クジャクのダンス誰が見た神井の正体は味方?何者かネタバレ!目的や父親染田との関係も

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予測不能の展開で、2025年1月~放送のドラマで大きな話題となった「クジャクのダンス、誰が見た?」

 

ドラマでは磯村勇斗さんが演じ「カッコよすぎる!」「キモくてウザくて最高!」と大人気だった雑誌記者の神井 孝(かみい たかし)を紹介していきます。

 

漫画でも神井記者は重要な局面で登場し、主人公の心麦(こむぎ)の敵か味方かわからず、読者をハラハラドキドキさせます。

 

また、心麦の出生の秘密までも握るキーパーソンでもあります。

 

怪しくてつかみどころがない謎の記者・神井を徹底解説します!

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原作漫画ネタバレ!火事跡のコートの男は何者!?安村ネタ?

ドラマ版では、シリアスな場面で安村ネタまで飛び出した神井ですが、漫画版では登場から怪しさ満開です。

 

まずは神井登場まで、あらすじを追いながら紹介していきます。

 

主人公の心麦はクリスマスの夜に、たった1人の家族の父親を火事で亡くしました。

 

放火の犯人は、警察官だった父の刑事時代の同僚、赤沢(あかざわ)刑事によって数日のうちに逮捕されました。

 

捕まったのは遠藤 友哉(えんどう ともや)、20年以上前に起きた「東賀山(ひがしかやま)事件」の犯人の息子でした。

 

当時刑事だった心麦の父・春生(はるお)と赤沢が、友哉の父親の力郞(りきろう)を逮捕しました。

 

父親を逮捕された恨みで、春生を放火で殺害したと断定しての逮捕です。

 

葬儀の翌日、心麦は、父と子供のころからの行きつけのラーメン屋台に顔を出しました。

 

そこで店主の染田(そめだ)から、生前春生から託されたと大きな封筒を渡されました。

 

封筒にはなんと、現金300万円と父からの手紙が入っていました。

 

その手紙には衝撃のメッセージが書かれていました。

 

「もし私が誰かに殺されて、以下に列記する人物が逮捕・起訴されたとしたら、その人は冤罪(えんざい)です、もし名前を挙げた人が逮捕されたら、この300万円で下記の弁護士に、その人の弁護を依頼してください」

 

父を殺したのは遠藤友哉ではない・・?

 

心麦は書かれていた「松風(まつかぜ)弁護士」に会いに行きました。

 

ところが松風は生前の父と面識がまったくなく、なぜ自分が名指しされたのか全く心当たりがありません。

 

松風は、手紙は偽造じゃないのか、これは裏があると疑い弁護を断りました。

 

しかし断ったものの放ってはおけず、松風は自ら遠藤友哉の面会に行きました。

 

友哉はなにも話しません。

 

警察署を出ると、絶望した心麦が川に父の手紙を投げ捨てようとしていました。

 

止めるしかない松風は、心麦に声をかけました。

 

心麦は再び、泣きながら力を貸してほしいと訴え、松風は依頼を受けました。

 

ちょうどその頃、心麦の家の焼け跡に怪しい人影が忍び込んでいました。

 

コートを着たその男は、暗い室内をライトで照らしながら何かを探しています。

 

「関係ないか」と手にした紙片を投げ捨てるこの男は一体誰なのでしょう?そしてなにを探しているのでしょう?

 

【心麦を追う男】

依頼を受けることを決めた松風は、心麦に小さなペットボトルの飲料を自販機で買ってあげました。

 

ドリンクを飲んで一息ついた心麦は、松風と別れ、自宅跡に父の写真が焼け残っていないか探しに行くことにしました。

 

玄関に入ると暗闇の中、心麦は謎の男と鉢合わせてしまいました。

 

すぐに玄関を飛び出て走って逃げる心麦を男が追いかけて来ます!

 

行き止まりで追いついた男は心麦に言いました。

 

「驚かせてすみません、あなたは山下さんの娘さんですか?週刊時代の神井孝です」と名乗りました。

 

神井記者の登場です。

 

怪しすぎる出会いに、心麦は完全に警戒していました。

【謎の行動、心麦のペットボトルを拾ってポケットに】

神井の一瞬の隙をつき、心麦は逃げ出しました。

 

その時、松風にもらった飲みかけのペトボトルを落としましたが、気づかず全力疾走で逃げていきました。

 

神井はペットボトルを拾い、なにかを思いつくとコートのポケットにしまいました。

 

なぜ女の子の落としたペットボトルを?

 

なんだか薄気味悪いですね。

【あなた、本当の娘じゃないですよね?】

心麦は松風の事務所を訪ね、神井が自宅にいた話をしました。

 

心麦がネットで検索したところ、週刊時代の神井孝記者は東賀山事件を調べていました。

 

気になってしかたがなく、出版社に出社時間を尋ね、今から会いに行くと心麦は言いました。

 

心麦の行動力に驚く松風でしたが、止めることもできず、アドバイスして送り出しました。

 

受付に現れた神井は、名刺を渡すと挨拶もそこそこに「あなたは山下さんの本当の娘じゃないですよね?」とぶちこみました。

 

「いいえ確かに私は山下春生の娘です!」と狼狽(ろうばい)する心麦の後ろに、松風が「その話詳しく聞かせてもらいましょう」と登場しました。

 

神井は「なぁんだ、保護者つきかァ」と松風に言いました。

 

【週刊「時代」の神井孝記者は味方?】

ここまでのやりとりで、神井記者は心麦の味方なのでしょうか?

 

なんといっても出会いは山下家焼け跡の不法侵入です、怪しすぎます。

 

それに「本当の娘じゃない」などと言いますが根拠はあるのでしょうか?

 

力強い保護者(?)の松風弁護士が詰めていきます!

【松風弁護士と対面】

値踏みするように神井が「こんにちはー」と松風に話しかけます。

 

松風が弁護士と知って探りをかける神井を制止して「心麦さんが春生さんの本当の娘じゃないというのはどういうことか」と核心に迫ります。

 

ポーカーフェイスの神井は「カンですよ」とはぐらかしました。

 

カン、って・・?

 

呆気にとられる2人に神井は「取材させてくれるなら、春生さんと東賀山事件について私が知っていることを共有します」と取り引きを仕掛けてきました。

 

喉から手が出るほど、父のことならなんでも知りたい心麦でしたが、松風ははっきりと断り出版社を出ました。

 

神井は「心麦さん、気が変わったらいつでも連絡くださいね!」と去る背中に声をかけました。

 

見送ると「弁護士が邪魔したけどもう一押しかな」と、神井も自分のフロアに戻っていきました。

 

神井は敵か味方かわからないだけではなく、弁護士にも物怖じしない経験豊富なプロの記者という感じです。

【「週刊時代の神井さんは信頼できる!」って本当??】

数日後、松風は遠藤友哉に呼び出され、急いで面会しました。

 

何事かと身構える松風に友哉は笑みを浮かべながら「俺が山下春生を殺しました」と言いました。

 

フリーズする松風に「って言っても山下心麦さんから弁護士代出るの?」

 

「ノートにやってほしいこと書いたからあとで読んで」

 

と言いたいことだけ言い、退出してしまいました。

 

渡されたノートにはなんと、「神井記者←信頼できる!に連絡をとって、あなた(松風)を担当弁護士にしてもいいか聞いてください」「神井さんへ、この人が信頼できそうならあの資料を渡してください」と書いてあり、松風は考え込みました。

 

信頼できる記者・・?

 

心麦さんの家に不法侵入したあの記者のこと・・?

 

あの記者が遠藤友哉と繋がってる?

 

神井に連絡したら、心麦さんにインタビューさせろとか言うんじゃないか?

 

考え込む松風に心麦は「インタビューくらい大丈夫だから会いに行ってください」ときっぱりと言いました。

 

松風からの電話を受けた神井は、そこに心麦もいると聞くと瞳孔が開いて薄笑いを浮かべました。

 

いわゆる「ゾーン」に入ったような神井は編集長に「次号スクープ来ましたよ!」と断言しました。

 

「フワフワしてなに考えてっかわかんねえけどお前のこと評価してるぞ」と言う編集長に神井は

 

「俺は地獄に堕ちてでも知りたいことがあるだけ、それがない人って生きてて楽しいんですかね?」と言いました。

 

これが神井の雑誌記者としての矜持(きょうじ)なのでしょう。

 

怪物を見るような複雑な表情で、取材に行く神井を見送る編集長でした。

【驚愕のDNA鑑定の結果】

約束の時間に事務所に現れた神井に、松風は友哉のノートを見せました。

 

「なんで遠藤友哉さんが先生にこれを?どういう状況なんですか?」と疑問を投げつける神井

 

「守秘義務で言えません」とかわす松風に「ふーん、資料いらないってこと?」と、ゆさぶりをかけます。

 

「被疑者の弁護をやろうとしてる人間が同じ事件の被害者の娘を雇うなんてあり?」「あなた方得体がしれなさすぎ」「隠しても調べますよ?」「だから今後は仲良くしましょーよ」

 

完全に神井のベースです。

 

「資料わたしてもいいですよ」「心麦さんがこのプレゼント(なにかの紙)を受け取ってくれたら」「どんな反応するか見せて」と心麦に迫る神井

 

心麦に関する重要なことが書かれているというその紙を「今読ませてください」と受け取りました。

 

その紙は、心麦とおばとのDNA鑑定結果報告書でした。

 

春生の姉・夏美(なつみ)と、心麦とのおじおば鑑定の結果は「生物学的おばである可能性は限りなく低い」でした。

 

検査の申し出に夏美は快く応じたといいます。

 

心麦のDNAは、神井の前で落としたペットボトルから採取したのです。

 

畳み掛けるように神井は言いました

 

「東賀山事件で生き残った当時0歳の林川歌(はやしかわ うた)さんと、あなたが同年代というのは単なる偶然ですかねぇ?」

 

偶然じゃないならなんだと言うのでしょう?

 

神井は心麦の気持ちなどお構いなしに、次々と衝撃的な言葉を投げ掛けます。

 

神井は血も涙もない、スクープをつかむことにしか興味のない冷血記者なのでしょうか?

 

それでも、事件の真相を知る手がかりを神井が持っていることに変わりはないのです。

 

心麦はショックを受けたその足で叔母の夏美に会いに行きました。

 

叔母は「あなたには昔から違和感があった、DNA鑑定を見て腑に落ちた。あなたは山下の血が入っていないから春生の資産は私のもの」と微笑みながら言いました。

 

そしてその会話を外の軽自動車で盗聴していたのは神井です。

 

「真相まで導いてくれよ、心麦ちゃん」

 

神井にとってもまた、心麦が真相へと導く相手なのです。

 

【染田が自白!神井と松風の対決】

心麦は赤沢刑事に父親の手紙を見せて「遠藤友哉はえん罪じゃないか」と訴えました。

 

しかし赤沢は「その手紙が本物か怪しい」と取り合ってくれません。

 

そんな中、昔プロ野球選手のサイン偽造の闇商売で逮捕されたことのある、ラーメン屋台の店主・染田が任意同行され「山下さんの手紙を偽造しました」と自白してしまいました。

 

松風は友哉の面会に行き、神井から預かった資料の録音データを聞いたと言いました。

 

しかし友哉から「録画は見てないの?肝心なデータもらってないの?」と、あきれたように言われます。

 

音だけ抜き出したデータをつかまされたと知った松風はすぐに神井に電話しました。

 

いよいよ2人の真剣対決です。

【春生さんは真犯人に近づいていた】

こ洒落たカフェのような出版社で差し向かいの2人、さっそく松風は「録画データ全部見せてください、私は正式に遠藤さんの弁護人になりました。起訴させるわけにいかないので一刻を争います」と神井に訴えます。

 

「松風センセー偉そうだから考えちゃうなー」とすっとぼける神井

 

松風は「あなたはスクープを狙う以外になにか意図があるんじゃないですか?」と疑いの目で見ます

 

「あなたは林川家の末娘が彼女なんじゃないかと言うが、心麦さんと林川歌さんは誕生日も年齢も違う。根拠もなく混乱させるなら、こちらも手段は選びませんよ」

 

神井は小さくため息をつくと顔を近づけて凄みました

 

「そんなん全部知ってるよ、誕生日違うこともね、記者なめんな」

 

言いたいことを言うと「協力したいのはこちらも同じ、信頼回復のために動画を見せます」とスマホを取り出しました。

 

動画にはなんと、生前の山下春生が遠藤友哉に謝る姿が納められていました。

 

「林川さんにも力郎さんにもとんでもないことをした」「私は当時東賀谷山事件の捜査本部の一員でした」「私たちが逮捕したあなたのお父さん、力郎さんは東賀山事件の犯人ではない」とはっきりそう言っていたのです。

 

神井は松風に言いました。

 

「心麦さんは単なる被害者の娘ってだけじゃない、東賀山事件の重要な鍵で、春生さんはおそらく真犯人に辿り着いていた」

 

【一発かますぞ!】

心麦はラーメン屋の染田に、手紙を偽造していないと証言してほしいと説得していました。

 

染田は「金ほしさにとんでもないことをした、偽造していない」と認め、2人は松風と警察に証言に行こうとしました。

 

しかし松風を呼びに行く少しの間に染田は何者かに連れ去られ、意識不明で発見され間もなく息を引き取ってしまったのです。

 

父親の手紙が本物である証明する手段がなくなってしまいました。

 

そんな中、神井の原稿を見た編集長は「おもしろそーじゃん、一発かますぜ!」と顔を上げました。

 

神井のパソコンには「【見出し】ラーメン店主の不審死/浮き上がる東賀山事件/衝撃の新事実」と書かれています

 

果たして・・?

【赤沢刑事にゆさぶりをかける】

警察署の前で待ち伏せしていた神井は、赤沢刑事に立ちふさがりました

 

「こんにちは、事件現場に立ち入った件で書類送検された週刊時代の神井です」

 

なんという自己紹介

 

当然のように赤沢は無視して警察署に向かいます

 

赤沢の背中に「春生さんの事件進んでいますか?あの久世(くぜ)さんの息子が弁護人になったんですって?」

 

ピタリと立ち止まる赤沢。

 

しかし「久世さんの息子」とは?流れから松風弁護士のことですよね?謎ですが、どうやらその言葉で赤沢は立ち止まったようです。

 

「赤沢さんにお詫びの品を・・」と雑誌をチラつかせると、赤沢は奪い取り去って行きました。

 

雑誌は「週刊時代」でした

 

なにかの記事を読んだ赤沢の表情が変わりゴミ箱に週刊時代を投げ捨てました。

 

その雑誌には「死亡したのは元警察官で放火の被害者山下春生さんの20年来通っていたラーメン屋店主」「取調べを担当したA刑事は東賀山事件にも関わった敏腕刑事」「証拠もないまま厳しい追求」「自殺とみられている」とあります。

 

ラーメン屋の染田が亡くなった記事で、原因は赤沢の厳しい追求ではないかと書かれた記事でした。

 

自分の捜査を非難する記事が出たなんて

 

赤沢は「久世」という男性が「赤沢さん、あなたは危険すぎる」と言ったことを思い出していました。

 

久世は、昔赤沢の後輩だった刑事です。

 

当時久世は、赤沢の強引な取り調べにえん罪を生む危険を感じて「あなたは危険すぎる」と赤沢に必死に訴えていました。

 

赤沢は昔から強引な取り調べをしていたのです。

 

赤沢は「久世は息子を使って何をするつもりだ」と青ざめています

 

久世の息子=松風ということのようで、久世が、息子の松風弁護士を使って自分を陥れようとしているのではないかと脅えている様子です。

 

一方、松風は友哉の面会に行きますが「あーあ、神井さんだったらな」などと冷たく言われます。

 

友哉はよほど神井を信頼しているようです。

 

松風は、自分の父親は行方をくらまして生きてるか死んでるかもわからないと身の上話をしました。

 

恵まれた家庭だとばかり思っていた友哉の気持ちも少し変わりました。

 

それにしても松風は父親(久世?)の行方を知らないのですね。

 

赤沢が週刊誌に抜かれたことで警察署では「どうなるんだろう」と、周りは心配していました。

 

【サングラス!敏腕弁護士が神井を詰める!】

心麦は父親の手紙に書かれた名前の1人、津寺井(つじい)の家に、最近仲間になった助っ人弁護士の鳴川(なるかわ)と共に来ていました。

 

鳴川はヤメ検の敏腕弁護士です。

 

津寺井から、シンガポールにいるという現在の林川 歌の写真を見せてもらった2人は、出版社に行き直接神井に話を聞きに行きました。

 

ヤメ検の鳴川は鋭い眼光でさっそく神井を詰めます

 

「神井さん、アンタなんで心麦さんを林川歌だと思ったん?」

 

すると驚いたことに「これは焼け跡で見つけた心麦さんの母子手帳の1部」と画像を見せて来たのです。

 

そこには父親の手紙に書かれた名前が、医師と助産師として載っていました。

 

スイッチが入った鳴川は厳しく問い詰めます

 

神井はふたりの住所を教えてくれて、心麦に「すべて知ったとしても楽になりはしないよ」と忠告しました。

 

シャクにさわる相手には違いありませんが、神井記者の情報収集力は本物で、彼なしには真相に近づくのは不可能です。

 

松風と心麦は教えてもらった住所に車を走らせました。

【翻弄する神井】

神井に教えてもらった住所を訪ね、当時の産婦人科の医師と助産師に会いました。

 

そこで聞かされた衝撃の事実は、心麦は神井の言うとおり「林川 歌」でした。

 

当時、東賀山事件を捜査していた赤沢が、医師に頼み込んで母子手帳の偽造をして、林川 歌は、子供のいない山下夫妻の娘になったのです。

 

赤沢は、林川 歌が正式な後見人の津寺井の元にいれば、まともな人生を歩むことが不可能だと判断して、自分の手を汚して救ったのです。

 

産婦人科のまわりの町並みや喫茶店に、心麦は確かに記憶がありました。

 

山下 心麦は林川 歌だったのです。

 

心麦の脳裏に神井の「すべて知ったとしても楽になったりはしないと思うよ」と忠告する顔が浮かんでいました。

 

【赤沢の核心に迫る!】

自分の手を汚してまでも林川 歌を救った赤沢。

 

心麦たちが帰った夜、産婦人科医師は赤沢を呼びよせていました。

 

すべてを心麦たちに話したと赤沢に伝え「赤沢さんにご迷惑をかけることになって申し訳ない」と言いました。

 

赤沢は「山下さんもあなたも人がよすぎるのが仇(あだ)になる」と深くため息をつきました。

 

そしてなんとその夜、医師と助産師は火災で亡くなってしまったのです!

 

ニュースを見た心麦は「私が会いに行ったせい!?」と蒼白になります

 

携帯には赤沢からの着信があり、折り返すも赤沢は出ません

 

心麦たちは赤沢が医師たちに会いに行ったことを知りませんが、赤沢、怪しすぎます。

 

しかし赤沢は自分の手を汚しても林川歌を救った人物、本部係に無理な捜査を打診されても「被害者から見て「正しい捜査をします!」」と毅然と言い返す「正しい人物」です。

 

赤沢は正なのか悪なのか!?核心にはまったく到達できません。

【後戻りできないぜ】

心麦は警察署に赤沢を訪ねてました。

 

赤沢は「今さら言い訳はできないが、もし時間を巻き戻せても私は同じ決断をした、でも長年黙っていて済まなかった」と謝りました。

 

やはり医師たちの言ったことは本当だったのです。

 

心麦は本当に「東賀山事件」の生き残りの林川 歌だった。

 

心麦は赤沢に「遠藤 友哉は父を殺した犯人ではないんじゃないか」「父の事件と東賀山事件を見直してほしい」と訴えました。

 

しかし赤沢はまたしても取り合ってくれないのです。

 

心麦は小さい頃から家族ぐるみでつきあってきた赤沢の妻に会いに行きました。

 

妻の京子は温かく迎え入れ「お父さんから聞いたわ、林川歌だと知っちゃったのね」「心麦ちゃん、林川 歌だったことは忘れて山下心麦として幸せになって」と力説しました。

 

心麦が「赤沢さんには感謝しているが、林川家についてどうしても知りたい」と言うと、大金を提示して「このことは黙っていて」と言われました。

 

絶句する心麦

 

必死に口止めしようとする京子に混乱する心麦、その時京子のスマホに「廣嶋 育美(ひろしま いくみ)」という宛名でメッセージが届きました。

 

「廣嶋 育美」は、父の手紙に書かれていた名前の1人です

 

なぜ京子にメッセージが?

 

メッセージが来たことをを確認すると、京子は「お夕飯にしましょう」と心麦に優しく言いました。

 

そして別の日に神井は再び赤沢を訪ね「ちょっとこれ見ていただけますか?」と、古い会報誌に載った写真を見せました。

 

デパートの外商が富裕層に配っていたといい古い会報誌に「廣島 育美」と赤沢の妻の京子の写真が載っていたのです。

 

神井の情報収集能力の高さがうかがえます。

 

赤沢は山下 春生の手紙に名前があった廣島 育美と、妻の京子が親しげに載っているのを見て驚いています。

 

神井は「廣島 育美さんは東賀山事件の被害者・林川 安成(はやしかわ やすなり)さんの関係者ですよね?奥さんはずいぶん仲良さそうにしていますが、赤沢さん、あなたは奥さんの関与を隠蔽(いんぺい)するために力郞さんを犯人に仕立て上げたんじゃないんですか?」と迫りますが赤沢はなにも言わず去ってしまいました。

 

赤沢が去るとすかさず赤沢の部下が「あんた週刊時代の記者だよな、赤沢刑事のなにを知ってるんだ!」と詰め寄りました。

 

「知ったらあともどりできないぜ」

 

神井の凄みに部下もそれ以上追求できませんでした。

 

刑事さえひるむ迫力と、探偵も真っ青のすさまじい調査力です。

 

【ともやの子役が話題、神井と友哉と父親の関係、物語はラストへ!】

心麦たちの努力もむなしく、遠藤 友哉は山下 春生殺害で起訴されてしまいました。

 

面会に行き、松風は「どうせ裁判でも有罪になる」と言う友哉に「私は諦めません、あなたは絶対殺していない」「あなたたち親子はむしろ被害者だ」と言いました。

 

松風を見て、友哉は神井のことを重ねて思い出していました。

 

「神井も似たようなことを言ってくれた」

 

松風に少し心を開いた友哉は

 

「神井とは小4のころからの腐れ縁」と口を開きました。

 

2人は幼なじみだったのです。

【神井と友哉の関係が明かされる】

神井に呼び出された松風が、友哉から幼なじみだと聞いたとを話すと「やっと友哉から聞けたんだ、意外と時間かかりましたねぇ」などと言い神井をイラッとさせます。

 

小4のころ、神井が江戸川乱歩の少年探偵シリーズを読んでいるのがきっかけで友哉と話すようになりました。

 

神井が探偵物語のファンなのは納得です。

 

調査能力の高さと粘り強さはまるで探偵のようですから。

 

神井は友哉の父、力郞にも乱暴ながら自転車の乗り方を教えてもらったり、3人で銭湯に行ったり世話になっていたのでした。

 

神井は力郞が捕まりショックを受けましたが、探偵のように「なぜそんなことをしたのか」が知りたくなり、力郞と文通をしていたのでした。

 

力郞は神井にとって記者としての原点であり、人間は複雑で多面的であると教えてくれた存在でした。

 

【神井と松風、手を組む!】

文通するうちに、神井には2つの疑問が浮かびました。

 

「力郞は林川 安成氏に借金があったのは事実だが、ほとんどあげてしまう形で安成氏は催促もしていない、他に問題もないのに、それで一家惨殺するだろうか?」

 

「力郞さんは林川家の家族構成を知っていたのになぜ歌だけ殺さなかったのか」

 

力郞は手紙で「あの日、林川家に窃盗目的で忍び込んだが、家から物音がしたのでそのまま帰ろうとした。その時庭に安成さんと赤ちゃんを抱いた女性がいた」「警察に言っても信じてもらえなかった」「やってないものはやってない」と神井に訴えていました。

 

神井と松風は真相を解明しようと手を組みました。

【すべての謎が解き明かされる】

大人になった神井と友哉は、力郞の無実を証明するため、協力して東賀山事件を調べていました。

 

2人は東賀山事件を当時担当していた春生と接触し、その時あの謝罪の動画を撮りました。

 

春生は力郞が「やっていない」と主張しはじめてから「あれは本当にえん罪だったのではないか」と悩み始めていたのです。

 

罪悪感から、春生は春生で力郞の無実を晴らすために独自に証拠集めをしていました。

 

3人で協力して、力郞の再審ムーブメントを起こそうとしていた矢先に春生が殺されたのです。

 

神井は赤沢に見せた廣島 育美と赤沢の妻が載った写真を心麦たちに見せました。

 

廣島 育美とは林川 安成の愛人だった女性で事件当日アリバイがありました。

 

心麦たちは、現在認知症で施設に入っている廣島 育美に会いに行きました。

 

廣島 育美は心麦を見ると「オカちゃん」と呼びましたがその名前に誰も心当たりがありません。

 

そのことを神井に話すと「オカちゃんか、旧姓ね、なんとなく林川 歌だけが生き残った理由がわかった」と言いました。

 

本当に探偵のように緻密(ちみつ)に推理する神井は、赤沢には悪いですが刑事以上の能力かもしれません。

 

「オカちゃん」の旧姓とは、赤沢の妻京子のことでした。

 

京子は赤沢と結婚していながら林川 安成と愛人関係を持ち、廣島 育美の協力で秘密に安成の子を産みました。

 

その子は林川家に引き取られることになり歌と名付けられました。

 

心麦の母親は京子だったのです!

 

安成の妻は度重なる夫の裏切りに心を病み、一家心中を計りました。

 

東賀山事件は、安成の妻が狂乱して次々と家族を殺(あや)めたのです。

 

安成は錯乱(さくらん)する妻を殺し、自らも命を絶ちました。

 

だから京子の子である歌だけが助かったのです。

 

力郞が目撃したのは歌を抱いた京子でした。

 

京子は東賀山事件が再捜査されることを恐れて、春生を殺し友哉に罪をなすりつけたのです。

 

ラーメン屋の染田を殺したのも、すべて黒幕は京子と協力者の鳴川でした。

 

赤沢はなにも知りませんでした。

 

すべての真相が暴かれ、力郞と友哉は釈放されました。

 

父子はやっと再会することができたのです。

 

「神井、ありがとな」

 

2人の再会を見届けると

 

「また地獄に落ちてでも知りたいこと探さなきゃな~」とあっさり去っていきました。

 

「週刊時代」の神井記者は、あやしくて得体が知れませんでしたが、その正体は敵どころか遠藤父子と心麦と事件に関わるすべての人たちを救ったヒーローでした。

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