本記事はこんな疑問を解決します。
ご紹介する方法は、登録不要でもちろん合法です。違法手段ではないので、安心してください。
『彼の香りと私の匂い』は漫画アプリ『マンガPark』で全巻無料で読める?
いきなり、結論です。
『彼の香りと私の匂い』はこちらの白泉社が運営する漫画アプリ『マンガPark』にて全巻無料で読むことができます。
マンガPark-話題作多数!人気漫画が毎日更新で読める
HAKUSENSHA.INC無料posted withアプリーチ
『マンガPark』は、大手出版社の白泉社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
『マンガPark 』では『彼の香りと私の匂い』1巻から最新巻に収録されているすべてのエピソードを無料で配信してくれています。
安心安全に、そしてタダで『彼の香りと私の匂い』を全巻読破したい方は『マンガPark』を使う方法が最もお得です。
マンガPark-話題作多数!人気漫画が毎日更新で読める
HAKUSENSHA.INC無料posted withアプリーチ
『マンガPark』は課金してもお得に読める!
『マンガPark』では基本的に無料で読める作品が多いですが、最新刊が発売されたばかりの作品などはアプリ内で購入できる『コイン』が必要です。
↓『コイン』が必要な作品。
実は、この『コイン』はアプリ内でお得に、そして簡単に購入することができます!
例えば、1100円分の『コイン』を購入した場合、1100円分の『コイン』に加えて、アプリ内で使用できるボーナスコインが200円分付与されます!
つまり課金しても、お得に漫画を読めるのです!
購入方法もキャリア決済で簡単に購入できるため、わざわざ書店に行って漫画本を購入する手間が省けます。
『マンガPark』では1日に無料で読める話数に限りがあるので、うまく『コイン』を購入して読む方がストレスなく読み進められますよ!
漫画アプリに関して言うと、集英社が運営する少女マンガに特化した漫画アプリ『マンガMee』やスクウェア・エニックスが運営する『マンガUP!』も特にオススメです。
マンガMee-人気の少女漫画が読めるマンガアプリ
SHUEISHA Inc.無料posted withアプリーチ
- この音とまれ!
- ヒロイン失格
- ハニーレモンソーダ
- 美食探偵 明智五郎
- ダメな私に恋してください
- 雛鳥のワルツ
- 虹色デイズ
- 高校デビュー
- 俺物語
- 青空エール
- 素敵な彼氏
- ごくせん
- アシガール
- 椿町ロンリープラネット
- NANA
- アオハライド
- センセイ君主
- シュガーズ
- 僕に花のメランコリー
- 乙女椿は笑わない
- ひるなかの流星
- メイちゃんの執事
- 初×婚(ういこん)
- これは経費で落ちません
- ハル×キヨ
- 悪魔とラブソング
- 雛鳥のワルツ
- きょうは会社休みます
- ストロボエッジ
- デカワンコ
- G線上のあなたと私
- ママレード・ボーイ
- 菜の花の彼-ナノカノカレ-
- 花より男子
- 消えた初恋
- 銀魂
- 宇宙を駆けるよだか
などなど…
- 無能なナナ
- 遺書、公開。
- 幸色のワンルーム
- 薬屋のひとりごと
- 俺ガイル
- 渋谷金魚
- ハイスコアガール
- 咲-saki-
- アカメが斬る!
- ゴブリンスレイヤー
- 魔王学院の不適合者
- クズの本懐
- 好きな子がめがね忘れた
- 魔女の旅々
- 神達に拾われた男
- 裏世界ピクニック
- 地縛少年 花子くん
- 不器用な先輩。
- ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
- ホリミヤ
- 弱キャラ友崎くん
などなど…
「無料でマンガを楽しみたい!」という方は『マンガPark』と併せて使ってみてはいかがでしょうか?
マンガMee-人気の少女漫画が読めるマンガアプリ
SHUEISHA Inc.無料posted withアプリーチ
マンガUP!
SQUARE ENIX無料posted withアプリーチ
次に『マンガPark』の使い方(システム)を簡単にご説明します。
『マンガPark』の基本的な使い方
『マンガPark』に掲載されているマンガを無料で読むには、アプリ内アイテムである『FREEコイン』と『ボーナスコイン』を活用することになります。
(左がFREEコイン、右がボーナスコイン)
簡潔に言うと『FREEコイン』『ボーナスコイン』などを使うことで、1日1作品において、13話分以上のマンガを無料で読むことが可能です。
『彼の香りと私の匂い』も例外なく1日に13話分以上の話数を読み進めることができます。
以下では『マンガPark』で使うアプリ内アイテム『FREEコイン』『ボーナスコイン』のそれぞれの使い方、取得方法を詳しく説明していきます。
『マンガPark』のFREEコインとは?取得方法と使い方を解説
- FREEコインとは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
- 朝6時、夜9時に120FREEコインずつ配布される(1日に計240FREEコイン)
- 30FREEコイン消費で好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る
以上が簡単なFREEコインの取得方法と使い方の説明です。
1話につき30FREEコインが消費されるということは、
1日に配布される240FREEコイン÷1話につき消費される30FREEコイン=8話分
つまり毎日、配布される計240FREEコインを使って1日に8話分の作品をタダで読めるシステムがFREEコインです。
但し1点だけ注意があり、FREEコインを120以上貯めこむことは出来ません。
朝6時に120FREEコインが配布され、その120FREEコインを使わずに夜9時を迎えたとしても新たに120FREEコインが加算されることはありませんので注意が必要です。
マンガPark-話題作多数!人気漫画が毎日更新で読める
HAKUSENSHA.INC無料posted withアプリーチ
『マンガPark』のボーナスコインとは?取得方法と使い方を解説
- ボーナスコインとは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
- FREEコインがなくなってしまった場合でもボーナスコインを使うことで好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る
- 『マンガPark』新規ダウンロード特典で900ボーナスコイン(30話分)が付与される
- 毎日、短い広告動画を見るだけで30ボーナスコイン(1話分)が付与される(1日に2回このシステムが使える)
以上が簡単なボーナスコインの取得方法と使い方の説明です。
下の画像のように『マンガPark』新規ダウンロード特典では、900ボーナスコイン(30話分)が無料配布されます。
そして毎日、短い広告動画を視聴することで30ボーナスコイン(1話分)を取得することが出来ます。
毎日0時と12時の2回、広告動画を見てボーナスコインを獲得できます。つまり毎日、60ボーナスコインを取得できるということです。
短い広告動画の見方は、アプリを起動すると画面右下にピンク色のプレゼントマークが出てくるので、それをタップします。
すると「CMを見てコインをGET」というボタンが表示されるので、タップして短い広告動画を視聴します。(広告を見ずに流してるだけでもOK!)
たったこれだけの労力で、30ボーナスコイン(マンガ1話分)が手に入ります。
やらない手はありませんよね(^^)/
短い広告を見てボーナスコインを獲得できるシステムは毎日、夜0時と昼12時に回復します。
マンガPark-話題作多数!人気漫画が毎日更新で読める
HAKUSENSHA.INC無料posted withアプリーチ
『FREEコイン』『ボーナスコイン』以外で1日3話分のマンガを読む方法
先ほど紹介した『FREEコイン』『ボーナスコイン』が0ポイントになってしまった場合でも1日に3話分のマンガを無料で読むアプリ内システムがあります。
その仕組みがコチラ。
読みたい”話(はなし)”のページへ飛ぶと、「CMを見て無料で読む」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで新たに1話分のマンガを無料で読むことが可能となります。
3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。
以上の事から『マンガPark』は、1つの作品において、1日に最低でも13話分以上ののマンガを無料で読むことのできるかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります!
マンガPark-話題作多数!人気漫画が毎日更新で読める
HAKUSENSHA.INC無料posted withアプリーチ
『彼の香りと私の匂い』あらすじ
主人公・森村みどり(もりむら みどり)が、高校時代からずっと憧れ続けた黒木先輩(くろき)のいる大手のプロデュース会社に入社する所から物語は始まります。
同期の白川サトル(しらかわ さとる)はみどりが最も嫌いなチャラチャラしたタイプの男。
ですがみどりと白川は、お互いの匂いを嗅ぎ合ってムラムラしてしまった事がきっかけで、お互いに気になる存在に発展していきます。
白川の事も気になっていはましたが、とうとう憧れ続けた黒木と付き合う事が叶ったみどり。
恋愛よりも仕事タイプで恋愛に対して初心者のみどりは、ついつい仕事に夢中になってしまい、せっかく付き合う事になった黒木と会う予定や連絡する事を後回しにしてしまいます。
そんなみどりは黒木の事を不安にさせてしまい、黒木が暴走して二人の間が微妙になっていきます。
そこにチャンス!と白川が割って入り、みどりに猛烈にアタックします。
白川の一途な想いに触れ、みどりは自分の気持ちが分からなくなる程二人の間で揺れてしまい3人の関係がもつれていきます。
黒木か、白川か。
みどりがどれだけ苦しい思いをして決断し、どちらかを選んだとしても運命なのかまた3人を巡り合わせていくのです。
えっまさか、そんな事…ありえる!?と思う展開にどんどん続きが読みたくなる作品です。
誰かに抱かれながら(抱きながら)誰か別の人の事を想う。
本当に浮気をしてしまう事と、頭の中で別の人を想う事。どっちが罪な事なんだろう?とみどりは悩みます。読んでいるこちらも「う〜ん」と考えさせられます。
そして三角関係ってドロドロしてそうなイメージ…と思ってしまいがちですが、基本的にラブコメ要素満載でクスッと笑える所が沢山あり、不思議とドロドロさを感じません。
また、この作品の魅力は恋愛の要素だけではなく、みどりのキャリアの中で起こる出来事がとてもリアルで良い意味で恋愛重視の漫画っぽくないところです。
会社で勤めた事がある人は誰もが似たような事を経験していそうなエピソードもあり、共感できる部分がある所が沢山あると思います。
恋愛と仕事と。様々な要素が詰まっていて、つい何度も読み返してしまう魅力的な作品です。
マンガPark-話題作多数!人気漫画が毎日更新で読める
HAKUSENSHA.INC無料posted withアプリーチ
『彼の香りと私の匂い』見どころ紹介!
見どころ①ずっと続く三角関係
1巻の表紙の絵そのまま、みどり・黒木・白川の三角関係がずっとず〜っと続きます。
憧れの黒木と付き合う事になったみどりですが、同僚である白川の事も気になっていました。
みどりが少しでも自分に気があるのでは、と確信があった白川は猛烈なアタックをします。
正反対のタイプの黒木と白川の間でみどりの気持ちもグラグラします。
みどりは黒木か白川か。どちらを選ぶのか?が読んでいて非常にハラハラドキドキ、そしてヤキモキします。笑
どっちか早く決めてっ!と思ってしまうのですが、みどりはそもそも優柔不断なタイプではないですし、決断をしっかりその都度していきます。
ですがみどりがいくら決断をしても、運命ってこういう事なんだ…と思うしか無い様な出来事がいくつか起きて、また三角関係のスパイラルに突入していきます。
なので誰かが優柔不断な故に起きている三角関係ではなく、様々な出来事が起きた結果の三角関係である事が読んでいてとても面白いです。
見どころ②匂いに翻弄される登場人物達
主人公・みどりはとにかく黒木の匂いが大好きで、フガフガと黒木の匂いを嗅ぎまくっては大興奮しています。
みどりが黒木の匂いを大好きになったきっかけは、高校時代に黒木への憧れから下駄箱にあった黒木の上履きの匂いを思わず嗅いでしまったからです。その上履きの匂いがとても良い匂いで、そこから黒木の匂いが大好きになってしまったのです。
きっかけが上履きの匂いとは。笑
みどりは黒木と同じ会社に就職した後も、黒木の匂いを求め夜の誰もいないオフィスで黒木のデスクの椅子に座り、こっそりと黒木の匂いを嗅いでいました。
黒木もみどりの匂いを嗅いでいると抑えきれない衝動に駆られ、普段の大人しい黒木とは違ってドSの狼キャラクターになります。
白川もみどりと匂いを嗅ぎ合う事をしてからみどりの匂いが忘れられなくなり、みどりの事をどんどん好きになっていきます。
ゴミついてるよ、と嘘をついてみどりの髪の毛を触って、触った手の匂いをクンクンするぐらいです。笑
1巻の冒頭からみどりは黒木の匂いを嗅ぎまくり、白川には匂いを嗅がれ…と、とにかくみんなでクンクンしています。笑
その匂いが香りが、登場人物達の理性を揺さぶり、本当の自分の気持ちを翻弄していきます。
見どころ③会社での出来事に共感できる
大きな会社でよくありそうな事がみどりにも起こりますが、みどりは長い物には巻かれる訳でもなく、理不尽な事が起きても大きな相手でも毅然と立ち向かいます。
みどりが自分の意見をハッキリと主張する所は読んでいてとてもスカッとします。
ですが、それでも大きな組織はみどりにいかに正当性があっても、なかなかみどりの様な若い女性の主張が通る事もなく、世知辛い世の中だという所も読んでいてリアリティがあると思います。
特に白川の上司の蓮見(はすみ)という男は、あ〜いるいる!こんなタイプ!と思う典型的な嫌なタイプの上司です。
『彼の香りと私の匂い』登場人物紹介!
森村みどり(もりむら みどり)
元非モテ女子。一見大人しいタイプに見えますがかなりサバサバしていています。
群れることも苦手な性格で友達が居なくて、他人に心を開く事が苦手です。
6巻では元同僚の女子から「みどりと違って他人は情緒や感情を大事にしている。あんたみたいに物事を1 + 1で考えられないのよ」と言われる程、クールであまり感情的になりません。
でも「よくも悪くも人を魅了する」とも言われていました。
恋より仕事に燃えるタイプで、あまり恋愛にかまける事が無いので黒木の事を不安にさせてしまいます。
思った事もズケズケ言い、裏表が無いので時に大きなトラブルを会社内で招いてしまう事があります。
でも、みどりの主張は間違ってないんです。間違った頃は言わない、そこがみどりの大きな魅力だと思います。
そんなしっかりとしていて、クールなみどりですが大の匂いフェチ。
しかも好きなタイプの男性の匂いを嗅ぐと大興奮してキャラが崩壊し、ただの可愛くて性欲丸出しの女の子になります。笑
黒木先輩(くろき)
みどりの高校時代の先輩で憧れの存在。
後にみどりの彼氏になりました。
長身でかっこいいのに、くまなどの可愛いキャラクターをデザインするデザイナーです。
そんなギャップが普通の女子には気持ち悪いと思われ敬遠されますが、みどりには刺さってしまいます。
コミュ障で変わっている、普通の人とはちょっと違い、恋愛も苦手。そんな自分を受け入れてくれたみどりの事をどんどん好きになっていく黒木ですが、みどりの事を好きになり過ぎた故、みどりのスマホを勝手に見たりなど女々しい言動や行動をとってしまいます。
女々しい行動だけならまだ良かったのですが、後々とんでもない事もしでかしてくれます…。
白川サトル(しらかわ さとる)
みどりの同期で同僚。
見た目がチャラくて、ずっとモテモテの勝ち組人生を送ってきましたが、エリートな家族の中で自分だけ落ちぶれている、とコンプレックスもあった様です。
みどりにこっぴどくフラれても、とても一途に健気にアタックしていきますしみどりの事が忘れられず、ずっと思い続けます。
しかもキャラに似合わず、みどりの事を想ってよく泣いています。
そんな一途にみどりの事を思い続ける姿に、読んでいるコチラが切なくなってくる程です。
マンガPark-話題作多数!人気漫画が毎日更新で読める
HAKUSENSHA.INC無料posted withアプリーチ
『彼の香りと私の匂い』序盤ネタバレ紹介!
1話
真面目な非モテ女子だった森村みどり(もりむら みどり)が入社したのは大手プロデュース会社。
みどりはこの会社で社会人デビューすると心に誓っていました。高校時代の先輩で憧れ、ストーカーまでした黒木(くろき)先輩がその会社に居たからです。
そしてみどりが最も嫌いなタイプのチャラくて軽薄な男の白川サトル(しらかわ さとる)。
彼も同期として同じ会社に入社する所からストーリーは始まります。
白川にはツンツンした態度をとるみどりが社内で偶然すれ違った黒木を見かけた時、急に顔を赤らめ盗む様に黒木の背中を見ているのを目撃した白川は、みどりが黒木の事を特別に思っている事に気づきます。
それと同時に女の子らしい表情をしたみどりの顔が忘れられなくなりました。
高校時代、みどりは黒木へのどうしようもない憧れの気持ちが抑えられず、黒木の上履きの匂いをつい嗅いでしまった事がありました。
上履きの匂いを嗅ぐと、とても良い匂いがしてみどりはとてつもない興奮に襲われました。
そこから黒木の匂いを探しては、クンクンする事が癖になっていました。
誰も居ない静まり返った夜の会社。黒木のデスクの椅子に座り黒木の匂いを思いっきりクンクンしたみどりは高校時代の様に興奮していました。
すると、黒木本人に見つかってしまったのです。
「亡くなったお父さんの匂いに似ていて…」と咄嗟に苦しい嘘をつくみどり。
黒木は顔色一つ変える事なく、みどりに対し「自分自身の匂いを嗅いでも良い」と上着をさっと脱いだのです。
そんな黒木に戸惑いながらも、黒木の胸元に顔を近づけ黒木本人の匂いを嗅いで大興奮するみどり。
黒木は「もっと嗅いでも良いよ」と受け入れる様にみどりを抱き寄せました。
次の日、楽しそうに話すみどりと黒木を目撃した白川は、みどりに親密に見えるけど何かあったのかとしつこく聞きました。
黒木の匂いを嗅ぐ事を許された。と嬉しそうなみどり。
「また嗅ぎたかったらいつでも来ていいよ」とも言われた、と伝えると白川は
「絶対性的な意味で言ってるだけだ!」
とみどりを諭す様に伝えたましたが「匂いを嗅ぐだけで、エロい意味じゃない」とみどりは顔を赤らめ可愛い表情をするのです。
そのみどりの表情に白川は煽られてしまいます。
みどりを壁に追い詰め、みどりの首筋の匂いを嗅ぐ白川。
「エロい事じゃないし匂いを嗅いでいるだけだ」と言う白川にみどりは抵抗出来ずにいると、白川の熱い吐息にみどりもだんだんムラムラしていきます。
ただ匂いを嗅がれているだけなのに白川に本当に触れられているような気分になってしまい、その場を逃げるように去ります。
そんな一件があってからは、みどりも白川もただ匂いを嗅いだ、嗅がれた、だけなのにどうしてもお互いを意識し合っていやらしい妄想が止まらなくなってしまいます。
しかし黒木に憧れ続けていたみどりは白川に対しての気持ちは恋じゃない、ただ秘密を共有しただけ。と自分に言い聞かせるのでした。
2話
体がデカくて無表情な黒木は何を考えているか分からない様に思われるからか、女性からは近寄り難い存在だった。
「亡くなった父に似ている」から匂いを嗅ぎたいだけのみどりの嘘を信じて恋愛対象として見てはいけないと思っていた。
しかし他の女子と違い自分に構ってきて、いつも笑顔で接してくれるみどりの事を特別には思っていた。
なんとか黒木ともっと近づいて親密になりたいと思っていたみどりは、酔っ払った所を狙えば何か進展があるのではないか?と思い会社の歓迎会に黒木を誘った。
歓迎会当日。いつもより化粧も服もバッチリとキメたみどりは化粧室の前で白川と遭遇します。
いつもと違う雰囲気のみどりにまた妄想が止まらなくなる白川でしたが、みどりが黒木と何とか進展しようとしている事に気づくと「匂いがただ好きなだけじゃないの?そんなの恋じゃない!」とみどりに言ってしまいます。
歓迎会の最中、みどりは黒木にこの後二人で飲み直さないか?と誘います。
黒木は驚きましたが自分に構うみどりを少し可愛く思い、「あまり飲めないから匂いを嗅ぐだけなら。オフィスに戻ろう」
と夜の誰もいない静かなオフィスに二人で向かいます。
白川はどうしてもみどりと黒木の様子が気になり、その様子を少し距離の離れた所から盗み見していました。
誰もいない静かなオフィスの会議室で黒木の匂いを嗅ぐみどり。
憧れの黒木の匂いにだんだん興奮し、感じてきて呼吸が乱れていきます。みどりの胸元が視界に入りドキッとする黒木。
するとみどりは黒木に私の匂いも嗅いで欲しいと潤んだ眼でお願いするのです。
歓迎会の2次会をパスし、みどりの事が気になって仕方ない白川はオフィスに向かいます。
みどりと黒木を探す白川。
みどりは遂に黒木に高校が一緒でその時からステキだと思って憧れていたと伝えます。
髪を片方に寄せ、黒木に匂いを嗅ぐ様に促すみどり。
戸惑いながらも、みどりの首筋の匂いを嗅ぎながら黒木も段々と興奮していきます。我慢できなくなった黒木はみどりに強引に迫ります。
強引さに戸惑い、思っていたのと違う…と思いながらもみどりは黒木を受け入れようとすると、ドンドン!と会議室の扉を叩く音が聞こえます。
「会社でいちゃついてんじゃねーよ!」とドンドンと叩きながら叫ぶ声が聞こえてきます。
みどりは声で白川が扉を叩いている事に気づき、扉を少し開け顔を出します。
いちゃついていた訳じゃなくただ休んでいただけ。というみどりに対し「おかしい、黒木と一緒だろ」と問い詰める白川。
言い合いをしながらみどりの首元にキスマークがある事に白川は気付きます。
白川に悲しみと憎悪の感情が渦巻き、みどりの腕を思わず掴んで廊下に引っ張り出します。
すると一部始終を静かに聞いていた黒木が扉から出てきて
「好き同士匂いを嗅ぎ合って何が悪いの?」とみどりの肩を抱いてみどりを白川の前から連れ去ります。
白川は一人、廊下でうなだれました。
みどりは「好き同士」と言った黒木の言葉を聞いて夢なら覚めないでと思い、その日黒木と遂に結ばれたのでした。
3話
高校時代から憧れた黒木と両思いになったみどり。
翌日、黒木に夕食を一緒に食べませんか?とメールをしたが一向に返事がありません。
白川は相変わらずみどりとのやらしい妄想をしてしまい、恋愛ではなくただ性欲だけでみどりを意識しているのだと思う様になっていました。
とある打ち合わせで白川の上司とみどりが揉めた時、白川は思わず上司ではなくみどりの味方をしてしまいました。
みどりは白川の仕事が終わるまで待って、見方をしてくれた事へのお礼を白川に伝えます。
そんなみどりに向かい黒木とデートではないのか?と尋ねますが「黒木先輩かやメールの返事がない」と白川に伝えます。
恋愛経験の少ない黒木はみどりに対しどう接したらいいのか分からずメールを返せないでいました。
実は黒木もみどりの様に、みどりの匂いを嗅ぐと欲情してしまう事をみどりにどう伝えたら良いのか分からず悩んでいました。
白川は上司にノベルティの件で黒木と打ち合わせをする様に言われ、黒木と打ち合わせをします。
メールに返事がないと言っていたみどりの事を思い「みどりがメールの返事を待っている」と黒木に伝えます。
黒木に「俺達の事だから君には関係ない」と言われ、イラッとした白川は「みどりと匂いを嗅ぎ合っている、みどりは良い匂いがする」と黒木に伝えその場を去ります。
相変わらず黒木からメールの返信が無いことでもやもやしていたみどりは、黒木に理由を聞きに行こうと黒木に会いに行きます。
黒木をみつけましたが、黒木はみどりに気づくとその場から走って逃げます。
黒木を追いかけ雨の中走るみどり。
建物の影に隠れていた黒木が急に現れ、みどりに強引にキスをします。
そして「みどりの匂いを嗅ぐと何かが止まらなくなる」とみどりに伝えます。
「抑えていた欲情が激情になり、歯止めが効かなくなる」と言う黒木に対し、みどりは「何を恐がっているんですか?私も恐いことばかりでキモがられたり嫌われたらどうしようと思うけど、人を好きになる事はそういうことが全部吹っ飛んじゃう事だと思う」と伝えます。
土砂降りの雨の中、自分をさらけ出してくれたみどりを黒木は誰にも取られたくないと思います。
そして「愛してる」と伝え、気持ちを伝えるように激しくみどりを抱くのでした。
普段は無表情な黒木があんなに情熱的になるなんて人は見かけによらないと思うみどり。
白川に話があると呼ばれます。
「頼み事がある。恋愛感情抜きでSEXしよう」と言う白川。
空手経験のあるみどりは白川を殴ってぶっ飛ばしました。そう、人は見かけによらないものなのです。
4話
みどりにぶっ飛ばされ、痛めた頬さえキュンとしてしまう白川。
そんな自分の感情に戸惑います。
一方みどりと黒木は想いが通じ合い、幸せな日々を過ごしています。
みどりを見かけるとどうしても欲情してしまう白川は、コピー機の前に居るみどりに近づき「髪にゴミがついているよ」と嘘をつき、思わずみどりの髪に触れてしまいます。
白川はみどりに触れたその手の匂いを嗅ぎ、さらに欲情していました。
帰社する黒木を見かけた白川は、黒木がみどりを抱いているんだと思うと羨ましく思います。
そして白川は大きくため息をつき、思わず触れてしまったみどりの髪を触った手を見つめ、その手の匂いを嗅ぎながらなぜか涙が流れてしまうのでした。