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『モンスターがあふれる世界になったので好きに生きたいと思います』5巻ネタバレ紹介!
21話
食堂で突如様子がおかしくなったクロをさやかたちが目撃します。
さやかは「どうしちゃったのクロ…⁉」と突然怪物へと変貌するクロに向かって言います。
怪物化が進むクロを見て焦るさやかを、六花が必死に止めに入ります。
ズズズズズ…
クロは黒い闇に飲み込まれ徐々に原型がなくなっていきます。
怪物とへと変貌していくクロは個体名『シュヴァルツ』となり、理性を失い狂暴化します。
クロの変貌に伴い、和人は別の場所で異変を感じとります。
「ッ…!!」
何かを嫌な気配を感じとった和人。和人は嫌な気配から胸騒ぎがします。
「クっクドウさん今何か…」と奈津が何か気配を感じとり、顔色を変える和人に問いかけます。
和人は「…わかりません」「分かりませんが早くここを離れた方が良さそうです」と返答します。
嫌な気配を感じながも、アイテムボックスからバイクを取り出す和人。
(とてつもない「嫌な感じ」が突然現れた)
何か異変を察知してモモが吠えます。
モモが異変に気づいたことをいち早く気づく和人は「どうしたんだモモ?逃げるから早く影に入るんだ」と言いますが、
モモは影に入ろうとしません。
その時、奈津がある方向を指さしなが和人に問いかけます。
「クドウさんあれ… …」
奈津が指さした方向に顔を向ける和人。
和人たちは学校から何か不気味な鳴き声がすることに気が付きます。
場面は変わり、食堂でさやかの愛犬であるクロが怪物に変貌したところから始まります。
食堂で怪物へと変貌を遂げたクロ(シュヴァルツ)を前に立ちすくむ生徒たちがいます。
京哉は「全員っ!早く逃げろおおおっ」と立ちすくむ生徒たちに向かって叫びます。
京哉の叫びを聞き、我に返った生徒たちは食堂から全速力で逃げ出そうとします。
しかし逃げ出した生徒たちは、怪物へと変貌したクロ(シュヴァルツ)に首を飛ばされ死んでいきます。
食堂から外へ出ようとした生徒たちが一瞬にして殺される姿を見て絶句する他の生徒たち。
その後も恐怖のあまり食堂からいち早く逃げ出そうと走り出した生徒たちが、次々と殺されていきます。
絶望のあまり身動きが取れないさやかがいます。
「何してるの サヤちんっ!」「早く逃げるよ!」混乱の最中、六花はさやかに叫びかけます。
生徒が次々と殺され、混乱する中さやかを守るため、六花は覚悟を決め狂化(バーサーク)します。
『狂化』は理性と引き換えに『狂化』のLV(レベル)分ステータスが倍加するスキルで、六花はレベル4のため、ステータスが4倍します。
六花は深く息を吐き呼吸を整え、次の瞬間覚悟を決め、シュヴァルツに突撃します。
六花はシュヴァルツに決死の覚悟で突撃をしますが、シュヴァルツが放つ一瞬の攻撃を見切れず、後方まで突き飛ばされ壁に打ち付けられます。
シュヴァルツの一撃で撃沈してしまう六花を観た生徒たちが絶句します。
シュヴァルツの攻撃を受けて、立つこともできなくなった六花は(嫌だ)(嫌だ死にたくない死にたくないよ! まだ死ぬわけにはいかない…)(彼女にもう一度会って話をするまで死ねない なのに…もう…力が入らないや…)と心の中でつぶやきます。
力尽きる六花にとどめを刺すため寄ってくるシュヴァルツに対し、さやかが両手を広げて止めに入ります。
さやかは「もうやめて!」「どうしちゃったのクロ⁉ 本当に⁉」「元のクロに戻ってよ‼」と理性を失ったクロ(シュヴァルツ)に叫びます。
六花は「だ ダメ…サヤちん…」と力尽きて壁に寄りかかる六花の前で、両手を広げ六花を守ろうとするさやかに対して、細々とした力のない声で言います。
依然としてシュヴァルツ(クロ)は正気を失ったまま、さやかと対峙します。
その頃、和人は奈津を背負いながら、気配を感じ走り出したモモの後を追いかけます。
「一体どうしたんだモモ⁉ なんで学校に向かって…」
「さっき妙な叫び声もしただろ⁉ 危険だ!」
和人の言葉を聞こうとしないモモが走っていきます。
「え⁉」
和人たちは学校内でモンスターと交戦する生徒たちを目撃します。
モンスターと対峙し、無惨にも殺される人々を見て奈津は嘔吐してしまいます。
和人は横で嘔吐する奈津を気にかけている間にモモは校舎の方へ走り出します。
その時、校舎がもの凄い音を立てシュヴァルツによって破壊されます。
和人は初めてシュヴァルツを見るため、言葉を失いますが、瞬時にこのモンスター(シュヴァルツ)が嫌な気配の正体だと確信します。
和人はシュヴァルツの攻撃をよけた後の地面のえぐれを見て、シュヴァルツの強さを痛感します。
そんな中モモはシュヴァルツに対し強く威嚇をします。
モモの威嚇の勢いに対し、脅威を感じたシュヴァルツはモモに対し触手で攻撃をしてきます。
和人はモモのシュヴァルツに対する必死さを前に、モモの様子に違和感を感じ、シュヴァルツと交戦するモモに対し、後退を命じます。
和人はアイテムボックスからトラックとショベルカーを出し、シュヴァルツを押しつぶそうと試みますが、シュヴァルツは触手でそれを塞ぎます。
このまま押し切ろうとする和人だが、トラックとショベルカーを触手で支えるシュヴァルツを見てあるモノに気が付きます。
シュヴァルツの首元にクロがしていた首輪と同じものを目にするのでした。
「お前…まさか クロなのか…?」ここで初めて和人はシュヴァルツのことを怪物へと変貌したクロだと分かることになります。
シュヴァルツはモモと同じスキルである『叫び』を使い、トラックとショベルカーを破壊します。その『叫び』によりガソリンに引火して、大爆発が起こります。
大爆発の中シュヴァルツは、その勢いで目がくらむ和人に襲い掛かります。
目がくらみ襲い掛かってくるシュヴァルツを目の前にしてようやく気付いた和人。
和人を守るため服に擬態していたアカが和人を包み込みます。
和人を守ろうと包み込むアカですが、シュヴァルツの触手は泥のように形状を変え、和人を包むアカごと飲み込もうとします。
飲み込まれそうになった和人とアカだが、シュヴァルツの泥のようになった触手から弾き出されます。
(なんだ⁉)和人はなぜシュヴァルツの泥のような触手から弾き出されたのか疑問を感じますが、シュヴァルツの触手に包まれていくモモを目の当たりにします。
「逃げろモモぉおおおっ!!!」和人はシュヴァルツの触手に抵抗しないモモを前に叫びます。
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22話
モモはそのままシュヴァルツの触手に飲み込まれてしまいます。
「え …あ?」 「え…?」 「モモ…?」和人はシュヴァルツの触手に飲み込まれていくモモを前にその場で膝から崩れ落ちます。
「返せよ!」「返せ!!」「モモを!!!」和人はモモを飲み込まれた怒りを叫びます。
(『怒り』がLV1からLV5に上がりました)
「返せえええええええ」和人は怒りに身を任せ、アカを剣に擬態化させシュヴァルツに突進します。
和人はアイテムボックスから自動車を取り出し、シュヴァルツの上から蹴り落とします。
和人の攻撃を受け、反撃を試みるシュヴァルツがもう一度『叫び』を発動しようとしますが、和人がそれを阻止します。
和人はシュヴァルツの『叫び』の発動にはためが必要であることを見抜きます。
グツグツと怒りで煮えたぎるほど熱に浮かされていると感じる反面、頭はとても冷静な和人。
(熟練度が一定に達しました 『剣術』がLV6からLV7に『急所突き』がLV3からLV4に上がりました)
シュヴァルツとの交戦により和人は様々なスキルのレベルを上げていきます。
シュヴァルツに突撃を繰り返す和人だがシュヴァルツの触手に触れてしまいます。するとシュヴァルツの触手に触れた手が爛れてしまいます。
シュヴァルツ対峙する和人のもとに、奈津から援護の連絡が脳内に来ます。
「周りの雑魚は私が片付けるんで クドウさんはそいつに集中してください」
和人は冷静になぜクロがシュヴァルツに変貌したか分析し始めます。それと同時にパーティーメンバーにモモの名前がまだ表示されていることから、モモがまだ生きていると心の中で信じようとします。
(絶対お前を助け出してやるから)
場面は変わり食堂で気を失っていたさやかが目を覚ましすところから始まります。
さやかは目の前で血だらけになり横たわる生徒たちを見て、自身もシュヴァルツに殺されかけていたことを思い出します。
さやかはシュヴァルツの攻撃が自身の目の前で止まったことを思い出して、シュヴァルツの中にまだクロの意識があることを知ります。また、その証拠に今も『獣使い』の契約効果でクロの居場所がさやかには分かります。
さやかはクロのもとへ向かおうと動き出そうとしますが、六花に呼び止められす。背後からする六花の声に気づき振り返るさやかは、血だらけになった六花に対し、無理をしないよう促しますが、奈津に会って話をしたい六花はついていこうとします。
また、六花はさやかが心細い思いをしないようにとさやかを説得して、一緒に向かうことになります。
場面は変わり、和人がシュヴァルツと交戦しているところから始まります。
和人はシュヴァルツの攻撃を守ることに必死になり、反撃できていない事を感じます。また、剣に擬態化しているアカがシュヴァルツの攻撃で体溶け始めているいうことにも気づき、シュヴァルツを倒すための一手を模索します。
悩んでいるうちにシュヴァルツが触手を分離させ雨のように降らす攻撃をしてきます。
それに対し、和人は奈津がいる校舎を狙った攻撃だと気づき奈津に意識を向けます。しかし、それはあくまで和人の隙を作るためのフェイクであり、和人はシュヴァルツに腕を嚙まれてしまいます。
和人は自身の攻撃手段が底を尽きたことを悟ります。
「クロォオオ」と和人は必死の思いで叫びます。
23話
そこに日本刀をもったさやかがシュヴァルツに切り込み、和人を助け出します。
和人は「さやちゃん…無事だったんだね」と尋ねます。
「うん…カズ兄こそ大丈夫?」とさやかは答えます。
「まぁ…なんとか…」と本当はボロボロになっていることをさやかに隠し、和人は答えます。
さやかは「クロ…お願い! 元に戻って!!」とシュヴァルツ(クロ)に向かって叫びます。するとさやかの声にシュヴァルツは反応して闇に抵抗するかの如く、拒否反応を起こします。
また拒否反応を起こしているシュヴァルツの中から和人は、内側からシュヴァルツを攻撃するモモの反応を感じとります。
(散々毛嫌いしていたくせに いざとなったら誰よりも早く駆けつけて 自分の命を危険にさらしてでも助けようとして 心配する俺の身にもなれってんだ 全然直じゃないな お前は! そんなお前の気持ちをくもう…)と心の中で和人は思います。
「カ カズ兄その…あのね クロは…」とさやかは和人に言いかけます。
「大丈夫心配すんな 分かってるよ」と和人は返します。
「助け出そう クロをそしてモモを」と和人は力強くさやかに言います。
「うん!」とさやかは、元気よく返事を返します。
(決着をつけようかクロ―いやダーク・ウルフよ)と和人は心の中で言います。
場面はシュヴァルツの精神世界にいるモモにうつります。
精神世界の中でモモは闇に取り込まれているクロを発見して、ため息をつきます。
精神世界でモモはクロを助けるため、浸食されているクロを救おうと闇を食いちぎっていきます。
現実世界では和人がシュヴァルツと交戦しています。和人はシュヴァルツとの闘いから自身が操っている影と性質が似ていることに気が付きます。
シュヴァルツが操る闇には和人が操る影と同じく生む出せり量には限界があり、和人はシュヴァルツの闇を全て吐き出させる作戦を立てます。
「サヤちゃん とにかく呼びかけるんだ アイツの仲のクロを呼び戻すんだ!」と和人はさやかに指示を出します。
「わ 分かった!」とさやかは返事を返します。
「クロォオ!!元に戻ってえええ!!!」とさやかは必死にシュヴァルツに呼びかけます。するとさやかの声にシュヴァルツの動きが一瞬止まり、その隙を和人は見逃しませんでした。
和人はシュヴァルツの泥(闇)を削るためアイテムボックスから大量のモノを取り出しシュヴァルツの頭上から落とします。また、奈津がシュヴァルツの触手をスナイパーで援護して削ります。
シュヴァルツの泥(闇)がだいぶ削れてきたところで、和人がアカが擬態化した両手剣でシュヴァルツに切りかかります。
しかし、またしてもシュヴァルツは、奈津を狙い和人の隙を作ろうとします。
だが、和人はシュヴァルツに切るかかる前に『索敵』で六花の存在を認識していました。
六花は奈津に向けられたシュヴァルツの攻撃をしのぎます。
奈津はシュヴァルツの攻撃で目を閉じており、目を開けるとそこには六花の姿があります。
「-久しぶりナッつん」柔らかな声で六花は言います。
「リッちゃん…?」と奈津は言います。
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24話
場面は変わりシュヴァルツの精神世界にいるモモにかわります。
精神世界の中でモモは必死にクロに(正気に戻って!)と呼びかけます。
現実世界では和人がシュヴァルツに切り込み、シュヴァルツの中からクロを変貌させた元凶を取り除こうと腕を突っ込みます。
なぜクロだけがおかしくなったのか疑問に感じていた和人は、クロだけがダーク・ウルフとの戦いで直接攻撃を受けていたことに気づき、そこに原因があると踏みます。
そうクロが変貌した原因はダーク・ウルフとの戦いで『牙』を埋め込まれたことが原因だったのです。
モンスターは死ねば魔石を残して肉体は消滅するが、スケルトンのように死ぬ前に肉体から離れた部位や物は残るケースがあると和人は考えました。
「牙からダーク・ウルフの気配が…憎悪の感情が伝わってくる」と和人はシュヴァルツの中ら抜き取った牙を手に言います。
「クロッ! 頑張って!!そんな奴に負けちゃ駄目!!」とさやかがシュヴァルツに叫びます。すると精神世界でクロはさやかの声に反応し自身の力で闇から抜け出します。
正気に戻ったクロを前にモモはクロのそばに落ちていたシュヴァルツの核をかみ砕きます。また、現実世界では和人がシュヴァルツから抜き取った牙を地面に打ち付けます。
するとダーク・ウルフの闇からクロが解き放たれてクロと共にモモも現実世界に生還します。
(経験値を獲得しました クドウ・カズトのLVが20から22に上がりました ネームドモンスター『シュヴァルツ』の討伐を確認 ダーク・ウルフのスキル『置き土産』の解呪を確認)
和人は最後HPギリギリのところでシュヴァルツを討伐することに成功しました。
和人のもとにモモが戻ってきて和人は安心の笑みを浮かべます。また、さやかはシュヴァルツから解放され弱っているクロのもとへ駆け寄ります。
(討伐特典としてスキル『属性付与』とアイテム「黒の宝玉」を獲得しました)
25話
学校は未だに大混乱の中にあるが、和人や奈津、さやか、六花たちはこの場を離れることを優先します。学校から抜け出した和人だが、目の前から来る気配に違和感を感じます。
「ねぇちゃん やっぱり向こうから変な気配がたくさんする」
「本当だな弟よ! よし!ねぇちゃんが全部まとめてぶっとばしてやるのだ!」と前から仲の良さような姉弟が話しながら歩いてくる。
和人は姉弟に向こう(学校)に行くのは危険だと忠告するが姉弟は聞く耳を持たない。
「あれくらいなら らくしょーだよ ねー ねぇちゃん?」と弟が同じくらいの身長に向かって言います。
「弟の言う通りなのだ」と弟の言葉に返す姉。
和人の忠告に対し、姉の方がお礼を述べ、二人姉弟は笑いながら走っていきます。和人たちは、姉弟のことをよく理解しないまま歩いていきます。
和人は姉弟に少し怖い感じを覚えつつも、今はここから離脱しようと考えます。
場面は変わり三階建ての空き家に身を隠す和人たちがいます。
和人は『ネームド』を倒しても他のモンスターが消えることはないと知り、少し困った顔をします。
疲れ切った顔をしている和人にモモは影から出てきて飛びつきます。モモを見て安心する和人と、和人を見て喜ぶモモが抱き合います。
「ああモモ…良かった 本当に良かった…でも二度とあんな事するな」と和人はモモを叱ります。和人はモモにモモの身勝手な行動が仲間の危険に繋がる事をモモに伝えます。
また和人は「何より、許せないのが……お前自身が自分の命を粗末に扱った事だ」とモモに言います。和人は自分たちがどれだけモモを心配したかをモモに伝え、モモを優しく抱きしめます。
少し離れたところにさやかと弱って眠っているクロがいます。さやかは弱ったクロを優しく撫でていると、クロが目を覚ましました。
しかし、クロ目覚めると同時にさやかから離れ距離を取ります。クロは自身がモンスターの気配に変化してしていることに気づき、さやかたち仲間を気づ付けまいと距離を取ったのです。
さやかはクロが目を覚まして喜ぶが、クロは自身がした行いを悔いてさやかの元をから離れるべく、窓ガラスを割り飛び出ていきます。
さやかは窓から飛び出したクロを追いかけます。それをみた奈津は和人に追いかけないのかと尋ねるが、それに対し和人はさやか自身がケリをつけるべきだと言います。
また和人は奈津と六花のことも考え、モモと共にその場から席を外します。
《さやかの回想》
さやかとクロは似たような境遇にあり、さやかは小さい頃近所にいた少年が突然引っ越してしまった事があり悲しい思いをし、クロはある日仲間が姿を消し、寂しく孤独な思いをしたのでした。
そんな時にさやかとクロは出会いました。その日からクロは彼女の家族となり、暖かい温もりをくれたさやかのことを守ってみせると誓ったのでした。
そんなさやかを傷つけてしまった自分をクロは許すことができず、さやかの元を離れようとします。
クロはおぼろげながらもダーク・ウルフの残滓に取り込まれた記憶があり、いつまたさやかのことを傷つけてしまうかということに恐れを抱いています。
もう一緒にいちゃいけないとさやかから逃げるクロは、やがて行き止まり入ってしまいます。そこでさやかはクロに追いつくことができます。
「ごめんねクロ! 辛い思いをさせちゃって!」とさやかはクロにそう言って強く抱きしめます。
さやかはクロを抱きしめながら「クロ…ごめんね 私 全然力になってあげられなくて… 飼い主失格だよね」と言います。
しかしクロはそのさやかの言葉を聞いても自分が悪いのだと、自分が弱いのだと強く思います。
「何も出来ない 私だけど…クロの傍にいてあげる事は出来るよ どんな時だってずっと一緒だから…」とさやかは言います。
その言葉を聞いたクロは自分の主はどうしようのないバカなんだと悟り、また愛しく感じます。そこでクロはさやかを拒絶することが自分のするべきことではなく、さやかを笑顔にすることだと、さやかを守り続けようと初めてさやかと会った時のように決めます。
夜になり、さやかは一人ため息をつきます。それを心配するようにクロは見ますが、さやかは何でもないとクロに言います。
さやかはクロがダーク・ウルフに浸食された時のことを悔み、自分は何も出来なかったと自身の力の無さを痛感します。また和人に見合わない自分に心底情けなく感じ、和人の隣に並び立てるよう変わることを決心します。
「よぉーし! やるぞぉおおおお!!!」と自身の頬を叩きながら言います。
「行こうクロ!!」「わんっ!」
さやかとクロは夜の街に歩き出していきます。
(一定条件を満たしました 職業が『獣使い』から上位職『魔物使い』になりました スキル『モンスター契約』『モンスター強化』『経験値共有』『意思疎通』を取得しました)
(カオス・フロンティアにおける最初の『モンスター契約』を確認しました 契約特典が与えられます スキル『強欲』を取得しました)
場面は変わり、廃墟の中に白い少女が立っているところから始まります。
白い少女の前には謎の祭壇のような建物が建っており、白い少女は「あーあ やっぱり持ち去られてるわね」と呟きます。
白い少女は言います。「仕方ない これで全部…ほんと面倒」「―うん私 やっぱりシステムの設計図は持ち出されてた 持っていった奴を探す?…必要ない? もし読まれたら面倒だよ? ただでさえ『早熟』や『共鳴』『検索』…それに『■■■■』なんてイレギュラーなスキルまで発現してるのよ?しかもよりによって『早熟』同じ所有者に」
「…分かったそこまで言うのなら私は何も言わない うん それじゃあね」と白い少女は呟きます。
少女は夜空を見上げ綺麗と一言言い、「まぁ まだ始まったばかりだし 焦らなくていいか」と言いその場から消えてしまいます。
26話
時はさかのぼり、クロとさやかが飛び出しっていった後、六花は奈津が待つ部屋へと入ります。入ってすぐは誰もいない様に感じた六花だが、目を凝らすとそこには、奈津の姿がありました。
六花が小さくうずくまる奈津を見て久しぶりと声をかけます。しかし、奈津は俯いたままです。
《六花の回想》
六花は昔眼鏡をかけ、どちらかというと大人しいほうでした。だから同じようなタイプである奈津と馬が合い、小学校、中学校と一緒に過ごし、同じ高校へと進学しました。
六花は俗にいう高校デビューを果たし、クラスの中心いることが増えることになりました。見た目やクラスが変わっても奈津と六花は仲良しでしたが、それを面白くなく思う人たちに、奈津はいじめられることになります。
六花がそのいじめに気づくころにはもう手遅れで、奈津は退学し引っ越してしまい、連絡も一切取れなくなっていました。
六花は最も親しい親友を失ってしまい、それに気づけなかったことを後悔しました。
しかし、このモンスターが溢れる世界で再開することができ、六花はうれしく思う反面、一緒にいる資格はないと自信を責めます。
そう思って立ち尽くす六花に奈津はゆっくりと立ち上がり傍によっていきます。すると、奈津は六花に抱き着き、「良かった…リッちゃんが無事で本当に良かった」と言います。
奈津の言葉に六花は涙がこぼれ落ち、高校で奈津がいじめられていたことに気づいてあげれなかったことについて謝罪します。それに対し奈津は、「いいよ…別に リッちゃんが生きてくれたから こうしてまた会えたんだからそれだけで十分だよ…」と言い六花を抱きしめます。
場面は変わり、学校にうつります。
「なあ ねぇちゃん モンスターってこれで全部かなー?」と弟が姉に問います。
「そうみたいだな弟よ! やっぱりらくしょーだったのだ!」と姉は答えます。
学校にモンスターが一匹としておらず、姉弟二人だけがいます。
姉弟はお菓子を食べながら、今後の方針を話すが、姉の方は和人たちを探そうかと考えます。
もともと学校にいた十香は、学校を危険と判断し民家に逃げ込みます。十香は学校で見たシュヴァルツのことを考えます。十香は学校でシュヴァルツと対峙した時、他の生徒会メンバーは瞬殺されたのに、自分だけ見逃されたことを疑問に感じます。
十香は自身が計画していたことがシュヴァルツにより頓挫してしまったこと悔やみます。またパーティメンバーであるさやかの安否を確認し安堵します。
そこへ生徒が十香の前に現れますが、十香は自身の『魅了』のスキルにより生徒二人を使役します。十香は何をを犠牲にしてもさやかたちを捜そうと行動をし始めます。
学校から逃げ出した京哉は十香の『魅了』により十香を捜そうと考えがよぎりますが、それを自身でも疑問に思い始めます。その時、モンスターが京哉の前に現れます。京哉は自身にもう戦う力が残っていないと焦りますが、そこを通りかかったおじさんによってモンスターは殺されます。
おじさんはモンスターを殺した丸太片手に、京哉の友人である柴田と出会います。おじさんは京哉と会えた柴田たち生徒のことを深く喜び、京哉たちは安全を確保すために別の場所へ移動していきます。
場面は変わり、夜の屋上で和人は一人ため息をつきます。六花をこのまま自身のパーティに加えるかどうか、さやかの考えはどうなのかなど頭を悩ませます。
和人は今まで自分のことだけを考えていればよかったが、仲間ができた反面、軽率な行動ができない心苦しさを感じます。独りの気楽さと仲間の大切さ、その二律背反が頭の中でグルグルするのでした。
そのな悩みを持ち考え続ける和人は「こんな世界だし少しくらいは好きに生きていいのかもしれないな…..」と夜空を眺めながら言います。
モンスターが溢れる世界になって6日目の朝。
和人は目覚めます。武器を抱きながら寝る六花と奈津を見て、呆れながらもモモやアカとじゃれ合います。和人は昨日レベルアップした分のスキル振り分けをしていないことに気が付き、振り分けをします。
クロとの戦いで増えたスキルの中にある『怒り』は感情に応じてステータスが上昇、『属性付与』は自身の持つ武器に属性を付与することができるものだと和人は理解します。
また、戦いの後『黒の宝玉』というアイテムを手に入れた和人だがアイテムの使用方法がわからないため、そろそろ本格的に調べないといけないと思い始めます。それに、六花をどうするのかという結論も出ておらず、和人は朝から頭を抱えます。
そうしていると外から見覚えのある気配を感じます。
「おかえり サヤちゃん それにクロ」と和人はさやかたちに話しかけます。
「あ その ただいまカズ兄…」とさやかは、困ったような表情をしながら返答します。
和人はさやかの表情が暗いことに気が付き、昨日のことを負い目に感じているのだと悟ります。
「あ あのねカズ兄 私―…」と言おうとしたさやかを遮るように、和人は言います。「あーとりあえず中に入ってまずは飯でも食って落ち着こう」
それに対し、あまりにも予想とは違った答えが返ってきたものだから、さやかの「へ?」という表情をします。それと同時に、さやかのお腹は和人の考え通り「ぐうううう~」となります。
さやかは自分のお腹が鳴ったを恥ずかしながら「ち違うの!これは違うの!」と言います。
それから六花や奈津も目を覚ましてみんなで朝ご飯を食べます。みんなご飯を食べ 終わった頃、六花が「あ そーいえば今更だけど…おに―さんって誰?」と和人に尋ねます。
和人は「ホントに今更ですね…」と少し呆れ気味に言います。そこから、どのような経緯で奈津と知り合い今まで行動してきたを六花に説明していきます。
「なるほどーーおにーさんやナッつんも大変だったんだねーー」と話す六花。
奈津が「うん でもクドウさんが一緒にいてくれたから…」と六花に話します。すると六花が「クドウさんねぇ ふーん?」とニヤニヤしながら奈津の方を見ます。それに対し、奈津は恥ずかしそうに「別になんでもないよー?」と少し焦りながも答えます。
そんなやり取りをする六花とそれを傍らで見ているさやかに対し、和人は「お二人はこれからどうするのですか?」と問います。
六花は京哉と連絡を取る手段がないと言い、諦めモードな口調で和人に言います。それを聞き奈津は「連絡手段ならアレを使えばいいんじゃないでしょうか?」と和人に言います。
和人は少し考えた後、「…ああ!なるほど」と言いながら手を鳴らします。和人は六花に向かって「相坂さん『メール』というスキルを使いましょう」と提案します。
六花は和人の言葉に対しとても驚いた様子で「マジ⁉そんなスキルあるの?」と言います。
しかしアドレス帳を見た六花があることに気づきます。六花が「ニッシーの名前がないよ?」と言います。それを聞き奈津は「もしかして『メール』を取得してから出会った人しかリストに入らないのでしょうか?」と和人に問います。
それを聞き六花は「えーーっ!それじゃあニッシーに連絡取れないじゃん」と言い崩れ落ちますが、奈津がさやかが『メール』を送ればいいのではと提案します。すると、さやかのアドレス帳には京哉の名前があり、京哉と生徒会長の十香に二人に無事と現在地や集合場所を連絡します。
和人には少し気がかりなことがあり、それはさやかが、十香のスキルについて知っているのかということです。ここで和人はさやかに十香のスキルについて後でさやかにそれとなく確かめよう試みるのです。
六花はこれからどうするのかと和人たちに尋ねますが、和人は六花に対して、気になるアイテムを調べられるスキル持ちを捜すため、人が多く集まるであろう市役所にとりあえず向かうつもりだと伝えます。
ここで奈津が和人に六花が信用できる人物だと言います。奈津の気持ちをくみ取った和人は六花に和人の影に隠れていたモモやアカを紹介します。六花急に出てきたモモやアカにとても驚きますが、すぐに慣れてアカを抱きしめます。
和人たちは京哉からの『メール』を待ちつつも市役所を目指すことになり動き出そうとします。しかし和人は何か異変を『索敵』スキルで見つけます。
夜が明けてモンスターたちの活動が再開したと思った和人は窓に寄ります。しかし、モンスターの気配にしては妙だと感じおそるおそる窓から顔を出します。