3月のライオン幸田香子のその後ネタバレ!零や母・柾近・歩との関係は?うざいかわいい?

 

神木隆之介さん主演で映画化もされている『3月のライオン』。

 

将棋を題材にした珍しい漫画でありながら、繊細な人間ドラマが魅力と話題を呼び、2016年にはアニメ化もされている人気作品です。

 

「一度は目にしたことがある!」という方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、そんな『3月のライオン』に登場する、“悪女”との呼び声も高い幸田香子にスポットを当ててご紹介します。

 

香子は、主人公・桐山零の義姉にあたる人物です。

 

香子の家族である幸田家に零が引き取られたことをきっかけに、二人は義兄弟となりました。

 

しかし、零が悪いわけではないのですが、彼を養子に迎え入れたことをきっかけに幸田家のバランスは徐々に崩れていってしまうんですよね…。

 

そうした家庭事情の背景から、香子は零に対してキツくあたっていますが、そこには憎しみだけでない複雑な感情が絡んでおり、それがこの作品の魅力でもあります。

 

この記事では、

幸田香子はうざい!?嫌われる理由とは?

零と香子の関係性とは?因縁とその後を解説

後藤正宗との複雑な恋愛事情とは?

幸田家の家庭環境と香子の立ち位置

香子の夢はプロ棋士だった?再挑戦の可能性は?

といった内容を中心に解説していきます。

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ネタバレ有!かわいいけどうざい?幸田香子とは何者?

幸田香子のプロフィールと性格

幸田香子は主人公桐山零の義姉です。

 

零を養子に迎えた幸田家の長女で、激しい気性と自己中心的な性格から「悪女」として印象が強いキャラクターです。

 

元々プロの将棋士になる夢を持っていましたが、中学2年生の時、零に勝てないことを理由に父親から将棋を辞めさせられました。

 

その経験で深く傷つき、零に対して辛辣な態度を取ることが多く、時には暴力を振るう場面も…。

 

しかし、時には零にだけ自身の心情を吐露するなど、普段の行いに反し弱い一面も持ち合わせています。

 

アニメの声優は『進撃の巨人』や『僕のヒーローアカデミア』のキャラクターも手掛ける井上麻里奈さん、映画版では有村架純さんが演じています。

 

どちらも豪華なキャスティングで話題となりました。

幸田香子が“うざい”と言われる理由

結論から言うと、幸田香子が「うざい」と嫌われている理由は、その性格と行動にあります。

 

香子は作中で「目を惹く美人」として描かれており、スタイルも抜群、容姿端麗でカリスマ性も持っているキャラクターです。

 

しかし、その見た目とは裏腹に、性格は非常に気性が荒く、自己中心的な行動が目立ちます。

 

特に零に対しては平手打ちなどの暴力や冷たい態度を取ることが多く、その行動に不快感を覚える読者が多いようです。

 

彼女の生い立ちや家族関係の背景を考えると、そうした態度に至った理由は理解できる部分もありますが、読者の評価は賛否両論です。

 

さらに香子は家族や愛に対してコンプレックスを抱えており、その結果、不倫に執着している一面も持っています。

 

このような行動がとにかく自己中心的だと彼女が嫌われる要因となっているようです。

 

しかしそんな彼女も物語が進むにつれ成長し、心情が変化していきます。

 

その成長過程で描かれる香子の脆さや弱さは普段の強気な一面とギャップがあり、魅力的だと感じる読者も増えています。

 

実際私もそんな描かれるほど「人間臭い」香子の魅力に徐々にハマっていったファンのひとりです。

 

零と香子はどういう関係?二人の因縁とその後

香子と零の関係は愛?それとも依存?

 

前章でも記載した通り、零と香子は義兄妹です。

 

香子は零より4歳年上で、零の家族が交通事故で亡くなった時に幸田家に引き取られました。

 

将棋一筋の幸田家では、「将棋ができるか」「勝てるか」で評価がされます。

 

そんな幸田家の中で零は将棋の才能を見出され、次第に義父に特別視されるようになりました。

 

香子はそれに嫉妬し、怒りを抱くようになります。

 

さらに中学生の時、香子は「零に負けたから」という理由で将棋を辞めさせられ、父親から自分の存在そのものを否定されたと感じるように。

 

零を「自分からすべて奪った存在」と憎むようになりました。

 

この香子の境遇には同情してしまいますよね…。

 

香子ももちろん将棋には力を入れていましたし、中学生の多感な年頃に自分が夢に描いていたプロ棋士と父親の評価どちらも失ってしまったら、相当傷ついたはず。

 

しかし厄介なのが、ただ「嫌い」という感情だけではなく、零も同じく「愛されなかった」という共通の苦しみを抱えていたことから、その関係は愛と依存の入り混じった複雑なものになってしまったことです。

 

さらに零は、「自分が幸田家を壊してしまった」とも感じており、香子に対しても後ろめたさを抱いていました。

 

このお互いに苦しみながらも、愛されたいという思いの「共依存」に近い関係が、香子だけでなく零も苦しめていきます。

 

零に執着した過去|なぜ香子は彼を追い詰めたのか

香子が零に強く執着している理由は、幼い頃に「自分の存在が否定された痛み」と深く関わっていると考えられます。

 

零は香子にとって「愛されなかった過去そのものの象徴」であり、それゆえに彼女は零を追い詰めずにはいられなかったのかもしれません。

 

努力しても零に勝てず、最終的に将棋を辞めさせられた香子は、深い心の傷を抱えています。

 

その矛先を零に対しての歪んだ執着とすることでしか、彼女自身を保つことが出来なかったのではないでしょうか。

零との関係のその後は?和解か、すれ違いか

 

香子と零の関係では、はっきりとした和解は描かれません。

 

しかし、物語が進むにつれて香子と零は成長し、少しずつ自分たちの過去と向き合うようになっていきます。

 

13巻では香子が想い人である後藤に好意を寄せる中で、零の苦しみに気づき、静かに零の幸せを祈る描写が。

 

最初の香子の気性からは考えられない心情の変化が描かれており、香子の成長を感じられるシーンです。

 

完全な和解が描かれるわけではありませんが、2人はすれ違いながらもそれぞれの人生を歩み始めているのではないでしょうか。

 

後藤正宗(ごとうまさむね)と香子の複雑な恋愛事情!香子の恋は報われるのか?

後藤と香子の関係が物議を醸す理由|後藤とはどういう人物?

後藤正宗はA級の棋士で、香子の父親の弟弟子にあたります。

 

年齢は41歳。意識不明の難病を抱え、長期間入院中の妻がいます。

 

後藤と香子の関係に対して批判が集まる理由は、結論から言うとこの2人が不倫関係にあるからです。

 

物語の中で、香子が後藤に好意を寄せている描写が多く、後藤は香子を「ストーカー」と呼んでいます。

 

2人は昔から知り合いで、後藤も香子に深い感情を抱いており、彼女が辛い時期を迎えた際には支え合ってきました。

 

さらに、後藤も過去に大きな痛みを抱えており、その感情を香子に重ねることが多かったため、2人の関係は非常に複雑です。

 

とはいえ、後藤が妻を捨てることは考えにくく、香子の恋が報われる可能性はほとんどないと思われます。

 

香子と後藤の“その後”を考察|ファンの間で賛否両論!

香子と後藤が結ばれる可能性ですが、結論から言うと低いと思います。

 

香子と後藤の関係は深いものにはならず、最終的にはお互い静かに離れていくのではないでしょうか。

 

香子は、父親の弟弟子であり、自分より二回りも年上の既婚者という後藤に非常にハードな恋をしています。

 

しかし、後藤を追い続ける中で彼女の心境に変化が生まれます。

 

余命が僅かとなった妻を見舞い続ける後藤を見て、香子は零が家族を失い、天涯孤独になった心情を考えるようになるのです。

 

そして過去の自分の行いを後悔しつつ、香子は後藤と零の幸福を心から祈ります。

 

子の心境の変化から、香子は後藤への気持ちに区切りをつけ、前に進むことを決意したのではないでしょうか。

 

また、後藤も香子に対して愛情を抱いていたかもしれませんが、彼女を女としては見ていなかった可能性が高いと思われます。

 

複雑な関係の2人ですが、時間をおいてお互いを尊重し合える良い関係を築けることを願わずにはいられません。

 

家族関係も複雑?香子と母・父柾近(まさちか)・弟歩むとの確執

幸田家の複雑な家庭事情とは?将棋一家の苦悩

 

幸田家は「才能」を重視する家庭です。

 

父・幸田柾近(こうだまさちか)はプロ棋士としての経験を持ち、子どもたちを「将棋ができるか」「勝てるか」で評価する傾向がありました。

 

零は外部から迎えられた存在でしたが、柾近はその将棋の才能を見抜いて彼を特別視していました。

 

一方で、香子は零に負け、将棋を辞めるように柾近から言われます。

 

これは香子にとって、自分の存在そのものが否定されたように感じる出来事でした。

 

父に期待されていた香子は、自分の努力を否定されたことで深く傷つきます。

 

自分に期待してくれていた父が突然他所から来た義弟に期待を乗り換えられたら、特にプライドの高い香子には到底受け止めきれないですよね…。

 

また傷ついたのは香子だけではなく、弟(零とは同い年)の歩も零に負けたことから将棋を辞め、家に引きこもりがちに。

 

そんな家族をみてきた母も零に複雑な心境を抱き、家族はばらばらになってしまいます。

 

この家庭環境が、香子にとって「ありのままの自分を愛してもらう」という体験がほとんどなかったとして、彼女の心に深く刻まれてしまいました。

父・柾近とはどういう人物?期待と香子の葛藤

 

柾近は零の実父の友人で、過去には奨励会で競い合った仲でした。

 

友人の悲報を受け、内弟子として零を引き取ることに。

 

家族を愛しているものの、将棋中心の考え方が強く、香子や歩むに対する評価が偏っている部分が目立ちます。

 

零が家を出た後も心配して連絡を入れたりと、立派な人物だと感じますが、実子である香子や歩むに対しては、配慮が足りない部分も多く見受けられますね。

 

零は結果的に「幸田家を壊してしまったのは自分」と感じ、深い罪悪感を抱いています。

 

香子もまた、このような父親の態度に苦しみ、心の中で葛藤を繰り広げている状態に。

 

柾近に悪意はなく、将棋に対する熱い思いから不器用な行動をしている人物ですが、その思いが家族に伝わり、いつか和解できることを願います。

 

香子の将棋の強さは?弟歩とプロ将棋士への夢

夢はプロ将棋士!?香子の実力と将棋への愛

もともと香子の夢はプロの将棋士になることでした。

 

中学生の時点で、香子の腕前は初段だったようです。

 

これは中学生の女性の中ではかなり強い実力で、香子がどれだけ努力してきたかが伺えます。

 

そのため、尊敬する父親に、零に負けたことで奨励会を辞めさせられたことは、香子にとって非常にショックだったに違いありません。

 

将棋を辞めてから、香子は精神的に歪んでいきますが、長年抱いていた夢が突然消えてしまった喪失感は、計り知れないほど大きかったはずです。

 

不憫に思う一方で、零に対してあれほど理不尽に接してしまったことも、ある意味では理解できる部分があります。

プロ将棋士を再び目指す日は来るのか?香子の未来を予想

結論として、香子が再びプロの将棋士を目指す可能性は十分にあると思います。

 

物語を通して成長を見せ、零への理解や後藤への気持ちと向き合わせられた香子は、自分の進むべき道を再評価し、再びプロ棋士への夢を追いかける展開が期待できるのではないでしょうか。

 

女性のプロ棋士は非常に難しい道ですが、香子ならばその夢を実現できるのではないかと感じます。

 

今後彼女がどのように活躍していくのか、ますます楽しみです。

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