漫画『境界のエンドフィール』は、『ヤンジャン!』などで連載されている人気作品です。
2022年から連載が開始されており、著者はアントンシク先生、原作は近藤たかし先生です。
アントンシク先生は他にもアニメ『天晴爛漫!』のキャラクター原案やコミカライズなど、さまざまな作品を手掛けています。
この物語は、元刑事の理学療法士・瀬戸 真人(せと まさと)を主人公にした医療✕サスペンス漫画です。
過去に起きたある事件の後、理学療法士に転職した瀬戸が、勤務先の病院で偶然運ばれてきた患者をきっかけに、その事件と再び関わっていくことになります。
理学療法士と患者が織りなす、怪我・病気の大変さや人間模様を交えた感動的なストーリーと、さまざまな事件の謎が現れ複数の関係者が織りなすサスペンス要素の組み合わせが、他にはない独特の魅力を持つ漫画です。
今回は、『境界のエンドフィール』の最終回や結末の予想についてご紹介します。
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「境界のエンドフィール」は完結した?最新巻は何巻?
あらすじ概要
物語は、大量毒殺事件「アララギの子事件」を追っていた刑事時代の瀬戸が、勝手なおとり捜査の末に一般人の女性に重傷を負わせてしまうという、取り返しのつかない過ちを犯してしまうところから始まります。
その後、瀬戸は重傷を負った被害者である夏海(なつみ)を支えるために理学療法士として新たな道を歩みます。
日々さまざまな患者と接することで、人をどこか信頼せずワンマンになりがちだった瀬戸が少しずつ良い方に変わっていきますが、未解決の事件が彼の心に影を落とし続けます。
そしてある日、病院に運ばれてきた重傷患者である香庄(かしょう)の腕に事件の犯人と同じタトゥーを見つけたことで、大きなうねりに巻き込まれていくことになります。
この漫画の特徴は、医療漫画の病気・怪我との葛藤や苦悩、感動的なシーンとサスペンス要素が絡み合ったところにあり、読者を引き込むストーリー展開が魅力です。
医療描写として理学療法士の仕事や患者との関わりを丁寧に描いており、リアルな一面を垣間見ることができます。
サスペンス要素として未解決の大量殺人事件や犯人の手がかりを追うスリリングな展開が「いったいこの後どうなっていくのか」と読者を引き込みます。
登場人物たちの心理描写が細かく、彼らの葛藤や苦悩がリアルに伝わってきます。
非常に読み応えがある作品なので、ぜひ読んでみてください。
原作は完結している?
結論からお伝えしますと、『境界のエンドフィール』はまだ完結していません。
コミックは2022年から連載されており、2024年8月現在も続いています。
現在、瀬戸たちが香庄のケアを進める中で、各人や各組織の思惑が交錯し、ある登場人物に危険が迫っている緊迫感のある展開です。
今後の展開は予想がつかず、それぞれの思惑や瀬戸がどのように行動するのかなど、気になるところがたくさんあります。
そのため、原作の完結はまだ先になると思われます。
最新巻は何巻?
2024年8月現在、単行本は4巻まで刊行されています。
次巻の発売は2024年9月に予定されています。
おそらく暗躍する者たちの争いに一段落がつき、新たな展開があると思われます。
香庄の秘密も気になるところですし、もしかすると瀬戸たちが接した別の患者の話が語られるかもしれません。
次巻がどんな話になるのか、最新刊の発売が楽しみですね!
『境界のエンドフィール』最終章に至るまでのネタバレまとめ
瀬戸と夏海の関係性は?
瀬戸と夏海の関係は物語の中心的な要素の一つです。
瀬戸は刑事時代、「アララギの子事件」を追っていた際に勝手なおとり捜査を行い、その結果、一般人の夏海に重傷を負わせてしまいました。
彼女の怪我は脊髄損傷(せきずいそんしょう)という重いもので、車椅子生活を余儀なくされます。
夏海が事件後、瀬戸に対してどう思っていたのかは今のところ描かれていませんが、抜け殻のようになっていた彼に「前に進めるよう、今の自分を受け入れる」ことを伝え、悲しい思い出や不安など「辛いこと」全部を紙飛行機に乗せて飛ばそうと誘います。
二人はこの儀式を通じてお互いに新しい自分になることができ、この出来事がきっかけで瀬戸は刑事を辞め、夏海の役に立つため理学療法士に転職します。
二人の関係は、最初は罪悪感と贖罪(しょくざい)の念から始まりますが、次第に信頼と絆が深まっていきます。
夏海は瀬戸の過去を知りながらも恨むことなく、逆に彼を励まし、前向きに生きる力を与えます。
一方、瀬戸は夏海のリハビリを通じて、彼女の生活を支え、彼自身も成長していきます。
現在も二人は良好な関係を築いており、夏海のリハビリを通じて深い絆を育んでいます。
この関係性が物語の中でどのように発展していくのか、今後の展開が楽しみですね。
境界のエンドフィール
第19話、更新されています。19話はストーリが進み
グッとくる内容になってます瀬戸と夏海のやり取りに癒されましたhttps://t.co/MRnEg8pNUM#境界のエンドフィール#理学療法 pic.twitter.com/K9Vwjdta5o
— TAKAHASHI TETSUYA (@PhysioTakahashi) April 10, 2023
瀬戸と香庄の関係性は?
瀬戸と香庄の関係は、物語の中で非常に重要な要素となっています。
香庄は、瀬戸が理学療法士として働く「そよぎ総合病院」の患者です。
彼女は民家の火災現場で全身熱傷を負い、頭部などにすぐに手術が必要なほどの重傷を負って病院に搬送されます。
顔にもひどい熱傷があり、最初は包帯などを巻いたこまめにケアをしやすい状態でしたが、後に治療のために医療用の仮面をかぶせられます。
瀬戸は香庄に対し、最初は他の患者と同じように丁寧なケアをしていましたが、ある日彼女に「アララギの子事件」の犯人と同じ場所に同じような特徴のあるタトゥーが彫られていることに気づき、複雑な心境になります。
犯人かもしれない彼女を冷静にケアできる自信がないと感じ、担当を降りたいと上司である部長の大橋(おおはし)医師に相談しますが、「自信のある患者しか診ないのですか?」と諭され、続けることになります。
その後、瀬戸は「アララギの子事件」のことが気になりつつも、チームで協力してケアを行っています。
また、香庄は、瀬戸には見えていませんが現在『精神の存在』として漂っており、記憶を失っている状態です。
真摯に声をかけながらケアをしてくれる瀬戸に対し、想いを寄せているようです。
また、死神のような姿の謎の存在が彼女を捕捉しており、彼女が全てを思い出し『完全なる魂』となるのを待っています。
死神は「イグノラムス・イグノラビムス」と名乗り、香庄が『完全なる魂』となるよう、瀬戸に対して期待しているようです。
このように、瀬戸と香庄の関係は物語の核心部分であり、彼らの相互作用が物語の緊張感と深みを増しています。
『境界のエンドフィール3巻』新刊出るの待ってました!ラスト10Pで衝撃の真実が明かされる??ってしょっぱな香庄さんのマスクドーンはやはり怖い!何なのそのマスク。と思っていたけど成程そういう事!まだまだ謎多きアララギの子の背景。映画化したらきっと面白いと思います。 pic.twitter.com/lNySOeCcvi
— タハーネメズ (@cosmic13rays) July 31, 2023
「アララギの子事件」とは?
「アララギの子事件」は、『境界のエンドフィール』の物語の中心となる大量殺人事件です。
6年前に起こり、犯人は特定されておらず未解決のままです。
この事件は、ダークウェブ上の虐待されている子どもの交流サイト「アララギの子」にアクセスした何人もの子どもたちが、そのサイトから届いた毒薬で自分の親を殺したというものです。
当初は単なる変死として扱われていましたが、刑事時代の瀬戸が疑問を抱き、調査を進める中で大規模な事件であることが明らかになりました。
犯人の腕には十字をモチーフにした特徴的なデザインのタトゥーがあるようです。
また、使われた毒薬は未検出のもので、犯人が毒に対し唯一残した言葉「イグノラムス・イグノラビムス」を引用し、警察内部ではその毒のことを「イグノラムス」と呼んでいます。
「イグノラムス・イグノラビムス」はラテン語で「我々は知らない、知ることはできない」という意味で、事件と具体的にどう結びついているかはまだ謎のままです。
瀬戸はこの事件を追う中で通行人の夏海に重傷を負わせてしまい、彼に協力した刑事は降格処分を受けるなど、さまざまな人に影響を残してしまいます。
この事件は物語全体に深く関わっており、瀬戸の過去と現在を繋ぐ鍵となっています。
『境界のエンドフィール』最終回結末や最後ラストを予想ネタバレ!ラストはどうなる?
エンドフィールの意味とは
『境界のエンドフィール』のタイトルにある「エンドフィール」という言葉は、理学療法では「関節がそれ以上動かない所で感じる抵抗感」を指します。
これは、理学療法士が患者の問題の原因を探る際に重要な感覚です。
この言葉は物理的な意味だけでなく、物語全体を通じて、心と身体の再生を描くテーマと深く結びついていると思われます。
主人公の瀬戸が理学療法士として患者のリハビリを支える中で、彼自身の過去の過ちや罪悪感と向き合い、心理的な再生や成長の象徴ともなっているのではないでしょうか。
黒幕はいるのか?錯綜する関係者たち
『境界のエンドフィール』では、物語が進むにつれて複数の関係者が絡み合い、真相が徐々に明らかになっていきます。
瀬戸が追っていた「アララギの子事件」は、単なる大量殺人事件ではなく、複雑な人間関係や陰謀が絡んでいることが示唆されます。
以下に「大まかな関係者の分類」を示します。
第一グループ
未知の毒「イグノラムス」を使い、最初の連続事件「アララギの子事件」を起こした者たちです。
被害者は子どもを虐待していた親たちで、少なくとも16人が被害に遭っています。
6年前、「アララギの子」というサイトを運営し、そこにアクセスした子どもたちに毒を配り、親に飲ませるよう仕向けました。
瀬戸が6年前に追いかけ、格闘したタトゥーの人物がいます。
第二グループ
上記の事件とは別に、現在、3件の未知の毒薬によると思われる殺人事件が起きています。
6年前の「アララギの子事件」とは違い、被害者に共通点がないため、最初の事件の犯人とは別の可能性が高いと思われます。
ただ、未知の毒薬が複数ある可能性は低いため、同じ毒「イグノラムス」が使われているのではないかと考えられます。
最初のグループから分離した、全く別の関係者がいる可能性も高いです。
病院内に潜入しているプロの殺し屋は、このグループに属するのではないかと予想されます。
第三グループ
香庄が怪我をした理由は命を狙われたからだ、と瀬戸の上司である大橋医師は考えていました。
怪我の状況が自力では説明のつきにくい不自然なものであったため、第三者に危害を加えられた可能性が高いと考え、再度襲撃の危険性を考慮し瀬戸を含めた若い男性中心のメンバーを香庄の担当にしました。
彼女を襲い、狙う理由は不明のため、上記第一・第二グループではない全く別の可能性もあり、便宜上全く別のグループを第三グループと仮定します。
このグループに属するキャラクターが登場しているのか、そもそもこのグループが存在するかもまだ不明で、謎に包まれています。
第四グループ
瀬戸たちの働く『そよぎ総合病院』があげられます。
そよぎ総合病院の理事長である梵(そよぎ)は、香庄に対し自分の息のかかった看護師たちを専任にしたり、トラブル嫌いの割に警察の捜査を許可しつつもどこか非協力的だったりと、何か目的があるのではないかと思われます。
彼の思惑はまだ明かされていませんが、梵理事長は政財界にも知り合いが多く社会的に力のある人物のため、他グループと繋がりがあるとすれば未知の毒「イグノラムス」ではないかと予想されます。
また、上記4グループとは別に、香庄は事件の重要な鍵を握る人物であり、瀬戸と深く関わることになります。
彼女とともにいる死神や彼女の過去・秘密が物語の中で明らかになり、事件の真相に迫る手がかりとなっていくのではないでしょうか。
このように、『境界のエンドフィール』では、複数の関係者が絡み合いながら事件の真相に迫るスリリングな展開が描かれています。
物語の進行とともに、事件の全貌が明らかになっていく過程が見どころの一つです。
結末はいったいどうなる?
結末について現状で明確な答えを出すことは難しいですが、物語の展開やキャラクターの成長を考慮すると、いくつかの可能性が考えられます。
まず、瀬戸や協力者たちが「アララギの子事件」の真相を突き止め、黒幕を暴くことで事件が解決する展開が予想されます。
錯綜する組織や死神イグノラムスの正体・目的が明らかになり、事件の全貌が解明されるでしょう。
これにより、瀬戸は過去の罪悪感から解放され、新たな一歩を踏み出すことができると思われます。
瀬戸たちがどのように対峙するのかが気になるところです。
そして、瀬戸と夏海、香庄などの主要キャラクターが、それぞれの過去と向き合い成長していく姿が描かれるでしょう。
特に、瀬戸と夏海の関係がさらに深まり、互いに支え合う姿が感動的に描かれるかもしれません。
物語の最後には、医療現場でのリアルな描写とサスペンス要素が融合し、読者に強い印象を残す結末が期待されます。
瀬戸が理学療法士としての使命を全うしながら、事件の解決に貢献する姿が描かれるでしょう。
これらの要素が絡み合い、感動的でスリリングな結末が待っているのではないかと予想されます。
実際の結末がどうなるか、この先も非常に楽しみです。
『境界のエンドフィール』主人公の瀬戸や香庄など、おもな登場人物紹介!
瀬戸 真人(せと まさと)
瀬戸 真人(せと まさと)は、『境界のエンドフィール』の主人公です。
年齢は33歳、短い黒髪を立たせ、顔の作り自体は強面(こわもて)で迫力がありますが、瞳が優しい男性です。
合気道など武道の経験とそれを生かしたスキルの研鑽(けんさん)により、人体の流れを感じ、的確なサポートができます。
緊張や黙っている状態だと威圧感が増してしまい、患者たちが固まってしまうことが多いため、なるべく落ち着いてにこやかに接することを意識しています。
彼はかつて刑事として働いており、「アララギの子事件」という大量殺人事件を追っていました。
この事件の捜査中に勝手なおとり捜査を行った結果、一般人の夏海に重傷を負わせてしまい刑事を辞めました。
その後、瀬戸は理学療法士に転職し、夏海のリハビリを担当することになります。
瀬戸は過去の過ちに対する深い罪悪感を抱いており、最初は贖罪の気持ちが多かったと思われますが、現在は人を支える理学療法士として「患者に抱えきれない重いものがあるなら支えたい」という強い気持ちを持って進んでいます。
仙波 夏海(せんば なつみ)
仙波 夏海(せんば なつみ)は、『境界のエンドフィール』の主要キャラクターの一人です。
年齢は28歳、タレ目で太めの眉毛、左目上にホクロがあり、肩より長い黒髪が艷やかな、全体的に優しい雰囲気の美人です。
夏海は「アララギの子事件」の被害者であり、事件の捜査中だった瀬戸とぶつかってしまい、脊髄損傷を負ってしまいました。
この事故により彼女は下半身不随となり、車椅子生活を余儀なくされます。
車椅子で生きていくことを受け入れられなかった時期もありましたが、瀬戸が自分のために人生を変える決断をしてくれたことが、孤独だった暗闇の中に一緒に入ってきてくれたような心強さを感じたようです。
彼女の優しさと支えが、瀬戸の再起を助けました。
夏海はリハビリに真剣に取り組み、少しでも自立した生活を送るために努力しています。
彼女の姿勢は、瀬戸をはじめとする周囲の人々に大きな影響を与えています。
香庄 智子(かしょう ともこ)
香庄 智子(かしょう ともこ)は、『境界のエンドフィール』の物語において重要なキャラクターの一人です。
年齢は26歳くらい、明るい色の髪を肩より短くしています。
彼女は全身熱傷を負い、頭部などにすぐに手術が必要なほどの重傷を負った状態で病院に搬送されます。
顔にもひどい熱傷があり、最初は包帯でこまめにケアをしていましたが、後に火傷の保護兼マスコミ対策のために医療用のプラスチック製仮面をかぶせられます。
現在は『精神の存在』として漂っており、記憶を失っています。
他の人には見ることができず、死神とともに自身のことや瀬戸のことを見守っています。
真摯に声をかけながらケアをしてくれる瀬戸に対し、想いを寄せているようです。
香庄は物語の中でもかなり謎めいた存在であり、彼女の過去や秘密が物語の鍵を握っています。
彼女の存在は多くの謎とサスペンスを提供し、読者を引き込む要因の一つです。
深見 昇一(ふかみ しょういち)
深見 昇一(ふかみ しょういち)は、そよぎ総合病院リハビリテーション科の技師長で、瀬戸の上司です。
年齢は46歳、ツーブロックのような髪型で、長めの前髪の一部を垂らしており、タレ目とおしゃれに整えられた無精髭、華やかな容貌が特徴的な優男です。
深見は一見飄々(ひょうひょう)として掴み所がないタイプに見えますが、冷静で理知的な性格と患者一人ひとりに対して深い理解を持ち、個々のニーズに合わせた治療を提供することを心掛けています。
講習会の講師依頼や他院からの引き抜きもひっきりなしなほどの知識と実力を持っており、彼の冷静な判断がリハビリテーション科のチームにとって大きな支えとなっています。
趣味はアウトドアスポーツやキャンプなど幅広く、時折病院に道具を持ち込んだり、院内の庭園にテントを張ったりなど、割と自由で型破りな過ごし方をしています。
また、古めの愛車をとても大事にしています。
彼の助言やサポートは、瀬戸が理学療法士として成長する上で大きな助けとなります。
本郷 有紀(ほんごう ゆき)
本郷 有紀(ほんごう ゆき)は、そよぎ総合病院リハビリテーション科での瀬戸の同僚であり、理学療法士として共に働いています。
年齢は26歳、レンズが厚めのメガネを常にかけていますが、外すと潤んだような瞳が印象的な美人です。
最初はコンタクトレンズを使用していましたが、メガネに変えた理由は、顔の美しさが原因で男性の医師や患者に言い寄られたり、真面目に話しているのに容貌に夢中になられ、まともに聞いてもらえなかったりするという悩みがあったためです。
まだ経験は浅いですが、昼食時も勉強しながら食べるなどスキルアップに余念がなく、理学療法士として細やかに、真面目に取り組んでいます。
物語の中で瀬戸や他のキャラクターたちと共に、患者の回復を目指して奮闘しています。