魔女の“おひとり様”コメディという異色で斬新な設定が人気を博している『魔女は三百路（みおじ）から』は、面白いのか？見どころや評判をまとめてみました！
また『魔女は三百路から』を全巻無料で読む方法も解説していますので、ぜひ最後までお付き合いください！(^^)/
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次に『魔女は三百路から』は面白いのか？見どころや評判をご紹介します！
『魔女は三百路から』は面白い？見どころ紹介！
結論、『魔女は三百路から』は全巻読む価値があるほど、面白い作品です！
『魔女は三百路から』の面白いと思う理由を3つの「見どころ」としてご紹介させていただきます！
見どころ① 案外悪くないかも？アラサー魔女の”おひとり様”ライフ
主人公の月影御影は御年300歳の魔女です。
魔女はなかなか老けないので、人間の感覚で言えばアラサーですね！
また、御影は独身で彼氏も居ないので“おひとり様“です。
アラサーの”おひとり様”と言えば、ひとり言が多くなったり、周りが結婚して寂しい気持ちになったりしそうですよね？
もちろん御影もそうなのですが、同じアラサーと言ってもやはり300年生きてるので深みが違います…（笑）
ひとり言はひとり芝居のレベルまで仕上がっており、懸賞でペア旅行が当たれば”おひとり様”なのに不倫旅行のように振る舞い女将に気を遣わせます。
某夢の国で家族連れを見て辛くなった時は、赤の他人であるイケメン旦那を自分が「イチから育て上げて仕込んだ男」だと妄想して乗り切ります。
ある意味誰よりも”おひとり様”を楽しんでますよね…（笑）
さらに3巻では、御影が「人生の師」と崇める400歳のアラフォー魔女・サト子が登場します。
サト子は腐女子ならぬ「腐魔女子」で、男子寮の寮母をしています。
寮生たちの仲睦まじい様子を見ては良からぬ妄想をしており、御影でさえ「これは魔女狩りにも遭うわ……」とドン引き。
そんな魔女たちのぶっ飛んだ”おひとり様”ライフを見ていると、「おひとり様も案外悪くないかも？」と思えてきます！
見どころ② 源氏名は「月影の魔女」！？「魔女あるある」が面白い！
普段は地味なOLとして働く御影ですが、切っても切れない魔女という素顔があります。
アラサーの”おひとり様”というイメージが強くて忘れそうになりますが（笑）
150年前、御影は「月影の魔女」という名で知られ日本の歴史に影を落とすとまで言われていました。
実はすごい魔女だったのです…！
そんな御影は、4巻でコタツテーブルから落ちたみかんを拾わせるためだけに悪魔のバフォメットを召喚します。
コタツから動きたくないという気持ちには共感できますが、悪魔を召喚してしまうのは流石魔女です。
一方、恋愛でも「魔女あるある」が炸裂します。
魔女たちが1番気にしてるのは彼氏への「魔女バレ」です。
御影は彼氏に「魔女バレ」して、逃げられたりヒモになられたりしたことがあります…ｗ
なんだか夜のオネエさんの言う「彼バレ」と似てますね。
ちなみに御影曰く、「魔女バレ」原因の2位は「〜の魔女」といった源氏名を知られてしまうことだそうです（笑）
意中の小林に「魔女バレ」するのかしないのか気になりますね！
見どころ③ 過去からの刺客！？イケメン高杉とダメンズ太宰
ギャグ漫画っぽい本作ですが、ちゃんと恋愛もあります！
なんと天使が文字通り恋のキューピットとなり、御影と前世での縁が深かった男たちを接近させるのです。
もちろんボランティアではありませんよ（笑）
敵対勢力である御影を結婚させて魔女を引退してもらおうという算段です。
魔女は長命なのでパートナーが死んでも生き続けなければならないんですね。
なのでパートナーと一生を添い遂げたい多くの魔女が、御影の周りでも結婚を機に引退していきました。
御影は天使の差し金により、王道イケメンの小林とダメンズ村上の間で揺れます。
小林も御影を好きみたいですし、普通に考えたら小林ですよね…
しかし御影は筋金入りのダメ男好きなので村上に頼られる度にときめきます（笑）
しかも村上の前世は、かの文豪「太宰治」で御影の恋人でした。
未遂に終わりましたが、村上に唆され心中しかけたこともあります。
一方、小林の前世は幕末の英雄「高杉晋作」で御影のライバルでした。
高杉は倒幕のために急速な文明開化を押し進めようとしましたが、御影はキリシタン流入による魔女狩りを恐れて幕府側につきました。
しかし、高杉は倒幕を目の前にして結核で亡くなってしまいます。
当時、高杉の死を知った御影は彼女ヅラをして泣きました。
そんな太宰と高杉の両者に思い入れがある御影ですが、果たして村上と小林のどちらかを選ぶのでしょうか。
また、天使の思惑どおり魔女を辞めて結婚するのでしょうか。
御影の”おひとり様”ライフがどう変わっていくのか最終巻まで目が離せません！
次に『魔女は三百路から』に登場する主要キャラを簡単に解説します！
みんな魅力的な素敵なキャラクターばかりです！
『魔女は三百路から』登場人物紹介！
月影御影 (つきかげみかげ)
本作の主人公で、300歳の魔女。
得意の妄想やひとり芝居で、”おひとり様”ライフをエンジョイする少々イタいアラサーです。
不幸を好む根っからの魔女で、「鬼魔女ちゃんねる」の不倫浮気スレを徘徊することが何よりの癒しです。
現在は地味なOLとして働いていますが、昔は「月影の魔女」という名で恐れられていました。
同じく魔女の杏子には、「〜〜の乱とか〜〜の変とかつくのは大抵御影の仕業」とまで言われています。
しかし恋愛に関しては大のダメンズ好きで、「堕落させたいという魔女の血」が騒いでどんな聖人君子もダメ男にしてきました。
過去の経験から恋愛に臆病になり、何十年も彼氏はいません。
孤独ながらもハイテンションに”おひとり様”を謳歌する姿は見る者を勇気づけます…！
小林悟 (こばやしさとる)
御影の勤める会社で働く新入社員。
御影の278歳下で、イケメンの上に仕事もできるため男女問わず人気があります。
前世は幕末の英雄「高杉晋作」で、御影のライバルでした。
初めて会った気がしない御影に運命を感じて好きになります。
御影と一度寝た後は、結婚を前提とした付き合いを申し込みます。
さらに海外に赴任することが決まってからは、「僕と結婚して下さい……！」と正式にプロポーズまでします。
まるで絵に描いたよう人物ですが、御影にクリスマスデートをドタキャンされた際は拗ねて嫌みを言うなど人間らしいところもあります。
また、前世同様に女性関係も派手で御影と出会う前は遊んでいたようです。
しかしその真っ直ぐな人柄は申し分なく、「お願いだから村上ではなく小林を選んで！」という気持ちにさせます。
村上純一 (むらかみじゅんいち)
気怠げで甘え上手な筋金入りのダメンズ。
前世は文豪の「太宰治」で、御影とは入水自殺を図った仲です。
初対面の御影にいきなりお金をせびるなど、太宰に劣らぬクズぶりを発揮して御影の心を掴みます。
「あんたがいないとダメなんだ…」が決まり文句で、御影も「私だけが頼り…？」とまんざらでもない様子です。
御影と出会ってから書き出した小説が新人賞をとるなど、徐々に文才を発揮し始めます。
友だちに相談したら間違いなく「やめておけ！」と言われるであろう村上ですが、何故か放っておけない魅力があります。
サト子(本名不明) (さとこ)
御影の師匠で、400歳の魔女。
腐女子ならぬ「腐魔女子」です。
男子寮の寮母をしており、寮生同士の仲睦まじい様子を見ては良からぬ妄想をしています。
妄想が暴走すると、エクソシストのポーズをとりながら「ォモホ…」という声を上げるようになります。
また、「腐魔女子」がこぞって集まるもコミケのような祭りにも参加しています。
御影すら引いてしまう強烈なキャラクターですが、”おひとり様”の先輩として尊敬されています。
十和田杏子 (とわだきょうこ)
御影の仲間で、280歳の魔女。
銀座で高級クラブのママをしています。
美意識が高く、エステに通ったりジムに通ったりしています。
ダメンズ好きの御影を心配しており、村上はやめておけと口酸っぱく言います。
しかし、御影に独身のうちしか出来ない遊びとしてワンナイトラブやホストを勧めるなど悪友的な面もあります。
佐倉魔魅 (さくらまみ)
御影の仲間で、190歳の魔女。
魔女の名家に生まれ、現在は地下アイドルをしながら大学に通っています。
かなりの小悪魔で、彼氏は常に数人居ます。
性格はよく言えばおおらかで、悪く言えば超ルーズです。
御影を「ダメンズウォーカーならぬダメンズメーカー」と評したり、毒舌な面もあります。