本記事はこんな疑問を解決します。
ご紹介する方法は、登録不要でもちろん合法です。
違法手段ではないので、安心してください。
『MAO(マオ)』は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』で全巻無料で読める?
いきなり、結論です。
『MAO(マオ)』はこちらの小学館が運営する漫画アプリ『サンデーうぇぶり』にて全巻無料で読むことができます。
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『サンデーうぇぶり』は小学館が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
『サンデーうぇぶり』では『MAO(マオ)』を惜しげもなく1巻から最新巻まで全巻無料で公開してくれています。
安心安全に、そしてタダで『MAO(マオ)』を読破したい方は『サンデーうぇぶり』を使う方法が最もお得です。
また『サンデーうぇぶり』では、『MAO(マオ)』以外にも以下のような名作と呼び声高いマンガの数々を無料で読むこともできます。(赤字は『MAO(マオ)』の作者である高橋留美子先生の作品です)
- 名探偵コナン
- YAIBA
- MAJOR(MAJOR2nd)
- からかい上手の高木さん
- ドロヘドロ
- だがしかし
- よふかしのうた
- 犬夜叉
- らんま1/2
- 境界のRINNE
- うる星やつら
- 今日から俺は
- 天使な小生意気
- お茶にごす
- 今際の国のアリス
- 焼きたて!!ジャぱん
- うえきの法則
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- タッチ
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- BE BLUES!~青になれ~
- 結界師
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- 名探偵コナン ゼロの日常
- 湯神くんには友達がいない
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などなど、名作と呼び声高いマンガを数多く無料で読むこともできます。
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また同じく小学館が運営する漫画アプリ『マンガワン』や集英社が運営する『ヤンジャン』も特にオススメです。
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「無料でマンガを楽しみたい!」という方は『サンデーうぇぶり』と併せて使ってみてはいかがでしょうか?
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『サンデーうぇぶり』の基本的な使い方
『サンデーうぇぶり』では、アプリ内アイテムである『チケット』と『ポイント』を使用して読むことになります。
簡潔に言うと、『チケット』『ポイント』を使って1作品、1日に最大5話まで無料で読むことが可能です。
『MAO(マオ)』も1日に最大5話まで読み進められます。
ここでは『サンデーうぇぶり』で使うアプリ内アイテム『チケット』『ポイント』のそれぞれの使い方を簡単に説明します。
『サンデーうぇぶり』のチケットとは?
『チケット』はチケットアイコン(↓黄色い線で囲んである)が表示されている話に使うことが出来ます。
各作品ごとに1日1枚使用することができ、チケット使用後23時間で、新たなチケットが配布され各作品をまた1話無料で読むことが出来るというシステムです。
つまり、ほとんどの作品を1日1話無料で読めるシステムがこの『チケット』なのです。
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『サンデーうぇぶり』のポイントとは?
『ポイント』は毎日、5~15秒程度の広告動画を見ることで30ポイント(作品1話分に値する)を取得することが出来ます。
サンデーうぇぶりに掲載されている作品は、すべてこの『ポイント』の対象です。(※ポイントを使って読む事ができるという意味)
↓『サンデーうぇぶり』のホーム画面に『POINTゲット(黄色い線で囲んである)』アイコンが出てくるので、そのボタンをタップして短い広告動画を見ることでポイントをゲット出来ます。
15秒程度の広告を流しておく(見なくてもよい)だけで、1話分の漫画を無料で読めてしまうので、絶対活用するべきです!
この『POINTゲット』アイコンは毎朝8時に回復し、ホーム画面に表示されます。
【重要】さらに今なら『サンデーうぇぶり』のアプリを新規ダウンロードすることで1000ポイントの特典が付いてきます。※1000ポイント=単行本3冊分
アプリのダウンロードは、もちろん無料です。
操作も簡単なので、すぐに使いこなせますよ!
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『チケット』『ポイント』以外で1日3話分の漫画を読む
『チケット』『ポイント』以外に1日3話分の漫画を無料で読める仕組みがあります。
その仕組みがこれ、
見たい話の漫画のページへ飛ぶと、「動画を見て無料で読む あと3回」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで1話分を新たに無料で読むことが可能となります。
3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。
ここまでを簡単にまとめると
- チケットを使い1日1話無料で漫画を読む
- 短い広告動画を見て毎日30ポイント獲得し1話分の漫画を無料で読む
- 短い広告動画を最大3本見て、3話分の漫画を無料で読む
以上の事から『サンデーうぇぶり』は、1つの作品において、1日に最大で5話分を無料で読むことが出来るかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります。
遠慮なく無料で読ませていただきましょう!!(^^)/
サンデーうぇぶり
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『MAO(マオ)』登場人物紹介!
摩緒
猫鬼の呪いにかかった陰陽師。
猫鬼の呪いが原因で妖になってしまい、900年以上生きています。
悪い妖を退治するために戦うのですが、その一方でいい妖に対してはとても優しく妖専用の診療所を開業。
医者としての腕も、一流です。
陰陽師のため、式神を扱うこともでき、乙弥を作ったのも摩緒なのです。
猫鬼のことを探るうちに菜花と出会い、行動を共にしていきます。
途中で、百火、華紋など、かつての兄弟子と出会い、泰山府君の秘宝を狙っている敵と一緒に戦います。
かつての思い人であった紗那さまとよく似た女性、幽羅子と出会い、摩緒の心は揺れます。
黄葉 菜花(きば なのか)
中学3年生の女の子。
小学1年生の時に巻き込まれた地面陥没事故が原因で、大正時代にタイムスリップをして、摩緒たちと出会います。
大正時代にタイムスリップしたことがきっかけで菜花は猫鬼に呪われていることがわかりました。
地面陥没事故の本当の原因と自らの呪いを解くために、摩緒と一緒に行動します。
摩緒と一緒に行動をしているうちに、少しずつ摩緒のことが気になり始めます。
現在(令和)では、魚住さんという摩緒が作った式神とおじいちゃんと一緒に住んでいます。
乙弥(おとや)
摩緒が作った式神。
摩緒や菜花のサポートをしてくれます。
式神なので、眠らなくても大丈夫な体になっています。
攻撃されても、式神の元となる人形をなおせば、乙弥の体も元に戻ります。
猫鬼(びょうき)
蠱毒の穴から生まれた最強の妖、猫鬼です。
人の体を乗っ取って生きています。
今は、摩緒の体を乗っ取っていますが、万が一、摩緒の体が朽ちた時は、菜花の体を乗っ取ろうとしています。
現在(令和)では、菜花を攻撃せずに、見守る存在。
敵か味方かわからない謎の妖です。
百火(ひゃっか)
摩緒のかつての兄弟子で、陰陽師です。
火の術を使うことが得意です。
以前は見世物小屋で働いていたことがありましたが、今はやめています。
本当は、とても強いのですが、なぜか菜花から下に見られています。
臆病なところがあり、肝心なところで行動にうつせないところが特徴。
過去の出来事から摩緒のことを裏切り者と思っていましたが、今は打ち解けて仲間と思っています。
華紋(かもん)/朽縄(くちなわ)
摩緒のかつての兄弟子で、陰陽師です。
朽縄という名前は偽名で、本当の名前は華紋という名前です。
木の術を使うことが得意です。
大正時代、摩緒の仲間”貂呼(てんこ)”を攻撃したことから、摩緒は華紋を敵と思ったのですが、実はいい人だったのです。
摩緒が経営している診療所に度々遊びにくることがあります。
摩緒のことは仲間と思っています。
紗那/幽羅子(ゆらこ)
900年前、摩緒が住んでいた屋敷の主の娘。
猫鬼に取り憑かれた摩緒の手によって殺されてしまいました。
しかし、本当に摩緒に殺されたのか、真実はわからないままなのです。
大正時代では、幽羅子という紗那さまによく似た女性が現れます。
幽羅子と紗那さまは同一人物か、別人か。
猫鬼の話によると、紗那さまは900年前にすでに死んでいるため、大正時代にいることはありえないということです。
7巻の時点で、紗那さまと幽羅子が同一人物かは、まだ明らかにされていません。
不知火(しらぬい)
摩緒のかつての兄弟子で、陰陽師です。
水の術を使うことが得意です。
900年前に、館の主になりたくて、修行を頑張っていたのですが、主の後継者に摩緒が選ばれてしまい、摩緒を恨むことになります。
百火や華紋と違い、大正時代になった今も摩緒のことを恨んでいて、執拗に摩緒を攻撃してきます。
900年前、猫鬼に取り憑かれた摩緒から両足を攻撃されてしまい、水の式神で足を再建しています。
そのため、水場以外の場所に行くことはできなくなってしまいました。
幽羅子という紗那さまによく似た女性と一緒に行動していますが、なぜ一緒に行動しているのかは明らかになっていません。
白眉(はくび)
摩緒のかつての兄弟子で、陰陽師です。
金の術を使うことが得意です。
過去に百火と一戦を交えたこともあり、その時に百火から片腕をやられています。
そのため、白眉の片腕は機械に改造されていました。
そして、白眉はなぜか不知火側の味方になっていて、摩緒たちを攻撃してきます。
なぜ不知火の味方になったのか、そして白眉は摩緒を攻撃するのか、それもまだ明かされてはいません。
『MAO』の世間の評判は?『犬夜叉』に似ている?
この章では、『MAO』のまんがの評判について書いています。
『犬夜叉』の系譜を受け継ぐ物語『MAO』。
その評判はどうなのでしょうか。
いちばん好きな漫画犬夜叉やったけど、MAOがふつうに越えるかもしれんな…高橋留美子先生…
— くま (@firpPWRQDpLNppJ) April 26, 2021
おすすめの漫画「MAO」
個人的に令和になってから読んだ漫画の中で1番面白い作品です
最新刊もすごい面白かった!
特にp.32の主人公の顔が子犬っぽさがあって可愛かった pic.twitter.com/mDq6uJFKll— Seruka (@Seruka10) March 19, 2021
MAO面白いな✨
高橋先生の漫画はめぞん一刻依頼だなぁ#MAO #高橋留美子— chika ⚡️ (@hurukuku) February 12, 2021
高橋留美子さんのMaoって漫画知ってる人いるかな?
個人的にめっちゃいい!!
他の犬夜叉とからんまとかもすっごい面白いし🥰1枚目は漫画で2枚目は滝夜叉丸によせて3枚目は平安貴族パロ?的な奴
下手な私が描いたからあんま伝わらんかもしれんけど、滝夜叉丸は平安貴族パロがすっごい似合うと思う pic.twitter.com/CRjlDV8AZQ
— ハム子(*´ω`*)バグでフォロー外れてます🙇♀️ (@UfiJvq) May 3, 2021
MAOと言う漫画、面白い!やっぱり、高橋瑠美子先生のまんがは、素敵!
— witch (@ritsuatsu) April 26, 2021
MAOの新刊ゲット!やっぱ、留美子先生の漫画はどれも面白い😆
半妖の夜叉姫って単行本?にならんかな…なったら絶対に買うんに😊
#MAO8巻 pic.twitter.com/PagxUlzqSF— ルナール (@sanada_13922) March 28, 2021
あ、ちなみにMAO面白いのでみんな読んで(漫画)
— ココア (@Chertopolokh_dp) March 18, 2021
いまのMAOに至るまで途切れず常に面白い漫画を描き続けているるみこ先生は本当にすごい
— oso (@uokuni2) February 13, 2021
MAOマジで面白いというか高橋留美子やはり漫画がえげつない上手い。集中して読まなきゃとか思わずとも勝手に引き込まれて気づいたらページ進んでる
— えりんぎ (@eringinyokinoko) January 31, 2021
高橋留美子先生の漫画の「MAO」、面白いです。藤田和日郎先生の「双亡亭壊すべし」も面白いです。長く第一線で活躍されているけど、時代に合わせて発表する作品もアップデートされていると言うか、、、とにかく面白いから読んでみてほしいです。
— ともくにゆい (@To_mock) January 23, 2021
幽白の漫画を買うつもりがMAOを買いました。
久々に高橋留美子先生の漫画を買いました。
面白い‼️摩緒くん美形。
鈴木拡樹さんで正解っすわ🎵 pic.twitter.com/9vzkZirkw1— グリーンティー (@0313greentea) December 11, 2020
いつも最高の漫画を描いている高橋留美子先生は、本当にすごいと思います。
るーみっくワールドにハマったのは、『らんま1/2』や『犬夜叉』以来です。
『境界のRINNE』も読むとハマるんだろうなぁ。
今回、めちゃくちゃ『MAO』にハマったので、最後まで読み続けるつもりです。
これから家にいる時間が長いと思うので、ぜひ『MAO』を読んでゆっくりと過ごして下さい。
『MAO(マオ)』は面白い?つまらない?見どころ紹介!
結論から言いますと、『MAO』はめちゃくちゃ面白くて、おすすめの作品です。
特に『犬夜叉』が好きな人は、絶対にハマると思います。
この章では、『MAO』の見どころを3つにわけて紹介します。
見どころ① ヒロインが大正時代にタイムスリップ
高橋留美子の作品でタイムスリップものといえば『犬夜叉』なのではないでしょうか。
『犬夜叉』を彷彿とさせるような展開が『MAO』にも起こります。
菜花(なのか)が小学1年生の時に、巻き込まれた地面陥没事故。
この事故で菜花は両親を亡くしています。
時は流れ中学3年生になった菜花は、友達と事故が起きた場所を通ることに。
するとなぜか菜花だけが大正時代にタイムスリップをしてしまうのです。
タイムスリップした菜花は、そこで摩緒と出会うことに。
大正時代を舞台にした摩緒と菜花の冒険が始まります。
途中、百火、華紋といったかつての兄弟子と出会い、仲間になります。
その一方、かつての兄弟子である、不知火、白眉とは敵となり、戦わないといけなくなります。
900年前の平安時代、摩緒や百火たちがいる大正時代、そして、菜花がいる令和、この3つの時代が話の要になります。
見どころ② 泰山府君の秘宝を巡って繰り広げられる戦い
泰山府君(たいざんふくん)の秘宝。
寿命が操れるというその術を、摩緒の仲間は知りたがっていました。
この泰山府君の秘宝を巡り、摩緒を巻き込んで様々な争いが生まれます。
過去に仲間だった者を裏切り、時には協力したり、人間を殺めたり。
この物語の泰山府君の秘宝は、結局誰が手にすることになるのか。
そして、泰山府君の秘宝を手にした者はどのような術を使うのか楽しみです。
見どころ③ 摩緒と菜花のラブストーリー
菜花は、摩緒と一緒に行動を共にしていくうちに、摩緒のことが気になります。
しかし、摩緒には900年前に思い人がいたのです。
そして、摩緒の思い人とは紗那さまだったのです。
それを知ってヤキモチを焼く菜花。
摩緒と紗那さまの出会いは、約900年前。
しかも、紗那さまはもう亡くなっているのです。
しかし、紗那さまにそっくりな人物が大正時代に現れました。
それが、幽羅子という人物です。
900年前に、死んだと思っていた思い人が蘇っているかもしれない。
その事に摩緒は動揺を隠せません。
紗那さまか、菜花か、摩緒はどちらを選ぶのでしょうか?
三角関係のラブストーリーも、この物語の鍵となりそうです。
『MAO(マオ)』序盤ネタバレ紹介!
1話
この物語のヒロインである菜花(なのか)は、小学1年生の時に、道路陥没事故に巻き込まれ、両親を失います。
血だらけの菜花。
その時、菜花は火の海の中、化け物のようなものを見るのです。
この化け物は、本物かそれとも菜花が見た幻覚だったのか、真実はまだわかりません。
それから約8年後。
中学3年生になった菜花は、おじいちゃんと魚住さんというお手伝いさんの3人で生活をしていました。
菜花が学校に行こうとした時、魚住さんがスムージーを進めてきます。
しかし、このスムージーがとてもまずく菜花はいつも断っていました。
どんなに断っても絶対に飲むように進めてくる魚住さん。
菜花は、観念をしてスムージーを飲むことに。
その後、無事中学校についた菜花。
体育の授業、短距離走で思い切り走る菜花ですが、タイムは、16.8秒。
見た目は足が早そうな菜花ですが、実はとても遅いのです。
ここで場面は菜花のいる教室に変わります。
教室では、菜花の友達が五行町のシャッター街のことについて噂話をしていました。
なんでも、そのシャッター街には幽霊がでるとか。
そして、幽霊がでる原因は、昔起きた道路陥没事故が関係しているのではないかと言われているのです。
その道路陥没事故とは、菜花と両親が巻き込まれた事故のことでした。
その事故に菜花が関係していると知らない友達。
そのため、そのことを菜花に話してしまったのです。
しかし、菜花が幼い時にその事故で両親を失くしていると知ったクラスの女子は、その(道路陥没事故を菜花に話そうとした)友達に対し話すのを止めました。
しかし、別に気にしてないという菜花。
ここで、菜花の道路陥没事故に対しての回想が始まります。
小学1年生の時、両親と車でたまたまここを通った、ただそれだけで大事故に巻き込まれたのです。
両親は亡くなり、菜花も大怪我を負いました。
それから8年経った今、道路はすっかり補修され、何事もなかったかのように元どおりになっています。
結局、幽霊が出るのか確認をしにきた友達と菜花。
友達の1人が、菜花に大事故の現場を通っても平気か聞きます。
「いやだけど、学校の近道だし」と答える菜花。
その時、菜花の耳に建物が軋むような音が聞こえます。
しかし、この音は菜花以外は聞こえてない様子でした。
1人音がする方へ向かう菜花。
その時、菜花の目の前が歪み、なぜか別の場所に移動をしてしまうのです。
移動したのは、菜花のみ。
友達は誰もついてきていません。
現在(令和)とは違う雰囲気に違和感を感じる菜花。
移動した場所にいる人は全員体が透けているのです。
ユーレイかもと身構える菜花は、友達の元に帰ろうとしました。
そこに1人の女性が話しかけてきます。
すると、いきなり女性の頭が真っ二つに割れて、巨大なカマキリの怪物が飛び出てきました。
カマキリの怪物の攻撃を必死によける菜花。
逃げようとする菜花の前に1人の青年と少年が現れます。
青年の名前は摩緒。
摩緒に助けを求める菜花。
しかし、摩緒は菜花を助けることをしませんでした。
そして、菜花は、カマキリの怪物に腕を切られてしまいます。
菜花の血しぶきがかかった怪物。
その怪物は、菜花の血がかかった場所だけ、溶けてしまったのです。
驚いた怪物はその場から逃げ出そうとします。
摩緒は逃げる怪物に向けて持っていた刀を一振りしました。
その瞬間、怪物の体はバラバラに。
怪物が死んで安心した菜花。
そこに少年が来て、菜花に怪物の大元になっていたものを、もらっていいか確認をします。
菜花は、なぜ最初から助けてくれなかったのか摩緒に聞きます。
あっさりした顔で「大丈夫かなと思って」と答える摩緒。
その問いに、菜花の怒りは頂点に達しました。
菜花が怒りのあまり右腕を振り上げようとした時、自分の腕がないことに気づきました。
少年から、落ちている腕を渡される菜花。
その瞬間、菜花の意識は飛んでしまいます。
菜花が意識を取り戻した時、切られた腕はなぜかくっついていました。
怪物や摩緒がいた事は、夢だったのかと思う菜花。
しかし、起きたその場所に摩緒と少年がいたのです。
聞けば菜花の腕を直したのはこの摩緒だとか。
菜花が2人の存在に疑問を持っていると、さっき倒した怪物を壺の中に入れている少年の姿が目に飛び込んきました。
菜花が状況を掴めないままでいると、摩緒が菜花に話しかけてきました。
「なぜあの怪物と戦わなかったのか。お前の方が格上だった」と。
その質問に意味がわからない菜花。
そして、摩緒が菜花に衝撃的なことを伝えます。
「おまえ妖だろう」。
その質問に、呆れた菜花は現在に帰ろうとします。
帰ろうとしている菜花に摩緒は、「この土地の妖だろう、いったいこの街はなんなんだ」と矢継ぎ早に質問をしてきます。
摩緒の意味不明な質問に怒った菜花は、摩緒に向かって「ついて来ないで」と一喝します。
そして、菜花がゲートをくぐった瞬間、五行町のシャッター街に戻ったのでした。
菜花の服がボロボロになっていることに、気づいた友達は心配していました。
まるで何もなかったかのような状況に、菜花は今さっきの出来事は夢だったかもしれないと思ったのでした。
そして、いつもと同じ生活が始まります。
一方、摩緒と少年は菜花のことを心配していました。
その理由は、菜花の体は”なにか”で力を封じられているのではないかと思ったからでした。
しかし、その”なにか”は今のところわかってはいません。
摩緒に心配をされていた菜花。
菜花は、学校に通学している途中でした。
遅刻しそうな菜花は、一生懸命走ります。
いつもは足の遅い菜花ですが、なぜかすごいスピードで走ることができたり、人間ではないようなジャンプ力でビルをひとっ飛びできるようになっていたのです。
周りも菜花自信も、その力に驚いている様子でした。
そして、菜花はいきなり苦しみだします。
「私どうしたんだろ・・・」。
菜花の不安は拭えないまま1話が終わります。
2話
具合の悪さは治らず、菜花はそのまま家に帰ってしまいました。
菜花の様子を見て心配をするおじいちゃん。
おじいちゃんのすすめもあり、菜花は自分の部屋で休むことになりました。
休んでいる間、菜花は色々と考えていたのです。
妖にあったこと、腕を切られてこと、そして変な能力がついてしまったこと。
どれも夢のような出来事です。
そして、「お前妖だろう」と摩緒から言われた言葉に納得がいかなかったのです。
自分のことについて何か知っているのかもしれない、そう思った菜花はおじいちゃんとお手伝いの魚住さんに、元気になったため、学校に行くことを告げます。
しかし、菜花は学校に行かずにシャッター街に来ていました。
そして、以前のようにタイムスリップをした菜花。
そこには、摩緒と一緒にいた少年がいました。
少年の名前は乙弥。
菜花は乙弥に、摩緒に会いたいと伝えます。
しかし、摩緒はこの街を調べている最中で、すぐに会えないということでした。
摩緒は乙弥の言った通り街の散策をしていました。
摩緒に話しかける1人の巡査。
しかし、この巡査は人間ではなく妖だったのです。
妖は、摩緒を食べようとしていました。
摩緒は、妖に術をかけて動けないようにしてします。
そして、妖にこの街のことを聞き出そうとしました。
摩緒を探している菜花と乙弥。
怪物と戦っている摩緒の姿を見た菜花は、摩緒のことを心配します。
しかし、乙弥が摩緒は陰陽師のため、占ったり、病気を治したり、妖と戦うのは当たり前と菜花に伝えるのです。
摩緒は、妖に質問を続けます。
それは猫鬼(びょうき)を知っているかという質問でした。
その質問に「知らん」という妖。
なにも知らない妖に、残念がる摩緒。
そして、摩緒は妖に施した術を解いたのです。
術が解けた瞬間、妖は摩緒に襲いかかり、摩緒の肩を噛みました。
しかし、摩緒の血に触れた妖は、骨になって溶けてしまったのです。
妖が溶けた姿を見て驚く菜花。
乙弥は、摩緒に菜花が来たことを告げます。
摩緒は怪我の手当をする小屋に行きました。
摩緒の怪我を見た菜花は、手当を手伝おうとします。
自分の血に触れた妖はただでは済まないことを伝える摩緒。
妖ではないと否定する菜花。
そして、菜花は摩緒の方こそ妖ではないかと疑います。
その答えに摩緒は、自分は猫鬼という妖の呪いにかかっていることを菜花に伝えます。
猫鬼と聞いて、化け猫を想像する菜花。
しかし、猫鬼というのは、多くの猫を戦わせ食い合わせて最後に残った最強の生き物だったのです。
誰かが猫鬼を使って摩緒を呪ったと感づいた菜花。
しかし、誰が自分を呪ったのか摩緒はわからないままだったのです。
摩緒が、手当をしていると背中に深い傷がでてきました。
この傷は、猫鬼の呪いの刻印だったのです。
摩緒は、妖について何か教えてくれる気になったのか、菜花に問います。
しかし、菜花は摩緒たちがいる街にきてから自分の様子がおかしくなっていることを相談しに来たのです。
そして、自分は妖ではなく人間と伝えるのです。
間違いなく人間なのか菜花に確認する摩緒。
その言葉に、なぜか菜花はここが8年前に起きた陥没事故の近くだったということに気づきます。
そしてあの日、菜花ははっきりと化け物を見たのです。
3話
幼い頃に化け物をみたという菜花。
その化け物は、どこか人間のような出で立ちだったということを告げます。
そんな特徴の化け物はたくさんいると菜花に伝える摩緒。
そして、摩緒と乙弥は菜花との話の途中で人力車を使って、どこかに行ってしまったのです。
摩緒に聞きたい事がたくさんあった菜花は、2人を必死に追いかけます。
摩緒と乙弥が辿り着いたところは、菜花が通ってきたゲートの反対側でした。
菜花は摩緒と乙弥に追いつき、一緒に行動をすることにします。
辿り着いた街は、ここ最近起きている連続首なし事件のことで持ちきりでした。
菜花は、ここにいる人たちに違和感を感じます。
その理由は、みんなが着ている服装がやけにレトロだったのです。
街中で配っている新聞を読む菜花。
新聞の日付は大正十二年と書かれていました。
そう、ここは大正時代だったのです。
大正時代と知り驚く菜花。
驚きが冷めないまま摩緒と乙弥、そしてついてきた菜花は、摩緒と乙弥の行きつけのカフェで休憩をすることにしました。
今が大正時代だとなかなか飲み込めない菜花。
菜花は、摩緒に大正時代の人か質問をします。
「今はそういう事になるのかな」と曖昧な返事の摩緒に、菜花は少し不満げでした。
そして、摩緒と乙弥、菜花の前に小夜子という少女が相談にやってきます。
小夜子は首なし事件の犯人は、自分が奉公している先の主人ではないかと相談をしたのです。
その理由は、ある夜館の主人が持っているカバンから血のようものがしたっていたということでした。
今回の首なし事件と猫鬼が関わっているかもしれないと思った摩緒は、この事件を解決するため旦那様のいる屋敷に向かいます。
屋敷に向かっている間、摩緒は菜花に猫鬼について知っていることを話しました。
「猫鬼は、人の体を器にする。」
摩緒の口からそれを聞いた菜花は、それって猫鬼が人の体に乗り移るってことなのだと確信しました。
館についた摩緒と乙弥、菜花、小夜子。
小夜子は、館の勝手口を開けておくことを摩緒たちに告げ、館に戻っていきました。
時間はすぎ、夜がきました。
菜花は大正時代と現在の時間の流れを心配していました。
しかし、8年前の陥没事故のことを知りたい菜花は、このまま大正時代で調査を続けることを決めます。
館の中では小夜子が奥様と話をしていました。
奥様と小夜子の話を聞いていた主人。
そして、いきなり小夜子に部屋に入るように促します。
小夜子が外で誰かと会っていたことを見破る主人。
小夜子の心の中は、恐怖でいっぱいになりました。
ここで3話は終わります。
4話
小夜子が自分のことを誰かに話したと感づいた主人は、小夜子を殺そうと、刀を振りかざしました。
その時、館の窓ガラスが割れ、摩緒が助けに来てくれたのです。
館の勝手口を開けておくと言われたのに、窓ガラスから入る様子を見た菜花と乙弥は呆れていました。
そして、2人も館の中に入っていきます。
館の中では、摩緒が主人に首切り事件の犯人ではないか問い詰めます。
主人は摩緒の質問に、答えない代わりに小夜子を投げ飛ばしました。
そしてそのまま外に逃げる主人。
摩緒は小夜子を菜花と乙弥にまかせて、主人を追うことにしました。
摩緒の姿を見た奥様は、摩緒が何者なのかを菜花に問いかけます。
「陰陽師」と答える菜花。
その答えに少しだけ奥様の顔が険しくなりました。
一方、摩緒は主人と対決をしていました。
そして、主人に猫鬼か聞いたのです。
主人は猫鬼の存在を知らないようでした。
主人が猫鬼ではないとわかった摩緒。
しかし、妖をこのまま逃すわけにはいきません。
摩緒は主人に向けて持っていた刀を一振りしました。
刀は主人の顔に巻かれていた包帯に直撃。
その瞬間、主人の顔から糸が飛び出てきました。
そして、主人はそのまま倒れてしまったのです。
その様子を見た摩緒は、主人は元々亡くなっていて、誰かに操られていたと悟りました。
実は、操っていた妖は菜花と乙弥、そして小夜子がいる部屋にいたのです。
そう、真の犯人は主人ではなく奥様だったのです。
奥様は蜘蛛の妖怪になっていました。
そして、菜花の首に蜘蛛の糸を巻きつけて殺そうとしていました。
蜘蛛の糸に苦しむ菜花の目の色がなぜか変わります。
ここで4話は終わります。
5話
菜花、乙弥、小夜子を助けようと摩緒は部屋いっぱいに広がっている蜘蛛の糸を持っていた刀で切ります。
すると、菜花が蜘蛛の糸と戦っている姿を見つけたのです。
菜花の目の色が変わっていることに気づいた摩緒と乙弥。
乙弥は摩緒に菜花をこのまま助けずに見守るか聞きます。
しかし、蜘蛛の糸は強力なため、このままだと菜花が死んでしまうと摩緒は思っていました。
摩緒が菜花を助けようとした時、妖になった奥様が摩緒を銃で攻撃します。
銃をくらい一瞬怯む摩緒。
奥様は、自分の卵を産み付けるため若い男の首を集めていたのです。
そして、摩緒の首も狙おうとしていました。
猫鬼と一切関係のない妖であることを知った摩緒は、急に蜘蛛の妖について興味が薄れてきました。
妖が摩緒を攻撃しようとしたその時、菜花が妖の攻撃を止めたのです。
菜花は、自分の血を使い、蜘蛛の糸を溶かしたのです。
溶けた蜘蛛の糸をみた妖は、菜花を攻撃しようとしました。
追ってくる蜘蛛の妖を見て逃げる菜花。
それを摩緒が助けようとします。
摩緒は、刀を蜘蛛に奪われていたため、刀を取り返そうとしました。
しかし、蜘蛛の糸に阻まれて、中々刀を奪い返すことができません。
蜘蛛の糸に囲まれてしまう摩緒。
その時、すごい勢いで糸と蜘蛛の妖がバラバラに切られていきます。
菜花が摩緒の刀を使って妖を倒したのです。
しかし、摩緒が持っている刀は摩緒だけしか使えない刀でした。
なぜ菜花がその刀を使えるのか、謎を残したまま5話は終わります。
6話
猫鬼に呪われた摩緒の刀。
それは、摩緒にしか使えない刀だったのです。
摩緒の言葉を聞いた菜花は、まだ意味がわからない様子です。
摩緒は、菜花に呪いの刀ができた理由を説明します。
昔、摩緒が猫鬼と戦った時に、刀が猫鬼の血を浴びてしまいました。
猫鬼の血を浴びたものは、呪いを受けてしまうため、刀も摩緒も呪いにかかってしまったのです。
呪いにかかってない者が刀持った場合、命を落としてしまうため、通常であれば菜花が死んでもおかしくはないのです。
しかし、刀を持った菜花が死ななかったということは、菜花も猫鬼に呪われている可能性があるということでした。
ここで、摩緒と菜花の話を遮るように乙弥が割り込んで来ます。
なんと、乙弥の体は真っ二つに切られてしまっていました。
菜花が蜘蛛の妖を切った時と一緒に乙弥の体も切ってしまったのです。
乙弥を助ける摩緒。
そして、一緒にいた小夜子も目を覚まします。
摩緒は小夜子に警察を呼ぶことを進めました。
「これを見た警察はきっと人間の仕業ではないと気づいてくれる」と小夜子に伝えたのです。
摩緒は乙弥を連れて菜花と一緒に小屋に帰ろうとしました。
しかし、菜花は乙弥を真っ二つにしてしまった罪悪感から気絶をしてしまっていたのです。
ようやく小屋に戻った3人。
式神である乙弥は、摩緒の術で元どおりに治っていきます。
それを見て安心する菜花。
そして、話は菜花と猫鬼の呪いの件に戻ります。
菜花が猫鬼に呪われているとすれば、菜花は猫鬼にどこかで会っているということになります。
8年前の事故の時に見た怪物、あれが猫鬼だったのかと菜花は疑問に思います。
しかし、菜花ははっきりと怪物の姿が思い出せません。
菜花は一つ思い出したことがありました。
それは、大正時代のこの街が火事になっていたことです。
菜花は、色々調べるため一旦現在に戻ることにしました。
戻る時に摩緒からなぜか解毒剤を渡されます。
そして、現在に戻った菜花。
家に帰るとおじいちゃんがとても心配をしていました。
大正時代では一晩しか経っていなかったのに、現在では1週間も時間が経っていたのです。
時間の流れがわからないことに不安になる菜花。
菜花は心配させてしまったことをおじいちゃんに謝ります。
学校に行くと、なぜか菜花は入院をしていたという事になっていました。
そして、菜花は8年前の道路陥没事故についてスマホで調べます。
調べ物をしている菜花に話しかける友達。
中々、知りたい事にたどり着けない菜花は、友達に相談をします。
友達は、調べ物が得意な白羽くんを菜花に紹介しました。
どのようなことを調べたいのか菜花に聞く白羽くん。
菜花は8年前に起きた道路陥没事故のことと伝えます。
菜花の言葉を聞いた白羽くんの顔が曇りました。
そして、「あの事故やっぱり、異常だもんね」と菜花に告げます。
白羽くんの言葉を聞いた菜花は戸惑いの表情を浮かべました。
ここで6話は終わります。
7話
2人はファストフード店へ場所を移動して、道路陥没事故のことについて話し合うことにしました。
菜花は、白羽君が感じた異常な部分を知りたかったのです。
実は、8年前の事故はいまだに原因不明になっていたのでした。
それだけではなく、横からえぐり取られたかのような地面の窪みやレスキュー隊がはめていたグローブが溶けたことなど、この事故は不思議なことだらけだったのです。
あと、菜花がなぜ車外にいたのか、これも原因はわかっていません。
白羽くんと話し合ったものの、結局菜花が知りたかったことは解決できませんでした。
翌日、菜花は友達から白羽君とのことを聞かれます。
そして、白羽君が菜花に興味があるということを告げられるのです。
だから、調べ物に協力してくれたのかと納得する菜花。
菜花が白羽君の気持ちに気づいている時、大正時代では摩緒が妖のために病院を開いていました。
大正時代に来た菜花は、その光景を見て疑問に思いました。
その理由は、いつも妖を倒している摩緒が、妖のための病院を開いていたからです。
「いい妖もいれば悪い妖もいる、全ての妖を退治するわけではないんですよ」という乙弥の言葉に納得する菜花。
そして、菜花は摩緒から「10日間もなにをしていたんだ」と聞かれました。
現在に戻っていたのは2日なのに、なぜ10日も経っていたのか、いまいち時間の流れが掴めない菜花に対し、摩緒は衝撃的なことを伝えます。
以前、菜花はこの街が燃えていたことを摩緒と乙弥に伝えました。
しかし、街人に話を聞いたところ、火事が起きたことなんてないと言うのです。
摩緒のその言葉を聞いて、驚く菜花。
ここで場面が変わります。
ある神社で巫女さんが集会を開いていました。
巫女の名前は鐘呼。
鐘呼は霊能力や予言ができると有名な巫女さんだったのです。
しかし、その力を疑う男がいました。
鐘呼は、男に対して「3日であなたの寿命は尽きる」と予言します。
そして、本当に3日後男は死んでしまったのです。
死因は、心筋梗塞。
しかし、前日まではピンピンしていたというのです。
鐘呼がその男を呪ったのではないかと周りは噂をしているということでした。
摩緒は、この事件を聞いて、調査する事に決めました。
その理由は、猫鬼は寿命を操る術を知っているからです。
摩緒たちが、今回の事件を調査すると決めたところで、7話は終わります。
8話
摩緒の過去の出来事から8話は始まります。
摩緒の師匠が殺され、寿命を操れると言う秘伝書を食べた猫。
それこそが猫鬼だというのです。
「本を食べてダウンロードができるなんて信じられない」と言う菜花。
令和の言葉に乙弥はついていけない様子でした。
菜花は、摩緒について気になっていたことがあったのです。
それは、摩緒の年齢。
猫鬼との戦いから900年くらい経ったと言う摩緒。
その答えに菜花は驚いてしまいました。
そして、摩緒が猫鬼に呪われているため、不老不死になっているということは自分自身も不老不死になっている可能性があると菜花は思ったのです。
摩緒は、呪いを解くには猫鬼を探すしかないと菜花に伝えます。
今回の巫女の件が本当がイカサマではなく、本当の呪いなら猫鬼が関わっている可能性があると思っている摩緒。
摩緒は菜花に巫女がいる場所へ潜入するように命令します。
1人教団へ潜入する菜花。
菜花の気持ちは心細さでいっぱいでした。
巫女である鐘呼の迫力に怖気付く菜花。
鐘呼は、みんなに「災いが降り注ぐ」と予言します。
しかし、その後守り石をみんなに売りつけたのです。
それを見た菜花は鐘呼に不信感を抱きます。
その時、子供を抱えた女性が鐘呼に向かってやってきました。
娘の病気を治してほしいと鐘呼に訴える女性。
鐘呼が娘を抱えた瞬間、鐘呼と娘の体が光ったのです。
さっきまでぐったりしていたのに、パチリと目を開ける娘。
しかしその姿を見ても菜花は、鐘呼のことを信用していない様子でした。
周りが鐘呼を崇拝する中、1人怯えた表情の女性がいることに菜花は気づきました。
ここで場面は変わります。
摩緒と乙弥は先日、鐘呼の呪いによって亡くなった男性について調査をしていました。
なんでも、男性の娘が鐘臨教にのめり込んでしまい、娘を取り戻しに行った父が3日後に亡くなったということだったのです。
娘の父こそが、今回呪いによって亡くなった男でした。
乙弥は、かつて娘と父が住んでいた家の前の地面を掘りだしました。
すると、地面から呪詛の人型が出て来たのです。
この呪いによって男は殺されたのかもしれない、2人がそう思ったところで『MAO』1巻は終わります。
サンデーうぇぶり
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