死役所 美幸を殺した真犯人は松シゲ?発達障害で死因は絵の具?黒幕は誰か予想!自閉症や病気

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七三分けに眼鏡、常に糸目の笑顔で笑っている死役所の主人公「シ村」。

 

死役所は職員の全員が元死刑囚なのですが、シ村は死刑囚とは思えないほど丁寧で、常に笑顔でお客様に対応しています。

 

そんなシ村が死刑囚になってしまったのは娘の「美幸(みゆき)」の存在が大きく関わっていました。

 

今回は物語の鍵を握るシ村の娘「美幸」についてネタバレ込みで詳しく紹介していきます!

 

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美幸はシ村の娘で自閉症などの病気?発達障害?美幸の人物紹介!

美幸は、シ村とその妻である「幸子(ゆきこ)」の間に産まれた一人娘です。

 

シ村家はとても幸せな家庭でした。

 

自由奔放な幸子とそれを優しく包み込むシ村。

 

その間に産まれた美幸もとても愛情を受けて育ちました。

 

しかし美幸は5歳という若すぎる年齢で、この世を去ってしまいます。

 

シ村家の状況が、少しずつ変わっていったのは美幸が5歳になる頃でした。

 

通常、赤ちゃんは早ければ9ヶ月、遅くても1年半までには喋れるようになります。

 

一方の美幸は5歳になっても殆ど喋れずにいました。

 

しかも乳離れも出来ていません。

 

しかし美幸は、喋ることができなくても、絵を描くことや計算をすることは得意でした。

 

そのため両親からは「特別な子」だと思われていました。

 

漫画では直接的に表現はされていないですが、この「特別な子」という表現が、読者からは「美幸は自閉症なのではないか?」と思われている要因になっています。

 

美幸は偏食で絵の具や泥を食べる!?

美幸が乳離れができていないことを心配したシ村と幸子は乳離れを進めようとします。

 

一般的な離乳食をあげてみたり、両親が食べている物を美幸にあげようとしました。

 

しかし美幸は、食べ物にまったく興味を示しませんでした。

 

ある時幸子が目を離したスキに、美幸は絵の具を指ですくって食べてしまいます

 

慌てて近くにいたシ村が、美幸から絵の具を取り上げます。

 

不満げに指に付いていた絵の具を舐める美幸。

 

そんな美幸に対して、幸子は「これ美味しいの?」と聞きながら絵の具を渡してみます。

 

すると美幸はものすごい勢いで絵の具を食べ出しました。

 

離乳食など色々な食べ物を食べさせようとしても食べなかった美幸が、食べ物ではないものの、何かを食べていることに2人は安心します。

 

そして、いつか普通のご飯も食べられるようになるだろうと美幸の偏食を受け入れました。

 

しかし美幸は、一向に普通のご飯を食べることはなく、絵の具だけでなく花や泥まで食べるようになってしまいました。

 

美幸の死因は母親「幸子」がハマった宗教「加護の会」?シ村の死刑の理由は冤罪!?

 

美幸の成長に悩まされながらも幸せな生活が続いたシ村家。

 

ある日、美幸が風邪をひいてしまい、幸子は美幸を病院へ連れて行くことにしました。

 

そこで幸子は、美幸の絵の具や泥ばかり食べている偏食について医者に説明しました。

 

すると医者から「このまま絵の具や泥ばかり食べているといずれ栄養失調で死んでしまう」と告げられます。

 

その言葉に幸子はひどく落ち込んでしまいます。

 

そして医者は続けて「お母さんが愛情を持って美味しいご飯を作ってあげれば食べるようになりますよ」と言われてしまいます。

 

幸子は、料理などの家事を夫のシ村に任せ、殆ど料理をしていませんでした。

 

しかし医者からの言われた言葉を信じて、美幸のために慣れない台所に立ち、愛情を込めて料理を作ります。

 

しかし美幸は幸子が作った料理を食べません。

 

一生懸命作った料理でも美幸が食べてくれないため、幸子は娘がいつか死んでしまうかもしれないと恐怖でいっぱいになってしまいます。

 

料理以外にも色々と試してみますが、美幸の偏食は治らず、普通の食べ物を食べることはありません。

 

そんなある日、近所の人から「加護の会」という宗教団体のチラシを貰います。

 

幸子とシ村は「心を開放する」と書かれたチラシを手に、藁にもすがる思いで美幸を連れて加護の会へ向かいます。

 

シ村たちは、加護の会の教祖から「病気であることを受け入れ、愛してあげなさい」と言われただけで、美幸の偏食についての解決策は得られませんでした。

 

しかし教祖からの言葉で、幸子は少し落ち着きを取り戻します。

 

家に帰り、色々な方法をまた試してみますが、やはり上手くいかず、幸子はまた焦り始めてしまいます。

 

焦る幸子と違い、シ村は変わらず美幸を見守ろうというスタンスでした。

 

数日後、シ村が仕事を終えて家に帰ると幸子と美幸の姿がありません。

 

そして部屋には「加護の会へ行ってきます」という書置きが残されていました。

 

深夜になっても帰って来ない2人を心配したシ村は加護の会へ向かいます。

 

シ村は「幸子と美幸に会わせて欲しい」と伝えます。

 

しかし「今は無理だ」と言われ、1週間後にまた来るように言われてしまい、美幸だけを返され、追い返されてしまいます。

 

そして1週間後、シ村は美幸を近所の人に預け、幸子を連れて帰るため加護の会を訪れます。

 

しかし結果は1週間前と同じく「今はダメだ」と言われ、またしても追い返されてしまいます。

 

帰宅し、途方に暮れるシ村。

 

全く状況の整理ができないまま座り込んでしまいます。

 

そして預けていた美幸を迎えに行くため立ち上がった時に衝撃的な光景が目に飛び込んできます。

 

それはお腹を刺され、血を流し倒れている美幸の姿でした。

 

すぐにシ村は警察に通報します。

 

しかし死亡推定時刻に、シ村のアリバイがない事や司法解剖の結果、美幸の胃から絵の具が出てきたことで虐待を疑われてしまいます。

 

警察から取り調べを受ける事になってしまったシ村は一貫して虐待など無く、無罪を主張し続けます。

 

しかし刑事たちはシ村が美幸を殺害したと決めつけ、聞く耳を持ってくれません。

 

拷問に近い取り調べを受けるシ村は、ついに「自分が殺した」と自供してしまいます。

 

そしてそのまま死刑が決定しまうのでした…。

 

幸子がハマった「加護の会」とは?幸子は唯一の「特別な加護」??

 

幸せに生活していたシ村家を崩壊させた「加護の会」とはどういった団体だったのでしょうか。

 

詳しく解説していきます!

 

加護の会とは、蓮田栄山(はすだ えいざん)が教祖で「無為時給」(全てを受け入れて心の解放を促し、真理を手にすること)を掲げる新興宗教です。

 

全国15カ所に施設があり、1カ所あたり70人ほどが生活しているようで、信者数は約1000人ほどです。

 

加護の会は「外界との接触を避ける」ことを掲げ、加護の会で自給自足の生活をして邪悪な物を取り除くというのが活動方針です。

 

入信する際に、「外界からの脱却」と称して、携帯は解約させられ、持っている全財産を加護の会に寄付しなければなりません。

 

しかも現金だけではなく、お金になりそうなアクセサリーや服なども全て売り払う事になってしまいます。

 

また無理な勧誘などはしないものの、精神的に弱った人間に近寄り、「あなたの弱い部分も愛しています」と言い、人の心に入り込んでいきます。

 

1度入信すると信者同士の距離が非常に近く、お互いを「家族」と言い合い、教祖の蓮田のことを「お父さん」と呼ぶほどです。

 

また他の宗教と違い、他者との触れ合いが愛を育むという考えのため、禁欲をする必要がなく、信者同士での性交渉などは自由に行えます。

 

そして全ての信者は教祖「蓮田栄山」のもと、平等な存在であると教えられています。

 

しかしその中でも幸子だけが「特別な加護」を受けていました。

 

この「特別な加護」については、未だに明言はされていません。

 

しかし、特別な加護とは教祖の蓮田のお気に入りの女性のことではないかと思われます!

 

作中で、現在も幸子が加護の会の中で生きていることは明言されています。

 

また加護の会は前述した通りで信者同士の性交渉が認められています。

 

勿論ですが、教祖の蓮田も例外ではないため、蓮田が幸子を性的に独占するため「特別な加護」と称して、幸子を近くに置いていたのではないかと思われます!

 

またそのために美幸やシ村を近づけさせなかったのではないでしょうか!

 

美幸を殺した犯人はドラマ『死役所』で判明した?ドラマ版をネタバレ解説!

 

結論から言うと、ドラマでも美幸を殺した犯人は判明しませんでした!

 

ドラマ版はTOKIOの松岡昌宏さん主演で、2019年10月~12月19日までテレビ東京系列で放送されていました。

 

当時は死役所もまだ14巻までしか発売していなかったため美幸を殺した犯人などは描かれませんでした。

 

漫画版と同じく、幸子が加護の会に行ったまま帰ってこなくなったり、幸子が偏食の描写はあるのですが、漫画より先の描写はありませんでした。

 

原作漫画の人気を考えると、もしかしたら第2期が放送されるかもしれませんね。

 

その時にはドラマでも美幸を殺した犯人が判明するかもしれませんね!

 

美幸を殺した真犯人は松シゲ!?死因は?誰か予想!

死役所には、人生史という死役所に来るお客様に生前に起こったことをまとめた資料が保管されています。

 

そこにはもちろん死因まで書かれています。

 

現代で亡くなった人の人生史は、全てパソコンにデータで保存されているのですが、美幸がなくなった時代は全て手書きの人生史でした。

 

シ村も当然のように、美幸の人生史を読んでいます。

 

しかし美幸の人生史は幸子と加護の会にいってからが真っ黒に塗られてしまっていて、死因がわからなくなっています。

 

この美幸の人生史を真っ黒に塗った人物が、シ村と同じく死役所に勤務している「松シゲ」でした。

 

前々からシ村は松シゲを加護の会の信者として認識していましたが、松シゲはそれを否定し続けていました。

 

しかし松シゲが成仏する際に、自分が加護の会の信者である事と美幸の人生史を黒に塗ったことを白状します。

 

このことから松シゲが美幸を殺した犯人なのでは?と疑われているようです!

 

しかしもし松シゲが美幸を殺した犯人なら、成仏の際にシ村にそのことを打ち明けているはずです。

 

ですので、やはり美幸を殺した犯人は加護の会の教祖「蓮田栄山」ではないかと思います!

 

幸子のことを気に入り、その間に子供を作ろとしていたすれば異父姉妹になる美幸は邪魔だったのかもしれません。

 

また外界との遮断という加護の会の教えに則って、幸子の外界との関わりを断つために殺害し、シ村に罪を擦りつけたとも考えられます!

 

蓮田が直接殺したかは怪しいですが、確実に美幸の死には関わっていると思います!

 

美幸を殺した犯人については、人生史がなんらかの要因で復活するかもしれません。

 

また加護の会の関係者が死役所を訪れることもあると思います!

 

美幸を殺した犯人の真相は今後必ず描かれていくでしょう!

 

これからの展開を楽しみにしたいですね!

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