人気マンガ『クロコーチ』。
この記事では、そんな『クロコーチ』の最終回・結末はどうなったのか？について分かりやすく簡潔にまとめていきます！
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「クロコーチ」ってどんな話？あらすじ紹介！
黒河内圭太 (くろこうち けいた）は、神奈川県警の汚職刑事で、政治家や実業家の弱みを握り、脅して金を取ったり、彼らの犯罪をもみ消したりしています。
そんな彼の元に、正義感あふれる若いエリート警官、清家真吾（せいけ しんご）が配属されます。
清家は最初、黒河内を告発しようとしますが、黒河内が追っているもっと大きな悪を知り、しぶしぶ協力することに。
二人は力を合わせ、権力者たちが隠してきた未解決事件を次々と捜査していきます。
物語は、実際の「三億円事件」や「警視長官狙撃事件」をモデルに、複雑な陰謀が絡む警察ミステリーです。
『クロコーチ』主な登場人物紹介！
黒河内 圭太 (くろこうち けいた）
この物語の主人公で、通称「クロコーチ」。
県警捜査二課の警部補で、中年の悪徳警官です。
政治家や実業家を脅して金を巻き上げ、時には彼らの犯罪を隠します。
彼の悪行は警察内でも知られていますが、証拠がなく、上司の弱みも握っているため誰も彼を止められません。
清家 真吾（せいけ しんご）
県警捜査一課に所属する若手のエリート警察官で、知識豊富な人物です。
真面目な性格で、何事にも一生懸命取り組むため、同僚からの信頼も厚いです。
物語の中で、清家は黒河内を監視する任務を任され、不本意ながら彼とコンビを組むことになります。
自らの信念と、黒河内との奇妙なパートナーシップの間で葛藤しながら、真実を追求していきます。
物語を通じて、彼の正義感と現実のギャップに苦しむ成長過程も重要なテーマとなります。
沢渡 一成（さわたり かずなり）
神奈川県知事であり、かつては衆議院議員としても活躍していた、大物政治家としての顔を持つ人物です。
表向きには市民からも広く支持されるリーダーであり、特に政策面での実績やカリスマ性で注目されています。
しかし、その裏の顔は極めて猟奇的 (りょうきてき) な犯罪者であり、彼の背後には多数の殺人事件が絡んでいるという疑惑が浮かび上がります。
自分の立場を利用して多くの犯罪を隠蔽し、反対者を抹消してきました。
彼の野心は止まることを知らず、権力を握るためなら手段を選びません。
城尾 平蔵（じょうお へいぞう）
黒河内の敵で、秘密組織「桜吹雪会」を設立した謎の人物。
桜吹雪会を裏から支え、察を辞めた者の支援や、殉職者じゅんしょくしゃの遺族を守るなど、組織内で敬われていました。
しかし、実は組織は数年前から別の人物に乗っ取られており、城尾は表向きのリーダーに過ぎなくなっていました。
かつての三億円事件に関わっており、黒河内にとって重要な悪人の一人です。
高宮 健太（たかみや けんた）
元ヤクザで、赤刃組に所属していた銀行強盗犯。
黒河内が困った時に助けてくれる存在です。
彼は桜吹雪の裏金を預かる立場でしたが、欲がなく全額を黒河内に託しています。
強面の見た目ですが同性愛者で、かっては旧友に好意を寄せていましたが．後に清家に惚れ、彼のために尽力します。
浅黄（あさぎ）
物語の終盤に登場する、黒河内の部下となる女性刑事。
過去に姉を猟奇殺人犯に殺された経験があり、特に女性が被害者となる犯罪を強く憎みます。
犯人に対しては、黒河内が驚くほどの勢いでキレることも。
体術も優れており、一人で相手を制圧できるほどの実力を持っています。
過去の因縁からある男性を敵視しており、それが物語の展開に大きく関わります。
「クロコーチ」最終回までのおさらい！
ここからは「クロコーチ」の最終巻に至るまでのあらすじを紹介していきます。
黒河内と清家の始まり
クロコーチという漫画を読みました。なんとなく読み始めたら止まらなかったです。
万人受けはしないでしょうけど、先が読めなくて常に緊張感がある…作風違いまくりですけど、この感覚はコードギアスをリアルタイムで見てた時に感じたものでした。
最終回までお見事。
— えで〜 (@eddie_OZ) September 9, 2024
正義感あふれる若手刑事の清家真吾は、悪徳警官とされる黒河内圭太を監視するために、上司から指示を受けます。
清家は黒河内とコンビを組むことになりますが、当初は黒河内に強い不信感を抱いています。
黒河内は、金や権力を駆使して警察内部や政治家たちを操り、裏で動く危険な存在として警察内でも恐れられている人物です。
清家はそのような黒河内のやり方に反発しながらも、彼の行動を見守ります。
物語が進む中で、清家は黒河内の行動の裏に隠された本当の目的に気付き始めます。
これにより、清家は次第に黒河内の真意を理解し、二人の関係は信頼に基づくものへと変化していきます。
沢渡一成との対立
黒河内と清家が物語を通じて立ち向かう最大の敵は、神奈川県知事の沢渡一成です。
沢渡は表向きは優秀な政治家であり、国民からの支持も高く、実績も輝かしい人物として知られています。
しかし、裏の顔は猟奇的な殺人犯であり、特に若い女性を狙った残虐な殺人を繰り返している人物です。
黒河内は長年にわたってこの沢渡の悪事を暴こうと試みてきましたが、沢渡は警察や政治の上層部にも深い繋がりを持っているため、黒河内の動きを阻む強力な存在です。
黒河内は、沢渡が権力を駆使して自らの犯罪を隠蔽し続けていることに対し、執念を燃やします。
しかし、その権力の厚い壁は容易には崩せません。
三億円事件と桜吹雪会
物語が進むにつれ、黒河内は「桜吹雪会」という謎の秘密結社の存在に気付きます。
この組織は、かつて世間を騒がせた三億円事件に関与しており、その資金や権力を駆使して、警察や政界に強い影響力を持っています。
桜吹雪会は表向きには存在を知られておらず、影で警察内部を操作し、腐敗を助長している組織です。
黒河内はこの桜吹雪会の実態を暴き、組織と対決することを決意します。
桜吹雪会は、非常に強力な組織であり、黒河内はその影響力に立ち向かうために命を懸けた戦いを繰り広げます。
城尾平蔵との対決
桜吹雪会のリーダーであり、かつて警察の要職に就いていた城尾平蔵は、黒河内にとって非常に重要な敵となります。
城尾は「Mr.公安」として警察内部で絶大な影響力を持っていましたが、実際には桜吹雪会内での権力を失っており、背後には別の勢力が存在します。
黒河内は、城尾との対決を通じて桜吹雪会の本当の支配者に迫ることになります。
城尾自身は強力な存在ですが、彼の裏で糸を引いている人物が誰であるかを突き止めることが、黒河内の次の目標となります。
城尾は黒河内にとって単なる敵ではなく、かつての同僚であり、彼にとっての過去の一部を象徴する存在でもあります。
彼との対決は、黒河内にとって感情的にも大きな影響を与えるものとなり、物語にさらなる深みを加えます。
「クロコーチ」最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画ドラマ】長瀬犯人その後の最後はどうなった？
黒河内の過去の明かされる動機
#クロコーチ 11#リチャードウー #コウノコウジ
清家父の死亡理由が判明。緑川の関与はなんとなく予想していたもの、自分の予想と違った方向に進みワクワク。11巻は勉強になる情報がたくさんあって、読み甲斐があった。えっと・・・黒河内がカッコよく見えてきたが、私の目に何が起こったか・・・⁉️😅 pic.twitter.com/kCf3h1rJgC— エムの漫画日記 (@MangaDebut2022) February 7,2024
物語の最終章で、黒河内の本当の目的と過去が明かされます。
表向きは悪徳官として、金や権力を使って汚れた仕事をしているように見えていた黒河内ですが、実はそれは表向きの姿でした。
察や政界の腐敗を暴き、内部から壊すために、あえて悪役として振る舞っていたのです。
彼の行動の裏には、常に正義を求める強い念がありました。
しかし、正義を貫くために、自らが悪人としての役割を演じることを選び、多くの人に憎まれることも受け入れていたのです。
清家もこの事実を知り、黒河内に対する見方が大きく変わり物語は感動的なクライマックスに向かいます。
沢渡との最終対決
黒河内と清家がついに神奈川県知事の沢渡一成を追い詰めます。
沢渡は表では優れた政治家として振る舞っていましたが、裏では猟奇的な殺人を繰り返し、その罪を隠すために察や政治の力を使っていました。
黒河内は長年にわたって沢渡の悪行を追い続け、ついにその全てを泰き出します。
清家と共に沢渡の隠された犯罪を明らかにし、法の裁きを受けさせるために奮闘しますが、沢渡は最後の瞬間に自ら命を絶ち、罪を裁かれることなく物語は終わります。
この結末は、黒河内と清家が長年追い続けた正義が、完全に果たされなかったという不完全さを示しており、物語全体に深い余韻を残します。
桜吹雪会の崩壊
沢渡の死によって、黒河内が長年追い続けてきた桜吹雪会も崩壊していきます。
桜吹雪会は、過去に三億円事件に関与しその資金や権力を使って警察や政界を操ってきた組織です。
沢渡を失ったことで、この強力な組織のメンバーたちも次々と逮捕され、これまで隠されていた多くの悪事が明るみに出されます。
桜吹雪会が崩壊することで、長年にわたって続いていた警察や政治の腐敗がついに終わりを迎えます。
黒河内は、自身が目指してきた正義を成し遂げ彼の長い戦いはついに完結します。
多くの犠牲があったものの、最終的に黒河内の目標が達成されたことが物語の大きな終わりを象徴しています。
黒河内の選んだ結末
あえて今さら言うことではないのかもしれませんが、クロコーチ。ほんと面白い。
黒河内、マジ格好いい。
週刊漫画ゴラクは面白い作品多い🥸 pic.twitter.com/NF0PioV5eg— ファーイーストサービス株式会社 シャーレンチレンタル、修理 (@fareastservice) March 13, 2024
物語の最後、黒河内はこれまでの自分の行動とその結果について深く考えます。
警察や政界の腐敗をくために、多くの悪行を働いてきましたが、それは全て正義を買くための犠牲でした。
彼のやり方には多くの問題があり、多くの人々を傷つけることになりましたが、最終的には自分がじた正義を実現したという満足感を感じています。
自分の選んだ道が正しかったのか疑問を抱きつつも、その孤独な戦いの終わりを迎え、静かに物語は幕を閉じます。
黒河内の結末は、彼自身の心の平穏と共に、彼が選んだ正義の道を象徴するものであり、物語の余韻を引く形で締めくくられます。