新宿スワン森長千里は強い？モデルは？最後は死亡？灰沢やトナミとの関係やかっこいい名言紹介！

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新宿スワンで龍彦、真虎に次いで人気が高いのは、やはり森長千里でしょう。

 

序盤では凶暴なキャラで読者を震撼させましたが、終盤では龍彦の良きパートナーとして、読者の心をグッと掴みました。

 

喧嘩の強さもさることながら、意外と頭も良く、時にお茶目な行動をとる森長は、愛さずにはいられないキャラクターでしょう。

 

今回はその森長千里について解説していきます。

 

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森長千里のプロフィールを紹介！初登場はいつ？

本名：森長千里　（もりなが ちさと）

年齢：不明（21～26？）

出身：不明（東京？）

初登場は見るからに頭がイカれたキャラ！

森長の初登場は第53話（6巻）で、パラサイツの社長、田無の後ろで爪を噛んでいる描写での登場でした。

 

この様子だと、まともな会話ができない頭がブッ飛んだキャラだと、誰しもが思いました。

 

これが後に主人公の相方にまで昇格するとは、誰しもが予想できなかったでしょう。

実は年齢・出身が明らかになってない？

終盤で大活躍の森長ですが、実は年齢が明らかになっておりません。

 

森長はトップアーティストの千星ミレイと同い年です。

 

ファッションや髪型、渋谷109に掲げられた看板の雰囲気から察するに、千里ミレイは「浜崎あゆみ」をモチーフにした人物だと思われます。

 

偏見もありますが、浜崎あゆみさんの全盛期が21歳～26歳ごろで、千里ミレイの年齢も同等の年齢で設定されている、従って森長千里の年齢は21歳～26歳くらいである、と予想されます。

 

出身も明らかになっておりませんが、幼馴染の鈴木トナミが在籍する新宿フィラリアにはトナミの後輩が多く在籍していることから、出身は東京である可能性が高いです。

 

作中で一番強い？モデルがいる？森長千里の強さを徹底解説！

森長と言えば何と言っても圧倒的な喧嘩の強さ！

 

その強さは作中最強ではないかとも言われています。

 

ここで数々の森長の武勇伝を記していきます。

人間も凶器に

初めて龍彦と対決した時ですが、通行人を捕まえて「勇者の盾！」「勇者の槍！」と言って龍彦目掛けてブン投げるなど、滅茶苦茶でした。

 

女性を投げた時は数メートル離れていた龍彦に届かすなど、並外れた腕力を見せしめました。

 

ただでさえ強靭な腕力を持っているのに、人間を凶器に使うという暴力性も兼ね備えており、龍彦は絶望の淵に立たされました。

 

そして、投げた女性をナンパするという行為も働いており、この時点で新宿スワントップクラスの「危ない男」に躍り出ました。

単身バーストに乗り込む度胸！

ここまでは腕力と凶暴性だけが垣間見えましたが、紋舞会の会長・天野修善によりパラサイツとバーストが手打ちになるや否や、納得がいかない森長は、単身バーストに乗り込みます。

 

しかし関玄介に車ではねられた後で手負いだったため、龍彦に一発でのされてしまいます。

 

それでも割れた蛍光灯を手に暴れようとする森長ですが、関に宥められ戦意を喪失、身を拘束されます。

 

人間を凶器にするなど、ヤリ方が汚い危ない男だと思っていましたが、見返りを求めず敵地に一人で乗り込む度胸には、皆一目置かれたと思います。

 

しかし、その後は葉山の挑発に乗せられて美竹組組長の土屋を刺し、若頭の灰沢の配慮（謀略）により森長は僻地へ飛ばされます。

 

龍彦と数々の名勝負！

龍彦とは三度ほど対戦し、一回目は人間凶器使用で森長の勝ち、二回目は森長手負いのため龍彦の勝ち、そして三回目はお互い万全の状態で対峙し、結果引き分けとなりました。

 

この三回目のタイマンで、グッと読者の心を鷲掴みにしました。

親友トナミとの対決！

バースト奪還編では、幼馴染で親友だった鈴木トナミと対決します。

 

トナミとのタイマンは、前半はほぼ互角でしたが、一瞬のすきにトナミに腕ひしぎ十字固めをキメられ、左腕を折られます。

 

しかし、直後に渾身の右ストレートを放ち、トナミをKOしました。

因縁の相手、灰沢と決着！

森長の因縁の相手、美竹組 組長の灰沢。（灰沢については後述参照）

 

二人は香港の地で決着をつけます。

 

最初はお互い銃を手にしていたものの、灰沢自ら素手でのタイマンを提案します。

 

幾多もの修羅場をくぐり抜け、格闘技にも対抗できる喧嘩スキルを持っている灰沢ですが、本気で殺す気のミッターを外した森長の前では、手も足もでません。

 

最後は助走をつけた全力の右ストレートで、灰沢をブチのめしました

 

森長よりも強い男がいる？

作中最強と言いたいところですが、実は森長でも敵わない男がいました。

 

すすきの編で登場した馬頭のボディーガードの熊比良セルゲイです。

 

これまで圧倒的なフィジカルで相手を圧倒してきた森長でしたが、元警察官のセルゲイの前ではまるで子共扱い。

 

なす術もなくコテンパにやられます。

 

その後、車で轢いてリベンジという、自身が関にやられた事をやり返すというオチ付きで、セルゲイを倒しました。

 

しかし、森長が灰沢を圧倒したとき、龍彦は「森長は優しいから殺す気で殴ってない。セルゲイの時も」と言っていますが、たとえ森長が殺す気の本気でやったとしても、セルゲイに勝てるとは思えません。

 

以降はセルゲイの登場はなかったですが、セルゲイが作中最強キャラというのは間違いないでしょう。

森長千里のモデルについて

森長千里のモデルについては明らかになっておりませんが、ネット上ではかつて市川海老蔵暴行事件で世間を騒がせた「伊藤リオン」がモデルではないかと噂になっていました。

 

序盤の森長と事件当時の伊藤リオン氏は少し雰囲気が似ていますが、確かな情報がないので、あくまで噂だと思われます。

 

森長千里の最後は死亡？結末をネタバレ！

渋谷AV編で消息を絶った森長ですが、すすきの編で味方として復活。以降は龍彦の良きパートナーとして心強い存在になります。

 

再登場後、すすきの編ではバーストネオ起ち上げに一躍奮起し、バースト奪還編ではトナミと決着をつけ灰沢に一泡吹かせます。

 

歌舞伎町ピカレスク編では龍彦と共に香港に乗り込むなど、主要場面では常に姿を現し活躍しています。

 

ただ、あまりにも出来過ぎな活躍っぷりは”死亡フラグ説”もありました。

 

敵から頼れる男に昇格、常に死線で体を張っている、悪の組織に狙われている、お茶目なキャラ、などなど漫画ではこういったキャラがクライマックス直前で命を落とすケースが多々あります。

 

数々の伏線を産み出してきた新宿スワンですから、そういった結末を予想してもおかしくはないでしょう。

 

しかし、読者の期待をいい意味で裏切り、最後は「バースト専務」として、今までどおり龍彦を支える形で、最高の結果で終焉しました。

 

森長千里を巻き込む男達！田無やトナミ、灰沢との関係は？

田無武

森長は、元々は渋谷で愚連隊としてその暴力を使い活動しており、スカウトではありませんでした。

 

スカウトに入ったきっかけは、森長が捕まった時に田無が示談金を肩代わりし、パラサイツに引き入れたことがきっかけのようです。

 

森長は、幼馴染の千星ミレイを強姦したプロデューサーをボコボコにし、傷害罪で逮捕された過去があります。

 

千星ミレイが枕営業でプロデューサーのおもちゃにされているという情報は田無から聞いており、この時から二人は知り合いだったようで、恐らくこの時の示談金を田無が立て替えたと推測されます。

 

森長愚連隊を吸収したパラサイツは武闘派スカウト会社へと変貌し渋谷の街で幅を利かす存在となり、森長はパラサイツの専務として、スカウト業務を一通りこなせるまでに成長しました。

 

森長は今でもこの恩を大事にし、田無に忠誠を誓っています。

 

しかしバーストと手打ち成立後に単身乗り込んだことを詰められ、田無は森長をクビにします。

 

後がなくなった森長は、田無を追い詰めた元凶として、美竹組組長の土屋を刺します。

 

これで組から追われる身、田無にも完全に見放されたと思いましたが・・・・田無は森長を見捨てていませんでした。

 

美竹組若頭の灰沢に「自分が森長の身代わりを殺すから、森長を見逃してほしい」と提案し、これを灰沢は快く引き受けます。

 

結果的に灰沢の目論見どおりとなってしまいましたが、二人の熱い友情には誰もが心を打たれました。

 

トナミ

トナミは新宿フィラリアというスカウト会社の代表で、森長とは幼馴染で親友でもあります。

 

同じ幼馴染である千星ミレイとは恋人関係にありましたが、森長の逮捕後、千星ミレイから枕営業していたことを暴露され、別れを告げられます。

 

以降、アーティストとして芸能界を突き進むミレイを見て、トナミは裏切られたと恨むようになります。

 

そしてミレイの枕営業を知っていたのにも関わらず、黙っていた森長にも恨みを抱いていました。

 

二人の遺恨はバーストネオvsバーストを巻き込む抗争に、火に油を注ぐ形で燃え上がりました。

 

また、森長は灰沢にとって表に出てほしくない人間でもあります。

 

トナミは灰沢の命令によって森長を拉致、樹海の中で銃殺しようと試みますが、それでも笑っている森長をみて躊躇します。

 

そしてトナミは森長の縄をほどき、拳での決着へと促します。

 

結果、腕を折りながらも森長が勝利。

 

騒動が終わった後、トナミはミレイと会い、東京から去る事を告げ、姿を消しました。

 

森長とミレイを恨んで生きてきたトナミでしたが、結局は親友だった頃を忘れていなかったかもしれません。

 

灰沢

森長の最大の因縁の相手といえば、何と言っても美竹組の組長・灰沢でしょう。

 

森長は前組長の土屋を刺したのを灰沢に見逃してもらいましたが、灰沢は遅かれ早かれ土屋を殺すつもりだった、森長が刺してくれたお陰でスムーズに始末でき、組長に昇格できました。

 

そして前組長殺害の真実を知る森長が新宿に戻ったとなると、これ以上の不都合はありません。

 

灰沢はトナミを使い森長を拉致し消そうとするも、失敗。二人の決着の場は香港へと移されました。

 

香港で天野修善殺害を企てていた灰沢でしたが、アジトに龍彦と森長が潜入し、激突します。

 

タイマンで森長にあっけなくヤラれた灰沢は、銃を使い森長を殺そうとしますが、馬頭夏明に「ルール違反」と言われ銃で頭を撃ち抜かれ、その人生に幕を下ろします。

 

灰沢は人生の半分を刑務所で過ごし、ヤクザとなっても何人もの人を殺し、生きるか死ぬかでしか己の価値を見出す根っからのサイコパスでした。

 

トナミに森長殺害を託した時も「森長が死ねばオレの勝ち、森長が生き延びりゃあオレの負け、究極じゃねーか！イッちまいそーだぜ！」と興奮するほどの異様な人物でした。

 

森長殺害に失敗し、柚木組舎弟頭の日下田の前で「それが極道でしょう？」と潔く腹を切ろうとするなど、死を恐れない人物です。

 

馬頭夏明に殺される瞬間も、満開の桜の木を思い浮かべ「ああ・・・乱れ咲いてやがる」と笑みをこぼし、新宿スワン最大の異常者の称号を手にしました。

 

危険そうに見えて実はかっこいい奴？『新宿スワン』森長千里の名シーン・名言を紹介！

北の大地で寡黙に労働！「不器用ですから」

森長は槍としてブン投げた女性をナンパするという悪行を行いましたが、どうやら身近な女性には手を出さないようです。

 

すすきの編で再登場した際は、重油の配達業を真面目に勤しんでおりました。

 

取引先の旅館の女将に好意を抱かれ食事に誘われるも、「不器用ですから」と素っ気無い態度をとります。

 

また、バースト奪還編で登場した千星ミレイに対しても、ミレイからは好かれているのに当の本人は「ただの幼馴染」という視点のままです。

 

しかし、学生時代にトナミに「ミレイに告白していいか？」と言われた際には動揺していた様に見えます。

 

本当はミレイの事が好きだが、親友のトナミに遠慮していたかもしれません。だとしたら、尚更イイ男ですね！

意外と頭がいい？竜彦との名タッグ結成！

すすきの編では、龍彦とバーストネオの設立に奮起します。

 

会社設立費用はなんと森長の貯金！貯金できるなんて意外と思った人も多いでしょう。

 

そして、もっと驚かされたのは会社設立後の働きっぷりです。

 

事務所を契約したり、名刺を作ったり、そして電話営業も完璧！語尾の”ナリ”無しでも話せるという真人間ぶりを見せつけました。

 

しかし、金持ちになったら「ずっとドラクエがしたい」と言ったり、アイドルのライブでノリノリだったりとお茶目な面を覗かせ、いつの間にか愛されるキャラクターに仕上がっていました。

 

実写版「新宿スワン」森長千里役の俳優は？

実写版「新宿スワン」での森長千里役は、俳優の上地雄輔さんです。

 

あまり森長のイメージとは遠いですが、ネット上での評判は良いみたいです。

 

おバカタレントとしてブレイクしましたが、俳優としてもなかなかいい味を出している上地さんの活躍に、今後も注目です！

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