のだめカンタービレ全巻無料で読む方法紹介!面白い?漫画アプリで全話タダ?作者・二ノ宮知子

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『のだめカンタービレ』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

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『のだめカンタービレ』は漫画アプリ『マガポケ』で全巻無料で読める?

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アニメ&ドラマ『のだめカンタービレ』を無料で見る方法は?

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『のだめカンタービレ』読者の評価や感想は?

 

『のだめカンタービレ』あらすじ紹介!

日本の音楽大学ピアノ科在籍ののだめ(本名:野田恵)と、のだめと同じピアノ科で憧れの先輩である千秋真一を主人公とするクラシック音楽×ラブコメディの物語です。

 

前半は日本での二人の音楽大学での賑やかな生活と学生オーケストラ活動での奮闘を、後半は二人がヨーロッパへ渡航してそれぞれの夢へと進んでいきつつも恋を育んでいくストーリーを楽しめる作品です。

『のだめカンタービレ』は面白い?見どころ紹介!

見どころ① 恋愛漫画要素

世界的なピアニストを父にもつエリート音大生千秋は、実は指揮者になることを目標にしています。

 

本来は早々に音楽の本場ヨーロッパへ留学するべきなのですが、幼少期に遭遇した飛行機事故のトラウマで海外に行くことができず、日本の音楽大学で悶々としていたところにのだめと出会います。

 

のだめは、清潔感あふれる貴公子キャラで優等生の千秋にメロメロ、懸命に追いかけますが、自由奔放・奇想天外、不潔な私生活を送るのだめは千秋からの第一印象は最悪。。。

 

しかし、のだめの天性の性格と彼女が奏でる表現豊かなピアノの音色は、千秋の音楽人生へも刺激を与え、また、千秋の心を少しずつ溶かし、のだめに惹かれていく様子が胸キュンポイントです。

 

のだめと千秋以外にも、峰と清良や黒木とターニャといった、「そことそこが付き合ったら面白いよな~」と思うような対照的な二人の恋模様が楽しめます。

見どころ② コメディ要素

音大、クラシック音楽といった堅く、気品があって敷居が高いイメージとは裏腹に、コメディ要素が豊富な作品です。

 

登場人物はみなクラシック音楽が大好きですが、演奏する楽器の特徴をなぞらえるかのように一人ひとり個性的で、音楽に真面目に向き合っているのか不真面目なのか分からない言動がコミカルで笑いを誘います。

見どころ③ 本格的なクラシック音楽への造詣

作中にはのだめや千秋たちが演奏に関わる有名クラシック曲(実在する曲)が多数登場し、その作曲家についてや楽曲の特徴についても詳しく描かれています。

 

無音で漫画を読んでいるだけなのにまるで演奏を聴いているかのような臨場感で読み進められるのもクラシックファンには嬉しいところです。

 

クラシック音楽に明るくない人でも、この音楽実際に聴いてみたいな、オーケストラのコンサート行ってみようかな、とにわかクラシックファンになるかもしれません!

『のだめカンタービレ』登場人物紹介!

のだめ(野田恵(のだめぐみ))

桃ケ丘音楽大学ピアノ科の学生。

 

天性のピアノの才能を持ち、少女時代から本格的な音楽教育も受けずに「耳コピ」でピアノを弾きこなせてきました。

 

しかし、「将来の夢は幼稚園の先生」と発言する等、音大の他の生徒が目指すような世界的なピアニストになりたいわけではないのだめは、音大でも真面目にレッスンを受けずに、「もじゃもじゃ組曲」という曲を自作する等、自由気ままに楽しくピアノを演奏するキャラクターです。

千秋真一(ちあきしんいち)

のだめと同じく桃ケ丘ピアノ科の学生でのだめの先輩です。

 

世界的ピアニスト・千秋雅之を父にもつ音楽エリートであります。

 

幼少期から憧れている指揮者のセバスチャーノ・ヴィエラに師事したく、日本では指揮科ではなくピアノ科に在籍しているのですが、飛行機での胴体着陸のトラウマで海外渡航できず日本でくすぶっています。

 

のだめと同じアパート(隣の部屋)に居住していることが判明し、その後のだめと関わるようになっていきます。

峰龍太郎(みねりゅうたろう)

のだめや千秋と同じ桃ケ丘音楽大学ヴァイオリン科の学生です。

 

派手な見た目、破天荒で明るい性格、ロック志向ですが、千秋やのだめとともにR☆S(ライジング・スター)オーケストラの活動に参加し、クラシックに真摯に向き合うようになります。

 

R☆Sオケで同じヴァイオリン奏者の三木清良と恋人同士になります。

 

父親が営む中華料理屋「裏軒」も作中でしばしば登場します。

三木清良(みききよら)

ウィーン国立音楽大学に留学していましたが、卒業後、指示していたカイ・ドューンが桃ケ丘音楽大学に移るのを機に入学しました。

 

千秋に一緒にオーケストラをやらないかと誘い、R☆Sオケを結成しました。

 

エースヴァイオリニストとしてコンサートミストレスを務めます。

奥山 真澄(おくやまますみ)

R☆Sオケのティンパニー奏者です。男子学生ですが、千秋に恋するかわいい乙女です。

 

その派手カワイイファッションにも注目です。

フランツ・フォン・シュトレーゼマン

ドイツ人指揮者で世界的に有名な巨匠ですが、本性は女好きなエロじじいです。

 

桃ケ丘音楽大学の学長であるミーナこと百平美奈子の頼みで来日して千秋やのだめに出会いますが、クラシック音楽界にそれほど精通していないのだめはシュトレーゼマンのことを知らず、適当に名乗った「ミルヒー・ホルスタイン」という偽名を信じ、ミルヒーと呼んでいます。

エリーゼ

シュトレーゼマンの秘書です。

 

眼鏡にタイトスカートのスーツ姿がセクシーな女性ですが、わがままなシュトレーゼマンに厳しいスパルタ秘書です。

黒木 泰則(くろきやすのり)

実直で真面目なオーボエ奏者で、その実力は千秋も一目置きます。

 

のだめのことを珍しく「のだめ」ではなく「恵ちゃん」と呼びます。

 

渋めな性格は演奏にも反映され、「いぶし銀」と例えられる音色を奏でます。

 

パリ編ではのだめと同じコンセルヴァトワールに留学します。

松田 幸久(まつだゆきひさ)

千秋がR☆Sオケの指揮者を離任するとき、後任として選んだ指揮者です。

 

一見軽率そうに見える部分はシュトレーゼマンに似たところがあり、本人もひそかにシュトレーゼマンを尊敬しています。

シャルル・オクレール

フランス人ピアニストで、パリのコンセルヴァトワールのピアノ教授です。

 

「マラドーナ・ピアノコンクール」で審査員を務め、コンクールに出場していたのだめにコンセルヴァトワールに留学するよう薦めたのがのだめの留学のきっかけとなります。

 

コンセルヴァトワールの人気有名教授ですが、見た目はかわいいおじいちゃんで、のだめには「マスター・ヨーダ」と呼ばれています。

タチアーナ・ヴィシニョーワ(ターニャ)

パリ編に登場するコンセルヴァトワールピアノ科のロシア人留学生で、「ターニャ」と呼ばれています。

 

千秋やのだめと同じアパルトマンに住んでいることから二人と親しくなります。

 

派手好きなギャルの見た目をしていますが、料理上手で面倒見がいい家庭的な一面もあります。

フランク・ラントワーヌ

パリ編に登場するコンセルヴァトワールピアノ科のフランス人学生で、「フランク」と呼ばれています。

 

千秋たちと同じアパルトマンの住人として仲良くなります。

 

オクレールのもとで学ぶためにコンセルヴァトワールに入学したが、オクレールに師事することはできずに残念がっており、オクレールの生徒であるのだめに嫉妬することもありましたが、日本のアニメが大好きな、いわゆるオタクなところはのだめに通じ、良き友人です。

『のだめカンタービレ』実写ドラマ・アニメ化情報!

「のだめカンタービレ」は、テレビドラマ・テレビアニメ・実写映画になっています。

 

実写版では、主人公・のだめ役の上野樹里さんと、千秋役の玉木宏さんがハマり役です。

 

天真爛漫なのだめを演じる上野樹里ちゃんがかわいいです(笑)。

 

物語で登場する音楽が実際に演奏されるので、曲名は知らなくても、聞いてみれば「あ、この曲聞いたことある」と思う曲も登場し、漫画で想像していた音楽との答え合わせが楽しいです。

 

楽器の演奏シーンは実際にその役者さんが演奏しているように違和感少なく上手く撮影されていますが、日本語で撮影されているので、多数登場する外国人役を、日本の俳優さんが演じていたり、外国人の俳優さんが演じて日本語に吹き替えたり等しているので、そこは少なからず違和感があるかもしれません(笑)。

『のだめカンタービレ』作者・二ノ宮 知子(にのみや ともこ)とは?

「のだめカンタービレ」の作者は、『ヤングロゼ』(角川書店)や『Kiss』(講談社)の作者でもある二ノ宮 知子(にのみや ともこ)先生です。

 

板金加工会社経営者の娘として生まれ育ったそうです。

 

1989年、ASUKA増刊『外国ロマンDX』(角川書店)に掲載された『London ダウト・ボーイズ』でデビューされました。

 

2001年から連載した「のだめカンタービレ」が大ヒットし、2004年に第28回(平成16年度)講談社漫画賞の少女部門を受賞されました。

 

これがきっかけとなり、東京都交響楽団常任指揮者であるジェームズ・デプリーストと対談もしています。

 

酒豪で、自身のお酒の失敗談を描いた『平成よっぱらい研究所』の中で、「まんが家兼よっぱらい研究所・所長」と自称していたことから、二ノ宮先生のことを「所長」と呼ぶファンもいるようです。

『のだめカンタービレ』序盤ネタバレ紹介!

Lesson1

ひげをたくわえたタキシード姿の中年男性とそろいのタキシードを着た少年の写真。

 

「親愛(しんあい)なるヴィエラ先生 今年こそ観に行きたかった」

 

「なんでボクは日本にいなけばいけないんでしょうか…」という独白から話は始まります。

 

黒髪の青年が楽譜(がくふ)の散らばった部屋に一人まどろんでいます。

 

場面が変わって,舞台は,学校法人 桃ヶ丘音楽学園(ももがおかおんがくがくえん)。

 

校内では,思い思いに音楽学校の生徒達が練習しています。

 

その校内を「へたくそ!」「どへたくそ!」「みーんなへたくそ!」と心の中でつぶやきながら大股で歩いていくのは,さっきの黒髪の青年です。

 

校内の女生徒からは「千秋(ちあき)さまよ!」という声が上がります。

 

彼の名前は,千秋真一(ちあき しんいち)。この話の主人公です。

 

ピアニストの千秋雅之(ちあきまさゆき)の息子だということです。

 

どうやら彼は,この桃ヶ丘音楽学園の有名人のようです。

 

優秀な生徒しか教えないカリスマ教師 江藤(えとう)先生の一番のお気に入りで,選抜学生コンサートへの推薦ももらっているそうです。

 

校舎の2階の窓から千秋さまを噂する3人の女生徒たち。

 

千秋のレッスンを聞きに行こうと提案する女子生徒の一人に対して,もう一人の女子生徒は,「そのまえにお昼 お昼!」と言って,自分の持ってきたお弁当の方を振り返ります。

 

しかし,その女子生徒のお弁当は,3人目の女子生徒に食べられているではありませんか!

 

デパ地下の限定20食の弁当を幸せそうに頬張る女子生徒。

 

その子の名前は「のだめ」。この話のもう一人の主人公です。

 

千秋さまは,レッスン中です。

 

どうやら噂のカリスマ教師 江藤先生のレッスンを受けているようです。

 

ピアノを弾きながらも,千秋さまの心の中は,指揮課の早川君がドイツへ留学することへのジェラシーでいっぱいです。

 

乱暴にピアノを叩く千秋さま。

 

「なーにやっとんじゃー ゴルァ!!」とひげ面の江藤先生のハリセンが千秋さまの横っ面をひっぱたきます。

 

と同時に千秋さまが見ていた楽譜もピアノから吹っ飛びます。

 

江藤先生は,そこに総譜(そうふ ※指揮者だけが使う楽譜のことです)がはさんであるのを見つけます。

 

「おまえ指揮者にでもなるつもりか?」と千秋さまに聞く江藤先生。

 

「ピアノもろくに弾けんくせに」といいかけたところで,千秋さまの怒りが爆発します!

 

俺に余計な事を教えんな!とまでいいはなちます。

 

ここまで言われては,江藤先生も黙っていません。

 

もう自分のレッスンに来る必要はない。

 

選抜学生コンサートも別の生徒に出てもらうと千秋さまに言い渡します。

 

「そうだよ」「オレは指揮者になりたいんだ」と心の中で打ち明ける千秋さま。

 

父に連れられて聞きにいった世界的な指揮者セバスチャーノ・ヴィエラの指揮する音楽に夢中になった子供のころ。

 

彼こそが冒頭の写真に写る千秋のあこがれの人であり,目標の人なのでした。

 

自分が本当にやりたい指揮者の勉強をやれない現状に失望する千秋さま。

 

呆然(ぼうぜん)と校舎内を歩いていると,ベートーヴェンのピアノ・ソナタ<悲愴(ひそう)>が聞こえてきます。

 

最初,デタラメのように聞こえたのですが,「デタラメだけど間違ってるんじゃない…」と気づきます。

 

「すごいうまい!」

 

「なんだこれ?」

 

千秋さまは驚きを隠せません。

 

誰なのかを確かめようとピアノを弾いている人の教室に行こうとします。

 

すると,誰かに腕をつかまれます。

 

振り返ると,そこにはプライドの高そうな巻き毛の美女。

 

「彩子(さいこ)…」と千秋さまが呼ぶ女性と夜のバーでお酒を飲むシーンに変わります。

 

彩子は,千秋さまが江藤先生のレッスンを受けられなくなったことをすでに知っています。

 

すぐに謝って江藤先生のところに戻るように勧める彩子。

 

しかし,千秋さまは「別にピアニストになりたいわけじゃない。」と言って受け入れません。

 

「なら,指揮課に進学すればいいのに。」と勧める彩子に対して,

 

千秋さまは「オレの先生はヴィエラ先生だけだから,余計なことを教わりたくない。」と言い返します。

 

この答えにイラつく彩子。

 

「だったらさっさと留学すればいいのに。」

 

「バッカみたい。飛行機が怖くて乗れないなんて。」と千秋さまを挑発します。

 

なんと,千秋さまは飛行機が苦手だったんですね。

 

日本での将来が見えない千秋さまは,彩子の実家が経営する「多賀谷楽器の社員にでもしてもらおーかな。」などと軽く言います。

 

「帰るなよ。今日。」

 

男を出して誘う千秋さまに対して,彩子が放った言葉は,

 

「わたしたち もうそーゆー関係じゃないんだから。」でした。

 

彩子は「負け犬なんかキライ!」と言い捨てて帰ってしまいます。

 

「フーン♪フーン♪」と鼻歌を歌いながら,のだめがマンションに帰ってきます。

 

自分の部屋の前に男の人が眠り込んでいます。

 

「なんとか先輩…」。のだめは,自分の部屋の前に座り込んで寝ている千秋さまの名前を覚えていません。

 

千秋の薄れていく意識の中で昼間校舎の中で聞いたベートーヴェンのピアノ・ソナタが聞こえてきます…。

 

ゴミだらけの部屋で千秋が目覚めると,そこにはジャージ姿でピアノを弾く女の子が一人。

 

この子の名前は「野田 恵(のだ めぐみ)」。これが,千秋とのだめの初めての出会いでした。

Lesson2

「ここはどこ?」「あなたはだれ?」

 

自分が現在置かれている状況がわからない千秋さま

 

うっかりそばにあった空きカンを倒すとコバエが舞い飛びます。

 

ピアノを止めて振り返るのだめ。笑顔が張り付いていて怖いです。

 

「思い出した!千秋先輩!」

 

のだめも名前を思い出したようです。

 

「昨日のこと覚えてましゅか~?」

 

もちろん千秋さまは覚えていません。思い出したくもないといった感じで,のだめの部屋から走り出ます。

 

ここで初めて自分が隣の部屋にいたことに気づきます。なんとのだめの部屋と千秋の部屋は隣同士だったのです!

 

とりあえずいつも通りに登校する千秋さまですが,すぐにのだめに見つかります。

 

部屋に忘れていったベルトをもって走ってくるのだめ。

 

誤解(ごかい)されるような発言を繰り返すのだめ。

 

のだめは昨日,千秋のことを一緒に噂していた友人二人に問い詰められます。

 

千秋の寝言を面白そうに語るのだめ。友人たちはドン引きです。

 

場面は変わって,千秋さまのピアノの担当講師変わったことを告示するプリントが張り出されています。

 

「谷岡肇」(たにおか はじめ)

 

千秋さまは,知らない先生のようです。

 

レッスン中の谷岡先生を偵察すべく,教室をのぞき見する千秋さま。

 

そこにいたのは,のだめ!

 

谷岡先生は,笑いながらレッスンをつけています。課題もふざけたものばかり。とても真剣に音楽に取り組んでいるようには見えません。

 

この光景を見て青ざめる千秋さま。こんな奴のレッスンを受けるのか…。

 

そこに通りかかるピアノ課の生徒と思われる二人。

 

谷岡先生は,「落ちこぼれ専(せん)」と言われているらしいです。

 

自分が「落ちこぼれ」扱いされていることに愕然とする千秋さま。

 

再び場面は変わって,彩子が合コンの誘いを受けています。

 

が,即座に断る彩子。

 

表向きの理由は,テストがあるから喉(のど)の調子を整えたいとのことでしたが,

 

指揮課の早川君の姿を見たとたん,彼の方に走り寄ります。

 

そのことですべて察する彩子の友人たち。

 

彩子は,千秋さまから早川君に乗り換えたのだと悟ります。

 

その様子を建物の陰から見ている千秋さま。

 

家に帰り,悔しさのあまりモノにあたりちらします。

 

自分の音楽家としての将来がうまく開いていかないことにいらだちを募らせる千秋さま。

 

ベランダでたばこを吸っています。

 

「脱出できないなら,いっそ音楽なんかやめてしまおうか…」とまで思い詰めています。

 

と,そこに鼻を突くにおい。

 

隣のベランダを見ると,ゴミの山!正体不明の液体がこちらのベランダに流れてきます!

 

のだめの部屋です。

 

ピンポンを連打して,のだめを呼び出す千秋さま。

 

のだめが出てくると,部屋にずかずかと入ります。

 

そこは,ゴミの山でした。

 

同じマンションとは信じられない。

 

きれい好きの千秋さまは,のだめに掃除道具を持ってくるように命令します。

 

1年前に作ったクリームシチュー,洗濯物に生えたキノコ,正体不明のカビ?…。

 

千秋さまには全てが許せません。

 

数時間の後,完璧に掃除を終えました。

 

きれいになった部屋でピアノを弾き始めるのだめ。

 

千秋の聞いたことのない曲です。どうやらのだめのオリジナルの曲のようです。

 

聞いたことはない曲なのですが,のだめの技術は抜群です。才能があるのがわかります。

 

正式な教育をベースにのだめにピアノを教える千秋。自由に弾くのだめ。

 

のだめと一緒に弾いているとピアノの面白さに気づかされます。

 

千秋は,のだめに言います。

 

「カンタービレ(歌うように)!」

 

いつしか夜になっていました。

Lesson3

「連弾(れんだん)?」(二人で同時にピアノを演奏することです。)

 

新しくピアノの担任になった谷岡先生は,千秋にのだめとピアノ2台の連弾でピアノを弾くという課題を提案してきます。

 

のだめとの連弾レッスンに不服な千秋。

 

理由は,千秋から見てのだめのピアノの弾き方がめちゃくちゃなことにあるようです。

 

しかし,谷岡先生は,「この大学でいちばんピアノがうまく」「指導力もある。」千秋にならできるといいます。

 

課題曲はモーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ ニ長調」です。

 

のだめはこの曲を知りません。千秋も知りません。

 

気長に練習していいよという谷岡先生に対して,千秋は,1回楽譜を読んだだけで演奏を合わせようといいます。

 

しかし,いきなり弾き間違えるのだめ。

 

何度やっても上手くあいません。

 

なんでこんなにめちゃくちゃなのか理解に苦しむ千秋。

 

ふと隣を見ると,なんとのだめは目をつぶって弾いています!

 

楽譜を見ていないのです!

 

あわないわけです。

 

谷岡先生によると,のだめは耳がいいから音で聴いて曲を覚えてしまうのだそうです。

 

学校が終わってからも,のだめの部屋でピアノの練習をしようと押しかけてくる千秋。

 

ずかずかと入っていった千秋が見たものは,掃除をしてから1週間もたっていないのに再び汚れ始めている部屋でした。

 

しかし,のだめはのだめなりに練習はしているようです。

 

まだ完全に覚えてはいないものの,覚えようと努力はしているようでした。

 

そんなのだめに対して,千秋は,自分が弾くから楽譜を見て耳で覚えろと言います。

 

楽譜通りに正確に弾く千秋。

 

驚くのだめ。

 

指揮者志望の千秋にとって,楽譜通りに正確に弾くということは当然すぎることなのでした。

 

その後も練習を重ねる二人。

 

楽譜通りに弾けるようにはなってきたのですが,千秋は何か違和感を感じます。

 

楽譜通りに弾くことがのだめのためになっているとは思えないのです。

 

1週間後,二人は,谷岡先生の前で連弾を披露することになりました。

 

楽譜通りにひかなければと緊張するのだめに対して,千秋は,

 

「今日は自由に弾いていいから。」と言います。

 

千秋には,特別な才能を持つのだめが自由に弾いても自分ならそれに合わせることができるという自信があったのです。

 

いよいよ始まりました!

 

予想通り自由に弾き始めるのだめ。

 

口をとがらせ自分の世界に入っていきます。

 

しかし,千秋はそれに合わせます。

 

二人だけの長い練習がそれを可能にしたのです。

 

弾き終わり,余韻(よいん)にひたる千秋。

 

谷岡先生の口から出たのは,千秋をほめる言葉でした。

 

「よかったねぇ,千秋君。なんか壁越えたみたいで。」

 

当初,谷岡先生は,ピアノが上手い千秋が,後輩であるのだめを指導するという形で連弾レッスンを提案してきました。

 

しかし,その実,この連弾は千秋の為のレッスンだったのです。

 

谷岡先生の深い考えに心打たれる千秋。

 

千秋は,「おれは日本でもっとやれることがある。」と覚悟を新たにするのでした。

Lesson4

ここは学校法人 桃ヶ丘音楽学園。

 

校内では,思い思いに音楽学校の生徒達が練習しています。

 

その校内を「平凡(へいぼん)!」「平凡!」「みーんな平凡!」と心の中でつぶやきながら大股で歩いていくのは,金髪にサングラス,派手なカバンをぶら下げた青年です。

 

女子生徒からは「あー,あの人”裏軒(うらけん)”のお兄ちゃんだよー!」と言われています。

 

裏軒というのは,学校の裏の中華屋さんで,味は美味しいようです。

 

「あー おなかへってきた~」「お昼にしよう!」

 

友達のおにぎりをまたも盗み食いするのだめ。

 

場面は変わり,校内の練習室でパイプ椅子に足を乗せながら気持ちよさそうに「ギャガガゴガガ」とエレキバイオリンを演奏しているのは,さっき歩いていた金髪の青年です。

 

彼の名前は峰 龍太郎(みね りゅうたろう)。ヴァイオリン科の2年生です。

 

文化祭でやるバンドの曲を何にしようかと聞く峰君に対して,彼の友達は,峰君に来週ヴァイオリンのテストがあることを告げます。

 

「そんなエレキばっかやってて大丈夫かよ?また留年(りゅうねん)したらどーすんだ」と心配されます。

 

峰君は,その友達が連れてきてくれた試験のためのピアノ伴奏者に逃げられたらしいです。

 

そのピアノ伴奏者とは,ほかならぬ千秋さまなのでした。

 

峰君の回想の中で千秋さまは,峰君に対してひとこと「へたくそ」と言い捨てます。

 

自分にあった別のピアノ伴奏者を探してほしい!とわめく峰君。

 

そのとき,突然峰君のエレキヴァイオリンの電源が切れます。

 

教室の外に出て犯人を捜す峰君。

 

すると,そこにはのだめが。

 

延長コードにつまずいておにぎりを落っことしてしまったことを嘆くのだめに,峰君は試験の為のピアノの伴奏者をしてくれないかとお願いします。

 

場面は変わり,自分の部屋で料理を作る千秋さま

 

「そろそろ最終楽章(さいしゅうがくしょう)」

 

どうやらフライパンの焼ける音で料理の仕上がり具合がわかるようです。

 

と,そこに「ピンポーン」と呼び鈴の音。

 

のだめです。

 

最近,のだめは千秋さまの部屋に来て,一緒にご飯を食べているようです。

 

千秋さまの作った「地鶏(じどり)のカプリ風」をごちそうになった後,

 

のだめは,寝ころびながら「結婚っていいもんですね~?」などと言います。

 

食後にのだめは,千秋さまからベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ5番「春」の伴奏を教わります。

 

のだめが伴奏で弾くことになっているそうです。

 

なんだかんだで,のだめのピアノに対する情熱に関心する千秋さまなのでした。

 

翌日。

 

気持ちよさそうにヴァイオリンを奏(かな)でる峰君。

 

それに合わせて伴奏を弾くのだめ。

 

二人の息はピッタリのようです。

 

「す,すげ~。」「一発であっちゃったよ…。」

 

自分が評価されなかったのは,今までの伴奏者が悪かったという結論に至る峰君でした。

 

「今度の試験は絶対いける!」

 

場面は変わり,うわの空で谷岡先生のピアノのレッスンを受ける千秋さま。

 

集中できていないようです。

 

谷岡先生から,「野田くん呼んでこようか?」とまで言われてしまいます。

 

気分転換にベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタを弾く千秋さま。

 

昨日,のだめと一緒に練習した曲。

 

ため息をつきつつ,学校から帰る千秋さま。

 

夕食を何にしようか考えています。魚料理を考えているようです。

 

帰り道,「裏軒(うらけん)」と書かれた看板の店の中からどこかで聞いた声が聞こえてきます。

 

覗き見する千秋さま

 

そこには,裏軒の名物のチャーハンを美味しそうに食べるのだめの姿が。

 

その隣には,峰君。

 

千秋さまは,その時,のだめに伴奏を頼んだのが峰君であることを知ります。

 

もはやのだめが夕食を食べに来ないであろうことを確信した千秋さまは,内心の動揺もあって「たこ焼きのり弁当」などというしょうもない弁当を買ってきて,一人食べます。

 

やはりまずい。それは単に弁当がまずいからなのか,それとも一人で食べるからなのか…。

 

のだめが自分の部屋に来ていたのは,自分が作る夕ごはん目当てだったという結論に達し,千秋さまは怒ります。

 

「ばかばかしい!」

 

千秋さまは,一人恩師のヴィエラ先生のCDを聞きながら,眠りにつくのでした。

 

朝の5時。部屋のチャイムを鳴らす音がします。

 

のだめだと思った千秋さまは,怒りと共にドアを開けます!

 

しかし,そこにいたのは,のだめではなく彩子でした。

 

勘違いとはいえ怒声を浴びせられた彩子は涙ぐみます。

 

すると,ちょうどそこにのだめが現れます。

 

しかし,千秋さまはのだめを無視して彩子を自分の部屋に招き入れます。

 

ショックを受けるのだめ!

 

「ガーン…」

Lesson5

 

千秋さまと彩子は,千秋さまの部屋から一緒に登校します。

 

物陰からのぞき見るのだめ。

 

「どガーン…」

 

「彼女いたんですか…」

 

のだめの友達は,のだめが欲しいといっていた口紅を買ってきてくれました。

 

しかし,のだめは校内のベンチにうずくまったまま動きません…。

 

そこに峰君がヴァイオリンの練習のためにやってきます。

 

「今日もふたりのきずなを深めよーぜ!」

 

のだめを引きずっていく峰君。

 

のだめの友達は,「のだめ…」「よかったね?」と2人の仲を勘違いしています。

 

校内の練習室。不機嫌な峰君。

 

そこには,ピアノに座ったまま放心状態ののだめがいます。

 

まるで抜け殻です。

 

峰君は,のだめから理由を聞きます。

 

のだめに好きな人がいること,その人には彼女がいるらしいということを。

 

峰君は,試験に向けて自分のピアノの伴奏者であるのだめにきちんと弾いてもらう必要がありました。

 

そのためには,のだめに立ち直ってもらう必要があります。

 

峰君は,のだめの恋の手助けをすることにしました。

 

のだめの相手は-

 

…千秋さまです。自分を「へたくそ」呼ばわりしたあの男。

 

千秋の恋人は-

 

…彩子です。

 

美人で成績優秀。おまけに多賀谷楽器の社長の娘で金持ちです。

 

峰君は,のだめに「勝ち目はない。」とはっきり言います。

 

大学からの帰り道,彩子は,千秋さまに「今日もどっか飲みに行きましょーよ」と誘います。

 

しかし,家に帰って練習したい千秋さまは,乗り気ではありません。

 

結局,二人でお酒を飲みに行くことに…

 

彩子は,今度やるオペラ公演の主役をそれまでライバルとも思っていなかった相手に奪われたそうです。

 

それでくさっていたのです。

 

「酒とタバコはのどに悪いんだろ。」と声楽科である彩子をきづかう千秋さまに対して,

 

彩子は,「セックスもね~?」と返します。

 

「そういう話なら彼氏にしろ!」と返す千秋さま。

 

よくよく聞いたら,指揮科の早川君(Lesson1)とやらは,彼氏でもなんでもないそうです。

 

ヨリを戻さない?と誘う彩子に対して,千秋さまは,

 

「負けメス犬はキライだ」と返します。

 

仕返しではないと千秋さまは言いますが,どう見ても仕返しです。

 

千秋さまが自宅に帰ってベランダでたばこを吸っていると,隣の部屋からピアノとヴァイオリンの音が聞こえます。

 

どうやら峰君と一緒に練習しているようです。

 

隣の部屋に場面はうつりますが,峰君とのだめの表情はさえません…。

 

のだめは千秋と彩子の関係からまだ立ち直れていないようです。

 

立ち直るように励ます峰君。

 

「なあ」「それならいっそ,オレとつきあわねーか」とも言ってみますが,

 

のだめの表情は,汚いものでも見るような表情です。

 

「先輩に会いたい…」

 

「千秋先輩の料理が食べたい~!!」

 

千秋さまから料理を作ってもらっていることに峰君は驚きを隠せません。

 

それならのだめに見込はある!男が女に料理を作ってくれるなんて普通しない!

 

彩子から千秋を寝盗(ねと)ってしまえ!と峰君はのだめをけしかけます。

 

女の武器を使って直接男の本能(ほんのう)に訴えかけるんだ!

 

峰君は,セクシーな服を着せたり,もうちょっと色っぽいメイクにしろとかのだめに親身になってアドバイスをしてくれます。

 

しかし,何か違っているような…

 

そこに,千秋さまが現れます。勝手にのだめの部屋に入ってきてます。

 

「なんの相談をしてるんだ?おまえら」

 

その迫力にたじろぐ峰君。

 

「きてくれた。」「わたしに会いに…」

 

振り向いたのだめの顔は,

 

重ねぬりし過ぎて,人形のようなメイクになっていました…。

 

驚く千秋さま

 

「それよりなんだ!?」「さっきの演奏は!?」

 

「聞くに耐えん!」

 

「騒音!」

 

「近所迷惑だ!!」

 

言いたい放題です。

 

のだめをかばう峰君に対して,千秋さまは

 

「おまえ…」

 

「本気で自分がうまいと思ってンの?」

 

峰君は,全国のジュニアコンクールで3位になったことだってあるんだぞ!と言い返します。

 

そんな峰君に対して,千秋さまはヴァイオリンを貸せと言います。

 

そして,実際に弾いて見せます。

 

曲目は,峰君の試験の課題となっているベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ5番「春」

 

バカうまいーーーー

 

千秋さまは,「ジュニアなら,ウィーンのコンクールで優勝したことがある。」としれっと自慢します。

 

「少しなら教えてやってもいいけど?」

 

あくまでも上から目線で協力を申し出る千秋さまなのでした。

Lesson6

ポップス,ジャズ,ロック。クラシック界から飛び出し活躍するヴァイオリニストはたくさんいる。

 

自分の夢をそう語る峰君に対して,

 

千秋さまは,面倒くさそうに,好きにすればいいといいます。

 

ヴァイオリンは,正確さを求められます。

 

リズム,音程,曲を楽譜通りに正確に!

 

いくら自分なりに曲を表現しようと1か所の間違いを追及される。

 

そんな教え方に対して,峰君はうんざりしています。

 

場面は変わり,峰君の課題曲であるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ5番「春」がわからないと千秋さまに泣きつくのだめ。

 

そんなにわからないならCDを一回聞いてみろという千秋さま

 

のだめは千秋さまの言うとおり,通してCDを聞きました。

 

その後,千秋さまにヴァイオリンを弾いてもらい,伴奏をあわせるのだめ。

 

大分改善されています。

 

「一回CD聞いただけでこれだ…。」「恐ろしいやつ…」

 

千秋さまは,あらためてのだめの才能に驚きを隠せません。

 

峰君とは,うまくあわせられなかったのに,峰君は「気持ちよかった」と言っていたことを不思議があるのだめ。

 

千秋は,「そーゆーのは,いわゆる…」

 

のだめは千秋の言っていたことの続きを翌日の練習用の教室で峰君に伝えます。

 

「オナニープレイってゆーんだよ!」

 

次々に千秋からのきびしい指摘を峰君に伝えるのだめ。

 

がっくりと肩を落とす峰君。

 

ピアノもうまくて,ヴァイオリンも自分よりもうまい。

 

何一つ勝てない千秋からの上から目線のアドバイスに峰君の心は折れる寸前です。

 

しかし,そんな峰君に対してのだめは,

 

千秋は峰君を決して下手だとはいっていないこと,

 

表現が面白いこと

 

ソロ(一人で演奏する部分)はいいこと

 

を伝えます。

 

気を取り直す峰君。

 

夜を徹して峰君とのだめの練習は続きます…。

 

試験は明日。

 

試験当日の朝。

 

千秋が学校に行こうと玄関のドアを開けると,

 

なんとのだめが倒れています!

 

どうやら風邪をひいたらしいです…。

 

焦る峰君。

 

代役の伴奏のピアノは…。

 

千秋さまが買って出ました!

 

練習なしの一発勝負です。

 

峰君の順番は,ヴァイオリン科で一番うまいと評判の中村君の後です。

 

一番うまい人の次に演奏するのですから,順番的には最悪です。

 

順番を待っている間に,話をする峰君と千秋さま。

 

「いいよな…。努力しないでも報われている奴は…」

 

愚痴ともねたみともつかない文句を言う峰君。

 

それに対して,千秋さまは,ヴァイオリンもピアノも3歳からやっていること,

 

大学に入るまでは,朝から晩までヴァイオリンづけだったことを話します。

 

そして,本当は指揮者の勉強がやりたいことも。

 

ついに峰君の試験の番が来ます。

 

「好きに弾いていいから」と千秋さまは言います。

 

峰君は,最初からトバします。

 

好きに弾いていいといったそばからの稲妻のような演奏。

 

しかし,そこに千秋さまは抜群のテクニックでピアノの伴奏を合わせます

 

ためいきをつく審査員の先生たち。

 

千秋さまのピアノのテクニックは,自由に弾いている峰君すらも安心感で包むものでした。

 

審査は終わり,峰君よりも千秋さまのピアノのテクニックにほめ言葉が集まります。

 

試験が終わった峰君にバンド仲間の友達が,ゲーム会社に内定が出たことを伝えます。

 

これでしばらくは遊べる。またバンドをやろうと峰君を誘います。

 

しかし,そんな友達に対して,峰君は,

 

「悪いがバンドは解散する。」

 

「おれはクラッシク一本で生きていく!」

 

と高らかに宣言するのでした。

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