クジャクのダンス誰が見た最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画ドラマ】その後の最後はどうなる?

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人気マンガ『クジャクのダンス誰が見た』。

 

この記事では、そんな『クジャクのダンス誰が見た』の最終回・結末はどうなったのか?について分かりやすく簡潔にまとめていきます!

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『クジャクのダンス誰が見た』あらすじ紹介!

主人公の心麦(こむぎ)は小学生の頃、友達のスカーフを破った犯人にされました。

 

「やってない」と言ってもムダでした。

 

警察官のお父さんは言いました

 

「ジャングルの中で踊るクジャクのダンス誰が見た?」という言葉がある

誰も見ていないジャングルの中でクジャクが踊ったかどうか知ってるのはクジャクだけ

嘘をついても事実からは逃れられない」

 

 

21歳になった心麦は、事件に巻き込まれ最愛の父を亡くしました。

 

この物語は心麦が「クジャクのダンス」=真実、を探す物語です。

 

『クジャクのダンス誰が見た』主な登場人物紹介!

『クジャクのダンス誰が見た』の登場人物を解説します。

山下 心麦(やました こむぎ)

21歳 父親と2人で暮らす大学生です。

山下 春生(やました はるお)  

心麦の父親で、定年退職した元警察官です。

 

エリート刑事でしたが、母親を亡くした娘のために、交番勤務に自ら異動しました。

染田(そめだ) 

ラーメン屋台の店主です。

赤沢(あかざわ)刑事 

心麦の父と共に「東賀山(ひがしかやま)事件」を担当しました。

遠藤友哉(えんどう ともや)

33歳 山下 春生殺害の容疑者で、「東賀山事件」で死刑判決を受けた遠藤 力郞(えんどう りきろう)の一人息子です。

松風 義輝(まつかぜ よしてる)

波佐見・松風法律事務所の弁護士です。

神井 孝(かみい たかし)

週刊時代の記者です。

阿南(あなん)検事

同期一番の出世頭で女性初の本部長です。

 

『クジャクのダンス誰が見た』最終回までのおさらい!

突然の出来事

クリスマスイブの夜、山下 心麦は父と屋台でラーメンを食べていました。

 

店主とも顔なじみで、亡くなった母と3人の思い出もある、心麦の一番のラーメン屋さんです。

 

食事が済むと、心麦は1人で映画に行きました。

 

帰宅した心麦を待っていたのは、炎に包まれた我が家、お父さんは亡くなりました。

 

出火の原因は怨恨による放火でした。

 

心麦の父親の春生は、過去に「東賀山事件」の捜査に刑事として携わっていました。

 

「加賀山事件」は、二十数年前に世間を震撼させた家族6人殺傷事件で、最初は一家心中とも言われていました。

 

春生は、先輩の赤沢刑事とともに犯人の遠藤 力郞(えんどう りきろう)を逮捕し、力郞は死刑判決を受けました。

 

力郞の息子が、積年の恨みをもって火をつけたのです。

 

遠藤 友哉は、すぐに赤沢刑事が逮捕しました。

 

赤沢は心麦に「犯人にはきっちり報いを受けさせる」と約束しました。

 

伯母が心麦に気になることを言いました。

 

「春生の保険金や心麦ちゃんの家計を一時的に管理してあげる」

 

あからさまな申し出に殺伐とした気持ちになり、一人のアパートに帰ると、「東賀山事件」を検索して調べ始めました。

 

「東賀山事件」は、地元で有名な資産家、林川 安成(はやしかわ やすなり)さん一家殺害事件で、林川 安成さんと妻、同居の安成さんの父母と小学生の長男、長女の計6人が亡くなりました。

 

事件当時生後半年の次女は、別室にいて助かりました。

 

警察の捜査の末、近所に住む、安成さんに多額の借金がある遠藤 力郞が逮捕されました。

 

「遠藤は一家を次々に絞殺」

 

「安成さんを脅して手伝わせ、全員の遺体を林川家の螺旋階段に吊るさせ、最後に安成さんも殺害して吊るした。」

 

検索したサイトにそう載っていました。

 

泣きながら眠った心麦は、目覚めるとラーメン屋台に行き、店主の染田は温かく迎え入れてくれました。

 

染田は昔刑務所に入ったことがあり、お父さんに大変世話になった間柄だったことを初めて話し、春生から預かった大きな封筒を心麦に渡してくれました。

 

封筒の中身は現金300万と手紙、心麦と染田は驚きました。

 

手紙には、春生本人しか知らない心麦とのエピソードと感謝、深い愛情の言葉、そして信じられない内容が書かれていました。

 

「もし私が誰かに殺されて、その犯人として、ここに名前を列記した人たちが逮捕・起訴されていたら、その人は冤罪(えんざい)で私を殺した犯人ではない。同封した300万で下記の弁護士に弁護を依頼してほしい」

 

そして、その列記された名前の中に、赤沢刑事が逮捕した「遠藤 友哉」の名前があったのです。

 

遠藤友哉は父親を殺した犯人ではない?

 

心麦は混乱しました。

 

手紙を頼りに

心麦は父の指定した弁護士「松風義輝」に会いに行きました。

 

しかし松風はこの件にまったく心当たりがなく、お父さんのことも知りませんでした。

 

松風は状況から、手紙は心麦の嘘ではないかと疑い依頼を断りました。

 

心外だった心麦は、捨てゼリフを残して立ち去りました。

 

松風は断ったもののなぜか後ろ髪を引かれていました。

 

心麦は警察署での事情聴取を受ける際に赤沢に会い「遠藤友哉の黙秘は、やってないからではないか」と言いました。

 

しかし、自白がなくても起訴にもっていける証拠があると言われ、心麦は父の手紙のことを打ち明けることもできませんでした。

 

心麦は涙ぐみながら退出しました。

 

そして入れ違いのように

 

「結局来ちまった」と、警察署に松風弁護士が来ていました。

 

松風は遠藤 友哉の面会に来ましたが、なにも得ることは出来ませんでした。

 

警察署からの帰り、川で佇んでいる心麦を見つけ、遠藤と面接したと話しました。

 

心麦は切実に、再度弁護の依頼をしました。

 

昔父に聞いたクジャクの話に心を打たれ、松風は弁護を引き受けました。

 

「クジャクがダンスを踊っていたかどうか確かめるのを手伝おう、ジャングルまでは付き添う」と約束しました。

謎の記者

心麦は家の焼け跡で、暗闇の中雑誌記者の神井と遭遇しました。

 

神井は東賀山事件について調べていました。

 

松風に止められましたが、心麦は出版社まで神井に会いに行きました。

 

神井は心麦に「あなた山下さんの本当の娘じゃないですよね」と言い、密かについてきた松風は「詳しく聞かせてくれ」と言いました。

 

神山は「カンで言っただけだ」とかわし「取材に応じるなら資料を渡す」と言いますが、松風は断りました。

 

心麦は赤沢家に食事に招かれ、父の手紙の相談をしました。

 

しかし赤沢は「事件の数日前、遠藤 友哉がお父さんを恫喝した目撃情報がある」

 

「手紙は友哉がお父さんを脅して書かせた可能性がある」と言いました。

 

釈然としない心麦でしたが、昔から知る赤沢の妻京子(きょうこ)のもてなしと団欒(だんらん)に、心温まり安心して眠りました。

 

一方、遠藤 友哉は松風を呼び出しノートを託しました。

 

ノートには遠藤 友哉から、記者の神井への伝言が書かれていました。

 

神井は遠藤 友哉と繋がっていたのです。

 

松風は神井を呼び話をしました。

 

神井は、心麦と心麦の伯母のDNA鑑定書を見せ、鑑定書には「生物学的おばである可能性は限りなく低い」と書かれていました。

 

神井は、心麦が東賀山事件の生き残りである当時0歳の林川 歌(はやしかわ うた)ではないかと言い、心麦は衝撃を受けます。

 

心麦は伯母を訪ねました。

 

伯母は「突然1歳の心麦が弟夫婦の間に現れた時からおかしいと思っていた」「だから鑑定に協力した」「あなたには山下家の血が入っていないから、弟の春生の資産は姉の私が管理する」

 

と冷たく言いました。

 

赤沢刑事は、女性本部長の阿南検事に放火事件の自白がとれない件で叱責を受けました。

 

赤沢は春生の手紙のコピーを阿南に提出し、阿南は何者かにそれを電話で伝えました。

 

その謎の人物は、阿南の電話をあのラーメン屋台で受けていました。

 

神井からの資料

松風に神井が送った資料は音声でした。

 

音声の中で山下春生は神井に、東賀山事件の被害者の林川や、犯人の遠藤 力郞に対して「申し訳ないことをした」「神井さんの力を借りてすべてを話す」と言っていました。

 

手がかりを求めて、松風はラーメン屋台の染田に会いに行きました。

 

染田から聞く父娘の昔話は仲むつまじいばかりで、DNA鑑定に繋がる話は出てきません。

 

染田はなぜか高級時計をつけていて、松風の背中に「先生、堪忍な」とつぶやきました。

染田の逮捕

染田は、山下春生の手紙を偽造した疑いで警察に連行されました。

 

染田は、野球選手のサインを偽造したユニフォーム販売で逮捕された前科がある、筆跡偽造のプロでした。

 

廊下を連行される遠藤 友哉と目があった染田は「山下さんの手紙を偽造した」と自白しました。

 

松風は、神井から音声データを託されたことで信頼され、遠藤 友哉から弁護士として選任されました。

 

さらに神井から動画を見せてもらいました。

 

その動画で山下 春生は遠藤 友哉に「林川さんと力郞さんに申し訳ないことをした」「力郞さんは東賀山事件の犯人ではない」とはっきり言っていました。

 

東賀山事件は冤罪だったのです

 

公園で偶然、心麦と会った染田は「金ほしさに山下さんを裏切ってしまった」「手紙の偽造はしていない」と泣きながら言いました。

 

心麦は松風弁護士に話して警察に行こうと言いました。

 

しかし、松風を呼びに行く間、事務所のエントランスで待っていた染田は姿を消し、その後、河川敷で意識不明で発見され、のち死亡しました。

 

染田は大金と薬物で、何者かの言うなりになっていたのです。

 

心麦は赤沢に「染田は手紙を偽造していない」と訴えましたが、染田が亡くなったため赤沢はとりあいません。

 

心麦はうちひしがれ、松風はかける言葉もありませんでした。

 

メーリングリスト

松風は心麦から、生前春生が足しげく傍聴に通っていた裁判の日時を書いたメモを受けとりました。

 

松風は裁判の担当弁護士を探すため、刑事弁護をしている弁護士のメーリングリストをで呼び掛けました。

 

反応を待つ間、松風と心麦は春生の手紙に列記された名前の1つ、三木田 辰雄(みきだ たつお)に会いに行きました。

 

三木田は東賀山事件で、遠藤 力郞の元弁護人でした。

 

三木田は意外な事実を話しました。

 

なんと、山下 春生に松風弁護士を推薦したのは三木田だったのです。

 

三木田は東賀山事件の被害一家の林川家の内部事情を話しました。

 

林川グループを一代で築き上げた明宏(あきひろ)と妻の乃梨子(のりこ)は、明宏の愛人問題で何度ももめていました。

 

1人息子の安成(やすなり)は、母の反対を押しきって、飲食店従業員の里子(さとこ)と結婚。

 

跡継ぎが産まれ乃梨子と安成夫婦の関係は改善しましたが、安成は会社の金を使い込み乃梨子はそれを隠蔽しました。

 

嫁の里子は大人しく従順で、跡継ぎ育成プレッシャーからメンタルクリニックに通院していました。

 

その後回復し、長女と次女が産まれました。

 

次女とは生き残った「歌」です。

 

心麦は「本当は林川 歌なのではないか」と神山に言われた言葉が頭をよぎります。

 

死刑囚となった遠藤 力郞は「もっともらしい動機を持っていて」「アリバイがなかったから」逮捕されました。

 

息子の友哉が、父親の無実を信じて東賀山事件を熱心に調べていることを知り「息子には自分の人生を生きて欲しい」と再審請求を取り下げました。

 

そして三木田は、歌を引き取った親戚の連絡先を教えてくれました。

 

それは手紙に列記された名前の1つ

 

「津寺井 幸太(つじい こうた)」でした。

 

その頃警察署では、染田の供述調書が使えなくなり阿南検事と赤沢刑事は頭を抱えていました。

 

事実はともあれ「山下 春生の手紙が偽造である」センでいきたい阿南は、心麦を「自分が直接調べる」と言いました。

 

心麦は検察庁から参考人として呼び出され、阿南に取り調べを受けることになりました。

 

阿南は、心麦にゆさぶりをかけます。

 

しかし心麦は「父とおじちゃんを信じる」「あの手紙は父の書いたもの」と毅然とはね除けました。

 

阿南は父を信じる心麦を見て複雑な気持ちになりました。

 

自分には、父の愛人である母親と、一緒に暮らしていない父親との間に、一度も信頼関係がなかったからです。

助っ人参上?

松風の事務所に、メーリングリストを見た鳴川 徹弁護士が訪ねてきました。

 

孫もいる鳴川は、検事を退官してから弁護士になったヤメ検です。

 

メーリングリストを見て、松風が山下春生の事件を担当していることを知り「あんなふうに元警官が亡くなるのはあってはならない」「自分も遠藤 友哉はやってないと思う」「デッカいことに立ち向かうのが夢だから手伝わせてくれ!」と関西弁でまくしたてました。

 

有名な事件の弁護団にも入っているという、敏腕で力強い助っ人が現れました。

週刊時代

赤沢の元に神井記者が現れ「あの久世さんの息子が遠藤 友哉の弁護人になったんですって?」と意味深に言い、雑誌を渡して去っていきました。

 

「久世さんの息子」とは松風弁護士のことです。

 

両親の離婚で、母親の旧姓の松風を名乗っていました。

 

久世は元警察官で、窃盗で懲戒免職になりそれが原因で離婚、松風は今、父親の生死もわかりません。

 

神井の持って来た雑誌には、染田が亡くなった件が「証拠もないのに山下 春生さんの事件に繋げて厳しい取り調べが原因の自殺ではないか」と書かれていました。

 

赤沢は「あなたは危険すぎる」と言った久世を思い出していました。

 

赤沢は久世の尊敬する先輩でした。

 

敏腕で正義感もある赤沢は「早く犯人を捕まえて被害者を安心させたい」気持ちから、強引な取り調べで容疑者を自白させていました。

 

久世は赤沢を尊敬しながらも危険を感じ「自白した容疑者は本当はやっていないんじゃないか」と赤沢に言いました。

 

赤沢は久世に「これは被害者の安心のためだ」「間違いはない」と激しく叱責しましたが「こんなのは正義じゃない」「あなたは危険すぎる」と久世は訴えます

 

赤沢と久世は対立していたのです。

私は誰?

心麦は強力な助っ人鳴川弁護士と共に、林川家の次女の歌を引き取った親戚の津寺井 幸太の家を訪ねました。

 

なんとか「歌」の写真を見せてもらい、林川 歌はシンガポールの大学に留学中だと教えてもらいました。

 

心麦は「自分は林川 歌ではなかった!」と確信しました。

 

心麦と鳴川は、神井に「なぜ心麦を歌だと思ったのか」を聞きに行きました。

 

そこで神井が見せたのは、焼け跡から見つけた心麦の母子手帳の一部でした。

 

そこには「医師・阿波山 京一郎」「助産師・高畑まのか」と書かれていました。

 

その2人の名前は、春生の手紙に列記された名前でした。

 

神井から住所を聞いた心麦は、翌日松風と向かいました。

 

阿波山は心麦に「見違えたな」「赤沢さんに聞いて来たのか」と言いました。

阿波山の告白 

二十数年前の東賀山事件の取り調べが進まない中、歌を引き取った津寺井が任意で事情聴取されました。

 

遺産関係で得をした津寺井は遠藤 力郞と繋がっていたのではないかと疑われたのです。

 

事情聴取の中で、津寺井が、ひきとった歌をマスコミの見せ物にして稼ぐつもりだと話しました。

 

ある出来事があって、親の都合で不幸になる子供を見過ごせなかった赤沢は、事情で断れない阿波山医師に出生証明書を偽造してもらいました。

 

こうして林川 歌は赤沢の手で、子供のいない山下家に引き取られ、山下 心麦となったのでした。

 

その夜、阿波山家に赤沢が訪ねてきました。

 

阿波山は心麦にすべて話したと言いました。

 

翌朝のニュースで阿波山の自宅が燃え、2人が亡くなったと報道されました。

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『クジャクのダンス誰が見た』最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画ドラマ】その後の最後はどうなった?

生の手紙に列記された名前の人物

遠藤 力郞の弁護人だった「三木田 辰雄」

 

林川 歌を引き取った「津寺井 幸太」

 

医師の「阿波山 一郎」助産師の「高畑 まのか」

 

山下 春生殺害の容疑者「遠藤 友哉」

 

残るは「廣島 育美(ひろしま いくみ)」一人です。

阿南本部長の秘密

阿南本部長は赤沢に、遠藤 友哉の自白もとれず証拠も見つからないと厳しく叱責しました。

 

「容疑者が勾留されているのに次々不審な事件が起こり、捜査も進まないのでは世間の目が厳しくなる」と詰め寄ります。

 

赤沢は「世間の目ではなく、被害者から見て正しい捜査をします」と言い出ていきました。

 

阿南は何者かと通話しています。

 

「元産婦人科の火災の件に関係していないですか?」「お父さん」と、阿南は言いました。

 

赤沢の過去

赤沢は心麦に林川 歌だと黙っていたことを謝りました。

 

心麦は「容疑者の遠藤 友哉が勾留されているのに染田、阿波山や高畑が次々と亡くなったのは、やはり遠藤 友哉は犯人じゃないのではないか、このままだと松風や赤沢、京子も殺されるのではないか」と訴えました。

 

しかし赤沢は「偶然だよ」「カウンセラーを紹介しよう」と、心麦を帰すのでした。

父と再会

弁護士たちは赤沢が怪しいと思い始めていました。

 

松風は実家で母から行方不明の父のものだと思われる電話番号を受けとりました。

 

元同僚の刑事だった父なら、なにか赤沢のことがわかるかもと思ったのです。

 

父と再会した松風は、懲戒免職になった原因の窃盗が冤罪であることを聞きました。

 

父は「赤沢さんには気をつけろ」と言いました。

 

当時、赤沢に意見した父は孤立していました。

 

そんな時おそらく「はめられた」形で窃盗の犯人にされたのだと言いました。

 

心麦は赤沢の妻、京子に「林川 歌だったことは忘れてくれ」と、1億の入った通帳を渡されそうになり、驚いた心麦は断りました。

 

京子のスマホには「廣島 育美」からメッセージが入っていました。

 

クジャクのダンスを見た人は?

神井は「廣島 育美」の載っている古い会報誌を赤沢に見せました。

 

そこには廣島 育美と赤沢の妻の京子がビジネス広報にパートナーとして載っていました。

 

神井は「廣島 育美さんは東賀山事件に関係がある女性、彼女と仲良くしている奥さんの関与を隠蔽するために、遠藤 力郞を犯人に仕立てたのではないか」と赤沢に言いました。

 

廣島 育美は林川 安成の愛人だったのです。

 

廣島 育美と妻が関係があったのを赤沢は知りませんでした。

 

そして、心麦と弁護士たちも目録の中に「廣島 育美」の名前を見つけていました。

 

彼女は林川家に関連する会社の取締役だったのです。

 

赤沢は京子の秘密を知り回想していました。

 

京子は小学生の時、親に捨てられ弟と2人で団地の部屋で餓(う)えていたのです。

 

弟は餓死(がし)して、京子はティッシュペーパーまで食べて生き延び養護施設に入りました。

 

赤沢は京子の同級生で、ずっと京子を心配し見守っていました。

 

2人は結婚し、息子も産まれ、赤沢は2人を「命にかえても守る」と心に誓いました。

 

京子の件があったため、親の都合で不幸になる歌を、赤沢は見捨てられなかったのです。

 

赤沢は同じく刑事である息子の守(まもる)と話していました。

 

「俺は間違えた」「近いうち迷惑をかけるかも」「俺のようになるな」と赤沢は言いました。

 

赤沢は東賀山事件のことを京子に問い詰めようとしますが、薬で眠らされマンションから突き落とされます。

 

下にいた心麦と松風が駆けつけると、なんと、現場に顔をかくす身なりの鳴川がいたのです。

 

鳴川は東賀山事件の主任検事でした。

 

なんと、京子は心麦の実の母親だったのです。

 

赤沢に大切にされても、幼少期愛情を受けられなかった京子の心の穴はふさげず、京子は赤沢に内緒で昔の顧客の林川 乃梨子に出資してもらい、廣島 育美とビジネスをしていました。

 

京子は林川家に入り込み安成を誘惑して妊娠、出産しました。

 

安成の妻の里子は精神的に追い詰められ一家を絞殺したのです。

 

安成は正気ではない里子を絞殺し、他殺を装うため京子と螺旋階段に家族の遺体を吊るしました。

 

そして安成も自ら吊られました

 

これが真相だったのです。

 

安成と京子の間の子供こそ心麦でした。

 

東賀山事件は冤罪でした。

 

春生が掘り返していたため、主任検事だった鳴川と京子が、春生に事件の洗い直しをやめさせようと組んでいました。

 

すべてはこの2人に起こされた事件でした。

 

京子と鳴川は逮捕されました。

 

鳴川に「お父さん!」と阿南が叫びますが、鳴川は「娘などいない」と言い残しました。

 

阿南の父親は鳴川だったのです。

 

赤沢は奇跡的に生きていました。

 

京子が逮捕され、遠藤父子の容疑は晴れ釈放されました。

 

心麦は父の墓前で松風に「ジャングルまで付き添ってくれてありがとうございました」と晴れやかな笑顔で感謝しました。

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