利用して1日8話分のマンガを無料で読む
  • 新規ダウンロード特典で獲得できる「ボーナスポイント」を利用してマンガを無料で読む
  • イベントやおまけで獲得できる「ボーナスポイント」を利用してマンガを無料で読む

上記で分かる通り、1日で読める話数が多く、とても使いやすい漫画アプリです!

 

ぜひ、この機会に遠慮なく無料で読ませていただきましょう!(^^)/

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『異世界召喚は二度目です』世間の評判は?

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『異世界召喚は二度目です』あらすじ紹介!

主人公の須崎雪(すざきせつ)が、「異世界召喚は二度目です」とのタイトルどおりに、異世界へ二度目の召喚をされるところから物語が始まります。

 

かつて人間、魔族そして獣人との戦争で、荒れ放題であった異世界エクレールを救い、世界に平和をもたらしたのが、須崎雪こと勇者セツでした。

 

しかし、あまりにも強大な力を持った勇者を恐れた王様により、セツは元の世界へと強制送還されてしまいました。

 

元の世界に転生して、新しい人生を歩んでいたセツが、異世界エクレールに二度目の召喚をされるところが、本作品「異世界召喚は二度目です」の冒頭シーンとなります。

 

自ら追放した勇者セツを再び召喚した人物は、一度目の召喚と同じ人間国のディスティニア王です。

 

ディスティニア王は、自らが強制送還させて、元の世界に追放した勇者セツを、再び召喚してしまったことに気づいていません。

 

しかし、セツの二度目の召喚は偶然ではなく、仕組まれたものでした。

 

勇者セツを再びエクレールに呼び戻し、人間、魔族そして獣人の国が、再び戦争を起こすように仕向けた者こそが「異世界召喚は二度目です」の物語の核となる人物です。

 

異世界エクレールに二度も召喚された勇者セツと、一緒に異世界召喚された幼なじみの花柱夕陽(はなばしらゆうひ)、そしてかつて共に戦ったエクレールでの仲間達が、再び友好と平和を取り戻すために、異世界エクレールに戦乱と混乱をもたらした悪と戦う異世界ファンタジーモノの漫画です。

『異世界召喚は二度目です』みどころ紹介!

みどころ① タイムリープとは違う「強くてニューゲーム!?」

ロールプレイングゲームの「強くてニューゲーム」のような無双状態からのスタートで、新たな異世界転生モノとなるのが、この作品です。

 

一度目の召喚で、勇者として世界を救ったセツは、そのあまりにも強大な力を恐れたディスティニア王によって、元の世界に強制送還されます。

 

セツは、強制送還された際に、元の世界で別の人間として転生して、赤ちゃんからもう一度新しい人生をスタートしていました。

 

セツは、別の人間に転生したにもかかわらず、平和な世界ではまったく必要のない「勇者の力」が、なぜか残ったままでした。

 

そんな異世界エクレールを救った強大な勇者の力を持ったままのセツが、二度目の異世界召喚により、また同じ異世界エクレールに召喚されます。

 

セツは、まさに「強くてニューゲーム」のように、異世界でのスタートから無双状態です。

 

しかも別の人間に転生していることもあり、二度目の召喚に気づいている人はいません。

 

セツは、勇者であることを隠したままで、異世界生活をエンジョイしようと考えます。

 

しかし、そこには裏で暗躍するかつてのライバルの罠がありました。

 

俺TUEEE系のセツですが、無敵の無双バトルだけではなく、強くて魅力的なかつてのエクレールの仲間達にも注目です。

 

セツが単純に強いだけではなく、共に戦った仲間との再会により、超強いパーティーがすぐに結成できてしまうのも、二度目の召喚であるポイントです。

 

そんな仲間達と平和な世界の為に戦う、ナンパのように見えても、実は正義感あふれる正統派な勇者としてのセツの活躍がみどころです。

みどころ② 幼なじみも一緒に、クラス全員が異世界召喚!

セツの二度目の異世界は、高校のクラス全員と一緒に召喚されました。

 

ディスティニア王は、大量の人間を召喚し、訓練して勇者軍団を作ろうと計画しました。

 

一度は平和となったエクレールで、再び戦乱が拡大する中、人間国の領土拡大を狙っているのがディスティニア王でした。

 

そんなタチの悪い計画の中で、召喚されたクラスメイトの中には、セツと共に異世界エクレールで大活躍することになる幼なじみの花柱夕陽もいます。

 

元の世界から共に召喚されたクラスメイトはもちろん、夕陽もセツが勇者であったことは知りません。

 

セツは、二度目の召喚で異世界エクレールに不穏な気配を感じると、かつての仲間に頼み、セツ自身を勇者候補から外させて、一人だけ国外追放となるように仕向けます。

 

セツが国外追放となった本当の理由をしらない幼なじみの夕陽は、泣きながらセツを追いかけます。

 

二度目の召喚前のセツの新しい人生で、幼なじみとして一緒に育った夕陽だけは、なぜかセツのことを「ユキくん」(須崎雪の訓読みでユキ)と呼んでいました。

 

そのユキくんのことが大好きな夕陽は、セツがかつて勇者として、このエクレールを救い、今また二度目の召喚をされたことを聞きます。

 

セツがかつて勇者であったことを知っても、「ユキくんを守るためなら怖くない」と、セツの為に、城に残って勇者としての特訓を受けることを決意します。

 

この夕陽が、勇者として急成長していき、のちに「夕陽の魔女」として魔族大陸にその名を知られる火炎魔法の使い手になります。

 

大好きなユキくんの為に、時にはクラスメイトと対峙する夕陽は、ちょっと妄想癖がある女の子ですが、セツの強力な味方になります。

 

そして、夕陽との関係が最後まで重要なポイントでもあり、見逃せないキャラの一人です。

みどころ③ 俺THEEEでも嫌味じゃない!純粋に強いスッキリ爽快バトル

俺TUEEE系の異世界バトルが展開される「異世界召喚は二度目です」ではありますが、チートな技や武器よりも、純粋に強いセツの魅力がみどころです。

 

特殊なスキルで、異世界バトルを無双する俺TUEEE系かと思いきや、ダラダラしたスキルの説明もなく、スカッと爽快なバトルが気持ちいい作品です。

 

セツが持つ漆黒の巨大な剣「黒丸」は、強すぎるチート能力もあるのですが、使用するにはリスクがあります。

 

セツの人を思いやる心が、そのリスクを承知の上で、自分の生命を削って人助けするなど、セツの芯の強さこそが、仲間を惹きつける魅力でもあります。

 

ハーレム状態からのエロ展開や、残虐なグロ展開もなく、強くても正義感に溢れるセツの行動は、数ある異世界モノ漫画でも読んでいて嫌味がない少年漫画風の魅力があります。

みどころ④ 死んだはずのかつての仲間が生きている!?謎の多い物語

セツを異世界に二度目の召喚をした黒幕は、かつての仲間であった冬真(トウマ)です。

 

しかも冬真は、かつての勇者セツに殺されたはずの人間です。

 

なぜ、セツは冬真を殺さなければならなかったのか?そして死んだはずの冬真がなぜ生きているのか?冬真の謎は深まるばかりです。

 

しかも平和になった異世界エクレールに再び争いを起こしたのか?冬真の真意は、物語が進むにしたがって、さらに謎が深まります。

 

そして冬真と共に戦う者たちの運命と、破壊神にまつわる謎まで、気になる展開がたくさんあります。

 

単純な異世界モノではないストーリー展開も、「異世界召喚は二度目です」のみどころです。

『異世界召喚は二度目です』登場人物紹介!

須崎雪(スザキ セツ)

「異世界召喚は二度目です」の主人公が須崎雪です。

 

異世界エクレールでは、「勇者セツ」と呼ばれていて、単に「セツ」や「セツ様」と言われることもあります。

 

しかし、本作品のヒロインであり、セツの二度目の人生で幼なじみとして一緒に育った花柱夕陽だけは、セツのことを「ユキくん」と呼びます。

 

そのセツは、かつて異世界エクレールに召喚され、人間・魔族・獣人の戦争から異世界を救った強大な力を持つ勇者でした。

 

セツの戦闘スタイルは、主に漆黒の巨大な剣『黒丸』による剣技が中心です。その『黒丸』には「大喰い」という特殊で超強力なスキルが備わっています。

 

セツは剣技だけではなく、仲間を守るバリアなような防御魔法や、病気や呪いを解析する魔法、そして治癒魔法などもマスターしています。

 

剣技が圧倒的に強いので、攻撃魔法などは使用せず、基本スタイルは戦士職のようです。

 

かつての勇者セツの顔や姿は登場しませんが、顔が違っていても、その強さから異世界エクレールでの仲間達は、すぐセツであることを納得してしまいます。

 

仲間達の様子からも、セツの強さは以前の勇者セツと同じであると思われます。

 

そんな強いセツも「人間を殺すこと」は、過去のトラウマからできないとの弱点があります。

 

そのトラウマとなった出来事が、物語の重要なポイントになっています。

 

破天荒のように見えて、心優しく正義感の強さが勇者がセツの魅力です。

花柱夕陽(はなばしら ゆうひ)

「異世界召喚は二度目です」のヒロインであり、セツの幼なじみです。

 

二度目の人生でのセツと家がご近所で育った女の子で、セツと同じ高校に通っています。

 

なぜか須崎雪のことを「ユキくん」と呼んでいます。

 

火炎魔法の素質があり、大好きなセツを守るために訓練を重ねて、能力が開花します。

 

物語の中盤からは「夕陽の魔女」として魔族大陸に、その名を知られる火炎魔法の使い手となります。

 

容姿端麗ですが、ちょっと妄想癖があり、セツとのラブラブな妄想をしては、よだれを垂らす変キャラでもあります。

 

しかし、セツが大好きな夕陽は、セツのために最後まで大活躍のヒロインです。

魔法戦士エルカ・ヴェルソー

氷土の魔剣士エルカと呼ばれ、かつてのセツの部下でした。

 

エルカほどの実力者が前線に出ずに教育係となっている事から、セツが二度目の召喚での違和感を覚えるきっかけとなります。

 

クールビューティーな魔剣士エルカですが、転生したセツに気づかずに、セツに向かって「ひよわそうな」とか「迷惑かけるな」と指導してしまいます。

 

その指導に、腹を立てたセツにお仕置きとして、尻叩きにされてしまいます。

 

ヒロインの夕陽が妄想癖で、クールなエルカは、尻叩きで目をハートマークにして、喜んでしますドMでした。

 

しかもお尻の叩き方で、勇者セツだとわかってしまう変態エルカは、かつての勇者セツがMを覚醒させてしまったそうです。

 

クールなように見えて、ドMな変態エルカは、序盤からの重要なキャラクターです。

剣豪グレイン・アルモニー

エルカと同様に、かつてのセツの部下でした。

 

さらにエルカと同様に、勇者の教育係で異世界召喚したセツや夕陽のクラスメイト達を勇者へと教育する立場でした。

 

セツから急所攻撃の金的をくらい、その痛みでセツであるとわかってしまう、こちらも少し変態な剣士です。

 

しかし剣の腕に優れ、そして笑顔が眩しいイケメンの剣豪です。

 

エルカ同様に、二度目の召喚でのセツの正体を知る一人で、頼もしい仲間です。

魔導博士ティア・アムレート

ディスティニア城の魔法研究所で研究者として暮らす、魔導博士がティアです。

 

ティアもエルカやグレインと同様に、かつてのセツの部下でした。

 

姿の変わったセツを初見で見抜く魔眼持ちのロリっ子魔法使いです。

 

序盤にはあまり出番がありませんが、物語の中心人物「冬真」についての情報を、最初にセツにもたらしたのがティアです。

海神リヴァイア

伝説のリヴァイアサンにして、海神であるリヴァイアは、セツが一度目の召喚で出会った友人です。

 

リヴァイアサンの姿と、人間体の姿があります。

 

リヴァイアサンの姿では、巨大な海竜として外海でも渡ってしまう強力な力があります。

 

人間体では、スレンダーの長身で超絶美人の女性です。

 

セツが大好きな乙女の部分もありますが、セツの頼もしい友人です。

 

海神(かいしん)は、創造神を封印した破壊神の3つのカギの一つです。

 

リヴァイアは、その姿や名前のとおりに、海の神である「海神」です。

 

冬真が復活させようとしている創造神の封印を解く、重要なキャラクターです。

魔王デザストル・セレーノ

魔大陸の王にして、魔族の頂点が魔王デザストルです。

 

黒のボンテージが似合うナイスバディな美女ですが、セツにメロメロです。

 

しかし魔王デザストルは、物語の重要人物である「天神」でもあります。

 

海神リヴァイアと同様に、創造神の封印を解く3つのカギの一つになります。

 

「天神」「海神」は勇者セツの友人であり、仲間ですが、「地神」だけは冬真の側にいます。

 

この3つのカギとなる「天神」「海神」「地神」が、文字どおり物語のカギとなっていきます。

 

それにしても、デザストルは魔王なのに、純愛というギャップが可愛い女性でもあります。

冬真(とうま)

かつてのセツのライバルであり、もう一人の勇者が「冬真」です。

 

創造神の復活を画策して、セツを二度目の召喚に導いた人物です。

 

冬真の存在が、物語の核ですが、序盤では姿を現さずに、セツに対して刺客を送りつけてきます。

 

また3つのカギの「地神」を仲間しており、創造神の復活のために、セツをつけ狙ってきます。

 

冬真の過去、セツとの因縁などの謎に満ちた部分が、この物語の魅力にもなっています。

 

『異世界召喚は二度目です』序盤ネタバレ紹介!

第1話

「よく来てくださいました!勇者の皆さん!」との声とともに、光り輝く中から高校生の集団が、異世界に召喚されました。

 

そこは、かつて人間と魔族と獣人の戦争で、荒れ放題であった「エクレール」という異世界でした。

 

異世界召喚された高校生たちを歓迎するのは、エクレールの人間国「ディスティニア」の王と、その娘のマーガレットです。

 

突然の異世界召喚で、ざわつく高校生の中に、一人だけ異様に落ち着いた表情で、今の状況を確認している人物がいます。

 

その人物が、主人公の男子高校生「須崎 雪(スザキ セツ)」です。

 

しかもセツは、このエクレールに召喚されたのが、今回で二度目でした。

 

かつてセツは、勇者として召喚され、このエクレールを救ったことがありました。

 

しかし勇者の力を恐れたディスティニア王により、元の世界に「強制送還」されたために、セツは別の人間として転生して、新たな人生で高校生となっていました。

 

ただ原因は不明ですが、勇者の力は転生した須崎雪に残ったままでした。

 

元の世界に転送されたセツは、何故か雪(セツ)のことを「ユキ」と呼ぶ、幼なじみの「花柱 夕陽(はなばしら ゆうひ)」とともに、高校生活を満喫していましたが、夕陽を含むクラスメイト全員と、エクレールに再び召喚されたのでした。

 

ディスティニア王も、マーガレット王女も勇者セツが再び召喚された事を知りません。

 

マーガレット王女は、別人となった勇者セツに気付かずに、召喚されたクラスメイト全員を勇者と呼び、魔族と獣人からの戦争を終わらせるために戦って欲しいと頼みます。

 

ディスティニア王は、一度追い出した勇者を再び呼び出した事に気づいていません。

 

セツはこの状況を利用して、二度目の異世界生活を楽しもうと計画します。

 

しかし、セツと召喚されたクラスメイトの前に、勇者修行のための指導者が登場します。

 

勇者修行のための指導者とは、勇者セツのかつての仲間たちでした。

 

その仲間とは、魔法戦士の女性「エルカ・ヴェルソー」と、剣豪の男性「グレイン・アルモニー」です。

 

二人は、勇者セツの元・部下であり、いずれもかなりの実力者です。

 

セツは、実力者である二人の元・部下が、魔族や獣人との戦争中に、前線ではなく城の中での教育係である事を不審に思います。

 

何かありそうな状況の中で、クラスメイトと共にセツの勇者修行が始まります。

 

エルカの指導による勇者修行の訓練中に、セツはエルカから呼び出されます。

 

本気を出すと強すぎるセツは、訓練中に手を抜いていましたが、その事でエルカから小言を言われてしまいます。

 

セツは、元・部下であるエルカの小言に腹を立て、エルカにキツいお仕置きをします。

 

エルカは、セツの一度目の召喚での部下だけでなく、セツにより調教されたド変態のドMでした。

 

セツのお仕置きは、ドMのエルカにはご褒美になってしました。

 

しかし、ディスティニア王に強制送還されたセツが、再び戻って来てくれたことを、まさしく全身で喜んでいます。

 

セツは自分自身の戦いで、一度は平和を取り戻したエクレールが、何故再び戦争となっているのかを、エルカから聞き出します。

 

エルカの話では、勇者セツを強制送還したことで、魔族・獣人が怒って人間の国に攻めてきたことを知ります。

 

魔族・獣人から攻めて来たことを理由に、ディスティニア王は領土拡大を画策しています。

 

そのために、大量の人間を召喚して勇者に育てるとの計画を知り、セツはこの戦争を止める決意をします。

 

「国王め・・・なめたマネをしてくれるぜ」

 

セツは、勇者修行の教育係である二人の仲間エルカとグレインに相談して、城から出るための協力を得ます。

 

そして、グレインからもう一人の仲間であった魔術師のティア・アムレートが城の魔法研究所にいることを聞き、セツはティアに会いに行きます。

 

二度目の召喚では初見となるセツを、ティアは魔眼によりその正体を一瞬で見抜きます。

 

さらに、エルカからある程度の事情を聞いており、セツのこれからの行動も読めていると話し出しました。

 

その中で、セツは物語の核となる「ある忠告」をティアから聞くことになります。

第2話

ティアから忠告を聞いたあと、セツの部屋にはエルカが訪ねてきました。

 

「セツ様!すべてうまくいきましたよ」

 

セツは、明日の訓練後に城を追放されることが決まりました。

 

すべてセツの作戦ですが、エルカやグレインそしてティアのかつての仲間3人とは、ここでしばらくのお別れとなります。

 

翌日、追放となったセツか城からでたところで、セツの正体を知らない幼なじみの夕陽が、泣きながら追いかけてきました。

 

夕陽を落ち着かせて、喫茶店のようなお店で、セツは本当のことを話すか?迷っています。

 

今度は、そこにエルカがやってきます。

 

セツの事を「セツ様」と呼び、「セツ様の忠実な下僕」で、「身の回りのお世話をしています」との言葉に、夕陽は妄想を膨らませて、失神してしまいました。

 

夕陽が失神している間に、エルカが城から持ち出した、かつてのセツの装備を納めてある魔法袋を受け取ります。

 

魔法袋から、真っ黒な刀身の巨大な剣を取り出して、セツは「久々だな黒丸(くろまる)」と呼びながら、愛刀を眺めています。

 

その時、夕陽が目を覚ましました。

 

セツはしかたなく、夕陽に二度目の召喚であることなど、本当のことを話しました。

 

私もついて行くと言い出す夕陽を、一人前になってからだと、エルカに夕陽の修行を託しました。

 

夕陽は、エルカに特訓してもらうことを自らお願いして、早くユキくんを守るために、強くなることを決意します。

 

こうしてかつての仲間と、幼なじみの夕陽を城に残して、セツの旅がスタートしました。

 

セツは一人で、まずは魔王の住む魔族大陸を目指します。

 

夜もふけて、城からもだいぶ来たところで、野宿をしようとした時、魔獣のうめき声が聞こえてきました。

 

その直後に、今度は人の悲鳴が上がります。

 

「きゃあぁあああ」

 

セツが、悲鳴のもとに駆けつけると、巨大なイノシシのキメラが、少女に襲いかかる寸前でした。

 

漆黒の巨刀「黒丸」を構えて、セツは一瞬でイノシシを真っ二つにします。

 

セツが助けたのは商人見習い中の少女で、魔族大陸での取引に向かう途中でした。

 

少女の護衛はイノシシにより倒されているため、少女はセツに魔族大陸までの護衛を依頼します。

 

セツは、魔族大陸での取引が見覚えのある「ブローチ」を届けることと知ると、快く護衛を引き受けます。

 

しかも、その届け先の人物を知っていて、セツもそこに行く用事あることを告げます。

 

商人見習いの少女は「ルリ」と言い、夜が明けたら出発することになりました。

 

翌朝、セツとルリは魔族大陸へ向かうために、港町にいました。

 

しかし、人間と魔族は戦争中のため、魔族大陸へ向かう船便はありません。

 

ルリは、魔族大陸へ向かう船がないことに、落ち込んでいましたが、セツにはある特別な方法があるようです。

 

セツはルリに誰にも言わないように口止めをして、ルリと共に海岸へ来ました。

 

セツが海面に手をかざして、海に話しかけると、突然巨大な海竜が現れました。

 

「久々だな リヴァイア」

第3話

セツが魔族大陸へ向かう方法として呼び出したのは、神話や伝説のリヴァイアサンである海神リヴァイアでした。

 

セツが「俺の友人」と紹介するリヴァイアは、一度目の召喚で知り合った仲間であり、友人でした。

 

ルリは、リヴァイアサンを友人に持つセツのスゴさに感動しています。

 

さらにセツの知り合いである魔族大陸での取引先の素性を聞き、大声を上げて驚嘆してしまいました。

 

ルリの商人見習いとしての取引であるブローチの届け先は、魔王城(イビルバロウ)の魔王デザストルでした。

 

その魔王城では、何やらキナ臭い動きがあります。

 

魔王城では、魔王デザストルが、テラン商会のテラン・スニーターからのプロポーズを受け、4日後に迫った結婚式の準備が進められていました。

 

魔王デザストルは、部下からテランとの結婚に反対されていますが、魔王はセツに会いたくて仕方なく結婚をする様です。

 

テランは、魔王デザストルに結婚を条件に、勇者セツを呼び戻すと持ちかけていました。

 

この結婚の裏には、テラン・スニーターを操り、魔王デザストルに近づく、怪しいローブの男がいます。

 

勇者セツがエクレールに戻っていることを、すでに知っているローブの男は、セツに対しても何か企んでいるようです。

 

魔王デザストルを心配する部下の中に、五大魔将の一人であるブラッドがいます。

 

ブラッドは、テランの背後に黒幕がいることを察していて、強力な助けを探していました。

 

その時、賑やかな様子の城下町に、クラーケンを討伐した客がいるとの話を聞きます。

 

ブラッドはクラーケンを倒すほどの強者なら、魔王の助けになると考えました。

 

しかもその客は、倒したクラーケンを料理して、城下町の者にイカフライにしてご馳走しています。

 

ブラッドが、懐かしい匂いに惹かれて行くと、そこには人間の姿となった海神リヴァイアがいます。

 

さらに魔王デザストルが、勇者セツに授けた剣「シュバルツ」を持つ人間が、その剣でクラーケンを調理して、イカフライにしていました。

 

「シュバルツ」のことを「黒丸」と呼び、フライ料理を作る人間こそ、勇者セツであると確信したブラッドは、セツに魔王を救ってくれと泣きついて来ました。

 

ブラッドがセツに泣きついてから、すでに4日が経ち、まもなく魔王の結婚式が始まります。

 

魔族には似合わない純白のウエディングドレスを纏った魔王デザストルが、式場へと入場して来ました。

 

魔王デザストルは、セツへの想いを胸に、本心ではない結婚を前にして、後悔の念を抱いています。

 

式が進行して誓いのキスになると、魔王の部下達が我慢できずに、式の中止を訴えて飛び出してきました。

 

魔王の部下達を上回る魔力で、その力を抑え込むローブを着た3人の男達が現れます。

 

男達によって五大魔将であっても、身動きが取れない状況に追い込まれてしまいます。

 

そこへ天井をぶち破って、勇者セツが助けに来ました。

 

セツは登場するや、一瞬でローブの男2人を倒します。

 

「その剣は シュバルツ…?」

 

魔王デザストルが勇者セツに授けた剣「シュバルツ」を、セツは「いや違うなこの剣の名は」「黒丸だ!!」と言い放ちます。

 

セツが来てくれたことに、魔王デザストルは驚きと同時に喜びの表情を見せます。

第4話

残り1人のローブを着た男は、どうやらセツが来ることを知っていたようです。

 

セツに対して、ローブの男が影魔法でいきなり攻撃を開始しました。

 

しかしセツの強さの前には、全く攻撃が効きません。

 

あっという間に、セツはローブの男を追い詰めます。

 

追い詰められたローブの男は「主(あるじ)に報告せねば…」と呟くと、急に起き上がりセツの目の前で「貴様は人を殺せない」との言葉を残して、消えてしまいました。

 

ローブの男を取り逃しましたが、この仕組まれた結婚式は、セツの活躍でぶっ潰すことができました。

 

魔法デザストルは、泣きながらセツに抱きついて、久しぶりの再会を喜び合います。

 

魔王デザストルの着る白いウェディングドレスを見たセツは、似合わないと言います。

 

そして「黒が似合うんだからさ 本番ではそうしろよ」と言い放つと、魔王デザストルの妄想が爆発します。

 

魔王デザストルは、「本番」との言葉にセツからのプロポースと思い込んでいます。

 

そんな魔王デザストルを無視して、セツは先に倒したローブの男2人を調べています。

 

2人の男は、ローブを着せた死体でした。

 

死霊魔法なのか?ゾンビなのか?謎が深まる中で、逃げたローブの男が言っていた「主に報告せねば…」との言葉が気にかかります。

 

その後ろでローブの男と共に、魔王デザストルとの結婚を画策したテラン商会のテラン・スニーターがコソコソと逃げ出そうとしています。

 

セツにより、テランは簡単に捕まり「洗いざらい吐けや」と絞られます。

 

一方、ローブの男「カゲロウ」は、主に向かってセツが現れたことを報告していました。

 

正体不明の主は、セツを倒すために次の刺客「シロネコ」を向かわせるようです。

 

そんな事を知らないセツは、テランを締め上げたものの全く情報が取れずにいました。

 

そして、ここまで忘れられていた商人見習いの少女ルリは、セツのイカフライを商品にして、魔大陸でフライの店を出すことにしたようです。

 

今回の騒動で、セツにベタ惚れの魔王デザストルと無事に再会を果たし、結果的にセツは魔族との戦争を止めることができました。

 

しかし、次は獣人との戦争を止めさせるために、獣人大陸に向かうようです。

 

セツはローブの男や主と呼ばれる謎の存在により、ディスティニア城を出る時に魔術師ティアから言われた忠告が気になり始めます。

 

「冬真(とうま)が生きているかもしれないの」とのティアの言葉が、今回の騒動に関係しているようです。

 

一方、ディスティニア城に残った幼なじみの夕陽は、魔法戦士エルカの特訓により、「夕陽の魔女」との異名まで持つ、強力な魔法使いへと成長していました。

第5話

獣人大陸へと向かうセツとリヴァイアの二人は、港町でデート?をしています。

 

その二人を尾行する怪しい人影があります。

 

尾行して来たのは、アーメルと名乗る獣人でした。

 

アーメルは、リザードマンの襲撃を受けている村を助けてくれる冒険者を探していました。

 

偶然にもその村に、セツのかつての弟子である獣人の女戦士アリゼがいました。

 

アリゼの話を聞いたセツの表情が変わります。

 

村ではリザードマンの襲撃から、セツの弟子アリゼと、アーメルの兄であるラーメルの奮戦により、辛うじて防いでいる状況です。

 

セツの弟子であり強者のアリゼと、アリゼに想いを寄せるラーメルが必死に戦っていますが、リザードマンの襲撃は止まる事なく続きます。

 

突然、リザードマン大群が、次から次へと倒されていきます。

 

アリゼは、新手の襲撃かと思い身構えますが、そこには漆黒の巨剣を持ち、アリゼに向かって「泣き虫アリゼ」と親しみを込めて呼びかけるセツの姿がありました。

 

愛弟子のピンチに、師匠であるセツが駆けつけました。

 

リザードマンをおおかた倒したセツは、次に元凶であるリザードマンの巣へ向かうようです。

 

最初にセツたちに声をかけてきたアーメルが、リザードマンの巣への案内を買って出ます。

 

アーメルは、村のためにもアリゼには残ってもらう方が安心だと提案し、アリゼは村の守りのために残ることになりました。

 

セツとリヴァイアは、アーメルの案内でリザードマンの巣へ向かいます。

 

巣から出てくる大量のリザードマンの様子から、セツはどこか違和感を感じていました。

 

用心して、リヴァイアとアーメルを残し、巣にはセツが一人で乗り込みます。

 

リザードマンの群れを倒しながら、セツが巣穴へと迫ります。

 

巣穴の中には、リザードマンを次から次へと召喚する魔力の塊が浮遊しています。

 

セツは、その魔力の塊を剣で破壊すると、リザードマンの群れが一瞬で消えました。

 

そして、リヴァイアがセツに元に駆け込んで来て、危機を伝えます。

 

魔力の塊が破壊されたことで、アリゼたちがいる村でもリザードマンの群れが一瞬で消えました。

 

アリゼは、セツ師匠がやってくれたと安心しますが、ラーメルは油断禁物と言いながら、門前の警備に行ってしまいます。

 

その時、アリゼの上を巨大な影が飛んでいきます。

 

リザードマンの巣の主と思われる巨大なドラゴンが突然襲ってきました。

 

村人を逃すために走り出すアリゼですが、ドラゴンが襲いかかる方にはラーメルがいます。

 

アリゼの目の前で、巨大なドラゴンの牙がラーメルに迫ります。

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