蜘蛛ですがなにか主人公蜘蛛子の正体や強さは?前世は人間で死亡?名前や転生前をネタバレ!人型の進化や神も

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今回は、『蜘蛛ですが、なにか?』の主人公について紹介します!

 

実は本作の主人公には名前がなく、作中でも「私」となっています。

 

以降の文章中では、わかりやすくするために公式にも用いられている俗称の「蜘蛛子(くもこ)」と表現します。

 

突然異世界転生して蜘蛛になってしまった蜘蛛子。

 

初めはとても弱く、いつ他の魔物に倒されてもおかしくない存在でした。

 

しかし、知恵を活かして魔物を倒し、様々なスキルを獲得して生き残ります。

 

そんな蜘蛛子の強さや前世について、生き残るための辛い食事事情に加えて、物語の鍵を握るキャラクター・魔王アリエルや管理者Dと蜘蛛子の関係について解説します!

 

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このようにマンガBANG!では『蜘蛛ですがなにか?』を無料で公開してくれています。

 

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主人公蜘蛛子はどのように進化した?人型になるのはいつ?強さをネタバレ解説!

蜘蛛子の基本的なプロフィール

日本の高校の教室にいたところ、突然異世界転生して「スモールレッサータラテクト」という蜘蛛の魔物になってしまいました。

 

誕生した場所は「エルロー大迷宮」というダンジョンの中で、弱いままではすぐに他の魔物に淘汰されてしまいます。

 

蜘蛛子は、持ち前のポジティブさを発揮し、レベルを上げて、スキルを集めることで必死に生き延びることにしたのでした。

 

蜘蛛子の性格は、とてもポジティブで楽天的です。

 

おかげで過酷な環境で最弱の魔物に生まれ変わっても、生き延びようと考えることができたのではないでしょうか。

 

また、生きるためには何でも食べる、という考えを持っており、マズイだけでなく毒を持っている魔物なども積極的に食すことで、スキルを獲得します。

 

自分の心の中では饒舌な蜘蛛子ですが、コミュニケーション障害を自称しており、他人との会話ではほとんど口を開きません。

 

蜘蛛子曰く、会話するには全神経を集中させなければならないそうです。

 

唯一よく話すようになるのは、お酒を飲んだ時です。

 

蜘蛛子はお酒を飲むと笑い上戸になり、普段心の中で思っていることを口にしてしまうようになります。

 

蜘蛛子の進化の過程

スモールレッサータラテクト

生まれた時の蜘蛛子は、「スモールレッサータラテクト」という最弱の魔物です。

 

それでも、人間だった頃の知恵を活かして「蜘蛛糸」で敵を拘束し、「毒牙」でトドメを刺すという戦法で他の魔物を倒し、レベルを上げることで「スモールタラテクト」へ進化します。

スモールタラテクト

スモールタラテクトに進化した際、蜘蛛子はスキル「探知」を獲得しましたが、この頃はまだ情報処理能力が不足しており、半永久封印することになります。

 

その後、猿の魔物との戦闘でレベルを上げ、「スモールポイズンタラテクト」に進化しました。

スモールポイズンタラテクト

スモールポイズンタラテクトは、タラテクト種の中でも希少で、強力な毒を持つ魔物です。

 

この頃から、蜘蛛子は高いステータスを持つ魔物とも戦い、多くの経験値を得るようになりました。

 

そして、「ゾア・エレ」に進化します。

ゾア・エレ

ゾア・エレは、「不吉の象徴」とも言われ、高い戦闘能力と隠密性を持つ小型の蜘蛛系の魔物です。

 

蜘蛛子のステータスも大幅にアップし、スキル「腐蝕攻撃」を獲得します。

 

しかし、「腐蝕攻撃」を使用すると「腐蝕耐性」を持っているにも関わらず、自分の腕を1本失ってしまいました。

 

もしタニシを食べていなくて「腐蝕耐性」を持っていなければ、「腐蝕攻撃」を使った瞬間に自爆していたのです。

 

その後、レベルを上げた蜘蛛子は「エデ・サイネ」に進化します。

 

エデ・サイネ

エデ・サイネは、死の象徴とも言われ恐れられる小型の蜘蛛系の魔物で、非常に高い戦闘能力と隠密性を持ちます。

 

進化した蜘蛛子は、地龍アラバに挑み、激闘の末に勝利しました。

 

その後、蜘蛛子がエルロー大迷宮の外へ出ると、それを阻止しようとするクイーンタラテクトの眷属たちと戦闘になります。

 

それによって、蜘蛛子は「ザナ・ホロワ」に進化しました。

ザナ・ホロワ

ザナ・ホロワに進化することで、蜘蛛子は「不死」のスキルを獲得します。

 

システムの中では、進化することは実質不可能になっており、蜘蛛子が世界で唯一ザナ・ホロワに進化できたユニークモンスターになったのです。

 

「不死」のおかげで、蜘蛛子は困難な局面を生き延びます。

 

また、人間や魔王アリエルとの戦闘で大量の経験値を獲得し、ついに念願の「アラクネ」へ進化します。

アラクネ

アラクネは、蜘蛛の下半身に人の上半身が生えた半人半蜘蛛の魔物です。

 

蜘蛛子の顔は、前世での姿にそっくりになっていました。

 

人間の腕を得たことで、武器を作り出して扱うこともできるようになり、武器を介することで「腐蝕攻撃」をリスクなしで使用できるようになります。

 

スキル紹介①「韋駄天」

スキル「韋駄天」は、管理者Dが蜘蛛子の転生時に、蜘蛛子の適正に合わせてプレゼントしたスキルです。

 

その効果は、「スキルレベル×100分平均速度能力にプラス補正がかかる。また、レベルアップ時にスキルレベル×10分の成長補正がかかる」というものです。

 

このスキルのおかげで、蜘蛛子は転生直後から速度だけは異常に速いというステータスになっており、危険な魔物からは逃げたり、素早さを活かした戦法で戦うことができました。

スキル紹介②「腐蝕攻撃」

「腐蝕攻撃」は、ゾア・エレに進化した時に獲得したスキルです。

 

この世界における「腐蝕属性」とは、単に腐らせるというものではありません。

 

「死の崩壊を司る属性」です。

 

つまり、「腐蝕攻撃」は、当てるだけで相手を死に至らしめる協力な攻撃だとわかります。

 

本来のゾア・エレは「腐蝕耐性」のスキルを持たないため、「腐蝕攻撃」を使うと自爆してしまうはずでした。

 

しかし、蜘蛛子は「悪食」の称号を得た時に「腐蝕耐性」を獲得しており、自爆せずに済みました。

スキル紹介③「並列意思」

「並列意思」ではそれぞれが独立した複数の意思を持つことができます。

 

つまり、多重人格になったようなものです。

 

蜘蛛子は体を動かす「体担当」と情報整理を行う「情報担当」、魔法を扱う「魔法担当」に役割を分けます。

 

また、本体から離れても活動可能で、相手の精神を侵食することができました。

 

スキル紹介④「禁忌」

「鑑定」の結果では「禁忌を犯したものが得るスキル。決して上げることなかれ」となっていました。

 

スキルレベルが10になるとその効果を発動し、この世界についての様々な情報が脳に直接インストールされます。

 

これによって蜘蛛子は、このまま行けばこの世界が確実に崩壊する、ということを知ります。

 

スキル「禁忌」によって得た情報の詳細は、未だ明かされていません。

スキル紹介⑤「神性領域拡張」「n%|=W」

蜘蛛子が持っているスキルの中でも、特に意味不明なものが「神性領域拡張」と「n%|=W」です。

 

「鑑定」しても「n%|=W」は「鑑定不能」になっており、「神性領域拡張」は「神性領域を拡張する」としか分かりません。

 

また、「n%|=W」は転生時に管理者Dから与えられたスキルで、転生者全員が所持しています。

 

これらのスキルが今後の展開にどう関わってくるのか、注目のポイントです。

魔法について

この世界での魔法は、「魔力感知」と「魔力操作」のスキルがなければ扱えません。

 

蜘蛛子も初めはそれらのスキルを持っていなかったため、魔法を使うことができませんでした。

 

しかし、「魔力感知」や「魔力操作」を統合した最高位スキル「魔導の極み」を獲得し、魔法を使えるようになります。

 

また、蜘蛛子は最高位の闇魔法「深淵魔法」のスキルも有しており、魔法戦でも敵う者は限られています。

 

以降、蜘蛛子は「並列意思」で増えた3人目の自分を「魔法担当」にして、より多彩な戦闘スタイルを作り上げました。

 

主人公蜘蛛子は実は死亡している?前世で人間だった時の名前は?転生前の正体とは?

前世での蜘蛛子の生活

蜘蛛子が前世を振り返る数少ない場面から読み取れる前世の蜘蛛子の生活は、決して幸せとは言い難いものです。

 

前世の蜘蛛子は、一応学校に通ってはいたものの、それ以外はネットかゲームをするだけの、引きこもりでした。

 

両親が家に帰ってくるのは遅い時間で、顔を合わせることもなく、ご飯は電子レンジで温めるものばかり。

 

そのためか、蜘蛛子は他人とコミュニケーションをとることが億劫になり、ネットゲームの中でさえ、他人とは話しませんでした。

蜘蛛子の前世は「若葉姫色」!

蜘蛛子の並列意思「体担当」は、魔王アリエルの精神を攻撃するうちに、アリエルの意思とごちゃ混ぜになってしまいます。

 

それによって、「体担当」から蜘蛛子の前世の記憶を引き継いだアリエルは、蜘蛛子の本体と顔を合わせて「『若葉姫色(わかば ひいろ)』ちゃん」と呼びかけました。

 

こうして、蜘蛛子の前世の正体は「若葉姫色」だと明かされたのです。

展開予想!蜘蛛子は若葉姫色で確定なのか?

蜘蛛子の前世の正体について、2つの疑問点があります。

 

1つ目は、蜘蛛子の異常なタフさです。

 

蜘蛛子は生き延びるために、体の一部を失っても戦い続け、どんな魔物でも食します。

 

しかし、現代の日本で生きていた記憶を持つならば、そう簡単に受け入れられることではないと思います。

 

2つ目は、ステータス画面で「名前なし」と記載されていることです。

 

序盤から蜘蛛子は「名前なし」となっていましたが、同じ転生者のソフィアのステータス画面ではソフィアという名前の上に根岸彰子(ねぎし しょうこ)と前世の名前が記載されています。

 

蜘蛛子の前世が若葉姫色なら、蜘蛛になってからの名前がなくても「なし」と書かれた上に若葉姫色と記載されるはずです。

 

以上の2点を踏まえて、蜘蛛子の真の正体を考察するヒントは、第1巻にあります。

 

蜘蛛に転生した直後、蜘蛛子は自分の現状について「一番有力なのは、死んで蜘蛛に転生したパターン。あとは、魂だけ抜けて憑依したとか?それか、実は私は『私の記憶』を持ってるだけの蜘蛛とか?」と考えています。

 

この3つ目の「蜘蛛子は若葉姫色の記憶を持っているだけの蜘蛛」というのが、限りなく真相に近いのではないかと考えます。

 

そうすると、上記2つの疑問点の辻褄があうだけでなく、管理者Dが言った「魂の波長が合う種族に転生させた」というセリフにも納得できます。

 

今後の展開でどのように真実が明かされるのか、楽しみです。

 

また、この世界が何なのか、レベルやスキルの秘密、蜘蛛子がどのように成長していくのか、注目するポイントはたくさんあります。

 

背に腹は変えられない!ヘビにタニシ、共食いまで!異世界での辛い食事事情を紹介!

初めての食事は「共食い」

転生して卵から出た途端、蜘蛛子の周りでは共食いが繰り広げられていました。

 

初めは共食いを拒否して逃げ回る蜘蛛子でしたが、餓死しないために、意を決して兄弟の死体を食べたのが、転生後初めての食事です。

 

味は最悪で、苦味が強く、吐きそうになりながらも咀嚼して飲み込みました。

 

その結果、「血縁食ライ」の称号を獲得します。

ヘビ

「エルローバラドラード」というヘビの魔物は、蜘蛛子の何十倍もの大きさで、蜘蛛糸も効きづらい難敵でした。

 

味はマズいものの、その巨体を食べ尽くしても腹八分しか満たされず、蜘蛛子の胃がブラックホールであることが明らかになります。

 

タニシ

ある時、蜘蛛子は「エルローゲーレイシュー」というタニシの魔物を見つけます。

 

「いただきまーす」とかぶりつく蜘蛛子でしたが、口に含んだ瞬間に吐き出します。

 

蜘蛛子曰く、その味はこの世のものとは思えず、真夏の炎天下に生ごみをずっと放置して、それを腐った牛乳で丹念に煮込んだような味だそうです。

 

それでも完食したおかげで、「腐蝕耐性」のスキルを獲得することができ、後々の進化に大きな影響を及ぼしたのです。

ナマズ

エルロー大迷宮の中層に到達した蜘蛛子は、「エルローゲネセブン」というナマズの魔物と遭遇します。

 

このナマズは、蜘蛛子が転生後初めて「美味しい」と思った魔物です。

 

「淡白な白身に程よく脂が乗って、さらに皮のプルプル感が渾然一体となって全体のハーモニーを奏でている!」と、涙ながらに完食しました。

辛い食生活からの解放

エルロー大迷宮を脱出し、蜘蛛子の辛い食生活は終了しました。

 

外では、果物を食べられたからです。

 

魔王アリエルたちと旅に出てからは、人間の街で食材を調達し、アリエルが料理を作ることになります。

 

敵か?味方か?主人公蜘蛛子が一瞬でバラバラにされた?魔王アリエルとの関係について解説!

魔王アリエルとは

魔王アリエルは、「オリジンタラテクト」という蜘蛛系の魔物の頂点に立つ魔物です。

 

蜘蛛子の母親であるクイーンタラテクトも、アリエルの眷属でした。

 

ステータスは蜘蛛子の数倍ある上に、ほとんどのスキルレベルが上限に達しており、ほとんどの属性を無効にする耐性を持っています。

蜘蛛子とアリエルの出会い

クイーンタラテクトからの精神支配を受けていた蜘蛛子は、精神を直接攻撃するために並列意思たちを送り込みます。

 

危機を感じたクイーンタラテクトは、アリエルに「子供に食われそうになっている」と助けを求め、アリエルが蜘蛛子の本体を倒しに来たのが二人の出会いでした。

 

アリエルは、腕を一振りしただけで蜘蛛子を跡形もなく消し飛ばします。

 

しかし、蜘蛛子は「不死」のスキルを獲得しており、生き延びることができました。

 

蜘蛛子vsアリエル

蜘蛛子の並列意思たちは、アリエルの精神まで侵食しようと考え、並列意思の「体担当」がアリエルの精神に侵入します。

 

その後、アリエルは確実に蜘蛛子を倒すために、魂を砕く深淵魔法を発動します。

 

絶体絶命のピンチを乗り切るため、蜘蛛子は生み出しておいた自分の眷属に、自分の精神を移植するという奥の手を使い、生き延びました。

アリエルと共に旅へ

アリエルの精神に侵入した「体担当」は、アリエルの精神と融合し、その記憶と意識がアリエルに引き継がれました。

 

そのため、アリエルは蜘蛛子が若葉姫色だったことを知り、蜘蛛子と敵対することをやめます。

 

そして、蜘蛛子に「私と手を組まない?」と持ちかけるのでした。

 

蜘蛛子はそれに応じ、共に旅をすることになります。

 

異世界の神?集団転生の原因?管理者Dと主人公蜘蛛子の関係を解説!

管理者Dとは

管理者Dは、世界最悪の邪神を自称しています。

 

蜘蛛子の前に突然スマホが現れたスマホを介して話しかけて来ました。

 

丁寧な口調で話す反面、性格は自己中心的で快楽主義な部分があります。

 

まだ謎に包まれている部分の多いキャラクターです。

蜘蛛子と管理者Dの邂逅 その1

蜘蛛子が火龍を倒した後、全身真っ黒な鎧を着た男が接触してきます。

 

しかし、蜘蛛子は男の話す言葉が理解できず困っていました。

 

すると突然スマホが現れ、管理者Dと名乗る通話相手が男と話をすると、男は帰ってしまいます。

 

その後、管理者Dは自分が娯楽のために蜘蛛子を観察していたと明かします。

 

これが蜘蛛子と管理者Dの出会いでした。

 

蜘蛛子と管理者Dの邂逅 その2

蜘蛛子と管理者Dの2回目の邂逅では、転生に関する重大な情報が明かされます。

 

先代の勇者と魔王は、何者かに「管理者は敵だ」と吹き込まれていました。

 

そして、日本にいた管理者Dを攻撃するため、世界の壁を越える魔法を編み出したのです。

 

しかし、その魔法を制御できず、暴走したことで、日本の教室にいた25人の人間を吹き飛ばしてしまいました。

 

管理者Dは死んでしまった25人全員に個人の適正に合ったスキルと「n%|=W」を与え、転生させました。

 

さらに、管理者Dは当時教室にいた人間のうちの一人が自分だと言います。

 

では、管理者Dは一体誰なのでしょうか?

 

次に管理者Dが登場し、新たな情報が明かされるのが楽しみです。

管理者Dの目的とこれから

謎の多い管理者Dですが、その目的は「娯楽」だとはっきりしています。

 

そのため、突飛な行動で驚異の成長を遂げる蜘蛛子に興味関心を持っているのが現状です。

 

よって、蜘蛛子に面白さを見出しているうちは、敵対する可能性は低いでしょう。

 

しかし、展開を面白くするために、管理者Dが蜘蛛子を困難な状況に陥れる可能性は十分に有り得るため、そうならないことを願います。

 

また、管理者Dは蜘蛛子に「あなたが”こちら側”に辿り着いて欲しいと願っています」と話しており、蜘蛛子が「神」になるという展開も考えられます。

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