キングダム羌瘣(きょうかい)は死亡?信とは結婚する?裏切りや復帰・敵打ちについて紹介

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今回は、そんな『キングダム』に登場する羌瘣(きょうかい)の最後の結末や名言などについてご紹介します。

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羌瘣の初登場はいつ?

羌瘣が初めて登場したのは5巻第49話です。

 

秦軍の兵士として対魏戦、蛇甘(だかん)平原の戦いに参戦した羌瘣。

 

歩兵部隊として澤圭(たくけい)が伍長(ごちょう)を務める伍に加入し、主人公信と出会いました。

 

「伍」とは歩兵の五人を一組として常に行動を共にする運命共同体ですが、まだ子供だった信や小柄で不愛想な羌瘣は他の歩兵に組んでもらえず、残り者同士で組んだことが始まりです。

 

初登場時は信から話しかけられても無視し、自己紹介も嫌がるほどに不愛想でした。

羌瘣のプロフィール紹介

羌瘣は蚩尤(しゆう)族という暗殺を目的とした一族出身の女性です。(蚩尤に関しては後述)

 

蚩尤族でありながら戦争に参加した理由は、復讐相手が魏にいたため、対魏戦の蛇甘平原の戦いで魏の情報を探るためでした。

 

初めは復讐だけを生きる目的としていましたが、少しずつ飛信隊に自分の居場所を見つけることで復讐の後の人生を考えることができるようになりました。

 

そして羌瘣は戦で功績を重ね、隊が大きくなるにつれて卓越した剣術と戦術眼、美人ということもあり、カリスマ的な人気を誇る将軍となっていきます。

羌瘣の戦術

卓越した剣術が特徴。緑穂(りょくすい)という名の剣を使っています。

 

「トーン タンタン」という声とともに舞う巫舞(みぶ)をもち、人とは思えない速さで相手を斬ることができます。

 

しかし深い呼吸を使うため、巫舞は長い時間続けることができず、深い巫舞の後は呼吸を整える為の時間が必要となります。

 

蚩尤族の中でも巫舞の深さや時間は人によって異なるようですが、羌瘣は誰よりも深い巫舞を得意としています。

 

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蚩尤族と羌瘣の過去とは?

蚩尤族は千年以上も続く一族で、元々司祭として剣を使って舞っていた巫女の一族が、長い歳月をかけて暗殺を生業とする一族に変化したようです。

 

幼い頃から剣術を教え込まれ、人を殺すことに抵抗なく、巫舞という呼吸を使った舞のような剣術を習得しています。

 

19の氏族が山々にそれぞれ点在し、羌瘣は羌族に所属しています。

祭(さい)について

一つの氏族から二名ずつ選ばれ、最も強い蚩尤を決める戦いが祭(さい)です。

 

素質のある者は幼い頃から修練を積ませ、氏族の者は自分の氏族の中から蚩尤を輩出する事に全てをかけています。

 

同じ氏族から二名選ばれる理由は、一緒に育った仲間さえも自分の手で殺す経験をすることで余計な感情を消し去るためのようです。

 

祭で生き残った一人は蚩尤となって村の外に出て王の元に仕え、蚩尤が消息を絶つと、次の蚩尤を決めるために再び祭が行われる決まりとなっています。

羌族について

羌瘣は羌象(きょうしょう)と姉妹の様に育ち、羌瘣は羌象を象姉(しょうねえ)と呼ぶほど仲良く育ちました。

 

姉妹のようであり、ライバルでもある二人は他の氏族からも一目置かれる程の強さをもっていました。

 

殺伐とした宿命とは別に、二人は普通の女の子のように将来について話をする場面もあり、より一層、祭という一族の掟の残酷さを感じさせられます。

羌象の裏切り?祭の結末

羌象の強さを知っていた羌瘣は自分は祭までの命と考えながら生きてきました。

 

しかし羌象は羌瘣の強さを誰よりも理解しており、外に出てみたいという気持ちも持っていました。

 

いよいよ祭が行われることになり、前日の夜、羌象は羌瘣の枕元に香を焚いて、祭が終わる頃まで起きられないよう眠らせました。

 

どうしても死にたくない羌象でしたが、羌瘣を殺すこともできないと考え、「ごめん 瘣 どうしてもあんたとは戦いたくなかった」と考えながら一人で祭に参加します。

 

羌象は羌瘣の他に勝てない相手はいないと考えており、二人とも蚩尤候補といわれるほどに強かったことは間違いありません。

 

しかし祭に参加できなかった羌瘣は、祭が行われた場所で羌象の亡骸を見つけ叫びます。

 

羌象は他の候補よりも圧倒的に強かったにも関わらず、他の候補者たちのワナによって開始と同時に一斉に全員から狙われてしまったのです。

 

羌瘣が参加していないにも関わらず、羌族の強さを理由に不参加を黙認された事実を聞き羌瘣は激怒します。

 

そして羌瘣に自害しろという村の年寄りたちを殺し、羌象を殺して蚩尤となり外に出た幽族の連(れん)に復讐することだけを目的に生きていくことを決めました。

羌瘣の敵討ち

羌瘣の敵討ちは33巻第356話から第363話に描かれています。

 

飛信隊に加入後、一度隊を抜けて趙へ復讐に向かった羌瘣。

 

実は蚩尤以外にも元蚩尤族の人が外の情報を伝えるために各地で暮らしており、明(めい)という人物の手引きによって、復讐相手である連に会うことができました。

 

連は二十二人の幽族と共に待ち構えていました。

 

幽族に体力を奪われ、待ち構えていた連の強さに動揺する羌瘣。

 

祭で同族の仲間を殺した壮絶な経験は、強制的に情や外との繋がりを断ち切るためのものだと連は言いました。

 

祭をくぐって蚩尤となった連は助走なしで呼吸を消費せずに制限なく巫舞ができるのです。

 

厳しい戦いが強いられ、羌瘣が得意とする深い巫舞でなんとか対抗しますが、想像以上に連は強く、羌瘣は瀕死の状態になってしまいます。

 

しかし羌瘣は消えゆく意識の中で一筋の光と飛信隊や信の姿をみます。

 

そこで羌瘣は羌象が羌瘣に勝つために編み出そうとしていた巫舞の秘密に気づきます。

 

蚩尤とは逆に、外とつなぐ光を帰るための道しるべとすることで、水のような感覚のない場所へと深く深く落とした意識を戻すことが出来ると考えた羌瘣は最後の力を出し切って連に立ち向かいます。

 

飛信隊という自分の居場所と未来への希望が出口へと導く光となり、これまでで最も深い巫舞を発揮することができた羌瘣は、連に復讐を果たすことができました。

 

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羌瘣と飛信隊について

飛信隊での役割

対趙戦の馬陽の戦いから、信を大将とする『飛信隊』副将を務めています。

 

剣術だけでなく天性の戦術眼を持ち、河了貂が軍師として加入するまでは飛信隊の参謀として戦術を全て考えていました。

 

戦争中の活躍も目覚ましく、多くの仲間を危機から救い、飛信隊の副将でありながら千人将、三千人将、五千人将という地位に出世していきます。

 

最初は近寄りがたい印象がありますが、信だけは気さくに接し、物語が進むにつれで飛信隊に馴染み、飛信隊を居場所だと考えるようになります。

飛信隊からの離脱と復帰時期は?

羌象を殺した連への復讐のため、対魏戦の山陽の戦いが終わった23巻第242話で飛信隊を一時離脱します。

 

そして復讐後、34巻第364話で飛信隊に復帰し、将軍を目指すことを宣言します。

羌瘣の活躍と変化を時系列で紹介

蛇甘平原の戦い

羌瘣の初登場シーンでもあり、初めて参加した戦争で信と出会い、仲間という存在を知るきっかけとなった戦いです。

対戦車の策

澤圭を伍長として、信・尾平・尾東と伍を組んだ羌瘣。

 

特攻好きと噂される荒々しい性格の縛虎申(ばくこしん)千人将のもとに最前線で戦うことになりました。

 

羌瘣を含む歩兵隊が最前線で戦っていると、魏の戦車の大群が襲い掛かってきます。

 

戦車の圧倒的な力に半分以上の歩兵がやられてしまいました。

 

そこで「策がある」と言った羌瘣。

 

死体を積んで、他の伍と協力して盾と槍を使い防壁を作って戦車が近づけないようにしました。

 

自分たちが障害物となり戦車に対抗し、戦車の勢いがなくなって速度が落ちてきたところで信が攻撃をしかけます。

 

信の行動に対して羌瘣が分析し助言をすることで、何とか乗り切ることが出来ました。

 

更に秦の総大将 麃公将軍の判断により騎馬隊が加勢したことで生き残った羌瘣たち。

 

初登場時から、羌瘣の戦術眼が優れていることがわかります。

縛虎申隊

千人近くいた縛虎申隊の歩兵は百人ほどになってしまいましたが、騎馬隊の加勢と策によって羌瘣たちは生き残ります。

 

しかしそこから縛虎申隊は「敵大歩兵中央を強行突破し 丘頂上の魏副将 宮元(きゅうげん)の首をとる!!!」と宣言。

 

歩兵も騎馬の後ろについて行くことになり、騎馬に必死について行きますが、途中で転んでしまい敵に囲まれた尾平を羌瘣が助けます。

 

また騎馬に乗った信は縛虎申と共に宮元の首を取りに行きますが、残った歩兵は魏軍から羌瘣の剣術で守りました。

秦王政の暗殺計画に参加

秦王政の暗殺計画事件に関しては蛇甘平原の戦い後の8巻第83話から描かれています。

 

呂不韋(りょふい)が秦王政の暗殺を画策し数多くの刺客が王の元へ放たれた中に、蚩尤族の羌瘣も参加していました。

 

暗殺計画の前日の夜、羌瘣は信の元を訪れ王宮には近づかないようにと忠告していました。

 

しかし王弟反乱のとき政を助けた信は、政の暗殺計画に気付いた肆氏(しし)によって王宮に呼ばれ、政を助けるために刺客と戦うことに。

 

政と合流し、王のための逃げ道であるはずの部屋で追い詰められてしまった政と信たち。

 

羌瘣と信は戦うことになってしまいますが、羌瘣は同じ伍で戦った信に情が生まれてしまい、信に対して本気で斬りかかることができませんでした。

 

羌瘣の揺れる気持ちに気づいていた信は、羌瘣と一時休戦し、後から襲い掛かってきた刺客たちに協力して立ち向かいます。

 

羌瘣の巫舞によってなんとかやりすごした一同。

 

昌文君たちもかけつけ、政や信は助かりました。

 

刺客たちの中でも蚩尤族は無慈悲に人を殺すと言い伝えられていましたが、羌瘣は信と一緒に同じ伍として戦いを経験したことで気持ちに変化があったことがわかります。

 

この一連の出来事で、羌瘣はただ不愛想で無慈悲な人物ではないことがわかり、復讐という唯一の生きる理由の他に、復讐の後の自分の居場所や仲間を知っていきます。

 

そして飛信隊として活躍していくきっかけに繋がっていったと思われます。

馬陽の戦い

王騎将軍が大将となり趙と戦った馬陽の戦いにも飛信隊として参加。

 

趙の総大将龐煖(ほうけん)は蚩尤族の言い伝えにもある荒ぶる神を体に宿すという「武神」(ぶしん)でした。

 

羌瘣は13巻第140話から龐煖と戦うことになります。

 

龐煖は羌瘣の存在に呼ばれたと、秦軍の野営地に一人で現れ飛信隊や秦の兵士たちを一瞬にして殺し、「他の強者を許さぬ」と言い襲い掛かってきます。

 

羌瘣と信の二人で対抗し、羌瘣も最深の巫舞で何度か龐煖を斬りますが、渾身の一撃が防がれ、呼吸が続かなくなってしまいます。

 

その後趙軍の万極も合流し、一騎打ちの形は終わり、龐煖も姿を消しますが、ボロボロになった飛信隊を守るために羌瘣と信は必死で戦いました。

山陽の戦い

秦が魏を攻めた山陽の戦いにも飛信隊として参加。

 

魏は白亀西(さくきさい)を総大将としていましたが、実際は簾頗(れんぱ)が総指揮をとり、簾頗四天王と呼ばれる4人の将軍を相手に、山陽という重要な場所を取るための戦いでした。

 

羌瘣はこの戦いが終わったら飛信隊を離脱し復讐に行くことを信に伝えていました。

 

簾頗四天王 玄峰(げんぽう)の策に苦戦する飛信隊でしたが、羌瘣が策を見破り打開策を示します。

 

信たちは簾頗四天王輪虎(りんこ)の首を取るために前線へと行きますが、将軍の命令で飛信隊全軍で動くことは出来ず、戦いの中で傷を負っていた羌瘣は後方部隊として傷だらけの兵士たちと共に後方支援部隊に残ります。

 

しかし後方部隊が輪虎の策で魏の精鋭部隊によって襲撃され、羌瘣たち予備隊も戦いに加わるのか選択を迫られます。

 

自分の傷の深さや相手の強さから、ここで死んだら復讐が果たせない、「行くべきじゃない」と考えながらも、羌瘣は自ら先頭を行きました。

 

そして輪虎を討ち取った信たちが戻る頃には、血と亡骸の中でボロボロになりながらも信じられない数の敵を葬った羌瘣が何とか生き残っていました。

 

これをきっかけに飛信隊全員に羌瘣が女であることが知られてしまいますが、羌瘣の今までの功績とこれだけの剣術を身につけた事情を察し、異論なくこれまで通りに接することを決意した飛信隊。

 

復讐に行く前に飛信隊員たちに事情を知られてしまった羌瘣でしたが、それでもすぐに受け入れられたことで、より飛信隊への想いが強くなったと思われます。

黒羊丘の戦い

飛信隊で多くの戦いを経験し、本来の目的であった復讐を終えてからの羌瘣は、昔の不愛想で冷たい印象とは変わり、情に厚く可愛らしい部分も出てくるようになりました。

 

41巻第442話から、秦は趙への侵略を進めるため、飛信隊は桓騎(かんき)軍に合流して黒羊丘の戦いに加わります。

 

黒羊丘は入り組んだ樹海の中に5つの丘があり、多くの丘と中心に位置する丘を取った側が勝利となる戦いでした。

 

羌瘣は斥候として数名で先に戦場の地形や敵陣を探りに行くと、軍とは無関係の集落がいくつかあることに気付き、敵国の民ではありますが、退避するよう伝えます。

 

しかし集落の長であるお婆さんに「侵略者が」と言われてしまいます。

 

その後、夜になって敵軍よりも奥まで進んでいることに気付いた羌瘣は一人で敵将の劉冬(りゅうとう)に奇襲をかけますが失敗に終わります。

 

しかしその時劉冬に負わせた傷によって、将軍であり参謀でもあった劉冬が戦場に出るのが遅れ、実際には秦軍に有利に働いています。

 

劉冬の奇襲に失敗した羌瘣は森で倒れているところを、退避するよう警告した集落の長のお婆さんに助けられ、起きると小屋で手当をされていました。

 

そこで敵将の紀彗(きすい)や紀彗が城主を務める離眼(りがん)城で過去に起こった悲劇を聞き、紀彗は名が知られていないにも関わらずかなり危険な武将だと知ります。

 

怪我もある程度治って集落からでる時、お婆さんに「これもなにかの縁だ 黒羊の紫水晶のお守りを作っておいてやるよ おわったら取りに来な 気をつけてな」と言われ羌瘣は集落を出ます。

 

羌瘣が飛信隊に戻ると、信は趙の総大将慶舎(けいしゃ)を討ちに行く場面でした。

 

羌瘣は信を追う劉冬の相手を引き受け、見事に劉冬を討ち取ります。

 

そして「お前が恐れるようなことは 離眼では起こさせない」と劉冬に言いました。

 

しかし羌瘣は追ってきた劉冬軍に囲まれてしまい、呼吸が戻らず逃げられない状況に。

 

そこへ慶舎を討ち取った信が現れ、「逃げる力ぐらい残しとけよ バカ」と言い羌瘣を抱きかかえて馬で走り何とか助かりました。

 

次の日になっても、紀彗の策によって総大将の慶舎が討ち取られたことはまだ全軍に広まっていませんでした。

 

しかし紀彗の秘めた力に気付いた桓騎は黒羊中の集落を焼き、人々を惨い形で殺していました。

 

それを見た飛信隊は激怒します。

 

羌瘣も傷を治してくれたお婆さんが殺された無残な姿を見つけて激怒し、集落の人々を殺し回っている桓騎軍を斬ってしまいます。

 

同士討ちは大変な罪となりますが、桓騎軍の残虐なやり方に怒りを覚え歯止めの利かなくなった信と羌瘣は、桓騎軍本陣へ乗り込み大変な内輪揉めとなってしまいます。

 

しかし一時的に桓騎軍に加入していた尾平によってなんとか事態は収拾。

 

その後桓騎の策によって秦軍は大きな勝利を掴みます。

 

桓騎軍の策は非道で残虐でしたが、紀彗を丘から降ろすための脅しとして大変有効で、他の将軍では絶対に真似出来ないような策だったのです。

 

その現実を突きつけられた信や羌瘣、飛信隊でしたが、それでも自分たちの信念は曲げないことを信がみんなへ伝え、飛信隊は一層結束を固めました。

 

黒羊丘の戦いは羌瘣単独での行動も多く、飛信隊の仲間への想いから一人で敵将軍に奇襲をかけたり、敵国のお婆さんと心を通わせ、我を忘れて同士討ちをしてしまったりと、今までになかった羌瘣の感情が表に出てきたように感じられます。

秦趙大戦

秦と趙の存亡を懸けた大戦が第46巻から始まり、秦の連合軍は趙の鄴(ぎょう)を攻め落とすために進軍します。

 

朱海平原では王翦(おうせん)率いる秦軍と総大将李牧率いる趙軍が対戦し、飛信隊もその中にいました。

 

信がついに王騎将軍から受け取った矛を使い、将軍へと化けていく中で、羌瘣も限界を超えながら仲間を守り活躍を続けます。

 

王翦と李牧の策がぶつかり合い、総大将の王翦が窮地に陥りますが、秦軍も李牧本陣まで迫り秦軍勝利の目前で、龐煖が飛信隊の前に現れます。

 

龐煖を信と戦わせたくない一心で、先に羌瘣が今までにないほど深く堕とした巫舞で龐煖に挑みますが、「武神」となった龐煖には敵わず、足首を持って地面に叩き付けられ、瀕死状態の重傷を負わされてしまいます。

 

そこに現れた信は怒りと、これまでに関わって死んでいった人たちの意志を背負って龐煖に挑みました。

 

最初は信も押されていましたが、何度やられても血を噴き出しても信は死んでいった人、生きている仲間たちの力を借りて立ち上がり続けました。

 

そしてついに自らの矛盾に気付いた龐煖を倒した信。

 

しかし限界を超えて命の火が消えながらも戦い続けた信は、勝った瞬間に命を落としてしまいます。

 

動揺や悲しみで誰も動けなくなってしまう飛信隊、「まだ天下の大将軍のなってないじゃん」と泣く河了貂の横から、羌瘣が現れ「私が助ける…!」と言い蚩尤族に伝わる禁術を使います。

 

命の力を分け与える術だと言い、うろ覚えの呪語の詩を思い出しながら信と気の道を繋ぎ生と死の間の世界へといきます。

 

生と死の間の世界では、羌象と幽連の魂が待っており、この先に行くには寿命をもらうと言われます。

 

また寿命を減らしても成功する可能性は十に一つと言われますが、それでも羌瘣は迷わずに「私の命 全部やるから あいつを助けに行かせてくれ」と言いました。

 

その先で赤い階段に向かって歩く信を見つけます。

 

沼のようにぬかるんだ地面に力を吸い取られながらも羌瘣は必死で信を呼ぶと、信の前には漂が現れます。

 

信は漂と一緒に階段の方へ歩いて行ってしまいますが、それでも必死で信を掴み、「飛信隊」の名前を思い出させます。

 

すると信はまだ自分が天下の大将軍になっていないことに気付き、階段から離れて漂が教えてくれた光の穴へと戻ろうとします。

 

そこで急に羌瘣の姿が見えた信は羌瘣を心配しますが、羌瘣は信に抱きつき、そのまま信だけを光の穴へと突き飛ばしました。

 

羌瘣は沼のような地面に力を吸い取られ、自分の命は助からないと感じていたようです。

 

しかしそこへ先に死んでしまった松左(しょうさ)と去亥(きょがい)の魂がやってきて羌瘣を起き上がらせ光の穴の中へ押し込んでくれました。

 

その後羌瘣は羌象の魂に会い、「そんなに命がけで男を好きになることがあるんだね しかもあの瘣が」と言われて、初めて自分の信への気持ちに気付きます。

 

そして羌瘣も無事に生き返ることが出来ました。

 

信と羌瘣が無事に生き返った飛信隊は立ち直り、趙軍は朱海平原から退却したことを聞き、戦いは一旦秦軍の勝利となりました。

 

羌瘣の禁術は現実的には考えにくい蘇生方法なのですが、羌瘣の信への想いが明確になる大事なシーンになっています。

 

また信が命を失ってまで戦わないと勝てないほどに龐煖が強かったことも分かります。

 

龐煖は求道者として人の上に立とうとしましたが、人々の束の力には及びませんでした。

 

これまでの王騎将軍や麃公将軍との戦いを経ても信に勝つことができなかった事実によって、龐煖の考え方は間違いだったと示されました。

 

羌瘣の名言とかわいいシーンを紹介

名言

普段あまり話をしているシーンが多くないからこそ一言に重みのある羌瘣。

 

自分の壮絶な生い立ちと、それを仲間と共に乗り越えていく姿に成長を感じさせます。

羌瘣の決意

本来の目的であった羌象の敵討ちを後回しにして戦争に参加してしまっている羌瘣が、この戦が終わったら敵討ちに行くことを決意し信に伝えるシーン。

 

「その時は私もちゃんとお前達と一緒に前に進めると思う」

 

信や飛信隊との出会いによって敵討ちの後の自分の道を決めた羌瘣の前向きな言葉と表情が印象的です。

飛信隊に復帰

復讐を終え飛信隊に復帰するシーン。

 

「ただいま」という一言とやり遂げた表情が全てを物語っています。

 

そして隊員たちに大歓迎され照れている様子の羌瘣。

黒羊丘での奇襲前

黒羊丘の戦いで斥候に出ていた羌瘣は一人で敵将に奇襲をかけることに決めました。

 

心配する隊員に対し「飛信隊のために無茶をやるんだ」と言う羌瘣は隊全体のことを考える勇敢な将軍の姿に見えます。

かわいいシーン

卓越した剣術に、戦の中でも即座に機転の利く賢さ、美人で隙のないように感じられる羌瘣ですが、飛信隊に馴染んでいくにつれて可愛らしいシーンも増えています。

 

そこもまた羌瘣に人気がある要素です。

信に腕を捕まれ少し動揺する羌瘣

17巻第174話でまだ羌瘣が飛信隊に馴染み始めて間もない頃、輪から外れていく羌瘣の腕を掴み、「馴染みにくいなら 俺が一緒にいてやっからよ」と言って仲間に引き入れたシーン。

 

本当は羌瘣はトイレに行きたいだけでしたが、信に捕まれた腕を見て少し動揺し信を見つめている羌瘣の初々しい可愛らしさが出ています。

「お前の子を産む」と信に宣言する羌瘣

34巻第364話で復讐から帰った羌瘣は信に向かって「お前の子を産む」と宣言しました。

 

しかし羌瘣は子作りに関して羌象から嘘を教えられており、真実を知った羌瘣はしばらく信に近づくことができなかったようです。

羌象との会話で信への気持ちを告白するシーン

58巻第632話では信を生き返らせるための禁術によって生と死の境の世界に行き、羌象と話をします。

 

羌象にいつから信のことが気になっているのか聞かれ、「それは割と 会ってすぐぐらいだったかも」と言うシーン。

 

姉のような存在の羌象にだからこと本音を言えたのではないでしょうか。

羌瘣と信の関係性は?今後結婚する可能性はあるのか?考察

羌瘣が信に腕を掴まれてハッとしたような描写や、傷の手当てをするシーンも多く二人の関係性や今後の発展が気になるところです。

 

羌瘣は信に想いを寄せているようなシーンがいくつかあります。

 

例えば34巻第364話では 復讐から戻ってきた羌瘣が二つの目標を立てたと言い、一つは将軍を目指すこと、そしてもう一つは「お前の子を産む」と言ったのです。

 

周りは驚きましたが信はまんざらでもない様子で、「子作りについて詳しく知ったしばらく信をさけたという」と書かれており、羌瘣は子作りの知識が全くなかったことが窺えます。

 

また秦趙大戦では羌瘣は自分の命をかけて、死んでしまった信を救っています。

 

生と死の間の世界で会った羌象にも言われていましたが、信への気持ちに恋愛感情あることは間違いないと思います。

 

もちろん飛信隊に信が不可欠であること、仲間たちへの想い、色々な感情が混ざっていると思いますが、命を懸けることはなかなかできません。

 

ただ、信の周りには羌瘣だけでなく河了貂もいるため、三人の関係性がどうなるのか微妙なところです。

 

しかし今の段階では、信は恋愛や結婚には疎く「天下の大将軍になる」「中華統一」この二つを目指していますので、恋愛の要素がどの過程で出て来るのかは定かではありません。

 

史実では信の結婚相手は記録に残っておらず不明のようですが、子供が一人います。

 

ですから羌瘣と結婚する可能性もあり、今後の展開が気になります。

羌瘣の最期はどうなる?死亡時期を考察

飛信隊にとって不可欠な存在である羌瘣の最期はいつになるのでしょうか。

 

史実を元に考えると、李牧が死亡したとされる年から羌瘣に関する記述もなくなっているようです。

 

そのことから、対李牧戦での死亡か、または戦線離脱ではないかと思われます。

 

羌瘣は信のために禁術を使ったことで寿命が縮んでしまっていますので、その影響も出てくるかもしれません。

 

どのような形で命を落とすのかは不明ですが、長く活躍してくれることを願っているファンが多いことは間違いありません。

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