メイデーア転生物語 最終回完結した？結末や最後ラストを予想ネタバレ！漫画アニメ！マキアとトール

漫画『メイデーア転生物語』は、『月刊Gファンタジー』などで連載されている人気作品です。

2020年からコミカライズされており、担当作家は夏西 七（なつにし なな）先生です。

原作小説は2019年10月から富士見L文庫にて刊行されており、作者は友麻 碧（ゆうま みどり）先生、イラストは雨壱絵穹（あまいち えそら）先生が担当しています。

友麻先生は他にも『浅草鬼嫁日記』や『水無月家の許嫁』などコミカライズもされた人気作品を執筆しており、その中でも『かくりよの宿飯（やどめし）』は2018年4月に第1期がアニメ化され、第2期は2025年秋より放送が予定されています。

『メイデーア転生物語』は、「この世界で一番悪い魔女」の末裔とされるマキア・オディリールと、〈救世主の少女〉の守護者に選ばれた騎士の少年トールが織りなす、片想いから始まる転生ファンタジーです。

この物語には二人の切ない想いや成長が描かれています。

今回は、『メイデーア転生物語』の最終回や結末の予想についてご紹介します。

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『メイデーア転生物語』あらすじ概要

『メイデーア転生物語』は、魔法の息づく世界「メイデーア」で繰り広げられる、片想いから始まる転生ファンタジーです。

物語の舞台は一本の世界樹と十柱の創世神によって創られた「メイデーア」という魔法の世界。

主人公である貴族令嬢のマキア・オディリールは、「この世界で一番悪い魔女」と言われる〈紅の魔女〉の末裔とされています。

マキアは騎士の少年トールと共に魔法を学び、強い絆を育んできました。

しかしある日、トールが異世界から来た〈救世主の少女〉の守護者に選ばれ、二人は引き離されてしまいます。

トールは〈救世主の少女〉を守る使命を持ち、王宮の騎士団に入団することになります。

マキアはトールに再会し、自身の想いを伝えるため、王都の魔法学校に通うことを決意します。

この物語は片想いから始まる転生ファンタジーで、マキアが自分の運命と向き合いながら成長していく様子が描かれています。

「メイデーア転生物語」は完結した？最新巻は何巻？

原作は完結している？

結論からお伝えしますと、『メイデーア転生物語』はまだ完結していません。

コミカライズは2020年から連載しており、2024年6月現在も続いています。

現在は、マキアが仲間の班員との信頼関係を積み重ねている裏で、世界の事情を知るものたちが『転生』に関する話を丁寧に紡いでいるところです。

そのため、コミカライズの完結はまだ先になると思われます。

原作である小説もまだ完結しておりませんので、引き続きメイデーアの世界を楽しめることでしょう。

最新巻は何巻？

2024年6月現在、コミカライズは8巻、原作小説は6巻まで刊行されています。

次巻の発売は具体的に発表されていませんが、来年の前半あたりになるのではないかと予想しています。

コミカライズの8巻の内容は原作小説3巻の終盤にあたるとのことで、この先の展開が漫画でどのような表現になるのかが楽しみでなりません。

最新刊の発売がとても待ち遠しいですね！

『メイデーア転生物語』最終章に至るまでのネタバレまとめ

マキアとトールの関係性は？

この物語におけるマキアとトールの関係性は、ストーリーの中心的なテーマのひとつです。

二人の関係はメイデーア、そして前世でもお互いを意識し合うようなものであると思われます。

前世である日本では、彼らは同じマンションに住む幼なじみでした。

徹が一華のことをどう思っていたかは語られていませんが、一華は徹に片想いをしていました。

彼女は奥手な性格で、家庭の事情も複雑だったため、10年来の付き合いである徹のことを名前で呼ぶことができませんでした。

そしてそのまま金髪の男に命を奪われ、後悔を残しながらメイデーアに転生することになります。

メイデーアでのマキアとトールの出会いのきっかけは、マキアが11歳の誕生日のときに偶然奴隷として働いているトールを見初めたことです。

ともに暮らすことになった二人は、一緒に魔法を学び、切磋琢磨（せっさたくま）しながら強い絆を育んできました。

しかし、トールが異世界から来た〈救世主の少女〉の守護者に選ばれたことで、二人は引き離されてしまいます。

トールは公爵家の養子となり、王宮騎士団に所属することになります。

マキアはトールと再会できるかもしれないという希望を持って王都の魔法学校へ通うことになります。

離れ離れになり立場が変わっても、二人は互いに深い信頼と友情、そして特別な感情を抱いています。

二人の関係がどうなっていくのか、これからの展開がとても楽しみです。

メイデーア漫画5巻読了〜
トール様バチボコにイケメンで特に上半身裸になってるとこ尊いやばい&マキアちゃん終始息できないほどかわいい。
でユージーンのビジュがよすぎでグリミンドとイヴのデザインよすぎた。#メイデーア転生物語　#友麻碧#トール　#マキア pic.twitter.com/qRHmLEUnTM

— なほ🍎 (@temarigappa) May 2, 2022

マキアとアイリの関係性は？

マキアとアイリは、マキアの前世である日本で、同じ高校のクラスメートでした。

孤立しがちなアイリにマキアの前世・一華が声をかけ、友達となります。

アイリは一華の持っているものを真似するように、色違いのものを選ぶようになります。

それが高じて、アイリは一華の片想い相手である徹に告白することを告げますが、本当に彼のことが好きだったというよりは、一華と徹が付き合うことで自分が再び孤立したくないという気持ちが大きかったのではないかと思われます。

メイデーアでは、アイリは異世界からやってきた〈救世主〉として重要な役割を担っています。

アイリは自分が創造したはずの小説の世界とは異なるこの世界に戸惑いを感じており、〈救世主〉としての役割に疑問を持ち始めています。

そしてマキアはトールと同じく印を宿すことになり、アイリの守護者となります。

アイリが〈救世主の少女〉として、マキアが守護者として、どのような活躍をするのかはまだ明らかにされていませんが、今後の展開が非常に楽しみです。

『転生』とはどういうことなのか

『メイデーア転生物語』における「転生」は、物語の中核を成す重要なテーマです。

物語の中で、主人公マキアは自分の前世が日本の女子高生であり、トールが片想いをしていた相手だという記憶を思い出します。

トール自身は前世の記憶を持っていないようですが、もしかすると何かを思い出す展開もあるかもしれません。

また、物語の進行とともに、〈黒の魔王〉〈白の賢者〉〈紅の魔女〉の秘密が明らかになっていきます。

10人の『古の大魔術師』のうちの3人である彼らはどのような存在なのか、そして3人以外の大魔術師たちは現在どうなっているのでしょうか？

これらのキャラクターたちは、おとぎ話の登場人物として語られる存在であり、物語における大きな謎となっています。

この物語では、転生は運命や再生、そして過去と現在をつなぐ架け橋として描かれ、現世での彼らの運命や使命に直面することを意味しています。

『メイデーア転生物語』最終回結末や最後ラストを予想ネタバレ！ラストはどうなる？

少女たちを刺し殺した『“金髪”の男』とは？

『メイデーア転生物語』に登場する「金髪の男」は、物語の中で重要なキャラクターのひとりです。

この男はマキアの夢の中で「何度生まれ変わっても、俺はお前を必ず殺す」と宣言し、マキアやトールの前世である一華や徹の命を奪った人物です。

金の髪と柘榴色の瞳を持ち、表情を変えることなく冷徹に任務を遂行しています。

彼とはあるときにメイデーア世界でも再会し、フレジール皇国の将軍『カノン』と名乗ります。

この「金髪の男」は物語における大きな謎の一つであり、マキアや他のキャラクターたちとの関連性が徐々に明らかにされていきます。

彼の正体や目的はいったい何なのか、今後の展開が楽しみです。

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夏西七先生の描くコミカライズ第7巻、どうぞよろしくお願い致します〜🍎🌿#メイデーア転生物語 pic.twitter.com/rXIDWyizSe

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マキアとトールは結ばれるのか？

マキアとトールが結ばれるのかどうかは、現時点では原作でも明らかになっていません。

彼らの関係は幼い頃からの深い絆と共に育まれ、多くの試練を乗り越えてきました。

物語の進行に伴い、二人の間には愛情が芽生え、それぞれが相手の幸せを願うようになります。

マキアはトールへの想いを自覚し、トールもまたマキアに対して特別な感情を抱いていることが示唆されています。

彼らが互いに抱く感情の深さや一緒に過ごした時間を考えると、最終的にはお互いの想いを確かめ合い、結ばれる可能性が高いと考えられます。

とはいえ、特殊な世界観のためすんなりとは結ばれず、二人の間には予期せぬ展開や新たな障害が待ち受けていることでしょう。

ですがたとえ何らかの試練があっても、マキアの情熱と深い愛情やトールの真摯な思いがあれば乗り越えられると考えます。

どうなるにせよ、二人の未来が幸せなものであることを望んでいます。

結末はいったいどうなる？

結末について現状では明確な答えを出すことは難しいですが、物語の進行や登場人物たちの成長からいくつかの考察をすることができます。

まず、マキアの前世の記憶や「金髪の男」の謎が物語の結末に大きく関わってくると考えられます。

これらの要素がどのように解決されるのか、またそれがキャラクターたちの運命にどのような影響を与えるのかが、結末を左右する重要なポイントです。

そして、〈救世主の少女〉であるアイリがどのように関わってくるのかもポイントの一つと考えます。

〈救世主〉は「混沌としたメイデーアを安定に導く」と伝説にはありますが、どのような展開になるのか気になるところです。

最後に、物語のタイトルにもなっている「転生」というテーマが、結末においてどのように扱われるのかが注目されます。

「この世界の大魔術師は、再び全員が揃うまで巡り巡って“帰還”している」と言われていますが、マキアやトール、そして他のキャラクターたちの転生に関する秘密が明らかになり、彼らの運命がどのように結びつくのかが重要な要素となるでしょう。

原作者の完結した他作品はとても良い結末を迎えていますので、『メイデーア転生物語』の結末もきっと素敵なものになると考えています。

【#メイデーア転生物語 この世界で一番悪い魔女】
「本作はマキアとトールの恋の物語です。ある大事件が起き、二人の行く末に暗雲が…。果たしてマキアの恋は成就するのでしょうか…⁉結末を知らないのでハラハラしながら作画しております。12日発売の原作小説③巻共々よろしくお願いします」(夏西七) pic.twitter.com/VW40ooJ5m3

— Gファンタジー (@g_fantasy) August 11, 2020

『メイデーア転生物語』主人公のマキアやトールなど、おもな登場人物紹介！

マキア・オディリール

マキア・オディリールは、南の大国ルスキア王国デリアフィールドの辺境貴族、オディリール家の令嬢であり、『メイデーア転生物語』の主人公です。

薔薇のような紅の髪とアーモンド型の海色の瞳が特徴的な、愛らしい容貌（ようぼう）の少女です。

悪名高い〈紅の魔女〉の末裔とされていますが、誇り高く、気が強い一方で親しみやすさも兼ね備えた努力家で、誰からも愛される存在です。

【火】の申し子で、「発熱」と「発火」という体質と、水が苦手で泳げないという特徴を持っています。

使い魔はドワーフハムスターのドンタナテス（ドン助）とポポロアクタス（ポポ太郎）です。

前世は「小田 一華（おだ かずは）」という日本に暮らす女子高校生でしたが、幼なじみで片想いの相手である斎藤 徹（さいとう とおる）に想いを伝えられないまま謎の『金髪の男』に命を奪われ、「メイデーア」世界に転生しました。

トール・ビグレイツ

トール・ビグレイツは、『メイデーア転生物語』の男性主人公です。

艶やかな黒髪に神秘的な菫色の瞳を持ち、目鼻立ちの整った美青年です。

1歳年下のマキアのことは「お嬢」と呼んでいます。

大人びて見えますが口調は意外とストレートで、マキアとはケンカ友達のようなやり取りもしますが、二人ともそれを楽しんでいます。

彼はもともと奴隷でしたが、マキアに買われてトールと名付けてもらいました。

その後はマキアの騎士を務めていましたが、〈救世主〉の降臨により守護者になってしまい、彼女とは離れることになってしまいます。

現在は王宮騎士団に所属する魔法騎士で、類まれな魔法の才能を持っており、氷竜「グリミンド」を使い魔として使役するほどの実力者です。

ネロ・パッヘルベル

ネロ・パッヘルベルはルネ・ルスキア魔法学校に首席で入学した天才です。

プラチナブロンドの髪にマゼンタ色の瞳を持っていますが、彼の瞳の色は禁忌とされているらしく、普段は瞳の色を変えているようです。

性格は寡黙（かもく）で、ものを作るのが得意で説明すればほぼ何でも作ってくれたり、呪文の詠唱を省略するなど便利な機能のある魔法道具を持っていたりします。

後にマキアにスカウトされ「ガーネットの9班」と呼ばれる班を組みます。

メンバーは班長マキア、ネロの他、マキアのルームメイトでフレジール皇国からの留学生・レピス、ネロのルームメイトで『地』の申し子、1歳年上の留年生・フレイの個性豊かな4人で構成されています。

ユーリ・ユリシス・レ・ルスキア

ユリシスはルネ・ルスキア魔法学校の『精霊魔法学』担当教師です。

正式名をユーリ・ユリシス・レ・ルスキアといい、ルスキア王国の第二王子でもあります。

白髪とシトラスイエローの瞳を持った、優しげで聡明な容貌の美しい青年ですが、実年齢は不明です。

わずか5歳にして大精霊3体を同時召喚したため、伝説の〈白の賢者〉の再来や大魔術師の逸材と言われる実力者です。

ユーリは物語の中でマキアやトールといった主要キャラクターたちと関わりを持ち、彼らの成長に影響を与える重要な存在です。

どうやら婚約者がいるようで……？

アイリ

アイリはフルネームを「田中 愛理（たなか あいり）」という、日本に暮らす女子高校生でした。

栗色で短めの髪をふんわりしたボブカットにしており、大きな瞳で可愛らしい顔立ちと水色の小花のピンが特徴的です。

性格も女の子らしく感じのいいものですが夢見がちで突拍子もない部分もあり、周りに馴染むのが苦手で友達がいませんでしたが、ある日一華が声をかけてくれて友達になりました。

一華が徹のことを好きだと知りつつ告白しますが、その直後金髪の男に刺されてしまいます。

命に別状はなく、その後メイデーアに〈救世主〉として召喚されることになります。

小説を書くことが好きで、メイデーアに来た今でもたびたび物語をつづっていますが、この世界のことを「自分の作った物語の世界」と考えているフシがあります。